JP4996318B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、監視端末器のスイッチと制御端末器に制御される負荷とをそれぞれのアドレスにより対応付ける制御テーブルを有し監視端末器からの伝送信号を制御テーブルで対応付けた制御端末器に伝送することにより負荷の遠隔制御を可能とする伝送ユニットを備える遠隔監視制御システムに監視端末器として用いられるスイッチ装置に関するものである。
従来から、負荷の遠隔監視制御を行うために信号線を通してスイッチのオンオフ情報を含む伝送信号を伝送し、負荷の電源を入切するリレーを伝送信号によって開閉させる技術が知られている。
この種の遠隔監視制御システムとしては、スイッチを有する監視端末器と、負荷への電源を入切するリレーを有する制御端末器とを端末装置として備え、伝送ユニットをセンタ装置として備えた集中制御型のものがある。監視端末器および制御端末器はそれぞれ複数台ずつ設けられていてもよい。伝送ユニットと監視端末器と制御端末器とは2線式の信号線に接続されており、監視端末器および制御端末器に個別に設定されている端末アドレスを用いて伝送ユニットが監視端末器および制御端末器を各別に認識する。
伝送ユニットは、監視端末器と制御端末器とを端末アドレスによって対応付けたデータテーブルである制御テーブルを格納したメモリを備えており、いずれかの監視端末器におけるスイッチのオンオフ情報が伝送信号(時分割多重伝送信号を用いている)を用いて伝送ユニットに通知されると、制御テーブルによって当該監視端末器に対応付けられている制御端末器に対して伝送信号を用いてリレーを開閉する指示を伝送し、この指示を受けた制御端末器においてリレーが開閉される。リレーを開閉する指示はスイッチのオンオフ情報を反映しているから、監視端末器と制御端末器との間に伝送ユニットが介在しているものの、スイッチのオンオフ情報を含む伝送信号が信号線を通して伝送されることによりスイッチのオンオフがリレーの開閉に反映されることになる。
ところで、一般的には各監視端末器はそれぞれ複数回路のスイッチを有し、また各制御端末器にはそれぞれ複数回路の負荷が接続される。伝送ユニットに設けた制御テーブルではスイッチおよび負荷の回路別に対応付けが可能になっている。つまり、たとえば監視端末器が複数のスイッチを有する場合、監視端末器に固有の端末アドレスだけでは、当該監視端末器に設けられたスイッチが全て該当することになり、実際に操作された唯一のスイッチを特定することはできない。そこで、各監視端末器においては、それぞれスイッチごとに操作番号を割り振り、各監視端末器の端末アドレスの後に操作番号を付加したものをスイッチのアドレスとして用いることによって、実際に操作された唯一のスイッチを特定できるようにしてある。同様に、制御端末器においては負荷ごとに負荷番号を割り振り、各制御端末器の端末アドレスの後に負荷番号を付加したものを負荷のアドレスとする。なお、1台の制御端末器に接続される複数の負荷で1つの負荷回路を構成してもよく、この場合には各制御端末器の端末アドレスが負荷のアドレスとして用いられる。
また、制御テーブルでは、スイッチと負荷とを一対一に結びつけるほか、一対多に結びつけることも可能になっている。たとえば、リレーを用いて負荷としての照明器具への電源を入切するとすれば、伝送ユニットでは、1個のスイッチで1回路の照明器具の点灯と消灯とを行う個別制御と、1個のスイッチで複数回路の照明器具の点灯と消灯とを一括して行う一括制御との設定が可能になっている。一括制御としては、制御対象となる負荷の範囲をスイッチに対応付けておき、1個のスイッチの操作によって当該範囲の負荷を一括してオンまたはオフにするグループ制御と、制御対象となる負荷のアドレスの範囲と各アドレスに対応する負荷の制御状態(オンまたはオフ)とをスイッチに対応付けておき、1個のスイッチの操作によって当該範囲の負荷をそれぞれオンまたはオフにするパターン制御とがある。
上述の遠隔監視制御システムでは、伝送ユニットが伝送信号を信号線に定期的に送出しており、伝送信号としてはたとえば±24Vの双極性のパルス幅変調信号が用いられる。監視端末器および制御端末器では、この伝送信号を全波整流することによって内部電源を確保している。また、伝送ユニットには商用電源によって電源が供給されている。
以下に、上述の遠隔監視制御システムの動作について簡単に説明する。
