JP5018796B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録シートを加熱する加熱部材を備える画像形成装置に関する。
従来より、装置本体の背面側に形成した開口部を開閉するリアカバーと、開口部に対向して配置され、記録シートを加熱する加熱ローラと、を備えた画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。この画像形成装置では、リアカバーを開けたときに、加熱ローラが開口部に臨むようになっている。
特開平8−185076号公報
しかしながら、従来技術では、リアカバーを開放した際に開口部から塵埃等の異物が装置本体内に侵入すると、異物が加熱ローラに付着して、画像品質が低下するおそれがあった。
そこで、本発明は、異物の加熱ローラ(加熱部材)への付着を抑制することで、画像品質の低下を抑えることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、記録シートを加熱する加熱部材と、装置本体に形成された開口部を開閉するカバーと、前記加熱部材と前記カバーとの間に配置され、記録シートを搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラを支持する軸部とを備え、前記加熱部材が、前記軸部と当該軸部と対向する部材との間の隙間を通して前記開口部に臨むように配置される画像形成装置であって、前記カバーの開放動作に連動して、前記隙間を狭める方向に前記軸部を移動させる連動機構が設けられていて、前記搬送ローラとの間で記録シートを挟持して搬送するピンチローラをさらに備え、前記ピンチローラが、前記搬送ローラとともに移動可能であることを特徴とする。
本発明によれば、カバーを開放したときには、搬送ローラを支持する軸部と当該軸部と対向する部材との間の隙間が、移動する軸部によって狭められるので、開口部から装置内部に侵入した異物が隙間を通り難くなり、異物の加熱部材への付着を抑制することができる。
本発明によれば、搬送ローラを支持する軸部と当該軸部と対向する部材との間の隙間が、カバーの開放動作に連動して移動する軸部によって狭められるので、異物の加熱部材への付着を抑制することができ、画像品質の低下を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの構造を示す断面図である。 リアカバーと搬送ローラ等の関係を示す説明図であり、リアカバーを閉じた状態を示す説明図(a)と、リアカバーを開放した状態を示す説明図(b)である。 定着装置を後側から見た背面図であり、リアカバーが閉じているときの状態を示す背面図(a)と、リアカバーが開放されたときの状態を示す背面図(b)である。 図3(a)のX−X断面図(a)と、図3(b)のY−Y断面図(b)である。 加熱ローラと搬送ローラを動かすギヤ構成をピッチ円で示す説明図であり、リアカバーが閉じているときの状態を示す説明図(a)と、リアカバーが開放されたときの状態を示す説明図(b)である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの全体構成を簡単に説明した後、本発明の特徴部分の詳細を説明することとする。
また、以下の説明においては、レーザプリンタの使用時におけるユーザを基準にした方向で説明することとする。すなわち、図1においては、右側を「前側(手前側)」と称し、左側を「後側(奥側)」と称し、紙面垂直方向のうち奥側を「右側」と称し、紙面垂直方向のうち手前側を「左側」と称する。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
<レーザプリンタの全体構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体2内に記録シートの一例としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
装置本体2の後側の壁には、開口部2Aが形成されるとともに、この開口部2Aを開閉するリアカバー100が回動可能に設けられている。なお、リアカバー100の構造については、後で詳述することとする。
フィーダ部4は、装置本体2内の底部に着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板7を備えている。また、フィーダ部4は、給紙トレイ6の一端側端部の上方に設けられる給紙ローラ8および給紙パット9と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられる紙粉取りローラ10,11を備えている。さらに、フィーダ部4は、紙粉取りローラ10,11に対して下流側に設けられるレジストローラ12を備えている。
