JP5006195B2 - 画像データ管理装置および画像データ管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、静止画や動画などの画像データを管理する技術に関し、特に静止画等の整理や分類の際に利用するメタデータを付加する方法に関する。
デジタルカメラ等(以下「カメラ等」ともいう。)の撮影装置の普及で、一般の人でも大量の画像を撮影するようになり、撮影した画像の整理作業の省力化や自動的に画像を整理する機能が重要になりつつある。画像を自動的に整理する手法には様々な手法があるが、一般的には、各画像にその属性を表すメタデータを付加し、付加したメタデータを手がかりに整理等を行う方法が効果的とされている。
現在、カメラ等で撮影した画像には、EXIF等の規格で定められた各種メタデータの付加が可能になっている。各種メタデータの中でも、画像を撮影した場所の情報が、特に画像の整理等には有効である。なぜなら、撮影した画像を他の者に説明するときには、「どこで撮影したのか」について、最初に説明することからも分かるように、撮影場所はその画像を表す情報として重要度がとても高いからである。
従来技術として、画像撮影時にGPS(Global Positioning System)を使って撮影場所の位置情報を取得し、この位置情報をメタデータとして画像に付加するカメラがある。また、カメラ等の位置とそのカメラ等の向いている方角とを取得し、これらの値から画像に写っている被写体を推定し、電子地図からその被写体の名称またはその被写体が存在する場所を表す位置情報を取得して画像のメタデータとして付加するシステムもある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−203251号公報
撮影者が画像の整理等をするときの手がかりとなるメタデータの代表的なものにランドマークがある。
しかしながら、画像の撮影場所の位置情報に基づいて特定した、近くの建物等の名称をランドマークとして選択したり、一般的な判断基準でランドマークを選択するだけでは、その画像のランドマークとしては不十分な場合がある。なぜなら、建物等とその画像との関連度合いの軽重には撮影者によって違いがあり、選択されたランドマークを使用したため、誤った分類等をすることがあるからである。さらに、撮影場所とランドマークとの距離が近いからといって、撮影者にとってあまり馴染みがなければ画像を検索する上で手がかりとならない場合もある。
上記の問題の具体例として、撮影者の土地勘が関係する場合がある。東京都中央区の「銀座4丁目交差点」で静止画を撮影した場合を考える。ここで、もし撮影場所からの距離が近い建物をランドマークとして選択するアルゴリズムの場合は、ランドマークには「銀座○○ビル」が地図上から取得される。しかし、もし撮影者が銀座周辺の地理に疎い場合には、銀座○○ビルよりは遠いが、公共物として認知度が高い「有楽町駅」をランドマークとして選択した方が良い場合がある。これは、撮影場所と建物との距離だけでランドマークを選択したが、撮影者にとって静止画を探す時の手がかりになりにくいランドマークが選択されてしまう例である。
もう一つ別の例として、撮影者の行動履歴が関係する場合がある。一般の飲食店などは、たとえ撮影場所のごく近くにあったとしても、撮影者にとってランドマークに適することは少ない。しかし、撮影者がその飲食店に入店したことがある場合は、撮影者にとって適切なランドマークとなる場合がある。この例は、一般的な判断基準だけで判断すると、静止画のメタデータとして適さないランドマークを選択してしまう例である。
本発明は、上記課題に鑑み、デジタルカメラ等により撮影された画像を整理等するときの手がかりとなるランドマークを適切に選択することが可能な画像データ管理装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像データ管理装置は、陸標を利用して画像データを管理する画像データ管理装置であって、画像データに付加する陸標の候補を選択する陸標候補選択手段と、選択された前記陸標候補毎に前記画像データとの関連の強さを表すパラメータを取得するパラメータ取得手段と、取得された前記パラメータに基づいて、選択された前記陸標の候補に所定の重みを付加する重み付加手段と、付加された前記重みの軽重に基づいて、前記画像データに付加する陸標を特定する陸標特定手段とを備える。
また、前記パラメータは、前記画像データに対応する画像の撮影場所と前記選択された陸標の候補との距離である陸標距離であり、前記重み付加手段は、前記陸標距離が小さいほど大きな重みを付加することを特徴とする。
また、前記パラメータ取得手段は、被写体距離をパラメータとして取得し、前記重み付加手段は、前記被写体距離が遠いほど、前記陸標距離が長い陸標の重みを増大させることを特徴とする。
また、前記画像データ管理装置は、さらに、前記被写体としての人物の有無を判定する人物検出手段を備え、前記パラメータ取得手段は、前記人物の有無をパラメータとして取得し、前記重み付加手段は、前記被写体として人物が写っている場合は、前記陸標距離が長い陸標ほど重みを減少させることを特徴とする。
また、前記画像データ管理装置は、さらに、撮影場所が屋内かどうかを判定する屋内外判定手段を備え、前記パラメータ取得手段は、前記屋内か否かをパラメータとして取得し、前記重み付加手段は、撮影場所が屋内の場合は、前記陸標距離が長い陸標ほど重みを減少させることを特徴とする。
また、前記陸標は、その周囲に領域を有しており、前記パラメータは、前記画像データに対応する画像の撮影場所と前記選択された陸標の候補に係る前記領域との最寄りの距離である陸標距離であり、前記重み付加手段は、前記陸標距離が小さいほど大きな重みを付加することを特徴とする。
また、前記パラメータは、前記画像データに対応する画像の撮影場所と前記選択された陸標の候補との距離である陸標距離、および前記画像データに対応する画像を撮影した者の居住地と前記撮影場所との距離である居住地距離であり、前記重み付加手段は、前記陸標距離が短いほど大きな重みを付加し、かつ、前記居住地距離が長いほど大きな重みを付加することを特徴とする。
また、前記画像データ管理装置は、さらに、撮影者によって撮影された画像の画像データを保持する画像記憶手段を備え、前記パラメータ取得手段は、さらに、撮影された前記画像の中で、撮影場所が同一又はその近傍の陸標が付加されている画像の枚数を計数した過去撮影履歴枚数をパラメータとして取得し、前記重み付加手段は、前記過去撮影履歴枚数が一定以上の場合に、前記陸標距離がより短い陸標の重みを増大させることを特徴とする。
また、前記画像データ管理装置は、さらに、画像を撮影した撮影時刻を取得する撮影時刻取得手段と、撮影者の行動に伴う位置情報の変化を時系列に取得して蓄積する行動履歴保持手段と、前記行動履歴保持手段を参照し、特定の場所における滞在時間を算出する滞在時間算出手段とを備え、前記パラメータ取得手段は、前記滞在時間をパラメータとして取得し、前記重み付加手段は、前記滞在時間が一定以上であれば、撮影場所の陸標の重みを増大させることを特徴とする。
