JP5007657B2 - 通信システム、電子機器、および通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、非圧縮の画像の画素データを一方向に高速伝送することができる、たとえばHDMI(High Definition Multimedia Interface)などの通信インタフェースを有する通信システム、電子機器、および通信方法に関するものである。
HDMIの仕様書「High-Definition Multimedia Interface Specification Version 1.3a」はHDMI LLC (http://www.hdmi.org/)から配布されている。
そして、HDMIの規格上では、トランスミッタ(Transmitter)機器をソース(Source)機器、レシーバ(Receiver)機器をシンク(Sink)機器と表記する。
HDMIソースとHDMIシンクは、複数の信号線を含むHDMIケーブルが接続されるHDMIコネクタを有している。このHDMIコネクタはデジタル信号で画像データと音声データを伝送するためのコネクタである。
HDMIの仕様書において、HDMIについては、画素データと音声データを、高速でHDMIソースからHDMIシンクに、一方向に伝送するTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)チャンネルや、HDMIソースとHDMIシンクとの間で双方向の通信を行うためのCECライン(Consumer Electronics Control Line)等が、規定されている。
そして近年、たとえば、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダや、セットトップボックス、その他のAV(Audio Visual)ソースから、テレビジョン受像機、プロジェクタ、その他のディスプレイに対して、デジタルテレビジョン信号、すなわち、非圧縮(ベースバンド)の画像の画素データと、その画像に付随する音声データとを、高速に伝送する通信インタフェースとして、HDMI(R)が普及しつつある。
最近のDVDには出力用のHDMIポートが、テレビジョン受像機などには入力用のHDMIポートが付属している。
また、パーソナルコンピュータ(以下、PC)や家庭用ビデオカメラにもテレビジョン受像機に出力するためのHDMIポートが装備される事例が拡大しつつある。
ところで、HDMI(R)については、画素データと音声データを、HDMI(R)ソースからHDMI(R)シンクに伝送するときに、データの伝送をオン、オフすることにより、不要なデータをミュートする装置が提案されている(たとえば、特許文献1を参照)。
さらに、HDMI(R)については、HDMI(R)ソースが、画素データと音声データを出力する端子を、切換スイッチによって切り換えることにより、HDMI(R)ソースとHDMI(R)シンクとを接続するケーブルを差し替えることなく、複数のHDMI(R)シンクのうちの、希望するHDMI(R)シンクに、画素データと音声データを出力することができる装置が提案されている(たとえば、特許文献2を参照)。
特開2005−57714号公報 特開2006−19948号公報
しかしながら、上記規格書で定義されているHDMIポートは出力、入力のどちらか専用であるため、PCに装備さているHDMIポートにたとえば家庭用ビデオカメラのHDMIポートをつなぎPCに向けて動画を転送することはできない。
また、出力用、入力用のポート同士を接続した場合にコネクタの形状は同じであるので物理的な接続は可能であるが、ユーザは誤接続を認識することができない。
このことより、特許文献1や特許文献2に記載の装置を含め、現在のHDMI端子には、以下のような問題点がある。
ユーザがレシーバ機器同士、トランスミッタ機器同士を誤接続した場合に機器の故障の可能性がある。
ユーザがレシーバ機器同士、トランスミッタ機器同士を誤接続した場合、正しく動作しないのみであるのに、ユーザに対して誤接続を通知できない。
また、小型機器ではコネクタの形状が同じであることを利用してコネクタの共用化の需要があると考えられるが、現状の技術ではユーザが接続前にアナログスイッチなどを介して、レシーバ、トランスミッタのどちらとして動作するかをあらかじめ指定する必要がある。事前に設定する方法は操作方法として煩雑であり、ユーザの利便性を低下させている。
HDMIの仕様書においては、2つのレシーバ機器を互いに接続した場合、2つのトランスミッタ機器を互いに接続した場合に損傷されないことという記述があるのみで、損傷されないための具体的方法に付いては記述されていない。
また、UDI SIGという組織が規定するUDI(Unified Display Interface)という規格が存在する。このUDIにおいてはケーブルの外形を異なるものとすることにより、ケーブルの誤接続を防ぐようになっている。
しかしながら、外形を変更して誤接続を防ぐ方法ではユーザは接続時にケーブルの向きを意識する必要があり、別の面で利便性の低下を招く。
また外形を変更する方法で誤接続を防ぐ方法は1つのコネクタをトランスミッタ、レシーバとして併用する機能と同時に実現することは困難である。
なお、UDIの仕様書「Unified Display Interface (UDI) Specification」はUDI SIG(http://www.udiwg.org/home)にて配布されている。
本発明は、一つのコネクタ部のみで、煩雑な手間を要することなく、接続機器の種別を検出することが可能で、利便性を向上することが可能な通信システム、電子機器、および通信方法を提供することにある。
本発明の第1の観点の通信システムは、通信ケーブルを接続可能なコネクタ部を含み、前記通信ケーブルは、一本で、映像と音声のデータ伝送、接続機器情報の交換、および機器制御データの通信が可能である電子機器間の通信システムであって、上記電子機器は、トランスミッタの機能およびレシーバの機能のうち少なくとも一方の機能を持つことが可能で、上記通信ケーブルは、トランスミッタにより所定の電圧に駆動される第1の信号線と、レシーバにより所定の電圧に駆動される第2の信号線と、を含み、上記電子機器は、上記コネクタ部に接続可能な上記第1の信号線の電圧または上記第2の信号線の電圧を検出し、接続相手側電子機器がレシーバであるかトランスミッタであるかを判別する検出制御部を有する。
本発明の第2の観点は、通信ケーブルを接続可能なコネクタ部を含み、前記通信ケーブルは、一本で、映像と音声のデータ伝送、接続機器情報の交換、および機器制御データの通信が可能であり、且つ、トランスミッタの機能およびレシーバの機能のうち少なくとも一方の機能を持つことが可能な電子機器であって、上記通信ケーブルは、トランスミッタにより所定の電圧に駆動される第1の信号線と、レシーバにより所定の電圧に駆動される第2の信号線と、を含み、上記電子機器は、上記コネクタ部に接続可能な上記第1の信号線の電圧または上記第2の信号線の電圧を検出し、接続相手側電子機器がレシーバであるかトランスミッタであるかを判別する検出制御部を有する。
