JP5010455B2 - 誘電体バリア放電ランプ点灯装置 - Google Patents

誘電体バリア放電ランプ点灯装置 Download PDF

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Description

この発明は、ドライ洗浄用等として使用される誘電体バリア放電ランプを点灯させる誘電体バリア放電ランプ点灯装置に関する。
従来、液晶基板等のドライ洗浄用として使用される誘電体バリア放電ランプは、石英ガラス管内にエキシマ生成ガスが封入されたエキシマランプに、高周波電圧を印加して石英ガラス管内を放電させ、エキシマ生成ガスをエキシマ状態にして、波長172nmの単波長の発光を照射させることで、大気中の酸素が分解して活性酸素を生成し、結合が切断された有機化合物が活性酸素と反応して、炭酸ガスや水等を生成させ、有機化合物の除去を可能としている。(例えば、特許文献1)
特開2005−209397公報
上記した特許文献1の技術における誘電体バリア放電ランプは、高電圧で、かつ高周波で点灯させる必要がある。異なる仕様の誘電体バリア放電ランプに変えても誘電体バリア放電ランプを最適な発光効率とするにはインバータのトランスの仕様を変える必要がある。これを満足するためには、異なる仕様の誘電体バリア放電ランプに変える度に、インバータとともに、直流電源を最適なものに設計し直す必要があった。したがって、ランプ仕様ごとに個別電源を用意するような従来技術の方法では、リードタイムが長くなりタイムリーな市場要求に応えることができない、また、納入後のメンテナンス管理を困難とし、結果的にコストアップにつながる、という問題があった。
この発明の目的は、異なる仕様の誘電体バリア放電ランプに変えた場合にも直流電源を新たに設計し直すことなく最適な発光効率を得ることのできる誘電体バリア放電ランプ点灯装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、この発明の誘電体バリア放電ランプ点灯装置は、紫外線透過性の細長い管状をなす気密容器内の管軸方向に内部電極を配置し、前記気密容器外に半円周形状の外部電極を密着させて配置し、前記気密容器内にエキシマ生成ガスを封入させた誘電体バリア放電ランプと、商用電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換し出力するコンバータと、前記コンバータから供給される直流電圧に基づき高周波を生成し、該高周波により前記誘電体バリア放電ランプに誘電体バリア放電を誘起させて紫外線を放射するインバータと、を具備し、前記コンバータは、少なくとも2つの直流電源の出力を直列接続して構成したことを特徴とする。
この発明によれば、異なる仕様の誘電体バリア放電ランプに変更した場合にも、変更したランプに対応するインバータの入力仕様に応じ、直流電源の数を加減することで、新たに設計し直すことなく最適な発光効率を得ることのできる点灯装置の実現が可能となる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、この発明の誘電体バリア放電ランプ点灯装置に関する第1の実施形態について説明するための概念的な構成図である。
図1において、商用電源11から供給される交流電圧を、駆動用のスイッチSW、コンバータ12を介して直流電圧に変換する。コンバータ12から供給される直流電圧に基づいてインバータ13で高周波を生成する。
コンバータ12は、電源11の交流電圧を直流電圧に変換する2つの直流電源121,122から構成する。直流電源121,122の出力は互いを直列に接続し、コンバータ12からは、直流電源121,122のそれぞれの直流電圧が足し合わされたものを出力直流電圧としてインバータ13に供給している。
14は誘電体バリア放電ランプである。この誘電体バリア放電ランプ14は、紫外線透過性を有する例えば石英ガラス製の細長い管状の気密容器141内に、エキシマ生成ガスであるキセノンが封入されている。さらに、気密容器141内部の管軸方向の全域に内部電極142を配置し、気密容器141外部の半円周形状に密着する外部電極143を配置している。
誘電体バリア放電ランプ14は、インバータ13で生成される高周波に基づき誘電体バリア放電を誘起させることで、紫外線を放射させることができる。
図2は、誘電体バリア放電ランプを点灯させる点灯装置の具体例について説明するための回路図であり、図3は図2の動作について説明するための説明図である。
図2において、電源11の交流電圧は、直流電源121,122それぞれのトランスT1の1次コイルLaに供給する。トランスT1の2次コイルLbから取り出される巻線比に応じた交流電圧を生成する。それぞれのトランスT1の2次コイルに導出された交流電圧は、整流用のダイオードD1、コンデンサC1で平滑されて直流電圧に変換される。直流電源121,122から出力される直流電圧は、加算されてコンバータ12の出力としてインバータ13の駆動用電源として供給する。
直流電源121,122のコンデンサC1の出力には図示極性の逆流防止用のダイオードD2を接続している。これは、直列接続された直流電源121,122の立ち上がりの時間差による逆流が発生することの不具合を防止するものである。
インバータ13は、例えば自励共振型のプッシュプル回路であり、トランジスタQ2,Q3、定電流用インダクタL、始動抵抗R1,R2、トランスT2、コンデンサC2等で構成される。
コンバータ12から直流電圧が供給されると、回路定数、トランジスタQ2,Q3のhfe(電流増幅率)のバラツキでトランジスタQ2,Q3の何れかが先に導通する。トランジスタQ2が先に導通したとすると、トランスT2の中間タップaを有する1次巻線NP1,NP2には図中ドット印がある側がマイナスになる電圧を発生する。ベース巻線Nbには1次巻線NP1,NP2とNbの巻線比に等しい電圧を誘起する。
この電圧により、トランジスタQ2のベース・エミッタ間は順バイアスされ急速に飽和領域に達する。トランジスタQ3のベース・エミッタ間は逆バイアスされ遮断状態なる。このときの電流は、1次巻線NP1とNP2の中間タップaから1次巻線NP1、トランジスタQ2のコレクタ、接地(−)へと流れる。中間タップaは正、1次巻線NP1の端部bは負となり、入力電圧が印加される。
一方、中間タップaと1次巻線NP2の端部c間には、1次巻線NP1と同じ電圧が誘起され、トランスT2は1次巻線NP2の端部cが正、1次巻線NP1の端部bが負となり、トランジスタQ3のベース・エミッタ間には、この電圧が印加される。
また、コンデンサC2とトランスT2の1次巻線NP1,NP2との共振により共振電流は、端部cからコンデンサC2を介して端部bの経路で流れ、コンデンサC2に充電される。
トランスT2の2次巻線NSにはドットの印がある側の端子dに負が、その逆の端子eに正が発生し、電流は端子bからcの方向に流れ、電圧と電流はコンデンサC2の電圧、電流と同相になる。トランスT2の2次巻線NSには負荷である誘電体バリア放電ランプ14が接続される。
このように、トランジスタQ2,Q3は、ON/OFF動作を繰り返して発振するが、主として共振用コンデンサC1、トランスT2で決まる共振周波数により高周波発振する。発振は、正弦波に近い波形となる。
トランスT2は、1次巻線NP1,NP2に供給された電圧を、誘電体バリア放電ランプ14を点灯させるのに必要な電圧まで昇圧し、2次巻線NS側から出力する。トランスT2で発生した高周波、高電圧が誘電体バリア放電ランプ14に印加されると、内部の気密容器141を通して+/−電極間に印加されることにより放電用ガスが励起され、その後エキシマ状態となり基底状態へ戻る際に真空紫外光であるエキシマ光または真空紫外を発生する。
このとき、図3に示す点灯波形となる。すなわち、始動電圧VSと点灯維持電圧VLを比較すると、VS<VLが成り立っていることから、点灯維持電圧VLが確保できるように、インバータ13のトランスT2の設計を行うことで、確実な始動が可能となる。
図4〜図6は、図2で説明した点灯装置で点灯される誘電体バリア放電ランプをより具体的に説明するためのもので、図4は構成図、図5は図4の要部を具体的に説明するための構成図、図6は図4のx−x’断面図である。
LTは発光管であり、この発光管LTは気密容器141、電媒体および長い内部電極142を備え、両端に給電部43a,43bおよび支持部44a,44bを有している。
気密容器141は、図5に示すように、紫外線透過性の材料からなり、例えば外径が18mm、内径16mmの細長い円管状の中空部45および中空部45の両端に形成された封止部46a,46bを備えていて、長さ1300mmである。封止部46a,46bには、それぞれ内部にモリブデン箔47a,47bが埋設されたピンチシール構造である。なお、気密容器141の中空部45の内部にはエキシマ生成ガスとしてキセノンが封入されている。
長い内部電極142は、図5に示すように、気密容器141の内部に気密容器141と同軸関係に配設されており、多数のアンカー48および内部リード49a,49bからなる。内部電極142は、線径0.26mmのタングステン線からなる金属細線を巻回してなる例えば外径1.2mmのコイルを主体として構成されている。アンカー48は、内部電極142に例えば15mm間隔の一定ピッチで多数配設している。内部リード49a,49bは、内部電極142の両端を引き延ばして形成されている。そして、内部電極142は、約2kgの張力を作用させた状態で、気密容器141の両端に形成された封止部46a,46bのモリブデン箔47a,47bの一端に内部リード49a,49bを溶接している。内部電極142は、気密容器141内に装架された状態で張力の作用によって引き延ばされている。
給電部43a,43bは、それぞれ棒状をなしていて、それらの内端が気密容器141の両端に形成された封止部46a,46bに埋設されたモリブデン箔47a,47bに溶接され、基端が気密容器141の両端に形成された封止部46a,46bから外部の管軸方向へ突出している。また、給電部43a、43bは、後述する支持部44a,44bの内部において、それぞれ給電線50a,50bに加締め接続されている。なお、給電線50a,50bは、高周波点灯装置100の出力端から延在している。
支持部44a,44bは、発光管LTを図4に示す位置出しガイド51a,51bに取り付けられる。なお、位置出しガイド51a,51bは、外部電極143の管軸方向両端から気密容器141の端部方向へ延在して気密容器141の取り付け位置を規定する。
外部電極143は、下面が凹形の円弧状曲面に形成されて樋状をなしたアルミニウムブロックからなり、内部電極142に対向する領域のほぼ全長にわたって、気密容器141の上半部外面に0.35±0.15mmの間隙Gを存して対向して配設されている。また、外部電極143の管軸方向の中央部には、スペーサ52を収納する切込み溝53および吸気孔54が形成されているとともに、図5に示すように、両側面に冷却パイプ8が溶接されている。切込み溝53は、図4および図6に示すように、管軸に対して直交するように形成され、外部電極143の下面に開口している。吸気孔54は、切込み溝53に跨って形成されるとともに、外部電極143の上下を貫通している。
スペーサ52は、図4、図6に示すように、板厚3mmのステンレス鋼板からなり、外部電極143の切込み溝53内に圧入により収納されているとともに、下部が外部電極143の下面に位置する円弧状曲面からわずかに突出している。その突出量は、外部電極143と気密容器141との間の間隙Gが所定の離間距離より小さくならないような値になっている。なお、スペーサ52と気密容器141とは、図面上若干離間しているが、接触していてもよい。
吸気孔54は、切込み溝53に跨って形成されているので、下端の開口端がスペーサ52の両側に分かれて開口している。このため、スペーサ52の両側の空気は、吸気孔54に良好に吸気される。そうして、吸気孔54内を通って外部電極143の外部へ排出された空気は、さらに排気ダクトによって紫外線照射装置の外部へ排出される。従って、たとえスペーサ52と気密容器141とが擦れてスペーサ52が削れて微粒のパーティクルが生じたとしても、パーティクルは、周囲の空気と一緒に吸気孔54から外部へ排出されることになる。
高周波点灯装置100は、誘電体バリア放電ランプ14の内部電極142と外部電極143との間に高周波電圧を印加して、誘電体バリア放電ランプ14を付勢して点灯するものであり、図2のコンバータおよびインバータより構成されるものとする。高周波点灯回路100の高周波出力は、一対の給電線50a,50bを介して誘電体バリア放電ランプ14における発光管LTの一対の給電部43a、43bと、外部電極143との間に接続されている。
誘電体バリア放電ランプ14は、高周波点灯回路100の高周波出力端の一方が給電線50a,50bを経由して内部電極142から外部へ導出された一対の給電部43a、43bに接続され、他方が外部電極143の一端に給電線50a,50bを経由して接続されているので、高周波点灯回路100の電源11が投入されると、高周波を発生して高周波出力が内部電極142と、これに気密容器141の壁面を介して対向している外部電極143との間に印加されて、誘電体バリア放電が気密容器141の内部に生起する。この誘電体バリア放電によってキセノンのエキシマにより172nmを中心波長とする真空紫外光を放射する。真空紫外光は、気密容器141の壁面を透過して外部へ導出されるので、これをそれぞれの目的に応じて利用することができる。
また、外部電極143と気密容器141との間は、わずかに離間しているので、ランプが点滅を繰り返しても少なくともランプの有効長の部分においては、パーティクルが発生しなくなり、スペーサと気密容器との擦れにより、たとえパーティクルが発生するにしても、極めて少量となるのに加えて、吸気手段がパーティクルを速やかに外部へ排出するので、黒色付着物を生じるようなことがなくなる。
この実施形態では、インバータに供給されるコンバータからの直流電圧を、直流電源を直列に接続することで、仕様の異なる誘電体バリア放電ランプの点灯に必要な出力電圧を確保することが可能となる。このため、仕様の異なる誘電体バリア放電ランプを使用した場合でも、新たに設計し直すことなく最適な発光効率の実現することができる。換言すれば、特別な直流電源でなく既製品の直流電源(+24V、+48V)を用いて仕様の異なる誘電体バリア放電ランプを点灯させることができる。
図7は、この発明の誘電体バリア放電ランプ点灯装置に関する第2の実施形態について説明するための概念的な構成図である。
この実施形態は、コンバータ12の直流電源の直列接続数を3個にした例を示したもので、他の構成については図1の構成と同じであり、ここでの説明は省略する。
すなわち、コンバータ12は、電源11の交流電圧を供給する直流電源121〜123で構成される。直流電源121の正の出力はインバータ13の正の入力に、負の出力は直流電源122の正の出力に、直流電源122の負の出力は直流電源123の正の出力に、直流電源123の負の出力はインバータ13の負の入力にそれぞれ接続されている。
これにより、直流電源121〜123は直列接続されたことになり、図1の実施形態で使用される誘電体バリア放電ランプに比べて高いランプ電圧で点灯させる仕様ランプに対応させることが可能となる。
図8、図9は、この発明の誘電体バリア放電ランプ点灯装置に関する第3の実施形態について説明するためのものであり、図8は概念的な構成図、図9は図8の作用について説明するための説明図である。この実施形態でも、上記した実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付してここでは異なる部分について説明する。
この実施形態は、コンバータ12とインバータ13との間に異常検出部71を配置し、例えば所定の電流値以下になった場合に異常であるとして検出し、外部に異常検出を知らせるようにしたものである。
異常検出部71の一例としては、直流電流センサ711を用いて、コンバータ12とインバータ13間の電流をモニタするとともに、エラーアンプ712を用いて基準値以下となった場合に、異常信号を出力する構成となっている。
すなわち、図9(a)に示すように、スイッチSWのオン、オフに基づき、コンバータ12の出力から異常検出部71を介して図9(b)に示す出力電圧Vdcを、インバータ13に供給する。図9(b)に示す出力電圧Vdcの値がV1は正常点灯時のインバータ13の駆動電圧で、V2はインバータ13の駆動開始電圧である。
また、図9(b)に示すV3は、異常検出部71において異常として検出する電流値となるときのインバータ13に供給される電圧(コンバータ12の出力電圧に相当)である。さらに、図9(b)に示すV4は、コンバータ12を構成する直流電源121,122の中で何れか一方が出力停止したときのインバータ13に供給される電圧(コンバータ12の出力電圧に相当)である。
これらV1〜V4の電圧値は、V4<V3<V2<V1の関係となるように設定した。この条件は、安定点灯状態、インバータ駆動→点灯開始、点灯異常検出、DC電源停止、など各動作点におけるコンバータ12の出力電圧の関係を規定している。
すなわち、インバータ13が駆動開始する電圧V2とインバータ13に供給される電圧V1の関係がV2<V1であることから、コンバータ12は、確実にインバータ13を駆動する条件を満たすことができる。
異常を検出する電流値となったときの電圧V3とV1、V2の関係がV3<V2<V1であることから、誘電体バリア放電ランプ14の正常点灯時に異常信号を出力するといった誤動作を起こすことがない。また、インバータ13駆動直後に異常信号を出力するといった誤動作を起こすことがない。
複数の直流電源のうち1台が停止した場合の電圧V4とV2、V3の関係がV4<V3<V2であることから、コンバータ12に故障が起きた場合にも確実に異常検出を行うことができる。また、直流電源が1台でも出力停止した条件では、インバータ13を駆動できないことが分かる。
なお、図9(c)はインバータ13の出力電流Idcを示し、図9(d)はインバータ13の駆動の状態による誘電体バリア放電ランプ14に流れるランプ電流ILを、図9(e)は誘電体バリア放電ランプ14の点灯、不点灯の状態について示している。
このように、安定点灯状態、インバータ駆動、点灯異常検出、直流電源停止等の各動作点におけるコンバータ12の出力電圧と異常検出部71がモニタする出力電流の関係を図9のように規定することによって、誤動作を回避し、確実な点灯や異常検出を行うことが可能となる。
図10は、この発明の誘電体バリア放電ランプ点灯装置に関する第4の実施形態について説明するための概念的な構成図である。図8と同一の構成部分には同一の符号を付して説明する。
この実施形態は、コンバータ12の直流電源121,122の出力をそのまま異常検出部71に接続し、異常検出部71内に直流電源121,122の直列接続を行い、直流電源121,122間の逆流を防止するダイオードD2される合成部713を構成したものである。
この実施形態は、異常検出部71内に合成部713を構成したことにより、コンバータ12を構成する各直流電源121,122側は、例えば市販の電源に逆流防止用のダイオードを接続するなどの手を加えることなく使用することが可能となる。
この実施形態の場合でも、コンバータ12の直流電源は2個ではなくそれ以上の数があっても構わず、この数は誘電体バリア放電ランプの仕様に基づきに調整することが可能である。
この発明の誘電体バリア放電ランプ点灯装置に関する第1の実施形態について説明するための概念的な構成図。 図1の誘電体バリア放電ランプを点灯させる点灯装置の具体例について説明するための回路図。 図1の誘電体バリア放電ランプを点灯させる条件について説明するための説明図。 図1の誘電体バリア放電ランプをより具体的に説明するための構成図。 図4の要部を具体的に説明するための構成図。 図4のx−x’断面図。 この発明の誘電体バリア放電ランプ点灯装置に関する第2の実施形態について説明するための概念的な構成図。 この発明の誘電体バリア放電ランプ点灯装置に関する第3の実施形態について説明するための概念的な構成図。 図8の作用について説明するための説明図。 この発明の誘電体バリア放電ランプ点灯装置に関する第4の実施形態について説明するための概念的な構成図。
符号の説明
11 電源
12 コンバータ
121〜123 直流電源
13 インバータ13
14 誘電体バリア放電ランプ
100 高周波点灯装置
141 気密容器
142 内部電極
143 外部電極
71 異常検出部
713 合成部

Claims (1)

  1. 紫外線透過性の細長い管状をなす気密容器内の管軸方向に内部電極を配置し、前記気密容器外に半円周形状の外部電極を密着させて配置し、前記気密容器内にエキシマ生成ガスを封入させた誘電体バリア放電ランプと、
    商用電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換し出力するコンバータと、
    前記コンバータから供給される直流電圧に基づき高周波を生成し、該高周波により前記誘電体バリア放電ランプに誘電体バリア放電を誘起させて紫外線を放射するインバータと、
    前記コンバータと前記インバータの間に電流検出部を配置し、所定の電流値以下となった場合に異常として検出し、外部に信号を出力する異常検出部とを具備し、
    前記コンバータは、少なくとも2つの直流電源の出力を直列接続して構成され、
    前記インバータの入力電圧をV1、前記インバータの駆動開始電圧をV2、前記異常検出部において外部に異常信号を出力する電流値となるときの前記インバータの入力電圧をV3、前記コンバータを構成する少なくとも2つの前記直流電源のうち、少なくとも一つが出力停止したときの前記インバータの入力電圧をV4とした場合に、V1〜V4にはV4<V3<V2<V1の関係があることを特徴とする誘電体バリア放電ランプ点灯装置。
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