JP5003817B2 - 携帯型装置および携帯型装置の起動方法 - Google Patents

携帯型装置および携帯型装置の起動方法 Download PDF

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Description

本発明は携帯型装置および携帯型装置の起動方法に関し、特に、2つのシステムを備える携帯型装置および携帯型装置の起動方法に関する。
近年、ハードウェアデバイスの小型化・高性能化が進んでいる。これに伴って、携帯可能な1つの小型端末内で複数の異なる用途のシステムを実現することが可能になってきている。一般に、単一のシステム上では、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)などの1式のハードウェア資源に対して1以上のオペレーティングシステム(Operating System:以下、OSという)が実行される。しかし、上記のような小型端末では、例えば、コンピュータの機能を実行する1式のハードウェア資源と携帯電話の機能を実行する1式のハードウェア資源とが、それぞれ独立したシステムとして搭載される。そして、各システムで個別のOSが実行され、コンピュータと携帯電話との2つの機能が1つの小型端末によって実現される。このような小型端末では、例えば、装置の小型化のためにモニタや入力装置は2つのシステムで共有される。この場合、利用者は、同一の端末にてモニタに表示される画面を切り換えることで、2つのシステムの機能を利用することができる。
また、単一のシステム上で複数のOSを実行させて、各OSおよびその上で実行可能なアプリケーションソフト(以下、アプリケーションという)を切り換えて利用するという方法も、従来良く知られている技術である。この方法を用いたシステムの例として、次回のシステム起動時にロードすべきOSをあらかじめ指定する機能を有するデータ処理システムがある。そして、このデータ処理システムでは、メモリに複数のOSが格納されており、システム起動時には、ユーザによって事前に選択できるOSシステムがロードされる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−243076号公報
しかし、コンピュータと携帯電話との2つの機能が1つの携帯型装置で実現される場合には、次のような問題点があった。
コンピュータ機能と、コンピュータ機能よりも消費電力が小さい携帯電話機能とを単純に合わせた携帯型装置では、ユーザによる利用目的は状況に応じて変化する。このため、事前に選択されているOSが必ずしも、今回利用したいOSであるとは限らないという問題点があった。
また、このような携帯型装置の電源がオフまたはサスペンド状態にあれば、携帯電話機能のみを利用したい場合、携帯型装置に共通の電源ボタンを押すと、必要のないコンピュータ機能も起動してしまう。一般的にコンピュータ機能は、携帯電話機能と比較して起動状態またはサスペンド状態からの復帰に時間がかかるとともに、起動状態やサスペンド状態からの復帰のための電力消費も大きい。すなわち、必要のないコンピュータ機能まで起動してしまうことで、使用可能になるまでの時間が長くなり、また余計な電力を消費してしまうという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、バッテリの無駄な消費を抑えた携帯型装置および携帯型装置の起動方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、データを処理する第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置と並列に動作可能であって携帯電話機能を実現する第2の情報処理装置とを一体に備える携帯型装置が提供される。
この携帯型装置は、電源制御のための押圧操作を受け付ける電源スイッチと、前記電源スイッチに対する押圧操作の種類を所定の操作検出条件に従って検出する検出部と、前記電源スイッチに対して押圧操作が実行されたとき、前記検出部による検出結果に応じて、前記第1の情報処理装置および前記第2の情報処理装置のいずれか一方を起動させる起動制御部と、を有する。
このような携帯型装置によれば、検出部によって、電源スイッチに対する押圧操作の種類が所定の操作検出条件に従って検出され、状態制御部によって、電源スイッチに対する押圧操作が実行されたときの検出部による検出結果に応じて、第1の情報処理装置および第2の情報処理装置のいずれか一方が起動させられるようになる。
また、上記目的を達成するために、データを処理する第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置と並列に動作可能であって携帯電話機能を実現する第2の情報処理装置とを一体に備える携帯型装置が提供される。
この携帯型装置は、電源制御のための押圧操作を受け付ける電源スイッチと、前記電源スイッチに対する押圧操作の種類を所定の操作検出条件に従って検出する検出部と、前記電源スイッチに対する押圧操作が実行されたとき、前記第2の情報処理装置を起動させるとともに、前記検出部の検出結果に応じて、前記第1の情報処理装置を起動させるか否かを判別する状態制御部と、を有する。
このような携帯型装置によれば、検出部によって、電源スイッチに対する押圧操作の種類が所定の操作検出条件に従って検出され、状態制御部によって、電源スイッチに対する押圧操作が実行されたとき、第2の情報処理装置が起動させられるとともに、検出部の検出結果に応じて、第1の情報処理装置を起動させるか否かが判別されるようになる。
