JP5012893B2 - 通信システム、通信装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

通信システム、通信装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、P2P(Peer to Peer)ネットワークのように一の装置が送信した検索要求、検索応答及び検索対象のデータ等を他の装置が中継する構成のネットワークを利用し、各装置の利用者に対して効率よく情報提供を行う通信システム、通信装置及びコンピュータプログラムを提供する。
従来、ネットワークを利用してユーザに情報を提供する種々の通信システムが研究・開発され、実用化されている。例えば、特許文献1においては、配信対象の映像コンテンツの要約映像コンテンツを作成する編集サーバを有し、編集サーバが映像コンテンツの視聴に関する視聴者毎の視聴情報及び映像コンテンツに対応する映像メタデータに基づいて要約映像コンテンツを作成する構成のデジタル映像配信システムが提案されている。このデジタル映像配信システムは、視聴者に対して有益と思われる要約映像コンテンツを提供することができ、有用且つ多様なデジタル映像配信サービスを実現することができる。
また、ネットワークの構成としてP2P(PureP2P)によるネットワークが広く普及している。P2Pネットワークでは、ネットワークを構成する一の通信装置(以下、ノードという)がデータの検索要求を近隣のノードへ送信し、検索要求を受信したノードが該当するデータを保持している場合には検索応答を返信し、その後に検索要求の送信元へこのデータを転送する。また、該当するデータを保持していない場合には、更に近隣のノードへ検索要求を送信する。このように複数のノードが検索要求、検索応答及びデータを中継することによって、P2Pネットワークでは特別なサーバ装置を用いることなくデータの検索及び転送等を行うことができる。また、P2Pネットワークでは、ネットワーク構成を容易に変更することができるという利点がある。
特許文献2においては、コンテンツを要求した端末装置(コンテンツ要求ピア)がコンテンツを取得するまでの所要時間を短縮し、ネットワークのトラヒックを低減することができるピア間コンテンツデリバリシステムが提案されている。このシステムでは、キャッシュ装置が、コンテンツ所有ピアからコンテンツ取得応答信号をコンテンツ要求ピアに転送する際にそのコンテンツ取得応答信号に含まれるコンテンツをキャッシュ用ストレージに格納し、コンテンツ所有ピアからコンテンツ要求ピアへのコンテンツ保存要求信号に含まれるコンテンツをキャッシュ用ストレージに格納し、また、公開用ストレージにコンテンツ所有ピアが保存したコンテンツをキャッシュ用ストレージに格納する。その後、キャッシュ装置がコンテンツ要求ピアからコンテンツ所有ピアへのコンテンツ取得要求信号を受信し、指定されたコンテンツがキャッシュ用ストレージに既に格納されている場合、指定されたコンテンツ所有ピアの代わりにコンテンツ取得応答信号を返送する。
特許文献3においては、ツリー構造に装置が接続されたP2Pネットワークにて情報検索効率を向上することができる情報検索方法が提案されている。この情報検索方法では、一の装置が子装置から情報公開要求を受け取った場合には公開情報を格納し、情報公開要求を親装置に転送する。また、子装置から情報検索要求を受け取った場合には検索条件を格納し、情報検索要求を親装置に転送する。その後、記憶した検索条件に基づいて記憶した公開情報を検索し、検索によって公開情報が合致した場合には、情報検索要求の送信元へ公開情報を送信する。この構成により、ツリー構造の上位に位置する装置に記憶された公開情報を検索するのみで、ネットワーク内で公開されている全ての情報の検索が可能となるため、検索効率が向上する。
特許文献4においては、他ノードと共にP2Pネットワークを構成し、検索要求メッセージ及びこれに対する応答メッセージを相互に授受するノードに、自ノードが中継するメッセージを所定期間記憶する記憶部を設け、他のノードから受け取った検索依頼に適合するメッセージが記憶部に記憶されている場合、そのノードに検索結果が存在することを示す推薦情報を送信する構成のネットワークシステムが提案されている。このネットワークシステムでは、推薦情報により他ノードが目的のグループ又は情報等を発見しやすいという利点がある。
特開2005−136824号公報 特開2004−246786号公報 特開2005−159911号公報 特開2004−102531号公報
特許文献2に記載のピア間コンテンツデリバリシステム、特許文献3に記載の情報検索方法、及び特許文献4に記載のネットワークシステムは、いずれもP2Pネットワークでのデータ(コンテンツ、メッセージ)の検索を高速化又は高効率化することを主たる目的とするものである。よって、ユーザが自ら行った検索に該当するデータのみを装置間で授受するのみである。
これに対して特許文献1に記載のデジタル映像配信システムは、編集サーバが視聴者に対して有益と思われる映像コンテンツを自動的に要約映像コンテンツとして編集してユーザに提供する。よって、ユーザは検索を行うことなく有益な映像コンテンツが存在することを知ることができ、これを視聴することができるため、ユーザにとって利便性の非常に高いデジタル映像配信システムを提供できる。しかしながら、このような有益な映像コンテンツなどのデータをユーザに推薦するシステムは、データを一括して管理するサーバ装置が存在するクライアントサーバ型のネットワークでは容易に実現できるが、サーバ装置の存在しないP2Pネットワークでは各ノードが所有するデータの全てを把握することは困難であるため、有益なデータを推薦するシステムを実現することは容易ではない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、サーバ装置が存在せずにP2Pネットワークのように複数の通信装置がそれぞれ一対一通信を行うネットワーク構成の場合であっても、ユーザがデータの検索を行った際の検索履歴又はその他のユーザによるデータへのアクセス頻度等に応じて、有益なデータに関する情報を通知することにより各通信装置がユーザへデータを推薦することができる通信システム、通信装置及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明においては、ネットワークの各通信装置が、一の通信装置からの検索要求を他の通信装置へ中継すると共に、他の通信装置から送信された検索に該当するデータを一の通信装置へ中継する構成とする。このとき、データを中継する通信装置は、このデータを推薦するためのデータとして記憶するか否かの判定を行って記憶しておき、記憶したデータに関する情報を表示するか否かの判定を行って、この通信装置を利用するユーザに情報を表示する。これにより、中継のために一時的に記憶したデータからユーザに有益なデータを推薦することができる。
