JP5012522B2 - 路側境界面検出装置 - Google Patents

路側境界面検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5012522B2
JP5012522B2 JP2008006228A JP2008006228A JP5012522B2 JP 5012522 B2 JP5012522 B2 JP 5012522B2 JP 2008006228 A JP2008006228 A JP 2008006228A JP 2008006228 A JP2008006228 A JP 2008006228A JP 5012522 B2 JP5012522 B2 JP 5012522B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boundary surface
road
feature point
point
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008006228A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009169618A (ja
Inventor
章弘 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP2008006228A priority Critical patent/JP5012522B2/ja
Publication of JP2009169618A publication Critical patent/JP2009169618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5012522B2 publication Critical patent/JP5012522B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、路側境界面検出装置に係り、特に、カメラ等により撮像された画像から道路と路側の境界面を検出する路側境界面検出装置に関する。
近年、車両の衝突や道路からの逸脱等の事故発生の危険性を判断したり、これらの事故を自動的に回避するため、撮像された画像から道路と路側の境界面を検出して車両が走行可能な道路の範囲を認識する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、複数のカメラを備えたステレオ光学系によって車外を撮像し、ステレオ光学系で撮像された画像を処理して画像全体に渡る距離分布を計算し、計算された距離分布の情報に対応する被写体の各部分の三次元位置を計算し、三次元位置の情報を用いて道路の形状と側壁を検出する技術が開示されている。
特開平6−266828号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では距離分布を求めるため、複数のカメラを備えたステレオ光学系などの測距機構が必要であり、装置構成が煩雑となる、という問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、簡易な構成で道路と路側の境界面を検出することができる路側境界面検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、発明は、車両の前方、後方の一方、あるいはその両方を撮像する撮像手段と、前記撮像手段による撮像によって得られた画像に対してエッジ検出を行って、当該画像内に含まれる物体の形状を示す特徴点として垂直エッジ点を検出する特徴点検出手段と、前記撮像手段による撮像によって得られた画像の前記道路が消失する消失点に相当する予め定められた位置を原点として、当該原点から予め定められた角度範囲内で当該原点より伸びる2本の直線の間となる領域を当該2本の直線のなす角度を変えつつ設定し、当該なす角度毎に定まる当該2本の直線の間となる領域内における前記特徴点検出手段により検出された特徴点の分布状態に基づいて、前記車両が走行する道路と路側の境界面を特定する境界面特定手段と、を備えている。
発明では、撮像手段により、車両の前方、後方の一方、あるいはその両方が撮像され、特徴点検出手段により、撮像手段による撮像によって得られた画像に対してエッジ検出を行って、当該画像内に含まれる物体の形状を示す特徴点として垂直エッジ点が検出され、境界面特定手段により、撮像手段による撮像によって得られた画像の道路が消失する消失点に相当する予め定められた位置を原点として、原点から予め定められた角度範囲内で原点より伸びる2本の直線の間となる領域を2本の直線のなす角度を変えつつ設定し、なす角度毎に定まる2本の直線の間となる領域内における特徴点検出手段により検出された特徴点の分布状態に基づいて、車両が走行する道路と路側の境界面が特定される。
このように、発明によれば、撮像によって得られた画像から当該画像内に含まれる物体の形状を示す特徴点を検出し、検出された特徴点の分布状態に基づいて、車両が走行する道路と路側の境界面を特定しているので、ステレオ光学系などの測距機構を設けることなく、簡易な構成で道路と路側の境界面を検出することができる。
