JP5018521B2 - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機の油圧制御装置に関し、特に、第1の制御機構(プライマリレギュレータバルブ)から流出した作動油が第2の制御機構(セカンダリレギュレータバルブ)に供給される油圧制御装置に関する。
従来より、駆動源と自動変速機との間にトルクコンバータなどの流体継手が設けられた車両がある。トルクコンバータには、トルクコンバータの入力軸と出力軸とを直結状態にするロックアップクラッチを具備するものもある。このロックアップクラッチに供給される油圧(作動油の圧力)は、セカンダリレギュレータバルブにより調整(制御)される。セカンダリレギュレータバルブには、プライマリレギュレータバルブから流出した作動油が供給される。
ところで、オイルポンプから吐出される油量に対して油圧回路からオイルパンに戻る油量が多くなると、プライマリレギュレータバルブを介してセカンダリレギュレータバルブへ流れる作動油が不足する場合があり得る。この場合、ロックアップクラッチの状態を制御できないおそれがある。そこで、セカンダリレギュレータバルブ(ロックアップクラッチ)に供給される作動油を確保するため、プライマリレギュレータバルブをバイパスして、オイルポンプからセカンダリレギュレータバルブへ直接作動油を供給するための油路が設けられる。
特開2003−90424(特許文献1)に記載の油圧制御回路は、オイルポンプによってオイルパンから汲み上げられた作動油が流入する第1ライン油路と、第1ライン油路内の油圧を調整するプライマリレギュレータバルブと、プライマリレギュレータバルブから流出した余分な作動油が流入する第2ライン油路と、第2ライン油路内の油圧を調整するセカンダリレギュレータバルブと、セカンダリレギュレータバルブにより調整された油圧が供給されることにより、ロックアップクラッチが係合または開放されるトルクコンバータと、第1ライン油路から分岐して設けられ、一部の作動油を第2ライン油路へ流通させるバイパス油路とを含む。
この公報に記載の油圧制御回路によれば、バイパス通路により、オイルポンプから吐出された作動油が、プライマリレギュレータバルブを介さずに、第2ライン油路を経てトルクコンバータへ供給される。これにより、第2ライン油路へ作動油を十分に供給することができる。そのため、作動油が不足することによりロックアップクラッチが係合することを抑制することができる。その結果、ロックアップクラッチが引き摺りを生じることを抑制することができる。
特開2003−90424号公報
しかしながら、特開2003−90424号公報に記載の油圧制御回路のように、プライマリレギュレータバルブを迂回するバイパス油路を設けた場合、バイパス油路を介してセダンダリレギュレータバルブに直接油圧を供給する際に、ライン圧が低下し得る。そのため、自動変速機の摩擦係合要素(クラッチおよびブレーキなど)の作動のために必要な油圧が不足し得る。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、油圧の低下量を低減することができる自動変速機の油圧制御装置を提供することである。
第1の発明に係る自動変速機の油圧制御装置は、作動油の圧力により作動する自動変速機の油圧制御装置である。この油圧制御装置は、作動油が蓄えられる第1の貯蔵部と、第1の貯蔵部に貯えられた作動油が供給機構により供給される第1の油路と、第1の油路の作動油の圧力を制御する第1の制御機構と、第1の制御機構から流出した作動油が供給される第2の油路と、第2の油路の作動油の圧力を制御する第2の制御機構と、第1の油路および第2の油路のうちの少なくともいずれか一方に接続される第3の油路と、第3の油路に接続され、作動油が蓄えられる第2の貯蔵部と、第3の油路および第2の貯蔵部を連通した状態および遮断した状態を切換える切換機構とを備える。
