JP5012303B2 - 飲料抽出装置 - Google Patents

飲料抽出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5012303B2
JP5012303B2 JP2007207227A JP2007207227A JP5012303B2 JP 5012303 B2 JP5012303 B2 JP 5012303B2 JP 2007207227 A JP2007207227 A JP 2007207227A JP 2007207227 A JP2007207227 A JP 2007207227A JP 5012303 B2 JP5012303 B2 JP 5012303B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beverage extraction
filter block
beverage
attachment port
retaining member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007207227A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009039301A (ja
Inventor
靖彦 畔柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority to JP2007207227A priority Critical patent/JP5012303B2/ja
Publication of JP2009039301A publication Critical patent/JP2009039301A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5012303B2 publication Critical patent/JP5012303B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Making Beverages (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

本発明は、粉末原料が投入された抽出容器に湯を供給して、粉末原料と湯との混合体から飲料を抽出する飲料抽出装置に関するものである。
一般に、例えばレギュラーコーヒー等の飲料を提供するカップ式飲料自動販売機には、自動販売機内にコーヒーブリュアと呼ばれる飲料抽出装置が備えてある。この種の飲料抽出装置として、粉末原料及び湯が投入されるシリンダ(抽出容器)、このシリンダの下端開口部に対向して配置され、粉末原料と湯との混合体から飲料を抽出するフィルタブロック、このフィルタブロックで抽出された飲料を所定の供給位置まで供給する飲料抽出管路とを備えたものが一般的に知られている(例えば、特許文献1参照)。
この飲料抽出装置では、まず、シリンダの下端開口部にフィルタ紙を介してフィルタブロックが装着された後、シリンダに定量のコーヒー原料(コーヒーの挽き豆:焙煎済みのコーヒー豆をミルで粉状に挽いたもの)と湯が投入され、これらが混合・撹拌された後に、フィルタ紙を通じてフィルタブロックにコーヒー飲料が抽出される。フィルタブロックで抽出されたコーヒー飲料は、飲料抽出管路を通じて、ベンドステージに搬出されたカップに供給される。コーヒー飲料の抽出が終了すると、シリンダからフィルタブロックが隔離されるとともにフィルタ紙の交換が行われ、次の飲料抽出に備えるべく待機状態となる。
特開2005−338913号公報
ところで、上記の飲料抽出装置では、定期的にフィルタブロックや飲料抽出管路の洗浄を行っている。この洗浄作業は、フィルタブロックや飲料抽出管路を飲料抽出装置から取り外し、さらにフィルタブロックの取付け口から飲料抽出管路を取り外して行われる。