また、本発明は、前記特徴点検出手段により検出された特徴点から前記路側に存在する柱状物体による特徴点を抽出する特徴点抽出手段をさらに備え、前記境界面特定手段が、前記特徴点抽出手段により抽出された特徴点の分布状態に基づいて、前記境界面を特定してもよい。
また、前記特徴点抽出手段は、前記検出手段により検出された特徴点から垂直方向に連続的に並ぶ特徴点を各々グルーピングし、当該グルーピングされた特徴点を抽出することにより前記柱状物体による特徴点を抽出してもよい。
また、前記撮像手段による撮像によって得られた画像から前記道路領域を特定して当該道路が消失する消失点の位置を推定する消失点推定手段をさらに備え、前記境界面特定手段が、前記消失点推定手段により推定された消失点の位置を原点として、前記境界面を特定してもよい。
以上説明したように、本発明によれば、撮像によって得られた画像から当該画像内に含まれる物体の形状を示す特徴点を検出し、検出された特徴点の分布状態に基づいて、車両が走行する道路と路側の境界面を特定しているので、簡易な構成で道路と路側の境界面を検出することができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下では、本発明を、車両に搭載され、ドライバの運転支援を行うドライバ支援装置に適用した場合を例として説明する。
[第1の実施の形態]
図1には、本実施の形態に係るドライバ支援装置10の概略構成が示されている。
同図に示すように、ドライバ支援装置10は、所定の検出対象領域を連続的に撮像するカメラ12と、各種情報を表示するディスプレイ14と、カメラ12による撮像により得られた画像に基づいて各種の警告を行う装置本体20と、を含んで構成されている。
なお、本実施の形態に係るカメラ12は、車両の前方グリルまたはバンパなどの車両の前方側に取り付けられており、車両の前方を撮像する。
図1に示すように、装置本体20は、ドライバ支援装置10全体の動作を司るCPU(中央処理装置)22と、CPU22による各種処理プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM(Random Access Memory)24と、後述する境界面検出処理プログラムを含む各種制御プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)26と、各種情報を記憶するHDD(ハード・ディスク・ドライブ)28と、カメラ12の撮影動作を制御するカメラ制御部30と、ディスプレイ14への画面やメッセージなどの各種情報の表示を制御する表示制御部32と、運転者へ警告を行うためのスピーカ34と、を備えている。
CPU22、RAM24、ROM26、HDD28、カメラ制御部30、表示制御部32、及びスピーカ34は、システムバスBUSを介して相互に接続されている。
従って、CPU22は、RAM24、ROM26、及びHDD28に対するアクセスと、カメラ制御部30を介してカメラ12の撮影動作の制御と、表示制御部32を介したディスプレイ14に対する各種情報の表示の制御と、スピーカ34からの音声の出力の制御と、を各々行うことができる。
図2には、本実施の形態に係るドライバ支援装置10の機能的な構成を示す機能ブロック図が示されている。
同図に示されるように、ドライバ支援装置10は、境界面検出部50と、警告表示制御部58と、を備えている。
カメラ制御部30は、境界面検出部50、及び警告表示制御部58と接続されており、カメラ12による撮影によって得られた画像を示す画像データを順次出力する。
同図に示すように、境界面検出部50は、特徴点検出部52と、境界面特定部56と、を備えている。
特徴点検出部52には、カメラ制御部30、及び境界面特定部56と接続されており、カメラ制御部30から画像データが順次入力される。
特徴点検出部52は、カメラ制御部30から画像データが入力されると、当該画像データにより示される画像から当該画像内に含まれる物体の形状を示す特徴点を検出しており、本実施の形態では、撮像によって得られた画像に対して微分フィルタ(例えば、ソーベルフィルタ)などを用いてエッジ検出を行って特徴点として当該画像に含まれる物体の垂直エッジ点を検出する。なお、本実施の形態では、特徴点として垂直エッジ点を検出するものとしたが、物体の形状や輪郭を表わすものであれば、これに限定されるものではない。
境界面特定部56は、警告表示制御部58と接続されている。
境界面特定部56は、特徴点検出部52により検出された垂直エッジ点の分布状態に基づいて、車両が走行する道路と路側の境界面を特定するものとしており、本実施の形態では、撮像によって得られた画像の道路が消失する消失点に相当する予め定められた位置を原点として、当該原点から予め定められた角度範囲内で当該原点より伸びる2本の直線の角度を変えつつ当該2本の直線の間となる領域内での垂直エッジ点の分布状態に基づいて、境界面を特定する。
警告表示制御部58は、ディスプレイ14、及びスピーカ34と接続されており、カメラ制御部30から画像データが順次入力され、境界面特定部56から境界面の位置を示す位置情報が入力される。