好適には、報知機能を有する報知部を有し、上記検出制御部は、自身の機器がトランスミッタで接続相手がレシーバでないと判別した場合、または自身の機器がレシーバで接続相手がトランスミッタでないと判別した場合には、上記報知部により誤接続である旨を報知する。
好適には、上記検出制御部は、上記判別処理で、レシーバ同士またはトランスミッタ同士が接続されたと判別した場合に接続を留保する機能を有する。
好適には、上記検出制御部は、検出し判別した情報に元に、自機器がレシーバ、トランスミッタのいずれとして動作するかを自動的に切り替える機能を有する。
好適には、上記検出制御部は、自機器がトランスミッタとして機能する場合、正しく通信を開始するため上記第1の信号線に間けつ的に電圧を印加することにより、自機器がトランスミッタとして判別されることにより通信を開始することができる機能を有する。
好適には、上記検出制御部は、上記第1の信号線に間けつ的に印加する電圧の間隔をランダムに変化させることにより、自機器がトランスミッタとして判別される可能性を高め通信を開始することができる機能を有する。
好適には、上記検出制御部は、自機器がレシーバとして機能する場合、正しく通信を開始するため上記第2の信号線に間けつ的に電圧を印加することにより、自機器がレシーバとして判別されることにより通信を開始することができる機能を有する。
好適には、上記検出制御部は、上記第2の信号線に間けつ的に印加する電圧の間隔をランダムに変化させることにより、自機器がレシーバとして判別される可能性を高め通信を開始することができる機能を有する。
好適には、上記検出制御部は、自機器がレシーバまたはトランスミッタとして機能する場合、正しく通信を開始するため上記第2の信号線または上記第1の信号線に間けつ的に電圧を選択的に印加することにより、自機器がレシーバまたはトランスミッタとして判別されることにより通信を開始することができる機能を有する。
好適には、上記検出制御部は、上記第2の信号線または上記第1の信号線に間けつ的に印加する電圧の間隔をランダムに変化させることにより、自機器がレシーバまたはトランスミッタとして判別される可能性を高め通信を開始することができる機能を有する。
好適には、上記第1の信号線および上記第2の信号線の少なくとも一方の電圧を落とすことによりケーブルを抜いた状態と同じ状態を発生し、その後あらためて再接続することにより、接続相手側機器との接続を再確立するような機能を有する。
好適には、上記検出制御部は、設定によりレシーバ、トランスミッタのどちらで動作するかをあらかじめ決めておくことにより、上記自動切り換えを一時的に動作しないようにする動作モードを有する。
好適には、上記検出制御部は、一度自動切り換えした場合にも上記通信ケーブルの抜挿、または電源オフを検出し、再度検出前の状態に戻る機能を有する。
好適には、上記検出制御部は、自機器がレシーバとして機能する場合、正しく通信を開始するため上記第2の信号線に間けつ的に電圧を印加することにより、自機器がレシーバとして判別されることにより通信を開始することができる機能を有し、接続後にEDIDを使用して機器情報を交換し、検出し判別した情報に元に、自機器がレシーバ、トランスミッタのいずれとして動作するかを自動的に切り替える機能を有する機器同士であることがわかった場合に、いずれかがトランスミッタであるかをあらためて選択させる機能を有する。
本発明の第3の観点は、通信ケーブルを接続可能なコネクタ部を含み、前記通信ケーブルは、一本で、映像と音声のデータ伝送、接続機器情報の交換、および機器制御データの通信が可能である電子機器間の通信方法であって、上記電子機器は、トランスミッタの機能およびレシーバの機能のうち少なくとも一方の機能を持つことが可能で、上記通信ケーブルは、トランスミッタにより所定の電圧に駆動される第1の信号線と、レシーバにより所定の電圧に駆動される第2の信号線と、を含み、上記コネクタ部に接続可能な上記第1の信号線の電圧または上記第2の信号線の電圧を検出し、接続相手側電子機器がレシーバであるかトランスミッタであるかを判別し、通信可能であるかを判断する。
本発明によれば、検出制御部において、コネクタ部に接続可能な第1の信号線の電圧または第2の信号線の電圧が検出される。そして、検出制御部において、この検出結果により接続相手側電子機器がレシーバであるかトランスミッタであるかが判別される。
本発明によれば、一つのコネクタ部のみで、煩雑な手間を要することなく、接続機器の種別を検出することが可能で、利便性を向上することが可能となる利点がある。
以下に本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの要部の構成例を示す図である。
本通信システム100は、画素データと音声データを、高速でHDMIソースからHDMIシンクに、一方向に伝送するTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)チャンネルを含んで構成される。
また、通信システム100は、1本の通信ケーブルで映像と音声のデータ伝送と接続機器情報の交換および認証、機器制御データの通信、並びにLAN通信を行うシステムとして構成可能である。
本通信システム100は、HDMIの規格上でソース(Source)機器として表記されているトランスミッタ(Transmitter)110と、シンク(Sink)機器として表記されているレシーバ(Receiver)120と、トランスミッタ110とレシーバ120間の通信ケーブルであるHDMIケーブル130とを有する。
トランスミッタ110は、ソース機器としての機能を有する電子機器101の通信インタフェース部に配置され、レシーバ120はシンク機器として機能する電子機器102の通信インタフェース部に配置される。
トランスミッタ110およびレシーバ120は、HDMIケーブル130が接続される接続部としてのHDMIコネクタ部111,121を有している。
トランスミッタ110は、たとえば、非圧縮の画像の画素データを対応する差動信号に変換し、複数のチャンネルである3つのTMDSチャンネル#0,#1,#2で、HDMIケーブル130を介して接続されているレシーバ120(HDMIシンク)に、一方向にシリアル伝送する信号伝送部112を有する。
また、トランスミッタ110は、非圧縮の画像に付随する音声データ、さらには、必要な制御データその他の補助データ等を、対応する差動信号に変換し、3つのTMDSチャンネル#0,#1,#2でHDMIケーブル130を介して接続されているレシーバ120に、一方向にシリアル伝送する。