この構成によると、第1の貯蔵部(たとえばオイルパン)に貯えられた作動油が第1の油路に供給される。第1の油路の作動油の圧力は第1の制御機構(たとえばプライマリレギュレータバルブ)により制御される。第1の制御機構から流出した作動油が第2の油路に供給される。第2の油路の作動油の圧力は第2の制御機構(たとえばセカンダリレギュレータバルブ)により制御される。第1の油路および第2の油路のうちの少なくともいずれか一方には、第3の油路が接続される。第3の油路には、作動油が蓄えられる第2の貯蔵部が接続される。第3の油路および第2の貯蔵部を連通した状態および遮断した状態が切換機構により切換えられる。これにより、第1の油路もしくは第2の油路の作動油の流量が十分である場合には、第2の貯蔵部に作動油を蓄えることができる。第1の油路もしくは第2の油路の作動油の流量が不足する場合には、第2の貯蔵部に蓄えられた作動油を第1の油路もしくは第2の油路に供給することができる。第1の油路および第2の油路とは別に設けられた第2の貯蔵部から作動油が供給されるため、第1の油路および第2の油路の油圧を低下させずに、作動油の流量不足を補うことができる。その結果、油圧の低下量を低減することができる自動変速機の油圧制御装置を提供することができる。
第2の発明に係る自動変速機の油圧制御装置においては、第1の発明の構成に加え、切換機構は、第3の油路および第2の貯蔵部を連通した状態および遮断した状態を作動油の温度に応じて切換える。
この構成によると、作動油の温度に応じて、第3の油路および第2の貯蔵部を連通した状態および遮断した状態が切換えられる。これにより、作動油の流量が十分な状態であるか不足し得る状態であるかを作動油の温度から精度よく判定し、作動油の流量が不足し得る場合には、第2の貯蔵部に蓄えられた作動油を第1の油路もしくは第2の油路に供給するように第3の油路および第2の貯蔵部を連通することができる。
第3の発明に係る自動変速機の油圧制御装置においては、第1または2の発明の構成に加え、第3の油路は、第1の油路に接続される。
この構成によると、第2の貯蔵部に蓄えられた作動油を第1の油路に供給することにより、作動油の流量不足を補うことができる。
第4の発明に係る自動変速機の油圧制御装置においては、第1または2の発明の構成に加え、第3の油路は、第1の油路内の作動油を、第1の制御機構を迂回して第2の油路に供給するように第1の油路および第2の油路に接続される。
この構成によると、第2の貯蔵部に蓄えられた作動油を第2の油路に供給することにより、作動油の流量不足を補うことができる。
第5の発明に係る自動変速機の油圧制御装置は、第1または2の発明の構成に加え、第1の制御機構および第2の制御機構のうちの少なくともいずれか一方の制御機構により圧力が制御された作動油が供給されることにより作動する作動機構をさらに備える。第3の油路は、作動機構から排出された作動油および作動機構から漏れた作動油のうちの少なくともいずれか一方の作動油を第2の油路に供給するように第2の油路に接続される。
この構成によると、第1の制御機構もしくは第2の制御機構から作動機構に供給された作動油を、第2の油路に戻すことができる。そのため、作動油の流量を増やさずに、作動油の流量不足を補うことができる。
第6の発明に係る自動変速機の油圧制御装置においては、第1〜5のいずれかの発明の構成に加え、第2の貯蔵部は、第1の油路、第2の油路および第3の油路が形成されるバルブボデー内に設けられる。
この構成によると、第1の油路、第2の油路、第3の油路および第2の貯蔵部を一つのバルブボデー内に一体的に設けることにより、油路の全長を短くすることができる。そのため、作動油が油路を流れる際の抵抗力を低減することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る油圧制御装置を搭載した車両について説明する。この車両は、FF(Front engine Front drive)車両である。なお、車両は、FF以外の車両であってもよい。
車両は、エンジン1000と、オートマチックトランスミッション2000と、オートマチックトランスミッション2000の一部を構成するプラネタリギヤユニット3000と、オートマチックトランスミッション2000の一部を構成するバルブボデー4000と、ディファレンシャルギヤ5000と、ドライブシャフト6000と、前輪7000と、ECU(Electronic Control Unit)8000とを含む。
エンジン1000は、インジェクタ(図示せず)から噴射された燃料と空気との混合気を、シリンダの燃焼室内で燃焼させる内燃機関である。燃焼によりシリンダ内のピストンが押し下げられて、クランクシャフトが回転させられる。なお、内燃機関の代わりに外燃機関を用いても良い。また、エンジン1000の代わりに回転電機などを用いてもよい。
オートマチックトランスミッション2000は、所望のギヤ段を形成することにより、クランクシャフトの回転数を所望の回転数に変速する。オートマチックトランスミッション2000の出力ギヤは、ディファレンシャルギヤ5000と噛合っている。
