JP5016215B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、シリカを配合したゴム組成物からなるトレッドゴム部を備える空気入りタイヤに関するものである。
最近、環境あるいは安全への関心が高まるにつれ、タイヤにも低燃費性、湿潤路面におけるグリップ性、操縦安定性の向上や、摩耗寿命の延長が強く要請されるようになった。
一般に、転がり抵抗の低減による低燃費化のためには、充填剤としてシリカが用いられ、同時にシランカップリング剤が使用される。また、更なる低燃費化のため、充填剤中のシリカ含有量を増やしたり、シリカの粒径を大きくしたり、シリカと親和性のある官能基を導入したポリマーをゴム成分として使用したり、シリカの分散性を高める分散剤やシランカップリング剤を使用するなどの手法がある。
これらの手法のうち、シリカの大粒径化が最も容易に低燃費化を図る上で有利であるが、大粒径のシリカを用いると、湿潤路面におけるグリップ性、剛性および耐摩耗性の不足を招くことになる。一方、グリップ性向上のために小粒径シリカを使用して、シリカ含有量を増やすと、低燃費性が悪化し、もしくは耐摩耗性、加工性の悪化を招く。
ところで、下記特許文献1には、BET比表面積45〜400m/gであり、かつ単位表面積当たりのシラノール基量が規定されたシリカを、タイヤのトレッドゴムとして用いることで、シリカの分散性を改良して、転がり抵抗性と耐摩耗性が両立させることが開示されている。しかしながら、この特許文献1は、比表面積が130m/gよりも大きい比較的小粒径のシリカを主にその対象としており、即ち本来は分散しにくい小粒径シリカの分散性を向上することを主としており、また、シラノール基量についてもこれを少なくすることを意図しており、本発明の特徴を何等示唆するものではない。
特表2005−500420号公報
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、実用レベルの加工性を維持しつつ、また湿潤路面におけるグリップ性、剛性、耐摩耗性を悪化させずに、低燃費性を実現することができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明に係る空気入りタイヤは、キャップゴム層とベースゴム層からなるトレッドゴム部を備える空気入りタイヤであって、前記ベースゴム層は、天然ゴムとブタジエンゴムのブレンドからなるゴム成分100重量部に対しカーボンブラックを20〜80重量部配合したゴム組成物からなり、前記キャップゴム層は、スチレン−ブタジエンゴムの単独、又はスチレン−ブタジエンゴムと他のジエン系ゴムとのブレンドからなるゴム成分100重量部に対し、BET比表面積が50〜110/g、細孔面積が5〜50m/gであり、かつ、単位表面積当たりのシラノール基量が16個/nm以上であるシリカを20〜100重量部配合したゴム組成物からなるものである。
本発明によれば、ベースゴム層を構成するゴム組成物、及びキャップゴム層を構成するゴム組成物のゴム成分を特定した上で、キャップゴム層に配合するシリカとして、比較的大粒径でありながら、シラノール基量の多い特定のシリカを用いたことにより、シリカとゴムポリマー間の結合を維持し、グリップ性、剛性及び耐摩耗性を損なうことなく、低燃費性を実現することができる。
以下、本発明の実施に関連する事項について詳細に説明する。
空気入りタイヤは、一般に、左右一対のビード部及びサイドウォール部と、両サイドウォール部間にまたがるトレッド部とを備えて構成されている。図1に一例を示すように、トレッド部10において、カーカス層12のタイヤ半径方向外側にはベルト層14が設けられ、該ベルト層14のタイヤ半径方向外側にトレッドゴム部16が設けられている。そして、本発明では、トレッドゴム部16が、タイヤ半径方向内側のベースゴム層18と、接地面となるタイヤ半径方向外側のキャップゴム層20との2層で構成され、それぞれ以下に説明するベース用ゴム組成物及びキャップ用ゴム組成物で形成されている。
[ベース用ゴム組成物]
ベースゴム層を形成するベース用ゴム組成物では、ゴム成分として、天然ゴムとブタジエンゴムのブレンドゴムを用いる。天然ゴムとブタジエンゴムを併用することにより、低燃費性を付与することができる。両者の配合比は、天然ゴム/ブタジエンゴム=90/10〜50/50(重量比)であることが好ましい。