そして、このように構成されるフィーダ部4では、給紙トレイ6内の用紙3が、用紙押圧板7によって給紙ローラ8側に寄せられ、この給紙ローラ8および給紙パット9で送り出されて各種ローラ10〜12を通った後一枚ずつ画像形成部5に搬送される。
画像形成部5は、スキャナ部16、プロセスカートリッジ17、定着装置18などを備えている。
スキャナ部16は、装置本体2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20,21、反射鏡22,23,24などを備えている。そして、スキャナ部16では、レーザビームが図の鎖線で示す経路を通って、プロセスカートリッジ17の感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射される。
プロセスカートリッジ17は、スキャナ部16の下方に配設され、装置本体2に対して着脱自在に装着される構造となっている。そして、このプロセスカートリッジ17は、現像カートリッジ28とドラムユニット51とで主に構成されている。
現像カートリッジ28は、現像ローラ31、層厚規制ブレード32、供給ローラ33およびトナーホッパ34を備えている。そして、トナーホッパ34内のトナーは、アジテータ(符号略)で攪拌された後、供給ローラ33により現像ローラ31に供給され、このとき、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ31上に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴って、層厚規制ブレード32と現像ローラ31との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。
ドラムユニット51は、感光ドラム27、スコロトロン型帯電器29および転写ローラ30を主に備えている。そして、このドラムユニット51内において、感光ドラム27の表面は、スコロトロン型帯電器29により一様に正帯電された後、スキャナ部16からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、画像データに基づく静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持されているトナーが、感光ドラム27に対向して接触するときに、感光ドラム27の表面上に形成される静電潜像に供給される。そして、トナーは、感光ドラム27の表面上で選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像によりトナー像が形成される。
その後、感光ドラム27と転写ローラ30とは、用紙3を両者間で挟持して搬送するように回転駆動され、感光ドラム27と転写ローラ30との間を用紙3が搬送されることにより、感光ドラム27の表面に担持されているトナー像が用紙3上に転写される。
定着装置18は、ハロゲンヒータHHと、加熱部材の一例としての加熱ローラ41と、加圧ローラ42と、搬送ローラ200と、ピンチローラ300とを主に備えている。
ハロゲンヒータHHは、円筒状の加熱ローラ41内に配設されており、加熱ローラ41を内側から加熱している。
加熱ローラ41は、略円筒状に形成される金属製の部材であり、定着装置18のフレームに回転可能に支持されている。なお、この加熱ローラ41としては、例えば、アルミの円筒部材の表面をテフロン(PTFE:登録商標)コーティングしたものを採用することができる。
加圧ローラ42は、図示せぬバネによって加熱ローラ41に押圧されており、回転する加熱ローラ41と接触して従動回転するようになっている。なお、この加圧ローラ42としては、例えば、芯金の周囲にウレタンゴムを設け、このウレタンゴムの表面をテフロン(PTFE:登録商標)チューブで覆ったものを採用することができる。
搬送ローラ200およびピンチローラ300は、加熱ローラ41とリアカバー100との間で上下に対向して配置されており、定着装置18のフレームに回転可能に支持されている。そして、搬送ローラ200およびピンチローラ300は、これらの間で用紙3を挟持して後方に搬送している。なお、搬送ローラ200およびピンチローラ300の構造については、後で詳述することとする。
そして、このように構成される定着装置18では、ハロゲンヒータHHによって加熱ローラ41が加熱されることで、用紙3が加熱ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に用紙3上に転写されたトナー像が熱定着される。その後、用紙3は、搬送ローラ200およびピンチローラ300によって、排紙パス44に搬送される。なお、排紙パス44に送られた用紙3は、排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排紙される。
<リアカバーの構造>