警告表示制御部58は、カメラ制御部30から順次入力される画像データにより示される画像をディスプレイ14に表示させる。また、警告表示制御部58は、境界面特定部56より入力される位置情報に基づいて、車両が走行する道路と路側の境界面と車両との間隔を求め、境界面と車両との間隔が予め定められた閾値以下となった場合に、ディスプレイ14に表示される、当該位置情報により示される境界面の表示形態を変更(例えば、境界面を赤く表示)してドライバに対して警告を発生させるものとされている。なお、この際、スピーカ34から警告音や警告メッセージ等を出力するものとしもよい。
ところで、以上のように構成されたドライバ支援装置10の各構成要素(境界面検出部50(特徴点検出部52、境界面特定部56)及び警告表示制御部58)による処理は、プログラムを実行することにより、コンピュータを利用してソフトウェア構成により実現することができる。但し、ソフトウェア構成による実現に限られるものではなく、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成の組み合わせによって実現することもできることは言うまでもない。
以下では、本実施の形態に係るドライバ支援装置10が、境界面検出処理プログラムを実行することにより上記各構成要素による処理を実現するものとされている場合について説明する。この場合、当該境界面検出処理プログラムをROM26やHDD28に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等を適用することができる。
次に、図3を参照して、本実施の形態に係るドライバ支援装置10の作用を説明する。なお、図3は、CPU22により実行される境界面検出処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。当該境界面検出処理プログラムは、例えば、ドライバ支援装置10が搭載された車両のエンジンスイッチがオンされるなどによって図示しない車両制御装置から処理開始の指示信号が受信されるとCPU22により実行される。
同図のステップ100では、カメラ制御部30からの画像データの入力待ちを行う。
次のステップ102では、入力された画像データにより示される画像の濃度値の変化に基づいてエッジ検出を行い、当該画像に含まれる物体の垂直エッジ点を検出する。
図4には、入力された画像データにより示される画像に対してエッジ検出を行った結果検出された垂直エッジ点が「×」印により示されている。
次のステップ106では、撮像によって得られた画像の直線状の道路が消失する消失点に相当する予め定められた位置を原点Cとして、当該原点Cから境界面が存在すると予測される予め定められた角度範囲内で、原点Cより伸びる2本の直線を定める。
次のステップ108では、2本の直線の間の領域内の垂直エッジ点の分布状態を示す値として、エッジ点数及びエッジ点密度を導出する。
ここで、本実施の形態では、図4に示すように、境界面が存在すると予測される角度範囲及び2本の直線を、原点Cより伸びる所定の基準直線(本実施の形態では原点Cの垂線)との角度θによって定めており、境界面が存在すると予測される角度範囲は、{θmin、θmax}(θmin≦θmax(例えば、θmin=30°、θmax=85°))と表わされ、原点Cより伸びる2本の直線は、直線(θb)、直線(θt)(θmin≦θb<θt≦θmax)と表される。
本実施の形態は、この角度範囲{θmin、θmax}内で2本の直線(θb)、直線(θt)の角度を変えつつ、直線(θb)、直線(θt)の間となる領域内での垂直エッジ点のエッジ点数C(θb,θt)及びエッジ点密度D(θb,θt)を導出している。本実施の形態では、上記ステップ106及びステップ108の処理によって、例えば、最初にθb=θminと一旦定め、当該θbからθmaxの範囲で所定角度(例えば、1°)ずつ角度を変えてθtを定めて、直線(θb)、直線(θt)の間となる領域内でのエッジ点数C(θb,θt)及びエッジ点密度D(θb,θt)を導出し、当該θbからθmaxの間の範囲の上記所定角度ずつの全ての角度でエッジ点数C(θb,θt)及びエッジ点密度D(θb,θt)の導出が終ると、θbを上記所定角度だけ角度を変えて再度θbからθmaxの範囲でθtを定めてエッジ点数C(θb,θt)及びエッジ点密度D(θb,θt)を求めることをθb=θmaxとなるまで繰り返すことにより、角度範囲{θmin、θmax}内において上記所定角度ずつ範囲が異なる全ての領域でエッジ点数C(θb,θt)及びエッジ点密度D(θb,θt)を導出している。
次のステップ110では、所定角度ずつ範囲が異なる全ての領域でのエッジ点数C(θb,θt)及びエッジ点密度D(θb,θt)の導出されか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ112へ移行する一方、否定判定となったステップ106へ移行する。
次のステップ112では、導出された各領域におけるエッジ点数C(θb,θt)及びエッジ点密度Dから以下の(1)式を用いて評価値F(θb,θt)を算出し、評価値Fが最大となるθb,θtを特定する。
F(θb,θt)=α×C(θb,θt)+β×D(θb,θt)・・・(1)
ここで、α、βは定数