さらに、トランスミッタ110は、3つのTMDSチャンネル#0,#1,#2で送信する画素データに同期したピクセルクロックを、TMDSクロックチャンネルで、HDMIケーブル13を介して接続されているレシーバ120に送信する。ここで、1つのTMDSチャンネル#i(i=0,1,2)では、ピクセルクロックの1クロックの間に、10ビットの画素データが送信される。
レシーバ120は、TMDSチャンネル#0,#1,#2で、HDMIケーブル130を介して接続されているトランスミッタ110から一方向に送信されてくる、画素データに対応する差動信号と、音声データや制御データに対応する差動信号を、同じくトランスミッタ110からTMDSクロックチャンネルで送信されてくるピクセルクロックに同期して受信する受信部122を有する。
次に、図2および図3に関連付けて、HDMIケーブル130と接続される、トランスミッタ110またはレシーバ120に設けられたHDMIコネクタ部111,121のピン配列(pin assignment)について説明する。
なお、図2および図3においては、左欄(PINの欄)に、コネクタのピンを特定するピン番号を記載してあり、右欄(Signal Assignmentの欄)に、同一行の左欄に記載されているピン番号で特定されるピンに割り当てられている信号の名称を記載してある。
図2は、HDMIのタイプA(Type-A)と呼ばれるコネクタのピン配列を示している。
TMDSチャンネル#iの差動信号TMDS Data#i+とTMDS Data#i-が伝送される差動信号線である2本の信号線は、TMDS Data#i+が割り当てられているピン(ピン番号が1,4,7のピン)と、TMDS Data#i-が割り当てられているピン(ピン番号が3,6,9のピン)に接続される。
また、制御用のデータであるCEC信号が伝送されるCECライン(図1に不図示)は、ピン番号が13であるピンに接続され、ピン番号が14のピンは空き(Reserved)ピンとなっている。双方向のIP通信を、この空きピンを利用して行うことができれば、現行のHDMIとの互換性を保つことができる。そこで、CECラインおよびピン番号が14のピンに接続される信号線を用いて差動信号を伝送することができるように、ピン番号が14のピンに接続される信号線と、CECラインとは、差動ツイストペア結線されてシールドされ、ピン番号が17番のピンに接続されるCECラインおよびDDCのグランド線に接地されている。
さらに、E-EDIDなどのSDA(Serial Data)信号が伝送される信号線は、ピン番号が16であるピンに接続され、SDA信号の送受信時の同期に用いられるクロック信号であるSCL(Serial Clock)信号が伝送される信号線は、ピン番号が15であるピンに接続される。
また、SDA信号が伝送される信号線、およびSCL信号が伝送される信号線は、CECラインおよびピン番号が14のピンに接続される信号線と同様に、差動信号を伝送することができるように差動ツイストペア結線されてシールドされ、ピン番号が17番のピンに接続されるグランド線に接地されている。
さらに、新たな電子機器の接続を検出するための信号が伝送される信号線は、ピン番号が19であるピンに接続される。
図3は、HDMIのタイプB(Type-B)と呼ばれるコネクタのピン配列を示している。
このピン配列では、TMDS DATA#i(5+,5−、4+,4−、3+,3−)およびそれらのシールド用ピンが、ピン番号が13〜21のピンに割り当てられ、図2の配列でピン番号が12〜19のピンに割り当てられているCEC〜Hot Plug Detcetのピン番号が22〜29のピンにシフトして割り当てられている。
このように、HDMIコネクタには、タイプAで19本、タイプBで29本の信号線が接続可能なピンがある。
そして、図1に示すようにコネクタのピン番号18,28のピンに接続される信号線+5V Powerはトランスミッタ110側から駆動され、ピン番号19,29のピンに接続される信号線Hot Plug Detectとピン番号1〜12、1〜21のピンに接続される信号線TMDS Data Lineはレシーバ120側から電圧が供給される。
また、図1では簡略化して1セットしか示していないが、実際にはTMDS Data Lineは1本のHDMIケーブル130中に3セット存在する。
また、EDID(Extended Display Identification Data)とはVESA(Video Electronics Standards Association)が策定した、ディスプレイに関する情報を示すものである。HDMIにおいてはディスプレイはレシーバ側となるので、接続時にトランスミッタ側がレシーバ側のデータを読み出して使用する。
そして、本実施形態のトランスミッタ110およびレシーバ120は、第1の信号線としての+5V Power信号線131と、第2の信号線としてのHot Plug Detect信号線132かTMDS Data Line信号線133のいずれか1本の電圧を監視して、接続された接続機器がトランスミッタであるかレシーバであるかを判別する機能(機器判別機能)を有する。
また、本実施形態のトランスミッタ110およびレシーバ120は、自身がトランスミッタの場合で、接続相手がレシーバでない場合に表示パネルや表示ランプ、音声出力などを通じてユーザに対して接続相手がレシーバでないことを通知し、ユーザに接続の確認を促す機能(報知機能)を有する。
また、トランスミッタ110およびレシーバ120は、自身がレシーバの場合で、接続相手がトランスミッタでない場合に画面表示や表示パネル、表示ランプ、音声出力などを通じてユーザに対して接続相手がトランスミッタでないことを通知し、ユーザに接続の確認を促す機能(報知機能)を有する。
すなわち、本実施形態のトランスミッタ110およびレシーバ120は、接続相手機器がトランスミッタであるかレシーバであるかを判別する機能と、誤接続された場合にユーザに注意を喚起する報知機能を有し、また、レシーバ同士、トランスミッタ同士が接続された場合に機器の破壊を回避するため、接続を留保する機能(留保機能)を有する。
また、トランスミッタ110は、正しく通信を開始するため第1の信号線としての+5V Power信号線131に間けつ的に電圧をかけることにより、自デバイスがトランスミッタとして判別されることにより通信を開始することができる機能(+5V Power信号線電圧制御機能)を有する。
トランスミッタ110は、この場合、正しく通信を開始するため+5V Power信号線131に間けつ的にかける電圧の間隔をランダム的に変化させることにより、自デバイスがトランスミッタとして判別される可能性を高め通信を開始することができる機能(+5V Power信号線電圧制御機能)を有する。
また、レシーバ120は、正しく通信を開始するため第2の信号線としてのHot Plug Detect信号線132と、同じく第2の信号線としてのTMDS Data Line信号線133のどれか一部または全部に間けつ的に電圧をかけることにより、自デバイスがレシーバとして判別されることにより通信を開始することができる機能(Hot Plug Detect信号線132または、およびTMDS Data Line信号線電圧制御機能)を有する。
レシーバ120は、この場合、正しく通信を開始するためHot Plug Detect信号線132とTMDS Data Line信号線133のどれか一部または全部に間けつ的にかける電圧の間隔をランダム的に変化させることにより、自デバイスがレシーバとして判別される可能性を高め通信を開始することができる機能(Hot Plug Detect信号線132または、およびTMDS Data Line信号線電圧制御機能)を有する。
また、トランスミッタ110およびレシーバ120は、HDMIコネクタ部111,1121の+5V Power信号線131、Hot Plug Detect信号線132、TMDS Data Line信号線133の一部またはすべての電圧を落とすことによりケーブルを抜いたのと同じ効果を発生し、その後あらためて再接続することにより、相手側機器との接続を再確立するような機能(接続再確立機能)を有する。
本実施形態のトランスミッタ110は、上述の各の機能を発現する検出制御部113および報知部114を有している。
同様に、本実施形態のレシーバ120は、上述の各の機能を発現する検出制御部123および報知部124を有している。
トランスミッタ110の検出制御部113は、抵抗素子R111を介して4.8〜5.3Vの範囲内に保持される+5Vパワーを+5V Power信号線131に供給する機能を有する。
レシーバ120の検出制御部123は、抵抗素子R121を介してHot Plug Detect信号線132に2.4〜5.3Vの範囲内に保持される電圧を供給する機能を有する。
また、レシーバ120の検出制御部123は、差動のTMDS Data Line信号線133を抵抗素子R122,R123を介して電圧AVcc(3.3V)にプルアップする機能を有する。
図4は、本実施形態に係るトランスミッタにおける検出制御部の検出系の一構成例を示す図である。
この検出制御部113の検出系は、抵抗素子R111の一端と+5V Power信号線131間に接続されたスイッチ1131と、入力が+5V Power信号線131に接続された検出バッファ1132と、入力がHot Plug Detect信号線132に接続された検出バッファ1133と、入力が差動のTMDS Data Line信号線133の一方の信号線133−1に接続された検出バッファ1134と、入力が差動のTMDS Data Line信号線133の一方の信号線133−1に接続された検出バッファ1135と、を有する。
図5は、本実施形態に係るレシーバにおける検出制御部の検出系の一構成例を示す図である。
この検出制御部123の検出系は、抵抗素子R121の一端とHot Plug Detect信号線132間に接続されたスイッチ1231と、抵抗素子R122の一端とTMDS Data Line信号線133の一方の信号線133−1間に接続されたスイッチ1232と、抵抗素子R123の一端とTMDS Data Line信号線133の他方の信号線133−2間に接続されたスイッチ1233と、入力が+5V Power信号線131に接続された検出バッファ1134と、入力がHot Plug Detect信号線132に接続された検出バッファ1235と、入力が差動のTMDS Data Line信号線133の一方の信号線133−1に接続された検出バッファ1236と、入力が差動のTMDS Data Line信号線133の一方の信号線133−1に接続された検出バッファ1237と、を有する。
以下、本実施形態に係るトランスミッタ110とレシーバ120の機器判別機能、判別結果報知機能、検出制御部における113,123における各種制御機能について具体的に説明する。
まず、機器判別機能について説明する。
検出制御部113,123は、HDMIコネクタの+5V Power信号線131と、Hot Plug Detect信号線132かTMDS Data Line信号線133のいずれか1本の電圧を監視する。
接続相手としてトランスミッタが接続されている場合、+5V Power信号線131には+5Vの電圧が印加されている。
したがって、+5V Power信号線131において、一定以上の電圧が検出されれば接続相手がトランスミッタであると判断できる。
接続相手としてレシーバが接続されている場合、Hot Plug Detect信号線132は2.4V〜5.3Vの電圧が検出され、TMDS Data Line信号線133は+3.3Vにプルアップされている。
したがって、Hot Plug Detect信号線132またはTMDS Data Line信号線133のいずれか1本において一定以上の電圧が検出されれば接続相手がレシーバであると判断できる。
+5V Power 信号線131と、Hot Plug Detect信号線132かTMDS Data Line信号線133の双方とも電圧が検出できなければコネクタ部111,121にケーブルが接続されていないかまたは接続されているが相手側が電源オフであるため、引き続き双方を監視することにより相手側電源オン時に検出することができる。
このような機器判別機能をトランスミッタ110側で実現する場合、図4に示すような構成を採用することができる。
検出制御部113は、検知時にはスイッチ1131を開放し、検出バッファ1132でハイ(Hi:+5V)状態が検出されると接続相手はトランスミッタであると判断する。
検出制御部113は、検出バッファ1133,1134,1135のいずれかでハイ(Hi:2.4〜5V、3.3V)状態が検出されると接続相手はレシーバであると判断する。
同様に、機器判別機能をレシーバ120側で実現する場合、図5に示すような構成を採用することができる。
検出制御部123は、検知時には3つすべてのスイッチ1231〜1233を開放し、検出バッファ1134でハイ(Hi:+5V)状態が検出されると接続相手はトランスミッタであると判断する。
検出制御部123は、検出バッファ1235,1236,1237のいずれかでハイ(Hi:2.4〜5V、3.3V)状態が検出されると接続相手はレシーバであると判断する。
次に、報知機能について説明する。
上述した機器検出機能により自動的に検出し判別した結果を用いてトランスミッタ110、レシーバ120でそれぞれ以下のような処理を行う。