中継したデータを記憶しておくか否かの判定は、通信装置が自ら発した検索要求に係る情報を記憶しておき、この情報に基づいて行うことができる。例えば、中継したデータが検索を要求したデータに類似のデータであるか否かを判定し、類似のデータである場合に記憶しておくことができる。ユーザが検索を要求したデータは有益なデータであり、これに類似するデータは有益なデータである可能性が高い。
また、中継したデータを記憶しておくか否かの判定は、自装置又は他装置の検索要求に該当するデータを保持していた他の通信装置に係る情報を基に行うことができる。例えば、中継を行う毎にデータを保持していた通信装置がいずれであるかを記憶しておくことによって、アクセスの多い通信装置を調べることができる。アクセスが多い通信装置は、有益なデータを保持している可能性が高いため、この通信装置からのデータを中継する際に推薦用のデータとして記憶しておくことができる。
本発明の通信システムでは、各通信装置が中継の際に記憶したデータについて、他の通信装置から検索要求を受信した場合には、検索要求を転送せずに記憶したデータを検索結果として送信する。中継の際に記憶したデータに関する情報を表示するか否かの判定は、記憶したデータに対する他の通信装置からの検索要求の頻度を算出して、この頻度が閾値を超えるか否かにより行う。他の通信装置からの検索要求の頻度が高いデータは有益なデータである可能性が高い。
また、本発明の通信システムでは、各通信装置がデータの中継を行う場合には、一の通信装置からの検索要求を他の通信装置へ中継し、検索要求に該当するデータを保持する他の通信装置からの検索応答を一の通信装置へ中継し、その後に他の通信装置からのデータを一の通信装置へ中継する。各通信装置では検索応答を中継する際に、検索要求に係るデータを保持する他の通信装置を知ることができる。そこで、検索応答を受信した場合に検索応答に係るデータに関する情報を表示するか否かの判定を行って情報を表示する。これにより、データを中継する以前に推薦を行うことができる。
本発明による場合は、P2Pネットワークのようなサーバ装置が存在しない通信システムの場合であっても、各通信装置を利用するユーザに対して、このユーザの検索履歴又は他のユーザのアクセス頻度等に応じて有益なデータを推薦することができる。よって、ユーザはより多くの有益なデータを取得する機会を得ることができ、通信システムの利便性を高めることができる。
P2Pネットワークによる通信システムの一構成例を示す模式図である。 本発明に係るノードのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明に係るノードの通信に関する機能構成を示すブロック図である。 検索要求テーブルの一構成例を示す模式図である。 管理テーブルの一構成例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る通信システムの通信例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る通信システムの通信例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る通信システムの通信例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る通信システムの通信例を示す模式図である。 本発明に係る通信システムの各ノードが行う検索要求受信時の処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る通信システムの各ノードが行う検索応答受信時の処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る通信システムの各ノードが行う推薦可否判定処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る通信システムの各ノードが行う転送要求受信時の処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る通信システムの各ノードが行うコンテンツ受信時の処理の手順を示すフローチャートである。 本発明に係る通信システムの各ノードが行うコンテンツの推薦処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1の変形例1に係る通信システムの各ノードが行う推薦可否判定処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るノードの通信に関する機能構成を示すブロック図である。
符号の説明
1〜6 ノード(通信装置)
11 CPU
12 メモリ
13 表示部
14 操作部
15 通信I/F
20 ハードディスク
21 通信プログラム
22 推薦用記憶部(データ記憶手段)
23 キャッシュ用記憶部
24 コンテンツ用記憶部
25 検索要求テーブル(検索要求情報記憶手段)
26 管理テーブル
31 検索要求応答処理部(検索要求受信手段、検索要求送信手段、データ受信手段、データ送信手段、検索応答受信手段、検索応答送信手段)
32 推薦可否判定部(記憶判定手段)
33 キャッシュ可否判定部
34 推薦処理部(通知判定手段、情報通知手段)
35 リソース管理部(判定手段)
36 コンテンツ管理部(判定手段)
37 検索要求記録部
51 推薦情報
100、101 検索要求
151、151a 検索応答
181、181a 転送要求
201 コンテンツ(データ)
301 ノード(通信装置)
332 推薦可否判定部(記憶判定手段)
(実施の形態1)