なお、上記α、βは、実機を用いた実験やコンピュータ・シミュレーション等により、適宜定めればよい。
この評価値Fが最大となるθb,θtが車両が走行する道路と路側の境界面の位置を示している。
次のステップ114では、上記ステップ112において特定されたθb,θtに基づき、境界面と車両との間隔を求める。
次のステップ116では、ディスプレイ14に、カメラ制御部30から入力される画像データにより示される画像と共に、上記ステップ114において求めた境界面と車両との間隔が予め定められた閾値以下である場合、ドライバに対して警告を発生させる。
次にステップ120では、例えば、車両のエンジンスイッチがオフされるなどによって図示しない車両制御装置から処理終了の指示信号が入力したか否かを判定し、否定判定となった場合はステップ100へ移行する一方、肯定判定となった場合は本境界面検出処理プログラムの処理が処理終了となる。
以上のように、本実施の形態によれば、カメラ12による撮像によって得られた画像から当該画像内に含まれる物体の形状を示す特徴点を検出し、検出された特徴点の分布状態に基づいて、車両が走行する道路と路側の境界面を特定しているので、ステレオ光学系などの測距機構を設けることなく、簡易な構成で道路と路側の境界面を検出することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態に係るドライバ支援装置10の電気系の要部構成は、上記第1の実施の形態(図1参照)と同一であるため、説明を省略する。
図5には、本実施の形態に係るドライバ支援装置10の機能的な構成を示す機能ブロック図が示されている。なお、同図における図2と同一の処理部分には図2と同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施の形態に係る境界面検出部50は、特徴点抽出部54をさらに備えている。
特徴点抽出部54は、特徴点検出部52、及び境界面特定部56と接続されている。
特徴点抽出部54は、特徴点検出部52により検出された垂直エッジ点から路側に存在する柱状物体による垂直エッジ点を抽出しており、本実施の形態では、特徴点検出部52により検出された垂直エッジ点から垂直方向に連続的に並ぶ垂直エッジ点を各々グルーピングし、当該グルーピングされた垂直エッジ点を抽出することにより柱状物体による垂直エッジ点を抽出している。
境界面特定部56は、特徴点抽出部54、及び警告表示制御部58と接続されている。
境界面特定部56は、特徴点抽出部54により抽出された垂直エッジ点の分布状態に基づいて、境界面を特定する。
次に、図6を参照して、本実施の形態に係る境界面検出処理プログラムの処理の流れについて説明する。なお、同図における図3と同一の処理部分には図3と同一の符号を付して、その説明を省略する。
ステップ104では、ステップ102において検出されれた各垂直エッジ点を、図7に示すように、垂直方向に連続的に並ぶ垂直エッジ点毎に各々グルーピングし、当該グルーピングされた垂直エッジ点を柱状物体による垂直エッジ点として抽出する。
すなわち、上記ステップ102において検出されれた各垂直エッジ点には、様々な物体の輪郭を示す垂直エッジ点が含まれている。そこで、本実施の形態では、垂直方向に連続的に(例えば、3画素範囲以内)に並ぶ垂直エッジ点をグルーピングすることにより、柱状物体による垂直エッジ点を特定している。
そして、ステップ108では、2本の直線の間の領域内における上記ステップ104により抽出された垂直エッジ点のエッジ点数及びエッジ点密度を導出する。
以上のように、本実施の形態によれば、垂直方向に連続的に並ぶ垂直エッジ点毎に各々グルーピングし、当該グルーピングされた垂直エッジ点を抽出することにより、柱状物体による垂直エッジ点を精度良く検出できるため、道路と路側の境界面の検出精度が向上する。
なお、上記各実施の形態では、垂直エッジ点の分布状態を示す値として、エッジ点数及びエッジ点密度を導出する場合について説明したが、これに限定されるもではなく、例えば、エッジ点数又はエッジ点密度の一方のみを導出し、エッジ点数又はエッジ点密度が最も大きな値となるθb,θtを特定するものとしてもよい。また、垂直エッジ点の分布状態を示す値としてもエッジ点数又はエッジ点密度に限定されるもではない。
また、上記各実施の形態では、消失点に相当する原点Cの位置を予め定めている場合について説明したが、これに限定されるもではなく、例えば、図8に示すように、カメラ12による撮像によって得られた画像から道路領域を特定して当該道路が消失する消失点の位置を推定する消失点推定部60を設け、境界面特定部56が、消失点推定部60により推定された消失点の位置を原点として、境界面を特定してもよい。
すなわち、消失点推定部60が撮像によって得られた画像から道路の白線や路側線を検出し、検出した白線や路側線を近似した直線あるいは曲線を求めて消失点の位置を推定するものとしてもよい。
また、上記各実施の形態では、車両の前方を撮像する場合について説明したが、これに限定されるもではなく、例えば、車両の後方、あるいは車両の前方、後方の両方を撮像して得られた画像から当該画像内に含まれる物体の形状を示す特徴点を検出し、検出された特徴点の分布状態に基づいて、車両が走行する道路と路側の境界面を特定するようにしてもよい。