上記携帯型装置では、起動させたい装置を容易に起動させることができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
実施の形態の概要を説明する概念図である。 実施の形態における携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 実施の形態における携帯端末の機能を示す図である。 実施の形態における携帯端末の状態制御部が押圧操作回数に応じて行った処理を示したフローチャートである。 実施の形態における携帯端末の状態制御部が押圧操作時間に応じて行った処理を示したフローチャートである。 実施の形態における携帯端末の状態制御部が押圧操作回数および押圧操作時間に応じて行った処理を示したフローチャートである。
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されるものではない。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分は同一または類似の符号を付している。
まず、本実施の形態の概要について図面を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態の概要を説明する概念図である。
携帯型装置10は、図1に示すように、情報処理装置11と、情報処理装置11と並列に動作可能な情報処理装置12と、情報処理装置11,12にアクセス可能な電源管理部13とを有する。なお、情報処理装置11,12は、例えば、それぞれ個別のCPUによる制御の下で、各種のアプリケーションプログラムが実行され、また、内部回路が動作する。
情報処理装置11は、内部に制御部(図示を省略)などを有し、例えばプログラムの実行などにより、データを処理する機能を備えている。
情報処理装置12は、内部に無線通信モジュール(図示を省略)および通話部(図示を省略)などを備え、携帯電話機能を実現する。
電源管理部13は、電源スイッチ13a、検出部13bおよび状態制御部13cをさらに含んでいる。
電源スイッチ13aは、携帯型装置10に対する電源の入力を行うために、外部から押圧操作が行われる。例えば、電源スイッチ13aはボタンになっており、ボタンに対して押圧操作が行われる。
検出部13bは、電源スイッチ13aに対して行われた押圧操作から、押圧操作の種類を検出する。また、検出部13bの検出は、所定の操作検出条件に従って行われる。操作検出条件としては、例えば、電源スイッチ13aに対する押圧操作時間や所定の時間内で押圧操作を行った押圧操作回数などが挙げられる。
状態制御部13cは、情報処理装置11,12にアクセス可能であって、検出部13bで検出された押圧操作に応じて、情報処理装置11,12を任意に起動させることができる。
次に、このような構成を有する携帯型装置10の起動方法の概要について説明する。
まず、携帯型装置10には電源が入っておらず、情報処理装置11,12はいずれも停止状態であるとする。
そして、携帯型装置10に電源を入れるために、電源スイッチ13aに対して押圧操作が行われる。すると、検出部13bは、電源スイッチ13aに対して行われた押圧操作の種類を所定の操作検出条件に従って検出する。
最終的に、状態制御部13cは、検出部13bから通知された押圧操作に応じて、情報処理装置11,12のいずれか一方を起動させる。
このような起動方法について、押圧操作を検出するための操作検出条件の例として、押圧操作回数に応じた条件を適用した場合には、例えば、電源スイッチ13aに対して押圧操作が1回行われると情報処理装置11を起動させ、所定の時間以内に2回の押圧操作が行われると情報処理装置12を起動させることができる。
以上のように、携帯型装置10では、電源スイッチ13aに対して行われた押圧操作に応じて、情報処理装置11,12のいずれか一方を起動させることできる。このため、情報処理装置11,12を起動させるための電源スイッチを各々に用意する必要がなく、1つの電源スイッチでユーザが起動させたい装置を容易に起動させることができ、バッテリの消費電力を抑え、携帯型装置10の操作性が向上する。
次に、上記概要を踏まえた実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態では、携帯型装置の1例として携帯端末の場合を例に挙げて説明する。
図2は、実施の形態における携帯端末のハードウェア構成を示す図である。
携帯端末100は、コンピュータ装置110と携帯電話装置120との2つの情報処理装置を並列に実行可能な端末装置である。コンピュータ装置110と携帯電話装置120とは、バス105を介して、表示部101、入力部102、入出力切換部103、電源部104および電源管理部130に対して共通に接続されている。
表示部101は、コンピュータ装置110および携帯電話装置120の各CPU111,121からの命令に従って画像を表示させるモニタを備える。このモニタとしては、例えば、液晶モニタが用いられる。なお、表示部101には、コンピュータ装置110および携帯電話装置120の電源状態を表示するための表示装置が設けられていてもよい。このような表示装置としては、例えば、LED(Light Emitting Diode)素子などを適用できる。
入力部102は、コンピュータ装置110および携帯電話装置120への入力を行う。入力部102としては、例えば、キーボードおよびポインティングデバイスが用いられる。
