JP5020470B2 - 無線通信端末装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信端末装置に関し、特に、通信方式切替時のデータ通信速度向上技術に関する。
複数の無線モードで同時に動作することができ、2以上の通信システムを切り替えて基地局と通信を行う無線通信端末として、CDMA2000 1x(以下、「1x」と呼ぶ)方式の携帯電話ネットワークと、CDMA 1xEV−DO(1x Evolution Data Only;以下、「EV−DO」と呼ぶ)方式の高速データ通信ネットワークを切り替えて通信するものが知られている。
この1x方式における下り(基地局から端末方向)の最大スループットは144Kbpsであり、EV−DO方式における下りの最大スループットは2.4Mbpsであり、両者には大きな相違がある。また、1x/EV−DOハイブリッドシステムでは、EV−DO方式から1x方式へ切り替えて(ハンドダウンして)データ通信を継続することができるが、高速なEV−DOでのデータ通信中にハンドダウンが起きると大きなパケットロストの発生につながる。これは、ハンドダウン時のネットワーク通信経路の切り替えの際、該パケットを中継する基地局の圏内から端末が移動し、切り替え前に送信されたデータの宛先がなくなってしまうことによるものである。また、高速な伝送経路から低速な伝送経路に切り替わることによって輻輳も発生する。
図13は、従来のハンドダウン処理のシーケンス図である。
無線通信端末(AT)は、EV−DO方式の無線基地局(AN)とEV−DO方式によって通信している。このとき、無線通信端末(AT)と無線基地局(AN)と間の通信品質が劣化すると、無線通信端末(AT)は、DRC NULL Cover信号を送信し、基地局からのデータの送信を停止させる。その後、無線通信端末(AT)は、Connection Close信号を送信して、EV−DO方式の無線基地局(AN)とのEV−DO方式による通信を停止する。
その後、無線通信端末(AT)は1x方式の無線基地局(BS)との間でコネクションを確立する。その後、無線通信端末(AT)は無線基地局(BS)との間でPPPによるセッションを確立する。そして、無線通信端末(AT)は1x方式の無線基地局(BS)との間で1x方式による通信を開始する。
3GPP2 C.S0024 Ver4.0 "CDMA2000 High Rate Packet Data Air Interface Specification"
しかし、最大スループットの高いシステムから該システムよりは最大スループットの低いシステムにハンドダウンする従来の処理では、転送速度の違いによるパケットロストや輻輳発生を防ぐために、伝送経路上の各ノードにバッファ用のメモリを多く設けなければならず無駄が多かった。
また、ハンドダウンを行ってもハンドダウン前のシステムに不要なデータが流れ続け、システム効率が非常に悪いという問題があった。
さらに、TCPを使ったデータ転送を行っている場合に輻輳が発生すると、初期状態としてウインドウサイズcwndを1セグメントに設定して1パケットの送信から始めて、応答確認が返ると次は2パケットの送信というように、1パケットずつ送信パケット数を増やしていくスロースタートや、ウインドウサイズcwndを半分に設定する高速再転送が働くため、転送速度が上がるのに時間がかかるという問題があった。
本発明は、ハンドダウン時に、下りデータのTCPウィンドウサイズを変更して端末から通知することによって、受信データを一時的に停止する。さらに、ハンドダウン終了後、TCPウィンドウサイズを元に戻すことによって、パケットロスト、輻輳発生、不要なデータの送出を防ぐことを目的とする。
第1の発明の無線通信端末は、複数の無線通信システムを介してデータ通信が可能な無
線部と、前記複数の無線通信システムのうち一つのシステムを介してデータ通信を行っている際に、前記システムから該システムより最大スループットの低いシステムに切り替える場合は、前記データ通信を行っているシステムの基地局からのデータの送信を無線通信端末が停止させる前に、サーバが送信する連続送信可能なデータ量を低下させる信号を送信する制御部と、を備える。
第2の発明は、第1の発明において、前記制御部は、前記サーバが送信する連続送信可能なデータ量を低下させるために送信側から送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を変更して送信することを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を零に変更することを特徴とする。
第4の発明は、第2の発明において、前記システムの切り替えが終了する際に、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を最大値に変更することを特徴とする。