その他、上記各実施の形態で説明したドライバ支援装置10の電気系の要部構成(図1参照。)、及びドライバ支援装置10の機能的な構成(図2、図5、及び図8参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、上記各実施の形態で説明した境界面検出処理プログラム(図3、及び図6参照。)の処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
実施の形態に係るドライバ支援装置の電気系の要部構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係るドライバ支援装置の機能的な構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る境界面検出処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る検出された垂直エッジ点から境界面を検出する際の流れを示す模式図である。 第2の実施の形態に係るドライバ支援装置の機能的な構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る境界面検出処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る検出された垂直エッジ点から境界面を検出する際の流れを示す模式図である。 ドライバ支援装置の他の機能的な構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 ドライバ支援装置
12 カメラ(撮像手段)
50 境界面検出部
52 特徴点検出部(特徴点検出手段)
54 特徴点抽出部(特徴点抽出手段)
56 境界面特定部(境界面特定手段)
60 消失点推定部(消失点推定手段)

Claims (4)

  1. 車両の前方、後方の一方、あるいはその両方を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段による撮像によって得られた画像に対してエッジ検出を行って、当該画像内に含まれる物体の形状を示す特徴点として垂直エッジ点を検出する特徴点検出手段と、
    前記撮像手段による撮像によって得られた画像の前記道路が消失する消失点に相当する予め定められた位置を原点として、当該原点から予め定められた角度範囲内で当該原点より伸びる2本の直線の間となる領域を当該2本の直線のなす角度を変えつつ設定し、当該なす角度毎に定まる当該2本の直線の間となる領域内における前記特徴点検出手段により検出された特徴点の分布状態に基づいて、前記車両が走行する道路と路側の境界面を特定する境界面特定手段と、
    を備えた路側境界面検出装置。
  2. 前記特徴点検出手段により検出された特徴点から前記路側に存在する柱状物体による特徴点を抽出する特徴点抽出手段をさらに備え、
    前記境界面特定手段は、前記特徴点抽出手段により抽出された特徴点の分布状態に基づいて、前記境界面を特定する
    請求項1記載の路側境界面検出装置。
  3. 前記特徴点抽出手段は、前記特徴点検出手段により検出された特徴点から垂直方向に連続的に並ぶ特徴点を各々グルーピングし、当該グルーピングされた特徴点を抽出することにより前記柱状物体による特徴点を抽出する
    請求項2記載の路側境界面検出装置。
  4. 前記撮像手段による撮像によって得られた画像から前記道路領域を特定して当該道路が消失する消失点の位置を推定する消失点推定手段をさらに備え、
    前記境界面特定手段は、前記消失点推定手段により推定された消失点の位置を原点として、前記境界面を特定する
    請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の路側境界面検出装置。
JP2008006228A 2008-01-15 2008-01-15 路側境界面検出装置 Expired - Fee Related JP5012522B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008006228A JP5012522B2 (ja) 2008-01-15 2008-01-15 路側境界面検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008006228A JP5012522B2 (ja) 2008-01-15 2008-01-15 路側境界面検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009169618A JP2009169618A (ja) 2009-07-30
