JP4997059B2 - 薄型表示装置用構造部材 - Google Patents

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Description

本発明は、薄型表示装置の荷重を支持する構造部材に関する。
液晶テレビなどの薄型テレビは、テレビ台や壁などに設置する際に液晶モジュール(液晶パネル、制御基板)の荷重を支えるためのフレーム(構造部材)を備えている。この種のフレームは、テレビの外周に配置される外周梁部を備え、さらに強度を補うために上下方向に延びる梁部を備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、上下方向に延びる複数の梁を、間隔を開けて配置したものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−352332号公報(段落0009、図6) 特開2004−109392号公報(段落0021、図2)
しかしながら、薄型テレビのフレームの構造は、四角い枠、あるいは縦梁のみからなる構造であるため、図14(a)に示すように、輸送時、移動時、画面の向きの変更時などに水平方向(矢印参照)の荷重が加えられると、例えば、図14(b)に示すような変形パターン、いわゆる面内変形が生じるという問題がある。
また、テレビの薄型化に伴い、ブラウン管テレビに採用されていたような取っ手が無くなり、テレビの端部を手で直接に持つ機会が増えており、またテレビの大型化に伴い、寸法と重量の増大によってテレビの端部に負荷される荷重が増している。それに伴い面内変形を抑制するための必要性がより一層高まっている。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、フレームの面内変形を防止することができる薄型表示装置用構造部材を提供することを目的とする。
本発明は、薄型表示装置の荷重を支持する薄型表示装置用構造部材であって、前記薄型表示装置の外周に沿って設けられる矩形状の外周梁部と、前記外周梁部の各対角線上に設けられて前記外周梁部と接続される斜め梁部と、を有するフレームからなり、前記外周梁部および前記斜め梁部は中空部を有し、かつ、前記外周梁部の中空部と前記斜め梁部の中空部とが互いに連通し、前記斜め梁部の下面には、前記斜め梁部の中空部と連通する第1開口部が形成され、かつ、前記外周梁部の上部に位置して水平方向に延びる上フレームの上面には、前記外周梁部の中空部と連通する第2開口部が形成されていることを特徴とする。
なお、第1開口部は、後記する実施形態での開口部12a2,12a3,12b2,12b3に対応する。また、第2開口部は、後記する実施形態での長穴11a1に対応する。
本発明によれば、フレームの面内変形を防止することができる薄型表示装置用構造部材を提供できる。
(第1実施形態)
図1は第1実施形態の薄型表示装置用構造部材を備えた薄型テレビを背面側から見たときの分解斜視図、図2は第1実施形態の薄型表示装置用構造部材における制御基板からの排熱の流れを示す模式図、図3は直下型方式の液晶表示装置を示す分解斜視図、図4は図2のA−A線に相当する位置で図1を切断したときの断面図、図5は図2のB−B線に相当する位置で図1を切断したときの断面図である。なお、図2は、主にフレームを強調した図面であり、背面側から見た状態を図示している。
なお、第1実施形態(第2実施形態も同様)では、薄型表示装置として液晶方式のものを例に挙げて説明するが、これに限定されるものではなく、プラズマ方式や有機EL(エレクトロルミネッセンス)方式など他の方式の薄型表示装置に適用することもできる。なお、以下の実施形態では、液晶テレビ1A(液晶表示装置20A)の背面に向かって、手前側を「背面」、奥側を「前面」、上側を「上」、下側を「下」、右側を「右」、左側を「左」と定義する。
図1に示すように、第1実施形態の薄型表示装置用構造部材を備えた液晶テレビ1Aは、フレーム10A、液晶表示装置20A、化粧版51,52、スタンド部40(図2参照)などで構成されている。
前記フレーム(薄型表示装置用構造部材)10Aは、液晶表示装置20Aの荷重を支持する構造部材であり、外周梁部(枠フレーム部)11と斜め梁部(斜めフレーム部)12とで構成されている。
前記外周梁部11は、鉄やアルミなどの金属で液晶表示装置20Aの背面外周に沿って矩形状に形成されている。なお、本実施形態における矩形状とは、例えば、横方向:縦方向=16:9に形成された横長の長方形状である。また、外周梁部11の断面は、中空部(中空構造)S1〜S4(図4および図5参照)を有する四角柱状に形成されている。なお、外周梁部11は、中空構造を有する四角柱状に限定されるものではなく、例えば、凹面が液晶表示装置20A側(表示画面側)に向けて形成された凹形状であってもよく、あるいは断面がL字型(背面と上面のみ)に形成されていてもよい。
