JP5005798B2 - 通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、通信端末に関する。
近年、セルラや無線LANなど複数の異なる無線ネットワークへのアクセスを適応的に切り替えて通信を行う、シームレス通信の技術を確立することが重要となっている。
一般的に伝送速度は通信メディアによって大きな差があるため、異なるメディア間でハンドオーバを行う際には、ハンドオーバ前の伝送レートを維持することが困難となる場合も生じてくる。また、メディアによって遅延時間に差があることに起因して、ハンドオーバの際に瞬断が発生するおそれもある。シームレス通信は、状況に応じて最適な通信メディアにアクセスを切り替え、動画ファイル等のストリーミングデータやテレビ電話の映像・音声データの伝送を途切れなく行って正常に通信を継続させるための技術である。
こうした技術の一つとして、伝送するデータを通信メディアに合った品質に変換することで伝送レートを変化させる方法が、特許文献1に記載されている。しかし、この方法はフレームレートをハンドオーバの前と後とで変化させているだけであるので、メディア間の遅延時間差と、通常のハンドオーバにおいて発生する切り替え時間およびレート変換後のパケットバッファリング時間の影響とを吸収できない。そのため、受信側で映像と音声が途切れてしまうことが問題となっていた。
また非特許文献1では、ハンドオーバ時にネットワーク内のサーバにおいてパケットを複製し、これをハンドオーバの前と後のリンク双方に対して送信(バイキャスト)することで、リンク切り替え時間の影響によって生じるパケットロスを防止して、これによりシームレスなハンドオーバを実現する技術が提案されている。しかしながら、この方法を伝送速度の大きく異なるメディア間のハンドオーバでそのまま利用しただけでは、伝送速度の高いメディアで伝送されていたパケットの全てを伝送速度の低いメディアによって正常に送信することは不可能なため、シームレスな切り替えを行うことはできないという問題がある。
さらに非特許文献2には、ストリーミングアプリケーションに特化したシームレス通信の一手法として、コンテンツサーバ側で通信メディアに応じたレートに伝送データを変換した上でバイキャストすることで、伝送速度が大きく異なるネットワーク間でハンドオーバを行ってもシームレスに通信を継続可能にする技術が記載されている。しかしながら、この技術はテレビ電話のような双方向かつリアルタイムのアプリケーションに適用することが不可能であるという問題点を有していた。
特開平10−126856号公報
Karim El Malki他、"Simultaneous Bindings for Mobile IPv6 Fast Handovers"、2001年7月、IETF、Mobile IP Working Group、Internet-draft、draft-elmalki-mobileip-bicasting-v6-00.txt "無線LANスポットにおける利用者端末の利用促進技術を開発;別紙2(3)シームレスハンドオーバ技術"、平成16年8月24日、モバイル・ホームシステム協議会、<URL:http://mhsf.jeita.or.jp/pressrelease/040824.pdf>
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、異なる通信メディア間でハンドオーバを行っても双方向かつリアルタイムのアプリケーションを途切れなくシームレスに通信することが可能な通信端末を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、請求項1に記載の発明は、複数の送受信部により受信した映像品質の互いに異なるデータを個別に復調する、前記送受信部のそれぞれに対応して設けられた複数の復調部と、入力されたデータの映像品質を変換する、前記復調部のそれぞれに対応して設けられた複数の映像品質変換部と、前記データを再生する再生部と、を備え、前記映像品質変換部は、一の復調されたデータの映像品質を他の復調されたデータの映像品質と同一の映像品質となるように連続的に変換し、前記再生部は、前記他の復調されたデータを再生している際に、前記一の復調されたデータの映像品質と前記他の復調されたデータの映像品質とが同一の映像品質となった場合、再生する前記データを前記他の復調されたデータから前記一の復調されたデータに切り替えることを特徴とする通信端末である。
本発明によれば、通信経路の特性を考慮して最適な伝送レートやエラー耐性強度を判断し、その伝送レートまたは/およびエラー耐性強度にデータを変換して送信された異なる映像品質のデータを選択的に復調して再生するので、通信速度の低いメディアでも映像を途切れさせることなく通信を行うことができる。
また、複数の通信経路を使ってそれぞれの経路に合った映像品質でデータを復調するので、万一通信経路の一つが使用不可能な状態になっても通信を継続させることができる。
また、通信経路を切り替える際に、中間に複数の通信経路によりデータが中継される状態を経由しているので、ハンドオーバによって通常起きるような映像の途切れがなく、シームレスに通信を行うことができる。
さらにまた、異なる伝送レートで送信されるデータを選択的に再生し、若しくは伝送レートを連続的に変化させてから再生するので、途切れなく滑らかな映像再生を行うことができる。
第1の実施形態による無線ネットワークの構成図である。 バイキャストサーバの構成を示すブロック図である。 バイキャストサーバと同じ機能を有するサーバ群の構成図である。 デュアル通信端末の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態による無線ネットワークの構成図である。 デュアル通信端末の別の構成を示すブロック図である。 デュアル通信端末の別の構成を示すブロック図である。 デュアル通信端末の別の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
≪第1の実施形態≫
図1は、本発明の第1の実施形態による無線ネットワークの構成を概略的に示したものである。同図において、この無線ネットワークは、バイキャストサーバ10と、セルラ基地局20と、無線LAN基地局30と、デュアル通信端末40と、シングル通信端末50とを有している。ここで、デュアル通信端末40は「通信端末」に、それぞれ対応する。
セルラ基地局20は、携帯電話による通信を行う際に各端末が接続する基地局であり、無線LAN基地局30は、無線LANによる通信を行う際に各端末が接続する基地局である。このセルラ基地局20と無線LAN基地局30は、それぞれその電波出力強度や周辺の地形的環境などによって決まる通信エリアを持っており、各端末はこの通信エリア内にいる場合に当該基地局に接続して通信を行う。ここで図1において、セルラ基地局20の通信エリアと無線LAN基地局30の通信エリアは、一部が重なっているものとする。また、セルラ基地局20と無線LAN基地局30は、共にコアネットワーク60に接続されているものとする。
デュアル通信端末40は、携帯電話の通信インタフェースと無線LANの通信インタフェースを持った携帯電話端末であり、セルラ基地局20の通信エリア内にいる時は携帯電話インタフェースを使ってセルラ基地局20と、無線LAN基地局30の通信エリア内にいる時は無線LANインタフェースを使って無線LAN基地局30と、それぞれ接続して通信をすることが可能である。また、両基地局の通信エリアが重なったエリアにいる時には、通信状況に応じて適応的に接続先の基地局を切り替えるようになっている。例えば、無線LAN基地局30の通信エリアからセルラ基地局20の通信エリアに向かってデュアル通信端末40が移動している場合には、無線LAN基地局30からセルラ基地局20への切り替え(ハンドオーバ)が行われる。
シングル通信端末50は、無線LANの通信インタフェースのみを持っている携帯電話端末であり、接続可能な基地局は無線LAN基地局30に限られている。
なお、デュアル通信端末40とシングル通信端末50は、上記の通り通信インタフェースを複数持っているか1つしか持っていないかという点だけが異なり、その他の構成、機能は同じであって、共にテレビ電話の機能を備えているものとする。
以下、本実施形態では、デュアル通信端末40とシングル通信端末50との間でテレビ電話の通信を行いながらハンドオーバすることを前提に、説明を行う。
図2は、バイキャストサーバ10の機能的構成を示したブロック図である。バイキャストサーバ10は、テレビ電話等の双方向リアルタイムアプリケーションで伝送されるデータを通信メディア(ここでは携帯電話による通信か無線LANによる通信かのいずれか)に合った映像品質に変換してバイキャストを行うためのサーバ装置であり、前述した2つの基地局と同じくコアネットワーク60に接続されている。
図2において、バイキャストサーバ10は映像品質変換部102、伝送品質判断部104、および送受信部106を有している。
映像品質変換部102は、送受信部106から入力された映像データ(テレビ電話の映像データ)に対して、伝送品質判断部104の指示に従ってその伝送レートとエラー耐性強度を変換する処理を施す。伝送品質判断部104は、映像品質変換部102へ入力されたデータの伝送レートを常時計測している。また、伝送品質判断部104には、コアネットワーク60に接続されている各基地局で使われる無線システム(ここでは携帯電話と無線LAN)のそれぞれに関して、伝送速度や遅延時間、パケットロス率等の通信パラメータについての各種情報が通知されている。伝送品質判断部104は、これらの情報に基づいて、上記の映像データをどのような伝送レートとエラー耐性強度で伝送することが適当であるかを判断し、その結果を映像品質変換部102に知らせて映像データの変換を指示する。
ここで、伝送レートとは単位時間当りに伝送されるデータのビット数である。伝送レートの変換の方法としては、例えば、1秒間の映像コマ数であるフレームレートを変換したり、1フレーム内の画像のピクセル数を変換したりする方法が適用できる。また、エラー耐性強度の変換は、パケットロス率に応じて、データに付与する冗長度を最適調整することによって行う。そして、エラー耐性処理を施した後にフレームレートやピクセル数を変化させ、配信に用いる無線システムで送信可能な伝送レートに変換する。
データの送信先がデュアル通信端末40である場合、映像品質変換部102で伝送レートとエラー耐性強度を変換された映像データは、変換前の映像データと共に送受信部106からコアネットワーク60側に送り出される。この時、送り出される2つの映像データは、映像として同期が取られた状態であってもよいし、非同期の状態であってもよい。
また、データの送信先がシングル通信端末50である場合は、伝送品質判断部104の判断に基づいて、変換後もしくは変換前のいずれか一方の映像データが送受信部106から送り出される。
なお、上記のバイキャストサーバ10に代えて、図3に示すように別々のサーバ(伝送品質判断サーバ70と映像品質変換サーバ80)からなる構成とすることもできる。
図4は、デュアル通信端末40の機能的構成を示したブロック図である。
同図において、デュアル通信端末40は、2つの送受信部402a、402bと、復調部404と、再生部406とを有している。
2つの送受信部のうち、一方の送受信部402aは携帯電話の通信インタフェース、もう一方の送受信部402bは無線LANの通信インタフェースである。これらの送受信部402a、402bは、各無線システムで送信されてくるデータをそれぞれ独立して受信し復調部404へ出力する。受信された各データは、携帯電話または無線LANの各システムに合った映像品質(伝送レート、エラー耐性強度)を有している。
復調部404は、入力されたこれら受信データのうち、通信状態や映像品質を基準として一方のデータを選択し、選択したデータについて復調処理を行って映像データを抽出する。この映像データは再生部406へ送られ、映像が再生される。
ここで、復調部404で行われる上記のデータ選択について、具体的には、例えば無線LANでの通信状態が悪い場合には携帯電話のシステムで受信したデータを選択したり、あるいは無線LANも携帯電話も同程度の通信状態で受信できている場合にはより伝送レートの高い方のデータを選択したりする、というような判断を行う。なお、復調部404でデータを一方から他方へ切り替える際には、復調部404の前段に設けたバッファ(図示していない)を利用することでデータの同期を取って、再生する映像に途切れが生じないように制御が行われるものとする。
次に、本実施形態におけるハンドオーバの動作について説明する。
前提として、デュアル通信端末40がA地点→B地点→C地点(図1参照)のように移動していくものとし、A〜C地点がそれぞれ、A地点…無線LAN基地局30の通信エリア内、B地点…セルラ基地局20の通信エリアと無線LAN基地局30の通信エリアが重なっているエリア内、C地点…セルラ基地局20の通信エリア内、に位置しているものとする。また、無線LANのシステムを使った場合の伝送速度を2Mbps、携帯電話のシステムを使った場合の伝送速度を200kbpsとする。さらに、伝送されるデータは、デュアル通信端末40の位置によらず必ずバイキャストサーバ10を経由して通信されるものとする。