また、前記画像データ管理装置は、さらに、撮影者が過去に接した情報を収集する接触情報収集手段を備え、前記パラメータ取得手段は、前記撮影者が過去に接した情報の中で、撮影場所と関連のある情報と接した頻度を表す接触情報履歴頻度を前記パラメータとして取得し、前記重み付加手段は、情報接触履歴に基づいて、陸標の重みの軽重を制御することを特徴とする。
また、前記画像データ管理装置は、さらに、撮影者が撮影時に同行している人を特定する同行者特定手段と、同行者が過去に接した情報を収集する同行者情報収集手段とを備え、前記パラメータ取得手段は、前記同行者が過去に接した情報の中で、撮影場所と関連のある情報と接した頻度を表す同行者情報履歴頻度を前記パラメータとして取得し、前記重み付加手段は、同行者情報履歴頻度に基づいて、陸標の重みの軽重を制御することを特徴とする。
また、前記陸標は、さらに、当該陸標の属性を表す情報を有しており、前記パラメータ取得手段は、前記陸標の属性を表す情報を前記パラメータとして取得し、前記重み付加手段は、前記陸標の属性を表す情報に基づいて、前記陸標の重みの軽重を制御することを特徴とする。
また、前記画像データ管理装置は、さらに、撮影者によって画像が撮影された時刻を取得する撮影時刻取得手段を備え、前記パラメータ取得手段は、前記撮影された時刻を前記パラメータとして取得し、前記重み付加手段は、前記撮影時刻に基づいて、前記陸標の重みの軽重を制御することを特徴とする。
また、画像データ管理装置、さらに、特定された前記陸標を前記画像データに前記特定された陸標を付加して保持する画像データ保持手段と、前記画像データ保持手段について、陸標と陸標における重みとを検索キーとして、前記画像データを検索する画像データ検索手段とを備えることを特徴とする。
なお、本発明は、上記画像データ管理装置における特徴的な構成手段をステップとする画像データ管理方法として実現したり、それらステップをパーソナルコンピュータ等に実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのプログラムをDVD等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して広く流通させることができるのは云うまでもない。さらに、本発明は、上記特徴的な構成手段を備える集積回路として実現することもできる。
本発明により、撮影場所−ランドマーク間の距離、撮影場所−居住地間の距離又は撮影時刻など、撮影者固有のパラメータを関連度に反映させることにより、撮影者毎に最適なランドマークを選択して静止画等に付加することができる。さらに、そのランドマークを検索キーとして静止画の検索を行うことにより、より撮影者の属性に合致した検索が可能になる。
以下では、本発明に係る実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施の形態において、本発明について図面を用いて説明するが、本発明をこれらに限定することを意図しない。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る画像データ管理装置100の機能構成を示すブロック図である。画像データ管理装置100は、例えばデジタルカメラであり、ユーザ(「撮影者」ともいう。)からの撮影操作をトリガとして静止画を生成する機能を有すると共に、撮影された静止画の整理や分類のために付加される陸標(「ランドマーク」ともいう。)を表す情報(以下、単に「陸標」又は「ランドマーク」という。)を、よりユーザの要望に合致させて選択することが可能な機能を有する装置であり、画像データ処理部101、緯度経度算出部102、地図情報記憶部103、撮影者住所情報保持部104、陸標距離算出部105、パラメータ取得部106、関連度付加部107、陸標特定部108および時間制御部109を備える。ここで、「パラメータ」とは、静止画に付加するランドマークを決定する際の基準となる情報をいう。
画像データ処理部101は、例えば、ROM又はRAM等を備えるマイクロコンピュータであり、各種情報(例えば、撮影時間情報など)が付加された画像データを取得して保持すると共に、本画像データ管理装置100全体を制御する機能を有する。
なお、画像データ処理部101は、画像生成(撮像)機能を有していてもよい。例えば、デジタルカメラのシャッターボタン(図示せず)と連動しており、ユーザがシャッターボタンを押下した時点のデジタルカメラのレンズから入っている光を静止画の画像データに変換して保持する。また、その静止画を撮影した時刻(即ち、上記シャッターが押下された時刻)の撮影時間情報(例えば、年月日および時分秒)を時間制御部109から取得し、静止画に対応付けて保持する。なお、この機能は従来のデジタルカメラも備えている機能である。
緯度経度算出部102は、例えば、複数の人工衛星から放射される電波を使って、地上のある地点(例えば、ユーザがいる撮影場所やランドマーク)の緯度、経度および高度を算出する機能(例えば、GPS(Global Positioning System)における一機能)であり、人工衛星からの電波を受信するアンテナ(図示せず)を備え、所定の計算式に従って、電波を受信した地点の位置情報を算出する。例えば、画像データ処理部101から撮影時間情報を取得すると、その時刻における本画像データ管理装置100が存在する位置情報を「緯度/経度/高度」の形式で算出して保持する。この機能は、従来のカーナビゲーションシステムなども備えている機能である。
地図情報記憶部103は、例えばデータベースであり、建造物や交差点や山や住所など、複数種類に分類されている個々のランドマークと、各ランドマークが存在する場所の位置情報とを双方向にリンクして記憶している。位置情報は、(緯度、経度、高度)の形式で定義されている。例えば、入力キーと液晶パネル等を備える入出力手段(図示せず)を介してユーザからランドマーク名が入力された場合は、当該ランドマークとリンクしている位置情報を返す。逆に、位置情報が入力された場合は、当該位置情報とリンクしているランドマーク名を返す。なお、各ランドマークとリンクしている情報は位置情報だけとは限らない。ユーザが居る標高や建物の高さ(即ち、地上部分の高さ)等、個々のランドマークの属性を表すデータとリンクしていてもよい。この地図情報記憶部103は、電子地図データベース等として、DVD等の形態で多く市販されている。