入出力切換部103は、コンピュータ装置110と携帯電話装置120との操作対象を切り換える。この切り換えによって、表示部101への出力元を切り換えることができる。また、同様にして、入力部102からの入力先を切り換えることができる。利用者は、例えば、携帯端末100に設けられた切換スイッチ(図示せず)を操作することにより、入出力切換部103に対して、この切り換え動作の実行を指示することができる。
電源部104は、バッテリ(図示せず)と接続されており、携帯端末100の各部への電力供給を行う。
電源管理部130には、電源部104からコンピュータ装置110および携帯電話装置120への電源供給を制御するための電源スイッチ130aが接続されている。電源管理部130は、ユーザによる電源スイッチ130aの操作に応じて、コンピュータ装置110または携帯電話装置120への電源供給の制御を行う。
なお、本実施の形態では、携帯電話機能は携帯電話装置120のみで実現されるが、例えばさらに、携帯電話の通話や電子メールの送受信などに必要な処理機能をコンピュータ装置110でのソフトウェア処理によって実現し、コンピュータ装置110の制御の下で、携帯電話装置120の無線通信モジュール124を介して通話や電子メールの送受信が可能とされていてもよい。また、コンピュータ装置110に、図示はしていないが通信モジュールを備えさせることも可能である。この場合、ネットワークを介した通話、電子メールの送受信およびインターネットの閲覧などに必要な処理機能をコンピュータ装置110でのソフトウェア処理によって実現させることが可能となる。
また、以上の表示部101、入力部102、入出力切換部103、電源部104および電源管理部130は、2つの情報処理装置、すなわちコンピュータ装置110および携帯電話装置120のそれぞれによって共用される構成となっている。また、コンピュータ装置110と携帯電話装置120との間でも、電源管理部130の制御の下で、バス105を通じたデータの送受信が可能となっている。しかし、各部の共用のため、あるいはコンピュータ装置110と携帯電話装置120との間の情報転送のために、他の構成が採用されてもよい。
例えば、コンピュータ装置110と携帯電話装置120との間で直接、情報を受け渡すために、表示部101や入力部102などと接続するバス105とは別のバスが設けられてもよい。この場合、例えば上記のようにコンピュータ装置110でも携帯電話の処理機能を実現可能とされていれば、このバスを介して、発呼や着呼、電子メールの送受信などを制御するためのコマンドが携帯電話装置120との間で送受信されてもよい。
次に、コンピュータ装置110および携帯電話装置120のハードウェア構成について引き続き図2を参照しながら説明する。
コンピュータ装置110は、CPU111によって統括的に制御されている。CPU111には、バス115を介してRAM112およびフラッシュメモリ113が接続されている。
RAM112には、CPU111に実行させるOSやプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM112には、CPU111による処理に必要な各種データが格納される。
フラッシュメモリ113には、コンピュータ装置110上のOSやアプリケーションのプログラムが格納される。また、フラッシュメモリ113には、CPU111による処理に必要な各種データが格納される。
携帯電話装置120は、CPU121によって統括的に制御されている。CPU121には、バス125を介してRAM122、フラッシュメモリ123および無線通信モジュール124が接続されている。また、無線通信モジュール124には、アンテナ126が接続されている。
RAM122には、CPU121に実行させるOSやプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM122には、CPU121による処理に必要な各種データが格納される。
フラッシュメモリ123には、携帯電話装置120上のOSやアプリケーションのプログラムが格納される。また、フラッシュメモリ123には、CPU121による処理に必要な各種データが格納される。
無線通信モジュール124は、無線通信のためのRF(Radio Frequency)回路や、送受信信号の変復調回路などを備える。携帯電話装置120は、無線通信モジュール124およびアンテナ126を介して基地局と無線通信することで、他の携帯電話などの情報処理機器との間でデータの送受信や音声通話を行うことが可能になる。
以上の構成を有する携帯端末100において、コンピュータ装置110は、例えば、フラッシュメモリ113に記憶された種々のアプリケーションプログラムがCPU111により実行されることで動作する、汎用的な情報処理部である。これに対して、携帯電話装置120は、例えば、主として携帯電話機能を実現するための処理に特化した情報処理装置である。
次に、携帯端末100の機能構成について説明する。
図3は、実施の形態における携帯端末の機能を示す図である。
図2で示したハードウェア構成を有する携帯端末100は、コンピュータ装置110、携帯電話装置120および電源管理部130を含んでいる。
コンピュータ装置110は、CPU111により各種プログラムを実行することで、データを処理する機能を備えている。さらに、コンピュータ装置110は、起動処理部110aを備えている。
起動処理部110aは、例えば、起動プログラムがCPU111に実行されることで実現され、状態制御部133からの要求に応じて、コンピュータ装置110を起動または停止させ、さらに、省電力(サスペンド)状態に制御することができる。