また、外周梁部11の上部に位置して水平方向に延びる上フレーム11aの上面には、長手方向(左右方向)に沿って、内部の中空部S1(図4参照)と連通する複数の長穴11a1が並んで形成されている。また、外周梁部11の左右に位置して上下方向に延びる縦フレーム11b,11cの左右外側面には、長手方向(上下方向)に沿って内部の中空部S2,S3(図5参照)と連通する複数の長穴11b1,11c1が並んで形成されている。なお、長穴11a1は5個に限定されるものではなく、また、長穴11b1,11c1は3個に限定されるものではなく、それぞれ適宜変更できる。
前記斜め梁部12は、外周梁部11の対角線状に延びて形成され、内部に中空部S5,S6(図4参照)を有して断面四角柱状に形成された斜めフレーム12a,12bにより構成されている。斜めフレーム12aは、外周梁部11の左上角部と右下角部とがねじ5a,5bを介して接続されている。また、斜めフレーム12bは、外周梁部11の右上角部と左下角部とがねじ6a,6bを介して接続されている。
なお、フレーム10Aの左上角部において、斜めフレーム12aの中空部S5(図4参照)と上フレーム11aの中空部S1(図4参照)および縦フレーム11bの中空部S2(図5参照)とが互いに連通するように形成されている。また、フレーム10Aの右下角部において、斜めフレーム12aの中空部S5と縦フレーム11cの中空部S3と下フレーム11dの中空部S4(図4参照)とが互いに連通するように形成されている。また、フレーム10Aの右上角部において、斜めフレーム12bの中空部S6(図4参照)と上フレーム11aの中空部S1および縦フレーム11cの中空部S3とが互いに連通するように形成されている。また、フレーム10Aの左下角部において、斜めフレーム12bの中空部S6(図4参照)と縦フレーム11bの中空部S2および下フレーム11dの中空部S4(図4参照)とが互いに連通するように形成されている。つまり、斜め梁部12の中空部S5,S6と、外周梁部11の長穴11a1と、が連通するように構成されている。
また、本実施形態では、例えば、斜めフレーム12aと斜めフレーム12bとが重なる中央部分は、互いに一体に接合され、中空部S5と中空部S6とが連通するように構成されている(図5参照)。ただし、このような構成に限定されるものではなく、中央部分を挟んで上下が連通可能な構造であれば、斜めフレーム12aの中空部S5と斜めフレーム12bの中空部S6とが別個に形成された空間であってもよい。また、外周梁部11と斜め梁部12とを締結する際のねじの本数や、締結方法については、本実施形態に限定されるものではない。
図1および図2に示すように、フレーム10Aは、上下方向の中央部分よりも上側に位置する斜めフレーム12aの下面12a1(図2参照)に、内部の中空部S5と連通する開口部12a2が形成されている。この開口部12a2は、複数個形成され、長手方向に沿って並んで配置されている。また、上下方向の中央部分よりも下側に位置する斜めフレーム12aの下面12a1(図2参照)にも同様にして、内部の中空部S5と連通する開口部12a3が形成されている。
また、フレーム10Aは、上下方向の中央部分よりも上側に位置する斜めフレーム12bの下面12b1(図2参照)に、内部の中空部S6と連通する開口部12b2が形成されている。この開口部12b2は、複数個形成され、長手方向に沿って並んで配置されている。また、上下方向の中央部分よりも下側に位置する斜めフレーム12bの下面12b1にも同様にして、内部の中空部S6と連通する開口部12b3が形成されている。
図3に示すように、前記液晶表示装置20Aは、液晶パネル21、光学シート22、拡散板23、光源ユニット24、前フレーム25、中間フレーム26、背面フレーム27などで構成されている。
前記液晶パネル21は、2枚のガラス基板間に液晶を挟持した構成を有し、液晶を構成する液晶分子の配向状態が制御(ON/OFF)されることにより後記する拡散板23から出射した光の透過/遮断を制御する光シャッタとしての機能を有する。
前記光学シート22は、液晶パネル21の背面側に配置され、拡散板23から出射した光の更なる面内均一化、又は、前面側方向の輝度を向上させる指向性付与機能を有する。この光学シート22は、例えば3層構造であり、前面側の光学シートは、光の特定の振動面を有する光を反射し、他を透過させる反射偏向板であり、中間の光学シートは、前面側方向の輝度を向上させるプリズムシートであり、背面の光学シートは、光の更なる面内均一化を図る拡散シートである。
前記拡散板23は、光学シート22の背面側に配置され、後記する蛍光管24aの光を拡散しながら透過する機能を有する。
前記光源ユニット24は、拡散板23の背面側に配置され、蛍光管24a、電極ホルダ24b、上サイドモールド24c、下サイドモールド24d、反射シート24e、管ホルダ24fなどで構成されている。