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、P2Pネットワークによる通信システムの一構成例を示す模式図である。図示の通信システムは6つの通信装置(以下、ノードという)1〜6を備えている。例えば、ノード1はノード2及びノード5と一対一で通信を行うことができるようにしてある。同様に、ノード2はノード1及びノード3と通信を行うことができ、ノード3はノード2及びノード4と通信を行うことができ、ノード4はノード3及びノード5と通信を行うことができる。また、ノード5はノード4及びノード6と通信を行うことができ、ノード6はノード5と通信を行うことができる。
図示の通信システムにおいて、ノード6がデータ(以下、コンテンツという)201を保持しており、ノード2を利用するユーザがコンテンツ201に対する検索を行ったとする。このとき、例えばノード2はコンテンツ201に係る検索要求101をノード1へ送信する。ノード1は検索要求101を受信するが、コンテンツ201を保持していないため検索要求101をノード5へ送信する。同様に、ノード5も検索要求101を受信してノード6へ送信する。検索要求101を受信したノード6は、コンテンツ201を保持している旨を通知する検索応答151をノード5へ送信する。検索応答151は、検索要求101と逆の経路で中継されて、ノード2にて受信される。
次いで、検索応答151を受信したノード2は、ノード6へコンテンツ201の転送要求(図示は省略する)を送信する。ノード2から送信された転送要求もまた、ノード1及びノード5にて中継され、ノード6にて受信される。転送要求を受信したノード6は、コンテンツ201をノード2へ送信する。コンテンツ201はノード5及びノード1にて中継され、ノード2にて受信される。このとき、ノード1及び/又はノード5は中継したコンテンツ201をキャッシュコンテンツとして一時的に記憶するようにしてあり、同様の検索要求を受信した場合にはノード6へ検索要求を中継することなく、自身が記憶したキャッシュコンテンツを転送することで通信速度及び通信レスポンス等を向上することができるようにしてある。
図2は、本発明に係るノード1のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、図2においてはノード1の構成を図示するが、図1に示したノード2〜6の構成はノード1の構成と略同じであるため図示を省略する。ノード1は、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、表示部13、操作部14、通信I/F(インタフェース)15及びハードディスク20等を備えている。これは、所謂PC(パーソナルコンピュータ)の構成であり、本発明に係る通信システムは複数の汎用PCをノードとしてネットワークに接続することで構成することができる。
CPU11は、種々の演算処理及びノード1の各部の制御処理等を行うものであり、ハードディスク20に記憶された種々のコンピュータプログラムをメモリ12に読み出して実行することによって演算処理及び制御処理を行うようにしてある。メモリ12は、DRAMなどの大容量の高速アクセス可能な記憶素子で構成されるものであり、CPU11が処理を行う際に種々のデータを一時的に記憶するようにしてある。表示部13は、液晶ディスプレイ又はCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等で構成されるものであり、ユーザに対して種々の文字又は画像等を表示するようにしてある。操作部14は、キーボード及びマウス等で構成されるものであり、ユーザによる操作を受け付けてCPU11に操作内容を通知するようにしてある。通信I/F15は、通信ケーブルを接続するための接続ポートを有し、通信ケーブルを介して他のノードとの間でデータの送受信を行うものである。ただし、無線による通信を行うものであってもよい。
ハードディスク20は、数百GB又はそれ以上の大容量の磁気記憶装置であり、CPU11により実行される種々のプログラム及びこれらのプログラムの実行のために必要なデータ等が記憶してある。例えば、ハードディスク20には、OS(Operating System)、及びワードプロセッサ又は表計算等のアプリケーション等のプログラム(図示は省略する)が記憶してある。また、本発明に係るノード1のハードディスク20には、P2Pによる通信を行うための通信プログラム21と、この通信プログラム21が処理を行う際に用いる検索要求テーブル25及び管理テーブル26とが記憶してあると共に、他のノードに提供可能なコンテンツを記憶するコンテンツ用記憶部24と、中継を行ったコンテンツをキャッシュデータとして一時的に記憶するためのキャッシュ用記憶部23と、ノード1を利用するユーザに推薦するためのコンテンツを記憶するための推薦用記憶部22とが設けてある。
本発明に係る通信システムでは、上述のように各ノードが検索要求、検索応答、転送要求及びコンテンツ等を中継することによって、直接的に通信を行わない2つのノードが、間接的にコンテンツの授受を行うことができる。各ノードは他のノードに公開するコンテンツをコンテンツ用記憶部24に記憶している。また、上述のように中継したコンテンツをキャッシュデータとしてキャッシュ用記憶部23に記憶することで、通信システムの通信速度を向上することができると共に、中継したコンテンツを推薦用記憶部22に記憶しておき、このコンテンツを推薦する推薦情報を表示部13に表示することで、各ノードを利用するユーザにコンテンツに関する情報を通知する機能を備えている。これらの機能は通信プログラム21により実現されるものである。
図3は、本発明に係るノード1の通信に関する機能構成を示すブロック図であり、CPU11にて通信プログラム21を実行することにより実現される機能の構成である。なお、ノード2〜6の機能構成は略同じであるため図示を省略する。通信プログラム21を実行することにより、CPU11には、検索要求応答処理部31、推薦可否判定部32、キャッシュ可否判定部33、推薦処理部34、リソース管理部35、コンテンツ管理部36及び検索要求記録部37等の機能ブロックが構成される。検索要求応答処理部31は、他のノードから送信された検索要求、検索応答、転送要求及びコンテンツを通信I/F15を介して受信し、受信した検索要求、検索応答、転送要求及びコンテンツを各部へ与えると共に、受信内容に応じて他のノードへ検索要求、検索応答、転送要求及びコンテンツを送信する(中継する)処理を行う。
検索要求応答処理部31は、他ノードから検索要求を受信した場合、検索要求をコンテンツ管理部36及びリソース管理部35へ与えて、検索要求に該当するコンテンツがコンテンツ用記憶部24、推薦用記憶部22又はキャッシュ用記憶部23に記憶されているか否かを調べる。コンテンツ用記憶部24、推薦用記憶部22又はキャッシュ用記憶部23に該当するコンテンツが記憶されている場合には、検索要求の送信元のノードへ検索応答を送信し、該当するコンテンツが記憶されていない場合には、送信元とは別のノードへ検索要求を送信する。また、検索要求応答処理部31は、受信した検索要求を検索要求記録部37へ与える。検索要求記録部37は、与えられた検索要求に応じて、ハードディスク20に記憶された検索要求テーブル25及び管理テーブル26を更新する。
図4は、検索要求テーブル25の一構成例を示す模式図である。また、図5は、管理テーブル26の一構成例を示す模式図である。検索要求テーブル25は、受信した検索要求に関する情報を記憶するテーブルであり、検索要求の要求元ノード、ポート番号、ユーザが入力した検索キー、及び検索要求に係るコンテンツの所有ノード等の情報が記憶される。また、管理テーブル26は、推薦用記憶部22に記憶されたコンテンツを管理するためのテーブルであり、コンテンツのファイル名、推薦用記憶部22に保存した日時、保存後にこのコンテンツに対する検索要求を受信した回数を示すヒット回数、及びこのコンテンツを推薦したか否かを示す推薦状態等の情報が記憶される。
検索要求テーブル25は、他ノードからの検索要求を受信した場合に更新されると共に、自ノードにてユーザがコンテンツの検索を行い、検索要求を他ノードへ検索要求を送信した場合にも更新される。管理テーブル26は、推薦用記憶部22にコンテンツを記憶した場合、他ノードからの検索要求を受信した場合、及びコンテンツを推薦した場合等に更新される。なお、検索要求テーブル25及び管理テーブル26に記憶される項目は、所定の期間経過後に削除する構成としてもよく、所定の記憶数を超えた場合に古いものから削除する構成としてもよく、その他の方法で削除する構成としてもよい。
なお、検索要求応答処理部31は、他ノードから受信した検索要求に該当するコンテンツが推薦用記憶部22に記憶されている場合には、上述のように検索要求の送信元ノードへ検索応答を送信すると共に、管理テーブル26を更新して該当するコンテンツのヒット回数をインクリメントするようにしてある。また、検索要求応答処理部31が送信する検索応答には、該当するコンテンツを所有するノードに係る情報と共に、このコンテンツに係る情報(例えばファイル名、ファイルサイズ、コンテンツの作者、提供者、製作日時又は要約等の情報)が含まれている。
また、検索要求応答処理部31は、他のノードから検索応答を受信した場合、検索応答を検索要求記録部37へ与えて、検索要求に係るコンテンツの所有ノードに関する情報を、検索応答を基にして検索要求テーブル25の該当する項目に記憶する。更に、検索要求応答処理部31は、この検索応答が自ノードの検索要求に対するものであるか否かを調べ、自ノードの検索要求に対する検索応答の場合には、次いで、検索応答を送信したノードへコンテンツの転送要求を送信する。
受信した検索応答が自ノードの検索要求に対するものでない場合、即ち中継した検索要求に対するものの場合、検索要求応答処理部31は、受信した検索応答を推薦可否判定部32へ与えて、検索応答に係るコンテンツをユーザに推薦するためのコンテンツとして推薦用記憶部22に記憶するか否かの判定を行う。
推薦可否判定部32は、ハードディスク20に記憶された検索要求テーブル25を基に推薦用記憶部22にコンテンツを記憶するか否かの判定を行うようにしてあり、まず、検索要求テーブル25の要求元ノードを調べることにより、自ノードが発した検索要求に係る情報を取得する。次いで、自ノードが発した検索要求に係る情報の検索キーに基づいて、この検索キーにより検索されるコンテンツと、受信した検索応答に係るコンテンツとの間の類似性の有無を調べる。推薦可否判定部32は、類似性がある場合には受信した検索応答に係るコンテンツを推薦用記憶部22に記憶すると判定し、類似性がない場合には受信したコンテンツを推薦用記憶部22に記憶しないと判定する。
類似性の有無は、例えば検索キーのキーワードがコンテンツに含まれる情報のキーワードに一致又は類似するか否か、検索キーのキーワードがコンテンツのファイル名に一致又は類似するか否か等により判定することができる。このため、コンテンツを所有する各ノードは、類似性を判断するための情報を検索応答に含めて送信するようにしてある。また、類似性を有するキーワード群を予め辞書ファイルとして記憶しておき、判定の際にこの辞書ファイルを参照することもできる。ただし、判定方法はこれらに限るものではなく、その他の方法を用いてもよい。
推薦可否判定部32にて検索応答に係るコンテンツを推薦のために記憶すると判定した場合には、検索要求応答処理部31は受信した検索応答に含まれるコンテンツの所有ノードの情報を変更して所有ノードを自ノードとした後で、変更した検索応答を検索要求の送信元のノードへ送信する。推薦可否判定部32にて検索応答に係るコンテンツを推薦のために記憶しないと判定した場合には、受信した検索応答を変更することなく検索要求の送信元のノードへ送信する。
また、検索要求応答処理部31が他のノードから転送要求を受信した場合、まず、この転送要求が自ノードに対するものであるか否かを調べる。受信した転送要求が自ノードに対するものでない場合、転送要求をコンテンツを所有するノードへ送信する。転送要求が自ノードに対するもののとき、要求されたコンテンツを自ノードが保持している場合と、上述のように検索応答に含まれる所有ノードの情報を変更して送信した場合とが存在する。