自身がトランスミッタの場合、検出制御部113は、接続相手がレシーバでない場合に、報知部114を形成する表示パネルや表示ランプ、音声出力などを通じてユーザに対して接続相手がレシーバでないことを通知(報知)し、ユーザに接続の確認を促す。
自身がレシーバの場合、検出制御部123は、接続相手がトランスミッタでない場合に報知部124を形成する表示パネルや表示ランプ、音声出力などを通じてユーザに対して接続相手がTransmitterでないことを通知し、ユーザに接続の確認を促す。
次に、留保機能について説明する。
また、上述した機器検出機能により自動的に検出し判別した結果を用いてトランスミッタ110、レシーバ120でそれぞれ以下のような処理を行う。
自身がトランスミッタの場合、たとえばコネクタ部111に図6に示すような構成を採用して、Hot Plug Detect信号線132、TMDS Data Line信号線133との接続部に設けたスイッチSW11〜SW1nを、機器検出機能により相手側機器をレシーバとして検出されるまですべての信号線または故障の可能性の高い一部の信号線を開放状態にしておき、接続相手機器がレシーバとして検出されてはじめて、スイッチSW11〜SW1nを閉状態としてHDMIコネクタ部111で各信号線を接続することにより、機器の故障を回避する。
自身がレシーバの場合、たとえばコネクタ部121に図7に示すような構成を採用して、+5V Power 信号線131、Hot Plug Detect信号線132やTMDS Data Line信号線133との接続部に設けたスイッチSW21〜SW2nを、機器検出機能により相手側機器をトランスミッタとして検出されるまですべての信号線または故障の可能性の高い一部の信号線を開放状態にしておき、接続相手機器がトランスミッタとして検出されてはじめて、スイッチSW21〜SW2nを閉状態としてHDMIコネクタ部121で各信号線を接続することにより、機器の故障を回避する。
次に、+5V Power信号線電圧制御機能について説明する。
機器判別機能を有するトランスミッタ110において、以下のような処理を順に行う。
検出制御部113は、監視している信号線のいずれも電圧がかかっていない場合、相手先も機器判別機能を有する機器である場合を考慮し、間けつ的に+5V Power信号線131に+5Vの電圧を間けつ的に印加して接続相手機器の認識動作を行う。
接続相手が機器判別機能を有し、レシーバの機能を持つ機器であれば、相手側がレシーバとして接続が確立される。
検出制御部113は、相手先の電源がいつ投入されるか、ケーブルがいつ接続されるかはわからないため、間けつ的な電圧印加処理は繰り返し行う必要がある。
図8(A)〜(C)は、トランスミッタの間けつ電圧印加による認識動作のタイミングチャートである。
この場合、電圧を印加する期間T1は相手先に自身がトランスミッタとして認識され、相手先がレシーバとして動作を開始するのに必要な時間よりも大きく取る必要がある。
電圧印加の期間T1をトランスミッタ、レシーバのそれぞれの機器で設計的に保証可能な範囲に決定し規格化することにより、様々な機器間での接続を可能とすることができる。
電圧を印加する間隔(電圧を印加しない期間)T2は任意であり、毎回同じ間隔とするか異なる間隔とするかも任意である。
さらに、電圧を印加しない期間T2をランダム的に変化することによりお互いに認識動作を開始することにより、一度信号が衝突しても(ぶつかっても)次のタイミングが重ならないようにすることも可能である。
規格上、HDMI機器はレシーバ同士、トランスミッタ同士が接続されても破壊されないことが求められるので、このように電圧をかけても破壊されることはない。
次に、Hot Plug Detect信号線132または、およびTMDS Data Line信号線電圧制御機能について説明する。
機器判別機能を有するレシーバ120において、以下のような処理を順に行う。
検出制御部123は、監視している信号線のいずれも電圧がかかっていない場合、相手先も機器判別機能を有する機器である場合を考慮し、間けつ的にHot Plug Detect信号線132かTMDS Data Line信号線133の一部またはすべてに必要な電圧を間けつ的に印加して接続相手機器の認識動作を行う。
接続相手が機器判別機能を有し、トランスミッタの機能を持つ機器であれば、相手側がトランスミッタとして接続が確立される。
検出制御部123は、相手先の電源がいつ投入されるか、ケーブルがいつ接続されるかはわからないため、間けつ的な電圧印加処理は繰り返し行う必要がある。
図9(A)〜(C)は、レシーバの間けつ電圧印加による認識動作のタイミングチャートである。
この場合、電圧を印加する期間T3は相手先に自身がレシーバとして認識され、相手先がトランスミッタとして動作を開始するのに必要な時間よりも大きく取る必要がある。
電圧印加の期間T3をトランスミッタ、レシーバのそれぞれの機器で設計的に保証可能な範囲に決定し規格化することにより、様々な機器間での接続を可能とすることができる。
電圧を印加する間隔(電圧を印加しない期間)T4は任意であり、毎回同じ間隔とするか異なる間隔とするかも任意である。
さらに、電圧を印加しない期間T4をランダム的に変化することによりお互いに認識動作を開始することにより、一度信号が衝突しても(ぶつかっても)次のタイミングが重ならないようにすることも可能である。
規格上、HDMI機器はレシーバ同士、トランスミッタ同士が接続されても破壊されないことが求められるので、このように電圧をかけても破壊されることはない。
次に、接続再確立機能について説明する。
本実施形態においては、HDMIコネクタ部111,121において以下のような機能を実現している。
トランスミッタとして接続状態にある機器であれば、+5V Power信号線131の電圧を落とすことにより接続断の状態を作る。
レシーバとして接続状態にある機器であれば、Hot Plug Detect信号線132とTMDS Data Line信号線の電圧を落とすことにより接続断の状態を作る。
このように、トランスミッタ110または、およびレシーバ120において、HDMIコネクタ部111,121の+5V Power信号線131、Hot Plug Detect信号線132、TMDS Data Line信号線133の一部またはすべての電圧を落とすことによりケーブルを抜いたのと同じ効果を発生し、その後あらためて再接続することにより、相手側機器との接続を再確立することが可能となる。
以上では一実施形態として、トランスミッタの機能を持つ電子機器と、レシーバの機能を持つ電子機器とを通信ケーブルで接続する場合について説明した。
以下では、他の実施形態として、トランスミッタとレシーバの双方の機能を持つ電子機器を通信ケーブルで説明する場合について説明する。
図10は、本発明の他の実施形態に係るトランスミッタとレシーバの双方の機能を持つ電子機器の要部の構成例を示す図である。