しかしながら、洗浄作業終了後に、作業員が飲料抽出管路をフィルタブロックの取付け口に取付けし忘れてしまうことがあり、この状態のまま飲料抽出装置の運転を再開させた場合には、抽出された飲料を回収できないという問題が生じる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、飲料抽出管路のフィルタブロックへの取付け忘れを防止することができる飲料抽出装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る飲料抽出装置は、粉末原料及び湯が投入されるシリンダの下端面に対向して配置され、前記粉末原料と湯との混合体から飲料を抽出するフィルタブロックと、前記フィルタブロックの一側面に形成された取付け口を介して前記フィルタブロックの外部に配置され、前記フィルタブロックで抽出された飲料を所定の供給位置まで供給する飲料抽出管路と、を備えた飲料抽出装置において、前記フィルタブロックの前記一側面に対向するように配置された非接触センサと、前記飲料抽出管路が前記フィルタブロックの取付け口に接続されている場合に前記非接触センサの検出領域内に位置する一方、前記飲料抽出管路が前記フィルタブロックの取付け口に接続されていない場合に前記非接触センサの検出領域外に位置する検出対象と、前記非接触センサの検出結果に基づいて前記飲料抽出管路の前記取付け口への接続の有無を検知する制御手段と、前記フィルタブロックの前記一側面上で移動可能に配設され、前記取付け口に接続された前記飲料抽出管路に係合することにより前記飲料抽出管路が前記取付け口から抜けるのを規制する抜け止め部材とをさらに備え、前記抜け止め部材に前記検出対象を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る飲料抽出装置は、上記請求項1において、前記抜け止め部材の一端を、前記フィルタブロックの前記一側面に対して回転可能に軸支させ、前記フィルタブロックの前記一側面において、前記非接触センサの延長上に位置する部位に貫通孔を形成し、前記飲料抽出管路が前記抜け止め部材を介して前記取付け口に接続されている場合に、前記検出対象を前記貫通孔と前記非接触センサとの間に位置させることにより前記貫通孔を遮蔽する一方、前記飲料抽出管路が前記抜け止め部材を介して前記取付け口に接続されていない場合に、前記検出対象を回転移動させることにより前記貫通孔を露出させるように構成したことを特徴とする。
本発明の請求項3に係る飲料抽出装置は、上記請求項2において、前記非接触センサとして反射型光センサを適用したことを特徴とする。
本発明の請求項4に係る飲料抽出装置は、上記請求項2において、前記光センサとして透過型光センサを適用し、前記貫通孔を挟んで、前記透過型光センサの発光素子と受光素子とを対向させて配置したことを特徴とする。
本発明の飲料抽出装置によれば、粉末原料と湯との混合体から飲料を抽出するフィルタブロックと、このフィルタブロックの一側面に形成された取付け口を介してフィルタブロックの外部に配置された飲料抽出管路と、フィルタブロックの前記一側面に対向するように配置された非接触センサと、飲料抽出管路がフィルタブロックの取付け口に接続されている場合に非接触センサの検出領域内に位置する一方、飲料抽出管路がフィルタブロックの取付け口に接続されていない場合に非接触センサの検出領域外に位置する検出対象と、この非接触センサの検出結果に基づいて飲料抽出管路の取付け口への接続の有無を検知する制御手段とを備えた構成としたことで、フィルタブロックや飲料抽出管路を飲料抽出装置から取り外して洗浄作業を行った後に、飲料抽出管路をフィルタブロックへ取付け忘れることを確実に防止することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料抽出装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
まず、本発明の実施の形態における飲料抽出装置を筐体内に設けた飲料生成装置について説明する。図1は飲料生成装置を簡略的に示した正面図である。図1に示すように、ここで例示する飲料生成装置は、コーヒー豆(原料豆)を挽いた後にこれを用いてレギュラーコーヒーと称されるコーヒー飲料の抽出生成を行う一方、砂糖や粉末ミルク等の粉末の原料を用いて飲料の生成を行うもので、筐体1の内部に、豆容器10、ミル16、湯タンク20、飲料抽出装置30、ミキシングボール22、カップ供給装置24等を備えている。
豆容器10は、コーヒー豆を貯蔵する容器であり、上端部にコーヒー豆を投入するための投入用開口11を備える一方、下端部にオーガスクリュ12を備え、モータ13によってオーガスクリュ12を回転させた場合に、下端部前方のノズル14から所定量のコーヒー豆を払い出すものである。ミル16は、豆容器10のノズル14からシュータ15を介して払い出されたコーヒー豆を粉状に挽いて挽き豆とし、この挽き豆を飲料抽出装置30に供給するものである。以下、挽き豆を「コーヒー原料」という。