コンテンツを自ノードが保持している場合には、コンテンツ用記憶部24、推薦用記憶部22又はキャッシュ用記憶部23から転送要求に係るコンテンツを読み出して、転送要求の送信元のノードへ送信する。検索応答を変更して送信した場合には、自ノードではこのコンテンツを保持していないため、検索要求テーブル25を参照してコンテンツの所有ノードを調べ、このノードにコンテンツの転送要求を送信する。その後、検索要求応答処理部31はコンテンツを受信して推薦用記憶部22に記憶すると共に、このコンテンツを転送要求の送信元のノードへ送信する。
また、検索要求応答処理部31が他ノードからコンテンツを受信した場合、このコンテンツが自ノードの転送要求に対するものであるか否かを調べる。受信したコンテンツが自ノードの転送要求に対するものである場合、このコンテンツをコンテンツ管理部36がコンテンツ用記憶部24に記憶するか、又は上述のように推薦用記憶部22にリソース管理部35がコンテンツを記憶する。
自ノードの転送要求に対するものでない場合、このコンテンツを他ノードへ送信する。ただし、受信したコンテンツを他ノードへ送信する場合には、検索要求応答処理部31はキャッシュ可否判定部33へ受信したコンテンツを与えて、このコンテンツをキャッシュ用記憶部23に記憶するか否かの判定を行う。キャッシュ用記憶部23によるキャッシュデータとしてのコンテンツの記憶は、P2Pネットワークによる通信システムの通信の高速化を目的とするものである。キャッシュ可否判定部33は、通信システムとした予め定められた規則に従ってコンテンツのキャッシュを行うか否かを判定するようにしてある。例えば、受信したコンテンツが中継されたノードの数(所謂、ホップ数)に応じて判定する(ホップ数が偶数の場合に記憶するなど)ことができるが、別の規則に従って判定を行ってもよい。これらの判定方法については既存の技術であるため、本実施の形態では詳細な説明を省略する。
また、推薦可否判定部32の判定により推薦用記憶部22に記憶されたコンテンツは、推薦処理部34により推薦するか否かの判定が行われた後、表示部13に推薦情報51を表示することによりユーザに対する推薦処理が行われる。まず、推薦処理部34は、ハードディスク20に記憶された管理テーブル26を読み出し、未推薦の各コンテンツのヒット回数を調べて、ヒット回数が予め定められた閾値を超えたコンテンツを推薦すると判定する。次いで、推薦すると判定したコンテンツについて、推薦情報51を作成し、表示部13に推薦情報51を表示する。
このとき作成される推薦情報51は、例えばコンテンツのファイル名及びコンテンツに係る簡単な情報等を含む文字又は画像等で構成されるものである。推薦処理部34は、文字又は画像等で構成された推薦情報51を、例えば表示部13の表示画面の片隅にアイコンとして表示する、又はポップアップメニューとして表示する等の方法により表示する。また、表示部13に対する表示のみでなく、音声出力により推薦情報を出力する構成としてもよい。
このように、コンテンツを中継する際に推薦可否判定部32にて検索要求テーブル25に基づく判定を行って推薦用記憶部22にコンテンツを記憶すると共に、記憶したコンテンツを推薦処理部34にて管理テーブル26に基づく判定を行って推薦情報51として表示部13に表示することにより、他ノードが検索を行ったコンテンツから自ノードのユーザに有益なデータを選別して推薦することができる。
図6乃至図9は、本発明の実施の形態1に係る通信システムの通信例を示す模式図である。例えば図1に示す通信システムにおいて、まず、ノード1〜6が保持していないコンテンツに対する検索要求100をノード1が発したとする(図6参照)。これに対して他のノード2〜6が検索応答を送信することはない。ノード1では、検索要求100を送信する際に、検索要求テーブル25を更新して、検索要求100に関する情報を追加する。
次いで、ノード2がコンテンツ201に対する検索要求101をノード1へ送信し、コンテンツ201をノード6が保持しているとする。検索要求101を受信したノード1では、コンテンツ201を保持しているか否かを調べ、保持していないため検索要求101をノード5へ送信する。このとき、ノード1では検索要求テーブル25を更新して、検索要求101に関する情報を追加する。ノード5は同様にしてノード6へ検索要求101を送信する。ノード6はコンテンツ201を保持しているため、検索応答151をノード5へ送信し、これを受信したノード5は検索応答151をノード1へ送信する(図7参照)。
検索応答151を受信したノード1では、検索要求テーブル25を更新してコンテンツの所有ノードに関する情報を記憶する。また、受信した検索応答151は自ノード(ノード1)が発した検索要求に対するものではないため、検索応答151を推薦可否判定部32へ与えて、検索応答151に係るコンテンツ201をユーザに推薦するためのコンテンツとして推薦用記憶部22に記憶するか否かの判定を行う。
ここで、検索要求100により検索されるコンテンツと検索応答151に係るコンテンツ201との間に類似性があるとする。推薦可否判定部32は検索応答151に係るコンテンツ201を記憶すると判定するため、検索要求応答処理部31は検索応答151に含まれる情報のうちのコンテンツ所有ノードを自ノードに変更して検索応答151aとし、検索応答151aをノード1からノード2へ送信する(図8参照)。
検索応答151aを受信したノード2は、ノード1がコンテンツ201の所有ノードであると判断し、ノード1へコンテンツ201の転送要求181を送信する。転送要求181を受信したノード1は、コンテンツ201を保持していないため、検索要求テーブルを参照してコンテンツ201を保持するノードがノード6であることを調べ、コンテンツ201の転送要求181aをノード6へ向けて送信する。転送要求181aはノード5にて中継されてノード6にて受信される。転送要求181aを受信したノード6はコンテンツ201をノード1へ向けて送信し、コンテンツ201はノード5にて中継されてノード1にて受信される(図9参照)。
コンテンツ201を受信したノード1は、コンテンツ201を推薦用記憶部22に記憶すると共に、ノード2へコンテンツ201を送信する。これにより、ノード2では所望のコンテンツ201を取得することができる。また、ノード1では、推薦用記憶部22にコンテンツ201が記憶されて推薦可能な状態とされ、コンテンツ201に対する他ノードからの検索要求のヒット回数が閾値を超えた場合に、推薦処理部34がコンテンツ201に係る推薦情報51を表示部13に表示し、コンテンツ201の推薦を行うようにしてある。