この電子機器150は、HDMIケーブル130が接続される接続部としてのHDMIコネクタ部151を有している。
電子機器150は、たとえば、非圧縮の画像の画素データを対応する差動信号に変換し、複数のチャンネルである3つのTMDSチャンネル#0,#1,#2で、HDMIケーブル130を介して接続されているレシーバ120(HDMIシンク)に、一方向にシリアル伝送する信号伝送部112を有する。
また、電子機器150は、TMDSチャンネル#0,#1,#2で、HDMIケーブル130を介して接続されているトランスミッタ110から一方向に送信されてくる、画素データに対応する差動信号と、音声データや制御データに対応する差動信号を、同じくトランスミッタ110からTMDSクロックチャンネルで送信されてくるピクセルクロックに同期して受信する受信部153を有する。
そして、電子機器150の検出制御部154の検出系は、図10に示すように、抵抗素子R151の一端と+5V Power信号線131間に接続されたスイッチ1541と、抵抗素子R152の一端とHot Plug Detect信号線132間に接続されたスイッチ1542と、抵抗素子R153の一端とTMDS Data Line信号線133の一方の信号線133−1間に接続されたスイッチ1543と、抵抗素子R153の一端とTMDS Data Line信号線133の他方の信号線133−2間に接続されたスイッチ1544と、入力が+5V Power信号線131に接続された検出バッファ1545と、入力がHot Plug Detect信号線132に接続された検出バッファ1546と、入力が差動のTMDS Data Line信号線133の一方の信号線133−1に接続された検出バッファ1547と、入力が差動のTMDS Data Line信号線133の一方の信号線133−2に接続された検出バッファ1548と、を有する。
電子機器150は、基本的に、上述した機器判別機能、報知機能、留保機能、+5V Power信号線電圧制御機能、Hot Plug Detect信号線132または、およびTMDS Data Line信号線電圧制御機能、および接続再確立機能を有している。
以下では、トランスミッタとレシーバの双方の機能を持つ電子機器の特徴的な機能について説明する。
トランスミッタとレシーバの双方の機能を持つ電子機器150において、機器判別機能により、自動的に検出し判別した結果を用いて接続相手がトランスミッタであるかレシーバであるかによりそれぞれ以下のような処理を行う。
接続相手がレシーバとして検出された場合には、自身がトランスミッタとしてふるまうことにより接続を行う。
接続相手がトランスミッタとして検出された場合には、自身がレシーバとしてふるまうことにより接続を行う。
このように、電子機器150は、検出した情報を元に自デバイスがレシーバ、トランスミッタのどちらとして動作するかを自動的に切り替える機能を有する。
これにより、HDMIコネクタの機能を切り替え、機器全体としてもレシーバとしての機能を利用し、たとえば家庭用ビデオカメラにおいて表示装置、録画録音装置として振る舞うか、トランスミッタとしての機能を利用し、たとえば家庭用ビデオカメラにおいて再生装置として振る舞うかを切り替えることが可能となる。
上記のような機能を実現すると、図10に示すような回路構成を採用することが可能となる。
検出制御部154は、検知時にはスイッチ1541〜1544を開放し、トランスミッタとして動作する際にはスイッチ1541を短絡、スイッチ1542〜1544を開放する。
検出制御部154は、レシーバとして動作する際にはスイッチ1542〜1544を短絡、スイッチ1541を開放する。
検出制御部154は、スイッチ1542〜1544はトランスミッタとして機能するときのデータ伝送に使用し、レシーバとして機能するときには開放状態のままとする。
次に、電子機器150が有する電圧制御機能について説明する。
トランスミッタとレシーバの双方の機能を持つ電子機器150において、以下のような処理を順に行う。
監視している信号線のいずれも電圧がかかっていない場合、相手先も機器判別機能を有する機器である場合を考慮し、間けつ的にHot Plug Detect信号線132かTMDS Data Line信号線133の一部またはすべてに必要な電圧を間けつ的に印加する。
接続相手が機器判別機能を有し、トランスミッタの機能を持つ機器であれば、相手側がトランスミッタとして接続が確立される。
相手先も機器判別機能を有する機器である場合を考慮し、間けつ的に+5V Power信号線131に+5Vの電圧を間けつ的に印加する。
接続相手が機器判別機能を有し、レシーバの機能を持つ機器であれば、相手側がレシーバとして接続が確立される。
検出制御部154は、相手先の電源がいつ投入されるか、ケーブルがいつ接続されるかはわからないため、間けつ的な電圧印加処理は繰り返し行う必要がある。
図11(A)〜(C)は、トランスミッタとレシーバの双方の機能を持つ場合の間けつ電圧印加による認識動作のタイミングチャートである。
電圧を印加する期間T11,T12はそれぞれ相手先に自身がレシーバまたはトランスミッタとして認識され、相手先がトランスミッタまたはレシーバとして動作を開始するのに必要な時間よりも大きく取る必要がある。
電圧印加の期間T1,T2をトランスミッタ、レシーバのそれぞれの機器で設計的に保証可能な範囲に決定し規格化することにより、様々な機器間での接続を可能とすることができる。
電圧を印加する間隔(電圧を印加しない期間)T13,T14は任意であり、毎回同じ間隔とするか異なる間隔とするかも任意である。
さらに、電圧を印加しない期間T13,R14をランダム的に変化することによりお互いに認識動作を開始することにより、一度信号が衝突しても(ぶつかっても)次のタイミングが重ならないようにすることも可能である。
規格上、HDMI機器はレシーバ同士、トランスミッタ同士が接続されても破壊されないことが求められるので、このように電圧をかけても破壊されることはない。
トランスミッタとレシーバの双方の機能を持つ電子機器150は、さらに以下のような機能を有する。
電子機器150は、なんらかのユーザ・インタフェースにより、ユーザが該当機器がレシーバとして動作するか、トランスミッタとして動作するのか、接続相手により自動切換えを行う機能を備えている。
ユーザがレシーバとして動作するように指定した場合には、コネクタ部も標準のレシーバのコネクタと同様の動作を行う。
ユーザがトランスミッタとして動作するように指定した場合には、コネクタ部も標準のトランスミッタのコネクタ部と同様の動作を行う。
ユーザが接続相手により自動切換えを指定した場合には、上述したように、検出した情報を元に自デバイスがレシーバ、トランスミッタのどちらとして動作するかを自動的に切り替える。
なお、接続確立中に設定が変更され、接続状態と異なる場合にはユーザに警告を表示し、電源の切入を促してもよい。
接続確立中に設定が変更され、接続状態と異なる場合にはユーザに警告を表示し、電源の切入を自動的に行っても良い。
接続確立中に設定が変更され、接続状態と異なる場合には、いったん接続を解消し、再度接続の確立を試みてもよい。
トランスミッタとレシーバの双方の機能を持つ電子機器150は、さらに以下のような処理を行う。
検出制御部154は、接続が確立中に、機器判別機能による信号線の監視により、通信ケーブル130が抜かれたり、接続相手が電源オフとなったことを検知する。
検出制御部154は、通信ケーブルが抜かれたり、接続相手が電源オフと検知された場合には、レシーバ、トランスミッタの処理を中断し、機器判別機能における接続相手検出待ち状態に戻る。
検出制御部154は、再度接続された場合には、直前に接続されていた状態に無関係に接続相手の検出を行い、接続を確立する。
トランスミッタとレシーバの双方の機能を持つ電子機器150は、さらに以下のような処理を行う。
トランスミッタとレシーバの双方の機能を持ち、Hot Plug Detect信号線132または、およびTMDS Data Line信号線電圧制御機能を有する電子機器同士が通信ケーブルで接続され、接続が確立する。
トランスミッタがレシーバからEDIDを取得し、EDIDより、トランスミッタ,レシーバの両対応の電子機器のコネクタ同士が接続されているか判別する。
トランスミッタ,レシーバの両対応の電子機器のコネクタ同士が接続されている場合には、どちら側がトランスミッタかユーザが期待する通りになっているかどうかが不明である。
そのため、トランスミッタ側はユーザにトランスミッタ,レシーバの両対応の電子機器のコネクタ同士が通信ケーブル130で接続されたことを報知部155に表示し、ユーザに選択を促す。
ユーザがレシーバ機能を選択した場合には、現在の接続状態と異なるため、間けつ電圧をランダム的に変化させる方法で接続を切り、その設定に沿って再度接続される。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
現在、テレビジョン受像機、DVDなど家庭用CE機器の一部にHDMI端子が採用されている。HDMI端子は、図12に示すように、テレビジョン受像機であるレシーバ201とDVDであるトランスミッタ202を対向して接続する。
今後、端子の数が増えていくにしがたい、図13に示すように、DVDであるトランスミッタ202とトランスミッタであるDVD203とを接続したような場合の誤接続による問題が懸念される。
しかしながら、誤接続した場合にユーザは機器が正常に動作しないということでしか知ることができない。正常に動作しない原因は設定の不備、機器の故障など多岐にわたるが、ケーブルの誤接続を検出してユーザに通知することによりユーザは誤接続により機器が正常に動作しないということを認識することができ、ユーザの利便性の向上、メーカのサポートコストの低下などが見込まれる。
同様に誤接続による破壊などが想定されるが、相手先を検出してから接続処理を開始することにより破壊の危険性を減じることができる。
家庭用ビデオカメラやパーソナルピュータなどの記録機器と再生機器が一体となっている機器において、図14(A),(B)に示すように、レシーバ機能、トランスミッタ機能の双方の機能を実現したい場合が存在する。
その場合、現在はHDMIコネクタを2つ付けるか、切り換えスイッチにより機能を切り替えることができるHDMIコネクタを付けることが想定される。
本実施形態にように、レシーバ機能、トランスミッタ機能と自動で切り換えて使用するHDMIコネクタを機器に搭載することにより、コネクタ設置スペースの削減、製造コストの削減、コネクタが1つであることにより誤接続の減少、ユーザ利便性の向上を実現することができる。
本実施形態により接続を検知してから接続するようにすると、同様の機能を持った機器同士を接続した場合に信号が出ないため、接続を検知できない。
そのため間けつ的に電圧をかけることにより、同様の機能を持ったコネクタ同士を接続した場合にも接続を開始できるようにする。
これにより接続を検知してから接続する機能を持った機器の普及後に互いに機器を接続した場合にも接続を開始できる。
また、図15に示すように、トランスミッタ、レシーバとなり得る機器同士を接続した場合に完全に自動でユーザが望むように片側がトランスミッタとなり、反対側がレシーバとなることは不可能であるため、接続後にユーザに選択させることができる。
これにより、ユーザは接続前に設定をおこなう必要などが無くなり利便性が向上する、またどちらがトランスミッタとなるかをユーザが指定することによりユーザが意図した動作をおこなうことが少なくなり操作が直感的になることが期待される。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明の一実施形態に係る通信システムの要部の構成例を示す図である。 HDMIのタイプA(Type-A)と呼ばれるコネクタのピン配列を示す図である。 HDMIのタイプB(Type-B)と呼ばれるコネクタのピン配列を示す図である。 本実施形態に係るトランスミッタにおける検出制御部の検出系の一構成例を示す図である。 本実施形態に係るレシーバにおける検出制御部の検出系の一構成例を示す図である。 破壊防止機能付きトランスミッタ側コネクタ部の構成例を示す図である。 破壊防止機能付きレシーバ側コネクタ部の構成例を示す図である。 トランスミッタの間けつ電圧印加による認識動作のタイミングチャートである。 レシーバの間けつ電圧印加による認識動作のタイミングチャートである。 本発明の他の実施形態に係るトランスミッタとレシーバの双方の機能を持つ電子機器の要部の構成例を示す図である。 トランスミッタとレシーバの双方の機能を持つ場合の間けつ電圧印加による認識動作のタイミングチャートである。 電子機器同士の正常接続状態を示す図である。 電子機器同士の誤接続状態を示す図である。 同一機器でレシーバ機能とトランスミッタ機能を有する場合の接続例を示す図である。 レシーバ、トランスミッタになりうる機器同士の接続例を示す図である。
符号の説明
100・・・通信システム、101,102・・・電子機器,110・・・トランスミッタ、111・・・HDMIコネクタ部、112・・・信号伝送部、113・・・検出制御部、114・・・報知部、120・・・レシーバ、121・・・HDMIコネクタ部、122・・・受信部、123・・・検出制御部、124・・・報知部、130・・・通信ケーブル、131・・・+5V Power 信号線(第1の信号線)、132・・・Hot Plug Detect信号線(第2の信号線)、133・・・TMDS Data Line信号線(第2の信号線)、150・・・トランスミッタとレシーバの双方の機能を持つ電子機器、151・・・HDMIコネクタ部、152・・・信号伝送部、153・・・受信部、154・・・検出制御部、155・・・報知部。