湯タンク20は、飲料抽出装置30に供給する湯を貯留するためのものである。湯タンク20は、加熱源として図示しないヒータを内蔵しており、このヒータの加熱動作によって、タンク内の湯の温度を所定の温度に保持している。この湯タンク20には、タンク内の湯を飲料抽出装置30に供給するための湯管路21が接続されている。
飲料抽出装置30は、ミル16から供給された挽き豆と、湯タンク20から供給された湯の混合体からコーヒー飲料を抽出するものである。図2は飲料抽出装置30の概念図である。図2に示すように、飲料抽出装置30は、シリンダ31、フィルタブロック40、フィルタ供給手段33及び飲料抽出管路50とを備えて構成してある。シリンダ31は、上下両端面がそれぞれ開口した円筒形状を成す容器である。図には明示されていないが、シリンダ31の上部には、ミル16から供給されるコーヒー原料と湯タンク20から供給される湯を投入するための投入部が設けられている。
フィルタブロック40は、上端に開口部41を有した有底の円筒形状を成すもので、シリンダ31の下端開口部32に対向して配置されている。このフィルタブロック40内部の上面側には、ステンレス又はプラスチック製のメッシュフィルタ42(図3を参照)が敷設される一方、底面側には、抽出したコーヒー飲料をフィルタブロック外部の飲料抽出管路50に送り出す抽出通路43が設けられている。図2に示すように、フィルタブロック40は昇降手段44を備えており、この昇降手段44のモータ45により昇降駆動され、下方の待機位置から上昇してシリンダ31の下端開口部32に密着結合した状態で、シリンダ31に投入されたコーヒー原料と湯との混合体からコーヒー飲料を抽出する。なお、図2はフィルタブロック40が待機位置にある状態を示している。また、フィルタブロック40の昇降手段44としては、例えば回転カムと、このカムに従動するパンタグラフ式リンクを組み合わせた機構を適用することができる。
フィルタ供給手段33は、ロール状に巻回された紙製で帯状を成すフィルタ紙35を、シリンダ31とフィルタブロック40との間へ順次繰り出すためのものであり、フィルタ紙35をフィルタブロック40及びシリンダ31の間に案内する一対のガイドローラ34を備えて構成してある。フィルタ供給手段33によって繰り出されるフィルタ紙35は、その幅がシリンダ31の下端開口部32及びフィルタブロック40の開口部41の内径よりも大きな幅を有しており、後述するようにコーヒー原料と湯との混合体を負圧の下で濾過してコーヒー飲料を抽出する。
飲料抽出管路50は、フィルタブロック40の一側面46に形成された取付け口47(図3を参照)を介して、フィルタブロック40内に設けられた抽出通路43と接続され、フィルタブロック40で抽出されたコーヒー飲料を所定の供給位置まで供給するものであり、例えば可撓性を有する合成樹脂材料から構成されるものである。本実施の形態では、この飲料抽出管路50は、フィルタブロック40で抽出されたコーヒー飲料を、図1に示すようにミキシングボール22まで供給する管路として構成している。
また、この飲料抽出管路50にはチューブ式ポンプ61が設けてある。チューブ式ポンプ61は、図には示されていないが、例えば内周面に円弧面を形成したチューブガイドと、周上に複数のローラを等間隔に配したロータとの組み合わせからなるポンプである。このチューブポンプ61を一方向(例えば反時計回り方向)に回転させると、フィルタブロック40に空気が圧送され、これによりシリンダ31内のコーヒー原料と湯が混合・攪拌される。一方、チューブポンプ61を他方向(例えば時計回り方向)に回転させると、フィルタブロック40が負圧となり、これによりシリンダ31内のコーヒー原料と湯との混合体が負圧のもとで抽出され、抽出されたコーヒー飲料が飲料抽出管路50からミキシングボール22へと送られる。
ミキシングボール22は、砂糖・クリーム等の粉末原料を供給する原料容器23を有し、この原料容器23から供給された上記の粉末原料と、飲料抽出管路50から供給されたコーヒー飲料とを混合するものである。カップ供給装置24は、図示しないカップ搬送手段を介してベンドステージ25にカップCを供給するものである。
