JP4997063B2 - 計算機の起動方法及び計算機システム - Google Patents

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Description

本発明は、計算機の起動方法及び計算機システムに係り、特に、データセンタ等のSAN環境で構築された複数の計算機のそれぞれを起動するための計算機の起動方法及び計算機システムに関する。
一般に、データセンタ等における計算機システムは、ユーザの業務システム毎に固定的に計算機資源を割り当てたシステムとして構築されることが多いが、近年、データセンタ等は、ユーザの業務システム毎に計算機資源を時間単位で提供することにより、計算機資源をより有効に活用しようとしている。
ユーザの業務システム毎に前述したような計算機資源を時間単位で提供するサービスを行うためには、ユーザの業務システム毎に必要な計算機資源を割り当て、計算機の起動及び停止を頻繁に実施する必要がある。
計算機を起動するためには、OSの立ち挙げに必要なファイルを保存している起動ディスクが必要である。起動ディスクは、計算機に設けられている内蔵型記憶装置に格納可能である。しかし、起動ディスクは、複数のユーザの業務システム毎に必要であるため、多数の業務システムを1台の計算機で扱う場合、内蔵型記憶装置に全ての業務システム毎の起動ディスクを格納するには容量に限界がある。このため、データセンタ等における計算機システムにおける起動ディスクは、大容量のRAID構成を作成することができる磁気記憶装置に保持されることとなり、磁気記憶装置が複数の計算機と接続されることになるのでSAN環境となる。また、計算機も、仮想化により、より資源の有効活用が可能となり、1つのサーバに複数のシステムが動作するようになり、磁気記憶装置はより多くのシステムの起動ディスクを保持するようになり、磁気ディスク装置に対する接続集中がますます大きくなっている。
なお、本発明に関連する従来技術として、データセンタ等における複数の計算機にブートイメージをローディングするという技術が、例えば、特許文献1等に記載されて知られている。
特開2006−39888号公報
前述したように、ユーザの要求に応じて任意の計算機の起動及び停止が自動的にできるSAN環境で構築された複数の計算機を有する計算機システムは、SAN環境上の磁気記憶装置に構築された論理ユニット(以下、LUという)に起動ディスクを格納し、その起動ディスクを使用して複数の計算機を起動する場合、SAN環境上の磁気記憶装置に接続が集中することにより、計算機の起動時間が増大し、ユーザが計算機を使用するまでの時間が増大してしまうという問題点を生じる。
本発明の目的は、SAN環境で構築された複数の計算機を有する計算機システムにおける前述したような問題点を解決し、データセンタ等のSAN環境で構築された複数の計算機を有する計算機システムにおける複数の計算機のそれぞれを高速に起動することができるようにした計算機の起動方法及び計算機システムを提供することにある。
本発明によれば前記目的は、複数の計算機と、管理サーバと、計算機の起動ディスクを格納する磁気記憶装置とを備えて構成される計算機システムの前記複数の計算機のそれぞれを起動する計算機の起動方法において、前記磁気記憶装置は、複数の業務システム毎の前記起動ディスクを保持しており、前記複数の計算機のそれぞれは、複数の内蔵記憶媒体を備え、該内蔵記憶媒体には、前回起動した業務システムの起動ディスクを保存しており、前記管理サーバは、ユーザが使用するユーザ端末からの利用要件を取り纏めて優先順位を付け、使用する計算機の選択、計算機の起動ディスクの選択を行うと共に、選択された計算機の起動、停止を管理し、前記選択された計算機の起動に際して、前記内蔵記憶媒体内の起動ディスクを用いて計算機を起動するか、前記磁気記憶装置内の起動ディスクを用いて計算機を起動するかを選択することにより達成される。
本発明によれば、複数の計算機の起動ディスクが頻繁に変更となるような場合にも、より高速に計算機を起動することができる。
以下、本発明による計算機の起動方法及び計算機システムの実施形態を図面により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態による計算機システムの構成を示すブロック図である。図示計算機システムは、管理サーバ110と、複数の計算機130a〜130cと、計算機で共有される磁気記憶装置140とにより構成されている。ユーザA〜Dが使用する計算機である複数のユーザ端末100a〜100dは、サービスネットワーク150を介して管理サーバ110、複数の計算機130a〜130cのそれぞれに接続されている。また、管理サーバ110は、管理ネットワーク151を介して、計算機130a〜130cと、磁気記憶装置140とに接続されており、さらに、計算機130a〜130cと、磁気記憶装置140とは、ストレージエリアネットワーク(SAN)152を介して相互に接続されている。
前述において、複数のユーザ端末100A〜100Dのそれぞれは、利用要件101を有し、この利用要件101は、サービスネットワーク150を介して管理サーバ110に送付される。
管理サーバ110は、メインメモリ111と、HDD(ハードディスク)112と、NIC(ネットワークインターフェース)113、114と、図示しないCPUとを備えて構成された計算機である。管理サーバ110のメインメモリ111には、ユーザの利用要件を満たす計算機及び起動ディスクを割り当てるために、計算機及び起動ディスク選定部115と、計算機を自動的に起動するための計算機起動部116と、計算機の終了処理をするための計算機終了処理部117と、磁気記憶装置を管理するための磁気記憶装置管理プログラム118と、計算機の状態を監視するための計算機監視プログラム119とが読み込まれている。
前述のメインメモリ111に読み込まれている計算機及び起動ディスク選定部115と、計算機起動部116と、計算機終了処理部117とは、プログラムにより構成されており、これらのプログラム及び磁気記憶装置管理プログラム118、計算機監視プログラム119は、管理サーバ110内に備える図示しないCPUにより実行されることにより、本発明での各種の機能を実現している。
管理サーバ110のHDD112には、ユーザの利用要件とその状態を格納した利用要件一覧表120と、利用要件に対して計算機及び起動ディスクの割当て情報とその状況を格納した計画表121と、各計算機130a〜130cのCPUの数やメモリ搭載量の仕様情報を格納した計算機管理表122と、磁気記憶装置140のLU毎の業務情報を格納した磁気記憶装置LU管理表123と、各計算機の使用状況、起動しているディスク、記憶媒体のディスク情報を格納した計算機状況表124とが保持されている。
計算機130a〜130cのそれぞれは、複数の記憶媒体131a〜130cと、HBA(ホストチャネルアダプタ)132と、NIC(ネットワークインターフェース)133、134と、図示しないCPU、主メモリ、HDD等の外部記憶装置とを備える計算機である。記憶媒体131a〜130cには、前回、起動したOSディスク(起動ディスク)のコピーが格納されている。
磁気記憶装置140は、計算機の起動ディスクを格納する磁気記憶装置であり、複数のHDDを1つのボリュームとして扱って入出力の制御を行うコントローラ141と、NIC(ネットワークインターフェース)142と、ストレージを構成する複数のHDD143a〜143hとにより構成される。磁気記憶装置140のHDD143a〜143hは、それぞれ、受信器記憶装置140内でLUとして管理されていてよく、ユーザ毎の業務に対する起動ディスクが格納されている。図1に示す例では、HDD143a〜143hのそれぞれは、LU番号1〜8を持つLUとして管理されているものとしている。
前述において、計算機130a〜130cのそれぞれが備える記憶媒体131a〜130cに格納される、また、磁気記憶装置140に格納される起動ディスクは、業務に対応して業務毎に必要なものであり、本発明の実施形態では、その業務に必要なアプリケーションをも含めて起動ディスクが構成されているものとする。また、アプリケーションが使用するデータ等についても、起動ディスクにに含めてもよいが、データ等を起動ディスクに含めない場合、そのデータを保持しているHDD等のアドレスを起動ディスクに含ませておけばよい。
サービスネットワーク150は、ユーザ端末100a〜100dと管理サーバ110との間、及び、ユーザ端末100a〜100dと計算機130a〜130cとの間で情報の授受を行う際に利用される。この情報の授受は、管理サーバ110では、NIC113を経由して、計算機130a〜130cでは、NIC133を経由して行われる。
管理ネットワーク151は、管理サーバ110と計算機130a〜130cとの間、管理サーバ110と磁気記憶装置140との間で情報の授受を行う際に利用される。この情報の授受は、管理サーバ110では、NIC114を経由して、計算機130a〜130cでは、NIC134を経由して、磁気記憶装置140では、NIC142を経由して行われる。
ストレージエリアネットワーク152は、計算機130と磁気記憶装置140との間の情報の授受を行う際に使用される。計算機130と磁気記憶装置140との間のアクセスは、HBA132とコントローラ141を経由して行われる。
図2は利用要件101の内容の一例を示す図である。利用要件101は、ユーザが計算機130a〜130cの1つを使用するために、サーバ110に送付する情報であり、計算機を使用する日時、時間、計算機の仕様(CPU数とメモリ容量)、業務の情報であり、これらの情報を1つのレコードとして格納するテーブル内に管理されている。そして、利用要件101は、ユーザ名201と、日付202と、開始時刻203と、使用時間204と、CPU数205と、メモリ容量206と、業務207とにより構成される。
図2に示すレコード211は、ユーザ名201が「A」のユーザという意味である。日付202が「0501」、開始時刻203が「0900」、使用時間204が「4」は、5月1日、9時00分から4時間使用するという意味である。また、CPU数205が「4」、メモリ容量206が「4」は、CPU数が4個以上、メモリ容量が4GB以上の計算機を使用するという意味である。また、業務207が「AAA」は、業務AAAで計算機を使用するという意味である。
図3は利用要件一覧表120の内容の一例を示す図である。この利用要件一覧表120は、複数のユーザが管理サーバ110に送付した利用要件を日付、開始時刻でソートして一覧にした表であり、ユーザ名301と、日付302と、開始時刻303と、使用時間304と、CPU数305と、メモリ容量306と、業務307と、受付番号308と、要件状況309とにより構成されるレコードを複数格納した表である。
図3に示すレコード311の例は、ユーザ名301が「A」のユーザという意味である。日付302が「0501」、開始時刻303が「0900」、使用時間304が「4」は、5月1日、9時00分から4時間使用するという意味である。また、CPU数305が「4」、メモリ容量306が「4」はCPU数が4個以上、メモリ容量が4GB以上の計算機を使用するという意味である。また、業務307が「AAA」は、業務AAAで計算機を使用するという意味である。また、受付番号308の「200705010900001」は、日付302及び開始時刻303でソートされた順番で付与される番号である。また、要件状況309の「実行中」は、計算機が割り当てられた場合に利用要件の状況を示している。
図4は計画表121の内容の一例を示す図である。この表計画表121は、利用要件に対して割り当てた計算機及び起動ディスクを示す情報を1つのレコードとして、複数のレコードを格納している表であり、1つのレコードは、受付番号401と、計算機402と、起動ディスク403とにより構成される。起動ディスク403の欄には、起動ディスクとして、磁気記憶装置140のLUが割り当てられた場合、LU番号が、計算機の記憶媒体131a〜131cの1つが割り当てられた場合、その記憶媒体名が格納される。
図4のレコード411の例は、受付番号401が「200705010900001」の利用要件に対して、計算機402は「計算機03」が、起動ディスク403が「1」であり、磁気記憶装置のLU番号1が割り当てられていることを示している。
図5は計算機管理表122の内容の一例を示す図である。この計算機管理表122は、計算機の仕様(CPU数とメモリ容量)を管理する表であり、計算機501と、CPU数502と、メモリ容量503とを1つのレコードとして、複数のレコードを格納している表である。