ベース用ゴム組成物は、上記ゴム成分100重量部に対し、カーボンブラックを20〜80重量部配合してなる。ここで、カーボンブラックが20重量部未満では、ベースゴム層の剛性が不足して操縦安定性が悪化し、80重量部を超えると、加工性が悪化し、更に低燃費性が損なわれる。ベース用ゴム組成物には、充填剤として、上記カーボンブラックに加えてシリカを併用してもよい。
ベース用ゴム組成物には、上記の他に、オイル、亜鉛華、ステアリン酸、老化防止剤、加硫剤、加硫促進剤など、タイヤトレッド用ゴム組成物において一般に使用される各種添加剤を配合することができる。
[キャップ用ゴム組成物]
キャップゴム層を形成するキャップ用ゴム組成物では、ゴム成分として、スチレン−ブタジエンゴムの単独、又はスチレン−ブタジエンゴムと他のジエン系ゴムとのブレンドゴムを用いる。ブレンドゴムの場合、スチレン−ブタジエンゴムがゴム成分中で30重量%以上であることが好ましく、より好ましくは50重量%以上である。
スチレン−ブタジエンゴムとしては、有機リチウム化合物を開始剤とする1,3−ブタジエンとスチレンとの共重合により得られる溶液重合スチレン−ブタジエンゴム(SSBR)が好適である。かかるSSBRは、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン、ジエチルエーテルなどの不活性有機溶媒を用いた公知の溶液重合法により製造することができ、上記有機リチウム化合物としては、n−ブチルリチウムなどのアルキルリチウム、1,4−ジリチウムブタンなどのアルキレンジリチウム、フェニルリチウムなどが挙げられる。このSSBRは、スズ系、ケイ素系、アルコキシシラン系カップリング剤により、その共重合体鎖末端が処理されたものであってもよく、また、末端または主鎖がシリカのシラノール基と相互作用や化学反応性を有する官能基(例えば、水酸基やアミノ基)で変性されたものであってもよい。
上記他のジエン系ゴムとしては、特に限定はなく、天然ゴムの他、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−イソプレン共重合体ゴム、ブタジエン−イソプレン共重合体ゴム、ニトリルゴムなどのジエン系合成ゴムが挙げられ、これらはそれぞれ単独で用いても2種以上併用してもよい。これらの内でも、天然ゴム、ブタジエンゴムがより好ましい。
キャップ用ゴム組成物に使用されるシリカ(含水珪酸)は、
(1)BET比表面積:50〜110/g、
(2)細孔面積:5〜50m/g、及び、
(3)単位表面積当たりのシラノール基(SiOH)量:16個/nm以上、
の特性を持つものである。このように比較的大粒径でありながらシラノール基量多いシリカを用いることにより、シラノール基量を確保して、シリカとゴムポリマー間の結合を維持することができる。上記特性は、シリカを一種のみ単独で用いる場合にはそのシリカが、また、複数のシリカを組合せて用いる場合には組合せたシリカ混合物が、それぞれ満足すればよい。
BET比表面積は50〜110m/gであることが好ましく、より好ましくは50〜90m/gであり、このような大粒径でありながらシラノール基量の多いシリカを用いることが、本発明の効果をより高める上で好ましい。また、細孔面積は5〜30m/gであることが好ましい。また、単位表面積当たりのシラノール基量は16個/nm以上であることが好ましい。なお、該シラノール基量の上限は特に限定されないが、通常は30個/nm以下である。
上記シリカとしてはまた、下記式(1)を満足するものであることが好ましい。
Qactual ≧ Qcal=0.015×S+1.3 …(1)
式中、Qactualは、単位重量当たりのシラノール基量(mmol/g)であり、Sは、BET比表面積(m/g)である。Qcalは、種々の汎用シリカについてBET比表面積と単位重量当たりのシラノール基量とを測定し、両者の関係から導き出したシラノール基量の計算値を表すものであり、かかる計算値以上のシラノール基量を持つシリカを用いることが、低燃費性と耐摩耗性を両立させる上でより好ましい。