次に、上記構成を有する飲料生成装置の動作について簡単に説明する。利用者によって飲料生成要求がなされると、飲料生成装置は、飲料抽出装置30の昇降手段44を駆動させてフィルタブロック40を上動させ、フィルタ紙35を介してフィルタブロック40の開口部41をシリンダ31の下端開口部32に密着結合させる。この後、豆容器10から供給されたコーヒー豆をミル16で挽いたコーヒー原料をシリンダ31の投入部に供給する一方、湯タンク20に貯留された湯を、湯管路21を介してシリンダ31の投入部に供給する。コーヒー原料と湯の投入が完了すると、飲料抽出管路50のチューブポンプ61を一方向に回転させることによりシリンダ31内に空気を圧送し、シリンダ31内のコーヒー原料と湯を混合・攪拌する。次いで、チューブポンプ61を逆方向に回転させることにより、フィルタブロック40を負圧にしてコーヒー原料と湯との混合体からコーヒー飲料を抽出し、抽出されたコーヒー飲料を飲料抽出管路50によってミキシングボール22に送る。次いで、ミキシングボール22において、コーヒー飲料に砂糖、クリームなどの粉末原料を加えて攪拌混合した後、ノズル26を介してベンドステージ25に載置されたカップCにコーヒー飲料を注出する。なお、コーヒー飲料がミキシングボール22に供給された後、フィルタブロック40の昇降手段44を駆動させてフィルタブロック40を下動させ、フィルタ供給手段33から一定量のフィルタ紙35を繰り出し、使用後のフィルタ紙35及びこれに付着する抽出滓を滓バケツに廃棄するとともに、廃液ピンチ62を開放して廃液を排出する。
次に、上述した飲料抽出管路50のフィルタブロック40への取付け忘れを検知する機構について説明する。なお、この飲料抽出管路50の取付け忘れを検知する機構は、フィルタブロック40自体が飲料抽出装置30内の設置位置にセットされたか否かの判別も同時に行う。図3は、フィルタブロック40の一側面46(以下、省略して「側面46」という。)に形成された取付け口47と飲料抽出管路50との接続構造を示す分解斜視図、図4は取付け口47に飲料抽出管路50が接続された状態を示す正面図、図5は図4のA−A断面図、図6は取付け口47に飲料抽出管路50が接続された状態を示す斜視図、図7は取付け口47に飲料抽出管路50が接続されていない状態を示す斜視図である。
図3に示すように、飲料抽出管路50は、飲料抽出管路本体51(以下、省略して「管路本体」という。)と、管路本体51の先端部に接続される連結部52とから構成されるものである。図3を用いて飲料抽出管路50の取付け口47への接続構造を簡単に説明すると、フィルタブロック40の外部に配設された管路本体51の端部を連結部52の一端に接続し、この連結部52の他端を取付け口47に挿し込んでフィルタブロック40内の抽出通路43に嵌合させ、さらに、側面46に取付けられている抜け止め部材70を連結部52に係合させた構造となっている。また、フィルタブロック40の側面46の所定位置には、矩形状の貫通孔48が形成してある。
本実施の形態では、以下に説明するように、フィルタブロック40の側面46に形成された貫通孔48に対向させて反射型光センサ80(図5を参照)を配置するとともに、側面46に取付けられた抜け止め部材70に反射型光センサの検出対象を設ける。そして、飲料抽出管路50が抜け止め部材70を介して取付け口47に接続されている場合に、抜け止め部材70に設けた検出対象を貫通孔48の前方に位置させることによって貫通孔48を遮蔽し、反射型光センサから投光された光を検出対象で反射させる。一方、飲料抽出管路50が連結部52及び抜け止め部材70を介して取付け口47に接続されていない場合には、抜け止め部材70に設けた検出対象を貫通孔48の前方位置から移動させることによって貫通孔48を露出させ、反射型光センサから投光された光を貫通孔48内に通過させるようにする。
図5〜図7に示すように、反射型光センサ80は、発光素子と、この発光素子からの反射光を受光する受光素子とから構成される検出部81を備え、この検出部81が貫通孔48と対向するように配置されている。発光素子及び受光素子は同軸方向に並設されている。これにより、発光素子から投光された光が検出対象で反射され、且つ、反射された赤外光が受光素子に受光されたときに、検出対象によって反射されたことを示す検出信号が出力される。図5に示すように、反射型光センサ80の検出結果は制御手段85に送られ、制御手段85は、この検出結果に基づいて飲料抽出管路50の取付け口47への接続の有無を検知する。なお、この反射型光センサ80は、飲料抽出装置30内にフィルタブロック40と独立して配置された筐体90に、適宜な手段により固定してある。
飲料抽出管路50の連結部52は、図3に示すように、取付け口47と管路本体51とを連結する部分である。この連結部52は、管路本体51と接続される管路接続部53と、取付け口47に接続される取付け口接続部54とを備えたL字型に構成されている。取付け口接続部54には、取付け口47の内径よりも大きい径を有する第1鍔部55及び第2鍔部56が設けられ、第1鍔部55及び第2鍔部56の間に、抜け止め部材70を係合させるように構成してある。また、第2鍔部56の周縁部には、回り止め用突起58が1箇所形成してある。