図5に示すレコード511の例は、計算機501が「計算機01」の計算機の仕様が、CPU数がCPU数502で示す通り「4」個であり、搭載メモリ容量がメモリ容量503で示す通り「4」GBであることを示している。
図6は磁気記憶装置LU管理表123の内容の一例を示す図である。この磁気記憶装置LU管理表123は、磁気記憶装置のLU(論理ユニット)の番号と業務との対応を示すレコードを複数格納している表であり、LU番号601と、起動ディスク602とにより構成される。
図6に示すレコード611の例は、LU番号601が「1」のLU内の起動ディスク602が業務「AAA」用の起動ディスクであることを示している。
図7は計算機利用状況表124の内容の一例を示す図である。この計算機利用状況表124は、計算機の利用状況とその計算機の記憶媒体にどの業務がコピーされているかを示す表であり、計算機701と、使用状況702と、記憶媒体703と、記憶媒体704と、記憶媒体705とにより構成されるレコードを複数格納した表である。
図7に示すレコード711の例は、計算機701の欄にある「計算機01」が、「起動」しており、記憶媒体1には業務「AAB」、記憶媒体2には、業務「BAB」、記憶媒体3には、業務「CAB」が保存されていることを示している。なお、使用状況には、図示していないが、「起動」の他に「停止」がある。
図8は計算機と起動ディスク選定部115とでの処理動作を説明するフローチャートであり、次に、図8のフローチャートを参照しながら、計算機の選定処理及び起動ディスクの選定処理を説明する。
(1)まず、管理サーバ110は、ユーザ端末100a〜100dの1つから、ユーザが計算機を使用したい日時、開始時刻、使用時間、計算機の仕様、業務(利用要件101)を取得し、取得した利用要件101と、利用要件一覧表120の日付302、開始時刻303とをソートし、優先順位を付け、受付番号308を追加して、その結果を利用要件一覧表120としてHDD112に格納する。なお、この時点では、状況309の欄は空欄となっているものとする(ステップ801)。
(2)次に、HDD112から利用要件一覧表120を読み込み、受付番号308を取得し、計画表122に書き込んでHDD112に格納する。なお、この時点では、ステップ801で追加されたものの計画表121の計算機402の欄、起動ディスク403の欄は空欄となっているものとする。計算機402の欄への値の格納は後述のステップ807の処理で行われ、また、起動ディスク403の欄への値の格納は後述するステップ810またはステップ821の処理で行われる(ステップ802)。
(3)次に、管理サーバ110は、HDD112から計算機利用状況表124を読み込んでメインメモリ111に格納し、計算機状況表124の使用状況702の欄が「停止」の計算機が計算機701の欄にあるか否かを検索する。使用状況702の欄が「停止」の計算機は、起動ディスク703の欄は空欄である。起動ディスク703の欄への値の格納はステップ810またはステップ821の処理で行われる(ステップ803、804)。
(4)ステップ804の検索で、計算機の使用状況702の欄に「停止」となっている計算機があった場合、管理サーバ110は、HDD112から計算機管理表122を取得して、計算機管理表122をメインメモリ111に格納する(ステップ805)。
(5)また、ステップ804の検索で、計算機の使用状況702の欄に「停止」となっている計算機がなかった場合、すなわち、全ての計算機701の欄の使用状況702の欄が「停止」でなかった場合(起動の場合)、割り当てることができる計算機がないので、利用要件一覧表120の状況309の欄に「不可」と書き込み、該当ユーザ端末に割り当て不可のメッセージを送付して、ここでの処理を終了する(ステップ830、831)。
(6)ステップ805の処理の後、管理サーバ110は、計算機の使用状況702の欄が「停止」となっている計算機の仕様を計算機管理表122のCPU数502の欄、メモリ容量503の欄から取得し、利用要件一覧表のCPU数305及びメモリ容量306の要件を満たしている計算機があるか否かを判定すると共に、要件を満たしている計算機が複数あった場合、その1つを選択する(ステップ806)。