前記蛍光管24aは,複数本のEEFL(External Electrode Fluorescent Lamp)などで構成され、図3および図4に示すように、拡散板23の背面側に、上下方向に間隔を置いて互いに平行に配置されている。なお、蛍光管24aは、EEFLに限定されず、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)やHCFL(Hot Cathode Fluorescent Lamp)など、他の蛍光管であってもよい。また、図3および図4には6本の蛍光管24aが図示されているが、この数は限定されるものではない。例えば32型の液晶テレビにおいては、EEFLやCCFLで16〜20本の蛍光管が必要になり、HCFLで3〜10本の蛍光管が必要になる。
前記電極ホルダ24bは、図3および図5に示すように、蛍光管24aの両端に形成された電極部24a1を保持する機能を有する。
前記上サイドモールド24cは、蛍光管24aの両端にそれぞれ配置され、前面側に平面部24c1が形成され、平面部24c1から背面側に傾斜する傾斜面24c2が平面部24c1と連続して形成されている。傾斜面24c2には、それぞれの蛍光管24aに対応する位置に細長形状の切欠部24c3(図3参照)が形成され、この切欠部24c3に蛍光管24aが挿通されるように上サイドモールド24cが配置される(図4および図5参照)。この上サイドモールド24cにより、電極ホルダ24bと蛍光管24aの電極部24a1とが覆われるようになっている(図5参照)。また、上サイドモールド24cの平面部24c1は、前記拡散板23の下面に固定されるようになっている(図5参照)。
前記下サイドモールド24dは、断面L字型に形成され、電極ホルダ24bが固定される。この下サイドモールド24dは、合成樹脂などの絶縁性の高い素材で形成され、電極部24a1と背面フレーム27との間を電気的に絶縁する機能を有する。
前記反射シート24eは、蛍光管24aの背面に設けられ、蛍光管24aが発する光を効率良く前面に拡散反射する機能を有する。
前記管ホルダ24fは、後記する背面フレーム27の内側に固定され、管ホルダ24fと背面フレーム27とで反射シート24eの一部を挟み込むことで、反射シート24eを背面フレーム27に固定する。また、管ホルダ24fは、蛍光管24aを保持することにより、蛍光管24aが反射シート24eから所定の高さの位置に保持されるようになっている。
前記前フレーム25は、鉄やアルミなどの金属で形成され、液晶パネル21の前面に配置され、液晶表示装置20Aの前面カバーとしての機能を有する。また、前フレーム25は、液晶表示装置20Aの表示エリア部が開口された形状となっている。
前記中間フレーム26は、合成樹脂などで形成され、液晶パネル21の背面に配置され、液晶パネル21を固定する機能を有する。また、中間フレーム26は、背面に備わる光源ユニット24からの光が、液晶パネル21を照明可能なように中央部分が開口し、開口の周囲に溝26aが形成されている。この溝26aに液晶パネル21が嵌め込まれた後、中間フレーム26に接着剤等により固定される。そして、液晶パネル21が固定された中間フレーム26に、前フレーム25が接着剤等により固定される。
前記背面フレーム27は、鉄やアルミなどの金属で形成され、光源ユニット24の筐体として機能する部材であり、光源ユニット24を収容する凹部を有している。すなわち、凹部の底面には反射シート24eが積層され、その上面(前面)に電極ホルダ24bが固定された下サイドモールド24dが載置されている。
このように構成された液晶表示装置20Aには、背面にフレーム10Aが位置決めされた後に、ねじなど(図示せず)を用いてフレーム10Aが液晶表示装置20Aに締結される。
また、第1実施形態では、図1および図2に示すように、タイミングコントロール(T−CON)基板(制御基板)31は、外周梁部11の上フレーム11aと斜め梁部12(斜めフレーム12a、12b)とで囲まれる領域Q1に配置されるように液晶表示装置20Aの背面に取り付けられる。また、インバータ基板(制御基板)32,33は、外周梁部11の縦フレーム11b,11cと斜め梁部12とで囲まれる領域Q2,Q3に位置するように液晶表示装置20Aの背面に取り付けられる。また、電源基板(制御基板)34は、外周梁部11の下フレーム11dと斜め梁部12とで囲まれる領域Q4に位置するように液晶表示装置20Aの背面に取り付けられる。
なお、タイミングコントロール基板31は、画像信号に基づいて液晶パネル21の液晶素子を制御する機能を有する。インバータ基板32,33は、蛍光管24aに供給する電力を制御する機能を有する。電源基板34は、例えば、家庭用などの商用交流電圧(100Vなど)を、所定の直流電圧(例えば、24V)に変換する機能を有する。
図1に示すように、前記フレーム10Aと液晶表示装置20Aとが組み付けられた状態において、その背面側から化粧板51、前面側から化粧板52が取り付けられる。これにより、フレーム10Aおよび液晶表示装置20Aの液晶パネル21の画面表示領域を除く全体が化粧板51,52によって覆われる。化粧板51の上面には、長手方向(左右方向)に沿って、複数の穴からなる排気口51aが形成されている。また、化粧板51の左右側面には、複数の穴からなる給排気口51b,51cが形成されている。また、フレーム10Aの下フレーム11dには、図2に示すように、液晶テレビ1Aを据え置き用として使用するためのスタンド部40がねじなどを介して締結されている。
次に、第1実施形態の薄型表示装置用構造部材の作用効果について説明する。
第1実施形態によれば、液晶表示装置20Aの荷重を支持する構造部材として、外周梁部11に加えて斜め梁部12を備えたフレーム10Aにより構成しているので、水平方向の荷重付加(図14参照)に対する剛性を向上させて、面内変形の防止を図ることが可能になる。
また、第1実施形態によれば、斜め梁部12が中空部S5,S6を有しているので、軽量化することが可能になる。
ところで、制御基板(タイミングコントロール基板31、インバータ基板32,33、電源基板34)は発熱部品を備えているため、排熱が生じることになる。このため、斜め梁を採用すると、この斜め梁によって温風(排熱)の流れが阻害されるので、斜め梁を採用することは行なわれてこなかった。しかし、第1実施形態では、斜め梁部12を中空構造(中空部S5,S6を有する構造)にするとともに、斜め梁部12に中空部S5,S6に連通する開口部12a2,12a3,12b2,12b3を設けたので、制御基板(インバータ基板32,33、電源基板34)からの排熱が、開口部12a2,12a3,12b2,12b3から中空部S5,S6内に流れ込み、さらに中空部S5,S6内を上昇し、外周梁部11に形成された長穴11a1および排気口51aから液晶テレビ1Aの外部に排出される。
ちなみに、このとき排熱が上部に流れることにより、外周梁部11の長穴11b1,11c1(給排気口51b,51c)から低温の流体(空気)が吸い込まれるので、開口部12a2,12a3,12b2,12b3から導入された排熱(温風)は中空部S5,S6内を上方に効率的に移動する。このように第1実施形態によれば、斜め梁部12の内部が対流発生時の流路として形成されているので、除熱を阻害することがない。なお、タイミングコントロール基板31からの排熱も、外周梁部11の上フレーム11aの下面に形成された貫通孔(不図示)および上面の長穴11a1(および排気口51a)を介して外部に排出される。また、液晶表示装置20Aの光源ユニット24(蛍光管24a)から背面フレーム27を介して伝わる熱も、前記のようにして外部へ効率的に外部に排出される。
(第2実施形態)
図6は第2実施形態のフレームを備えた薄型テレビを示す分解斜視図、図7は第2実施形態のフレームにおける熱の流れを示す模式図、図8は図7のC−C線に相当する位置で図6を切断したときの断面図、図9は図7のD−D線に相当する位置で図6を切断したときの断面図である。なお、図7は、主にフレームを強調した図面であり、前面側(画面側)から見た状態を図示し、ドットで示す領域が凹部を意味している。
図6に示すように、第2実施形態における液晶テレビ1Bは、フレーム(薄型表示装置用構造部材)10B、液晶表示装置20A、化粧板51,52、スタンド部40(図7参照)などで構成されている。
前記フレーム10Bは、液晶表示装置20Aの荷重を支持する構造部材であり、鉄やアルミなどからなる一枚の薄鋼板をプレス成型し、さらに折り曲げや穴開けなどによる加工を行なって、外周梁部13と斜め梁部14とを備えるように構成されたものである。
前記外周梁部13は、液晶表示装置20Aの外周に沿って横長状に形成され、上フレーム13a、縦フレーム13b,13c、下フレーム13d、延長部13eを有している。
また、外周梁部13の上側に位置して水平方向に延びる上フレーム13aは、凹面が液晶表示装置20A側に向けて形成された凹部S11を有している(図8参照)。また、外周梁部13の下側に位置して水平方向に延びる下フレーム13dは、凹面が液晶表示装置20Aに向けて形成された凹部S14を有している(図8参照)。
また、外周梁部13の左右に位置して上下方向に延びる縦フレーム13b,13cは、凹面が液晶表示装置20A側に向いて形成された凹部S12,S13を有している(図9参照)。
なお、外周梁部13の下フレーム13dのさらに下側に位置する延長部13eについても、プレス成型時に同じ薄鋼板により形成され、凹面が液晶表示装置20A側に向いて形成された凹部を有している。
また、外周梁部13は、上フレーム13aの上面に、内部の凹部S11と連通する複数の長穴13a1が長手方向(左右方向)に沿って並んで形成されている。また、外周梁部13は、縦フレーム13b,13cの左右の外側面に、凹部S12,S13(図9参照)と連通する複数の連通穴13b1,13c1が長手方向(上下方向)に沿って並んで形成されている。
外周梁部13を構成する上フレーム13a、縦フレーム13b,13cおよび下フレーム13dは、図8および図9に示すように、最も外側の面を構成する部分が液晶表示装置20A側に向けて延びて形成され、液晶表示装置20Aの背面側の一部がフレーム10B内に収容されるようになっている。つまり、フレーム10B(外周梁部13)の一部が、液晶表示装置20Aのフレームの一部として機能している。
