JP5012248B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

この発明は、時計などの電子機器に関し、更に詳しくは耐衝撃構造を備えた電子機器に関する。
従来、腕時計などの時計においては、特許文献1に記載されているように、時計ケースの外周を囲むように外ベゼルを設けると共に、この外ベゼルと時計ケースとの間に外部からの衝撃を緩衝する内ベゼルを設けた構成のものがある。
特開2001−99956号
しかしながら、このような従来の時計の耐衝撃構造では、時計ケースを内ベゼルと外ベゼルとで包む構成であるから、外形が大きくて重量も重く、且つ設置場所の高さが2m程度になる掛け時計に適用した場合、十分な耐衝撃性が得られないという問題がある。すなわち、この従来の時計の耐衝撃構造では、設置場所の高さが2m程度の高所から落下した際に耐えられる程度の耐衝撃性を確保するためには、少なくとも内ベゼルの厚みを厚くして耐衝撃性を高める必要がある。このため、時計全体の重量が一段と重くなり、落下の衝撃が増大するので、返って耐衝撃性が低下する。
この発明が解決しようとする課題は、耐衝撃構造の軽量化を図り、機器全体が大型化しても十分な耐衝撃性を確保できる電子機器を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、機器本体と、この機器本体の左右両側に配置されて上下の各端部が前記機器本体の上下方向にそれぞれ突出する弾性を有する一対の緩衝部材と、この一対の緩衝部材における前記各端部のうち、少なくとも互いに対向する左右の端部同士を所定の張力をもって連結する線材と、前記機器本体の周囲における所定箇所に設けられて前記線材をガイドするガイド部材とを備え、前記線材は、前記機器本体の表面側に位置する第1線材と、前記機器本体の裏面側に位置する第2線材と有し、前記ガイド部材は、前記機器本体の表面側に配置されて前記第1線材をガイドする第1ガイド部と、前記機器本体の裏面側に配置されて前記第2線材をガイドする第2ガイド部とを有し、前記第1ガイド部と前記第2ガイド部とが前記機器本体にその表裏面方向に移動可能に設けられ、且つ前記第1ガイド部と前記第2ガイド部とがマグネットの磁力によって互いに反発していることを特徴とする電子機器である。
この発明によれば、機器本体の左右両側に配置された一対の緩衝部材が落下などにより外部から強い衝撃を受けた際、一対の緩衝部材の互いに対向する左右の端部同士を連結する線材の張力と一対の緩衝部材の各弾性力とによって、外部からの衝撃を分散吸収することができ、また、線材を用いていることにより、耐衝撃構造の軽量化を図ることができ、これにより機器全体が大型化しても、十分な耐衝撃性を確保することができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図8を参照して、この発明を掛け時計に適用した実施形態1について説明する。
この掛け時計は、図1〜図3に示すように、時計本体1を備えている。この時計本体1は、時計ケース2と、その外周に設けられた弾性部材3とを備えている。時計ケース1は、ほぼ四角形の薄い箱形状に形成されており、この時計ケース2の内部には、図2および図4に示すように、時計モジュール4が設けられている。また、この時計ケース2の裏面には、図3および図4に示すように、裏蓋5が設けられており、この裏蓋5の中央部には、円形状の電池蓋6が開閉可能に取り付けられている。
時計モジュール4は、図4に示すように、ハウジング7を備えている。このハウジング7内には、時刻などの情報を表示する表示部7a、回路基板7b、電池7cなどの時計機能に必要な各種の電子部品が設けられているほか、表示部7aの前面(図4では上側面)には、時計ガラス7dが設けられている。これにより、時計モジュール4は、時計ガラス7dを通して表示部7aに表示された情報が外部から見えるように構成されている。この場合、表示部7aは、液晶表示パネルやEL(エレクトロルミネッセンス)表示パネルなどの平面型の表示パネルからなり、図1および図2に示すように、時刻や曜日などの情報を電気光学的に表示するように構成されている。