ディファレンシャルギヤ5000にはドライブシャフト6000がスプライン嵌合などによって連結される。ドライブシャフト6000を介して、左右の前輪7000に動力が伝達される。
ECU8000には、車速センサ8002と、シフトレバー8004のポジションスイッチ8005と、アクセルペダル8006のアクセル開度センサ8007と、ブレーキペダル8008に設けられたストップランプスイッチ8009と、油温センサ8010と、入力軸回転数センサ8012と、出力軸回転数センサ8014と水温センサ8016とがハーネスなどを介して接続されている。
車速センサ8002は、ドライブシャフト6000の回転数から車両の車速を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。シフトレバー8004の位置は、ポジションスイッチ8005により検出され、検出結果を表す信号がECU8000に送信される。シフトレバー8004の位置に対応して、オートマチックトランスミッション2000のギヤ段が自動で形成される。また、運転者の操作に応じて、運転者が任意のギヤ段を選択できるマニュアルシフトモードを選択できるように構成してもよい。
アクセル開度センサ8007は、アクセルペダル8006の開度を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。ストップランプスイッチ8009は、ブレーキペダル8008のON/OFF状態を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。なお、ストップランプスイッチ8009の代わりに、もしくは加えてブレーキペダル8008のストローク量を検出するストロークセンサを設けるようにしてもよい。
油温センサ8010は、オートマチックトランスミッション2000のATF(Automatic Transmission Fluid)の温度を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。
入力軸回転数センサ8012は、オートマチックトランスミッション2000の入力軸回転数NIを検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。出力軸回転数センサ8014は、オートマチックトランスミッション2000の出力軸回転数NOを検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。水温センサ8016は、エンジン1000の冷却水温の温度を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。
ECU8000は、車速センサ8002、ポジションスイッチ8005、アクセル開度センサ8007、ストップランプスイッチ8009、油温センサ8010、入力軸回転数センサ8012、出力軸回転数センサ8014などから送られてきた信号、ROM(Read Only Memory)に記憶されたマップおよびプログラムに基づいて、車両が所望の走行状態となるように、機器類を制御する。
図2を参照して、プラネタリギヤユニット3000について説明する。プラネタリギヤユニット3000は、クランクシャフトに連結された入力軸3100を有するトルクコンバータ3200に接続されている。プラネタリギヤユニット3000は、遊星歯車機構の第1セット3300と、遊星歯車機構の第2セット3400と、出力ギヤ3500と、ギヤケース3600に固定されたB1ブレーキ3610、B2ブレーキ3620およびB3ブレーキ3630と、C1クラッチ3640およびC2クラッチ3650と、ワンウェイクラッチF3660とを含む。
第1セット3300は、シングルピニオン型の遊星歯車機構である。第1セット3300は、サンギヤS(UD)3310と、ピニオンギヤ3320と、リングギヤR(UD)3330と、キャリアC(UD)3340とを含む。
サンギヤS(UD)3310は、トルクコンバータ3200の出力軸3210に連結されている。ピニオンギヤ3320は、キャリアC(UD)3340に回転自在に支持されている。ピニオンギヤ3320は、サンギヤS(UD)3310およびリングギヤR(UD)3330と係合している。
リングギヤR(UD)3330は、B3ブレーキ3630によりギヤケース3600に固定される。キャリアC(UD)3340は、B1ブレーキ3610によりギヤケース3600に固定される。