抜け止め部材70は、飲料抽出管路50の連結部52が取付け口47に接続された場合に連結部52に係合することによって、連結部52が取付け口47から抜けるのを規制する板状の部材である。図8は、抜け止め部材70を拡大して示した斜視図である。図8に示すように、この抜け止め部材70は、基部71、係合凹部72、回転規制部73,74及び遮蔽部(検出対象)75とから構成され、例えば合成樹脂材料や金属等によって一体成形されたものである。
基部71は、一端にボルト挿通孔76が形成された平板状を成す部分である。係合凹部72は、基部71に形成された切り欠き部分であり、連結部52における第1鍔部55及び第2鍔部56の間の筒部57と係合する部分である。回転規制部73,74は、それぞれ基部71に対して垂直方向に突設された凸部である。遮蔽部75は、基部71から延在する態様で形成された平板状の部材であり、フィルタブロック40の側面46に形成された貫通孔48を覆うのに十分な面積を有したものである。この遮蔽部75は、上述した反射型光センサ80の検出対象となる部分である。上記構成を有する抜け止め部材70は、フィルタブロック40の側面46にボルト止めされることにより、段付ボルト77を支点として側面46に対して回転可能に軸支される。
連結部52の管路接続部53を管路本体51の一端部に接続し、連結部52の取付け口接続部54を側面46の取付け口47に挿し込み、フィルタブロック40内の抽出通路43に嵌合させる。この状態で、連結部52に抜け止め部材70を装着させると、図4〜図6に示す構成となる。すなわち、抜け止め部材70の係合凹部72を、連結部52の第1鍔部55及び第2鍔部56の間の筒部57に係合させることによって、連結部52が取付け口47から抜けるのを規制しており、抜け止め部材70の回転規制部73,74の間に連結部52の回り止め用突起58を位置させることで、連結部52の回転を規制している。これにより飲料抽出管路50が側面46に対して固定される。なお、図4における符号59は、管路本体51と連結部52とを接続するクリップである。
図4〜図6に示すように、フィルタブロック40が飲料抽出装置30内の所定の設置場所にセットされ、且つ、飲料抽出管路50が抜け止め部材70を介してフィルタブロック40の取付け口47に接続された状態では、抜け止め部材70の遮蔽部75が貫通孔48の前方に配置されるため、遮蔽部75によって貫通孔48が遮蔽される。従って、反射型光センサ80の発光素子からの光が遮蔽部75で反射し、反射光となって受光素子で受光され、検出対象によって反射されたことを示す検出信号が反射型光センサ80から制御手段85に送られる。制御手段85は、飲料抽出管路50が取付け口47に接続されていると判別し、飲料抽出装置30の運転が再開可能であると判別する。
一方、図7に示すように、飲料抽出管路50が抜け止め部材70を介して取付け口47に接続されていない状態では、抜け止め部材70が重力によって段付ボルト77(支点)を中心に90℃回転し、支点からぶら下がった状態となる。すなわち、遮蔽部75が貫通孔48の前方位置から回転移動するため、貫通孔48が露出した状態となる。従って、反射型光センサ80の発光素子からの光は貫通孔48を通過することになるから、受光素子は反射光を受光せず、検出対象によって反射されなかったことを示す信号が反射型光センサ80から制御手段85に送られる。制御手段85は、飲料抽出管路50が取付け口47に接続されていないと判別する。
また、検出対象である遮蔽部75が設けられた抜け止め部材70は、フィルタブロック40の側面46に取り付けられているから、フィルタブロック40が飲料抽出装置30内にセットされていない場合には、当然、検出対象である遮蔽部75は、反射型光センサ80の検出領域には存在しないことになる。従って、反射型光センサ80の受光素子は検出対象からの反射光を受光せず、検出対象によって反射されなかったことを示す信号が制御手段85に送られる。制御手段85は、飲料抽出管路50が取付け口47に接続されていない、すなわち、フィルタブロック40がセットされていないと判別する。
制御手段85が、取付け口47に飲料抽出管路50が接続されていない(フィルタブロック40が設置位置にセットされていない)と判別した場合、制御手段85は、報知手段86に報知指令を送信し、報知手段86によって報知動作を行わせる。なお、報知手段86が行う動作としては、ランプの点灯や点滅、あるいはブザーからのブザー音やスピーカからの音声等による報知動作を挙げることができる。