ところで、弾性部材3は、ウレタン樹脂などの弾性材料からなり、図1〜図3に示すように、ほぼ四角形の枠状に形成され、時計ケース2の外周に設けられている。すなわち、この弾性部材3は、図4に示すように、その断面形状がほぼ台形状に形成され、その底辺部の突起部3aが時計ケース2の外周に設けられた取付溝2aに挿入して取り付けられている。この弾性部材3には、図2および図3に示すように、複数のスリット孔8がそれぞれ弾性部材3の表裏面に貫通して設けられている。
すなわち、複数のスリット孔8は、弾性部材3の重量を軽くすると共に弾力性を高めるためのものであり、図2および図3に示すように、弾性部材3の左右両側に位置する各辺部の中間部を除いて、弾性部材3の上辺部、下辺部、および四隅の各コーナ部3bの6箇所にそれぞれ設けられている。また、時計本体1の所定箇所、つまり図2および図3において時計本体1の上辺の両側と下辺の両側の4箇所には、後述するガイド部材9がそれぞれ時計本体1の表裏面側(図4では左右方向)に突出して設けられている。
一方、時計本体1の左右両側部には、図1〜図3に示すように、一対の緩衝部材10が配置されている。この緩衝部材10は、ウレタン樹脂などの弾性を有する合成樹脂からなり、図5に示すように、断面形状がほぼ台形の角棒状に形成され、その外周側にガイド溝11が長手方向(図5では左右方向)に沿って連続して形成され、且つ全体が長手方向に沿って後述する線材16の張力で曲率半径の大きな円弧状に湾曲され、この湾曲された上下の各端部10aが時計本体1の上下方向にそれぞれ突出する長さに形成されている。この緩衝部材10は、図2および図3に示すように、弾性部材3に接触する側に位置する上下部の内側面が弾性部材3の四隅の各コーナ部3bに弾接した状態で配置されている。
また、この緩衝部材10は、図2および図3に示すように、その中間部に弾力を有する支持部材12が設けられ、この支持部材12が弾性部材3を介して時計ケース2の左右に位置する側部の中間部分に取り付けられている。この支持部材12は、ほぼコ字状に形成され、その両側の各先端部に一対のピン部材13が設けられ、この一対のピン部材13が緩衝部材10に設けられた切欠き溝10bに挿入され、これにより緩衝部材10を時計本体1に対し位置規制するように構成されている。この場合、一対のピン部材13は、図5に示すように、緩衝部材10のガイド溝11内を横切って配置され、このガイド溝11内において連結ピン14で連結されている。
また、この緩衝部材10の上下の各端部10aには、図2および図3に示すように、それぞれガイドピン15が緩衝部材10のガイド溝11内を横切って設けられていると共に、各先端部10aには、後述する線材16をガイドピン15にガイドする切込み溝10cがそれぞれ設けられている。これにより、一対の緩衝部材10は、その上下部が弾性部材3の四隅の各コーナ部3bに弾接すると共に、中間部分が弾性部材3を介して時計ケース2に取り付けられた支持部材11によっても弾力的に支持され、これ以外の部分が弾性部材3から離れた状態で配置されている。
さらに、一対の緩衝部材10は、図1〜図3に示すように、互いに対向する左右の端部10a同士、つまり一対の緩衝部材10における各上部側の端部10a同士、および各下部側の端部10a同士がワイヤーなどの線材16によって所定の張力で連結され、これにより時計本体1に対して取り付けられている。この場合、線材16は、図2に示す時計本体1の表面側に位置する第1線材17と、図3に示す時計本体1の裏面側に位置する第2線材18とを備え、図6に示すように、第1、第2線材17、18が各ガイド部材9によって所定の張力で時計本体1に連結されている。
すなわち、第1線材17は、図2および図6に示すように、無端状の1本のワイヤーであり、左右一対の緩衝部材10の各ガイド溝11内に配置されて、各ガイド溝11内における一対のピン部材13を通り抜け、左右一対の緩衝部材10の上下部の各ガイドピン15を経て、時計本体1の表面側における四隅付近の各ガイド部材9でそれぞれガイドされることにより、時計本体1の表面側に配置されて一対の緩衝部材10に連続した状態で、所定の張力で張り渡されている。また、第2線材18も、図3および図6に示すように、無端状の1本のワイヤーであり、時計本体1の裏面側に配置されて、第1線材17と同様、一対の緩衝部材10に連続した状態で、所定の張力で張り渡されている。