第2セット3400は、ラビニヨ型の遊星歯車機構である。第2セット3400は、サンギヤS(D)3410と、ショートピニオンギヤ3420と、キャリアC(1)3422と、ロングピニオンギヤ3430と、キャリアC(2)3432と、サンギヤS(S)3440と、リングギヤR(1)(R(2))3450とを含む。
サンギヤS(D)3410は、キャリアC(UD)3340に連結されている。ショートピニオンギヤ3420は、キャリアC(1)3422に回転自在に支持されている。ショートピニオンギヤ3420は、サンギヤS(D)3410およびロングピニオンギヤ3430と係合している。キャリアC(1)3422は、出力ギヤ3500に連結されている。
ロングピニオンギヤ3430は、キャリアC(2)3432に回転自在に支持されている。ロングピニオンギヤ3430は、ショートピニオンギヤ3420、サンギヤS(S)3440およびリングギヤR(1)(R(2))3450と係合している。キャリアC(2)3432は、出力ギヤ3500に連結されている。
サンギヤS(S)3440は、C1クラッチ3640によりトルクコンバータ3200の出力軸3210に連結される。リングギヤR(1)(R(2))3450は、B2ブレーキ3620により、ギヤケース3600に固定され、C2クラッチ3650によりトルクコンバータ3200の出力軸3210に連結される。また、リングギヤR(1)(R(2))3450は、ワンウェイクラッチF3660に連結されており、1速ギヤ段の駆動時に回転不能となる。
ワンウェイクラッチF3660は、B2ブレーキ3620と並列に設けられる。すなわち、ワンウェイクラッチF3660のアウターレースはギヤケース3600に固定され、インナーレースはリングギヤR(1)(R(2))3450に回転軸を介して連結される。
図3に、各変速ギヤ段と、各クラッチおよび各ブレーキの作動状態との関係を表した作動表を示す。この作動表に示された組み合わせで各ブレーキおよび各クラッチを作動させることにより、1速〜6速の前進ギヤ段と、後進ギヤ段が形成される。
B2ブレーキ3620と並列にワンウェイクラッチF3660が設けられているため、作動表に示されているように、1速ギヤ段(1ST)形成時のエンジン側からの駆動状態(加速時)にはB2ブレーキ3620を係合させる必要は無い。
ワンウェイクラッチF3660は、1速ギヤ段の駆動時には、リングギヤR(1)(R(2))3450の回転を制限する。エンジンブレーキを利かせる場合、ワンウェイクラッチF3660は、リングギヤR(1)(R(2))3450の回転を制限しない。
すなわち、通常の変速制御における駆動時には、C1クラッチ3640およびワンウェイクラッチF3660が係合することにより1速ギヤ段が形成される。通常の変速制御におけるエンジンブレーキ時には、C1クラッチ3640およびB2ブレーキ3620を係合することにより1速ギヤ段が形成される。
図4を参照して、バルブボデー4000について説明する。なお、図4には、バルブボデー4000のうち、本発明に関連する一部のみを示す。バルブボデー4000には、油圧回路が形成される。バルブボデー4000内には、プライマリレギュレータバルブ4006と、セカンダリレギュレータバルブ4008と、マニュアルバルブ4100と、ソレノイドモジュレータバルブ4200と、SL1リニアソレノイド(以下、SL(1)と記載する)4210と、SL2リニアソレノイド(以下、SL(2)と記載する)4220と、SL3リニアソレノイド(以下、SL(3)と記載する)4230と、SL4リニアソレノイド(以下、SL(4)と記載する)4240と、SLTリニアソレノイド(以下、SLTと記載する)4300と、B2コントロールバルブ4500とが設けられる。
バルブボデー4000内に形成された油圧回路には、バルブボデー4000外に設けられたオイルポンプ4004から油圧が供給される。オイルポンプ4004は、エンジン1000のクランクシャフトに連結されている。クランクシャフトが回転することにより、オイルポンプ4004が駆動してオイルパン4002内に貯えられたATFの吸い込み、油圧を発生する。オイルポンプ4004で発生した油圧は、プライマリレギュレータバルブ4006により調整(制御)され、ライン圧(ライン圧油路4010内の油圧)が生成される。