次に、フローチャートを用いて本発明に係る通信システムの各ノードが行う処理を説明する。図10は、本発明に係る通信システムの各ノードが行う検索要求受信時の処理の手順を示すフローチャートである。ノードの検索要求応答処理部31は、まず、他ノードからの検索要求を受信したか否かを調べ(ステップS1)、受信していない場合には(S1:NO)、検索要求を受信するまで待機する。検索要求を受信した場合(S1:YES)、受信した検索要求に該当するコンテンツがコンテンツ用記憶部24、推薦用記憶部22又はキャッシュ用記憶部23のいずれかに記憶済みであるか否かを調べる(ステップS2)。
検索要求に該当するコンテンツが記憶済みである場合(S2:YES)、更に、このコンテンツが推薦用記憶部22に記憶されているか否かを調べる(ステップS3)。推薦用記憶部22に記憶されている場合(S3:YES)、管理テーブル26の該当するコンテンツに係るヒット回数をインクリメントする(ステップS4)。コンテンツが推薦用記憶部22に記憶されているのではない場合(S3:NO)、又はステップS4にてヒット回数をインクリメントした後、このコンテンツを保持している旨を通知する検索応答を検索要求の送信元のノードへ送信し(ステップS5)、処理を終了する。
また、ステップS2にて、受信した検索要求に該当するコンテンツを記憶していない場合(S2:NO)、受信した検索要求を検索要求記録部37へ与えて検索要求テーブル25を更新して(ステップS6)、検索要求テーブル25に受信した検索要求に係る情報を追加する。次いで、この検索要求を送信元とは別の他ノードへ送信し(ステップS7)、処理を終了する。
図11は、本発明に係る通信システムの各ノードが行う検索応答受信時の処理の手順を示すフローチャートである。検索要求応答処理部31は、まず、他ノードからの検索応答を受信したか否かを調べ(ステップS21)、受信していない場合には(S21:NO)、検索応答を受信するまで待機する。検索応答を受信した場合には(S21:YES)、検索要求テーブル25を更新して(ステップS22)、受信した検索要求に係る情報を追加する。
次いで、受信した検索応答が自ノードに対するものであるか否かを調べ(ステップS23)、自ノードに対する検索応答の場合には(S23:YES)、検索応答の送信元のノードへコンテンツの転送要求を送信して(ステップS24)、処理を終了する。受信した検索応答が自ノードに対するものでない場合には(S23:NO)、この検索応答に係るコンテンツを推薦用のコンテンツとして推薦用記憶部22に記憶するか否かを判定する推薦可否判定処理を行う(ステップS25)。
図12は、本発明に係る通信システムの各ノードが行う推薦可否判定処理の手順を示すフローチャートである。また、図示の処理は図11のステップS25にて行う処理であり、推薦可否判定部32にて行われる処理である。推薦可否判定部32は、まず、検索要求テーブル25を読み出して(ステップS41)、検索要求テーブル25の要求元ノードの項目を調べることによって、自ノードが発した検索要求を取得する(ステップS42)。次いで、取得した検索要求から検索キーを抽出し(ステップS43)。
また、検索要求応答処理部31にて受信された検索応答に含まれる情報からキーワードを抽出し(ステップS44)、ステップS43にて抽出した検索キーとステップS44にて抽出したキーワードとに類似性があるか否かを調べる(ステップS45)。類似性がある場合には(S45:YES)、この検索応答に係るコンテンツを推薦用記憶部22に記憶すると判定し(ステップS46)、類似性がない場合には(S45:NO)、コンテンツを記憶しないと判定して(ステップS47)、推薦可否判定処理を終了する。
推薦可否判定処理の終了後、判定の結果としてコンテンツを推薦用記憶部22に記憶すると判定したか否かを調べる(ステップS26)。記憶すると判定された場合(S26:YES)、受信した検索応答に含まれる所有ノードの情報を自ノードに変更する(ステップS27)。記憶しないと判定された場合(S26:NO)、又はステップS27にて検索応答の変更を行った後、受信した検索応答又は変更した検索応答を他ノードに送信し(ステップS28)、処理を終了する。
図13は、本発明に係る通信システムの各ノードが行う転送要求受信時の処理の手順を示すフローチャートである。検索要求応答処理部31は、まず、他ノードからコンテンツの転送要求を受信したか否かを調べ(ステップS61)、受信していない場合には(S61:NO)、転送要求を受信するまで待機する。転送要求を受信した場合には(S61:YES)、更に、この転送要求が自ノードに対するものであるか否かを調べる(ステップS62)。転送要求が自ノードに対するものでない場合(S62:NO)、この転送要求を他ノードへ送信し(ステップS63)、処理を終了する。
受信した転送要求が自ノードに対するものである場合(S62:YES)、更にこの転送要求に係るコンテンツがコンテンツ用記憶部24、推薦用記憶部22又はキャッシュ用記憶部23に記憶済みのコンテンツであるか否かを調べる(ステップS64)。これらのいずれかに記憶済みのコンテンツの場合(S64:YES)、このコンテンツを読み出して転送要求の送信元のノードへ送信し(ステップS65)、処理を終了する。
転送要求に係るコンテンツが記憶済みのコンテンツでない場合(S64:NO)、検索要求テーブル25を読み出して(ステップS66)、検索要求テーブル25からこの転送要求に係るコンテンツを所有するノードを取得する(ステップS67)。次いで、取得した所有ノードへこのコンテンツの転送要求を送信して(ステップS68)、処理を終了する。
図14は、本発明に係る通信システムの各ノードが行うコンテンツ受信時の処理の手順を示すフローチャートである。検索要求応答処理部31は、まず、他ノードからコンテンツを受信したか否かを調べ(ステップS81)、受信していない場合には(S81:NO)、コンテンツを受信するまで待機する。コンテンツを受信した場合には(S81:YES)、このコンテンツが自ノードに対するコンテンツであるか否か(即ち、自ノードが発した転送要求に対して送信されたコンテンツであるか否か)を調べる(ステップS82)。自ノードに対するコンテンツでない場合(S82:NO)、受信したコンテンツを他ノードへ送信し(ステップS83)、処理を終了する。ただし、図示は省略するが、受信したコンテンツを他ノードへ送信する前に、このコンテンツをキャッシュ用記憶部23に記憶するか否かの判定処理と、判定結果に応じてコンテンツを記憶する処理とを行うものとする。