次に、リアカバー100の構造について、詳細に説明する。
リアカバー100は、本体部110と、延出部120と、押圧部材の一例としてのカム部130とを備えて構成されている。
本体部110は、板状に形成されており、その一端部(下端部)に設けられる回動軸部111が装置本体2に回動可能に支持されることで、装置本体2に対して揺動して開口部2Aを開閉するようになっている。
延出部120は、本体部110から装置本体2内へ向けて延びるように形成されている。具体的に、延出部120は、図2(a)に示すように、回動軸部111の中心を中心として後述する搬送ローラ200の軸部210に接する円よりも外側に延びるように形成されている。
カム部130は、延出部120の先端部の上面(搬送ローラ200側の面)から突出するように形成されており、搬送ローラ200の軸部210を押圧するための押圧面131が側面視円弧状に形成されている。なお、前述した延出部120およびカム部130は、軸部210を安定して押すために、軸部210の両端部に対応した位置に1つずつ設けるのが望ましい。
以上のように構成されるリアカバー100は、図2(a),(b)に示すように、所定角度だけ回動するように図示せぬ規制部材で規制されている。そして、図2(b)に示すように、リアカバー100が開放された状態においては、カム部130の押圧面131で搬送ローラ200の軸部210がピンチローラ300とともに上方に押圧されるようになっている。
<搬送ローラおよびピンチローラの構造>
続いて、搬送ローラ200およびピンチローラ300の構造について、詳細に説明する。
図3(a)に示すように、搬送ローラ200は、左右方向(用紙3の幅方向)において複数間隔を置いて配置されている。そして、複数の搬送ローラ200は、円筒状に形成されており、各搬送ローラ200内を貫通するように各搬送ローラ200を支持する軸部210が各搬送ローラ200と同軸に設けられている。
軸部210は、定着装置18のフレーム180の左右の両側壁部181を貫通する長さで形成されている。そして、軸部210は、図3(a)および図4(a)に示すように、フレーム180の上壁部182と上下方向で対向するように配置されている。これにより、軸部210と、フレーム180の上壁部182(軸部210と対向する部材)との間に、上下の長さがL1となる隙間Gが形成されるようになっている。
ここで、フレーム180は、図4(a)に示すように、左右の両側壁部181と、上壁部182と、下壁部183とを有する略筒状の形状に形成されており、その前側および後側には、用紙3を通過させるための開口180A,180Bが形成されている。そして、装置本体2の開口部2A(図1参照)と、フレーム180の後側の開口180Bと、前述した隙間Gと、加熱ローラ41は、一直線上に並ぶにように配置されており、これにより、加熱ローラ41が、隙間Gと開口180Bを通して開口部2Aに臨むようになっている。
また、フレーム180の左右の両側壁部181には、軸部210を回動可能に支持するとともに、上下に移動可能に支持する溝部181Aが形成されている。これにより、図4(b)および図3(b)に示すように、前述したカム部130の押圧面131でフレーム180から外側に突出した軸部210が上方に押されると、軸部210が前述した隙間Gを狭める方向(上方)に移動するようになっている。
すなわち、本実施形態においては、前述した溝部181Aと、リアカバー100の延出部120に設けられたカム部130とによって、リアカバー100の開放動作に連動して軸部210を隙間Gを狭める方向に移動させる連動機構が構成されている。
なお、フレーム180の後側の開口180Bの下側部分は、遮蔽板184によって覆われている。この遮蔽板184は、軸部210が溝部181Aの上端に位置したときであっても、軸部210とフレーム180の下壁部183との間に形成される隙間を覆う大きさで形成されている。
図3(a)に示すように、ピンチローラ300は、複数の搬送ローラ200に対応して複数設けられ、各搬送ローラ200の上側にそれぞれ配置されている。各ピンチローラ300は、互いに間隔を開けて配置される一対の円板状のローラ本体部301と、ローラ本体部301の中心を貫通するように、ローラ本体部301に一体に形成される回転軸部302とを備えて構成されている。
そして、各ピンチローラ300は、図3(a)および図4(a)に示すように、フレーム180の上壁部182の後面から前方に向かって凹むように形成される複数の切欠部182A内に配置されている。切欠部182Aは、上下方向に貫通するように形成されており、その左右の各内面には、内側に開口するとともに上方に貫通する支持溝182Bがそれぞれ形成されている。
そして、ピンチローラ300の回転軸部302の両端部は、一対の支持溝182Bによって、回転可能に、かつ、上下に移動可能に支持されている。また、フレーム180の上壁部182の上面には、ピンチローラ300の回転軸部302を一対の支持溝182Bに付勢する線バネ310(弾性部材)が設けられている。