撮影者住所情報保持部104は、上記入出力手段を介して、ユーザから予め受け付けておいた当該ユーザの居住地の住所の位置情報を保持している。この場合の入力方法は、例えば、画像データ管理装置100の初期設定時に、住所を表す文字列をソフトウェアキーボードで入力する方法や、画像データ管理装置100において表示された都道府県単位の選択肢からユーザがタッチパネルやキー操作で地名を選択したりして、順次市町村単位など細かい粒度の地名を階層的に選択していく方法や、居住地において当該画像データ管理装置100の緯度経度算出部102を起動して居住地の位置情報を取得する方法などでもよい。入力されたユーザの居住地の住所は、もし緯度経度表現形式で入力されていなければ、地図情報記憶部103を使って緯度経度表現形式に変換してもよい。具体的には、ユーザから入力された住所のテキストデータと同じ位置のランドマーク(分類は住所)を地図情報記憶部103から検索し、合致するランドマーク(分類は住所)とリンクしている位置情報を取り出すことによって実現する。
なお、合致するランドマーク(分類は住所)が地図情報記憶部103内に存在しない場合は、住所表記のうち詳細な表記、つまり「番地」を除いた残りの住所で合致するランドマーク(分類は住所)を検索キーとして検索する。そして、合致するランドマーク(分類は住所)が見つかるまで、住所表記のうち徐々に粗い表記、つまり「丁目」、「町」を除いていく。もし、最後まで合致するランドマークが見つからないときは、住所の入力が誤っているか、住所が日本国外であるなど地図情報記憶部103の対象外と考えられるため、ユーザに再入力を求めるか、若しくは所定の住所をユーザの居住地の住所に割り当てる。この場合、所定の住所とは日本国外の場所である。
陸標距離算出部105は、前記緯度経度算出部102から取得した撮影場所の位置情報と、地図情報記憶部103から取得した各ランドマークの位置情報とに基づいて、各ランドマークと撮影場所との距離(これを「陸標距離」という。)を算出する。なお、陸標距離を算出する際のランドマークの数は、撮影場所からの距離の遠近や予め定めた所定数で制限することもできる。
パラメータ取得部106は、後述する関連度付加部107においてランドマーク毎の重み付けを付加する際のパラメータを取得する。本実施の形態では、このパラメータの一例として、撮影場所と撮影者の居住地の住所との距離HLを用いることとする。さらに、パラメータ取得部106は、撮影者住所情報保持部104で保持している撮影者の居住地の住所の位置情報と、撮影時に取得した撮影場所の位置情報とを取得し、これらに基づいて両者の距離HLを算出する。
関連度付加部107は、上記陸標距離算出部105から受信した各ランドマークと撮影場所との距離と、前記パラメータ取得部106から受信した撮影場所と撮影者の居住地の住所との距離HLとを用いて、個々のランドマークに対して、撮影した静止画と各ランドマークとの関連の度合の深さに応じて重み付けを行う。この場合の「重み」としては、撮影した静止画とランドマークとの関連の度合いを表す関連度Kを充てる。関連度Kの算出アルゴリズムについては後述するが、関連度Kの値が大きくなるほど、静止画とそのランドマークとの関連が深いことを表す。
陸標特定部108は、上記関連度付加部107から取得した各ランドマークの関連度Kに基づいて、静止画に付加する1又は複数のランドマークを特定し、特定したランドマークを当該静止画の画像データの所定の位置に書き込む。
図2は、画像データ処理部101において取得又は生成された静止画の画像データの構成例を示す図である。
図2に示されるように、画像データ20は、ヘッダ部21と画素データ部22から構成されている。さらに、ヘッダ部21には、静止画が撮影された時刻(年/月/日/時/分/秒)を表す撮影時間情報23、静止画が撮影された場所(緯度/経度/高度)を表す撮影位置情報24および静止画に関連するランドマーク名又はそのランドマークの位置を表す情報であるランドマーク情報25などが格納されている(なお、撮影時間情報23、撮影位置情報24およびランドマーク情報25をまとめて「撮影情報」という。)。一方、画素データ部22は、静止画を構成する画素毎の輝度等の情報が格納されている。
このような撮影情報を記録するための規格としては、例えばEXIF(EXchangeable Image File)があり、静止画は、例えばEXIFに準拠したJPEGファイルやMPEGファイル等の形式で記録される。
次に、本実施の形態に係る画像データ管理装置100の動作について説明する。図3は、画像データ管理装置100の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、入出力出段は、ユーザから、そのユーザの居住地の住所を表す情報を受け付ける(ステップ301)。通常、この操作は、画像データ管理装置100における初期設定時に実施される。ユーザによって入力された居住地の住所は、緯度経度表現形式に変換されて撮影者住所情報保持部104に格納される(ステップ302)。
次に、画像データ処理部101は、ユーザによるシャッターボタンの押下によって静止画を撮影し、撮影された画像に対応する画像データ生成する(ステップ303)。これにより、緯度経度算出部102は、その時刻における当該画像データ管理装置100が存在する位置(即ち、撮影場所)の位置情報を算出し、算出した位置情報を緯度経度表現形式に変換する(ステップ304)。
次に、パラメータ取得部106は、上記緯度経度算出部102から撮影場所の位置情報を取得し、また、撮影者住所情報保持部104に保管されている撮影者の居住地の位置情報を取得する。そして、両者間の距離HLを算出する(ステップ305)。
次に、陸標距離算出部105は、前記緯度経度算出部102から取得した撮影場所の位置情報と、地図情報記憶部103から順次取得したランドマークの位置情報とを用いて、撮影場所と各ランドマークとの距離Dn(n:1以上の整数)を算出する(ステップ306)。
さらに、関連度付加部107は、陸標距離算出部105と前記パラメータ取得部106から入力されたパラメータを用いて、個々のランドマークに対して、重みとなる関連度Kn(n:1以上の整数)を算出する(ステップ307)。
以上の処理を全てのランドマーク分繰り返し、全てのランドマークと撮影場所との距離Dnを算出する(ステップ306〜ステップ308)。なお、距離Dnを算出するランドマークの数nは、撮影場所からの距離の遠近に制限してもよいし、予め所定の数として決定していてもよい。
次に、パラメータ取得部106は、所定の閾値Tと、上記関連度付加部107から取得した各ランドマークの関連度Kとを比較し、閾値Tの値より大きい値の関連度Kを持つランドマークを、上記画像データ処理部101から取得した当該静止画に付加するランドマークとして特定し、特定したランドマークを当該静止画のヘッダ部21のランドマーク情報25の欄に書き込む(ステップ309)。なお、選択するランドマークは複数であってよい。
ここで、撮影場所と各ランドマークとの距離Dn(n:1以上の整数)と、撮影場所Pと撮影者の居住地との距離HLとを用いて、関連度を算出するアルゴリズムについて説明する。