携帯電話装置120は、アプリケーションプログラムを実行することで通話機能が実現される通話制御部(図示を省略)などを有し、通話用アプリケーションがCPU121により実行されることで通話機能を実現する。さらに、携帯電話装置120は、起動処理部120aを備えている。
起動処理部120aは、例えば、起動プログラムがCPU121に実行されることで実現され、状態制御部133からの要求に応じて、携帯電話装置120を起動または停止させ、さらに、サスペンド状態に制御することができる。
電源管理部130は、押圧検出部132および状態制御部133を含む。
押圧検出部132は、例えば、電源スイッチ130aに対する押圧操作の検知機能、押圧操作時における時間計測機能を備えている。そして、押圧検出部132は、電源スイッチ130aに対する押圧操作の種類を、所定の押圧操作条件に従って、検出することができる。この押圧操作条件としては、後述するように、例えば、電源スイッチ130aに対する所定時間内での押圧操作回数、あるいは、連続した押圧操作時間などの条件を適用する。
以下に具体例として、電源スイッチ130aに対する0.5秒以内での押圧操作回数を検出する場合について説明する。
押圧検出部132は、まず、電源スイッチ130aに対する押圧操作を検知すると、1回目の押圧操作としてカウントする。同時に、時間計測動作を開始し、0.5秒経過するまでに次回の押圧操作を検知すると、2回の連続押圧操作が行われたことを認識して、そのことを状態制御部133に通知する。一方、0.5秒経過するまでに次回の押圧操作を検知しなかった場合には、1回の押圧操作が行われたことを認識して、そのことを状態制御部133に通知する。
また、以下に別の具体例として、電源スイッチ130aに対する押圧時操作時間を検出する場合について説明する。
押圧検出部132は、まず、電源スイッチ130aに対する押圧操作を検知すると、同時に、押圧状態が検知されている時間を測定する。そして、押圧状態が連続して検知された時間が例えば1秒間を超えるか否かを判定し、その判定結果を状態制御部133に通知する。
状態制御部133は、押圧検出部132の検出結果が通知されると、検出結果に応じて、あらかじめ設定された動作設定に基づき、コンピュータ装置110または携帯電話装置120の起動要求を行う。例えば、上記の具体例でいえば、状態制御部133に、電源スイッチ130aに対して行われた2回の連続押圧操作に対して、コンピュータ装置110の起動要求を行うように設定しておく。そして、実際に押圧検出部132により2回の連続押圧操作が検知されれば、状態制御部133はコンピュータ装置110の起動要求を行う。
また、状態制御部133は、コンピュータ装置110または携帯電話装置120のいずれか一方の起動後、携帯電話装置120を起動させる場合と同じ入力操作が行われた場合には、コンピュータ装置110および携帯電話装置120のうち通常起動状態とする装置の入れ替え要求を行う。例えば、既に携帯電話装置120が起動状態である場合に、電源スイッチ130aに対して携帯電話装置120を起動させる場合と同じ押圧操作が行われると、状態制御部133は、携帯電話装置120がサスペンド状態になるような制御要求を行うとともに、コンピュータ装置110の起動要求を行って、コンピュータ装置110を通常起動状態に遷移させる。
これに対して、コンピュータ装置110または携帯電話装置120のいずれか一方の起動後、コンピュータ装置110を起動させる場合と同じ押圧操作が行われた場合、状態制御部133はコンピュータ装置110および携帯電話装置120の停止要求を行う。
このような構成をなす携帯端末100における電源制御処理の具体的な処理例について説明する。なお、以下では、2種類の押圧操作をそれぞれ適用した場合を例に挙げている。
<処理例1>
<処理例1>では、押圧操作条件として押圧操作回数を用いた場合を例に挙げて説明する。
図4は、実施の形態における携帯端末の状態制御部が押圧操作回数に応じて行った処理を示したフローチャートである。
図4で示すフローチャートでは、押圧操作条件の例として、所定時間内での電源スイッチ130aに対する押圧操作回数を用いた。また、状態制御部133は、電源スイッチ130aに対する押圧操作回数が1回の場合では携帯電話装置120を、2回の場合ではコンピュータ装置110をそれぞれ起動させる。さらにこの例では、コンピュータ装置110または携帯電話装置120のいずれかが起動状態の場合に、状態制御部133は、さらに、ユーザによる1回または2回の押圧操作が通知されると、コンピュータ装置110および携帯電話装置120の電源状態を入れ替えるか、または停止させる。なお、1回目の押圧操作から2回目を検知するまでの時間間隔を0.5秒とした。
[ステップS101]この処理ステップでは、コンピュータ装置110および携帯電話装置120ともに電源供給が停止された状態であるとする。このとき、電源スイッチ130aに対して押圧操作が行われると、状態制御部133は、ユーザによって行われた押圧操作が1回であったか、あるいは2回の連続操作であったかの通知を、押圧検出部132から受け付ける。
その後の処理は、1回の押圧操作が通知されたらステップS102へ、2回の押圧操作が通知されたらステップS103へ進められる。
[ステップS102]状態制御部133は、1回の押圧操作が通知されると、携帯電話装置120の起動処理部120aに起動要求を通知する。これによって、携帯電話装置120のみが起動される。
[ステップS103]状態制御部133は、2回の押圧操作が通知されると、コンピュータ装置110の起動処理部110aに起動要求を通知する。これによって、コンピュータ装置110のみが起動される。