(7)ステップ806の判定で、計算機の使用状況702の欄が「停止」となっている計算機があり、その仕様が要件を満たしていた計算機が1つ選択されていた場合、計画表121の計算機402の欄にその計算機名を追加してHDD112に格納する(ステップ807)。
(8)ステップ806の判定で、計算機の使用状況702の欄が「停止」となっている計算機で、その仕様が要件を満たしている計算機がなかった場合、割り当てることができる計算機がないので、利用要件一覧表120の状況309の欄に「不可」と書き込み、該当ユーザ端末に割り当て不可のメッセージを送付して、ここでの処理を終了する(ステップ830、831)。
(9)ステップ807の処理の後、管理サーバ110は、HDD112から磁気記憶装置LU管理表123を取得して、それをメインメモリ111に格納し、利用要件一覧表120の使用業務307の欄と計算機の使用状況702の欄が「停止」となっている計算機の計算機状況表125の記憶媒体704、705、706の各欄とが一致しているか否かを判定する(ステップ808、809)。
(10)ステップ809の判定で、使用業務が一致していた場合、計画表121の起動ディスク403の欄に記憶媒体名を書き込んで、それをHDD112に格納して、ここでの処理を終了する(ステップ810)。
(11)ステップ809の判定で、使用業務が一致していなかった場合、磁気記憶装置LU管理表123から利用要件と一致する業務のLU番号601を取得し、計画表121の起動ディスク403の欄に磁気記憶装置のLU番号601を書き込んで、それをHDD112に格納してここでの処理を終了する(ステップ820、821)。
図9は計算機起動部116での処理動作を説明するフローチャートであり、次に、図9のフローチャートを参照して計算機の起動処理を説明する。
(1)まず、計画表121の計算機402の欄の計算機名をHDD112から読み込むと共に、対応する起動ディスク403の欄にの起動ディスク名をHDD112から読み込む(ステップ901、902)。
(2)次に、起動ディスク403の欄の起動ディスク名が磁気記憶装置のLU番号か否かを判定し、起動ディスク403の欄の起動ディスク名が磁気記憶装置のLU番号であった場合、磁気記憶装置管理プログラム118を起動し、ステップ901の処理で読み込んだ計算機に、ステップ902の処理で読み込んだLU番号を割り当てる(ステップ903、904)。
(3)次に、ステップ901の処理で読み込んだ計算機の電源をONにし、ステップ901の処理で読み込んだ計算機のブートローダーを、ステップ902で読み込んだ磁気記憶装置のLU番号に切り替える(ステップ905、906)。
(4)次に、利用要件一覧表120の状況309の欄に「実行中」と書き込んで、それをHDD112に保存すると共に、計算機監視プログラム119を起動し実行させて、計算機状況表124の使用状況702の欄に「起動」と記載して、それをHDD112に格納して、ここでの処理を終了する(ステップ907、908)。
(5)ステップ903の判定で、起動ディスク403の欄の起動ディスク名が磁気記憶装置のLU番号ではなく記憶媒体名であった場合、ステップ901の処理で読み込んだ計算機の電源をONにし、ステップ901で読み込んだ計算機のブートローダーをステップ902で読み込んだ起動ディスクに切り替える(ステップ910、911)。
(6)その後、利用要件一覧表120の状況309の欄に「実行中」と書き込んで、それをHDD112に保存をすると共に、計算機監視プログラム119をを起動して実行させて、計算機状況表124の使用状況702の欄に「起動」と記載して、それをHDD112に格納して、ここでの処理を終了する(ステップ912、913)。
図10は計算機終了処理部117での処理動作を説明するフローチャートであり、次に、図10に示すフローチャートを参照して、ユーザが計算機の使用が終了した後の処理動作を説明する。
(1)まず、管理サーバ110は、該当するユーザ端末100にサービスが終了した旨を連絡をすると共に、該当する計算機130のサービスを終了する(ステップ1011、1002)。
