JP5000242B2 - 撮影装置、撮影方法、撮影プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、被写体を電子的に撮影する撮影装置、撮影方法、撮影プログラムおよび記録媒体に関する。
近年、被写体を電子的に撮影できるいわゆるデジタルカメラの普及と利用が、急速に広がっている。特に、携帯電話にデジタルカメラが搭載されるようになってから、その傾向にますます拍車が掛かっている。
このような状況の中で、撮影装置を使用する際の利便性や娯楽性をより高めることのできる技術が、従来、数多く提案されている。
たとえば特許文献1には、明るい被写体を見ることにより出される警告はブザーで行い、暗い被写体を見ることにより出される警告は表示の点滅で行う警告表示装置が開示されている。この構成によれば、明るい被写体と暗い被写体とで、撮影不適正状態の場合に、それぞれに対する警告を確実に認識可能にする。
さらに、特許文献2には、各シャッター動作を行うタイミングで、各シャッター動作に対応した音声を発生せしめるカメラが開示されている。この構成によれば、機械的なシャッター音を有しない電子スチルカメラ等において、シャッター動作などに関連したタイミングで、シャッター動作などのカメラ内の各種動作を、撮影者が擬似音声で確認できる。
さらに、特許文献3には、シャッター音データを複数有し、所定の選択条件にしたがってシャッター音データを選択制御するデジタルカメラが開示されている。この構成によれば、撮影した画像の撮影モードを即座に確認できる。
特許文献4には、情報提供装置から提供される音声データを受信してシャッター音に設定し、撮像時には当該設定したシャッター音を出力する携帯端末機が開示されている。この構成によれば、シャッター音を自由に設定可能とし、ユーザの満足度の向上を図れる。
さらに、特許文献5には、測定した外部音の音量よりも大なる音量のシャッター音を発音する携帯型無線端末が開示されている。この構成によれば、外部音が音量が大きい場所での盗撮を防止できる。
さらに、特許文献6には、複数の画像条件のうち、撮影された撮影画像に合致した撮影条件に対応する音声データにしたがった音声の出力を制御する撮影画像処理装置が開示されている。この構成によれば、撮影画像や撮影場所を基に、種々の趣向を凝らした演出ができる。
特開平9−138457(1997年5月27日公開) 特開2000−307902(2000年11月2日公開) 特開2001−69389(2001年3月16日公開) 特開2004−135032(2004年4月30日公開) 特開2004−163563(2004年8月10日公開) 特開2005−109995(2005年4月21日公開)
しかし、上述した各従来技術には、撮影時の娯楽性をあまり高めることができない問題がある。具体的には、撮影画像の明るさに応じた音を出す程度のことしかしていないため、撮影条件ごとに出力されるシャッター音があるていど限られたものになり、ユーザにすぐに飽きられてしまう。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、撮影装置の使用時の娯楽性をより高めることのできる撮影装置、撮影方法、撮影プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
(撮影装置の基本構成)
本発明に係る撮影装置は、上記の課題を解決するために、
被写体を電子的に撮影する撮影手段と、
上記被写体を認識する被写体認識手段と、
上記被写体の認識結果に応じた音声を出力する音声出力手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、撮影手段は、被写体を撮影する。これにより被写体認識手段は被写体を認識する。これにより、たとえば、あらかじめ用意されている各種の認識用画像と、被写体の画像とを照らし合わせることによって、被写体の種類(人間、動物、植物)や状態(人数、表情、視線)を認識する。
音声出力手段は、被写体の認識結果に応じた音声を出力する。たとえば、被写体の人数を表す音声や、被写体の人名を表す音声などを出力する。したがって、被写体の種類や状態に応じて、いろんな種類の異なる音声を出力することになる。
これにより撮影装置は、撮影装置の使用時の娯楽性をより高めることができる効果を奏する。
(撮影方法)
本発明に係る撮影方法は、上記の課題を解決するために、
被写体を電子的に撮影する撮影ステップと、
上記撮影された被写体認識する被写体認識ステップと、