まず、ランドマークSの位置と撮影場所Pとの距離Dsが遠いほど、ランドマークSと撮影画像との関連度Kが低くなると考えられるので、関連度Kと距離Dsの関係式は、
K=α×1/Ds (1)
と定義できる。ただし、αは係数であり、撮影場所Pの知名度やランドマークの密度などによって適宜決定する。
また、撮影者の居住地と撮影場所との距離HLが遠いほど、撮影場所から離れたランドマークであっても撮影した静止画との関連度が高くなると考えられるので、ランドマークSと静止画との関連度Kの関係式に距離HLの要素を追加すると、
K=α×1/Ds+β×HL (2)
と定義できる。ただし、βは係数であり、距離HLの特性やDsとの兼ね合いに応じて適宜決定する。これにより、撮影した静止画と各ランドマーク間での関連度Kの値が算出される(ステップ307)。
もし、全てのランドマークについての関連度Kの算出が完了していれば(ステップ308:Yes)、次の動作に移る。もし、完了していなければ(ステップ308:No)、残りのランドマークについて関連度Kを算出する(ステップ306〜ステップ308)。
以下では、本実施の形態に係る画像データ管理装置100の動作について、具体例を示しながら、さらに詳細に説明する。ここでは、居住地が大阪府である撮影者Aと、居住地が東京都である撮影者Bとが同じ場所で撮影した場合を想定し、静止画に付加されるランドマークの重みの違いについて比較する。
図4は、以下の例示で使用する各地点を表す記号と、各地点の緯度経度形式の位置情報を示す。図5は、以下の例示で使用する撮影場所、撮影者の居住地、各ランドマークの位置関係を示した図である。
まず、撮影者住所情報保持部104は、入出力手段を介して撮影者Aから撮影者Aの居住地の住所である「大阪府枚方市○○町2丁目2番」を受け付けて保持する。すると、撮影者住所情報保持部104は、地図情報記憶部103に格納されている「大阪府枚方市○○町2丁目2番」に合致するランドマークを取り出し、当該ランドマークにリンクされている当該ランドマークの位置情報の緯度経度表現形式である「NE大阪」で取り出して、撮影者住所情報保持部104に保持する。
次に、撮影者Aは、ある場所に移動して、画像データ管理装置100のシャッターボタンを押下することによって静止画を撮影するが、緯度経度算出部102が、その時刻(例えば、2005年3月31日17時30分20秒)での当該画像データ管理装置100が存在する撮影場所Pである「東京都中央区銀座4丁目交差点」の位置情報の緯度経度表現形式である「NE銀座」を特定する。
次に、陸標距離算出部105は、前記緯度経度算出部102から取得した撮影場所Pの位置情報「NE銀座」と、地図情報記憶部103から取得した各ランドマークの位置情報とを使って、撮影場所Pと各ランドマークの距離Dn(n:1以上の整数)を算出する。この例では説明の簡略化のため、ランドマークを下記の3つとする。なお、()内は、緯度経度表現形式の位置情報である。
・ランドマーク1:銀座MKビル(NEMKビル) 距離D1=10m
・ランドマーク2:有楽町駅(NE有楽町駅) 距離D2=200m
・ランドマーク3:TKタワー(NETKタワー) 距離D3=2000m
陸標距離算出部105は、地図情報記憶部103からランドマーク1の位置情報「NEMKビル」を取得し、撮影場所の位置情報「NE銀座」との距離D1=10mを算出する。同様にランドマーク2、ランドマーク3についても「NE銀座」との「距離D2=200m」および「D3=2000m」を算出する。
さらに、パラメータ取得部106は、前記緯度経度算出部102から撮影場所Pの位置情報「NE銀座」を取得し、また、撮影者住所情報保持部104に保持されている撮影者の居住地の位置情報「NE大阪」を取得する。そして、両者の距離HLA=600000mを算出する。
次に、関連度付加部107は、前記陸標距離算出部105から得られたD1、D2およびD3と、前記パラメータ取得部106から入力されたHLAをパラメータとして用いて、個々のランドマーク1、ランドマーク2、ランドマーク3に対して、撮影した静止画との重み付けを行うため、ランドマーク毎に、関連度K1A、K2AおよびK3Aを算出する。関連度Knの算出アルゴリズムは、以下の(3)式を用いる。
Kn=α×1/Dn+β×HL (3)
但し、Dn(n=1,2,3・・・)は撮影場所と各ランドマークとの距離であり、αとβは係数である。ここではα=2000、β=1/2000とする。撮影者Aが撮影した静止画に対する各ランドマークの関連度KnA(この場合、n=1〜3)は、
K1A=200+50=250 (4−1)
K2A=20+50=70 (4−2)
K3A=1+50=51 (4−3)
となる。
次に、比較の対象である、居住地の住所が「東京都新宿区△△町1丁目1番」の撮影者Bが、撮影者Aと同様に「東京都中央区銀座4丁目交差点」で撮影した場合について考える。撮影者Bが撮影した静止画と各ランドマークとの関連度を、撮影者Aと同様の方法で算出する。パラメータ取得部106は、撮影者Bの居住地の住所「東京都新宿区△△町1丁目1番」と撮影場所Pの距離HLBを6000mと算出する。そして、撮影者Aと同様に、撮影場所Pである「東京都中央区銀座4丁目交差点」で撮影した静止画と各ランドマークの関連度KnBを算出すると、以下のような結果となる。
K1B=200+3=203 (5−1)
K2B=20+3=23 (5−2)
K3B=1+3=4 (5−3)
となる。
以上の算出結果を図6にまとめる。図6(a)が撮影者Aについての関連度Kの算出結果であり、図6(b)が撮影者Bについての関連度Kの算出結果である。
次に、パラメータ取得部106では、予備実験等から得た値である「60」を、静止画にメタデータとして付加するランドマークに採用するかどうかの閾値Tとして設定し、関連度Kの値が60以上ならば静止画のメタデータに記載するランドマークとして採用することとする。そして、前記関連度付加部107において算出された各ランドマークの関連度Kを入力すると、撮影者Aが撮影した場合は関連度K1Aと関連度K2Aの値が60以上となり、ランドマーク1とランドマーク2を静止画のメタデータとして選択し、撮影者Aが撮影した静止画のヘッダ部21にランドマーク1とランドマーク2とを書き込む。書き込む形式は、「銀座MKビル」など、ランドマーク名でもよいし、ランドマークの位置情報を緯度経度表現形式で表したものでもよい。
それに対して、撮影者Bが撮影した場合はK1Bのみが関連度の値が60以上となり、ランドマーク1のみを静止画のメタデータとして選択し、ランドマーク2および3はメタデータとして選択しない。つまり、撮影場所に土地勘のある撮影者Bよりも、撮影場所に土地勘の無い撮影者Aの場合は、撮影場所から少し遠い場所にあるランドマークであってもメタデータとして採用される。撮影場所に近いランドマークは撮影者がAであってもBであっても、メタデータとして採用される。