JP5012522B2 true JP5012522B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=40970720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008006228A Expired - Fee Related JP5012522B2 (ja) 2008-01-15 2008-01-15 路側境界面検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5012522B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014194698A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Aisin Aw Co Ltd 道路端検出システム、方法およびプログラム

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103871042B (zh) * 2012-12-12 2016-12-07 株式会社理光 基于视差图的视差方向上连续型物体检测方法和装置
JP6270604B2 (ja) * 2014-04-14 2018-01-31 本田技研工業株式会社 対象物認識装置
JP6637399B2 (ja) * 2016-09-30 2020-01-29 株式会社デンソー 領域認識装置及び領域認識方法
JP7135579B2 (ja) * 2018-08-20 2022-09-13 株式会社Soken 物体検知装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3760426B2 (ja) * 1997-09-10 2006-03-29 矢崎総業株式会社 走行車線検出方法及びその装置
JP3649163B2 (ja) * 2001-07-12 2005-05-18 日産自動車株式会社 物体種別判別装置及び物体種別判別方法
JP4845876B2 (ja) * 2005-03-15 2011-12-28 パイオニア株式会社 道路景観地図作成装置、方法及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014194698A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Aisin Aw Co Ltd 道路端検出システム、方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009169618A (ja) 2009-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4337929B2 (ja) 移動状態推定装置
JP6362442B2 (ja) 車線境界線抽出装置、車線境界線抽出方法、及びプログラム
JP5058002B2 (ja) 物体検出装置
WO2013141226A1 (ja) 走行区画線を認識する装置および方法
JP4656456B2 (ja) 車線区画線検出装置、車線区画線検出方法、及び車線区画線検出プログラム
JP2008168811A (ja) 車線認識装置、車両、車線認識方法、及び車線認識プログラム
JP2008219063A (ja) 車両周辺監視装置及び方法
JP2011180982A (ja) 区画線検出装置
JP2012212282A (ja) 路面状態検出装置、路面状態検出方法、及び路面状態検出プログラム
US20140002658A1 (en) Overtaking vehicle warning system and overtaking vehicle warning method
JP5012522B2 (ja) 路側境界面検出装置
KR102372296B1 (ko) 영상 기반 주행 차로 판단 장치 및 방법
JP2007066003A (ja) 停止線検出装置
JP5469509B2 (ja) 車線位置検出装置および車線位置検出方法
JP2012252501A (ja) 走行路認識装置及び走行路認識用プログラム
US10789727B2 (en) Information processing apparatus and non-transitory recording medium storing thereon a computer program
JP2018073275A (ja) 画像認識装置
KR101568683B1 (ko) 영상 분석을 이용한 차간 거리 추정 방법 및 그 장치
JP2009276906A (ja) 走行情報提供装置
JP7398257B2 (ja) 道路標示認識装置
JP2008026999A (ja) 障害物検出システム、及び障害物検出方法
JP2009181310A (ja) 道路パラメータ推定装置
JP5957182B2 (ja) 路面上パターン認識方法および車両用情報記録装置
JP5914791B2 (ja) 衝突検出装置
JP5062316B2 (ja) 車線区画線検出装置、車線区画線検出方法、及び車線区画線検出プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120521

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5012522

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees