JP5009385B2 - ダイヤル錠機構内蔵型南京錠とチェンジキーとの組み合せ - Google Patents

ダイヤル錠機構内蔵型南京錠とチェンジキーとの組み合せ Download PDF

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Description

本発明は、本体に回転可能かつスライド可能に挿入されたシャックルが、内蔵したダイヤル錠機構の施錠操作によって本体に拘束される南京錠とチェンジキーとの組み合せに関するものである。
特許文献1に記載されているように従来の南京錠では、本体の片側端部にシャックルの基端直線部が挿入されるシャックル軸孔を設け、本体の他側端部にシャックルの先端直線部が挿入されるシャックル受孔をシャックル軸孔と平行に設け、シャックル軸孔とシャックルとシャックル受孔との間においてシリンダー錠機構を内蔵させ、シリンダー錠機構のロータに連動装備したロックプレートをシャックルの先端直線部のロック受溝に係合させることによって、シャックルを本体に拘束保持している。
このように施錠状態にあるシャックルを本体に拘束する箇所はロックプレートの先端部とシャックルの先端直線部のロック受溝との係合部一箇所であるため、大きな引抜力を加えたとき、当該一箇所に集中して作用する引抜力によって当該係合部が破壊され、シリンダー錠機構を開錠するという正規のプロセスを経ずに、シャックルが本体から引き抜かれる危険性がある。
特開2004−285706号公報
本発明の課題は、シャックルの引き抜きに対する抵抗力の倍増と、ダイヤル錠機構の暗証番号の変更を同時に可能にすることである
本発明のダイヤル錠機構内蔵型南京錠とチェンジキーとの組み合せは、
本体の片側端部にシャックルの基端直線部が挿入されるシャックル軸孔を設け、前記本体の他側端部に前記シャックルの先端直線部が挿入されるシャックル受孔を前記シャックル軸孔と平行に設け、前記シャックル軸孔と前記シャックル受孔を連絡するロックピン孔を前記本体の上部に設け、前記シャックル軸孔と前記シャックル受孔の中間部において前記本体にダイヤル錠機構を配置し、
前記ダイヤル錠機構は、センターシャフト、複数個のダイヤル、複数個のコードリング、エンドリング、センターシャフト用バネ、ダイヤルクリック用板バネよりなり、前記ダイヤルと前記コードリングの組立体を前記本体のダイヤル格納部に格納し、仕切り壁部のコードリング支持孔を前記シャックル軸孔と平行に設け、前記センターシャフトの頭部に駆動カム部を設けてあり、
前記シャックルの前記基端直線部と前記先端直線部の内面に第一のピン受溝と第二のピン受溝を設け、前記ロックピン孔に収容した第一のロックピンと第二のロックピンの内端部に前記センターシャフトの前記駆動カム部に当接する第一の従動カム部と第二の従動カム部を設け、前記センターシャフトが前記センターシャフト用バネに押されて上限位置にスライドしたとき、前記第一のロックピンの外端カム部が前記シャックルの前記第一のピン受溝に係合し、前記第二のロックピンの外端カム部が前記シャックルの前記第二のピン受溝に係合して、前記シャックルが前記本体に拘束されており、
前記ダイヤルを回転操作して固有の暗証番号に合わせたとき、前記コードリングのコード突起が前記仕切り壁部のコード突起逃げ溝に対面する位置に来て、前記センターシャフトの押し下げスライドが可能になるダイヤル錠機構内蔵型南京錠と、
前記ダイヤル錠機構の暗証番号を変更するために使用されるチェンジキーとの組み合せにおいて、
前記センターシャフトの基端部には、前記チェンジキーのセンターピンが入り込む空洞部を同心に形成してあり、前記空洞部には基端側から直径方向に縦溝が形成され、前記縦溝の途中には開き角度180度のスリット溝が形成されており、前記本体に固定された前記エンドリングの内周突起が前記縦溝に係合して前記センターシャフトの回転を阻止しており、