まず、デュアル通信端末40がA地点に存在している時、デュアル通信端末40とシングル通信端末50間の通信は、無線LAN基地局30を介して、無線LANのシステムを使って行われる。この場合、同一の通信システム(無線LAN)が使われており伝送速度が等しいので、バイキャストサーバ10は伝送レートの変換を行わず、データをそのまま送信先に転送する。すなわち、いずれの方向でも2Mbpsの伝送レートで通信が行われる。
次に、デュアル通信端末40がB地点に移動すると、シングル通信端末50から送信される2Mbpsのデータは、映像品質変換部102においてコピーされ携帯電話の伝送速度200kbpsに変換される。バイキャストサーバ10は、コピー元の2Mbpsのデータと変換された200kbpsのデータを通信相手であるデュアル通信端末40に送信する。この時、2Mbpsのデータは無線LAN基地局30から、200kbpsのデータはセルラ基地局20からそれぞれデュアル通信端末40へ送り出される。デュアル通信端末40は、受信した伝送レートの異なる2つのデータに対して、上述した選択を適宜行ってデータの復調と映像の再生を行う。
また、デュアル通信端末40からは、2Mbpsのデータが無線LAN基地局30へ、200kbpsのデータがセルラ基地局20へ、それぞれ送信され、これら2つのデータのいずれもがバイキャストサーバ10へ届けられる。バイキャストサーバ10は、送信先であるシングル通信端末50が使っている通信システムに合った伝送レートでデータを送り出すが、ここではシングル通信端末50は2Mbpsの通信が可能であるので、受信したデータのうち2Mbpsのデータをそのまま送り出すことになる。ただし、デュアル通信端末40における無線LANの通信状態が悪く2Mbpsのデータが受信できていない場合には、例外として200kbpsのデータが利用される。シングル通信端末50は、バイキャストサーバ10からのデータを無線LAN基地局30を介して受信して、復調後に映像を再生する。
このようにB地点においては、両方向の通信共に、シングル通信端末50−バイキャストサーバ10間の伝送レートは2Mbps(上記例外の場合以外)、バイキャストサーバ10−デュアル通信端末40間の伝送レートは状況に応じて2Mbpsまたは200kbpsとなるように、制御が行われる。
なお、もし仮にシングル通信端末50の通信が500kbpsの伝送レートに制限されていたとすると、バイキャストサーバ10は、デュアル通信端末40から受信した2Mbpsのデータを伝送レート500kbpsに変換し、変換後のデータをシングル通信端末50に送信することになる。
デュアル通信端末40がさらに移動してC地点に達すると、バイキャストサーバ10はシングル通信端末50からの2Mbpsのデータを200kbpsに変換して送り出す。このデータはセルラ基地局20を介してデュアル通信端末40によって受信される。またデュアル通信端末40が送信する200kbpsのデータは、バイキャストサーバ10によってそのままの伝送レートでシングル通信端末50へと送られる。
このように、本実施形態によれば、セルラシステムと無線LANシステムが併存している環境下において、伝送されるテレビ電話の映像データに対してバイキャストサーバ10が伝送レートとエラー耐性強度の変換を施し、セルラおよび無線LANそれぞれのシステムに合った品質によるバイキャスト通信が行われる。デュアル通信端末40はハンドオーバの際に、バイキャストされる2つの異なる映像品質のデータを受信した上で、状況に応じてどちらか一方の映像データを再生する。これにより、ハンドオーバを行っても途切れなくシームレスに通信を継続することができる。
≪第2の実施形態≫
次に他の実施形態について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態による無線ネットワークの構成を概略的に示したものである。本実施形態と第1の実施形態との違いは、本実施形態ではバイキャストサーバ10の機能をネットワーク内に設けた複数のサーバに分散させたところにある。すなわち、伝送品質判断サーバ70は第1の実施形態における伝送品質判断部104に該当し、映像品質変換サーバ81〜84はいずれも第1の実施形態における映像品質変換部102に該当する。