受信したコンテンツが自ノードに対するコンテンツの場合(S82:YES)、更に、このコンテンツが推薦用のコンテンツであるか否か(即ち、図13のステップS68にて送信した転送要求に対してのコンテンツであるか否か)を調べる(ステップS84)。推薦用のコンテンツでない場合(S84:NO)、このコンテンツは自ノードが発した検索要求に該当するコンテンツ(即ち、図11のステップS24にて送信した転送要求に対してのコンテンツ)であるので、このコンテンツをコンテンツ用記憶部24に記憶し(ステップS85)、処理を終了する。
受信したコンテンツが推薦用のコンテンツの場合(S84:YES)、このコンテンツを推薦用記憶部22に記憶し(ステップS86)、管理テーブル26を更新して(ステップS87)、このコンテンツに係る情報を追加する。この場合、受信したコンテンツは、他ノードが検索要求を発し、転送要求を自ノードへ送信したコンテンツであるので、このコンテンツの転送要求元のノードへ送信し(ステップS88)、処理を終了する。
図15は、本発明に係る通信システムの各ノードが行うコンテンツの推薦処理の手順を示すフローチャートであり、推薦処理部34にて行われる処理である。推薦処理部34は、まず、管理テーブル26が更新されたか否かを調べ(ステップS101)、更新されていない場合には(S101:NO)、更新されるまで待機する。管理テーブル26が更新された場合(S101:YES)、この管理テーブル26を読み出す(ステップS102)。
次いで、読み出した管理テーブル26から未推薦のコンテンツを1つ抽出し(ステップS103)、このコンテンツに係るヒット回数が閾値を超えたか否かを調べる(ステップS104)。ヒット回数が閾値を超えた場合(S104:YES)、このコンテンツに係る推薦情報51を作成して(ステップS105)、作成した推薦情報51を表示部13に表示する(ステップS106)。ヒット回数が閾値を超えない場合(S104:NO)、又はステップS106にて推薦情報51を表示した後、管理テーブル26に含まれる未推薦のコンテンツの全てについてステップS103〜S106の処理が終了したか否かを調べる(ステップS107)。全てのコンテンツについて処理が終了していない場合には(S107:NO)、ステップS103へ戻り、次の未推薦のコンテンツを抽出し、上述の処理を繰り返し行う。全てのコンテンツについて処理が終了した場合(S107:YES)、推薦処理を終了する。
以上の構成の実施の形態1に係る通信システムにおいては、他のノードへの検索応答を中継する際にこの検索応答に係るコンテンツを推薦のために記憶するか否かを判定すると共に、他のノードへのコンテンツを中継する際に判定結果に応じてこのコンテンツを推薦用記憶部22に記憶しておくことにより、他ノードを利用するユーザが検索したコンテンツを自ノードを利用するユーザに推薦するためにコンテンツを蓄積することができる。このとき、自ノードのユーザが以前に検索を行った検索キーなどを基にコンテンツの類似性を調べ、類似性を有するコンテンツを予め記憶しておくことにより、よりユーザにとって有益なコンテンツを推薦することができる。また、推薦用記憶部22に記憶したコンテンツに対する検索要求のヒット回数に応じて、このコンテンツを推薦する構成とすることにより、より多くの他のユーザが要求する人気の高いコンテンツを自ノードを利用するユーザに推薦することができる。
なお、本実施の形態1においては、コンテンツ用記憶部24、推薦用記憶部22及びキャッシュ用記憶部23を1つのハードディスク20内に設ける構成としたが、これに限るものではなく、それぞれを別のハードディスクに設ける構成とすることも可能である。また、各記憶部の記憶容量は固定であってもよく、可変であってもよい。また、推薦用記憶部22にコンテンツを記憶した後、ヒット回数が閾値を超えた場合にのみコンテンツの推薦を行う構成としたが、これに限るものではなく、推薦用記憶部22にコンテンツを記憶した直後に無条件で(即ち、ヒット回数の閾値が0回の条件で)推薦を行う構成としてもよい。また、以下の変形例に示す構成としてもよい。
(変形例1)
実施の形態1においては、図12に示すように、推薦可否判定部32の判定は自ノードが以前に発した検索要求を基に行っているが、これに限るものではなく、例えば以下に示す方法を用いてもよく、更に別の方法を用いてもよい。図16は、本発明の実施の形態1の変形例1に係る通信システムの各ノードが行う推薦可否判定処理の手順を示すフローチャートであり、図11のステップS25にて行う処理である。
推薦可否判定部32は、まず、検索要求応答処理部31にて受信された検索応答を調べて、検索応答に係るコンテンツの所有ノードを特定する(ステップS121)。次いで、検索要求テーブル25を読み出して(ステップS122)、検索要求テーブル25の所有ノードを調べることにより、ステップS121にて特定した所有ノードへの検索要求数を算出し(ステップS123)、検索要求数が閾値を超えたか否かを調べる(ステップS124)。検索要求数が閾値を超えた場合(S124:YES)、この検索応答に係るコンテンツを推薦用記憶部22に記憶すると判定し(ステップS125)、検索要求数が閾値を超えない場合(S124:NO)、コンテンツを記憶しないと判定して(ステップS126)、推薦可否判定処理を終了する。
以上のように、中継した検索要求に係る情報を検索要求テーブル25に記憶しておき、検索応答に係るコンテンツの所有ノードについて、検索要求が発せられた数を算出することによって、この所有ノードの他ノードからの人気を推定することができる。よって、算出した検索要求数が閾値を超えた場合には、この所有ノードは人気のあるコンテンツを所有している可能性が高いため、この所有ノードに係るコンテンツを推薦用のコンテンツとして推薦用記憶部22に記憶すると判断する。これにより、自ノードを利用するユーザに、人気の高いコンテンツを推薦することが可能となる。
(変形例2)