以上のように、ピンチローラ300がフレーム180の上壁部182に支持されることで、ピンチローラ300が搬送ローラ200とともに上下に一体に移動可能となっている。
また、加熱ローラ41の一端部と、搬送ローラ200の軸部210の一端部には、図5(a)に示すような加熱用ギヤ41Gと、搬送用ギヤ200Gとが一体に固定されている。加熱用ギヤ41Gは、加熱ローラ41と同軸に設けられており、加熱ローラ41と一体に回転するようになっている。
搬送用ギヤ200Gは、搬送ローラ200と同軸に設けられており、搬送ローラ200と一体に回転するようになっている。そして、加熱用ギヤ41Gと搬送用ギヤ200Gとの間には、加熱用ギヤ41Gに噛み合う第1アイドルギヤG1と、第1アイドルギヤG1と搬送用ギヤ200Gとに噛み合う第2アイドルギヤG2が配設されている。そのため、1つのギヤ(回転軸の直交方向には移動しないギヤ:例えば加熱用ギヤ41G)に図示せぬモータ等の駆動源からの駆動力が伝達されると、すべてのギヤが回転するようになっている。
第1アイドルギヤG1は、定着装置18のフレーム180に回転可能に支持されている。第2アイドルギヤG2は、搬送用ギヤ200Gとともに、板状の支持部材SPによって回転可能に支持されている。
支持部材SPには、搬送用ギヤ200Gの軸部210(搬送ローラ200の軸部210)を回転可能に支持する第1軸受部SP1と、第2アイドルギヤG2の回転軸部G21を回転可能に支持する第2軸受部SP2とが形成されている。
そして、支持部材SPの第2軸受部SP2と、定着装置18のフレーム180との間には、支持部材SPを介して第2アイドルギヤG2を第1アイドルギヤG1に押し付ける付勢部材の一例としてコイルバネ400が設けられている。
以上のように各ギヤが構成されることで、図5(b)に示すように、搬送ローラ200の上方への移動に伴って搬送用ギヤ200Gが上方に移動した場合であっても、搬送用ギヤ200Gと第2アイドルギヤG2は、支持部材SPで連結されることで、互いに噛み合った状態に維持される。また、この際、第2アイドルギヤG2は、コイルバネ400によって第1アイドルギヤG1に付勢されることで、第1アイドルギヤG1と噛み合いながら第1アイドルギヤG1周りを転動する。そのため、搬送ローラ200が上下に移動しても、各ギヤを確実に噛み合せた状態に維持することが可能となっている。
次に、リアカバー100の開閉に応じた搬送ローラ200等の動作について説明する。
図2(a),(b)の順に示すように、リアカバー100を開放すると、リアカバー100のカム部130によって搬送ローラ200の軸部210が上方に押圧され、搬送ローラ200とピンチローラ300が一体に上方に移動する。これにより、図3(a),(b)に示すように、軸部210とフレーム180の上壁部182との間の隙間Gの上下の長さがL1からL2にまで狭まる。これにより、装置本体2の開口部2Aから侵入する塵埃等の異物が加熱ローラ41周りに侵入することが抑えられる。
また、リアカバー100を閉めた際には、線バネ310の付勢力によって、ピンチローラ300と搬送ローラ200を、一体に下に移動させて初期位置に自動的に復帰させることができる。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
搬送ローラ200の軸部210とフレーム180の上壁部182との間の隙間Gが、リアカバー100の開放動作に連動して移動する軸部210によって狭められるので、隙間Gからの異物の侵入を抑えて加熱ローラ41への異物の付着を抑制することができ、画像品質の低下を抑えることができる。
搬送ローラ200の移動に伴って、第2アイドルギヤG2が第1アイドルギヤG1周りを転動するように構成されているので、1つの駆動源で加熱ローラ41と搬送ローラ200を回転させることができるとともに、リアカバー100の開閉に伴って各ギヤが外れることを防止することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、連動機構を、フレーム180に形成される溝部181Aと、リアカバー100の延出部120に設けられたカム部130とによって構成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、前記実施形態における溝部181Aの代わりに、揺動可能な揺動アームを採用し、この揺動アームの先端部で搬送ローラの軸部を回転可能に支持してもよい。この場合には、カム部130で揺動アームを押圧するように構成してもよい。
また、延出部120およびカム部130の代わりに、リアカバーの開閉を検知する光センサ等の検知手段と、軸部を押圧するシリンダと、検知手段からの信号に基づいてシリンダを制御する制御装置とを採用してもよい。