ここで、上記各特性の測定方法につき、BET比表面積は、JIS Z8830の1点法により測定されるものである。また、細孔面積は、BET比表面積から外部比表面積を差し引くことにより求められ、外部比表面積は、ASTM D6556に準拠した多点式窒素吸着により測定されるものである。単位表面積当たりのシラノール基量(個/nm)は、BET比表面積とQactualとから下記式(2)により算出され、Qactualは、"Journal of the American Chemical Society"、114巻6412頁(1992年)に記載された Si−NMRにより算出される。
シラノール基量[個/nm2]=(Qactual[mmol/g]×NA)/S[m2/g] …(2)
式中、NAはアボガドロ定数であり、SはBET比表面積である。
以上の特性を持つシリカは、上記ゴム成分100重量部に対し、20〜100重量部配合される。シリカの配合量が20重量部未満であると、上記した本発明の効果を充分に発揮することができなくなる。シリカのより好ましい配合量の下限は40重量部である。
キャップ用ゴム組成物には、シリカとともに、必須ではないが充填剤としてカーボンブラックを配合してもよく、カーボンブラックは、ゴム成分100重量部に対して0〜50重量部配合される。また充填剤のトータルの配合量は50〜150重量部であることが好ましい。
キャップ用ゴム組成物には、シリカをゴム成分と結合を促進するために、通常、シランカップリング剤が配合される。シランカップリング剤としては、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3−ニトロプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシランなどが挙げられる。シランカップリング剤の配合量は、シリカ100重量部に対して2〜25重量部であることが好ましい。
キャップ用ゴム組成物には、上記した成分の他に、オイル、亜鉛華、ステアリン酸、老化防止剤、軟化剤、加硫剤、加硫促進剤など、タイヤトレッド用ゴム組成物において一般に使用される各種添加剤を配合することができる。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
1.キャップ用ゴム組成物の調製
バンバリーミキサーを使用し、下記表1に示す配合に従い、キャップ用ゴム組成物を調製した。表1の各成分の詳細は以下の通りである。
・SBR:溶液重合スチレン−ブタジエンゴム、旭化成製「タフデン3330」
・BR:ブタジエンゴム、宇部興産製「BR150B」
・天然ゴム:RSS#3。
・シリカ1:東ソーシリカ製「ニップシール AQ」
・シリカ2:デグサ社製「Ultrasil 7000」
・シリカ3:デグサ社製「Ultrasil VN3」
・シリカ4:ローディア社製「Zeosil 1205MP」
・シリカ5:ローディア社製「Zeosil 1115MP」
・シリカ6:デグサ社製「Ultrasil 360」
・シリカ7,シリカ8:特許第3304097号に準拠して、ケイ酸ナトリウムと硫酸ナトリウムを含む初期底部生成物を形成し、該底部生成物に硫酸を加えてpH7以上の反応生成物を得て、得られた反応生成物にケイ酸ナトリウムと硫酸を同時に加えて反応させた後、硫酸アルミニウム及び次いで水酸化ナトリウム溶液を加えて熟成させて、沈降シリカの懸濁液を調製し、得られた懸濁液を分離し、乾燥することにより調製したシリカ。但し、硫酸アルミニウムの添加量を減らし、かつpH7〜10で熟成することで、BET比表面積及びシラノール基量を調整して表1に示す特性のシリカを得た。
各キャップ用ゴム組成物には、共通配合として、ゴム成分100重量部に対して、カーボンブラック(三菱化学製「ダイヤブラックN339」)10重量部、シランカップリング剤(デグサ社製「Si−75」)5.6重量部、オイル(ジャパンエナジー製「JOMOプロセスX140」)35重量部、亜鉛華(三井金属鉱業製「酸化亜鉛3種」)3重量部、ステアリン酸(花王製「ルナックS−25」)2重量部、老化防止剤(住友化学製「アンチゲン6C」)2重量部、ワックス(日本精蝋製「オゾエース0355」)2重量部、加硫促進剤(住友化学製「ソクシノールCZ」)1.8重量部、加硫促進剤(大内新興化学工業製「ノクセラーD」)2.0重量部、硫黄(鶴見化学製「粉末硫黄」)1.5重量部を配合した。
2.ベース用ゴム組成物の調製
バンバリーミキサーを使用し、下記表2に示す配合に従い、配合a及び配合bのベース用ゴム組成物を調製した。
3.評価