第5の発明は、第2の発明において、前記制御部は、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を変更して送信する際に、実際に送信すべきサーバから送信されてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を記憶しておき、前記システムの切り替えが終了する際に、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を前記記憶した値に変更することを特徴とする。
第6の発明のプログラムは、無線通信システムを介してデータ通信が可能な無線通信端
末が複数接続可能な情報端末に、前記複数の無線通信システムのうち一つのシステムを介してデータ通信を行っている際に、前記システムから該システムより最大スループットの低いシステムに切り替える場合は、前記データ通信を行っているシステムの基地局からのデータの送信を前記無線通信端末が停止させる前に、サーバが送信する連続送信可能なデータ量を低下させる信号を送信するような制御を実行させる。
第7の発明は、第6の発明において、さらに、前記サーバが送信する連続送信可能なデータ量を低下させるために送信側から送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を変更して送信するような制御を実行させる。
第8の発明は、第7の発明において、さらに、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を零に変更させる。
第9の発明は、第7の発明において、さらに、前記システムの切り替えが終了する際に、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を最大値に変更させる。
第10の発明は、第7の発明において、さらに、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を変更して送信する際に、実際に送信すべきサーバから送信されてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を記憶しておき、前記システムの切り替えが終了する際に、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を前記記憶した値に変更させる。
本発明によると、ハンドダウンに伴うパケットロストや輻輳が発生しにくく、データ伝送速度を速やかに回復することができる。また、不要なデータの送出を防ぐことができる。
また、輻輳が発生しにくいため、各ノードに設けるバッファ用のメモリの容量を削減することができる。よって、無駄が少ないシステムを設計することができる。
また、各セッションの最大スループット値に基づいて、システムを設計すればよいため、システムの設計が容易となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態の無線通信システムの接続状態を示すブロック図である。
サーバ1はネットワーク2を介してホームエージェント(HA)3に接続されている。ホームエージェント3は、PDSN(Packet Data Service Node)4A及びPCF(Packet Control Function)5Aを介してCDMA EV−DO方式の無線基地局(AN)6Aに接続されている。無線基地局6Aは圏内(電波塔からの通信範囲内)に存在する無線通信端末(AT)7と通信をする。
また、ホームエージェント3は、PDSN(Packet Data Service Node)4B及びPCF(Packet Control Function)5Bを介して1x方式の無線基地局(BS)6Bに接続されている。無線基地局6Bは通信圏内(電波塔からの通信範囲内)に存在する無線通信端末(AT)7と通信する。
図1には、EV−DO方式による通信時のサーバ1から無線基地局6Aへのデータの流れを実線で、1x方式による通信時のサーバ1から無線基地局6Bへのデータの流れを破線で示す。
この無線通信端末(AT)7は、1X/EV−DOハイブリッド端末なので、下り最大スループットが2.4MbpsのシステムであるCDMA EV−DO方式と、下り最大スループットが144KbpsのシステムであるCDMA2000 1x方式との双方の通信方式でパケット通信をすることができる。また、無線通信端末7が、EV−DO方式で通信しているときに、EV−DO圏外に移動した場合、1xの圏内であれば、パケット通信経路がEV−DOから1xに切り替えられるハンドダウンが行われる。
図2は、本発明の実施の形態の無線通信端末7の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の無線通信端末(携帯電話端末)7は、1xシステムと、EV−DOシステムとを切り替えて基地局6との間をハンドオフを行って移動しながら通信する無線通信端末である。
アンテナ10は、無線処理部11に接続されており、無線基地局6からの電波を受信し、無線基地局6に対し電波を送信する。無線処理部11は、1x無線部及びEV−DO無線部から構成されている。