また、非接触センサとして、上述した反射型光センサ80の替りに、透過型光センサ80´を適用してもよい。図9及び図10は、透過型光センサ80´を適用した場合の図であり、図9は取付け口47に取り付けられた飲料抽出管路50の連結部52に抜け止め部材70を装着させた状態を示す断面図、図10は取付け口47に飲料抽出管路50が取付けられていない状態を示す断面図である。
図9に示すように、透過型光センサ80´は、フィルタブロック40の側面46に形成された貫通孔48を挟んで、発光素子82と受光素子83とが対向するように配置され、発光素子82から投光された赤外光が遮光されたときに、透過型光センサ80´が遮光されたことを示す検出信号を出力するようになっている。図9及び図10に示すように、受光素子83は、フィルタブロック40の内側、且つ、フィルタブロック40と独立した場所に設置される。この透過型光センサ80´の検出結果は制御手段85に送られ、制御手段85は、この検出結果に基づいて飲料抽出管路50の取付け口47への接続の有無を検知する。
図9に示すように、連結部52に抜け止め部材70が装着された状態、すなわち、飲料抽出管路50が抜け止め部材70を介して取付け口47に接続された状態では、抜け止め部材70の遮蔽部75が貫通孔48の前方に配置されるため、遮蔽部75によって貫通孔48が遮蔽される。従って、透過型光センサ80´の発光素子82からの光は遮蔽部75で遮断され、遮光されたことを示す検出信号が透過型光センサ80´から制御手段85に送られる。制御手段85は、飲料抽出管路50が取付け口47に接続されていると判別し、飲料抽出装置30の運転が再開可能であると判別する。
一方、図10に示すように、飲料抽出管路50が抜け止め部材70を介して取付け口47に接続されていない状態では、抜け止め部材70が重力によって段付ボルト77(支点)を中心に90℃回転し、支点からぶら下がった状態となる。すなわち、遮蔽部75が貫通孔48の前方位置から回転移動するため、貫通孔48が露出した状態となる。従って、発光素子82からの赤外光は貫通孔48を通過し、受光素子83によって受光され、遮光されていないことを示す信号が透過型センサ80´から制御手段85に送られる。制御手段85は、飲料抽出管路50が取付け口47に接続されていないと判別し、報知手段86に報知指令を送信し、報知手段86を通じて報知動作を行わせる。
また、フィルタブロック40が飲料抽出装置30内にセットされていない場合には、検出対象である遮蔽部75は、透過型光センサ80´の検出領域には存在しない。つまり、発光素子82から投光された光を遮蔽するものは存在しない。従って、発光素子82からの赤外光は受光素子83によって受光され、遮光されていないことを示す信号が透過型光センサ80´から制御手段85に供給される。制御手段85は、飲料抽出管路50が取付け口47に接続されていない、すなわち、フィルタブロック40がセットされていないと判別し、報知手段86に報知指令を送信し、報知手段86を通じて報知動作を行わせる。
以上説明したように、本実施の形態の飲料抽出装置によれば、フィルタブロック40の側面46に対向するように配設された非接触センサ80(80´)と、飲料抽出管路50がフィルタブロックの取付け口47に接続されている場合に非接触センサ80(80´)の検出領域内に位置する一方、飲料抽出管路50がフィルタブロックの取付け口47に接続されていない場合に非接触センサの検出領域外に位置する検出対象75と、非接触センサ80(80´)の検出結果に基づいて飲料抽出管路50の取付け口47への接続の有無を検知する制御手段85と、を備えた構成としたことで、フィルタブロック40と飲料抽出管路50とを飲料抽出装置30から取り外して洗浄作業を行った後、飲料抽出管路50のフィルタブロック40への取付け忘れを確実に防止することができる。
また、本実施の形態の飲料抽出装置によれば、飲料抽出管路50の連結部52が取付け口47に挿し込まれた際に連結部52が取付け口47から抜けるのを規制する抜け止め部材70に、検出対象としての遮蔽部75を設け、この抜け止め部材70を、フィルタブロック40の側面46に対して回転可能に軸支させるとともに、フィルタブロック40の側面46において、非接触センサ80(80´)の延長上に位置する部位に貫通孔48を形成し、飲料抽出管路50が抜け止め部材70を介して取付け口47に接続されている場合に、遮蔽部75を貫通孔48と非接触センサ80(80´)との間に位置させることにより、貫通孔48を遮蔽する一方、飲料抽出管路50が抜け止め部材70を介して取付け口47に接続されていない場合に、遮蔽部75を回転移動させることにより貫通孔48を露出させるように構成したことで、飲料抽出管路50のフィルタブロック40への取付け忘れを検知すると同時に、フィルタブロック40の飲料抽出装置30内へのセット忘れも同時に検知することが可能となる。