この場合、時計本体1の四隅付近に設けられた各ガイド部材9は、図8に示すように、時計本体1の表面側(図8では上面側)に配置されて第1線材17をガイドする第1ガイド金具20と、時計器本体1の裏面側(図8では下面側)に配置されて第2線材18をガイドする第2ガイド金具21とを備え、第1ガイド金具20と第2ガイド金具21とが、時計本体1の時計ケース2と弾性部材3とに跨った位置に設けられ、この状態で連結金具22によって連結されて時計本体1に取り付けられている。
すなわち、第1ガイド金具20は、図8に示すように、時計本体1の時計ケース2と弾性部材3とに跨った位置に設けられた上下一対の取付凹部23のうち、上側の取付凹部23内に配置された保持部24と、この保持部24に設けられたねじ穴24aに螺入するねじ部25とを備え、このねじ部25の頭部25aと保持部24の上端面との間に第1線材17が挿入するガイド溝部20aが形成されている。第2ガイド金具21は、時計本体1の下部に取り付けられており、これ以外は第1ガイド金具20と同じ構成になっている。
連結金具22は、図8に示すように、時計本体1に設けられた上下一対の取付凹部23間の仕切部23aを通り抜けて、第1、第2ガイド金具20、21の各保持部24の各底部に上側から貫通するボルト22aと、このボルト22aの下端部に取り付けられるナット22bとからなり、ボルト22aとナット22bとによって第1、第2ガイド金具20、21の各保持部24を連結することにより、第1、第2ガイド金具20、21が一対の取付凹部23から抜け出さないように構成されている。
次に、一対の緩衝部材10を時計本体1に取り付ける場合について説明する。
まず、一対の緩衝部材10に第1、第2線材17、18を連続させて掛け渡す。すなわち、図2において、第1線材17を一方(例えば右側)の緩衝部材10に取り付けられた一対のピン部材13を通して上下の各ガイドピン15から、他方(例えば左側)の緩衝部材10の上下の各ガイドピン15を経て一対のピン部材13に挿通させる。これにより、第1、第2線材17、18を一対の緩衝部材10に連続させて掛け渡す。これと同様に、第2線材18も、一対の緩衝部材10に連続させて掛け渡す。
この状態で、まず、時計本体1に設けられた複数のガイド部材9の第1、第2ガイド金具20、21の各ねじ部25を取り外す。そして、一対の緩衝部材10を時計本体1の左右両側に配置し、第1線材17を時計本体1の表面側に配置すると共に、第2線材18を時計本体1の裏面側に配置する。この状態で、第1、第2線材17、18に所定の張力が加わるように、第1、第2ガイド金具20、21の各ねじ部25を各保持部24のねじ穴24aに螺入し、冶具Gで締め付ける。これにより、第1、第2線材17、18が所定の張力で時計本体1の左右両側に配置された一対の緩衝部材10に連続して取り付けられるので、自動機を用いて自動的に第1、第2線材17、18を着脱可能に取り付けることができる。
このように、この掛け時計によれば、一対の緩衝部材10が時計本体1に第1、第2線材17、18からなる線材16によって所定の張力で取り付けられるので、時計本体1の左右両側に配置された一対の緩衝部材10が落下などにより外部から強い衝撃を受けた際、一対の緩衝部材10を連続して連結する線材16の張力と一対の緩衝部材10の弾性力とによって、外部からの衝撃を良好に分散吸収することができる。すなわち、一対の緩衝部材10のうち、片側の緩衝部材10に強い衝撃が加わると、反対側の緩衝部材10が緩むので、引っ張り合う線材16の張力と緩衝部材10の弾性変形との相互のバランスによって、衝撃を分散吸収することができる。
また、この掛け時計では、一対の緩衝部材10を時計本体1の左右両側に第1、第2線材17、18からなる線材16によって取り付けているので、従来例のように時計本体1の全外周に緩衝部材を設ける場合に比べて、耐衝撃構造の軽量化を図ることができると共に、時計全体の軽量化をも図ることができる。このため、時計全体が大型化しても、重量が増大しないため、落下による衝撃を軽減することができるので、十分な耐衝撃性を確保することができる。また、線材16を用いていることにより、従来例に比べて産業廃棄物をも軽減することができ、環境対策上においても、好ましいものを提供することができる。