前記チェンジキーの前記センターピンはキー摘み体に対して軸方向に可動であり、前記センターピンの先端部には、前記縦溝を経て前記スリット溝に係合して前記センターシャフトを引き出すための引き出しピンを設けてあり、前記チェンジキーによって前記センターシャフトを限定ストローク引き出したとき、前記コードリングのコード突起と前記ダイヤルの内周コード溝との係合が解除され、前記ダイヤルが自由に回転するようにしたものである。
本発明の南京錠では、前記シャックルが前記本体に拘束されたロック位置においては、前記ダイヤル錠機構の前記センターシャフトは上限位置にあり、前記センターシャフトの前記駆動カム部によって前記第一の従動カム部を押された前記第一のロックピンの前記外端カム部が前記シャックルの前記基端直線部の前記第一のピン受溝に係合し、同じく前記センターシャフトの前記駆動カム部によって前記第二の従動カム部を押された前記第二のロックピンの前記外端カム部が前記シャックルの前記先端直線部の前記第二のピン受溝に係合しているので、前記シャックルは前記本体に対して2箇所において拘束されていることになる。そのため、前記ダイヤル錠機構の開錠という正規のプロセスを経ずに、前記シャックルを前記本体から無理やり引き抜こうとする外力は二分されることになり、引き抜きに対する抵抗力が倍増する。
前記シャックルに加えられた引抜力は、前記シャックルの前記基端直線部の前記第一のピン受溝を介して前記第一のロックピンの外端部に作用する一方、前記シャックルの先端直線部の前記第二のピン受溝を介して前記第二のロックピンに作用するのであるが、前記第一のロックピンと前記第二のロックピンは前記本体の前記ロックピン孔に収容されているため、最終的には前記ロックピン孔の内面によって受け止められることになり、前記センターシャフトを始めとする前記ダイヤル錠機構の構成部品には引抜力は一切作用しない。そのため、ダイヤル錠機構が暴力的に破壊されることがない。
前記ダイヤルと前記コードリングの組立体を回転操作して固有の暗証番号に合わせたとき、前記コードリングのコード突起が仕切り壁部のコード突起逃げ溝に対面する位置に来ることになり、この状態において前記シャックルに引抜力を加えると、前記第一のロックピンの前記外端カム部が前記シャックルの前記基端直線部の前記第一のピン受溝に押されることによって前記第一のロックピンが内側にスライドする一方、前記第二のロックピンの前記外端カム部が前記シャックルの前記先端直線部の前記第二のピン受溝に押されることによって前記第二のロックピンが内側にスライドし、前記第一のロックピンの前記従動カム部と前記と前記第二のロックピンの前記従動カム部が前記センターシャフトの前記駆動カム部を押すことになり、前記センターシャフトは前記センターシャフト用バネの付勢に抗して押し下げられ、前記コードリングの前記コード突起が前記仕切り壁部の前記コード突起逃げ溝に入り込むことになる。固有の暗証番号に前記ダイヤルの符号を並べるという単一の操作によって、二箇所の拘束がタイミング遅れなく同時になされるため、開錠操作の簡便性と的確性において優れている。
また、前記センターシャフトの基端部には、前記チェンジキーのセンターピンが入り込む空洞部を同心に形成してあり、前記空洞部には基端側から直径方向に縦溝が形成され、前記縦溝の途中には開き角度180度のスリット溝が形成されており、前記本体に固定された前記エンドリングの内周突起が前記縦溝に係合して前記センターシャフトの回転を阻止しており、前記チェンジキーの前記センターピンはキー摘み体に対して軸方向に可動であり、前記センターピンの先端部には、前記縦溝を経て前記スリット溝に係合して前記センターシャフトを引き出すための引き出しピンを設けてあり、前記チェンジキーによって前記センターシャフトを限定ストローク引き出したとき、前記コードリングのコード突起と前記ダイヤルの内周コード溝との係合が解除され、前記ダイヤルが自由に回転するようにしたものであり、前記チェンジキーの前記センターピンを前記センターシャフトの前記空洞部に挿入し、前記引き出しピンを前記センターシャフトの前記スリット溝に係合させて、前記センターピンを引き出すと、前記センターシャフトが引き出される。このように前記チェンジキーによって前記センターシャフトを限定ストローク引き出した状態では、前記コードリングの前記のコード突起と前記とダイヤルの前記内周コード溝との係合は解除され、前記ダイヤルは自由に回転する。前記ダイヤル4を所定角度単位で回転させた後、前記チェンジキーによる引き出しをやめると、前記センターシャフトは前記センターシャフト用バネの作用によって押し上げられ、前記コードリングの前記コード突起が前記ダイヤルの別の内周コード溝に係合する。これによって前記ダイヤル錠機構の暗証番号は、別の数列組合せに変更される。
このように本発明によれば、前記チェンジキーで前記センターシャフトを引き出し操作する構成を採用することによって、シャックルの引き抜きに対する抵抗力の倍増と、前記ダイヤル錠機構の暗証番号の変更が同時に可能である。
図1は本発明の一実施例に係るダイヤル錠機構内蔵型南京錠の正面図である。 図2は図1の南京錠の左側面図である。 図3は図1の南京錠の底面図である。 図4は図2のA−A線断面図である。 図5は図1の南京錠の水平断面図である。 図6は図1の南京錠の組立手順を示す斜視図である。 図7は図1の南京錠のダイヤル錠機構に用いたダイヤルの平面図である。 図8は図7のダイヤルの垂直断面図である。 図9は図7のダイヤルの底面図である。 図10は図1の南京錠のダイヤル錠機構に用いたコードリングの平面図である。 図11は図10のコードリングの正面図である。 図12は図10のコードリングの垂直断面図である。 図13は図10のコードリングの底面図である。 図14は図1の南京錠のダイヤル錠機構に用いたセンターシャフトの正面図である。 図15は図14のセンターシャフトの背面図である。 図16は図14のセンターシャフトの底面図である。 図17は図1の南京錠のダイヤル錠機構に用いたダイヤルクリック用板バネの正面図である。 図18は図17のダイヤルクリック用板バネの水平断面図である。 図19は図1の南京錠のダイヤル錠機構に用いるチェンジキーの平面図である。 図20は図19のチェンジキーの正面図である。 図21は図1の南京錠のダイヤル錠機構に用いる化粧板の正面図である。 図22は図21の化粧板の左側面図である。 図23は図21の化粧板の底面図である。 図24は図1の南京錠の本体の左側面図である。 図25は図24のB−B線断面図である。 図26は図25のC−C線断面図である。 図27は図25のD−D線断面図である。 図28は図1の南京錠に用いたシャックルの正面図である。 図29は図1の南京錠に用いた第一のロックピンの正面図である。 図30は図1の南京錠に用いた第二のロックピンの正面図である。
図示の実施例では、本体1の片側端部にシャックル2の基端直線部15が回転可能かつスライド可能に挿入されるシャックル軸孔16を設け、本体1の他側端部にシャックル2の先端直線部17がスライド可能に挿入されるシャックル受孔18をシャックル軸孔16と平行に設け、シャックル2の基端直線部15をシャックル用バネ11によって押し上げ方向にスライド付勢し、本体1に設けたストッパー13によってシャックル2の基端直線部15のシャックル軸孔16からの脱出を阻止している。ストッパー13は、本体1の水平孔64に打ち込まれたスプリングピンで構成され、シャックル2の基端直線部15の内側面であって第一のピン受溝27よりも下方部分に形成された縦長のストッパー溝34に係合している。
シャックル軸孔16とシャックル受孔18を連絡するロックピン孔19は、シャックル軸孔16及びシャックル受孔18に対して直角に形成されている。本体1には、シャックル軸孔16とシャックル受孔19の底部に連通した水抜き孔65が設けられている。シャックル軸孔16とシャックル受孔18の中間部において本体1に内蔵されたダイヤル錠機構20は、センターシャフト3、複数個のダイヤル4、複数個のコードリング5、エンドリング6、センターシャフト用バネ7、ダイヤルクリック用板バネ8よりなる。
4個のダイヤル4の中央部にはコードリング5が嵌合する保持孔35を設けてあり、保持孔35の内周面には10個の内周コード溝21を等角度間隔に設けてある。4個のコードリング5の外周面には各一個のコード突起22が設けられており、内周コード溝21のどれか一つにコード突起22を係合させることによって、各一個のダイヤル4とコードリング5が組み立てられる。各ダイヤル4の外周面はクリック溝36を境界として十個の区画に等分割され、0から9の数字が刻設され、表示用塗料が充填されている。
本体1には、仕切り壁部24で隔てられた4個のダイヤル格納部23がロックピン孔19と平行に形成されている。仕切り壁部24の中央部には、コードリング5の一部が嵌合するコードリング支持孔25を設けてあり、コードリング支持孔25の内周面には、コード突起22が入り込み可能なコード突起逃げ溝26を設けてある。
内周コード溝21にコード突起22を係合させたダイヤル4とコードリング5との組立体は、ダイヤル格納部23に格納され、センターシャフト3を中心に回転可能である。
ダイヤル4及びコードリング5を使用者が選択した特定の回転位置に保持するために、本体1にはダイヤルクリック用板バネ8が固定されている。ダイヤルクリック用板バネ9には、左右一対のクリックアーム37が4組突き出し形成されており、クリックアーム37の先端部がダイヤル4の外周面のクリック溝36に弾性係合することによって、ダイヤル4は選択した回転位置に保持される。また、ダイヤル4を回転したときには、クリックアーム37とクリック溝36との係合音によってクリック感が得られる。
図6に示したようにダイヤル錠機構20の組立に当たっては、4個のダイヤル4の数字を0に合わせて本体のダイヤル格納部23に挿入する。4個のコードリング5については、コード突起22の面取り面47をセンターシャフト3の基端側に揃えて、センターシャフト3に嵌められ、コード突起22が下側一列に揃えられる。コードリング5を嵌めたセンターシャフト3は、仕切り壁部24のコードリング支持孔25とダイヤルの4の保持孔35に挿入する。この挿入は、センターシャフト3のスリット溝43を図示方向に合わせて行なわれる。
この組立当初の暗証番号は「0−0−0−0」になっているが、別の暗証番号に設定するには、チェンジキー39を後記する手順で操作する。例えば、最上段のダイヤル4とコードリング5の組立体の組立角度を36度だけ変更すれば、新しい暗証番号は「1−0−0−0」となる。
ダイヤル4の外周部分の一部は、本体1に嵌め合わせて化粧板12の窓孔48から前後に突出している。ダイヤルクリック用板バネ8の基板部52には、ダイヤル4の外周部分が通過する開口部53を設けてある。化粧板12の底面板部49の二個の矩形状固定孔61には、本体1の底面部の加締用突起51が挿入され、加締用突起51の加締処理によって、化粧板12が本体1に固定される。本体1の中央部に形成した位置決め用溝60には、化粧版12の位置決め用リブ58が係合する。
仕切り壁部24の全てのコードリング支持孔25は、シャックル軸孔16及びシャックル受孔18と平行に形成されている。センターシャフト3の下端部分の外周溝38にはE−リング14が嵌め込み固定されている。本体1の中央下端部にはコードリング支持孔25と整列してエンドリング用嵌合孔55が設けられている。嵌合孔55に嵌合されたエンドリング6は、エンドリング6の外周縦溝54に嵌合孔55の内周突起56が係合するため、エンドリング6は本体1に対して回転不能である。エンドリング6の下面部の環状突起57は、化粧板12の底面板部49の円形貫通孔50に嵌合している。
エンドリング6とE−リング14との間にセンターシャフト用バネ7が挿入され、センターシャフト3を押し上げ付勢している。
ロックピン孔19は、センターシャフト3によって二分され、その片側部分に第一のロックピン9がスライド可能に収容され、ロックピン孔19の他側部分に第二のロックピン10がスライド可能に収容されている。第二のロックピン10の外周肩部63がロックピン孔19の内周肩部62に当接することによって、第二のロックピン10はロックピン孔19から脱出しないようになっている。
センターシャフト3が上限位置にあるとき、センターシャフト3はロックピン19の中央部に入り込み、センターシャフト3の円錐状の駆動カム部29によって第一の円錐状の従動カム部30を押された第一のロックピン9と、センターシャフト3の駆動カム部29によって第二の円錐状の従動カム部31を押された第二のロックピン10を、外側方向に押す。これによって第一のロックピン9の円錐状の外端カム部32がシャックル2の基端直線部15の第一のピン受溝27に係合する一方、第二のロックピン10の円錐状の外端カム部33がシャックル2の先端直線部17の第二のピン受溝28に係合するため、シャックル2は基端直線部15と先端直線部17の両者が本体1に拘束される。
センターシャフト3の基端部には、チェンジキー39のセンターピン40が入り込む空洞部41を同心に形成してあり、空洞部41には基端側から直径方向に縦溝42が形成され、縦溝42の途中には開き角度180度のスリット溝43が形成されている。チェンジキー39のセンターピン40はキー摘み体44に対して軸方向に可動であり、先端部には、縦溝42を経てスリット溝43に係合する引き出しピン45を有する。センターピン40の基端部には、引き手用リング59を接続してある。
ダイヤル錠機構20の暗証番号を別の数列組合せに変更する場合には、チェンジキー39のセンターピン40をセンターシャフト3の空洞部41に挿入し、引き出しピン45をセンターシャフト3のスリット溝43に係合させて、センターピン40を引き出す。センターシャフト3の縦溝42には、エンドリング5の内周突起46が係合しているため、センターシャフト3は回されない。チェンジキー39によってセンターシャフト3を限定ストローク引き出した状態では、コードリング5のコード突起22とダイヤル4の内周コード溝21との係合は解除され、ダイヤル4は自由に回転する。ダイヤル4を36度単位で回転させた後、チェンジキー39による引き出しをやめると、センターシャフト3はセンターシャフト用バネ7の作用によって押し上げられ、コードリング5のコード突起22がダイヤル4の別の内周コード溝21に係合する。これによってダイヤル錠機構20の固有の暗証番号が変更される。
1 本体
2 シャックル
3 センターシャフト
4 ダイヤル
5 コードリング
6 エンドリング
7 センターシャフト用バネ
8 ダイヤルクリック用板バネ
9 第一のロックピン
10 第二のロックピン
11 シャックル用バネ
12 化粧板
13 ストッパー
14 E−リング
15 シャックルの基端直線部
16 シャックル軸孔
17 シャックルの先端直線部
18 シャックル受孔
19 ロックピン孔
20 ダイヤル錠機構
21 ダイヤルの内周コード溝
22 コードリングのコード突起
23 本体のダイヤル格納部
24 本体の仕切り壁部
25 コードリング支持孔
26 コード突起逃げ溝
27 シャックルの基端直線部の第一のピン受溝
28 シャックルの先端直線部の第二のピン受溝
29 センターシャフトの駆動カム部
30 第一のロックピンの第一の従動カム部
31 第二のロックピンの第二の従動カム部
32 第一のロックピンの外端カム部
33 第二のロックピンの外端カム部
34 シャックルの基端直線部のストッパー溝
35 ダイヤルの保持孔
36 ダイヤルのクリック溝
37 ダイヤルクリック用板バネのクリックアーム
38 センターシャフトの外周溝
39 チェンジキー
40 チェンジキーのセンターピン
41 センターシャフトの基端部の空洞部
42 センターシャフトの基端部の縦溝
43 センターシャフトの基端部のスリット溝
44 チェンジキーのキー摘み体
45 チェンジキーの引き出しピン
46 エンドリングの内周突起
47 コードリングのコード突起の面取り面
48 化粧板の窓孔
49 化粧板の底面板部
50 化粧板の底面板部の円形貫通孔
51 本体の底面部の加締用突起
52 ダイヤルクリック用板バネの基板部
53 ダイヤルクリック用板バネの開口部
54 エンドリングの外周縦溝
55 本体のエンドリングの嵌合孔
56 エンドリング嵌合孔の内周突起
57 エンドリングの環状突起
58 化粧板の位置決め用リブ
59 チェンジキーの引き手用リング
60 本体の位置決め用溝
61 化粧板の固定孔
62 ロックピン孔の内周肩部
63 第二のロックピンの外周肩部
64 本体のストッパー固定用水平孔
65 本体の水抜き孔

Claims (1)

  1. 本体の片側端部にシャックルの基端直線部が挿入されるシャックル軸孔を設け、前記本体の他側端部に前記シャックルの先端直線部が挿入されるシャックル受孔を前記シャックル軸孔と平行に設け、前記シャックル軸孔と前記シャックル受孔を連絡するロックピン孔を前記本体の上部に設け、前記シャックル軸孔と前記シャックル受孔の中間部において前記本体にダイヤル錠機構を配置し、
    前記ダイヤル錠機構は、センターシャフト、複数個のダイヤル、複数個のコードリング、エンドリング、センターシャフト用バネ、ダイヤルクリック用板バネよりなり、前記ダイヤルと前記コードリングの組立体を前記本体のダイヤル格納部に格納し、仕切り壁部のコードリング支持孔を前記シャックル軸孔と平行に設け、前記センターシャフトの頭部に駆動カム部を設けてあり、
    前記シャックルの前記基端直線部と前記先端直線部の内面に第一のピン受溝と第二のピン受溝を設け、前記ロックピン孔に収容した第一のロックピンと第二のロックピンの内端部に前記センターシャフトの前記駆動カム部に当接する第一の従動カム部と第二の従動カム部を設け、前記センターシャフトが前記センターシャフト用バネに押されて上限位置にスライドしたとき、前記第一のロックピンの外端カム部が前記シャックルの前記第一のピン受溝に係合し、前記第二のロックピンの外端カム部が前記シャックルの前記第二のピン受溝に係合して、前記シャックルが前記本体に拘束されており、
    前記ダイヤルを回転操作して固有の暗証番号に合わせたとき、前記コードリングのコード突起が前記仕切り壁部のコード突起逃げ溝に対面する位置に来て、前記センターシャフトの押し下げスライドが可能になるダイヤル錠機構内蔵型南京錠と、
    前記ダイヤル錠機構の暗証番号を変更するために使用されるチェンジキーとの組み合せにおいて、
    前記センターシャフトの基端部には、前記チェンジキーのセンターピンが入り込む空洞部を同心に形成してあり、前記空洞部には基端側から直径方向に縦溝が形成され、前記縦溝の途中には開き角度180度のスリット溝が形成されており、前記本体に固定された前記エンドリングの内周突起が前記縦溝に係合して前記センターシャフトの回転を阻止しており、
    前記チェンジキーの前記センターピンはキー摘み体に対して軸方向に可動であり、前記センターピンの先端部には、前記縦溝を経て前記スリット溝に係合して前記センターシャフトを引き出すための引き出しピンを設けてあり、前記チェンジキーによって前記センターシャフトを限定ストローク引き出したとき、前記コードリングのコード突起と前記ダイヤルの内周コード溝との係合が解除され、前記ダイヤルが自由に回転するようにした、
    ダイヤル錠機構内蔵型南京錠とチェンジキーとの組み合せ。
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