Claims (16)

  1. 通信ケーブルを接続可能なコネクタ部を含み、前記通信ケーブルは、一本で、映像と音声のデータ伝送、接続機器情報の交換、および機器制御データの通信が可能である電子機器間の通信システムであって、
    上記電子機器は、
    トランスミッタの機能およびレシーバの機能のうち少なくとも一方の機能を持つことが可能で、
    上記通信ケーブルは、
    トランスミッタにより所定の電圧に駆動される第1の信号線と、
    レシーバにより所定の電圧に駆動される第2の信号線と、を含み、
    上記電子機器は、
    上記コネクタ部に接続可能な上記第1の信号線の電圧または上記第2の信号線の電圧を検出し、接続相手側電子機器がレシーバであるかトランスミッタであるかを判別する検出制御部を有する
    通信システム。
  2. 通信ケーブルを接続可能なコネクタ部を含み、前記通信ケーブルは、一本で、映像と音声のデータ伝送、接続機器情報の交換、および機器制御データの通信が可能であり、且つ、トランスミッタの機能およびレシーバの機能のうち少なくとも一方の機能を持つことが可能な電子機器であって、
    上記通信ケーブルは、
    トランスミッタにより所定の電圧に駆動される第1の信号線と、
    レシーバにより所定の電圧に駆動される第2の信号線と、を含み、
    上記電子機器は、
    上記コネクタ部に接続可能な上記第1の信号線の電圧または上記第2の信号線の電圧を検出し、接続相手側電子機器がレシーバであるかトランスミッタであるかを判別する検出制御部を有する
    電子機器。
  3. 報知機能を有する報知部を有し、
    上記検出制御部は、
    自身の機器がトランスミッタで接続相手がレシーバでないと判別した場合、または自身の機器がレシーバで接続相手がトランスミッタでないと判別した場合には、上記報知部により誤接続である旨を報知する
    請求項2記載の電子機器。
  4. 上記検出制御部は、
    上記判別処理で、レシーバ同士またはトランスミッタ同士が接続されたと判別した場合に接続を留保する機能を有する
    請求項2記載の電子機器。
  5. 上記検出制御部は、
    検出し判別した情報に元に、自機器がレシーバ、トランスミッタのいずれとして動作するかを自動的に切り替える機能を有する
    請求項2記載の電子機器。
  6. 上記検出制御部は、
    自機器がトランスミッタとして機能する場合、正しく通信を開始するため上記第1の信号線に間けつ的に電圧を印加することにより、自機器がトランスミッタとして判別されることにより通信を開始することができる機能を有する
    請求項2記載の電子機器。
  7. 上記検出制御部は、
    上記第1の信号線に間けつ的に印加する電圧の間隔をランダムに変化させることにより、自機器がトランスミッタとして判別される可能性を高め通信を開始することができる機能を有する
    請求項6記載の電子機器。
  8. 上記検出制御部は、
    自機器がレシーバとして機能する場合、正しく通信を開始するため上記第2の信号線に間けつ的に電圧を印加することにより、自機器がレシーバとして判別されることにより通信を開始することができる機能を有する
    請求項2記載の電子機器。
  9. 上記検出制御部は、
    上記第2の信号線に間けつ的に印加する電圧の間隔をランダムに変化させることにより、自機器がレシーバとして判別される可能性を高め通信を開始することができる機能を有する
    請求項8記載の電子機器。
  10. 上記検出制御部は、
    自機器がレシーバまたはトランスミッタとして機能する場合、正しく通信を開始するため上記第2の信号線または上記第1の信号線に間けつ的に電圧を選択的に印加することにより、自機器がレシーバまたはトランスミッタとして判別されることにより通信を開始することができる機能を有する
    請求項5記載の電子機器。
  11. 上記検出制御部は、
    上記第2の信号線または上記第1の信号線に間けつ的に印加する電圧の間隔をランダムに変化させることにより、自機器がレシーバまたはトランスミッタとして判別される可能性を高め通信を開始することができる機能を有する
    請求項10記載の電子機器。
  12. 上記検出制御部は、
    上記第1の信号線および上記第2の信号線の少なくとも一方の電圧を落とすことによりケーブルを抜いた状態と同じ状態を発生し、その後あらためて再接続することにより、接続相手側機器との接続を再確立するような機能を有する
    請求項2記載の電子機器。
  13. 上記検出制御部は、
    設定によりレシーバ、トランスミッタのどちらで動作するかをあらかじめ決めておくことにより、上記自動切り換えを一時的に動作しないようにする動作モードを有する
    請求項5記載の電子機器。
  14. 上記検出制御部は、
    一度自動切り換えした場合にも上記通信ケーブルの抜挿、または電源オフを検出し、再度検出前の状態に戻る機能を有する
    請求項5記載の電子機器。
  15. 上記検出制御部は、
    自機器がレシーバとして機能する場合、正しく通信を開始するため上記第2の信号線に間けつ的に電圧を印加することにより、自機器がレシーバとして判別されることにより通信を開始することができる機能を有し、接続後にEDID(Extended Display Identification Data)を使用して機器情報を交換し、検出し判別した情報に元に、自機器がレシーバ、トランスミッタのいずれとして動作するかを自動的に切り替える機能を有する機器同士であることがわかった場合に、いずれかがトランスミッタであるかをあらためて選択させる機能を有する
    請求項5記載の電子機器。
  16. 通信ケーブルを接続可能なコネクタ部を含み、前記通信ケーブルは、一本で、映像と音声のデータ伝送、接続機器情報の交換、および機器制御データの通信が可能である電子機器間の通信方法であって、
    上記電子機器は、
    トランスミッタの機能およびレシーバの機能のうち少なくとも一方の機能を持つことが可能で、
    上記通信ケーブルは、
    トランスミッタにより所定の電圧に駆動される第1の信号線と、
    レシーバにより所定の電圧に駆動される第2の信号線と、を含み、
    上記コネクタ部に接続可能な上記第1の信号線の電圧または上記第2の信号線の電圧を検出し、接続相手側電子機器がレシーバであるかトランスミッタであるかを判別し、通信可能であるかを判断する
    通信方法。
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