JP5000024B1 - 電車のプラットホームで待機する乗客が線路内に転落することを防止する設備及び方法 - Google Patents

電車のプラットホームで待機する乗客が線路内に転落することを防止する設備及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電車の種類、編成両数及び乗降口数などの理由により乗降口位置が変わることに対応するとともに、可能な限り簡易構造を採用することで設置に要する初期費用を低く抑える事ができるプラットホームの転落防止設備を提供すること等を課題とする。
【解決手段】プラットホームPに備える梁Oに固定設置されたドアパネル支持部10と、前記ドアパネル支持部の底面板102に載置することにより支持されるドアパネル201と、前記ドアパネルを直接プラットホームの短手方向にスライド移動させるドアパネルスライド移動機構30と、前記プラットホームの短手方向にスライド移動させた遮蔽体をプラットホームの長手方向にスライド移動させるトロッコスライド移動機構40などを少なくとも備えるプラットホームの転落防止設備を提供する。
【選択図】図1

Description

本願発明は、電車のプラットホームで待機する乗客が線路内に転落することを防止する設備及び方法に関するものである。
従来より、電車のプラットホームで待機する乗客が線路内に転落することを防止する設備及び方法の普及が求められているが、種々の問題点により普及が進んでいない。
電車のプラットホームに設置する転落防止設備の普及を妨げる原因のひとつとして、電車の種類、編成両数及び乗降口数などの理由により乗降口位置が変わることに対応することが困難なことがあげられる。また、設置に要する初期費用が高いこともあげられる。
乗降口位置が変わることに対応することができるプラットホーム用開閉装置も存在はする(特許文献1)。
特開平11−291897号公報
上述した特許文献1は、乗降口位置が変わることに対応することができるプラットホーム用開閉装置を提供している。しかしながら、電車のプラットホームに設置する転落防止設備の普及を妨げる原因はまだまだ山積しており、更なる改良の余地があるものと考える。
そこで、本願発明では、電車の種類、編成両数及び乗降口数などの理由により乗降口位置が変わることに対応するとともに、可能な限り簡易構造を採用することで設置に要する初期費用を低く抑える事ができるプラットホームの転落防止設備及び方法を提供することを課題とする。
また、本願発明では、電車のプラットホーム環境で電車が発着又は通過するときに生じる特有の風に対する考慮を付加した、優れた転落防止設備を提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、本願発明の転落防止設備は、電車が発着又は通過するプラットホームであって、当該既存プラットホームに備える又は新たに建立する頑強な構造物に固定設置された遮蔽体支持体と、前記遮蔽体支持体の底面部である底面板に載置することにより支持される遮蔽体と、前記遮蔽体を直接プラットホームの短手方向にスライド移動させる遮蔽体短手方向移動機構と、前記遮蔽体を間接的にプラットホームの長手方向にスライド移動させる遮蔽体長手方向移動機構と、を少なくとも備え、当該プラットホームからの垂直方向高さ位置について、前記遮蔽体支持体の底面部と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車の底面部とが同一であり、前記遮蔽体支持体と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車との間を前記遮蔽体がスライド移動するプラットホームの転落防止設備を提供する。
また、上述の課題を解決するために、本願発明の転落防止設備は、電車が発着又は通過するプラットホームであって、当該既存プラットホームに備える又は新たに建立する頑強な構造物に固定設置された遮蔽体支持体と、前記遮蔽体支持体の底面部である底面板に載置することにより支持される遮蔽体(例えば、正面視T字形状)と、前記遮蔽体を直接プラットホームの短手方向にスライド移動させる遮蔽体短手方向移動機構と、前記遮蔽体を間接的にプラットホームの長手方向にスライド移動させる遮蔽体長手方向移動機構と、を少なくとも備え、当該プラットホームからの垂直方向高さ位置について、前記遮蔽体支持体の底面部と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車の底面部とが同一であり、さらに、前記遮蔽体短手方向移動機構が、遮蔽体滑動部と、遮蔽体内装棒体と、遮蔽体誘導体とで構成され、前記遮蔽体支持体と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車との間を前記遮蔽体がスライド移動するプラットホームの転落防止設備を提供する。
また、上述の課題を解決するために、本願発明の転落防止設備は、電車が発着又は通過するプラットホームであって、当該既存プラットホームに備える又は新たに建立する頑強な構造物に固定設置された遮蔽体支持体と、前記遮蔽体支持体の底面部である底面板に載置することにより支持される遮蔽体(例えば、正面視T字形状)と、前記遮蔽体を直接プラットホームの短手方向にスライド移動させる遮蔽体短手方向移動機構と、前記遮蔽体を間接的にプラットホームの長手方向にスライド移動させる遮蔽体長手方向移動機構と、を少なくとも備え、当該プラットホームからの垂直方向高さ位置について、前記遮蔽体支持体の底面部と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車の底面部とが同一であり、さらに、前記遮蔽体長手方向移動機構が、垂直仕切り板と底面板と側面板と上面板と正面板と水平仕切り板とで構成する遮蔽体載置台車と、当該遮蔽体載置台車を円滑に移動させる遮蔽体載置台車移動補助設備とで構成され、前記遮蔽体支持体と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車との間を前記遮蔽体がスライド移動するプラットホームの転落防止設備を提供する。
また、上述の課題を解決するために、本願発明の転落防止設備は、電車が発着又は通過するプラットホームであって、当該既存プラットホームに備える又は新たに建立する頑強な構造物に固定設置された遮蔽体支持体と、前記遮蔽体支持体の底面部である底面板に載置することにより支持される遮蔽体(例えば、正面視T字形状)と、前記遮蔽体を直接プラットホームの短手方向にスライド移動させる遮蔽体短手方向移動機構と、前記遮蔽体を間接的にプラットホームの長手方向にスライド移動させる遮蔽体長手方向移動機構と、を少なくとも備え、当該プラットホームからの垂直方向高さ位置について、前記遮蔽体支持体の底面部と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車の底面部とが同一であり、さらに、電車の発着又は通過によって生じる特有の風の影響によって前記遮蔽体が揺れ動くことを防止する遮蔽体揺れ動き防止機構を付加した、前記遮蔽体支持体と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車との間を前記遮蔽体がスライド移動するプラットホームの転落防止設備を提供する。
また、上述の課題を解決するために、本願発明の転落防止設備は、電車が発着又は通過するプラットホームであって、当該既存プラットホームに備える又は新たに建立する頑強な構造物に固定設置された遮蔽体支持体と、前記遮蔽体支持体の底面部である底面板に載置することにより支持される遮蔽体(例えば、正面視T字形状)と、前記遮蔽体を直接プラットホームの短手方向にスライド移動させる遮蔽体短手方向移動機構と、前記遮蔽体を間接的にプラットホームの長手方向にスライド移動させる遮蔽体長手方向移動機構と、を少なくとも備え、当該プラットホームからの垂直方向高さ位置について、前記遮蔽体支持体の底面部と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車の底面部とが同一であり、さらに、前記遮蔽体揺れ動き防止機構に、少なくとも前記遮蔽体の垂直部に沿って備える4枚の有孔板状体を備え、前記遮蔽体支持体と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車との間を前記遮蔽体がスライド移動するプラットホームの転落防止設備を提供する。
また、上述の課題を解決するために、本願発明の転落防止方法は、電車が発着又は通過する既存プラットホームに備える又は新たに建立する頑強な構造物に固定設置された遮蔽体支持体と、前記遮蔽体支持部の底面部である底面板に載置することにより支持される遮蔽体と、前記遮蔽体を直接プラットホームの短手方向にスライド移動させる遮蔽体短手方向移動機構と、前記遮蔽体を間接的にプラットホームの長手方向にスライド移動させる遮蔽体長手方向移動機構とを少なくとも備え、当該プラットホームからの垂直方向高さ位置について、前記遮蔽体支持体の底面部と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車の底面部とが同一であり、前記遮蔽体支持体と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車との間を前記遮蔽体がスライド移動するプラットホームの転落防止設備において、当該プラットホームに到着する電車の乗降口であるドア位置及び大きさに応じて前記遮蔽体を選択する工程と、当該選択された遮蔽体を遮蔽体短手方向移動機構により直接的にプラットホームの短手方向にスライド移動させ前記遮蔽体載置台車に載置収納する工程と、当該遮蔽体載置台車に載置収納した遮蔽体を前記遮蔽体長手方向移動機構により間接的にプラットホームの長手方向にスライド移動させる工程と、により、プラットホームに待機する乗客が線路内に転落することを防止する方法を提供する。
本願発明の転落防止設備は、遮蔽体を自由に選択し組合せ、さらに選択した遮蔽体を指定の方向へ指定距離だけ移動させることが可能であるので、電車の種類、編成両数及び乗降口数などの様々な理由により乗降口位置が変わることに対し柔軟に対応することができる。
また、本願発明の転落防止設備は、可能な限り簡易構造としたことで、設置に要する初期費用を低く抑える事ができる。
また、本願発明の転落防止設備は、遮蔽体揺れ動き防止機構の付加により、遮蔽体の揺れ動きを防止することができる。
また、本願発明の転落防止設備は、遮蔽体相互間に設けた隙間及び有孔風切り板により、電車の発着又は通過のときに生じる特有の風に対応することができる。
図1は、実施例1の転落防止設備の構造全体の概要を示す図である。 図2は、実施例1の転落防止設備の一部について底面から見た図である。 図3は、実施例1の転落防止設備の一部であるドアパネルを拡大した図である。 図4は、実施例1の転落防止設備の動作(電車到達前)を示す図である。 図5は、実施例1の転落防止設備の動作(電車到達直前)を示すイメージ図である。 図6は、実施例1の転落防止設備の動作(電車到達直前)を示す側面図である。 図7は、実施例1の転落防止設備の動作(電車到達直前スライド移動)を示すイメージ図である。 図8は、実施例1の転落防止設備の動作(電車到達直前スライド移動)を示す側面図である。 図9は、実施例1の転落防止設備の動作(電車到達後の乗降時)を示す図である。 図10は、実施例2の転落防止設備の構造全体の概要を示す図である。 図11は、実施例2の転落防止装置の一部であるドアパネルを拡大した図である。
本願発明に係る転落防止設備及び方法を在来線が発着又は通過する電車のプラットホームに設置して使用する。
実施例1の転落防止設備の構成を図1から図3に従い説明する。
転落防止設備(1)は、2枚の側面板(101)と、前記側面板の各々と接合した2枚の底面板(102)と、前記側面板の各々と接合した1枚の上面板(103)とで構成し、プラットホーム(P)に備える頑強な構造物である梁(O)に固定設置したドアパネル支持体(10)と、前記ドアパネル支持体の底面部である底面板に載置することにより強固に支持される正面視T字形状のドアパネル(201)と、前記ドアパネルをプラットホームの短手方向にスライド移動させるドアパネルスライド移動機構(30)と、前記ドアパネル支持体よりも線路側(Q)に位置し、前記ドアパネル載置収納するトロッコ(403)及び前記トロッコをプラットホームの長手方向にスライド移動させるトロッコ移動補助設備で構成するトロッコスライド移動機構(40)と、制御機構(図示せず)とで構成する。
前記ドアパネル(201)は、プラットホーム(P)の長手方向に沿って複数本配置される。特定のドアパネルを説明する場合以外は、便宜上ドアパネル群(20)として説明をする場合がある。
なお、遮蔽体支持体である前記ドアパネル支持体(10)は、既存プラットホーム(P)に備える頑強な構造物である前記梁(O)に固定設置しているが、前記ドアパネル群(20)を安全に支持できれば良く、既存プラットホーム(P)に備える頑強なその他の構造物である柱(M)や屋根(図示せず)などに固定設置又はプラットホーム上に新たな支柱を建立して当該支柱に固定設置しても良い。
遮蔽体である前記ドアパネル(201)の形状は、前記ドアパネル支持体(10)の底面部である底面板(102)に載置することにより当該ドアパネル(201)が強固に支持される形状が好ましい。
例えば、前記ドアパネル(201)の上部位置水平構成部分の底面部(以下、「両脇部」という。)で前記ドアパネル支持体の底面部である底面板(102)と強固に支持される正面視T字形状などの形状である。
前記ドアパネル支持体(10)の底面部である底面板(102)に載置することにより当該ドアパネル(201)が強固に支持されるとは、前記ドアパネル支持体(10)の底面板(102)に当該ドアパネル(201)を載置した際に、プラットホームの短手方向に円滑にスライド移動できる状態を保ちつつ安全にバランス良く支持される状態を指す。
遮蔽体短手方向移動機構であるドアパネルスライド移動機構(30)は、前記ドアパネル(201)のプラットホームからの垂直方向高さ位置を変化させることなく、前記ドアパネル(201)をプラットホーム側(P)から線路側(Q)又は線路側(Q)からプラットホーム側(P)に円滑にスライド移動させるための機構である。
前記ドアパネルスライド移動機構(30)は、前記ドアパネル(201)の両脇部に備える2個のドアパネルスライド車輪(301)と、最上端に金属部を備え前記ドアパネルの内部中心部を貫通設置するドアパネル内装棒(302)と、前記ドアパネル内装棒と対応する位置に電磁石を埋め込み前記トロッコ(403)の内部に備えるドアパネルスライド板(303)と、前記ドアパネルスライド板を駆動する駆動源である駆動モータ(404)との組合せで構成する。
遮蔽体滑動部である前記ドアパネルスライド車輪(301)の位置及び個数は、前記ドアパネル(201)の両脇部に各1個ずつ合計で2個備えているが、前記ドアパネル(201)をプラットホーム側(P)から線路側(Q)又は線路側(Q)からプラットホーム側(P)に円滑にスライド移動させることができれば良く、周知な他の滑動手段(例えば、移動自在球体など)にも設計変更でき、個数についても設計変更し得る。
遮蔽体内装棒体である前記ドアパネル内装棒(302)の形状及び備える位置は、円筒形状垂直棒を前記ドアパネルの内部中心部を貫通して設置しているが、前記ドアパネル内装棒の下降時に最下部がプラットホームに接地し、上昇時にプラットホームから離れ、かつ、前記ドアパネル内装棒(302)がプラットホーム側(P)から線路側(Q)又は線路側(Q)からプラットホーム側(P)に移動するときに前記ドアパネル(201)も従動的に移動できれば良い。例えば、プラットホームとの接地部分である下部付近を線路側(Q)に折り曲げた形状にしても良い。これにより、プラットホームに待機する乗客の足や荷物などの挟み込みを防止する効果が追加される。
遮蔽体誘導体である前記ドアパネルスライド板(303)を備える場所は、前記トロッコ(403)の内部の前記ドアパネル(201)の最上端位置よりも上部位置である。
前記ドアパネル内装棒(302)と前記ドアパネルスライド板(303)との組合せについて、前記ドアパネル内装棒と対応する位置に電磁石を埋め込んだ前記ドアパネルスライド板(303)と、最上端を金属部にした前記ドアパネル内装棒(302)との組合せにしているが、制御機構(図示せず)の指示により、前記ドアパネルスライド板(303)が前記ドアパネル内装棒(302)の最上端を吸着と分離を切り替える事及び前記ドアパネルスライド板(303)が前記ドアパネル内装棒(302)の最上端を吸着しさらに吸着を維持したまま当該ドアパネル内装棒(302)とともに当該ドアパネル(201)をプラットホーム側(P)から線路側(Q)又は線路側(Q)からプラットホーム側(P)に円滑にスライド移動させることができれば良く、周知な他の異なる組合せにも設計変更し得る。
例えば、電磁力に変えて吸引力を利用する構成や電磁力を利用する場合であってもトロッコスライド移動機構(40)側からドアパネル支持体(10)側に向かってドアパネルスライド板が伸縮する構成などであっても良い。
なお、前記ドアパネルスライド板(303)を駆動する駆動源について、前記トロッコ(403)を駆動する駆動源である駆動モータ(404)を兼用で使用しているが、前記ドアパネルスライド板(303)をプラットホーム側(P)から線路側(Q)又は線路側(Q)からプラットホーム側(P)にスライド駆動できれば良く、独立した駆動モータを使用することも可能である。
前記トロッコスライド移動機構(40)は、前記ドアパネル(201)を前記トロッコ(403)に載置収納し、当該トロッコ(403)をプラットホームの長手方向に円滑にスライド移動する機構であり、当該トロッコ(403)と繋いだ前記トロッコ移動車輪(405)を移動することにより、当該ドアパネル(201)を間接的にプラットホームの長手方向に円滑にスライド移動させている。
前記トロッコスライド移動機構を構成するトロッコ移動補助設備は、既存プラットホーム(P)に備える頑強な構造物である前記柱(M)に固定設置した2本のトロッコ支持体(401)と、前記各々のトロッコ支持体の上部に1本ずつ敷設したトロッコレール(402)と、前記トロッコレール上に載置し当該トロッコレールに沿って円滑にスライド移動するトロッコ移動車輪(405)と、前記2本のトロッコ支持体(401)の間に位置し前記トロッコ移動車輪と前記トロッコとを繋ぐトロッコ結合体(406)と、駆動源である駆動モータ(404)との組合せで構成する。
前記トロッコ支持体(401)は、既存プラットホーム(P)に備える頑強な構造物である前記柱(M)に固定設置しているが、前記トロッコ(403)を安全に支持できれば良く、既存プラットホーム(P)に備える頑強なその他の構造物である梁(O)や屋根(図示せず)などに固定設置又はプラットホーム上に新たな支柱を建立して当該支柱に固定設置しても良い。
なお、前記トロッコレール(402)の形状及び本数について、前記各々のトロッコ支持体(401)の上部に凸状部を1本ずつ敷設しているが、前記トロッコ(403)をプラットホーム(P)に沿って円滑にスライド移動できれば良く、周知な他の異なる形状(例えば、凹状部)及び本数に設計変更可能である。
なお、前記トロッコレール(402)を備える場所について、前記トロッコレール支持体(401)の上部に固定設置し、前記トロッコ移動車輪(405)をさらにその上部に載置することによりスライド移動を可能にしているが、周知な他の異なる場所に備えることも可能である。例えば、前記トロッコ(403)よりも線路側(Q)にトロッコレール支持体(401)を設置した場合においては、当該トロッコレール支持体のプラットホーム側(P)にトロッコレール(402)を敷設し、当該トロッコ(403)の正面板(4035)に当該トロッコレール(402)と対応した滑動体(車輪など)を装備することによりスライド移動を可能にできる。
前記トロッコ移動車輪(405)の形状及び個数は、長方形の板状体の四隅底端部近傍位置に前記トロッコレール(402)に対応する凹状車輪を4本備えているが、前記トロッコ(403)をプラットホーム(P)に沿って円滑にスライド移動できれば良く、周知な他の形状(例えば、凸状車輪)及び本数(例えば、2本など)に設計変更可能である。
遮蔽体載置台車である前記トロッコ(403)と遮蔽体載置台車移動機構を構成するトロッコ移動車輪(405)及び前記トロッコ結合体(406)との組合せについて、前記トロッコ(403)をプラットホームに沿って円滑にスライド移動させることができれば良く、周知な他の異なる組合せを採用することも可能である。
前記トロッコ(403)は、1枚の垂直仕切り板(4031)と、2枚の側面板(4032)と、4枚の底面板(4033)と、1枚の上面板(4034)と、1枚の正面板(4035)と、4枚の水平仕切り板(4036)と、で構成する(図1)。
前記トロッコ(403)の大きさ及び形状は、前記ドアパネル(201)を2本並べて載置収納できる大きさ及び形状であるが、電車の乗降口である扉幅又はドアパネルの幅に応じて、1本又は3本以上を並べて載置収納できる大きさ及び形状に設計変更することも可能である。
なお、前記トロッコ(403)の台数は、プラットホームの長手方向距離や前記ドアパネル(201)の本数、前記ドアパネルの幅などを考慮して決定する。
前記トロッコの4枚の底面板(4033)のプラットホームからの垂直方向高さ位置について、前記ドアパネル支持体(10)と前記トロッコ(403)との間をドアパネルが(201)が円滑にスライド移動させるために、前記ドアパネル支持体の底面部である底面板(102)と同一の高さとしている。
前記ドアパネル支持体(10)と前記トロッコ(403)との間をドアパネルが(201)が円滑にスライド移動するとは、当該ドアパネル(201)の両脇部に備えるドアパネルスライド車輪(301)が、前記ドアパネル支持体の底面部である底面板(102)と前記トロッコの底面部である底面板(4033)との間でバウンドしたり、引っ掛かったりせずに滑動することを指す。
次に、実施例1の転落防止設備(1)について開閉などの動作(ドアパネルがプラットホームの短手方向にスライド移動およびプラットホームの長手方向にスライド移動する動作)について、図4から図9に従い説明する。
電車の発着又は通過のない平常時は、プラットホームに沿って備えるドアパネル支持体(10)にドアパネル群(20)が強固に支持され固定されている。前記ドアパネル群(20)の最下部は、ドアパネル内装棒(302)がプラットホームに接地している状態である(図4の状態)。
電車の到着が近付くと、プラットホーム(P)に到着する電車の乗降口である乗降ドア位置及び大きさに応じてドアパネルが選択され、制御装置(図示せず)からの指示により、駆動モータ(404)を稼動させ、当該選択されたドアパネルの対応位置に選択されたトロッコ(403)が移動するとともに、当該選択されたドアパネルに対応するドアパネルスライド板(303)が選択される(図5及び図6の状態)。
選択されたドアパネルC、D、E、F(201C、D、E、F)に対応したドアパネルスライド板(303)は、制御装置(図示せず)からの指示により、駆動モータ(404)を稼動させ、トロッコ(403)内(線路側(Q))からプラットホーム側(P)にスライド移動し、さらに埋め込んでいる電磁石をオンにする(図5及び図6の状態)。
ドアパネルスライド板(303)がプラットホーム側(P)にスライド移動し、さらに埋め込んでいる電磁石をオンにすることにより、電磁力が生じ、最上端が金属部であるドアパネル内装棒(302)が当該ドアパネルスライド板(303)方向に向かって上昇し吸着する。
なお、前記ドアパネル内装棒(302)が上昇することにより、当該ドアパネル内装棒(302)の最下部がプラットホーム(P)から離れ、当該選択されたドアパネルC、D、E、F(201C、D、E、F)の円滑なスライド移動が可能となる。
さらに、制御装置(図示せず)からの指示により、前記駆動モータ(404)を稼動させ、前記ドアパネルスライド板(303)が、プラットホーム側(P)から前記トロッコ(403)内(線路側(Q))にスライド移動する(図7及び図8の状態)。
なお、前記ドアパネルスライド板(303)がプラットホーム側(P)から線路側(Q)にスライド移動することにより、当該ドアパネルスライド板(303)に付着した前記ドアパネル内装棒(302)とともに当該ドアパネル内装棒(302)を実装した前記ドアパネルC、D、E、F(201C、D、E、F)が、ドアパネルスライド車輪(301)に補助されながら、プラットホーム側(P)から線路側(Q)に円滑にスライド移動する。
プラットホーム側(P)から線路側(Q)にスライド移動した前記ドアパネルC、D(201C、D)は、トロッコA(403A)に載置収納される。
同様にプラットホーム側(P)から線路側(Q)にスライド移動したドアパネルE、F(201E、F)は、トロッコB(403B)に載置収納される。
電車が到着すると、制御装置(図示せず)からの指示により、前記駆動モータ(404)を稼動させ、前記トロッコA(403A)と繋がったトロッコ移動車輪(405)が、トロッコレール(402)上を図示左方向に円滑に所定距離スライド移動する(図9)。
一方、前記トロッコB(403B)と繋がったトロッコ移動車輪(405)は、制御装置(図示せず)からの指示により、前記駆動モータ(404)を稼動させ、前記トロッコレール(402)上を図示右方向に円滑に所定距離スライド移動する(図9)。
乗客の乗降が終わると、電車の乗降口である乗降ドアの閉鎖とともに、制御装置(図示せず)からの指示により、前記駆動モータ(404)を稼動させ、前記トロッコA(403A)は、図示右方向に所定距離を移動し、前記トロッコB(403B)は、図示左方向に所定距離を移動する。
さらに、制御装置(図示せず)からの指示により、前記駆動モータ(404)を稼動させ、前記トロッコA(403A)に載置収納されたドアパネルC、D(201C、D)及び前記トロッコB(403B)に載置収納されたドアパネルE、F(201E、F)に対応する前記ドアパネルスライド板(303)が、前記トロッコ(403)内(線路側(Q))からプラットホーム側(P)にスライド移動する。
前記ドアパネルスライド板(303)がスライド移動することにより、前記ドアパネルスライド板に吸着された前記ドアパネル内装棒(302)と共に前記ドアパネルC、D、E、F(201C、D、E、F)が、前記ドアパネルスライド車輪(301)に補助されながら、線路側(Q)からプラットホーム側(P)に円滑にスライド移動する。
その後、ドアパネルC、D、E、F(201C、D、E、F)に対応したドアパネルスライド板(302)の電磁石をオフにすると、ドアパネル内装棒(302)が分離し下降する。さらにその後、前記ドアスライドパネル(303)は、プラットホーム側(P)から前記トロッコ(403)内(線路側(Q))にスライド移動する(再び、図4の様な状態)。
実施例2の転落防止設備は、電車の発着又は通過によって生じる特有の風の影響によってドアパネルが揺れ動くことを防止するドアパネル揺れ動き防止機構と、ドアパネルの施錠を行うドアパネル施錠機構とを付加装備した転落防止設備であり、その構成を図10及び図11に従い説明する。
転落防止設備(1)は、2枚の側面板(101)と、前記側面板の各々と接合した2枚の底面板(102)と、前記側面板の各々と接合した1枚の上面板(103)とで構成し、プラットホーム(P)に備える頑強な構造物である梁(O)に固定設置したドアパネル支持体(10)と、前記ドアパネル支持体の底面部である底面板に載置することにより強固に支持される正面視T字形状のドアパネル(201)と、前記ドアパネルをプラットホームの短手方向にスライド移動させるドアパネルスライド移動機構(30)と、柱(M)に固定設置した2本のトロッコ支持体(401)と、前記各々のトロッコ支持体上に1本ずつ敷設したトロッコレール(402)と、前記トロッコ支持体の下方に吊り下げ設置をしたトロッコ(403)と、前記トロッコレール上に載置したトロッコ移動車輪(405)と、前記2本のトロッコ支持体(401)の間に位置し前記トロッコ移動車輪(405)と前記トロッコ(403)とを繋ぐトロッコ結合体(406)と、前記トロッコ移動車輪(405)を駆動する駆動源である駆動モータ(404)とで構成したトロッコスライド移動機構(40)と、電車の発着又は通過によって生じる特有の風の影響によって前記ドアパネル(201)が揺れ動くことを防止するドアパネル揺れ動き防止機構(50)と、前記ドアパネル(201)の施錠を行うドアパネル施錠機構(60)と、制御機構(図示せず)とで構成する。