上記で得られた各キャップ用ゴム組成物について、粘度と硬度を測定した。また、各キャップ用ゴム組成物に対し、ベース用ゴム組成物を表1に示すように組み合わせて、キャップ/ベース構造のトレッドを有する205/65R15 94Hの乗用車用ラジアルタイヤを、定法に従い加硫成形することにより製造した。そして、得られた各タイヤについて、湿潤路面での制動性(グリップ性)、低燃費性、耐摩耗性および操縦安定性を評価した。各評価方法は次の通りである。
・粘度:JIS K6300に準拠してムーニー粘度を測定し、比較例1のキャップ用ゴム組成物での値を100とした指数で表示した。指数が小さいほど粘度が低いこと、即ち加工性が良好であることを示す。
・硬度:JIS K6253に準拠してタイプAデュロメーターを使用して23℃で測定し、比較例1のキャップ用ゴム組成物での値を100とした指数で表示した。指数が大きいほど硬度(剛性)が高いことを示す。
・湿潤路面での制動性:試験用トレーラに規定リムを用いて装着し、湿潤アスファルト路面を走行し、速度64km/hにてタイヤをロックさせてブレーキングフォースを測定し、比較例1を100とした指数で表示した。指数が大きいほど制動性に優れることを示す。
・低燃費性:使用リムを15×6.5JJとしてタイヤを装着し、空気圧230kPa、荷重450kgfとして、転がり抵抗測定ドラムにて23℃で80km/hで走行させたときの転がり抵抗を測定した。比較例1の値を100とした指数で表示し、指数が小さいほど、転がり抵抗が小さく、よって低燃費性に優れることを示す。
・耐摩耗性:使用リムを15×6.5JJとして2000ccのFF車に装着し、10000km走行後の残溝深さを測定し、比較例1を100とした指数で表示し、指数が大きいほど耐摩耗性に優れることを意味する。
・操縦安定性:使用リムを15×6.5JJとして2000ccのFF車に装着し、テストドライバーによる官能評価により操縦安定性を評価し、比較例1をコントロールとして、これと同等のものを±0、やや劣るものを−1、劣るものを−2、やや優れるものを+1、優れるものを+2とした。
表1に示すように、実施例1及び3〜5であると、比較例1に比べて、キャップ用ゴム組成物の粘度が低く加工性に優れ、しかも、硬度、湿潤路面での制動性、耐摩耗性および操縦安定性を損なうことなく、低燃費性が改善されていた。
これに対し、比較例2では、シラノール基量の多い小粒径シリカを用いたため、加工性が大幅に悪化し、また、低燃費性及び耐摩耗性も劣っていた。また、比較例3では、比較例1よりも粒径のシリカを用いたものの、シラノール基量が少ないために効果が得られなかった。更に、比較例4では、キャップ用ゴム組成物のゴム成分が範囲外であるため、加工性が大幅に悪化し、それに伴い低燃費性が悪化した。また、比較例5では、ベース用ゴム組成物が範囲外であるため、低燃費性が大幅に悪化し、また操縦安定性も悪化していた。
Figure 0005016215
Figure 0005016215
上記のように、本発明によれば、実用レベルの加工性を維持しつつ、また湿潤路面におけるグリップ性、剛性、耐摩耗性を悪化させずに、低燃費性を実現することができるので、乗用車用ラジアルタイヤを始めとして各種空気入りタイヤに利用することができる。
空気入りタイヤの一例を示すトレッド部の断面図である。
符号の説明
10…トレッド部、12…カーカス層、14…ベルト層、16…トレッドゴム部、18…ベースゴム層、20…キャップゴム層

Claims (1)

  1. キャップゴム層とベースゴム層からなるトレッドゴム部を備える空気入りタイヤであって、
    前記ベースゴム層は、天然ゴムとブタジエンゴムのブレンドからなるゴム成分100重量部に対しカーボンブラックを20〜80重量部配合したゴム組成物からなり、
    前記キャップゴム層は、スチレン−ブタジエンゴムの単独、又はスチレン−ブタジエンゴムと他のジエン系ゴムとのブレンドからなるゴム成分100重量部に対し、BET比表面積が50〜110/g、細孔面積が5〜50m/gであり、かつ、単位表面積当たりのシラノール基量が16個/nm以上であるシリカを20〜100重量部配合したゴム組成物からなる
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
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