1x無線部は、アンテナ10から送信する1x方式の高周波信号を生成する送信部、及び、アンテナ10で1x方式の受信した高周波信号を増幅、周波数変換等をして、ベースバンド信号として情報処理部12に出力する受信部によって構成されている。また、EV−DO無線部は、アンテナ10から送信するEV−DO方式の高周波信号を生成する送信部、及び、アンテナ10でEV−DO方式の受信した高周波信号を増幅、周波数変換等をして、ベースバンド信号として情報処理部12に出力する受信部によって構成されている。
情報処理部12は、ベースバンド部及び無線制御部によって構成されている。ベースバンド部は、ベースバンド信号を復調する。また、信号を変調し、ベースバンド信号を生成する。
無線制御部では、記憶装置13に記憶されたプログラムを実行することによって、1xシステム及びEV−DOシステムの二つのシステムの通信を制御する。具体的には、1xシステムとEV−DOシステムの切り替えを制御する。特に待受中は、所定の時間間隔で二つの通信システムを選択的に切り替えて、両通信システムにおいて着信を待ち受ける。また、無線処理部11によって送受信される周波数や、送受信タイミング、送信する電波の出力を制御する。
記憶装置13は、無線通信端末6の動作に必要な情報、制御プログラム及び各種データを記憶する。
入力部14は、文字、数字の入力、無線通信端末7への動作の指示を受け付ける。
表示部15は、情報処理部12によって制御され、文字情報、画像情報、無線通信端末7の動作状態(電波強度、電池残量、時刻)等を表示する液晶表示パネルと、液晶表示パネルを照明するバックライトによって構成される。
受話部16は、情報処理部12で復調された信号を変換して、音響信号を出力する。
送話部17は、入力された音響信号を電気信号に変換する。
図3は、本発明の実施の形態のTCPヘッダの構成図である。
受信側(無線通信端末7)から送信側(サーバ1)に送信される確認応答(ACK)のTCPヘッダの所定の箇所にはTCPウィンドウサイズ情報が含まれている。このウィンドウサイズ(受信ウインドウサイズ)とは、送信側から送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量(バッファ)を示す値であり、具体的には、受信側のTCP用の受信バッファの空き容量を示し(0〜65535)、TCPウィンドウサイズ=0の情報を含むACKパケットを受信した送信側ノードは、新たにTCPパケットを送信することができない。すなわち、TCPウィンドウサイズは送信側から連続して送信できるデータ量を表している。
また、TCPヘッダのフラグ領域には、このTCPパケットの属性を示すビットが含まれている。例えば、ACKフラグがONの場合は、このパケットは受信確認であることを示す。また、RSTフラグがONの場合は、このパケットはコネクションの強制切断を示す。また、FINフラグがONの場合は、このパケットはコネクションの正常終了を示す。
図4は、本発明の実施の形態のTCPウィンドウサイズによるフロー制御のシーケンス図である。
送信側からデータ(データ量=1460バイト)が送信されると、受信側は、TCPウィンドウサイズ(受信バッファの空き容量)を含めた確認応答(ACK)を返信する。受信側で受信パケットが直ちに処理できた場合には、確認応答には受信側での受信バッファの最大値(1460×22=32120バイト)が返信される。
しばらく、送信側からデータの送信が続くと、何らかの原因で受信側の受信バッファの空き容量がなくなることがある。このとき、受信側はTCPウィンドウサイズ=0の情報を含む確認応答を返信する。TCPウィンドウサイズ=0の情報を含む確認応答を受信した送信側は、データの送信を停止する。
そして、受信側で受信したパケットの処理が進み、受信バッファに空き容量が生じると、受信側はTCPウィンドウサイズとして、受信バッファの空き容量を送信する。すると、送信側はデータの送信を再開する。
図5は、本発明の実施の形態のハンドダウン処理のシーケンス図である。
本実施例では、下り最大スループットの高いシステム(EV−DOシステム)から、該システムよりは最大スループットの低いシステム(1xシステム)にハンドダウンする例を示す。
無線通信端末(AT)7は、EV−DO方式の無線基地局(AN)6AとEV−DO方式によって通信している。このとき、無線通信端末(AT)と無線基地局(AN)と間の通信品質が劣化すると、無線通信端末(AT)は、サーバ(CP)1に対し、TCPウィンドウサイズ=0の情報を含む確認応答を送信する。その後、無線通信端末(AT)は、DRC NULL Cover信号を送信し、基地局からのデータの送信を停止させる。その後、無線通信端末(AT)は、Connection Close信号を送信して、EV−DO方式の無線基地局(AN)とのEV−DO方式による通信を停止する。
その後、無線通信端末(AT)は1x方式の無線基地局(BS)との間でコネクションを確立する。その後、無線通信端末(AT)は無線基地局(BS)との間でPPP(Point to Point Protocol)によるセッションを確立する。