遮蔽体揺れ動き防止機構である前記ドアパネル揺れ動き防止機構(50)は、最上端に金属部を備え前記ドアパネルの内部中心部を貫通設置する遮蔽体内装棒体であるドアパネル内装棒(302)と、前記ドアパネル内装棒と対応する位置に電磁石を埋め込み前記トロッコ(403)の内部に備えたドアパネルスライド板(303)と、前記ドアパネル(201)の垂直部分に沿って備える4枚の風通し板(501)と、前記ドアパネル内装棒(302)の最下部と結合したゴム板(502)と、前記ドアパネル(201)の上部位置水平構成部分の上面部と底面部との間位置で水平方向に備え、中央部分を前記ドアパネル内装棒(302)が貫通結合した薄板体である水平押さえ板(503)と、前記水平押さえ板(503)と前記ドアパネルの上部位置水平構成部分の上面部との間位置で垂直方向に備え、中軸部分を前記ドアパネル内装棒(302)が挿通した弾性体であるドアパネル内装バネ(504)と、で構成する。
前記風通し板(501)には、だ円形の貫通孔(501h)を複数設けているが、電車の発着又は通過のときに生じる特有の風が突き抜けることができれば良く、貫通孔の形状には限定はない。
遮蔽体施錠機構である前記ドアパネル施錠機構(60)は、ドアパネル支持体の底面部である底面板(102)の夫々に設けた孔である2個のドアパネルロック孔(102h)と、前記ドアパネルロック孔(102h)の夫々と対応する位置でかつ挿通自在に設置する棒状体である2本のドアパネルロック棒(601)と、前記ドアパネル内装棒(302)と、前記ドアパネルスライド板(303)と、前記水平押さえ板(503)と、前記ドアパネル内装バネ(504)と、で構成する。
前記水平押さえ板(503)は、前記2本のドアパネルロック棒(601)の上部で結合している。
その他の構成については、実施例1の転落防止設備と略同様であるため省略する。
次に、実施例2の転落防止設備について開閉などの動作(ドアパネルがプラットホームの短手方向にスライド移動およびプラットホームの長手方向にスライド移動する動作)について、図10及び図11に従い実施例1と異なる部分のみについて説明する。
電車の発着又は通過のない平常時は、ドアパネル支持体(10)にドアパネル群(20)が強固に支持され固定されている。また、ドアパネル内装棒(302)の自重により水平押さえ板(503)が押さえられ、ドアパネル内装バネ(504)は自然伸張し、ドアパネル群(20)の最下部に装備するゴム板(502)はプラットホームに接地している状態である。
電車の到着が近付くと、プラットホーム(P)に到着する電車の乗降口である乗降ドア位置及び大きさに応じてドアパネルが選択され、実施例1と同様に、当該選択されたドアパネルの対応位置に選択されたトロッコが移動するとともに、当該選択されたドアパネルに対応するドアパネルスライド板(303)が選択され、プラットホーム側(P)にスライド移動し、電磁石をオンにし、前記ドアパネル内装棒(302)が電磁力により吸着され上昇する。
前記ドアパネル内装棒(302)が上昇することにより、前記ドアパネル内装棒(302)と貫通結合した水平押さえ板(503)が、ドアパネル内装バネ(504)を圧縮しながら従動して上昇する。
前記水平押さえ板(503)が上昇することにより、前記水平押さえ板(503)と上部で結合している前記ドアパネルロック棒(601)も従動して上昇する。
前記ドアパネルロック棒(601)が上昇することにより、ドアパネルロック孔(102h)から外れ当該ドアパネル(201)のロックが解除される。
なお、前記ドアパネル内装棒(302)が上昇することにより、前記ドアパネル内装棒(302)の最下部と固着したゴム板(502)も従動して上昇し、前記ゴム板(502)がプラットホーム(P)から離れる。
その後の動作については、実施例1と略同様であるので省略する。
本願発明の転落防止設備は、乗降口位置が変わることに対して柔軟に対応可能であるとともに、可能な限り簡易構造を採用することで設置に要する初期費用を低く抑える事ができる優れた転落防止設備であるので産業上の利用可能性を有する。
1 転落防止設備
10 ドアパネル支持体(遮蔽体支持体)
101 側面板
102 底面板
102h ドアパネルロック孔
103 上面板
20 ドアパネル群
201 ドアパネル(遮蔽体)
201A ドアパネルA
201B ドアパネルB
201C ドアパネルC
201D ドアパネルD
201E ドアパネルE
201F ドアパネルF
201G ドアパネルG
201H ドアパネルH