この場合、線材16は、時計本体1の表面側に配置される第1線材17と、時計本体1の裏面側に配置される第2線材18とを備え、この第1、第2線材17、18がそれぞれ一対の緩衝部材10を連続して連結しているので、緩衝部材10に時計本体1の表裏面方向から衝撃が加わっても、その衝撃を第1、第2線材17、18の各張力によって良好に分散吸収することができる。すなわち、時計本体1の表裏面方向からの衝撃のうち、表面側からの衝撃が加わると、その表面側に位置する第1線材17が引っ張られ、反対側に位置する第2線材18が緩むので、第1、第2線材17、18の各張力のバランスおよび緩衝部材10の弾性変形によって、衝撃を分散吸収することができる。
また、この掛け時計では、時計本体1の周縁部における所定箇所に設けられて線材16をガイドするガイド部材9が、時計本体1の表面側に配置されて第1線材17をガイドする第1ガイド金具20と、時計本体1の裏面側に配置されて第2線材18をガイドする第2ガイド金具21とを備えているので、第1、第2線材17、18をそれぞれ個別に時計本体1の表裏面側に対し連結させることができる共に、第1、第2線材17、18をそれぞれ所定の張力で確実に且つ良好に張り渡すことができる。このため、一対の緩衝部材10に時計本体1の表裏面方向からの衝撃が加わっても、その衝撃をガイド部材9の第1、第2ガイド金具20、21でそれぞれ個別に保持された第1、第2線材17、18の各張力のバランスおよび緩衝部材10の弾性変形によって良好に分散吸収することができる。
さらに、この掛け時計では、時計本体1が、時計ケース2と、その外周に設けられた弾性部材3とで構成されているので、この弾性部材3によっても外部からの衝撃を吸収することができるほか、時計ケース2の外周に弾性部材3を設けても、この弾性部材3に設けられた複数のスリット孔8によって、時計本体1の軽量化をも図ることができる。また、一対の緩衝部材10の中間部分を時計本体1に対し保持する支持部材12も、弾力を有する構成であることにより、これによっても外部からの衝撃を吸収することができる。
(実施形態2)
次に、図9を参照して、この発明を掛け時計に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図8に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この掛け時計は、時計本体1の四隅付近に設けられたガイド部材30が実施形態1と異なる構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、このガイド部材30は、時計本体1の表面側(図9では上面側)に突出して設けられて第1線材17をガイドする第1ガイド金具31と、時計本体1の裏面側(図9では下面側)に突出して設けられて第2線材18をガイドする第2金具32と、第1、第2ガイド金具31、32を連結する連結金具33とを備え、第1、第2ガイド金具31、32が磁力によって互いに反発するように構成されている。この場合、時計本体1における時計ケース2と弾性部材3とに跨った位置には、取付孔34が時計本体1の表裏面(図9では上下面)に貫通して設けられている。
第1ガイド金具31は、時計本体1の取付孔34内における上部側に上下方向に移動可能に配置された第1マグネット35と、この第1マグネット35に設けられたねじ穴35aに螺入する第1ねじ部36とからなり、この第1ねじ部36の頭部36aと第1マグネット35の上端面との間に第1線材17が挿入するガイド溝部30aが形成されている。第2ガイド金具32は、時計本体1の取付孔34内における下部側に上下方向に移動可能に配置された第2マグネット37と、この第2マグネット37に設けられたねじ穴37aに螺入する第2ねじ部38とからなり、この第2ねじ部38の頭部38aと第2マグネット37の下端面との間に第2線材18が挿入するガイド溝部30aが形成されている。