その後、無線通信端末(AT)は、サーバ(CP)1に対し、TCPウィンドウサイズ=初期値(受信バッファが空の状態の空き容量)の情報を含む確認応答を送信する。なお、このとき送信されるウィンドゥズサイズは、初期値ではなく、TCPウィンドウサイズ=0の情報を含む確認応答を送信する直前の受信バッファの空き容量や、PPPによるセッション確立時の受信バッファの空き容量を送信してもよい。しかし、ハンドダウン処理中もデータがバッファから読み出されていることから、通常の場合は、ハンドダウン終了時には初期値を送信すれば十分である。
そして、無線通信端末(AT)7は1x方式の無線基地局(BS)6Bとの間で1x方式による通信を開始する。
このように、ハンドダウン処理において、DRC NULL Coverの送信直前に、TCPウィンドウサイズ=0の情報を含むTCPパケットを送信し、TCPウィンドウサイズを変更する。そして、ユーザPPP確立直後にTCPウィンドウサイズを初期値に戻す。よって、ハンドダウン時にサーバからのデータの送信を直ちに停止することができ、ハンドダウンに伴う輻輳が発生しにくい。また、不要なデータをEV−DOシステムに流すことを防ぐことができる。また、ハンドダウン処理の終了後に、データレートを最低値から上げる必要がないので、データ送信速度を速やかに回復することができる。
図6は、本発明の実施の形態の無線通信端末の機能ブロック図である。図6に表される各機能は、ソフトウェアで実現されている。
本発明の実施の形態の無線通信端末では、以上説明した機能を実現するためにTCP Window Controllerが追加されている。
ソケット通信時には、ブラウザ等のアプリケーションソフトウェア100は、TCPスタック110、IPスタック120及びPPPスタック130を介して、TCP Window Controller140にデータを送信する。また、ダイアルアップ通信時には、シリアル接続(例えば、USB接続等)された後位端末は、シリアルIO180からPPPスタック130を介して、TCP Window Controller140にデータを送信する。
よって、すべてのデータは、PPPスタック130と、RLPスタック150との間に設けられたTCP Window Controller140を通過する。
なお、RLPスタック150は、無線区間の論理インターフェースであり、輻輳制御及びシーケンス制御を行っている。LACスタック160は、無線区間の物理インターフェースである。
TCP Window Controller140のデータ伝送経路には、スイッチ141、142が設けられており、ハンドダウン以外の状態ではPPPスタック130とRLPスタック150との間を直結する。よって、送受信データは、TCP Window Controller140をそのまま通過する。
H/D判定部149が、ハンドダウンシーケンスの開始を検出すると、スイッチ141、142はデータ伝送経路を切り替える。すなわち、スイッチ141は、RLPスタック150からのデータをTCP ACK処理部143に送る。また、スイッチ142は、PPPスタック130からのデータをPPP受信処理部144に送る。
TCP ACK処理部143は、snooping状態のとき、上位レイヤへ不連続なACK番号のTCPパケットを検出しないように破棄し続ける。
PPP受信処理部144は、基地局より、これ以上パケットを送らないように、ウインドウサイズを変更する。本実施例では、ウインドウサイズを0にしたパケットに書き換える。
PPP再構成部145は、書き換えられたTCPパケットをPPPスタック130へ再フレーム化する。
タイマ処理部146は、Recovery状態のとき、ウインドウサイズを元に戻したTCPパケットを再送するためのタイマとして用いられる。
TCP/IP処理部147は、IPパケット及びTCPパケットのヘッダ情報等を解析する。
パケット保存用バッファ148は、受信パケットを一時的に保存する。
図7は、本発明の実施の形態のTCP Window Controller140の動作状態の遷移図である。
TCP Window Controller140は、Idle、Snooping、Recoveryの3状態を有する。
Idle状態は、ハンドダウンが発生していない状態であり、初期化したTCPウィンドウサイズのパケットに対するAckを受信することによって、Recovery状態から遷移する。Idle状態では、TCP Window Controller140によるPPP受信処理及びTCP ACK処理は停止される。具体的には、Idle状態では、PPPスタック130とRLPスタック150との間は直結されており、TCP Window Controller140は、送信パケットに影響を与えない。
Snooping状態は、ハンドダウンの発生によって、Idol状態から遷移する。Snooping状態では、TCP Window Controller140によるPPP受信処理及びTCP ACK処理が行われる。具体的には、Snooping状態では、ハンドダウン発生直後の状態でPPPスタック130から送信されるPPPデータは、全てPPP受信処理部144へ送られる。このSnooping状態では、全てのTCP送信パケットのTCPウインドウサイズは”0”に書き換えられて送信される。
また、Snooping状態では、RLPスタック150からのデータは、全てTCP ACK処理部143へ送られる、大部分のパケットはそのままPPPスタック130へキューイングされるが、特定のTCPパケットは再送シーケンス等が働かないよう破棄される。
Recovery状態は、1xにおけるユーザPPPの確立によって、Snooping状態から遷移する。Recovery状態では、TCP Window Controller140によるPPP受信処理及びTCP ACK処理は継続するが、TCPウインドウサイズは初期値に戻される(図9参照)。具体的には、Recovery状態では、1xハンドダウンが完了し、ユーザPPPも確立し、TCPウインドウサイズを元に戻して送信し続ける。このRecovery状態でもPPPスタック130からの全てのPPPデータは、元に戻したTCPウインドウサイズのパケットに対するACKが戻るまで、PPP受信処理部144へ送られる。また、RLPスタック150からのデータも、TCP ACK処理部143に送られる。パケットを受信する度にTCP ACK処理を行う。
図8は、本発明の実施の形態のTCP Window Controller140によるPPP受信処理のフローチャートである。
TCP Window Controller140は、無線通信端末7から送信されるデータをPPPスタック130から受信し、RLPスタック150に送信する。TCP Window Controller140は、Idle状態以外では、PPPスタック130から受信した全てのパケットを、PPP受信処理部144へ送る。
まず、H/D判定部149は、無線通信端末7の動作状態を判定する(S101)。
その結果、Idle状態であれば、スイッチ142をスルー側に切り替えて、送信データをRLPスタック150にキューイングする(S108)。一方、Idle状態でなければ(Snooping状態、Recovery状態であれば)、スイッチ142を切り替えて、送信データをPPPスタック130から取り出して、PPP受信処理部144に送り、パケット保存用バッファ148に保存する(S102)。
次に、IPヘッダを参照して、パケットの種別を判定する(S103)。その結果、パケットがTCPパケットでなければ、ステップS108に進み、パケット保存用バッファ148に保存したパケットをRLPスタック150にキューイングする。
一方、パケットがTCPパケットであれば、TCPフラグを判定する(S104)。その結果、RSTフラグがONか又はFINフラグがONであれば、コネクションが切断されているためステップS108に進み、パケット保存用バッファ148に保存したパケットをRLPスタック150にキューイングする。
一方、RSTフラグもFINフラグもOFFであれば、無線通信端末7の動作状態を判定する(S105)。
その結果、Recovery状態であれば、パケット保存用バッファ148に保存した不要なパケットを破棄する(S109)。
一方、Snooping状態であれば、ウインドウサイズを”0”に書き換え(S106)、チェックサムを再計算してPPPパケットを再構築し(S107)、該再構築されたパケットをRLPスタック150にキューイングする(S108)。
図9は、本発明の実施の形態のTCP Window Controller140によるTCPウィンドウリセット処理のフローチャートである。
TCPウインドウリセット処理は、Snooping状態からRecovery状態へ遷移すると、すぐに実行され、TCPウインドウサイズを初期値(最大サイズ)に設定する。
まず、無線通信端末7の動作状態を判定する(S111)。
その結果、Recovery状態ではなければ、TCPウインドウサイズを変更する必要がないので、この処理を終了する。
一方、Recovery状態であれば、パケット保存用バッファ148に保存したパケットを取り出す(S112)。
TCPウィンドウサイズを初期値(16キロバイト)に書き換え(S113)、チェックサムを再計算してPPPパケットを再構築し(S114)、該パケットをRLPスタック150にキューイングする(S115)。
その後、監視しているTCPパケットのRTT(Round Trip Time)に基づいて再送タイマを起動する(S116)。
図10は、本発明の実施の形態のTCP Window Controller140による再送タイマタイムアウト処理のフローチャートである。
タイムアウトが発生すると、TCPウインドウリセットが再度実行される(S121)。
図11は、本発明の実施の形態のRTTの説明図である。
RTT(Round Trip Time)は、送信側からパケットを送信してから、受信側からそれに対応するパケット(例えば、ACKパケット)を受信するまでの時間であり、TCPスタック110で保持している情報である。
図12は、本発明の実施の形態のTCP Window Controller140によるTCP ACK処理のフローチャートである。