30 ドアパネルスライド移動機構(遮蔽体短手方向移動機構)
301 ドアパネルスライド車輪(遮蔽体滑動部)
302 ドアパネル内装棒(遮蔽体内装棒体)
303 ドアパネルスライド板(遮蔽体誘導体)
40 トロッコスライド移動機構(遮蔽体長手方向移動機構)
401 トロッコレール支持体(遮蔽体載置台車支持体)
402 トロッコレール
403 トロッコ(遮蔽体載置台車)
403A トロッコA
403B トロッコB
4031 垂直仕切り板
4032 側面板
4033 底面板
4034 上面板
4035 正面板
4036 水平仕切り板
404 駆動モータ
405 トロッコ移動車輪
406 トロッコ結合体
50 ドアパネル揺れ動き防止機構(遮蔽体揺れ動き防止機構)
501 風通し板
501h 風通し孔
502 ゴム板
503 水平押さえ板
504 ドアパネル内装バネ
60 ドアパネル施錠機構(遮蔽体施錠機構)
601 ドアパネルロック棒
M 柱
O 梁
P プラットホーム、プラットホーム側
Q 線路側

Claims (7)

  1. 電車が発着又は通過するプラットホームであって、
    当該既存プラットホームに備える又は新たに建立する頑強な構造物に固定設置される遮蔽体支持体(10)と、
    前記遮蔽体支持体の底面部である底面板に載置することにより支持される遮蔽体と、
    前記遮蔽体を直接プラットホームの短手方向にスライド移動させる遮蔽体短手方向移動機構(30)と、
    前記遮蔽体を間接的にプラットホームの長手方向にスライド移動させる遮蔽体長手方向移動機構(40)と、
    を少なくとも備え、
    当該プラットホームからの垂直方向高さ位置について、前記遮蔽体支持体の底面部と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車の底面部とが同一であり、
    前記遮蔽体支持体と前記遮蔽体載置台車との間を前記遮蔽体が円滑にスライド移動する
    プラットホームの転落防止設備。
  2. 前記遮蔽体の形状が正面視T字形状である請求項1記載の転落防止設備。
  3. 前記遮蔽体短手方向移動機構(30)が、少なくとも遮蔽体滑動部と、遮蔽体内装棒体と、遮蔽体誘導体とで構成される請求項1又は請求項2記載の転落防止設備。
  4. 前記遮蔽体長手方向移動機構(40)が、少なくとも底面部及び正面部を有する遮蔽体載置台車と、当該遮蔽体載置台車を円滑に移動させる遮蔽体載置台車移動補助設備とで構成される請求項1から請求項3記載の転落防止設備。
  5. 電車の発着又は通過によって生じる風の影響によって前記遮蔽体が揺れ動くことを防止する遮蔽体揺れ動き防止機構(50)を付加した請求項1から請求項4記載の転落防止設備。
  6. 前記遮蔽体揺れ動き防止機構(50)が、前記遮蔽体の垂直部に沿って備える4枚の有孔板状体である請求項5記載の転落防止設備。
  7. 電車が発着又は通過する既存プラットホームに備える又は新たに建立する頑強な構造物に固定設置された遮蔽体支持体と、前記遮蔽体支持部の底面部である底面板に載置することにより支持される遮蔽体と、前記遮蔽体を直接プラットホームの短手方向にスライド移動させる遮蔽体短手方向移動機構と、前記遮蔽体を間接的にプラットホームの長手方向にスライド移動させる遮蔽体長手方向移動機構とを少なくとも備え、当該プラットホームからの垂直方向高さ位置について、前記遮蔽体支持体の底面部と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車の底面部とが同一であり、前記遮蔽体支持体と前記遮蔽体長手方向移動機構を構成する遮蔽体載置台車との間を前記遮蔽体がスライド移動するプラットホームの転落防止設備において、
    当該プラットホームに到着する電車の乗降口であるドア位置及び大きさに応じて前記遮蔽体を選択する工程と、
    当該選択された遮蔽体を遮蔽体短手方向移動機構により直接的にプラットホームの短手方向にスライド移動させ前記遮蔽体載置台車に載置収納する工程と、
    当該遮蔽体載置台車に載置収納した遮蔽体を前記遮蔽体長手方向移動機構により間接的にプラットホームの長手方向にスライド移動させる工程と、
    により、プラットホームに待機する乗客が線路内に転落することを防止する方法。
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JP2005335451A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Mitsubishi Electric Corp 可動式ホーム柵装置

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