なお、上記実施の形態では、飲料抽出管路50における管路本体51と連結部52とを別々の部材で構成したが、取付け口47に接続する連結部分と管路本体とを一体に形成した飲料抽出管路を適用し、この飲料抽出管路を取付け口47に接続する構成としてもよい。
本実施の形態の飲料抽出装置を筐体内に設けた飲料生成装置を簡略的に示した正面図である。 本実施の形態である飲料抽出装置の概念図である。 フィルタブロックの一側面に形成された取付け口と飲料抽出管路との接続構造を示す分解斜視図である。 取付け口に飲料抽出管路が接続された状態を示す正面図である。 図4のA−A断面図である。 取付け口に飲料抽出管路が接続された状態を示す斜視図である。 取付け口に飲料抽出管路が接続されていない状態を示す斜視図である。 抜け止め部材の斜視図である。 取付け口に飲料抽出管路が接続された状態を示す断面図である。(透過型センサを適用した場合) 取付け口に飲料抽出管路が接続されていない状態を示す断面図である。(透過型センサを適用した場合)
符号の説明
1 (飲料生成装置の)筐体
30 飲料抽出装置
31 シリンダ
32 (シリンダの)下端開口部
33 フィルタ供給手段
34 ガイドローラ
35 フィルタ紙
40 フィルタブロック
41 (フィルタブロックの)開口部
42 メッシュフィルタ
43 抽出通路
44 昇降手段
45 モータ
46 (フィルタブロックの)一側面
47 取付け口
48 貫通孔
50 飲料抽出管路
51 管路本体
52 連結部
53 管路接続部
54 取付け口接続部
55 第1鍔部
56 第2鍔部
57 筒部
58 回り止め用突起
61 チューブポンプ
62 廃液ピンチ
70 抜け止め部材
71 基部
72 係合凹部
73,74 回転規制部
75 遮蔽部
80 反射型光センサ(非接触センサ)
80´ 透過型光センサ(非接触センサ)
81 検出部
82 発光素子
83 受光素子
85 制御手段
86 報知手段
90 筐体

Claims (4)

  1. 粉末原料及び湯が投入されるシリンダの下端面に対向して配置され、前記粉末原料と湯との混合体から飲料を抽出するフィルタブロックと、
    前記フィルタブロックの一側面に形成された取付け口を介して前記フィルタブロックの外部に配置され、前記フィルタブロックで抽出された飲料を所定の供給位置まで供給する飲料抽出管路と、を備えた飲料抽出装置において、
    前記フィルタブロックの前記一側面に対向するように配置された非接触センサと、
    前記飲料抽出管路が前記フィルタブロックの取付け口に接続されている場合に前記非接触センサの検出領域内に位置する一方、前記飲料抽出管路が前記フィルタブロックの取付け口に接続されていない場合に前記非接触センサの検出領域外に位置する検出対象と、
    前記非接触センサの検出結果に基づいて前記飲料抽出管路の前記取付け口への接続の有無を検知する制御手段と、
    前記フィルタブロックの前記一側面上で移動可能に配設され、前記取付け口に接続された前記飲料抽出管路に係合することにより前記飲料抽出管路が前記取付け口から抜けるのを規制する抜け止め部材とをさらに備え、
    前記抜け止め部材に前記検出対象を設けたことを特徴とする飲料抽出装置。
  2. 前記抜け止め部材の一端を、前記フィルタブロックの前記一側面に対して回転可能に軸支させ、
    前記フィルタブロックの前記一側面において、前記非接触センサの延長上に位置する部位に貫通孔を形成し、
    前記飲料抽出管路が前記抜け止め部材を介して前記取付け口に接続されている場合に、前記検出対象を前記貫通孔と前記非接触センサとの間に位置させることにより前記貫通孔を遮蔽する一方、前記飲料抽出管路が前記抜け止め部材を介して前記取付け口に接続されていない場合に、前記検出対象を回転移動させることにより前記貫通孔を露出させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の飲料抽出装置。
  3. 前記非接触センサとして反射型光センサを適用したことを特徴とする請求項2に記載の飲料抽出装置。
  4. 前記光センサとして透過型光センサを適用し、前記貫通孔を挟んで、前記透過型光センサの発光素子と受光素子とを対向させて配置したことを特徴とする請求項2に記載の飲料抽出装置。