TCP Window Controller140は、無線通信端末7が受信したデータをRLPスタック150から受信し、PPPスタック130に送信する。TCP Window Controller140は、Idle状態以外では、PPPスタック130から受信した全てのパケットを、TCP ACK処理部143へ送る。
まず、H/D判定部149は、無線通信端末7の動作状態を判定する(S131)。
その結果、Idle状態であれば、スイッチ141をスルー側に切り替えて、受信データをPPPスタック130にキューイングする(S138)。一方、Idle状態でなければ(Snooping状態、Recovery状態であれば)、スイッチ141を切り替えて、送信データをRLPスタック150から取り出したPPPフレームの中のIPパケットを取り出して、TCP ACK処理部143に送る。そして、ウインドウサイズを初期値にして送信したTCPパケットに対する確認応答(TCP ACK)を待ち続ける(S132)。
次に、IPヘッダを参照して、パケットの種別を判定する(S133)。その結果、パケットがTCPパケットでなければ、ステップS138に進み、読み出したパケットをPPPスタック130にキューイングする。
一方、パケットがTCPパケットであれば、TCPフラグを判定する(S134)。その結果、RSTフラグがONか、FINフラグがONか、又はACKがOFFであればステップS138に進み、読み出したパケットをPPPスタック130にキューイングする。
RSTフラグはTCPコネクションの一方的な切断、FINフラグはTCPコネクションの終了を指し、コネクションを維持する必要がなくなるため上位レイヤへそのままスルーして一般的なTCPリセット、切断シーケンスが走るようにする。
また、ACKフラグは、通常ONのため、ACKフラグがOFFのデータは不正パケットである。
一方、RSTフラグがOFF、FINフラグがOFF、又はACKフラグがONのいずれかであれば、無線通信端末7の動作状態を判定する(S135)。
その結果、Snooping状態であると判定したら、ステップS140に進み、読み出したパケットを破棄する。
TCPの送信側では、パケットを送信する際、シーケンス番号とACK番号をセットし、TCPの受信側は前記パケットを受信するとACK番号として「シーケンス番号+データサイズ」を入れて送信側へ返す。TCPの送信側でもACK番号を把握しており、「シーケンス番号+データサイズ+α」のようにACK番号が飛んでいると、パケットが失われたと判断するため、パケットをスルーしてしまうと、上位レイヤでパケットが失われたと判断し、TCPのフロー制御である高速再転送や再送が発生するので、これを避けるためパケットを破棄する。
一方、Recovery状態であれば、TCPウインドウサイズを初期値して送信したTCPパケットに対するACKパケットか否かを判定する(S136)。このACKパケットを受信した場合、再送タイマを停止し(S137)、Idle状態に遷移する(S139)。その後、スイッチ141をスルー側に切り替え、RLPスタック150とPPPスタック130とを直結する。
なお、本発明は、前述した実施例に限定されるものではなく、例えば、EV−DOシステムと1xシステムの両システムを選択的に切り替えずに同時に待ち受ける無線通信端末にも適用できる。
また、本発明は、二つのシステム(通信方式)に限らず、二以上のシステムを利用できる無線通信端末にも適用できる。
また、本発明は、システム(通信方式)の異なる無線通信デバイスを複数接続して適宜システムを切り替えながら通信をシームレスに継続できるシームレス通信を行う情報端末の機能としても適用できる。
本発明の実施の形態の無線通信システムの接続状態を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の無線通信端末7の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態のTCPヘッダの構成図である。 本発明の実施の形態のTCPウィンドウサイズによるフロー制御のシーケンス図である。 本発明の実施の形態のハンドダウン処理のシーケンス図である。 本発明の実施の形態の無線通信端末の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態のTCP Window Controller140の動作状態の遷移図である。 本発明の実施の形態のTCP Window Controller140によるPPP受信処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態のTCP Window Controller140によるTCPウィンドウリセット処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態のTCP Window Controller140による再送タイマタイムアウト処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態のRTTの説明図である。 本発明の実施の形態のTCP Window Controller140によるTCP ACK処理のフローチャートである。 従来のハンドダウン処理のシーケンス図である。