なお、ここでは閾値Tを60としたが、関連度Kについて、統計的な処理を行って動的に変更したり、撮影者の指示によって閾値Tを変更したり、撮影者の利用状況等から判断して自動的に閾値Tの値を変更するなど、適宜変更してよい。
こうすることで、複数のランドマークに対して、撮影者にとって適切な重みをつけられるので、静止画の内容をより適切に反映したランドマーク名を静止画のメタデータとして付加することができる。
なお、本実施の形態1では、画像データ処理部101が静止画を撮影する機能を有するとして説明しているが、画像データ処理部101は静止画を撮影する機能を持たず、外部機器で撮影された静止画を入力として受け付けるとしてもよい。
(変形例1)
上記実施の形態1では、撮影場所からランドマークまでの距離を決定する場合に、ランドマークを「点」として扱ったが、ランドマークがある敷地内の代表点で示される場合は、問題が生じる。
図7は、ランドマークがある敷地内の代表点で示される場合の問題を説明するための図である。
図7に示されるように、撮影場所Pにおいてユーザが撮影をしている場合に、直近のランドマークの候補として「○×神社」と「コンビニエンスストア」があるものとする。この場合に、「○×神社」の位置情報は位置P1に基づいて登録されており、「コンビニエンスストア」の位置P2より遠い(即ち、L1>L2)ため、第1のランドマークとして「コンビニエンスストア」、第2のランドマークとして「○×神社」が決定される。しかし、撮影者からすれば、撮影場所Pから「○×神社」の敷地が目前であり、「コンビニエンスストア」よりもはるかに近いため、第1のランドマークとして「○×神社」を選択されるべきであると判断する。
そこで、上記の問題を解決するため、撮影場所を中心とする同心円を用いて最寄りのランドマークを決定することとする。図8は、ランドマークが某敷地内の代表点で示される場合の問題を解決する方法を説明するための図である。図8に示されるように、複数のランドマークを含む敷地がある場合に、撮影場所Pを中心として同心円(なお、撮影方向を長径とする同心状の楕円でもよい。)を描き、最も短い半径(同心状の楕円の場合は、短径又は長径など)で到達した敷地にあるランドマークを最寄りのランドマークとして決定することとする。この場合、それぞれの敷地に関する情報は、予め地図情報記憶部103に格納されているものとする。
さらに、図8に示されるように、予め規定された半径の同心円内(例えば、半径がM2の同心円)に複数のランドマークがある場合(例えば、敷地A1を有するランドマークP1及び敷地A2を有するランドマークP2がある場合)には、撮影場所Pから各ランドマークの敷地までの距離やそれぞれのランドマークの重みに応じて、採用するランドマークを決定することもできる(この場合も、上記のように、同心状の楕円を用いてもよい)。
(変形例2)
撮影した静止画の中から特定の静止画を探す際、撮影者は、付加されたランドマーク名と関連度Kとを利用して、目的の静止画を検索することができる。上記の画像データ管理装置100における画像データ処理部101が、この検索機能をも備えることとする。画像データ処理部101における検索機能について、図9を用いて説明する。図9は、ランドマーク名と関連度Kとを利用して静止画を検索する場合のフローチャートである。
最初に、上記入出力手段を介して撮影者によって入力されたランドマーク名を検索キーとして受け付けると(ステップ701)、画像データ処理部101は、検索対象となるすべての静止画について、検索キーとして入力されたランドマーク名が付加されているか判断し(ステップ703)、付加されていたらその静止画を画像リストにリストアップする(ステップ704)。ランドマーク名が付加されていなければ、次の静止画に検索対象を移行する(ステップ702〜ステップ705)。
次に、画像データ処理部101は、リストアップされた静止画に対して、検索キーとして入力されたランドマーク名に対応付けられている関連度Kを利用して、関連度Kが降順になるように画像をソートし(ステップ706)、ソートされた順に静止画を出力する(ステップ707)。
以上のように、撮影者にとって撮影した静止画と関連が深いランドマーク名が静止画のメタデータとして静止画のヘッダ部21に記録されるので、静止画を検索するときに、撮影時間順に並べた静止画から目的の静止画を検索するだけでなく、ランドマーク名を検索キーとして用いる静止画の検索が可能になり、撮影場所を思い浮かべて静止画を検索できる。また、関連度Kの順に検索結果を得るだけでなく、指定の関連度以上の画像のみを抽出することもできる。また、多数の静止画を整理、分類するときにも、メタデータとして付加されているランドマーク名ごとにフォルダを作成し分類するなどが可能になる。これにより、いつ撮影した静止画か記憶が曖昧であっても、静止画を説明する際に重要な情報である撮影場所に基づく検索を、緯度経度や住所等より印象に残りやすいランドマークを使って適切に行うことができる。
なお、静止画のヘッダ部21に記載するのはランドマーク名だけに限らず、算出した関連度Kを記載してもよい。こうすることで、ランドマーク名だけを検索キーとする静止画検索よりも、関連度Kを検索キーとして併用した静止画検索の方がより適切な静止画を検出結果として提示することができる。
なお、関連度Kによって個々のランドマークに重み付けするだけでなく、ランドマークの種類に重みをつけてもよい。具体的には、撮影者の居住地と撮影場所との距離HLが遠いほど、地名や公共機関など公共性の高いランドマークの関連度を高くする。また、距離HLが遠いほど、地名のうち、より広域を示す地名を選択することも可能である。
なお、今回の例では撮影者の居住地と撮影場所との距離HLを、関連度を算出するためのパラメータとして使用したが、撮影者に限らず、たとえば静止画の閲覧者の居住地と撮影場所との距離をパラメータに用いてもよい。
なお、撮影者がAかBかを判別する機能を搭載し、関連度の算出に用いるパラメータを判別した撮影者に合わせて切り替えることも可能である。撮影者を判別する方法としては、撮影前に撮影者自身に入力させる方法があるが、静脈による認証や顔画像による認証など、一般的な個人自動認証に用いる方法でもよい。
なお、上記の実施例では、画像データ管理装置100は、静止画を撮影するデジタルカメラとしたが、動画を撮影するデジタルムービーカメラであってもよい。そのときは、撮影場所が一ヶ所ではなくなるので移動軌跡を撮影場所として取り扱ったり、撮影開始場所/終了場所/最多滞在場所のいずれかを撮影場所して取り扱う。また、撮影時刻も幅がある時間になるので、撮影開始時刻/終了時刻/中間時刻のいずれかを撮影時刻として取り扱う。
なお、上記の実施例では、関連度Kを撮影時に算出し付加するとしているが、関連度Kを検索時に算出することで、ユーザの行動履歴や、撮影枚数等を用いて関連度Kを検索時の土地勘を反映させた検索が可能である。