図6に示すように、前記斜め梁部14は、外周梁部11の対角線状に延びて形成されるとともに、凹面が液晶表示装置20A側に向けて形成された凹部S15,S16(図8参照)を有している。斜め梁部14の斜めフレーム14aは、外周梁部13の左上角部と右下角部とにおいて外周梁部13と一体に形成されている。また、もう一方の斜めフレーム14bは、外周梁部13の右上角部と左下角部とにおいて外周梁部13と一体に形成されている。
なお、図7に示すように、フレーム10Bの左上角部(図6参照)において、上フレーム13aの凹部S11と、縦フレーム13bの凹部S12と、斜めフレーム14aの凹部S15とが互いに連通している。また同様に、フレーム10Bの右下角部(図6参照)において、下フレーム13dの凹部S14と、縦フレーム13cの凹部S13と、斜めフレーム14aの凹部S15とが互いに連通している。また、フレーム10Bの右上角部(図6参照)において、上フレーム13aの凹部S11と、縦フレーム13cの凹部S13と、斜めフレーム14bの凹部S16とが互いに連通している。また同様に、フレーム10Bの左下角部(図6参照)において、下フレーム13dの凹部S14と、縦フレーム13bの凹部S12と、斜めフレーム14bの凹部S16とが互いに連通している。すなわち、斜め梁部14の凹部S15,S16は、外周梁部13の長穴13a1と連通している。また、縦フレーム13b,13cの凹部S12,S13は、連通穴13b1,13c1と連通している。
また、斜めフレーム14aと斜めフレーム14bとが重なる中央部分は、凹部S15と凹部S16とが連通するように構成されている。
図6および図7に示すように、斜めフレーム14aと斜めフレーム14bとが重なる中央部分よりも上側において、斜めフレーム14aは、その下面14a1に凹部S15とその外部(背面側)とを連通させる複数の開口部14a2が長手方向に並んで形成されている。また、前記中央部分よりも下側において、斜めフレーム14aは、その下面14a1に凹部S15と外部(背面側)とを連通させる複数の開口部14a3が長手方向に沿って並んで形成されている。
また、前記中央部分よりも上側において、斜めフレーム14bは、その下面14b1に凹部S16と外部(背面側)とを連通させる複数の開口部14b2が長手方向に並んで形成されている。また、前記中央部分よりも下側において、斜めフレーム14bは、その下面14b1に凹部S16と外部(背面側)とを連通させる複数の開口部14b3が長手方向に沿って並んで形成されている。
また、上フレーム13aと斜めフレーム14a,14bの上半分とで囲まれる略三角形状の領域Q11(図7参照)に、背面側に突出する凸部15aが形成されている(図6参照)。また、縦フレーム13b,13cと斜めフレーム14a,14bの左右半分とで囲まれる略三角形状の領域Q12,Q13(図7参照)に背面側に突出する凸部15b,15cが形成され、下フレーム13dと斜めフレーム14a,14bの下半分とで囲まれる略三角形状の領域Q14(図7参照)に背面側に突出する凸部15dが形成されている。なお、凸部15a〜15dは、いずれも平面視したときの形状が四角形状で(図7参照)、かつ、凹面が液晶表示装置20A側に向けて形成された凹部S17〜S20(図7参照)を有している。また、凸部15a〜15dはいずれも、外周梁部13および斜め梁部14のプレス成型と同時に同じ一枚の薄鋼板により形成される。
また、凹部S17は、その内部にタイミングコントロール基板31が収容可能な大きさを呈し、凹部S18,S19は、その内部にインバータ基板32,33が収容可能な大きさを呈し、凹部S20は、その内部に電源基板34が収容可能な大きさを呈するように構成されている(図7参照)。
また、背面側に突出する凸部15a,15b,15c,15dの上面15a1,15b1,15c1,15d1には、複数の開口部15a2,15b2,15c2,15d2が並んで形成されている(図6参照)。
また、下フレーム13dと延長部13eとで囲まれる横細長形状の領域の左右両端には、平面視したときの形状が矩形状で、かつ、凹面が液晶表示装置20A側に向けて形成された凸部16,17が形成されている。この凸部16,17は、凹部S21,S22を有し、この凹部S21,S22に、スピーカ38,39などが収容されるようになっている。
なお、図示していないが、例えば、外周梁部13、斜め梁部14、凸部15a〜15dを除く部分のフレーム10Bに穴開け加工を施して、フレーム10Bの軽量化を図るようにしてもよい。
なお、図示省略するが、第2実施形態における液晶表示装置20Aは、前フレーム25と背面フレーム27の形状が異なる点を除いて第1実施形態における液晶表示装置20Aと同様である。すなわち、前フレーム25については、前記したように、フレーム10Bの外周梁部13が上下左右方向の側面が前面側に延長して形成されているので、液晶表示装置20Aの前フレーム25が、第1実施形態よりも前面−背面方向に対して短く形成されている。また、背面フレーム27については、図9に示すように、凹部S12,S13に光源ユニット24の電極ホルダ24bが固定された下サイドモールド24dが収容されるようにして構成されている。このため、反射シート24eおよび背面フレーム27は、電極ホルダ24b,24bの間隔よりも左右方向に短く形成されている。
第2実施形態におけるフレーム10Bは、液晶表示装置20Aの背面にねじなどを介して締結されるようになっている。さらに詳述すると、フレーム10Bの凹部S12〜S20が形成されていない面、つまり液晶表示装置20A側に突出している面が液晶表示装置20Aの背面フレーム27と面接触した状態で締結されるようになっている。
また、第2実施形態では、図7に示すように、タイミングコントロール(T−CON)基板(制御基板)31は、フレーム10Bの凹部S17内に収容され、フレーム10Bにねじなどを用いて固定される。同様にして、インバータ基板(制御基板)32,33は、フレーム10Bの凹部S18,S19内(図9参照)に収容され、フレーム10Bにねじなどを用いて固定される。また、電源基板(制御基板)34は、フレーム10Bの凹部S20内に収容され、フレーム10Bにねじなどを用いて固定される。
なお、図8および図9に示すように、凹部S18,S19内にインバータ基板32,33を取り付ける際に、配線基板32a,33aに実装された発熱部品32b,33b(例えば、半導体素子)がフレーム10B(凹部S18,S19の底面)に直接に面接触するようにして固定される。このように、発熱部品32b,33bがフレーム10Bに接触するようにしてインバータ基板32,33が取り付けられることにより、フレーム10B自体が放熱部材(放熱フィン)としての役割を果たすことが可能になる。なお、本実施形態では、インバータ基板32,33のみを図示しているが、タイミングコントロール基板31や電源基板34についても、発熱部品をフレーム10Bと直接に面接触させた状態で取り付けることにより、フレーム10Bを放熱部材(放熱フィン)として機能させることができる。なお、タイミングコントロール基板31に搭載される発熱部品としては、例えば半導体素子であり、電源基板34に搭載される発熱部品としては、例えばチョークコイル、パワーMOSFET、整流ダイオードなどである。
また、図6に示すように、液晶表示装置20Aにフレーム10Bが締結された状態において、その背面側から化粧板51、前面側から化粧板52が取り付けられる。化粧板51の上面には、長手方向(左右方向)に沿って複数の排気口51aが並んで形成されている。また、化粧板51の両側面には、上下方向に沿って複数の給排気口51b,51cが形成されている。また、フレーム10Bの下部中央部には、図7に示すように、液晶テレビ1Bを据え置き用として使用するためのスタンド部40がねじなどを介して締結されている。
次に、第2実施形態の薄型表示装置用構造部材の作用効果について説明する。
第2実施形態では、液晶表示装置20Aの荷重を支持する構造部材として、一枚の薄鋼板の成型により構成しているので、水平方向の荷重付加に対する剛性を向上させて、面内変形の防止を図ることが可能になる。
また、第2実施形態によれば、薄鋼板に凹部S11〜S20が形成されているので、凹部が形成されていない単なる薄鋼板に比べて面外変形に対する剛性を向上させることができる。なお、面外変形とは、面内変形を除く変形を意味する。
また、第2実施形態によれば、斜め梁部14が凹部S15,S16によって断面凹状に形成されるとともに下面14a1,14b1に開口部14a2,14a3,14b2,14b3が形成され、さらに凸部15a〜15dの上面15a1〜15d1には開口部15a2〜15d2が形成されているので、インバータ基板32,33、電源基板34からの排熱を外部に排出することができる。
すなわち、第2実施形態では、図7に示すように、インバータ基板32,33からの排熱は、凸部15b,15cの開口部15b2,15c2を通ってフレーム10Bの背面側に抜け、そして斜め梁部14の開口部14a2,14b2を通って液晶表示装置20A側の凹部S15,S16内に流れる。そして、凹部S15,S16内の排熱は凹部S15,S16内を上昇して、長穴13a1から化粧版51の排気口51a(図6参照)を介して液晶テレビ1Bの外部に排出される。また、電源基板34からの排熱は、凸部15dの開口部15d2、斜めフレーム14a,14bの開口部14a3,14b3から凹部S15,S16内を上方に流れ、長穴13a1および排気口51aを介して外部に排出される。また、タイミングコントロール基板31からの排熱も、凸部15aの開口部15a2、上フレーム13aの下面に形成された貫通孔(不図示)、上フレーム13aの上面に形成された長穴13a1および排気口51aを介して外部に排出される。