符号の説明
1 サーバ
2 ネットワーク
3 ホームエージェント(HA)
4A、4B PDSN(Packet Data Service Node)
5A、5B PCF(Packet Control Function)
6A 無線基地局(AN)
6B 無線基地局(BS)
7 無線通信端末(AT)
130 PPPスタック
140 TCP Window Controller
141、142 スイッチ
143 TCP ACK処理部
144 PPP受信処理部
145 PPP再構成部
146 タイマ処理部
147 TCP/IP処理部
148 パケット保存用バッファ
149 H/D判定部
150 RLPスタック

Claims (10)

  1. 複数の無線通信システムを介してデータ通信が可能な無線部と、
    前記複数の無線通信システムのうち一つのシステムを介してデータ通信を行っている際に、前記システムから該システムより最大スループットの低いシステムに切り替える場合は、前記データ通信を行っているシステムの基地局からのデータの送信を無線通信端末が停止させる前に、サーバが送信する連続送信可能なデータ量を低下させる信号を送信する制御部と、
    を備える無線通信端末。
  2. 前記制御部は、前記サーバが送信する連続送信可能なデータ量を低下させるために送信側から送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を変更して送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 前記制御部は、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を零に変更することを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  4. 前記制御部は、前記システムの切り替えが終了する際に、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を最大値に変更することを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  5. 前記制御部は、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を変更して送信する際に、実際に送信すべきサーバから送信されてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を記憶しておき、前記システムの切り替えが終了する際に、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を前記記憶した値に変更することを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  6. 無線通信システムを介してデータ通信が可能な無線通信端末が複数接続可能な情報端末に、
    前記複数の無線通信システムのうち一つのシステムを介してデータ通信を行っている際に、前記システムから該システムより最大スループットの低いシステムに切り替える場合は、前記データ通信を行っているシステムの基地局からのデータの送信を前記無線通信端末が停止させる前に、サーバが送信する連続送信可能なデータ量を低下させる信号を送信するような制御を実行させるプログラム。
  7. さらに、前記サーバが送信する連続送信可能なデータ量を低下させるために送信側から送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を変更して送信するような制御を実行させる請求項6に記載のプログラム。
  8. さらに、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を零に変更させる請求項7に記載のプログラム。
  9. さらに、前記システムの切り替えが終了する際に、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を最大値に変更させる請求項7に記載のプログラム。
  10. さらに、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を変更して送信する際に、実際に送信すべきサーバから送信されてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を記憶しておき、前記システムの切り替えが終了する際に、前記サーバから送られてくるデータを一時的に記憶しておく容量を示す値を前記記憶した値に変更させる請求項7に記載のプログラム。
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