(2)次に、計画表121の計算機402の欄に対応する起動ディスク403の欄の起動ディスクをメインメモリ111に読み込み、該当する計算機130の起動ディスクが、記憶媒体か否かを判定する(ステップ1003、1004)。
(3)ステップ1004の判定で、該当する計算機130の起動ディスクが記憶媒体であった場合、計算機の使用により起動ディスクの内容が変更されているので、変更された起動ディスクを記憶媒体131a〜131cの1つに格納すると共に、その記憶媒体に格納したと同一の起動ディスクの内容を磁気記憶装置のHDD143a〜143hの該当するLUにコピーする(ステップ1005)。
(4)次に、該当する計算機130の電源をOFFにし、計算機監視プログラム119を起動して実行し、計算機状況表124の使用状況702の欄に「停止」と記載し、それをHDD112に格納すると共に、利用要件一覧表120の状況309の欄に「終了」と書き込んでここでの処理を終了する(ステップ1006〜1008)。
(5)ステップ1004の判定で、該当する計算機130の起動ディスクが記憶媒体でなく、磁気記憶装置であった場合、計算機の使用により起動ディスクの内容が変更されているので、変更された起動ディスクを磁気記憶装置のLUとしてのHDD143a〜403hの該当する1つに格納すると共に、同一の起動ディスクの内容を該当する計算機130の記憶媒体131a〜131cの1つにコピーする(ステップ1010)。
(6)次に、該当する計算機130の電源をOFFにし、計算機監視プログラム119を起動して実行し、計算機状況表124の使用状況702の欄に「停止」と記載し、それをHDD112に格納すると共に、利用要件一覧表120の状況309の欄に「終了」と書き込んでここでの処理を終了する(ステップ1011〜1013)。
前述したような終了処理を行うことにより、1度使用した計算機には、使用した起動ディスクが自計算機の記憶媒体に格納されることになるので、次回の計算機の起動を、より迅速に行うことができる。また、計算機の立ち挙げに自計算機の記憶媒体に格納された起動ディスクを使用した場合、この起動ディスクを磁気ディスク装置のLUに格納して管理することが可能となる。
前述した本発明の実施形態での各処理は、プログラムにより構成し、本発明が備えるCPUに実行させることができ、また、それらのプログラムは、FD、CDROM、DVD等の記録媒体に格納して提供することができ、また、ネットワークを介してディジタル情報により提供することができる。
前述した本発明の実施形態によれば、起動ディスクが頻繁に変更となるシステム環境において、計算機が所持する複数の記憶媒体に起動ディスクが保存されている場合に、記憶媒体に保存されている起動ディスクから計算機を起動し、SAN環境上の磁気記憶装置に保存されている起動ディスクを使用することなく計算機を起動することができ、これにより、磁気記憶装置の競合が発生しているSAN環境上の磁気記憶装置の起動ディスクから計算機を起動するより速く計算機を起動することができる。
また、前述した本発明の実施形態によれば、計算機が所持する複数の記憶媒体に起動ディスクが保存されている場合に、記憶媒体に保存されている起動ディスクから計算機を起動することにより、他の計算機が磁気記憶装置の起動ディスクを使用して起動する場合、磁気記憶装置への接続集中を緩和することができる。
本発明は、データセンタ等のSAN環境で構築された複数の計算機の起動を高速に実施するために利用することができる。
本発明の一実施形態による計算機システムの構成を示すブロック図である。 利用要件の内容の一例を示す図である。 利用要件一覧表の内容の一例を示す図である。 計画表の内容の一例を示す図である。 計算機管理表の内容の一例を示す図である。 磁気記憶装置LU管理表の内容の一例を示す図である。 計算機利用状況表の内容の一例を示す図である。 計算機と起動ディスク選定部とでの処理動作を説明するフローチャートである。 計算機起動部での処理動作を説明するフローチャートである。 計算機終了処理部での処理動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
100a〜100d ユーザ端末
110 管理サーバ
111 メインメモリ
112 HDD
113、114、132〜134、142 NIC
115 計算機と起動ディスク選定部
116 計算機起動部
117 計算機終了処理部
120 利用要件一覧表
121 計画表
122 計算機管理表
123 磁気ディスク装置LU管理表
124 計算機状況表
130a〜130c 計算機
131a〜131c 記憶媒体
140 磁気記憶装置
143a〜143h LUとしてのHDD
150 サービスネットワーク
151 管理ネットワーク
152 ストレージエリアネットワーク

Claims (6)

  1. 複数の計算機と、管理サーバと、計算機の起動ディスクを格納する磁気記憶装置とを備えて構成される計算機システムの前記複数の計算機のそれぞれを起動する計算機の起動方法において、
    前記磁気記憶装置は、複数の業務システム毎の前記起動ディスクを保持しており、
    前記複数の計算機のそれぞれは、複数の内蔵記憶媒体を備え、該内蔵記憶媒体には、前回起動した業務システムの起動ディスクを保存しており、
    前記管理サーバは、ユーザが使用するユーザ端末からの利用要件を取り纏めて優先順位を付け、使用する計算機の選択、計算機の起動ディスクの選択を行うと共に、選択された計算機の起動、停止を管理し、前記選択された計算機の起動に際して、前記内蔵記憶媒体内の起動ディスクを用いて計算機を起動するか、前記磁気記憶装置内の起動ディスクを用いて計算機を起動するかを選択することを特徴とする計算機の起動方法。
  2. 前記計算機の起動に際しての起動ディスクの選択は、前記選択された計算機の内蔵記憶媒体に、行おうとする業務に対応する起動ディスクが存在する場合に、計算機の内蔵記憶媒体内の起動ディスクを選択するように行われることを特徴とする請求項1記載の計算機の起動方法。
  3. 前記計算機の起動時に使用した業務システムの起動ディスクが磁気記憶装置に格納されたものであった場合、計算機の使用の終了時、使用した起動ディスクを計算機の内蔵記憶媒体に保存し、前記計算機の起動時に使用した業務システムの起動ディスクが内蔵記憶媒体に格納されたものであった場合、計算機の使用の終了時、使用した起動ディスクを磁気記憶装置に保存することを特徴とする請求項1記載の計算機の起動方法。
  4. 複数の計算機と、管理サーバと、計算機の起動ディスクを格納する磁気記憶装置とを備えて構成される計算機システムにおいて、
    前記磁気記憶装置は、複数の業務システム毎の前記起動ディスクを保持しており、
    前記複数の計算機のそれぞれは、複数の内蔵記憶媒体を備え、該内蔵記憶媒体には、前回起動した業務システムの起動ディスクを保存しており、
    前記管理サーバは、ユーザが使用するユーザ端末からの利用要件を取り纏めて優先順位を付け、使用する計算機の選択、計算機の起動ディスクの選択を行う手段と、選択された計算機の起動、停止を管理する手段と、前記選択された計算機の起動に際して、前記内蔵記憶媒体内の起動ディスクを用いて計算機を起動するか、前記磁気記憶装置内の起動ディスクを用いて計算機を起動するかを選択する手段とを有することを特徴とする計算機システム。
  5. 前記計算機の起動に際して起動ディスク選択する手段は、前記選択された計算機の内蔵記憶媒体に、行おうとする業務に対応する起動ディスクが存在する場合に、計算機の内蔵記憶媒体内の起動ディスクを選択するように行われることを特徴とする請求項4記載の計算機システム。
  6. 前記計算機の起動、停止を管理する手段は、前記計算機の起動時に使用した業務システムの起動ディスクが磁気記憶装置に格納されたものであった場合、計算機の使用の終了時、使用した起動ディスクを計算機の内蔵記憶媒体に保存し、前記計算機の起動時に使用した業務システムの起動ディスクが内蔵記憶媒体に格納されたものであった場合、計算機の使用の終了時、使用した起動ディスクを磁気記憶装置に保存することを特徴とする請求項4記載の計算機システム。
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