上記被写体の認識結果に応じた音声を出力する音声出力ステップとを含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係る撮影装置と同様の作用効果を奏する。
(撮影音を出力)
また、本発明に係る撮影装置では、さらに、
上記音声出力手段は、上記被写体の認識結果に応じた撮影音を、上記音声として、ユーザによる撮影操作に応じて出力することが好ましい。
上記の構成によれば、音声出力手段は、撮影された被写体の認識結果に応じた撮影音を、ユーザによる撮影操作に応じた音声として出力する。すなわち、ユーザが撮影ボタンを押下したタイミングに合わせて、たとえば、被写体の名前を表す撮影音を出力する。
これにより撮影装置は、ユーザによる撮影操作時の娯楽性をより高めることができる効果を奏する。
(被写体の人数を表す音を出力)
また、本発明に係る撮影装置では、さらに、
上記音声出力手段は、上記被写体の人数を表す音声を出力することが好ましい。
上記の構成によれば、音声出力手段は、撮影された被写体の人数を表す音声を出力する。たとえば、被写体の人数が3人なら、「3名を撮影しました」などの音声を出力する。
これにより、撮影装置使用時の娯楽性をよりいっそう高めることができる効果を奏する。
(被写体の名称を表す音を出力)
また、本発明に係る撮影装置では、さらに、
上記音声出力手段は、上記被写体の名称を表す音声を出力することが好ましい。
上記の構成によれば、音声出力手段は、被写体の名称を表す音声を出力する。たとえば、被写体がAさんなら、「Aさんを撮影しました」などの音声を出力する。
これにより、撮影装置使用時の娯楽性をよりいっそう高めることができる効果を奏する。
(手ぶれの度合いに応じた音声を出力)
また、本発明に係る撮影装置では、さらに、
上記被写体認識手段は、上記被写体を認識することによって、撮影装置の振動の度合いを測定し、
上記音声出力手段は、上記振動の度合いを反映した音声を出力することが好ましい。
上記の構成によれば、被写体認識手段は、撮影された被写体を認識することによって、撮影装置の振動の度合いを測定する。これにより音声出力手段は、測定された振動の度合いに応じた音声を出力する。たとえば、振動の度合いが激しければ、「激しく手ぶれしています」などの音声を出力する。
これにより、ユーザが撮影装置をより便利に利用できる効果を奏する。
なお、上記撮影装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記撮影装置をコンピュータにおいて実現する撮影プログラム、およびその撮影プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る撮影装置は、撮影された被写体の認識結果に応じた音声を出力する音声出力手段を備えているため、撮影装置使用時の娯楽性をより高められる効果を奏する。
本発明の一実施形態について、図1〜図7を参照して以下に説明する
(撮影装置1の構成)
まず、本実施形態に係る撮影装置1の構成について、図1を参照にして以下に説明する。図は、本発明の一実施形態に係る撮影装置1の要部構成を示すブロック図である。この図に示すように、撮影装置1は、撮影ボタン2、ディスプレイ3、スピーカ4、カメラ5、メモリ6、および制御部10を備えている。
(撮影ボタン2)
撮影ボタン2は、被写体を撮影装置1に撮影させるために、ユーザが押下するボタンである。この撮影ボタン2の押下を感知すると、撮影装置1は、カメラ5を用いて被写体を撮影する。
(ディスプレイ3)
ディスプレイ3は、情報を表示しユーザに提示する装置である。たとえば液晶表示装置やプラズマ表示装置として実現される。
(スピーカ4)
スピーカ4は、入力された音信号の表す音を再生する装置である。いわゆるステレオスピーカやモノラルスピーカに相当する。
(カメラ5)
カメラ5は、外界の被写体(人物や事物)を撮影し、撮影した被写体を含む画像を得る装置である。たとえばデジタルカメラとして実現される。本実施形態の撮影装置1では、カメラ5は撮影装置1に組み込まれたデジタルカメラモジュールである。
(メモリ6)
メモリ6は、撮影装置1の制御部10が処理を実行する際に用いる各種のデータを記憶する。いわゆる不揮発性メモリや揮発性メモリに相当する。
(制御部10)
制御部10は、撮影装置1が内部において実行する各種の処理(撮影、画像認識、音声出力)を受け持つ。制御部10は、より詳しくは、撮影指示受付部11、表示処理部12、表示処理部12、被写体認識部13(被写体認識手段)、シャッター音設定部14、音声処理部15(音声出力手段)、および撮影処理部16(撮影手段)を備えている。
これらの各部材がどのような機能を持ち、どのような処理を実行するのかについては、後述する。
(被写体の認識結果に応じた音声を出力)
撮影装置1は、撮影した被写体の認識結果に応じた音声を、たとえば撮影時に出力する。これにより、撮影装置使用時の娯楽性をより高める。
そこで、撮影装置1が被写体を撮影するときの処理について、図2を参照して以下に説明する。図2は、撮影装置1が被写体を撮影するときの処理の流れを示すフローチャートである。
この図に示すように、まず制御部10が、カメラ5を起動する(ステップS21)。つぎに撮影処理部16が、カメラ5を通じて被写体を映す(ステップS22)。このときまだ、ユーザが撮影ボタン2を押下していないので、撮影処理部16は、被写体の撮影を完了しない。すなわち、この時点では、被写体の画像を含む画像データを、メモリ6には保存しない。
撮影処理部16は、映した画像を被写体認識部13に出力する。これにより被写体認識部13は、被写体を認識する(ステップS23)。具体的には、メモリ6にあらかじめ保存されている、認識用の登録データと、生成された撮影画像データとを照らし合わせることによって、撮影画像データに一致する登録データがあるか否かを判定する(ステップS24)。
撮影装置1において、登録データには、対応する音声データが、あらかじめ関連付けられてメモリ6に保存されている。そこで、ステップS24における判定の結果が「真」であるとき(Yes)、シャッター音設定部14が、一致すると判定された登録データに関連付けられている音声(シャッター音、撮影音)を、撮影時に出力する音声として設定する(ステップS25)。
(登録データとシャッター音との対応付け)
画像の登録データとシャッター音との対応付けについて、図4を参照して以下に説明する。図4は、撮影画像データとシャッター音と対応付けを示す図である。
この図に示すように、メモリ6において、登録データ(すなわち認識用画像)が、シャッター音を表す音声データに関連付けられて、テーブルとして保存されている。たとえば、画像Aには「目を閉じています」という音声を表す音声データが、あらかじめ関連付けられている。さらに、画像Bには「笑っていないです」という音声を表す音声データが、あらかじめ関連付けられている。さらに、画像Cには「いくよ!」という音声を表す音声データが、あらかじめ関連付けられている。さらに、画像Dには「チーズ!」という音声を表す音声データが、あらかじめ関連付けられている。
これにより、被写体認識部13が、撮影された被写体が画像Aに一致すると判定したとき、シャッター音設定部14は、「目を閉じています」という音声を、シャッター音として設定する。したがって、ユーザが撮影ボタン2を押下したとき、撮影装置1は、「目を閉じています」という音声を、シャッター音として出力することになる。
一方、ステップSにおける判定の結果が「偽」であるとき(No)、シャッター音設定部14は、撮影した被写体に対応する登録データがないこと、すなわち被写体が非登録であることを表す音声を、シャッター音として設定する(ステップS26)。
以上のようにして、シャッター音設定部14は、被写体認識部13による被写体の認識結果に応じた音声を、シャッター音として設定する。
つぎに撮影指示受付部11が、ユーザによって撮影ボタン2が押下されたか否かを判定する(ステップS27)。ステップS27における判定の結果が「偽」であるとき(No)、図2に示す処理はステップS23に戻る。このようにして、ステップS27に示す処理において「真」の結果を得るまで、制御部10は、被写体の認識処理、および認識結果に対応する音声の設定処理を、繰り返し実行する。
一方、ステップS27における判定の結果が「真」であるとき(Yes)、すなわち、撮影指示受付部11が、ユーザによる撮影ボタン2の押下を受け付けたとき、音声処理部15は、設定されたシャッター音をスピーカ4を通じて出力する(ステップS28)。同時に撮影処理部16が、カメラ5を通じて被写体を撮影する。このとき撮影処理部16は、撮影した画像を表す画像データを生成し、メモリ6に保存する。
シャッター音の出力および撮影画像データの生成が終了すると、制御部10は、撮影が終了したかどうかを判定する(ステップS29)。ステップS29における判定の結果が「偽」であるとき(No)、図2に示す処理はステップS22に戻る。このようにして、ステップS29に示す処理において「真」の結果を得るまで、制御部10は、被写体の撮影処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS29における判定の結果が「真」であるとき(Yes)、制御部10は、カメラ5の起動を停止する(ステップS30)。
以上の処理によって、撮影装置1は、撮影装置1の使用時の娯楽性をより高めることができる。
(撮影確定後に認識して音声出力)
図2の例では、被写体認識部13は、被写体の撮影が終了する前、すなわち、撮影画像データがメモリ6に保存される前に、被写体を認識する。しかし本発明は、必ずしもこの手法に限定されない。たとえば、図3に示すように、撮影画像データをメモリ6に保存したあとに、被写体を認識し、当該認識結果に基づいて、対応する音声をシャッター音として設定してもよい。
そこで、この処理の流れについて、図3を参照して以下に説明する。図3は、撮影装置1が被写体を撮影するときの処理の流れの他の例を示すフローチャートである。
図3において、ステップS31およびS32の処理は、それぞれ、図2のステップS21およびS22と同じであるため、説明を省略する。ステップS32の処理のあと、撮影指示受付部11が、ユーザによって撮影ボタン2が押下されたか否かを判定する(ステップS33)。ステップS33における判定の結果が「偽」であるとき(No)、図3に示す処理はステップS32に戻る。このようにして、ステップS27に示す処理において「真」の結果を得るまで、制御部10は、被写体を映す処理、および撮影ボタン2の押下受付判定処理を、繰り返し実行する。
一方、ステップS33における判定の結果が「真」であるとき(Yes)、すなわち、撮影指示受付部11が、ユーザによる撮影ボタン2の押下を受け付けたとき、撮影処理部16は、撮影する被写体の画像を含む撮影画像データを生成し、メモリ6に保存する。
このあと、制御部10は、撮影された被写体を認識し、認識結果に基づきシャッター音を設定する。さらに、設定したシャッター音をスピーカ4を通じて出力する(ステップS34〜S38)。以上の処理は、図2のステップS23〜S26、およびS28と同じである。また、ステップS39およびS40の処理は、ステップS29およびS30と同じである。
以上の処理によっても、撮影装置1は、撮影装置1の使用時の娯楽性をより高めることができる。
(被写体の視線とシャッター音との対応関係)
以上のように、撮影装置1において、被写体認識部13は、撮影された被写体を認識する。このとき、被写体認識部13は、被写体の認識結果に基づき、被写体の視線方向を検知することができる。したがってシャッター音設定部14は、被写体の視線に応じた音声を、シャッター音として設定できる。なお、視線方向の検知手法については公知のものであるため、詳細な説明を省略する。
被写体の視線に応じた音声をシャッター音として設定するとき、シャッター音設定部14は、メモリ6に保存されている、被写体の視線と音声との対応関係を示すテーブルを利用する。そこで、このテーブルについて、図5を参照して以下に説明する。図5は、被写体の視線と、シャッター音として設定される音声とを対応付けたテーブルを示す図である。
この図に示すように、撮影装置1のメモリ6において、被写体の視線と、シャッター音として設定される音声とを対応付けたテーブルが、メモリ6にあらかじめ保存されている。図のテーブルでは、視線の方向(右、左、上、下)と、視線の方向を示す音声とが、対応付けられている。たとえば、右の視線方向には、「右を向いているよ」という音声が対応している
このテーブルを利用することによって、シャッター音設定部14は、被写体の視線が右方向だと認識されたときに、「右を向いているよ」という音声を、シャッター音として設定する。したがって、ユーザが撮影ボタン2を押下したとき、被写体の視線が右を向いていたら、シャッター音として「右を向いているよ」という音声が流れる。これにより、撮影装置1の使用時の娯楽性をよりいっそう高めることができる。
(バーコードの種類とシャッター音との対応関係)
撮影装置1において、被写体認識部13は、撮影された被写体を認識する。このとき、被写体認識部13は、認識結果に基づき、被写体としてのバーコードの種類を特定できる。したがってシャッター音設定部14は、パーコードの種類に音声を、シャッター音として設定できる。
バーコードの種類に応じた音声をシャッター音として設定するとき、シャッター音設定部14は、メモリ6に保存されている、バーコードの種類と音声との対応関係を示すテーブルを利用する。そこで、このテーブルについて、図6を参照して以下に説明する。図は、バーコードの種類と、シャッター音として設定される音声とを対応付けたテーブルを示す図である。
この図に示すように、撮影装置1のメモリ6において、バーコードの種類と、シャッター音として設定される音声とを対応付けたテーブルが、メモリ6にあらかじめ保存されている。図6のテーブルでは、バーコードの種類(パターンA〜D)と、音声(音声A〜D)とが対応付けられている。たとえばパターンAのバーコードには、音声Aが対応している。
このテーブルを利用することによって、シャッター音設定部14は、バーコードの種類がパターンAだと認識されたに、音声Aシャッター音として設定する。したがって、ユーザが撮影ボタン2を押下したとき、パターンAのバーコードを撮影していたら、シャッター音として音声Aが流れる。これにより、撮影装置1の使用時の娯楽性をよりいっそう高めることができる。
被写体としてバーコードの種類を認識することによって、被写体認識部13は、バーコードの中身を解析することができる。たとえば、バーコードがウェブアドレス(URL)や電子メールアドレスをコードしている場合、これらの情報を読み取ることができる。したがってシャッター音設定部14は、読み取られたバーコードの中身を表す音声を、シャッター音として設定してもよい。これにより、たとえばURLが読み取られた場合、当該URLを読み上げる音声を発することができる。
(手ぶれの度合いとシャッター音との対応関係)
撮影装置1において、被写体認識部13は、撮影された被写体を認識する。このとき、被写体認識部13は、認識結果に基づき、撮影装置1の振動の度合い(手ぶれの度合い)を特定できる。したがってシャッター音設定部14は、振動の度合い応じた音声を、シャッター音として設定できる。なお、被写体の認識結果に基づき装置の振動の度合いを特定する手法は、すでに公知のものであるため、詳細な説明を省略する。
このときシャッター音設定部14は、メモリ6に保存されている、振動の度合いと音声との対応関係を示すテーブルを利用する。そこで、このテーブルについて、図を参照して以下に説明する。図は、振動の度合いと、シャッター音として設定される音声とを対応付けたテーブルを示す図である。
この図に示すように、撮影装置1のメモリ6において、振動の度合いと、シャッター音として設定される音声とを対応付けたテーブルが、メモリ6にあらかじめ保存されている。図のテーブルでは、振動の度合い(1〜3)と、音声とが対応付けられている。たとえば振動の度合い「1」には、「少し震えていています」との音声が対応している。
このテーブルを利用することによって、シャッター音設定部14は、振動の度合いが「1」だと認識されたとき、「少し震えていています」という音声をシャッター音として設定する。したがって、ユーザが撮影ボタン2を押下したとき、振動の度合いが「1」であれば、シャッター音として「少し震えていています」が流れる。これにより、ユーザが撮影装置1をより便利に利用できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
(被写体の人数を表す音を出力)
たとえば被写体認識部13は、撮影する被写体を認識することによって、被写体の人数を特定できる。このときメモリ6において、被写体の人数と、シャッター音として設定される音声とを対応付けたテーブルがあらかじめ保存されている。
したがってシャッター音設定部14は、当該テーブルを利用することによって、撮影された被写体の人数に応じた音声を、シャッター音として設定する。たとえば、被写体の人数が3人であれば、「3名を撮影しました」などの音声を設定する。したがって、ユーザが撮影ボタン2を押下したとき、被写体の人数が3人であれば、シャッター音として「3名を撮影しました」が流れる。これにより、ユーザが撮影装置1をより便利に利用できる。
(被写体の名称を表す音を出力)
また、被写体認識部13は、撮影する被写体を認識することによって、被写体の名称を特定できる。このときメモリ6において、被写体の登録画像データと、シャッター音として設定される音声とを対応付けたテーブルがあらかじめ保存されている。
したがってシャッター音設定部14は、当該テーブルを利用することによって、撮影された被写体の名称に応じた音声を、シャッター音として設定する。たとえば、被写体の名称がAさんである、すなわち、被写体画像がAさんを表す登録画像に一致すれば、「Aさんを撮影しました」などの音声を設定する。したがって、ユーザが撮影ボタン2を押下したとき、Aさんを撮影していれば、シャッター音として「Aさんを撮影しました」が流れる。これにより、ユーザが撮影装置1をより便利に利用できる。
そのほか撮影装置1は、たとえば被写体が動物だと認識したときは、当該動物の鳴き声をシャッター音として設定してもよい。あるいは、被写体の表情に応じた音声を、シャッター音として設定すればよい。いずれにせよ、被写体の認識結果と、何らかの音声とが、あらかじめメモリ6にテーブルとして対応付けられていれば、シャッター音設定部14は、被写体の認識結果に応じた音声を、シャッター音として設定できる。