プライマリレギュレータバルブ4006は、SLT4300により調整されたスロットル圧をパイロット圧として作動する。ライン圧は、ライン圧油路4010を介してマニュアルバルブ4100に供給される。また、ライン圧は、SL(4)4240により調整されて、B3ブレーキ3630に供給される。ライン圧油路4010は、バルブボデー4000内に形成される。
セカンダリレギュレータバルブ4008は、SLT4300により調整されたスロットル圧をパイロット圧として作動する。セカンダリレギュレータバルブ4008は、プライマリレギュレータバルブ4006から流出(排出)した余分な作動油が流入するセカンダリ圧油路4012内の油圧を調整する。セカンダリレギュレータバルブ4008により、セカンダリ圧(セカンダリ圧油路4012内の油圧)が生成される。ATFは、セカンダリレギュレータバルブ4008を介してトルクコンバータ3200に供給されたり、オイルクーラ(図示せず)に供給されたり、オートマチックトランスミッション2000の潤滑経路に供給されたりする。セカンダリ圧油路4012は、バルブボデー4000内に形成される。
トルクコンバータ3200に供給されたATFは、トルクコンバータ3200において動力を伝達したり、ロックアップクラッチ(図示せず)を係合もしくは解放したりするために用いられる。
マニュアルバルブ4100は、ドレンポート4105を含む。ドレンポート4105から、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104の油圧が排出される。マニュアルバルブ4100のスプールがDポジションにある場合、第1のライン圧油路4010とDレンジ圧油路4102とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102に油圧が供給される。このとき、Rレンジ圧油路4104とドレンポート4105とが連通させられ、Rレンジ圧油路4104のRレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
マニュアルバルブ4100のスプールがRポジションにある場合、第1のライン圧油路4010とRレンジ圧油路4104とが連通させられ、Rレンジ圧油路4104に油圧が供給される。このとき、Dレンジ圧油路4102とドレンポート4105とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102のDレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
マニュアルバルブ4100のスプールがNポジションにある場合、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104の両方と、ドレンポート4105とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102のDレンジ圧およびRレンジ圧油路4104のRレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
Dレンジ圧油路4102に供給された油圧は、最終的には、B1ブレーキ3610、B2ブレーキ3620、C1クラッチ3640およびC2クラッチ3650に供給される。
Rレンジ圧油路4104に供給された油圧は、最終的には、B2ブレーキ3620に供給される。
ソレノイドモジュレータバルブ4200は、ライン圧を一定の圧力に調整する。ソレノイドモジュレータバルブ4200により調整された油圧(ソレノイドモジュレータ圧)は、SLT4300に供給される。
SL(1)4210は、C1クラッチ3640に供給される油圧を調整する。SL(2)4220は、C2クラッチ3650に供給される油圧を調整する。SL(3)4230は、B1ブレーキ3610に供給される油圧を調整する。SL(4)4240は、B3ブレーキ3630に供給される油圧を調整する。
SLT4300は、アクセル開度センサ8007により検出されたアクセル開度に基づいたECU8000からの制御信号に応じて、ソレノイドモジュレータ圧を調整し、スロットル圧を生成する。スロットル圧は、SLT油路4302を介して、プライマリレギュレータバルブ4006に供給される。スロットル圧は、プライマリレギュレータバルブ4006のパイロット圧として利用される。
SL(1)4210、SL(2)4220、SL(3)4230、SL(4)4240およびSLT4300は、ECU8000から送信される制御信号により制御される。