前記実施形態では、搬送ローラ200とともにピンチローラ300も移動させる構造としたが、本発明はこれに限定されず、例えば移動しないピンチローラの周りを搬送ローラが転動するように構成されていてもよい。
前記実施形態では、軸部と対向する部材をフレーム180の上壁部182としたが、本発明はこれに限らず、フレームの下壁部や定着装置以外のその他の部品などであってもよい。
前記実施形態では、カバーとしてリアカバー100を採用したが、本発明はこれに限定されず、定着装置の位置によっては例えばフロントカバーなどを採用してもよい。
前記実施形態では、加熱部材として加熱ローラ41を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばガイドによって摺動可能に支持される円筒状の定着フィルムであってもよい。
前記実施形態では、付勢部材としてコイルバネ400を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばトーションバネや板バネ等を採用してもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、記録シートの一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙3を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
1 レーザプリンタ
2 装置本体
2A 開口部
3 用紙
41 加熱ローラ
100 リアカバー
110 本体部
120 延出部
130 カム部
180 フレーム
181A 溝部
182 上壁部
200 搬送ローラ
210 軸部
300 ピンチローラ
310 線バネ
G 隙間

Claims (4)

  1. 記録シートを加熱する加熱部材と、
    装置本体に形成された開口部を開閉するカバーと、
    前記加熱部材と前記カバーとの間に配置され、記録シートを搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラを支持する軸部とを備え、
    前記加熱部材が、前記軸部と当該軸部と対向する部材との間の隙間を通して前記開口部に臨むように配置される画像形成装置であって、
    前記カバーの開放動作に連動して、前記隙間を狭める方向に前記軸部を移動させる連動機構が設けられていて、
    前記搬送ローラとの間で記録シートを挟持して搬送するピンチローラをさらに備え、
    前記ピンチローラが、前記搬送ローラとともに移動可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録シートを加熱する加熱部材と、
    装置本体に形成された開口部を開閉するカバーと、
    前記加熱部材と前記カバーとの間に配置され、記録シートを搬送する搬送ローラと、前記搬送ローラを支持する軸部とを備え、
    前記加熱部材が、前記軸部と当該軸部と対向する部材との間の隙間を通して前記開口部に臨むように配置される画像形成装置であって、
    前記カバーの開放動作に連動して、前記隙間を狭める方向に前記軸部を移動させる連動機構が設けられていて、
    前記加熱部材は、回転可能な加熱ローラであり、
    前記加熱ローラと同軸に設けられ、前記加熱ローラと一体に回転する加熱用ギヤと、
    前記搬送ローラと同軸に設けられ、前記搬送ローラと一体に回転する搬送用ギヤと、
    前記加熱用ギヤに噛み合う第1アイドルギヤと、
    前記第1アイドルギヤと前記搬送用ギヤとに噛み合う第2アイドルギヤと、
    前記搬送用ギヤと前記第2アイドルギヤとを回転可能に支持する支持部材と、
    前記第2アイドルギヤを前記第1アイドルギヤに押し付ける付勢部材と、を備え、
    前記搬送ローラの移動に伴って、前記第2アイドルギヤが前記第1アイドルギヤ周りを転動するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記搬送ローラとの間で記録シートを挟持して搬送するピンチローラを備え、
    前記ピンチローラが、前記搬送ローラとともに移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記カバーは、前記装置本体に揺動可能に支持されるとともに、前記開口部を開閉可能な本体部と、前記本体部から装置本体内へ向けて延びる延出部とを備え、
    前記連動機構は、
    前記カバーの延出部に設けられ、前記隙間を狭める方向に前記軸部を押圧する押圧部材を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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