また、外周梁部13の縦フレーム13b,13cは、凹部S12,S13により断面凹状に形成され、その凹部S12,S13内に、蛍光管24aの電極ホルダ24bが固定された下サイドモールド24dが設置されているので、薄鋼板(フレーム10B)が放熱部材(放熱フィン)の役割を果たし、除熱効率を向上させることが可能になる。すなわち、蛍光管24aなどからの排熱は、縦フレーム13b,13cの凹部S12,S13内を上昇するとともに、縦フレーム13b,13cの連通穴13b1,13c1および給排気口51b,51c、また上フレーム13aの長穴13a1および排気口51aから外部に排出される。
また、第2実施形態によれば、タイミングコントロール基板31、インバータ基板32,33、電源基板34、光源ユニット24の各発熱部が、薄鋼板からなるフレーム10Bに直接に接触するように構成されているため、フレーム10Bが放熱部材(放熱フィン)の役割を果たし、除熱効率を向上させることが可能になる。
また、第2実施形態によれば、フレーム10Bが一枚の薄鋼板に形成されているため、液晶表示装置20Aとのねじによる締結数を削減することが可能になる。また、ねじによる締結数などによる組立工数の削減により、製作時間を短縮できる。
また、第2実施形態によれば、プレス成型により製作可能な構造であるため、コストダウンを図ることができる。
また、第2実施形態によれば、液晶表示装置20Aの背面の全体がフレーム10Bで覆われるので、液晶表示装置20Aや制御基板(31〜34)からの熱が化粧板51に直接に当たることがないので、化粧板51が高温になるのを防止できる。それにより、液晶テレビ1Bをより壁に近づけて設置することが可能になる。
なお、第2実施形態は、インバータ基板32の発熱部品をフレーム10Bに直接に取り付ける構成に限定されるものではなく、図10に示すように例えば伝熱シート32cを介して発熱部品とフレーム10Bとを間接的に接触するようにして取り付けてもよい。
また、図11および図12に示すように、直下型方式の液晶表示装置20Aに替えてサイドライト方式の液晶表示装置20Bとしてもよい。図11は、サイドライト方式の液晶表示装置を示す分解斜視図、図12はサイドライト方式の薄型表示装置の断面図である。
この液晶表示装置20Bは、液晶パネル21、光学シート22、導光板35、光源ユニット36、前フレーム25、中間フレーム26、背面フレーム37などで構成されている。なお、液晶表示装置20Aと同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
前記導光板35はアクリル等の透明な樹脂からなり、後記する光源ユニット36の光源36bから出た光を面光源に変換する機能を有する。また、導光板35の入射面35a(図12参照)に入射した光は、導光板35内を全反射して伝播し、導光板35の背面に設けられた反射ドット(不図示)により散乱され、導光板35の出射面35b(図12参照)から前面側に取り出される。
前記光源ユニット36は、光源搭載基板36a、光源36bおよび反射シート36cにより構成されている。
前記光源搭載基板36aは、例えば、セラミック基板からなり、光源36bを搭載するとともに、光源搭載基板36a上に形成した配線パターンを介して光源に電流/電圧を供給する。また、光源搭載基板36aは光源36bから出射した光を効率よく導光板35に導くための反射板としての機能も有している。また、低熱抵抗のセラミックを用いることにより、光源36bで発生した熱を外部に伝導させやすくすることができる。なお、光源搭載基板36aはセラミックに限定されず、光の反射効率が良く、熱伝導性及び電気絶縁性が高いものであれば良く、樹脂板であってもよい。
前記光源36bは、複数のLED(Light Emitting Diode)が上下方向に1列に配列されて構成されている。また、光源36bは、透明の樹脂により略半円柱状にモールドされ、この成形された略半円柱状の透明樹脂がレンズを構成している。
前記反射シート36cは、導光板35の背面側に配置される。また、反射シート36cは、光源36bから出た光のうち、直接に導光板35の入射面35aに入射しない光を反射して入射面35aに入射させることにより、光利用効率を高める機能とともに、前記反射ドット(不図示)により散乱され全反射条件から外れて導光板35の背面側に出た光を再び導光板35に戻す機能を有する。
前記背面フレーム37は、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム(Al)等の金属板からなり、反射シート24eの背面側に設置される。この背面フレーム37は、反射シート24eを前面側に押圧し、更に、その前面側に配置された導光板35等を前面側に押圧し、導光板35の反り返りを防止する機能を有する。
このように構成された液晶表示装置20Bにフレーム10Bを取り付ける場合には、図12に示すように、光源36bが搭載された光源搭載基板36aが縦フレーム13b,13cの凹部S12,S13に収容されるようにして固定される。この場合、光源搭載基板36aがフレーム10Bと直接に接触するように取り付けられることにより、薄鋼板(フレーム10B)が放熱部材(放熱フィン)の役割を果たし、除熱効率を向上させることが可能になる。
また、図13に示すように、外周梁部13および斜め梁部14を有するフレーム10Bと、据え置き用としてのスタンド部40Aとを一枚の薄鋼板により一体に形成してもよい。図13は、第2実施形態の別の変形例を示す断面図である。なお、図13の断面図は、図7の左右方向の中央部分で縦に切断したときの状態を示す断面図である。
図13では、外周梁部13の下フレーム13dから下方にスタンド部40Aが形成されている。なお、図示していないが、スタンド部40Aには転倒防止用としての錘が取り付けられているものとする。
なお、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、第2実施形態では凹面が液晶表示装置20A側に向く凹部S17〜S20内に制御基板を収容するようにしたが、凹面が背面側に向く凹部に制御基板を収容するようにしてもよい。この場合、凹部の上面に形成する開口部が不要になる。また、第2実施形態において、外周梁部13、斜め梁部14の断面形状を凹状としたが、第1実施形態の斜め梁部12と同様に中空構造としてもよい。また、蛍光管を用いたサイドライド方式の液晶表示装置としてもよい。
第1実施形態のフレームを備えた薄型テレビを示す分解斜視図である。 第1実施形態のフレームにおける熱の流れを示す模式図である。 第1実施形態における直下型方式の薄型表示装置を示す分解斜視図である。 図2のA−A線に相当する位置で図1を切断したときの断面図である。 図2のB−B線に相当する位置で図1を切断したときの断面図である。 第2実施形態のフレームを備えた薄型テレビを示す分解斜視図である。 第2実施形態のフレームにおける熱の流れを示す模式図である。 図7のC−C線に相当する位置で図6を切断したときの断面図である。 図7のD−D線に相当する位置で図6を切断したときの断面図である。 第2実施形態の変形例を示す断面図である。 サイドライト方式の薄型表示装置を示す分解斜視図である。 サイドライト方式の薄型表示装置の断面図である。 第2実施形態の別の変形例を示す断面図である。 従来の薄型表示装置構造部材の問題点を示す概念図を示し、(a)は荷重がかかる方向を示し、(b)は荷重がかかったときの変形パターンである。
符号の説明
1A,1B 液晶テレビ
10A,10B フレーム(薄型表示装置用構造部材)
11,13 外周梁部
11a 上フレーム
11b,11c 縦フレーム
11d 下フレーム
12,14 斜め梁部
12a,12b 斜めフレーム
12a2,12a3,12b2,12b3 開口部
15a〜15d 凸部
15a1〜15d1 開口部
20A,20B 液晶表示装置(薄型表示装置)
S5,S6 中空部(中空構造)
S11〜S16 凹部
S17〜S20 凹部(別の凹部)

Claims (6)

  1. 薄型表示装置の荷重を支持する薄型表示装置用構造部材であって、
    前記薄型表示装置の外周に沿って設けられる矩形状の外周梁部と、
    前記外周梁部の各対角線上に設けられて前記外周梁部と接続される斜め梁部と、を有するフレームからなり、
    前記外周梁部および前記斜め梁部は中空部を有し、かつ、前記外周梁部の中空部と前記斜め梁部の中空部とが互いに連通し、
    前記斜め梁部の下面には、前記斜め梁部の中空部と連通する第1開口部が形成され、かつ、前記外周梁部の上部に位置して水平方向に延びる上フレームの上面には、前記外周梁部の中空部と連通する第2開口部が形成されていることを特徴とする薄型表示装置用構造部材。
  2. 前記外周梁部の左右に位置して上下方向に延びる縦フレームの左右外側面には、前記外周梁部の中空部と連通する長穴が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の薄型表示装置用構造部材。
  3. 前記上フレームの下面には、前記外周梁部の中空部と連通する貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の薄型表示装置用構造部材。
  4. 前記外周梁部と前記斜め梁部とで囲まれる領域には、制御基板が配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の薄型表示装置用構造部材。
  5. 前記フレームは、一枚の薄鋼板をプレス成型して構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の薄型表示装置用構造部材。
  6. 前記フレームは、据え置き用のスタンド部を一体に構成してなることを特徴とする請求項5に記載の薄型表示装置用構造部材。
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