伝送ユニットでは、常時は端末アドレスをサイクリックに変更した伝送信号を周期的に信号線に送出する常時ポーリングを行っている。伝送信号には、信号送出開始を示すスタートパルス、信号モードを示すモードデータ、監視端末器や制御端末器を各別に呼び出すための端末アドレスを伝送するアドレスデータ、負荷を制御するための制御データを伝送する制御データ(操作番号、負荷番号を含む)、伝送エラーを検出するためのチェックサムデータ、監視端末器や制御端末器からの返送信号を受信するタイムスロットである信号返送期間を含む双極性の信号を用いている。
いずれかの監視端末器においてスイッチの操作による監視入力が発生すると、監視端末器は伝送信号のスタートパルスに同期する割込信号を信号線に送出する。割込信号を発生した監視端末器は割込フラグを設定したラッチ状態になる。一方、伝送ユニットは割込信号を検出すると、モードデータをサーチモードとした伝送信号を送出する。ラッチ状態になっている監視端末器は、サーチモードの伝送信号を受信すると信号返送期間において端末アドレスを返送し、端末アドレスを受け取った伝送ユニットは、当該端末アドレスの監視端末器にラッチ状態の返送を要求する伝送信号を伝送し、ラッチ状態か否かを確認することによって割込信号を発生した監視端末器であることを確認する。割込信号を発生した監視端末器であることが確認されると、ラッチ状態を解除させる伝送信号を伝送し、当該監視端末器のラッチ状態を解除させる。
伝送ユニットは、上述の動作によって監視端末器からの要求を受け取ると、制御テーブルに従って当該監視端末器に対応付けられた制御端末器に対して負荷の制御を要求する。次に、制御対象である制御端末器に設けたリレーの動作状態を確認するための伝送信号を送出し、制御端末器からリレーの動作状態を返送させる。制御端末器から受け取ったリレーの動作状態は、伝送ユニットにおいて確認され、リレーの現状の動作状態がオフであれば動作状態をオンに反転させる内容の伝送信号をスイッチの操作があった監視端末器に送信するとともに、制御端末器にも同内容の伝送信号を送信する。なお、制御端末器を制御する内容の伝送信号を監視端末器にも伝送しているのは、監視端末器に設けたオンオフ表示用の表示灯などの表示状態に反映させるためである。動作状態を指示する伝送信号を受け取った制御端末器は、受信確認を返送する。
以上説明した遠隔監視制御システムでは、監視端末器における1つのスイッチが操作されると、伝送ユニットにおいてこのスイッチのアドレス(端末アドレス+操作番号)が制御テーブルで照合され、スイッチとの対応関係が設定されている負荷に接続された制御端末器に対して、負荷の制御を指示する伝送信号が伝送ユニットから伝送される。このような動作によって、スイッチのオンオフ情報を負荷の制御に反映させることができる。
ところで、上述した遠隔監視制御システムに監視端末器として用いられるスイッチ装置は、少なくとも1つの前記スイッチと、スイッチごとに設定されるアドレス(端末アドレス+操作番号)を記憶するアドレスメモリとをハウジングに備えている。アドレスメモリへのアドレスの設定は、たとえばスイッチ装置とは別体の専用のアドレス設定器を用いて行われる。この例では、スイッチ装置にアドレスを設定する際に、アドレス設定器にて設定されたアドレスを、有線あるいは赤外線通信などによりスイッチ装置に転送し、アドレスメモリにアドレスを記憶する。
しかしながら、専用のアドレス設定器を用いてアドレスを設定するようにした場合、スイッチ装置単体では設定されたアドレスを確認する手段を持たないので、操作端末器や制御端末器のレイアウト変更時などに、アドレス設定器を用いてスイッチ装置に設定されたアドレスを確認する必要があり、アドレスの確認作業が面倒である。また、アドレス設定器は、アドレスの設定時以外には特に使用されないため、遠隔監視制御システムの管理者によって保管されるが、万一、保管中に紛失すれば、アドレスの変更が必要になった際にアドレス設定器を再度購入することが必要となり、管理者にとって負担となる。
そこで、専用のアドレス設定器を用いることなくアドレスを設定することができるように、アドレスメモリに記憶されるアドレスを設定するアドレス設定手段をスイッチ装置のハウジングに付加したものが提案されている(たとえば特許文献1参照)。アドレス設定手段としては、たとえばディップスイッチを複数有し各ディップスイッチのオンオフ状態の組み合わせにより2進数でアドレス設定を行うもの、ロータリスイッチを有しロータリスイッチの回転位置により10進数でアドレス設定を行うものがある。