[ステップS104]コンピュータ装置110または携帯電話装置120のいずれかが起動状態であるときに、ユーザにより再び電源スイッチ130aに対して押圧操作が行われる。すると、再び、状態制御部133には、ユーザによって電源スイッチ130aに対して行われた押圧操作の回数が1回であるか、連続2回であるかが押圧検出部132から通知される。そして、その後の処理は、1回の押圧操作が通知されたらステップS105へ、2回の押圧操作が通知されたらステップS106へ進められる。
[ステップS105]状態制御部133は、1回の押圧操作が通知されると、コンピュータ装置110および携帯電話装置120のうち通常起動状態である装置を入れ替える。例えば、既に、携帯電話装置120が起動状態であって、コンピュータ装置110が停止状態(または、サスペンド状態)であるとする。このときに、押圧操作が1回行われると、状態制御部133は、起動処理部120aに対して、携帯電話装置120を停止状態(または、サスペンド状態でもよい)になるように制御要求を行い、起動処理部110aに対して、コンピュータ装置110の起動要求を行う。
逆に、コンピュータ装置110が起動状態であって、携帯電話装置120が停止状態(または、サスペンド状態)であるとする。このときに、押圧操作が1回行われると、状態制御部133は、起動処理部110aに対して、コンピュータ装置110を停止状態(または、サスペンド状態でもよい)になるように制御要求を行い、起動処理部120aに対して、携帯電話装置120の起動要求を行う。
そして、その後の処理は再びステップS104へ進められ、ユーザによる電源スイッチ130aに対する押圧操作が待機される。
[ステップS106]状態制御部133は、2回の押圧操作が通知されると、コンピュータ装置110および携帯電話装置120を停止させる。例えば、既に、コンピュータ装置110がサスペンド状態であって、携帯電話装置120が起動状態であるとする。このとき、押圧操作が連続2回行われると、状態制御部133は、起動処理部110a,120aに対して、サスペンド状態のコンピュータ装置110および起動状態の携帯電話装置120が停止状態になるように、停止要求を行う。
逆に、既に、携帯電話装置120がサスペンド状態であって、コンピュータ装置110が起動状態であるとする。このとき、押圧操作が連続2回行われると、状態制御部133は、起動処理部120a,110aに対して、サスペンド状態の携帯電話装置120および起動状態のコンピュータ装置110が停止状態になるように、停止要求を行う。
その後の処理はステップS101へ進められ、再び、ユーザによる電源スイッチ130aに対する押圧操作が待機される。
なお、<処理例1>では、ステップS101の判定処理で、電源スイッチ130aに対する押圧操作回数が1回か2回かによって、コンピュータ装置110または携帯電話装置120のいずれか一方を起動させる場合について説明した。これに、例えば、ステップS101において、所定時間内での押圧回数が3回である場合にはコンピュータ装置110および携帯電話装置120を同時に起動させるようにすることも可能である。あるいは、ステップS101において2回の押圧操作が検知された場合には、ステップS103においてコンピュータ装置110と携帯電話装置120の両方を起動させるようにしてもよい。
コンピュータ装置110および携帯電話装置120を同時に起動させることで、例えば、携帯電話の通話や電子メールの送受信などに必要な処理機能をコンピュータ装置110でのソフトウェア処理によって実現し、コンピュータ装置110の制御の下で、携帯電話装置120の無線通信モジュール124を介して通話や電子メールの送受信が可能となる。あるいは、これらを同時に起動させることで、コンピュータ装置110において所望のプログラムを実行させながら、携帯電話装置120を待ち受け状態とすることもできる。
<処理例2>
<処理例2>では、押圧操作条件が押圧操作時間である場合を例に挙げて説明する。
図5は、実施の形態における携帯端末の状態制御部が押圧操作時間に応じて行った処理を示したフローチャートである。
図5で示すフローチャートでは、押圧操作条件の例として、電源スイッチ130aに対する連続押圧操作時間を用いた。また、例として、電源スイッチ130aに対する押圧操作時間が1秒未満の場合では携帯電話装置120を、1秒以上の場合ではコンピュータ装置110をそれぞれ起動させる。さらに、コンピュータ装置110または携帯電話装置120のいずれかが起動状態であるときに、状態制御部133は、1秒未満または1秒以上かが通知されると、コンピュータ装置110および携帯電話装置120の電源状態を入れ替えるか、または停止させる。
[ステップS201]この処理ステップでは、コンピュータ装置110および携帯電話装置120ともに電源供給が停止された状態であるとする。このとき、電源スイッチ130aに対して押圧操作が行われると、状態制御部133は、ユーザによって行われた押圧操作が1秒未満の押圧操作であったか、または1秒以上の押圧操作であったかの通知を、押圧検出部132から受け取る。その後の処理は、1秒未満の押圧操作が通知されたらステップS202へ、1秒以上の押圧操作が通知されたらステップS203へ進められる。
[ステップS202]状態制御部133は、1秒未満の押圧操作が通知されると、携帯電話装置120の起動処理部120aに対して、起動要求を行う。これによって、携帯電話装置120のみが起動される。
[ステップS203]状態制御部133は、1秒以上の押圧操作が通知されると、コンピュータ装置110の起動処理部110aに起動要求を通知する。これによって、コンピュータ装置110のみが起動する。