図5において、各デュアル通信端末41、42が送受信するデータは、ネットワーク的に最も近い場所に存在する映像品質変換サーバ81、82を経由して伝送される。映像品質変換サーバ81〜84は、通過していくそれらのデータの伝送レートを計測し、その計測結果を随時伝送品質判断サーバ70に通知している。伝送品質判断サーバ70は、通知された伝送レートの値を基にして、各映像品質変換サーバ81〜84に対して伝送レートの変換を指示する。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、デュアル通信端末40の機能構成は第1の実施形態(図4)のところで説明した構成に限定されず、図6〜図8に示すような構成とすることも可能である。
すなわち、図6において、デュアル通信端末43は、各送受信部402a、402bに対応する別個の復調部405a、405bを有している。この構成の場合、受信されたデータは各復調部405a、405bで復調された後に、再生部406において一方が選択されて再生される。
また、図7のデュアル通信端末44は、図6のデュアル通信端末43において、復調部405a、405bの後段にそれぞれ映像品質変換部103a、103bを設けたものである。このデュアル通信端末44では、伝送レート2Mbpsで通信している無線LAN(送受信部402aと復調部405aを使用)から200kbpsの携帯電話(送受信部402bと復調部405bを使用)へハンドオーバする際に、映像品質変換部103aが伝送レートを2Mbpsから徐々に連続的に200kbpsまで変化させていき、レートが200kbpsになった時点で通信メディアの切り替え(無線LANから携帯電話へ)が行われる。このようにすることで、映像を滑らかに切り替えることが可能となる。
また図8の場合、デュアル通信端末45は、送受信部402c(無線LANの通信インタフェース)に対応する2つの復調部405c、405dと、送受信部402d(携帯電話の通信インタフェース)に対応する1つの復調部405eとを有している。このデュアル通信端末45が使われる無線ネットワークでは、無線LAN(伝送速度は2Mbps)から携帯電話(伝送速度は200kbps)へのハンドオーバにおいて、バイキャストサーバ10は伝送レートを2Mbpsから例えば500kbps、200kbpsと段階的に変換していき、初めに通信メディアを無線LANとしたまま2Mbpsと500kbpsでバイキャストし、次いで無線LANの500kbpsと携帯電話の200kbpsでバイキャストする。デュアル通信端末45は、このようなバイキャスト通信に対応して、初めのバイキャストの時は復調部405cと405dで復調を行って映像を2Mbpsから500kbpsに切り替え、次のバイキャストの時に復調部405dと405eで復調してさらに映像を200kbpsに切り替える。
また、これまでに説明したデュアル通信端末40〜45は、いずれも2つの送受信部を持ち、通信メディアとしては携帯電話と無線LANに対応したものであったが、このような構成には限定されず、送受信部を3つ以上有し、他の通信メディア(有線を含む)にも対応するように構成することができることは言うまでもない。
また、バイキャストサーバ10は、図1においてデュアル通信端末40がB地点に存在する場合だけでなく、A地点でもC地点でも常にバイキャストするようにしてもよい。
10…バイキャストサーバ 20…セルラ基地局 30…無線LAN基地局 40〜45…デュアル通信端末 50…シングル通信端末 60…コアネットワーク 70…伝送品質判断サーバ 80〜84…映像品質変換サーバ 102、103…映像品質変換部 104…伝送品質判断部 106…送受信部 402…送受信部 404、405…復調部 406…再生部

Claims (1)

  1. 複数の送受信部により受信した映像品質の互いに異なるデータを個別に復調する、前記送受信部のそれぞれに対応して設けられた複数の復調部と、
    入力されたデータの映像品質を変換する、前記復調部のそれぞれに対応して設けられた複数の映像品質変換部と、
    前記データを再生する再生部と、
    を備え、
    前記映像品質変換部は、一の復調されたデータの映像品質を他の復調されたデータの映像品質と同一の映像品質となるように連続的に変換し、
    前記再生部は、前記他の復調されたデータを再生している際に、前記一の復調されたデータの映像品質と前記他の復調されたデータの映像品質とが同一の映像品質となった場合、再生する前記データを前記他の復調されたデータから前記一の復調されたデータに切り替える
    ことを特徴とする通信端末。
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