なお、本発明は、静止画における撮影時間情報23、撮影位置情報24およびランドマーク情報25の順序やヘッダ部21および画素データ部22の順序を限定するものでないことはいうまでもない。さらに、ランドマーク情報25は複数あってもよい。さらに、本実施の形態においては、静止画には撮影位置の位置情報24もしくはランドマーク情報25が格納されていればよく、時間情報23が含まれない構成であってもよい。
なお、検索対象とする画像は、画像データ管理装置100内の画像記憶部(図示せず)に記憶されている画像としたり、フォトストレージなど他の機器が持つ画像記憶部に記憶されている画像としたり、インターネット上のサーバ等にある画像記憶部に記憶されている画像とすることができる。
また、上記実施の形態1においては、撮影される画像が静止画の場合の実施例について説明したが、もちろん動画であってもよい。
さらに、上記実施の形態1においては、デジタルカメラのみの構成として実施の形態を説明しているが、もちろんそれに限られることではなく、デジタルカメラとテレビ等の表示装置とを組み合わせた構成でも構わない。また、デジタルカメラとパソコン等画像検索装置とを組み合わせた構成でもよい。
(実施の形態2)
上記実施の形態1では、関連度付加部107が取得するパラメータとして、撮影場所と撮影者の居住地との距離HLおよび撮影場所とランドマークの位置との距離Dを用いて、重み(関連度)を算出する実施例について説明したが、本実施の形態では、他のパラメータを用いて重みを算出する実施例について説明する。
図10は、本実施の形態に係る画像データ管理装置200の機能構成を示すブロック図である。なお、上記実施の形態1に係る画像データ管理装置100と同じ機能構成については同じ符番を付し、その説明は省略する。
画像データ管理装置200は、上記実施の形態1に係る画像データ管理装置100の機能構成に加えて、さらに、物体検出部201、行動履歴保持部202および関連度制御部203を備える。
物体検出部201は、被写体とカメラとの距離である被写体距離を測定する被写体距離測定手段(図示せず)を備える。そして、前記関連度付加部107は、画像データ処理部101を介して、パラメータとして被写体距離を取得し、被写体距離が長いほど、風景等の遠景写真であると見なすことができるため、撮影場所付近のランドマークだけでなく撮影場所から遠方のランドマークの重みも増やす。こうすることで、風景写真かどうかを判定でき、風景写真としての静止画のメタデータとして付加するランドマークを最適化することができる。
ここで、被写体とカメラとの距離である被写体距離は、超音波やレーザー光を用いて距離を測定したり、カメラがピント合わせを行う際に動かすレンズに連動した距離計(レンジファインダー)から取得することができるが、被写体とカメラとの距離を測ることができるものであれば別の方法でもよく、これに限定するのではないことは言うまでもない。
さらに、物体検出部201は、静止画の中に人物が写っているかどうかを判定する人物検出手段(図示せず)を備える。そして、前記関連度付加部107は、画像データ処理部101を介して、パラメータとして人物の有無を取得し、人物が写っていれば、撮影場所から遠方のランドマークの重みを減らす。例えば、人物が写っている写真であれば、半径1000m以上遠方のランドマークは、重みを50%減らす。こうすることで、人物写真かどうかを判定でき、人物写真としての静止画のメタデータとして付加するランドマークを最適化することできる。
さらに、物体検出部201は、撮影場所が屋内かどうかを判定する屋内判定手段(図示せず)を備える。そして、前記関連度付加部107は、画像データ処理部101を介して、パラメータとして撮影場所が屋内であることを取得し、屋内であれば、撮影場所から遠方のランドマークの重みを減らす。こうすることで、屋内で撮影した写真かどうかを判定でき、遠方のランドマーク写真としての静止画のメタデータとして付加するランドマークを最適化することできる。
ここで、屋内判定手段が屋内かどうかを判定する方法として、地図情報から建物の外形を取得し、撮影場所が建物の外形の中か外かで屋内かどうかの判定をしたり、建物内でのみ受信できる指向性の強い電波を受信できるが否かで屋内かどうかの判定をする等の方法を利用することができる。
行動履歴保持部202は、撮影者によって過去に撮影された静止画を保持する記憶手段(図示せず)を備える、そして、前記パラメータ取得部106は、その過去に撮影された静止画の中で、現在の撮影場所および近辺のランドマークが付加されている過去に撮影された静止画の枚数(以下「過去撮影履歴枚数」という。)をカウントし、前記関連度付加部107は、パラメータとして「過去撮影履歴枚数」を取得し、この枚数が一定以上であれば、撮影場所により近いランドマークの重みを増やす。こうすることで、過去に撮影した履歴がある場所を土地勘のある場所と判定でき、その場所で撮影したときの、静止画のメタデータとして付加するランドマークを最適化することができる。
さらに、行動履歴保持部202は、緯度経度算出部102を利用して、撮影者の行動に伴う位置情報の変化を取得し続けて蓄積し、撮影者の行動履歴を保持する。そして、前記パラメータ取得部106は、画像データ処理部101から撮影時刻を取得し、撮影前後の時刻での行動履歴を行動履歴保持部202から取得し、撮影場所に居た滞在時間を算出する滞在時間を算出する。これにより、前記関連度付加部107は、画像データ処理部101を介して、パラメータとして滞在時間を取得し、滞在時間が一定以上であれば、撮影場所のランドマークとしての重みを増やす。例えば、30分以上同じ撮影場所に滞在していた場合、その撮影場所のランドマークの重みを50%増やす。こうすることで、滞在時間が一定以上である場所や建物だけを、静止画のメタデータとして付加するランドマークに採用することができる。
さらに、行動履歴保持部202は、撮影者が過去に接した情報を記録する記憶手段(図示せず)を持つ構成を考える。前記パラメータ取得部106は、その過去に接した情報の中で、撮影場所と関連のある情報と接した頻度である情報接触履歴を算出し、前記関連度付加部107は、撮影場所での情報接触履歴を取得し、情報接触履歴によって、ランドマークの重みを変化させる。撮影者が過去に接した情報は、具体的には、
・PCや携帯端末でのWeb上の情報検索履歴や閲覧履歴や使用した検索キーワード
・テレビ情報番組の視聴・録画履歴
・書籍購入履歴、図書館からの貸し出し履歴
などがある。撮影場所がこれら情報接触履歴に多く含まれるほど、撮影場所により近いランドマークの重みを増やす。こうすることで、過去に高い頻度で情報接触履歴がある場所を土地勘のある場所と判定でき、その場所で撮影したときの、静止画のメタデータとして付加するランドマークを最適化することができる。
さらに、行動履歴保持部202は、撮影者が撮影時に同行している人を特定する同行者特定手段と、同行者が過去に接した情報を記録する同行者情報記憶手段とを備える。前記パラメータ取得部106は、前記同行者情報記憶手段から取得した同行者の情報を使って同行者の情報接触履歴を算出し、前記関連度付加部107は、撮影場所での同行者の情報接触履歴を取得し、情報接触履歴によって、撮影場所付近のランドマークの重みを変化させる。
なお、同行者の情報とは、本願で撮影者の情報として列挙してきた情報と同じであり、具体的には、
・同行者の居住地
・撮影場所における過去の撮影履歴
・PCや携帯端末でのWeb上の情報検索履歴や閲覧履歴や使用した検索キーワード
・テレビ情報番組の視聴・録画履歴
・書籍購入履歴、図書館からの貸し出し履歴
などがある。撮影場所がこれら情報接触履歴に多く含まれるほど、撮影場所により近いランドマークの重みを増やす。こうすることで、過去に高い頻度で情報接触履歴がある場所を土地勘のある場所と判定でき、その場所で撮影したときの静止画のメタデータとして付加するランドマークの最適化を行うことができる。
地図情報記憶部204は、上記実施の形態1における地図情報記憶部103の機能に加え、ランドマークとそのランドマークそのものに関する属性とをリンクしており、関連度付加部107は、パラメータとして、ランドマークの属性を取得し、ランドマークの属性によって、ランドマークの重みを変化させる。
なお、ランドマークの属性としては、ランドマークの種類、ランドマークの高さ/容積、ランドマークの観光ガイドにおける記載頻度や記載位置の上下、記載フォントの大きさ、などが考えられる。ランドマークの種類とは、ランドマークが公共物か私有物か、建造物か自然物か、個々のテナントなどを示す名称なのかそれらを総合した広域を示す名称なのか、などである。ランドマークの高さや容積は、ランドマークの属性が高いほど、また容積が大きいほど関連度を高くする。また、ランドマークの観光ガイドでの扱いが大きいほど関連度を高くする。こうすることで、ランドマークの関連度をきめ細かく定義でき、その場所で撮影したときの、静止画のメタデータとして付加するランドマークを最適化することできる。また、撮影場所と撮影者の居住地との距離が遠いほど、私有物より公共物の関連度を増やすと、より最適なメタデータが付加できる。また、撮影場所と撮影者の居住地との距離が遠いほど、観光ガイドによる関連度の比重を増やすことで旅行としての意味合いがメタデータに加わり、より最適なメタデータが付加できる。
また、画像データ処理部101は、静止画を撮影した時刻を取得する撮影時刻を取得する機能を備えるため、関連度付加部107は、画像データ処理部101から撮影時刻を取得し、撮影時刻によって、ランドマークの重みを変化させる。具体的には、撮影時刻が日没後の夜の時間であれば、遠景となる山などは見えなくなりランドマークとしての意味合いが減る。よって、撮影場所とランドマークの位置との距離から算出される関連度を、他のパラメータから算出される関連度より高く補正する。また、ランドマークの種類のうち、自然物の関連度を低く補正する。こうすることで、撮影時刻と他のパラメータとの関係を関連度に反映でき、その場所で撮影したときの、静止画のメタデータとして付加するランドマークを最適化することできる。
本発明は、デジタルカメラ等で撮影された静止画等の画像データの分類、整理又は画像データの検索等を行うデジタルカメラ、携帯電話機又はパーソナルコンピュータなどの装置等において有用である。
図1は、実施の形態1に係る画像データ管理装置の機能構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1における静止画の画像データの構成例を示す図である。 図3は、実施の形態1に係る画像データ管理装置の動作の流れを示すフローチャートである。 図4は、各地点を表す記号と各地点の緯度経度形式の位置情報を示す。 図5は、撮影場所、撮影者の居住地、各ランドマークの位置関係を示した図である。 図6(a)は、撮影者Aについての関連度Kの算出結果である。(b)は、撮影者Bについての関連度Kの算出結果である。 図7は、ランドマークがある敷地内の代表点で示される場合の問題を説明するための図である。 図8は、ランドマークがある敷地内の代表点で示される場合の問題を解決する方法を説明するための図である。 図9は、ランドマーク名と関連度Kを利用して静止画を検索する場合のフローチャートである。 図10は、実施の形態2に係る画像データ管理装置の機能構成を示すブロック図である。
符号の説明
100、200 画像データ管理装置
101 画像データ処理部
102 緯度経度算出部
103 地図情報記憶部
104 撮影者住所情報保持部
105 陸標距離算出部
106 パラメータ取得部
107 関連度付加部
108 陸標特定部
109 時間制御部
201 物体検出部
202 行動履歴保持部
203 関連度制御部

Claims (9)

  1. 陸標を利用して画像データを管理する画像データ管理装置であって、
    画像データに付加する陸標の候補を選択する陸標候補選択手段と、
    選択された前記陸標の候補毎に前記画像データとの関連の強さを表すパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
    取得された前記パラメータに基づいて、選択された前記陸標の候補に所定の重みを付加する重み付加手段と、
    付加された前記重みの軽重に基づいて、前記画像データに付加する陸標を特定する陸標特定手段とを備え
    前記パラメータは、前記画像データに対応する画像の撮影場所と前記選択された陸標の候補との距離である陸標距離であり、
    前記重み付加手段は、前記陸標距離が小さいほど大きな重みを付加し、
    前記パラメータ取得手段は、さらに、被写体距離をパラメータとして取得し、
    前記重み付加手段は、前記被写体距離が遠いほど、前記陸標距離が長い陸標の重みを増大させる
    ことを特徴とする画像データ管理装置。
  2. 前記画像データ管理装置は、さらに、
    前記被写体としての人物の有無を判定する人物検出手段を備え、
    前記パラメータ取得手段は、さらに、前記人物の有無をパラメータとして取得し、
    前記重み付加手段は、前記被写体として人物が写っている場合は、前記陸標距離が長い陸標ほど重みを減少させる
    ことを特徴とする請求項記載の画像データ管理装置。
  3. 前記画像データ管理装置は、さらに、
    撮影場所が屋内かどうかを判定する屋内外判定手段を備え、
    前記パラメータ取得手段は、さらに、前記屋内か否かをパラメータとして取得し、
    前記重み付加手段は、撮影場所が屋内の場合は、前記陸標距離が長い陸標ほど重みを減少させる
    ことを特徴とする請求項記載の画像データ管理装置。
  4. 陸標を利用して画像データを管理する画像データ管理装置であって、
    画像データに付加する陸標の候補を選択する陸標候補選択手段と、
    選択された前記陸標の候補毎に前記画像データとの関連の強さを表すパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
    取得された前記パラメータに基づいて、選択された前記陸標の候補に所定の重みを付加する重み付加手段と、
    付加された前記重みの軽重に基づいて、前記画像データに付加する陸標を特定する陸標特定手段とを備え、
    前記陸標は、その周囲に領域を有しており、
    前記パラメータは、前記画像データに対応する画像の撮影場所と前記選択された陸標の候補に係る前記領域との最寄りの距離である陸標距離であり、
    前記重み付加手段は、前記陸標距離が小さいほど大きな重みを付加し、
    前記パラメータは、前記画像データに対応する画像の撮影場所と前記選択された陸標の候補に係る前記陸標距離、および前記画像データに対応する画像を撮影した者の居住地と前記撮影場所との距離である居住地距離であり、
    前記重み付加手段は、前記陸標距離が短いほど大きな重みを付加し、かつ、前記居住地距離が長いほど大きな重みを付加する
    ことを特徴とする画像データ管理装置。
  5. 陸標を利用して画像データを管理する画像データ管理装置であって、
    画像データに付加する陸標の候補を選択する陸標候補選択手段と、
    選択された前記陸標の候補毎に前記画像データとの関連の強さを表すパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
    取得された前記パラメータに基づいて、選択された前記陸標の候補に所定の重みを付加する重み付加手段と、
    付加された前記重みの軽重に基づいて、前記画像データに付加する陸標を特定する陸標特定手段とを備え、
    前記パラメータは、前記画像データに対応する画像の撮影場所と前記選択された陸標の候補との距離である陸標距離であり、
    前記重み付加手段は、前記陸標距離が小さいほど大きな重みを付加し、
    前記パラメータは、前記画像データに対応する画像の撮影場所と前記選択された陸標の候補に係る前記陸標距離、および前記画像データに対応する画像を撮影した者の居住地と前記撮影場所との距離である居住地距離であり、
    前記重み付加手段は、前記陸標距離が短いほど大きな重みを付加し、かつ、前記居住地距離が長いほど大きな重みを付加する
    ことを特徴とする画像データ管理装置。
  6. 陸標を利用して画像データを管理する画像データ管理装置であって、
    画像データに付加する陸標の候補を選択する陸標候補選択手段と、
    選択された前記陸標の候補毎に前記画像データとの関連の強さを表すパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
    取得された前記パラメータに基づいて、選択された前記陸標の候補に所定の重みを付加する重み付加手段と、
    付加された前記重みの軽重に基づいて、前記画像データに付加する陸標を特定する陸標特定手段と、
    撮影者が撮影時に同行している人を特定する同行者特定手段と、
    同行者が過去に接した情報を収集する同行者情報収集手段とを備え、
    前記パラメータ取得手段は、前記同行者が過去に接した情報の中で、撮影場所と関連のある情報と接した頻度を表す同行者情報履歴頻度を前記パラメータとして取得し、
    前記重み付加手段は、同行者情報履歴頻度に基づいて、陸標の重みの軽重を制御する
    ことを特徴とする画像データ管理装置。
  7. 陸標を利用して画像データを管理する画像データ管理方法であって、
    画像データに付加する陸標の候補を選択する陸標候補選択ステップと、
    選択された前記陸標の候補毎に前記画像データとの関連の強さを表すパラメータを取得するパラメータ取得ステップと、
    取得された前記パラメータに基づいて、選択された前記陸標の候補に所定の重みを付加する重み付加ステップと、
    付加された前記重みの軽重に基づいて、前記画像データに付加する陸標を特定する陸標特定ステップとを含み、
    前記パラメータは、前記画像データに対応する画像の撮影場所と前記選択された陸標の候補との距離である陸標距離であり、
    前記重み付加ステップでは、前記陸標距離が小さいほど大きな重みを付加し、
    前記パラメータ取得ステップでは、さらに、被写体距離をパラメータとして取得し、
    前記重み付加ステップは、前記被写体距離が遠いほど、前記陸標距離が長い陸標の重みを増大させる
    ことを特徴とする画像データ管理方法。
  8. 陸標を利用して画像データを管理する画像データ管理装置に用いられる、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    画像データに付加する陸標の候補を選択する陸標候補選択ステップと、
    選択された前記陸標の候補毎に前記画像データとの関連の強さを表すパラメータを取得するパラメータ取得ステップと、
    取得された前記パラメータに基づいて、選択された前記陸標の候補に所定の重みを付加する重み付加ステップと、
    付加された前記重みの軽重に基づいて、前記画像データに付加する陸標を特定する陸標特定ステップとを含み、
    前記パラメータは、前記画像データに対応する画像の撮影場所と前記選択された陸標の候補との距離である陸標距離であり、
    前記重み付加ステップでは、前記陸標距離が小さいほど大きな重みを付加し、
    前記パラメータ取得ステップでは、さらに、被写体距離をパラメータとして取得し、
    前記重み付加ステップは、前記被写体距離が遠いほど、前記陸標距離が長い陸標の重みを増大させる
    プログラム。
  9. 陸標を利用して画像データを管理するための集積回路であって、
    画像データに付加する陸標の候補を選択する陸標候補選択手段と、
    選択された前記陸標の候補毎に前記画像データとの関連の強さを表すパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
    取得された前記パラメータに基づいて、選択された前記陸標の候補に所定の重みを付加する重み付加手段と、
    付加された前記重みの軽重に基づいて、前記画像データに付加する陸標を特定する陸標特定手段とを備え
    前記パラメータは、前記画像データに対応する画像の撮影場所と前記選択された陸標の候補との距離である陸標距離であり、
    前記重み付加手段は、前記陸標距離が小さいほど大きな重みを付加し、
    前記パラメータ取得手段は、さらに、被写体距離をパラメータとして取得し、
    前記重み付加手段は、前記被写体距離が遠いほど、前記陸標距離が長い陸標の重みを増大させる
    ことを特徴とする集積回路。
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