この場合、第1マグネット35は、その底部側(図9では下部側)がN極に着磁されており、第2マグネット37は、その底部側(図9では上部側)がN極に着磁されている。これにより、第1、第2ガイド金具31、32は、第1、第2マグネット35、37の相互の磁力によって互いに反発するように構成されている。また、時計本体1の取付孔34内における中間部には、リング状の鍔部34aが設けられており、この鍔部34aによって時計本体1の取付孔34内に第1、第2マグネット35、37が挿入する最大位置を規制している。
連結金具33は、図9に示すように、時計本体1の取付孔34内における鍔部34a間を通り、第1、第2マグネット35、37の各底部に上側から貫通するボルト33aと、このボルト33aの下端部に取り付けられるナット33bとからなり、ボルト33aとナット33bとによって第1、第2マグネット35、37を連結し、これにより時計本体1の取付孔34から第1、第2マグネット35、37が抜け出さないように構成されている。この場合、ボルト33aは、その頭部が第1ガイド金具31の第1マグネット35の底部に接触した状態で、ボルト33aの頭部と第1ねじ部36の先端面(図9では下端面)との間に隙間が設けられている。
また、連結金具33のナット33bは、第2ガイド金具32の第2マグネット35の底部に接触した状態で、ナット33bと第2ねじ部38の先端面(図9では上端面)との間に隙間が設けられている。さらに、第1、第2ガイド金具31、32の第1、第2マグネット35、37と取付孔34内の鍔部34aとの間にも、それぞれ隙間が設けられている。これにより、第1、第2ガイド金具31、32は、各隙間よって第1、第2マグネット35、37が時計本体1の取付孔34内を上下方向に移動するように構成されている。
このような掛け時計によれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、ガイド部材30の第1、第2ガイド金具31、32が時計本体1の取付孔34内に上下方向に移動可能に配置され、且つ第1、第2マグネット35、37の磁力によって互いに反発するように構成されているので、一対の緩衝部材10に時計本体1の表裏面方向からの衝撃が加わり、その衝撃が第1、第2線材17、18によってガイド部材30に加わった際、ガイド部材30が第1、第2マグネット35、37の相互の磁力による反発力に抗して移動することにより、第1、第2線材17、18を時計本体1の表裏面方向に弾力的に移動させることができ、これにより時計本体1の表裏面方向からの衝撃を、より一層、良好に分散吸収することができる。
(実施形態3)
次に、図10を参照して、この発明を掛け時計に適用した実施形態3について説明する。この場合には、図9に示された実施形態2と同一部分に同一符号を付して説明する。
この掛け時計は、ガイド部材30が取り付けられる時計本体1の取付孔34内にマグネット40を配置し、このマグネット40を挟んで取付孔34内の上下にそれぞれ第1、第2ガイド金具31、32を配置した構成であり、これ以外は実施形態2とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、時計本体1の取付孔34内における中間部には、リング状のマグネット40が固定されている。このマグネット40は、その上面側がN極に着磁され、下面側がS極に着磁されている。これに伴って、第1ガイド金具31は、その第1マグネット35の底面側(図10では下部側)がN極に着磁され、これによりマグネット40のN極と第1マグネット35のN極との両者の磁力によって互いに反発するように構成されている。また、第2ガイド金具32は、その第2マグネット37の底面側(図10では上部側)がS極に着磁され、これによりマグネット40のS極と第2マグネット37のS極との両者の磁力によって互いに反発するように構成されている。
連結金具33は、マグネット40の貫通孔40aを通して第1、第2ガイド金具31、32における第1、第2マグネット35、37の各底部に上側から貫通するボルト33aと、このボルト33aの下端部に取り付けられたナット33bとからなり、ボルト33aとナット33bとによって第1、第2マグネット35を連結し、これにより時計本体1の取付孔34から第1、第2ガイド金具31、32が抜け出さないように構成されている。この場合にも、ボルト33aは、その頭部が第1ガイド金具31の第1マグネット35の底面部に接触した状態で、ボルト33aの頭部と第1ねじ部36の先端面(図10では下端面)との間に隙間が設けられている。
また、連結金具33のナット33bは、第2ガイド金具32の第2マグネット37内の底面部に接触した状態で、ナット33bと第2ねじ部36の先端面(図10では上端面)との間に隙間が設けられている。さらに、第1、第2ガイド金具31、32の第1、第2マグネット35、37と取付孔34内のマグネット40との間にも、それぞれ隙間が設けられている。これにより、第1、第2ガイド金具31、32は、各隙間よって時計本体1の取付孔34内を上下方向に移動するように構成されている。
このような掛け時計においても、実施形態2と同様の作用効果がある。すなわち、ガイド部材30は、第1、第2ガイド金具31、32が時計本体1の取付孔34内に上下方向に移動可能に配置され、且つ時計本体1の取付孔34内に設けられたマグネット40とこれに対向する第1、第2ガイド金具31、32の第1、第2マグネット35、37との相互の磁力によって互いに反発するように構成されているので、一対の緩衝部材10に時計本体1の表裏面方向からの衝撃が加わり、その衝撃が第1、第2線材17、18によってガイド部材30に加わった際、ガイド部材30がマグネット40に対する第1、第2マグネット35、37の各磁力による反発力に抗して移動することにより、実施形態2と同様、第1、第2線材17、18を時計本体1の表裏面方向に弾力的に移動させることができ、これにより時計本体1の表裏面方向からの衝撃を、より一層、良好に分散吸収することができる。
(実施形態4)
次に、図11を参照して、この発明を掛け時計に適用した実施形態4について説明する。この場合には、図10に示された実施形態3と同一部分に同一符号を付して説明する。
この掛け時計は、ガイド部材44が取り付けられる時計本体1の取付孔34内に円柱状のマグネット45を起立させて配置し、このマグネット45を挟んで取付孔34内の上下にそれぞれ第1、第2ガイド金具31、32を配置した構成であり、これ以外は実施形態3とほぼ同じ構成になっている。
この場合、第1ガイド金具31は、図11に示すように、時計本体1の取付孔34内における上部側に上下方向に移動可能に配置された第1保持部46と、この第1保持部46のねじ孔46aに螺入する第1マグネットねじ部47とを備えている。第2ガイド金具32は、時計本体1の取付孔34内における下部側に上下方向に移動可能に配置された第2保持部48と、この第2保持部48のねじ孔48aに螺入する第2マグネットねじ部49とを備えている。
また、時計本体1の取付孔34内における中間部には、仕切部50が設けられており、この仕切部50の中心部には、円柱状のマグネット45が仕切部50の上下に突出して固定されている。このマグネット45は、その上部側がN極に着磁されて第1ガイド金具31の第1保持部46内に挿入して第1マグネットねじ部47の先端面(図11では下端面)に対向し、且つ下部側がS極に着磁されて第2ガイド金具32の第2保持部48内に挿入して第2マグネットねじ部49の先端面(図11では上端面)に対向するように構成されている。
これに伴って、第1ガイド金具31は、その第1マグネットねじ部47の先端側(図11では下部側)がN極に着磁され、これによりマグネット45のN極と第1マグネットねじ部47のN極との両者の磁力によって互いに反発するように構成されている。また、第2ガイド金具32は、その第2マグネットねじ部49の先端側(図11では上部側)がS極に着磁され、これによりマグネット45のS極と第2マグネットねじ部49のS極との両者の磁力によって互いに反発するように構成されている。この場合、第1、第2ガイド金具31、32は、第1、第2潜在17、18の各張力によって時計本体1の取付孔34内から抜け出さないように保持されている。
このような掛け時計においても、実施形態3と同様の作用効果がある。すなわち、ガイド部材44は、第1、第2ガイド金具31、32が時計本体1の取付孔34内に上下方向に移動可能に配置され、且つ時計本体1の取付孔34内に設けられたマグネット45とこれに対向する第1、第2ガイド金具31、32の第1、第2マグネットねじ部47、49との相互の磁力によって互いに反発するように構成されているので、一対の緩衝部材10に時計本体1の表裏面方向からの衝撃が加わり、その衝撃が第1、第2線材17、18によってガイド部材30に加わった際、ガイド部材44がマグネット45に対する第1、第2マグネットねじ部47、49の各磁力による反発力に抗して移動することにより、実施形態3と同様、第1、第2線材17、18を時計本体1の表裏面方向に弾力的に移動させることができ、これにより時計本体1の表裏面方向からの衝撃を、より一層、良好に分散吸収することができる。
(実施形態5)
次に、図12を参照して、この発明を掛け時計に適用した実施形態5について説明する。この場合には、図1〜図8に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この掛け時計は、時計本体1の左右両側に配置された一対の緩衝部材10を1本の線材55で連続させて連結すると共に、一対の緩衝部材10を時計本体1に複数の補助部材56で連結させた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
この場合、一対の緩衝部材10は、その内部を線材55が通過するように形成されており、この一対の緩衝部材10の各端部10aには、実施形態1と同様、ガイドピン15が設けられている。また、時計本体1の上辺部と下辺部との各中間部には、それぞれ線材55をガイドするガイド支持部57が設けられている。これにより、線材55は、一対の緩衝部材10内を通し、各端部10aのガイドピン15を経て上下の各ガイド支持部57を通り抜けることにより、所定の張力をもって時計本体1の左右両側に配置された一対の緩衝部材10に連続して取り付けられている。
また、一対の緩衝部材10は、複数の補助部材56によって時計本体1の左右両側に保持されている。すなわち、複数の補助部材56は、それぞれウレタン樹脂などの弾力性を有する合成樹脂からなり、時計本体1の四隅付近、つまり時計本体1の上辺における左右両側のコーナ部分3bと、時計本体1の下辺における左右両側のコーナ部分3bとの4箇所にそれぞれ配置されている。この補助部材56は、その一端部が時計本体1にビス56aによって取り付けられ、他端部が緩衝部材10にビス56bによって取り付けられ、これにより一対の緩衝部材10を弾性変形可能な状態で時計本体1に対し補助的に取り付けると共に、線材55に所定の張力を付与するように構成されている。
このような掛け時計によれば、時計本体1の左右両側に配置された一対の緩衝部材10が落下などにより外部から強い衝撃を受けた際、実施形態1と同様、一対の緩衝部材10を連続して連結する線材55の張力と一対の緩衝部材10の各弾性力とによって、外部からの衝撃を分散吸収することができる。すなわち、線材55は、時計本体1の左右両側に配置された一対の緩衝部材10を所定の張力で連続して連結しているので、緩衝部材10に外部からの衝撃が加わっても、その衝撃を線材55の張力のバランスおよび緩衝部材10の弾性変形によって良好に分散吸収することができる。
また、この掛け時計では、一対の緩衝部材10を時計本体1の左右両側に1本の線材55によって取り付けているので、従来例のように時計本体1の全外周に緩衝部材を設ける場合に比べて、耐衝撃構造の軽量化を図ることができると共に、時計全体の軽量化をも図ることができる。このため、実施形態1と同様、時計全体が大型化しても、重量が増大しないため、落下による衝撃を軽減することができるので、十分な耐衝撃性を確保することができる。また、線材16を用いていることにより、従来例に比べて産業廃棄物をも軽減することができ、環境対策上においても、好ましいものを提供することができる。
なお、上記実施形態1〜5では、時計本体1の左右両側に配置された一対の緩衝部材10に線材16、55を連続されて張り渡した場合について述べたが、これに限らず、例えば図13(a)に示すように、一方の緩衝部材10の中間部(例えば、右側の緩衝部材10における上側のピン部材13)から時計本体1および他方の緩衝部材10(例えば、左側の緩衝部材10)を経て一方の緩衝部材10の中間部(例えば、右側の緩衝部材10における下側のピン部材13)に線材60を張り渡しても良い。
また、これに限らず、例えば図13(b)に示すように、一方の緩衝部材10の中間部(例えば、右側の緩衝部材10における上側のピン部材13)から時計本体1の上側を経て他方の緩衝部材10の中間部(例えば、左側の緩衝部材10における上側のピン部材13)に線材61aを張り渡し、且つ一方の緩衝部材10の中間部(例えば、右側の緩衝部材10における下側のピン部材13)から時計本体1の下側を経て他方の緩衝部材10の中間部(例えば、左側の緩衝部材10における下側のピン部材13)に線材61bを張り渡しても良い。
また、上記実施形態1〜4では、時計本体1の四隅付近にそれぞれガイド部材9、30を設けた場合について述べたが、必ずしも時計本体1の四隅付近に設ける必要はなく、時計本体1の上辺部と下辺部との各中間部分のみにガイド部材を設けただけでも良く、また必ずしも実施形態1〜4のガイド部材9、30や実施形態5のガイド支持部57を時計本体1に設ける必要はない。
さらに、上記実施形態1〜5では、掛け時計に適用した場合について述べたが、必ずしも掛け時計である必要はなく、腕時計、トラベルウオッチ、置き時計、目覚まし時計などの各種の時計や電子機器に広く適用することができる。
この発明を掛け時計に適用した実施形態1の外観斜視図である。 図1の掛け時計の正面図である。 図1の掛け時計の裏面図である。 図2のA−A矢視における拡大断面図である。 図2の掛け時計を右側から見た拡大側面図である。 図2の掛け時計を上方から見た要部の拡大平面図である。 図2のB−B矢視における要部の拡大断面図である。 図2のC−C矢視における要部の拡大断面図である。 この発明を掛け時計に適用した実施形態2における要部の拡大断面図である。 この発明を掛け時計に適用した実施形態3における要部の拡大断面図である。 この発明を掛け時計に適用した実施形態4における要部の拡大断面図である。 この発明を掛け時計に適用した実施形態5の外観斜視図である。 この発明の線材の張り渡し方の各変形例を示し、(a)はその第1変形例を示した図、(b)は第2変形例を示した図である。
符号の説明
1 時計本体
2 時計ケース
3 弾性部材
9、30、44 ガイド部材
10 緩衝部材
10a 緩衝部材の端部
11 ガイド溝
12 支持部材
15 ガイドピン
16、55、60、61a、61b 線材
17 第1線材
18 第2線材
20、31 第1ガイド金具
21、32 第2ガイド金具
35 第1マグネット
37 第2マグネット
40、45 マグネット
47 第1マグネットねじ部
49 第2マグネットねじ部

Claims (1)

  1. 機器本体と、
    この機器本体の左右両側に配置されて上下の各端部が前記機器本体の上下方向にそれぞれ突出する弾性を有する一対の緩衝部材と、
    この一対の緩衝部材における前記各端部のうち、少なくとも互いに対向する左右の端部同士を所定の張力をもって連結する線材と、
    前記機器本体の周囲における所定箇所に設けられて前記線材をガイドするガイド部材とを備え、
    前記線材は、
    前記機器本体の表面側に位置する第1線材と、前記機器本体の裏面側に位置する第2線材と有し、
    前記ガイド部材は、
    前記機器本体の表面側に配置されて前記第1線材をガイドする第1ガイド部と、前記機器本体の裏面側に配置されて前記第2線材をガイドする第2ガイド部とを有し、
    前記第1ガイド部と前記第2ガイド部とが前記機器本体にその表裏面方向に移動可能に設けられ、且つ前記第1ガイド部と前記第2ガイド部とがマグネットの磁力によって互いに反発していることを特徴とする電子機器。
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