B2コントロールバルブ4500は、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104のいずれか一方からの油圧を選択的に、B2ブレーキ3620に供給する。B2コントロールバルブ4500に、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104が接続されている。B2コントロールバルブ4500は、SLソレノイドバルブ(図示せず)およびSLUソレノイドバルブ(図示せず)から供給された油圧とスプリングの付勢力とにより制御される。
SLソレノイドバルブがオフで、SLUソレノイドバルブがオンの場合、B2コントロールバルブ4500は、図4において左側の状態となる。この場合、B2ブレーキ3620には、SLUソレノイドバルブから供給された油圧をパイロット圧として、Dレンジ圧を調整した油圧が供給される。
SLソレノイドバルブがオンで、SLUソレノイドバルブがオフの場合、B2コントロールバルブ4500は、図4において右側の状態となる。この場合、B2ブレーキ3620には、Rレンジ圧が供給される。
バルブボデー4000内には、さらに、補償油路4610、オイルリザーバ室4710および切換バルブ4810が設けられる。補償油路4610は、一端がライン圧油路4010に接続され、他端がオイルリザーバ室4710に接続される。
オイルリザーバ室4710は、ATF(油圧)を蓄える。切換バルブ4810は、ATFの温度に応じて、補償油路4610とオイルリザーバ室4710とを連通した状態および遮断した状態を切換える。
たとえば、ATFの温度が予め定められた第1しきい値以上であると、切換バルブ4810は、補償油路4610とオイルリザーバ室4710とを連通する。ATFの温度が第1しきい値より小さく、予め定められた第2しきい値(第2しきい値<第1しきい値)以上であると、切換バルブ4810は、補償油路4610とオイルリザーバ室4710とを遮断する。さらに、ATFの温度が第2しきい値より小さいと、切換バルブ4810は、補償油路4610とオイルリザーバ室4710とを再び連通する。
なお、切換バルブ4810の作動方法はこれに限らない。ATFの温度が予め定められた第3しきい値以上であると、切換バルブ4810により補償油路4610とオイルリザーバ室4710とを連通し、ATFの温度が第3しきい値より小さいと遮断するようにようにしてもよい。
ATFの温度以外のパラメータに応じて切換バルブ4810が作動するようにしてもよい。切換バルブ4810は、ECU8000により制御されるソレノイドバルブであってもよく、形状記憶スプリングにより作動するようにしてもよい。さらに、ECU8000により制御されるソレノイドバルブから出力される油圧をパイロット圧として切換バルブ4810が作動するようにしてもよい。
以上のような構造に基づく、本実施の形態に係る油圧制御装置の動作について説明する。
たとえば、ATFの温度が第1しきい値以上である場合など、ライン圧油路4010のATFの流量が十分である場合には、補償油路4610とオイルリザーバ室4710とが切換バルブ4810により連通される。ATFの温度が第1しきい値より小さく、予め定められた第2しきい値以上であると、補償油路4610とオイルリザーバ室4710とが切換バルブ4810により遮断される。これにより、オイルリザーバ室4710にATFを蓄えることができる。
ATFの温度が第2しきい値より小さいと、補償油路4610とオイルリザーバ室4710とが切換バルブ4810により再び連通される。
これにより、ATFの体積が縮小する低温状態など、ライン圧油路4010のATFの流量が不足する場合には、オイルリザーバ室4710に蓄えられたATFを補償油路4610に供給することができる。ライン圧油路4010とは別に設けられたオイルリザーバ室4710から作動油が供給されるため、ライン圧を低下させずに、ATFの流量不足を補うことができる。
<第2の実施の形態>
図5を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、ライン圧油路4010とセカンダリ圧油路4012とを接続する補償油路4620を設けた点で前述の第1の実施の形態と相違する。その他の構造は、前述の第1の実施の形態と同じである。それらの機能も同じである。したがって、それらの説明はここでは繰り返さない。
図5に示すように、バルブボデー4000内には、補償油路4620、オイルリザーバ室4720および切換バルブ4820が設けられる。補償油路4620は、ライン圧油路4010およびセカンダリ圧油路4012を接続するように設けられる。