実施の形態1においては、推薦処理部34は推薦用記憶部22に記憶したコンテンツのみを推薦の対象としたが、これに限るものではなく、キャッシュ用記憶部23に記憶したコンテンツも推薦の対象としてよい。このためには、管理テーブル26に推薦用記憶部22のコンテンツの情報と共にキャッシュ用記憶部23のコンテンツについての情報を記憶し、他ノードからの検索要求を受信した場合には管理テーブル26のヒット回数をインクリメントする。推薦処理部34は、管理テーブル26のヒット回数が閾値を超えたコンテンツについて、推薦用記憶部22のコンテンツであってもキャッシュ用記憶部23のコンテンツであっても、推薦情報51を作成して表示部13に表示する。
なお、推薦用記憶部22に記憶したコンテンツ及びキャッシュ用記憶部23に記憶したコンテンツの両方を推薦の対象とする場合には、推薦用記憶部22とキャッシュ用記憶部23とを別の記憶部として設けずに、共通の1つの記憶部としてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1に係る通信システムでは、各ノードはコンテンツを中継する際に推薦用記憶部22にこのコンテンツを記憶し、その後に推薦処理部34が推薦用記憶部22からコンテンツを推薦した。これに対して実施の形態2に係る通信システムでは、各ノードはコンテンツを中継する以前に、詳しくは検索応答を中継する際にコンテンツを推薦する構成である。図17は、本発明の実施の形態2に係るノード301の通信に関する機能構成を示すブロック図である。実施の形態2に係るノード301の構成は、図3に示した実施の形態1に係るノード1の構成とほぼ同じであるが、ノード1が有していた推薦処理部34及び管理テーブル26を有さず、推薦可否判定部332が判定の結果に応じて推薦情報51の作成及び表示を行う構成である。
推薦可否判定部332は、実施の形態1に係るノード1の推薦可否判定部32と同様の方法で検索応答に係るコンテンツを推薦用記憶部22に記憶するか否かを判定する。この際、検索応答に係るコンテンツを記憶すると判定した場合には、このコンテンツに係る推薦情報51を作成し、表示部13に表示するようにしてある。なお、判定方法は図12に示した方法であってもよく、図16に示した方法であってもよく、その他の方法であってもよい。

Claims (4)

  1. 複数の装置との間で一対一の通信をそれぞれ行うことができ、一の装置からデータの検索要求を受信する検索要求受信手段、該検索要求に該当するデータを保持しているか否かを判定する判定手段、該当するデータを保持していない場合に他の装置へ前記検索要求を送信する検索要求送信手段、他の装置から検索要求に該当するデータを受信するデータ受信手段、及び検索要求を送信した一の装置へ前記データ受信手段が受信したデータを送信するデータ送信手段を有する通信装置を複数備え、一の通信装置が他の通信装置への検索要求及びデータを中継するようにしてある通信システムにおいて、
    前記通信装置は、
    前記検索要求受信手段が受信した検索要求に該当するデータを保持していた他の通信装置に係る情報を記憶する検索要求情報記憶手段と、
    前記データ受信手段が受信したデータを記憶するか否かを判定する記憶判定手段と、
    該記憶判定手段が記憶すると判定したデータを記憶するデータ記憶手段と、
    該データ記憶手段に記憶したデータに関する情報を表示するか否かを判定する表示判定手段と、
    表示判定手段が表示すると判定した場合に前記情報を表示する処理を行う情報表示手段と
    を有し、
    前記記憶判定手段は、前記検索要求情報記憶手段が記憶した情報を基に判定を行うようにしてあり、
    データを中継した通信装置が該データに関する情報を表示するようにしてあること
    を特徴とする通信システム。
  2. 前記表示判定手段は、前記データ記憶手段に記憶されたデータに対する他の通信装置からの検索要求の頻度が閾値を越えた場合に、前記データに係る情報を表示すると判定するようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 複数の装置との間で一対一の通信をそれぞれ行うことができ、一の装置からデータの検索要求を受信する検索要求受信手段と、該検索要求に該当するデータを保持しているか否かを判定する判定手段と、該当するデータを保持していない場合に他の装置へ前記検索要求を送信する検索要求送信手段と、他の装置から検索要求に該当するデータを受信するデータ受信手段と、検索要求を送信した一の装置へ前記データ受信手段が受信したデータを送信するデータ送信手段とを備える通信装置において、
    前記検索要求受信手段が受信した検索要求に該当するデータを保持していた他の通信装置に係る情報を記憶する検索要求情報記憶手段と、
    前記データ受信手段が受信したデータを記憶するか否かを判定する記憶判定手段と、
    該記憶判定手段が記憶すると判定したデータを記憶するデータ記憶手段と、
    該データ記憶手段に記憶したデータに関する情報を表示するか否かを判定する表示判定手段と、
    表示判定手段が表示すると判定した場合に前記情報を表示する処理を行う情報表示手段と
    を備え
    前記記憶判定手段は、前記検索要求情報記憶手段が記憶した情報を基に判定を行うようにしてあること
    を特徴とする通信装置。
  4. 複数の装置との間で一対一の通信をそれぞれ行うことができる通信装置に、一の装置からデータの検索要求を受信させ、該検索要求に該当するデータを保持しているか否かを判定させ、該当するデータを保持していない場合に他の装置へ前記検索要求を送信させ、他の装置から検索要求に該当するデータを受信させ、検索要求を送信した一の装置へ受信したデータを送信させるコンピュータプログラムにおいて、
    通信装置に、
    受信した検索要求に該当するデータを保持していた他の装置に係る情報を記憶させ、
    記憶した他の装置に係る情報を基に、受信したデータを記憶するか否かを判定させ、
    記憶すると判定したデータを記憶させ、
    記憶したデータに関する情報を表示するか否かを判定させ、
    表示すると判定した場合に前記情報を表示する処理を行わせること
    を特徴とするコンピュータプログラム。
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