[ステップS204]コンピュータ装置110または携帯電話装置120のいずれかが起動状態であるときに、ユーザにより再び電源スイッチ130aに対して押圧操作が行われる。すると、再び、状態制御部133には、ユーザによって電源スイッチ130aに対して行われた押圧操作の時間が1秒未満または1秒以上であるかが押圧検出部132から通知される。
そして、その後の処理は、1秒未満の押圧操作が通知されたらステップS205へ、1秒以上の押圧操作が通知されたらステップS206へ進められる。
[ステップS205]状態制御部133は、1秒未満の押圧操作が通知されると、コンピュータ装置110および携帯電話装置120のうち通常起動状態である装置を入れ替える。例えば、既に、携帯電話装置120が起動状態であって、コンピュータ装置110が停止状態(または、サスペンド状態)であるとする。このときに、1秒未満の押圧操作が行われると、状態制御部133は、起動処理部120aに対して、携帯電話装置120をサスペンド状態(または、停止状態でもよい)になるように制御要求を行い、起動処理部110aに対して、コンピュータ装置110の起動要求を行う。
逆に、コンピュータ装置110が起動状態であって、携帯電話装置120が停止状態(または、サスペンド状態)であるとする。このとき、1秒未満の押圧操作が行われると、状態制御部133は、起動処理部110aに対して、コンピュータ装置110をサスペンド状態(または、停止状態でもよい)になるように制御要求を行い、起動処理部120aに対して、携帯電話装置120の起動要求を行う。
そして、その後の処理は再びステップS204へ進められ、ユーザによる電源スイッチ130aに対する押圧操作が待機される。
[ステップS206]状態制御部133は、1秒以上の押圧操作が通知されると、コンピュータ装置110および携帯電話装置120を停止させる。例えば、既に、コンピュータ装置110がサスペンド状態であって、携帯電話装置120が起動状態であるとする。このときに、1秒以上の押圧操作が行われると、状態制御部133は、起動処理部110a,120aに対して、サスペンド状態のコンピュータ装置110および起動状態の携帯電話装置120が停止状態になるように、停止要求を行う。
その後の処理はステップS201へ進められ、再び、ユーザによる電源スイッチ130aに対する押圧操作が待機される。
なお、<処理例2>では、ステップS201の判定処理で、電源スイッチ130aに対する押圧操作時間が1秒未満または1秒以上かによって、携帯電話装置120またはコンピュータ装置110を起動させる場合について説明した。これに、例えば、ステップS201において、押圧操作時間が2秒以上である場合にはコンピュータ装置110および携帯電話装置120を同時に起動させることも可能である。あるいは、ステップS201において2秒の押圧操作時間が検知された場合には、ステップS203において、コンピュータ装置110と携帯電話装置120の両方を起動させるようにしてもよい。
<処理例3>
<処理例3>では、上記で説明したような押圧操作回数および押圧操作時間を組み合わせた起動の場合を例に挙げて説明する。
図6は、実施の形態における携帯端末の状態制御部が押圧操作回数および押圧操作時間に応じて行った処理を示したフローチャートである。なお、以下に説明する押圧操作回数および押圧操作時間を組み合わせた起動方法は1例であって、他の組み合わせでも構わない。
図6で示すフローチャートでは、押圧操作条件に押圧操作回数および押圧操作時間を用いた。押圧操作回数および押圧操作時間の条件については<処理例1>および<処理例2>と同じとする。
[ステップS301]この処理ステップでは、コンピュータ装置110および携帯電話装置120ともに電源供給が停止された状態であるとする。このとき、電源スイッチ130aに対して押圧操作が行われると、状態制御部133は、ユーザによって行われた押圧操作が1回であったか、あるいは2回の連続操作であったかの通知を、押圧検出部132から受け付ける。
そして、その後の処理は、1回の押圧操作が通知されたらステップS302へ、2回の押圧操作が通知されたらステップS303へ進められる。
[ステップS302]状態制御部133は、1回の押圧操作が通知されると、携帯電話装置120の起動処理部120aに起動要求を通知する。これによって、携帯電話装置120のみが起動される。
[ステップS303]状態制御部133は、2回の押圧操作が通知されると、コンピュータ装置110の起動処理部110aに起動要求を通知する。これによって、コンピュータ装置110のみが起動される。
[ステップS304]コンピュータ装置110または携帯電話装置120のいずれかが起動状態であるときに、ユーザにより再び電源スイッチ130aに対して押圧操作が行われる。すると、再び、状態制御部133は、ユーザによって電源スイッチ130aに対して行われた押圧操作の時間が1秒未満または1秒以上であるかが押圧検出部132から通知される。
そして、その後の処理は、1秒未満の押圧操作が通知されたらステップS305へ、1秒以上の押圧操作が通知されたらステップS306へ進められる。
[ステップS305]状態制御部133は、1秒未満の押圧操作が通知されると、コンピュータ装置110および携帯電話装置120のうち通常起動状態である装置を入れ替える。例えば、上述の通り、既に、携帯電話装置120が起動状態であって、コンピュータ装置110が停止状態(または、サスペンド状態)であるとする。このときに、1秒未満の押圧操作が行われると、状態制御部133は、起動処理部120aに対して、携帯電話装置120をサスペンド状態(または、停止状態でもよい)になるように制御要求を行い、起動処理部110aに対して、コンピュータ装置110の起動要求を行う。
逆に、コンピュータ装置110が起動状態であって、携帯電話装置120が停止状態(または、サスペンド状態)であるとする。このとき、1秒未満の押圧操作が行われると、状態制御部133は、起動処理部110aに対して、コンピュータ装置110をサスペンド状態(または、停止状態でもよい)になるように制御要求を行い、起動処理部120aに対して、携帯電話装置120の起動要求を行う。
そして、その後の処理は再びステップS304へ進められ、ユーザによる電源スイッチ130aに対する押圧操作が待機される。
[ステップS306]状態制御部133は、1秒以上の押圧操作が通知されると、コンピュータ装置110および携帯電話装置120を停止する。例えば、既に、コンピュータ装置110がサスペンド状態であって、携帯電話装置120が起動状態であるとする。このときに、1秒以上の押圧操作が行われると、状態制御部133は、起動処理部110a,120aに対して、サスペンド状態のコンピュータ装置110および起動状態の携帯電話装置120がそれぞれ停止状態になるように、停止要求を行う。
ここで、電源スイッチ130aを一定時間以上押圧することで装置をシャットダウンさせることは、比較的一般的な操作方法である。このため、上記処理で、電源スイッチ130aに対して1秒以上押圧操作が行われたときに、コンピュータ装置110および携帯電話装置120の両方を停止させるようにすることで、ユーザにとって自然な操作で実現できる。
その後の処理はステップS301へ進められ、再び、ユーザによる電源スイッチ130aに対する押圧操作が待機される。
なお、上記の各処理例において、コンピュータ装置110および携帯電話装置120の両方が停止状態である場合の判定処理(ステップS101,S201,S301に対応)では、電源スイッチ130aの押圧操作回数および押圧操作時間の条件を組み合わせて、携帯電話装置120のみ起動、コンピュータ装置110のみ起動、両方起動という3種類の処理のいずれかを実行するようにしてもよい。例えば、電源スイッチ130aの押圧操作が検知されたとき、押圧操作時間が所定時間未満であるときは、最初の押圧操作の検知時(あるいは押圧操作の解除の検知時)から所定時間以内に2回目の押圧操作が検知されるか否かにより、コンピュータ装置110または携帯電話装置120のいずれかのみを起動させる。また、最初の押圧操作時間が所定時間以上続いた場合には、コンピュータ装置110と携帯電話装置120の両方を起動させる。
また、上記の各処理例において、起動処理部110a,120aの制御(または状態制御部133の制御)の下で、コンピュータ装置110および携帯電話装置120の電源状態に応じて、表示装置に異なる表示を実行させることができる。例えば、表示装置としてLED素子を用いた場合には、通常起動状態ではLED素子を点灯させ、サスペンド状態ではLED素子を点滅させ、停止状態ではLED素子を消灯させるようにすることが可能である。このような表示装置を設けることにより、上記のステップS104,S204,S304において、ユーザは現在の電源状態を認識した上で電源スイッチ130aへの押圧操作を行うことが可能になる。
なお、<処理例3>では、ステップS301の判定処理で、電源スイッチ130aに対する押圧操作回数が1回か2回かによって、コンピュータ装置110または携帯電話装置120のいずれか一方を起動させる場合について説明した。これに、例えば、ステップS301において、所定時間内での押圧回数が3回である場合にはコンピュータ装置110および携帯電話装置120を同時に起動させるようにすることも可能である。あるいは、ステップS301において2回の押圧操作が検知された場合には、ステップS303においてコンピュータ装置110と携帯電話装置120の両方を起動させるようにしてもよい。
以上のように、携帯端末100では、電源スイッチ130aへの押圧操作条件に応じて、コンピュータ装置110および携帯電話装置120のいずれか一方を起動させることができる。このため、コンピュータ装置110および携帯電話装置120を起動させるための電源スイッチ130aを各々に用意する必要がなく、1つの電源スイッチ130aでユーザが起動させたい装置を容易に起動させ、また必要に応じて起動状態とする装置を入れ替えることができて、バッテリの消費電力を抑え、携帯端末100の操作性が向上する。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
符号の説明
10 携帯型装置
11,12 情報処理装置
13 電源管理部
13a 電源スイッチ
13b 検出部
13c 状態制御部

Claims (9)

  1. データを処理する第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置と並列に動作可能であって携帯電話機能を実現する第2の情報処理装置とを一体に備える携帯型装置において、
    電源制御のための押圧操作を受け付ける電源スイッチと、
    前記電源スイッチに対する押圧操作の種類を所定の操作検出条件に従って検出する検出部と、
    前記電源スイッチに対して押圧操作が実行されたとき、前記検出部による検出結果に応じて、前記第1の情報処理装置および前記第2の情報処理装置のいずれか一方を起動させ、前記第1の情報処理装置および前記第2の情報処理装置の少なくとも一方の起動後、前記電源スイッチに対して押圧操作が実行されたとき、前記検出部による検出結果に応じて、前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置のうち、通常起動状態とする装置を入れ替えるか、あるいは、両方の装置を停止させるかを判別する状態制御部と、
    を有することを特徴とする携帯型装置。
  2. 前記第1の情報処理装置および前記第2の情報処理装置の少なくとも一方の起動後に、前記電源スイッチに対して押圧操作が実行されたときには、前記第1の情報処理装置および前記第2の情報処理装置のいずれか一方を起動させる際と同じ操作検出条件に従って前記電源スイッチに対する押圧操作の種類を検出して、前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置のうち、通常起動状態とする装置を入れ替えるか、あるいは、両方の装置を停止させるかを判別することを特徴とする請求項1記載の携帯型装置。
  3. 前記電源スイッチに対する押圧操作の種類を検出するための操作検出条件として、所定の時間内での前記電源スイッチに対する押圧操作の回数に応じた条件を含むことを特徴とする請求項1または2記載の携帯型装置。
  4. 前記電源スイッチに対する押圧操作の種類を検出するための操作検出条件として、前記電源スイッチの連続した押圧操作の時間に応じた条件を含むことを特徴とする請求項1または2記載の携帯型装置。
  5. 前記第1の情報処理装置および前記第2の情報処理装置は、各々の電源状態に応じて、異なる色を出力する電源状態表示部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の携帯型装置。
  6. データを処理する第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置と並列に動作可能であって携帯電話機能を実現する第2の情報処理装置とを一体に備える携帯型装置において、
    電源制御のための押圧操作を受け付ける電源スイッチと、
    前記電源スイッチに対する押圧操作の種類を所定の操作検出条件に従って検出する検出部と、
    前記電源スイッチに対する押圧操作が実行されたとき、前記第2の情報処理装置を起動させるとともに、前記検出部による検出結果に応じて、前記第1の情報処理装置を起動させるか否かを判別し、前記第1の情報処理装置および前記第2の情報処理装置の少なくとも一方の起動後、前記電源スイッチに対して押圧操作が実行されたとき、前記検出部による検出結果に応じて、前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置のうち、通常起動状態とする装置を入れ替えるか、あるいは、両方の装置を停止させるかを判別する状態制御部と、
    を有することを特徴とする携帯型装置。
  7. 前記第1の情報処理装置および前記第2の情報処理装置の少なくとも一方の起動後に、前記電源スイッチに対して押圧操作が実行されたときには、前記第1の情報処理装置を起動させるか否かを判別する際と同じ操作検出条件に従って前記電源スイッチに対する押圧操作の種類を検出して、前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置のうち、通常起動状態とする装置を入れ替えるか、あるいは、両方の装置を停止させるかを判別することを特徴とする請求項6記載の携帯型装置。
  8. データを処理する第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置と並列に動作可能であって携帯電話機能を実現する第2の情報処理装置とを一体に備える携帯型装置の起動方法において、
    電源スイッチに対して押圧操作が実行されたとき、当該押圧操作の種類を所定の操作検出条件に従って検出し、その検出結果に応じて、前記第1の情報処理装置および前記第2の情報処理装置のいずれか一方を起動させ、
    前記第1の情報処理装置および前記第2の情報処理装置の少なくとも一方の起動後、前記電源スイッチに対して押圧操作が実行されたとき、当該押圧操作の種類を所定の操作検出条件に従って検出し、その検出結果に応じて、前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置のうち、通常起動状態とする装置を入れ替えるか、あるいは、両方の装置を停止させるかを判別する、
    ことを特徴とする携帯型装置の起動方法。
  9. データを処理する第1の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置と並列に動作可能であって携帯電話機能を実現する第2の情報処理装置とを一体に備える携帯型装置の起動方法において、
    電源スイッチに対して押圧操作が実行されたとき、前記第2の情報処理装置を起動させるとともに、当該押圧操作の種類を所定の操作検出条件に従って検出し、その検出結果に応じて、前記第1の情報処理装置を起動させるか否かを判別し、
    前記第1の情報処理装置および前記第2の情報処理装置の少なくとも一方の起動後、前記電源スイッチに対して押圧操作が実行されたとき、当該押圧操作の種類を所定の操作検出条件に従って検出し、その検出結果に応じて、前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置のうち、通常起動状態とする装置を入れ替えるか、あるいは、両方の装置を停止させるかを判別する、
    ことを特徴とする携帯型装置の起動方法。
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