補償油路4620上には、オリフィス4622およびチェックバルブ4624が設けられる。チェックバルブ4624は、ライン圧油路4010側からセカンダリ圧油路4012側へのATFの流れを許容する。一方、チェックバルブ4624は、セカンダリ圧油路4012側からライン圧油路4010側へのATFの流れを抑制する。
本実施の形態において、切換バルブ4820は、ATFの温度に応じて、補償油路4620とオイルリザーバ室4720とを連通した状態および遮断した状態を切換える。
たとえば、第1の実施の形態と同様に、ATFの温度が予め定められた第1しきい値以上である場合もしくは第2しきい値より小さい場合、切換バルブ4820は、補償油路4620とオイルリザーバ室4720とを連通する。ATFの温度が第1しきい値より小さく、第2しきい値以上であると、切換バルブ4820は、補償油路4620とオイルリザーバ室4720とを遮断する。なお、切換バルブ4820の作動方法はこれに限らない。
このような構成であっても、前述の第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
<第3の実施の形態>
図6を参照して、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、SL(1)4210〜SL(4)4240およびB2コントロールバルブ4500からドレンされたり、漏れ出したりしたATFをセカンダリ圧油路4012に戻す点で、前述の第1の実施の形態と相違する。その他の構造は、前述の第1の実施の形態と同じである。それらの機能も同じである。したがって、それらの説明はここでは繰り返さない。
図6に示すように、バルブボデー4000内には、集中ドレン油路4630、エキゾーストバルブ4632、オイルリザーバ室4730および切換バルブ4830が設けられる。
集中ドレン油路4630は、SL(1)4210〜SL(4)4240およびB2コントロールバルブ4500のドレンポートに接続される。また、集中ドレン油路4630は、エキゾーストバルブ4632に接続される。
SL(1)4210〜SL(4)4240およびB2コントロールバルブ4500からドレンされたり、漏れ出したりしたATFは、集中ドレン油路4630に集約される。SL(1)4210〜SL(4)4240およびB2コントロールバルブ4500からドレンされたり、漏れ出したりしたATFは、集中ドレン油路4630およびエキゾーストバルブ4632を経て、オイルパン4002に戻される。
なお、セカンダリレギュレータバルブ4008により調整された油圧が供給されることにより作動する機器(たとえばロックアップクラッチおよびロックアップクラッチに供給する油圧の経路を切換えるロックアップコントロールバルブなど)から漏れ出したり、ドレンされたりしたATFを、集中ドレン油路4630に集約するようにしてもよい。
集中ドレン油路4630は、セカンダリ圧油路4012に接続される。集中ドレン油路4630上には、チェックバルブ4634が設けられる。チェックバルブ4634は、集中ドレン油路4630側からセカンダリ圧油路4012側へのATFの流れを許容する。一方、チェックバルブ4634は、セカンダリ圧油路4012側から集中ドレン油路4630側へのATFの流れを抑制する。
本実施の形態において、切換バルブ4830は、ATFの温度に応じて、集中ドレン油路4630とオイルリザーバ室4730とを連通した状態および遮断した状態を切換える。
たとえば、第1の実施の形態と同様に、ATFの温度が予め定められた第1しきい値以上の場合もしくは第2しきい値より小さい場合、切換バルブ4830は、集中ドレン油路4630とオイルリザーバ室4730とを連通する。ATFの温度が第1しきい値より小さく、第2しきい値以上であると、切換バルブ4830は、集中ドレン油路4630とオイルリザーバ室4730とを遮断する。なお、切換バルブ4830の作動方法はこれに限らない。
この構成によれば、前述の第1の実施の形態と同様の効果を奏することができるとともに、SL(1)4210〜SL(4)4240およびB2コントロールバルブ4500からドレンされたり、漏れ出したりしたATFを、オイルポンプ4004やプライマリレギュレータバルブ4006を介さずにセカンダリレギュレータバルブ4008に供給することができる。そのため、プライマリレギュレータバルブ4006からセカンダリレギュレータバルブ4008に供給されるATFが不足した場合であっても、オイルポンプ4004からの吐出量を増やさずに、セカンダリレギュレータバルブ4008に十分な量のATFを供給することができる。そのため、セカンダリレギュレータバルブ4008におけるATFの流量不足を抑制しつつ、オイルポンプ4004を小型化したり、アイドル回転数の低減したりすることができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
車両のパワートレーンを示す概略構成図である。 トランスミッションにおけるギヤトレーンを示すスケルトン図である。 トランスミッションの作動表を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるバルブボデーに形成された油圧回路の一部を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるバルブボデーに形成された油圧回路の一部を示す図である。 本発明の第3の実施の形態におけるバルブボデーに形成された油圧回路の一部を示す図である。
符号の説明
1000 エンジン、2000 トランスミッション、3000 プラネタリギヤユニット、3200 トルクコンバータ、3610 B1ブレーキ、3620 B2ブレーキ、3630 B3ブレーキ、3640 C1クラッチ、3650 C2クラッチ、3660 ワンウェイクラッチF、4000 バルブボデー、4002 オイルパン、4004 オイルポンプ、4006 プライマリレギュレータバルブ、4008 セカンダリレギュレータバルブ、4010 ライン圧油路、4012 セカンダリ圧油路、4210 SL1リニアソレノイド、4220 SL2リニアソレノイド、4230 SL3リニアソレノイド、4240 SL4リニアソレノイド、4500 B2コントロールバルブ、4610,4620 補償油路、4622 オリフィス、4624,4634 チェックバルブ、4630 集中ドレン油路、4632 エキゾーストバルブ、4710,4720,4730 オイルリザーバ室、4810,4820,4830 切換バルブ。

Claims (5)

  1. 作動油の圧力により作動する自動変速機の油圧制御装置であって、
    作動油が蓄えられる第1の貯蔵部と、
    前記第1の貯蔵部に貯えられた作動油が供給機構により供給される第1の油路と、
    前記第1の油路の作動油の圧力を制御する第1の制御機構と、
    前記第1の制御機構から流出した作動油が供給される第2の油路と、
    前記第2の油路の作動油の圧力を制御する第2の制御機構と、
    前記第1の油路および前記第2の油路のうちの少なくともいずれか一方に接続される第3の油路と、
    前記第3の油路に接続され、作動油が蓄えられる第2の貯蔵部と、
    前記第3の油路および前記第2の貯蔵部を連通した状態および遮断した状態を切換える切換機構とを備え、
    前記切換機構は、作動油の温度が第1しきい値を超える場合または作動油の温度が前記第1しきい値よりも低い第2しきい値未満である場合は前記第3の油路および前記第2の貯蔵部を連通した状態に切換え、作動油の温度が前記第1しきい値より低くかつ前記第2しきい値以上である場合は前記第3の油路および前記第2の貯蔵部を遮断した状態に切換える、自動変速機の油圧制御装置。
  2. 前記第3の油路は、前記第1の油路に接続される、請求項に記載の自動変速機の油圧制御装置。
  3. 前記第3の油路は、前記第1の油路内の作動油を、前記第1の制御機構を迂回して前記第2の油路に供給するように前記第1の油路および前記第2の油路に接続される、請求項に記載の自動変速機の油圧制御装置。
  4. 前記第1の制御機構および前記第2の制御機構のうちの少なくともいずれか一方の制御機構により圧力が制御された作動油が供給されることにより作動する作動機構をさらに備え、
    前記第3の油路は、前記作動機構から排出された作動油および前記作動機構から漏れた作動油のうちの少なくともいずれか一方の作動油を前記第2の油路に供給するように前記第2の油路に接続される、請求項に記載の自動変速機の油圧制御装置。
  5. 前記第2の貯蔵部は、前記第1の油路、前記第2の油路および前記第3の油路が形成されるバルブボデー内に設けられる、請求項1〜のいずれかに記載の自動変速機の油圧制御装置。
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