さらに、上記の例を組み合わせたものも、本発明の技術的範囲に含まれる。たとえば、被写体が風景だと認識されたときに「カシャ」というシャッター音を設定し、動物だと認識されたときは当該動物の鳴き声(犬なら「ワン」)をシャッター音として設定し、人間だと認識されたら「チーズ!」というシャッター音を設定することも可能である。
また、被写体の顔の表情に応じて異なるシャッター音を設定することによって、撮影時に「目を閉じている」「視線をそらしている」「笑っていない」などを、音で報知することができる。
(撮影プログラムおよび記録媒体)
最後に、撮影装置1に含まれている各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち撮影装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、この制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記制御プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記制御プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
この構成により、本発明の目的は、所定の記録媒体によっても達成できる。この記録媒体は、上述した機能を実現するソフトウェアである撮影装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録していればよい。撮影装置1にこの記録媒体を供給する。これにより、コンピュータとしての撮影装置1(またはCPUやMPU)が、供給された記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し、実行すればよい。
プログラムコードを撮影装置1に供給する記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また撮影装置1は、通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して撮影装置1に供給する。この通信ネットワークは、撮影装置1にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえば、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、被写体を電子的に撮影する撮影装置として、幅広く利用できる。
本発明の一実施形態に係る撮影装置の要部構成を示すブロック図である。 撮影装置が被写体を撮影するときの処理の流れを示すフローチャートである。 撮影画像データとシャッター音と対応付けを示す図である。 撮影装置が被写体を撮影するときの処理の流れの他の例を示すフローチャートである。 被写体の視線と、シャッター音として設定される音声とを対応付けたテーブルを示す図である。 バーコードの種類と、シャッター音として設定される音声とを対応付けたテーブルを示す図である。 振動の度合いと、シャッター音として設定される音声とを対応付けたテーブルを示す図である。
符号の説明
1 撮影装置
2 撮影ボタン
3 ディスプレイ
4 スピーカ
5 カメラ
6 メモリ
10 制御部
11 撮影指示受付部
12 表示処理部
13 被写体認識部(被写体認識手段)
14 シャッター音設定部
15 音声処理部(音声出力手段)
16 撮影処理部(撮影手段)

Claims (4)

  1. 被写体を電子的に撮影する撮影手段と、
    上記被写体の種類を認識する被写体認識手段と、
    上記被写体の種類の認識結果に応じて、上記被写体の名称を表す音声を、ユーザによる撮影操作に応じて撮影音として出力する音声出力手段とを備えていることを特徴とする撮影装置。
  2. 被写体を電子的に撮影する撮影ステップと、
    上記撮影された被写体の種類を認識する被写体認識ステップと、
    上記被写体の種類の認識結果に応じて、上記被写体の名称を表す音声を、ユーザによる撮影操作に応じて撮影音として出力する音声出力ステップとを含んでいることを特徴とする撮影方法。
  3. 請求項に記載の撮影装置を動作させる撮影プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための撮影プログラム。
  4. 請求項に記載の撮影プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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