JP2007207227A 2007-08-08 2007-08-08 飲料抽出装置 Expired - Fee Related JP5012303B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007207227A JP5012303B2 (ja) 2007-08-08 2007-08-08 飲料抽出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007207227A JP5012303B2 (ja) 2007-08-08 2007-08-08 飲料抽出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009039301A JP2009039301A (ja) 2009-02-26
JP5012303B2 true JP5012303B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=40440718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007207227A Expired - Fee Related JP5012303B2 (ja) 2007-08-08 2007-08-08 飲料抽出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5012303B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11225883A (ja) * 1998-02-10 1999-08-24 Ishino Seisakusho:Kk 飲食台用自動給湯装置
JP2005338913A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd カップ式飲料自動販売機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009039301A (ja) 2009-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11623222B2 (en) Separation apparatus, grinding apparatus and beverage producing apparatus
WO2016173433A1 (zh) 一种咖啡机及其工作方法
JP2012517879A5 (ja)
CN101534687A (zh) 用于形成饮料的方法和装置
ITMI20040321U1 (it) Macchinetta elettrica da caffe' a caduta d'acqua automatica con macinacaffe'
WO2019153767A1 (zh) 旋转下粉装置及智能冲奶机
JP5978721B2 (ja) 飲料供給装置
JP5012303B2 (ja) 飲料抽出装置
JP6635162B1 (ja) 飲料供給装置
CN112533515B (zh) 饮料供给装置
JP2010069188A (ja) 飲料供給装置
JPH117578A (ja) 飲料抽出装置におけるペーパーフィルタ供給装置
TWI790397B (zh) 咖啡製造機
JP6635161B1 (ja) 飲料供給装置
JP5388517B2 (ja) 飲料抽出装置
KR102480178B1 (ko) 음료 공급 장치
JP6702381B2 (ja) 飲料供給装置
JP6702383B2 (ja) 飲料供給装置
JP6702382B2 (ja) 飲料供給装置
JP2020043934A (ja) 飲料供給装置
JP2009163606A (ja) 飲料抽出装置
JP2020043932A (ja) 飲料供給装置
JP7501378B2 (ja) 飲料供給装置
JP2019097863A (ja) 飲料供給装置
JP2010067210A (ja) 飲料抽出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120521

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5012303

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees