JP5010426B2 - 基地局エミュレータによる端末のcinr測定精度試験用テスト信号の生成方法 - Google Patents

基地局エミュレータによる端末のcinr測定精度試験用テスト信号の生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、基地局エミュレータによる端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法に関し、特に、1台の基地局エミュレータにより携帯インターネット端末機のCINR測定精度を効率的且つ簡単に試験することができるようにした基地局エミュレータによる端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法に関する。
現在、無線でインターネットにアクセスできる方法は、大きく分けて、WAP(Wireless Application Protocol)やWIPI(Wireless Internet Platform for Interoperability)などのプラットホームを基盤として移動電話網を介してアクセスする方法と、公衆無線LANとアクセスポイント(Access Point)を介してアクセスする方法がある。しかし、移動電話網を介する方法の場合には、画面のサイズや入力インタフェースの制約、及び従量制による課金体系などのため、普遍的なインターネット接続手段としての根本的な限界があった。また、無線LANの場合には、アクセスポイントを中心に半径数十メートル程度のエリアでのみ使用可能であるという地域的な制約の他に、移動性に乏しいという根本的な問題点があった。
このような問題点を解決するために、ADSL水準の品質とコストで停止または中速移動時にも高速インターネット接続が可能な「携帯インターネット」(Mobile WiMAXまたはそのサブセットとして韓国の標準であるWiBro)が提案されている。
一方、端末(Subscriber Station)の性能テストは、製品の発売及び販売前に、誤作動を起こしたり性能に異常がある端末をあらかじめ区分して市場に流通しないようにする低質製品を取り除く一連の過程である。韓国では、韓国情報通信技術協会に情報通信機器の性能試験過程が設けられており、テストに通過しない機器は市場に流通しないように法律で制限している。最近、新しい無線通信システムとして注目を受けている携帯インターネットに対してもこのような端末性能試験過程を設けるための努力がなされている。
このような性能試験項目の1つである「CINR」は、Carrier to Interference plus Noise Ratioの略字で、自分の信号キャリアー(以下、自己信号と言う。)に対する電力値を干渉信号と雑音信号の和の電力値の比率で割った値である。すなわち、CINRが相対的に高い場合は、雑音及び干渉より自己信号が大きいことを意味するので、より良い品質の信号を受信するようになり、エラーが発生することなくデータを受信できる確率が高くなる。これに対し、CINRが相対的に低い場合は、雑音及び干渉のためエラーのあるデータを受信する確率が高くなり、サービス品質を低下させてしまう。
携帯インターネットシステムではこのように、CINRによって変わるデータエラー率を考慮して端末からCINRを報告するようにし、その情報を利用して端末を管理するようになる。「CINR測定機能精度測定」の試験プロセスは、このように、端末がCINRを正確に報告しているかどうかを測定するテストであって、基地局が正確なCINR情報を有して端末を管理するための環境を構築するために必須のテストプロセスである。一般的に「CINR測定機能精度測定」試験では、端末が報告するCINRを測定するために、実際の端末に提供された信号が持っているCINRと比較して、その差が所定の基準値以内であれば、その端末を異常のない端末と見なす。
図1は、従来例による携帯インターネットシステムにおける端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法を説明するためのシステム構成図である。2台以上の信号発生器を用いてテスト信号を生成する方法を説明している。図1に示される測定システムによれば、1台の信号発生器10から生成されて出力される信号は、端末100が必要とする自己信号と見なし、残りの1台の信号発生器20から生成されて出力される信号は干渉信号と見なして、2台の信号発生器(10、20)からそれぞれ生成されて出力される信号の電力比を手動で制御することによってCINRを所望の数値に変化させる。勿論ここで2つの信号は、互いに異なるデータの信号である。
しかし、図1に示される測定システムによって試験を行う場合には、2台以上の信号発生器(10、20)が必要であり、CINRを操作するために2台の機器を全て操作する必要があり、信号伝送時点を一致させるために信号発生器(10、20)の間における同期維持のためのトリガー(Trigger)ライン50を接続しなければならない。さらには、各信号発生器(10、20)から生成されて出力される信号を合わせて端末100に伝送するために、結合器(Combiner)を使用する必要があり、複雑で効率性が低下するという問題点がある。
また、これによれば、端末100に対するネットワーク接続プロセスを行うことができないため、端末100のネットワーク接続過程及びそれ以降におけるCINR測定精度報告が正確であるかどうか測定することができないと言う問題点がある。
図2は、また他の従来例による携帯インターネットシステムにおける端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法を説明するためのシステム構成図である。1台の基地局エミュレータと1台の信号発生器を用いてテスト信号を生成する方法を説明している。ここで、基地局エミュレータ(Base Station Emulator)60は、端末100が基地局に接続するために伝送した信号を受信し、それに対応する信号を伝送して、実際に基地局の役割を代わりに担い、端末100の性能を計測する機能を有した携帯インターネット計測器を意味する。このように、図2のシステムでは、1台の基地局エミュレータ60を介して端末100はネットワークエントリープロセス(Network Entry Process)を実行することができる。この時信号発生器70は、干渉信号生成機能をし、基地局エミュレータ60から出る自己信号と、信号発生器70から出る干渉信号の電力比によってCINRを調節することができる。このような方法で試験を行う場合、第1の方法では不可能だったネットワーク接続以降のCINR報告が正確であるかどうかが測定可能であるというメリットがある。実際に、CINR測定精度試験プロセスにおいて、基本的に端末100がネットワーク接続以降に測定されたCINR報告について試験するようになっている場合は、第2のシステムによってのみ試験を行うことができる。
しかし、この場合にも2台の機器が必要であり、このため自己信号と干渉信号の伝送時点の同期を合わせるためのトリガーライン90が必要で、端末40に接続するために結合器80を利用して信号を合わせて端末40に伝送しなければならないという問題点がある。また、CINRを調節するために、2台の機器を全て考慮しなければならず、操作性が低下し、面倒であるという問題点がある。
そこで、本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、1台の基地局エミュレータによりCINR測定精度試験を行うためのテスト信号を生成できるようにすることで、同期維持のためのトリガーラインや結合器が不要であるとともに操作が簡単で、試験環境を構築するためのコストも減らすことができるようにした基地局エミュレータによる端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法を提供することである。
上記目的を達成するためになされた本発明は、セルIDとセグメントの識別のために、多数の互いに異なるBPSK変調パターンを有するプリアンブルデータを前記セルIDとマッチングさせて格納するプリアンブルコード変換テーブル及び基地局エミュレーティング機能を有する1台の携帯インターネット基地局エミュレータが端末に接続されて端末のCINR測定精度試験を行い、あらかじめ定められたセルIDに対応するプリアンブルコードを確認し、前記プリアンブルコードにマッチングするプリアンブルデータを前記プリアンブルコードテーブルから読み出して自己プリアンブルデータとして取る(a)段階と、自己パイロットデータ及び各種情報データを生成して自己信号データの生成を完了する(b)段階と、前記(a)段階のセルIDを除いた残りのセルIDに対応するプリアンブルコードのうちの1つを任意に選択し、これにマッチングするプリアンブルデータを前記プリアンブルコードテーブルから読み出して干渉プリアンブルデータとして取る(c)段階と、干渉パイロットデータを生成する(d)段階と、前記段階(b)で生成された自己信号データに前記段階(c)及び前記段階(d)でそれぞれ生成された干渉プリアンブルデータ及び前記干渉パイロットデータを加算してテスト信号データを生成する(e)段階とを含んで構成される。
このような構成において、前記(c)段階で生成された干渉プリアンブルデータを前記(d)段階の前記干渉パイロットデータとして見なすことができる。これと異なり、前記(d)段階で前記干渉パイロットデータは、前記(b)段階で生成された前記自己パイロット信号をあらかじめ定められた大きさに任意に増加または減少させて生成することも可能である。
本発明の基地局エミュレータによる端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法によれば、信号発生器なしに1台の基地局エミュレータによって実現することができ、コストを減らすことができる。さらに、基地局エミュレータで干渉信号を発生し、加算するための処理時間を短縮することができ、端末は、プリアンブル信号とパイロット信号のみを利用してCINR値を測定して報告するので、データ信号に対する干渉を生成する必要がなく、これによって干渉信号を生成及び加算する処理速度を短縮することができる。また、携帯インターネットシステムの信号を形成するためには、複雑な処理プロセスを必要とするが、本発明の方法によれば、複雑な計算なしにメモリに積載された値を読み出して使用することで、処理時間を短縮し、簡単に干渉信号を生成することができる。
以下、添付した図面を用いながら、本発明の基地局エミュレータによる端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法の好適な実施例に対して詳細に説明する。まず、携帯インターネットシステムについて概略的に説明する。
図3は、一般的な携帯インターネットシステムのネットワーク構成図である。図3に示すように、携帯インターネットシステムの基本的なネットワークは、大きく分けて、携帯端末機(PSS:Portable Subscriber Station)、基地局(RAS:Radio Access Station)、及び制御局(ACR:Access Control Router)で構成されている。このような構成において、端末機(PSS)は、携帯インターネット無線接続、IP基盤サービス接続、IP移動性、端末/使用者認証及び保安、マルチキャストサービス受信、及び他の網との連動機能などを行う。一方、基地局(RAS)は、携帯インターネット無線接続、無線リソース管理及び制御、移動性(ハンドオフ)支援、認証及び保安、QoS提供、ダウンリンクマルチキャスト、課金、統計情報生成及び通報機能などを行う。最後に、制御局(ACR)は、IPルーティング及び移動性管理、認証及び保安、QoS提供、IPマルチキャスト、課金サーバに対する課金サービス提供、制御局(ACR)内の基地局(RAS)間の移動性制御、リソース管理及び制御機能などを行う。
図4は、本発明の基地局エミュレータによる端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法を説明するためのシステム構成図である。図4に示すように、本発明の方法によれば、1台の基地局エミュレータ200のみを使用して自己信号と干渉信号が結合された試験用テスト信号を生成している。このように、端末100のCINR測定精度試験機能を有した本発明の基地局エミュレータ200は、基地局の一部機能をエミュレーティング(Emulating)して端末100との間で実際の基地局のようにCINR報告要請メッセージのような各種MACメッセージ及びCINR測定精度試験用テスト信号を伝達するとともに、端末100との通信に必要な各種メッセージを定められた時期、必要または関連イベントの発生によって実時間で変調及びエンコーディングする機能を行う。この他にも、端末100からCINR測定報告が含まれたULサブフレームを受信して必要な分析を行うようになる。一方、基地局エミュレータ200は、有線ケーブルを介して端末100のRF入/出力端子110に接続されることができる。
より詳しくは、本発明による基地局エミュレータ200は、図4に示すように、機器の全般の動作を総括的に制御する制御部210と、使用者から端末性能測定、つまり、CINR測定精度試験のために必要な各種事項、例えば、後で述べるが自己プリアンブルデータとして使用されるセルIDに対応するプリアンブルコードや所望のCINR値を設定したり、入力するために使用されるキー入力部220と、機器の動作中に発生する各種事項や性能分析結果を使用者に視覚的に知らせるディスプレイ230と、制御部210の制御によって端末100との間でネットワークエントリー手続きを実行し、CINR測定精度試験のためのテスト信号を生成する信号発生部270と、使用者からの設定または入力事項を格納するとともに、試験用テスト信号の生成過程で発生する各種データを一時的に格納するメモリ260と、信号発生部270により発生された各種デジタルデータを相応するアナログ信号に変換するD/A変換部250と、D/A変換部250により変換されたアナログ信号をRF変調して出力し、端末100からRF変調されて受信される信号をRF復調するRF処理部240と、RF処理部240により復調されたアナログ信号を相応するデジタルデータに変換するA/D変換部280と、A/D変換部280により変換されたデジタルデータをデコーディングして分析する信号分析部275と、RF処理部240をそれぞれD/A変換部250とA/D変換部280に択一的に接続するスイッチ295と、制御部210の制御によってスイッチ295を駆動するスイッチ駆動部290とを含んで構成されることが好ましい。
上記構成において、信号生成部270と信号分析部275は、それぞれFPGA(Field Programmable Gate Array)やDSP(Digital Signal Processor)ボードにより実現することができる。制御部210は、通常のマイクロコンピュータにより実現することができ、ディスプレイ230は、CRTやLCDなどのようなフラットパネル表示装置により実現することができる。スイッチ295は、無接点半導体スイッチにより実現することができる。
一方、本発明の基地局エミュレータ200では、単一の制御部210が信号発生部270と信号分析部275を全て制御するので、別途のトリガーラインが不要である。
図5は、本発明の基地局エミュレータによる端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法を説明するためのフローチャートである。特に断らない限り、制御部210が主体となって実行される。図6は、本発明の方法において、自己信号に干渉信号が加算される部分を説明するための図である。まず、図5に示すように、ステップS10では、基地局エミュレータ200がテストしようとする端末100にRF入/出力端子110を介して接続された状態でCINR測定精度試験モードに入る。このステップS10は、使用者の命令によって行われる。
次に、ステップS12では、あらかじめ定められたセルIDに対応するプリアンブルコードを確認し、これにマッチングする自己プリアンブルデータをあらかじめ用意したプリアンブルコードテーブルから読み出す。ここで、携帯インターネットシステムにおいて、基地局から端末に向かうダウンリンク信号は、大きく分けて、その第1のシンボル区間に配置されてフレームタイミング獲得、周波数オフセット推定、セル探索、シンボルタイミング推定、及びチャネル測定と推定などのためのプリアンブル信号、各種試験や測定のためのパイロット信号、各種情報やコンテンツが含まれたデータ信号がある。さらに、プリアンブル信号は、基地局の固有番号(セルID)とセグメントの識別のために全部で114種の互いに異なるBPSK変調パターンを有する一方、パイロット信号は、常に固定値を持って規格にあらかじめ定められたスロットに配置されるようになる。
次に、ステップS14では、自分のパイロットデータ及び各種情報データを生成して自己信号の生成を完了し、さらに、ステップS16では、前記セルID、つまり、自己プリアンブルデータとして使用されるプリアンブルコードに対応するセルIDを除いた残りの113個のセルIDに対応するプリアンブルコードのうちの1個を任意に選択する。次に、ステップS18では、このように選択されたプリアンブルコードにマッチングするプリアンブルデータを前記プリアンブルコードテーブルから読み出して干渉プリアンブルデータとして取った後、さらに干渉パイロットデータを生成し、これを前記生成された自己信号に加算するようになる。
より詳しくは、実際に干渉信号を生成するためには、干渉プリアンブル信号、干渉パイロット信号及び干渉データ信号を全て生成しなければならないが、実際に、端末100は、プリアンブル信号とパイロット信号のみでCINR値を測定することができるので、データ信号に干渉を加味する過程は省略することができる。また、このため、データ信号に干渉を加味するための処理時間が短縮される。すなわち、実時間で端末100と信号を交換しなければならない基地局エミュレータ100において、処理時間を短縮することは大いに重要であるので、データ信号には干渉を加味しないようにする。 図6は、上記のように、ダウンリンクフレームにおいて、プリアンブル領域とパイロット領域(斜線部分参照)でのみ自己信号及び干渉信号が加算されることを示す。
一方、干渉パイロットデータの生成は、固定の自己パイロット値から干渉の大きさだけランダムに増加または減少させることによって生成することができる。しかし、干渉プリアンブル信号からなるデータもまたランダムに発生すると言えるので、干渉パイロット信号を別に形成する必要なく、干渉プリアンブルデータを干渉パイロットデータと見なして自己パイロットデータに加算すれば良い。これを数式で表すと次のようになる。干渉プリアンブル信号及び干渉パイロット信号をそれぞれIpb及びIとし、自己プリアンブル信号及び自己パイロット信号をそれぞれSpb及びSとする場合、入力されたCINR値のRは、次のように定義される。
Figure 0005010426
一方、上記のように、干渉プリアンブル信号を用いて干渉パイロット信号を形成するので、干渉パイロット信号は、次の式2のようになる。
Figure 0005010426
上記式2で、αはパイロット信号とプリアンブル信号との大きさの比率を示す。一方、自己信号及び干渉信号が加算されたプリアンブル信号とパイロット信号をそれぞれTpb及びTpとする場合、これらは各々次の式3及び式4で表わされる。この時、干渉プリアンブル信号と干渉パイロット信号の大きさ値は、自己プリアンブル信号の大きさ|Spb|及びR値により式5と式6で表わされる。
Figure 0005010426
Figure 0005010426
Figure 0005010426
Figure 0005010426
図5に戻って参照すれば、このためにステップS20では、干渉プリアンブルデータから干渉パイロット信号を生成するためにこれをメモリに積載し、さらに、ステップS22では、自己信号データ及び干渉信号データの加算を始める。すなわち、ステップS24では、加算しようとする自己信号が自己プリアンブルデータであるかどうかをチェックする。自己プリアンブルデータである場合には、自己プリアンブルデータとメモリに積載した干渉プリアンブルデータを加算した後、ステップS34に進む。ステップS34では、自己信号と干渉信号が加算されてなるテスト信号データが完成したか、つまり、ダウンリンクフレームが完成したかどうかをチェックする。ステップS34の判断結果、テスト信号データが完成しない場合には、再びステップS24に復帰する。一方、ステップS24の判断結果、現在処理する自己信号部分が自己プリアンブルデータではない場合には、再びステップS28に移動して自己パイロットデータであるかを判断する。ステップS28の判断結果、自己パイロットデータではない場合には、データ信号に該当するので、ステップS32でそれを無視してステップS34に進む。一方、自己パイロットデータである場合には、ステップS30に進んでメモリに積載した干渉プリアンブルデータを干渉パイロットデータと見なし、自己パイロットデータに加算するようになる。このようにしてステップS34でテスト信号データが完成すれば、ステップS36に進んで上記のように生成されたテストデータをD/A変換及びRF処理して端末100に伝送する。その後、端末100から報告されるCINR値を確認し、その測定精度を試験するようになる。
本発明の基地局エミュレータによる端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法は、上述の実施例に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。例えば、実施例では言及しないが、CINR測定精度試験前に、基地局エミュレータ200は、端末100との間で必要なネットワーク接続プロセスが完了した状態で行われることができる。このようなネットワーク接続プロセスについて説明すれば、基地局を含むシステムが新しい端末または新しいノード(node)を通信網に登録するときに適用し得るプロセスを支援する必要があるが、端末が電源をつけた後、基地局との通信品質維持、UL区間の開始点補正及び基地局からの通信のためのCID割当及び支援プロファイルに対する協議をするためにネットワーク接続プロセスを行う。
一方、必要に応じて、自己プリアンブルデータ及び干渉プリアンブルデータのみを加算したり、自己パイロットデータ及び干渉パイロットデータのみを加算してテスト信号を生成することも可能である。
従来例による携帯インターネットシステムにおける端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法を説明するためのシステム構成図である。 他の従来例による携帯インターネットシステムにおける端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法を説明するためのシステム構成図である。 一般的な携帯インターネットシステムのネットワーク構成図である。 本発明の生成方法を適用することができる基地局エミュレータの一実施例によるブロック構成図である。 本発明の基地局エミュレータによる端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の方法による自己信号に干渉信号が加算される部分を説明するための図である。
符号の説明
10、20、70…信号発生器
30、80…結合器
50、90…トリガーライン
100…携帯インターネット端末機
200…基地局エミュレータ
210…制御部
220…キー入力部
230…ディスプレイ
240…RF処理部
250…D/A変換部
260…メモリ
270…信号発生部
275…信号分析部
280…A/D変換部
290…スイッチ駆動部
295…スイッチ

Claims (3)

  1. セルIDとセグメントの識別のために、多数の互いに異なるBPSK変調パターンを有するプリアンブルデータを前記セルIDとマッチングさせて格納するプリアンブルコード変換テーブル及び基地局エミュレーティング機能を有する1台の携帯インターネット基地局エミュレータが端末に接続されて端末のCINR測定精度試験を行い、
    あらかじめ定められたセルIDに対応するプリアンブルコードを確認し、前記プリアンブルコードにマッチングするプリアンブルデータを前記プリアンブルコードテーブルから読み出して自己プリアンブルデータとして取る(a)段階と、
    自己パイロットデータ及び各種情報データを生成して自己信号データの生成を完了する(b)段階と、
    前記(a)段階のセルIDを除いた残りのセルIDに対応するプリアンブルコードのうちの1つを任意に選択し、これにマッチングするプリアンブルデータを前記プリアンブルコードテーブルから読み出して干渉プリアンブルデータとして取る(c)段階と、
    干渉パイロットデータを生成する(d)段階と、
    前記段階(b)で生成された自己信号データに前記段階(c)及び前記段階(d)でそれぞれ生成された干渉プリアンブルデータ及び前記干渉パイロットデータを加算してテスト信号データを生成する(e)段階とを含んで構成される基地局エミュレータによる端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法。
  2. 前記(c)段階で生成された干渉プリアンブルデータを前記(d)段階の前記干渉パイロットデータと見なすことを特徴とする請求項1に記載の基地局エミュレータによる端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法。
  3. 前記(d)段階で前記干渉パイロットデータは、前記(b)段階で生成された前記自己パイロット信号をあらかじめ定められた大きさに任意に増加または減少させて生成することを特徴とする請求項1に記載の基地局エミュレータによる端末のCINR測定精度試験用テスト信号の生成方法。
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