特開2006−94452号公報
しかし、上記構成のアドレス設定手段では、遠隔監視制御システム内で使用されるアドレス数が多くなると、その分だけ選択可能なアドレス数を増やす必要が生じ、アドレス設定手段の構成要素(ディップスイッチ、ロータリースイッチ)が増加する。特に、1つのハウジングにスイッチを複数有する場合、スイッチごとに個別のアドレス設定手段を設けることはハウジングの寸法の制限などから困難になる。そのため、ハウジングには端末アドレスのみを設定可能なアドレス設定手段を設け、操作番号に関しては変更できないように製造時に予め割り振られることが多い。なお、ディップスイッチを用いた方式では2進数でアドレスが設定されるから、10進数でアドレスが設定される場合に比べて、遠隔監視制御システムの管理者等にとってアドレスが理解しにくく、アドレスの見分けがつきにくいという問題もある。
これに対して、アドレスを10進数の2桁でディジタル表示する7セグメントの表示器と、アップキーおよびダウンキーからなり表示器に表示されるアドレスを選択する選択スイッチとをアドレス設定手段として前記スイッチごとに付加し、選択スイッチの操作により選択された表示器に表示中のアドレスを、スイッチごとのアドレスとして用いることが考えられている。しかし、この構成では、スイッチごとに表示器および選択スイッチが付加されるので、スイッチ装置の構成要素が大幅に増加し、スイッチ装置の小型化、低コスト化の妨げになる。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであって、専用のアドレス設定器を用いることなくアドレスを設定することができ、しかも、選択可能なアドレス数が増えてもアドレス設定手段の構成要素を増やすことなく任意のアドレスが設定可能であって、且つ構成要素を従来構成よりも少なく抑えることのできるスイッチ装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、スイッチを有した監視端末器と、前記スイッチのオンオフ情報を含む伝送信号が信号線を通して伝送されることにより前記スイッチのオンオフに応じて負荷を制御する制御端末器と、前記監視端末器の前記スイッチと前記制御端末器に制御される前記負荷とをそれぞれのアドレスにより対応付ける制御テーブルを有し前記監視端末器からの伝送信号を前記制御テーブルで対応付けた前記制御端末器に伝送することにより前記負荷の遠隔制御を可能とする伝送ユニットとを備える遠隔監視制御システムに、前記監視端末器として用いられるスイッチ装置であって、少なくとも1つの前記スイッチと、前記スイッチごとにアドレスを記憶するアドレスメモリと、前記アドレスメモリに記憶されるアドレスを設定するアドレス設定手段とを備えたハウジングと、前記ハウジングに取り付けられるスイッチハンドルとを具備しており、前記アドレス設定手段が、前記ハウジングの前面に設けられアドレスを表示する表示器と、アドレスを選択する際に操作されるモーメンタリ型の選択スイッチと、アドレスを決定する際に操作される決定スイッチと、前記スイッチの操作に応じて前記制御端末器に伝送信号が伝送される通常モード、およびアドレスを設定するアドレス設定モードの2つの動作モードを切り替えるモード切替スイッチとを有し、前記選択スイッチが操作される度に前記表示器に表示するアドレスを順次切り替え、前記決定スイッチが操作されると前記表示器に表示中のアドレスを前記アドレスメモリに記憶し、前記スイッチが、前記アドレス設定モードにおいては前記選択スイッチに兼用され、前記モード切替スイッチが、前記スイッチとは別に設けられ、且つ前記ハウジングのうち前記スイッチハンドルが取り付けられた状態では当該スイッチハンドルに覆われて操作できなくなる位置に設けられており、前記スイッチハンドルは、前記スイッチの操作子と前記モード切替スイッチとの両方を覆う操作パネルを有し、当該操作パネルが押操作されることにより前記スイッチの操作子を操作することを特徴とする。
この構成によれば、アドレス設定手段は、選択スイッチが操作される度に表示器に表示するアドレスを順次切り替え、決定スイッチが操作されると表示器に表示中のアドレスをアドレスメモリに記憶するので、専用のアドレス設定器を用いることなくアドレスを設定することができる。また、表示器に順次表示されるアドレスから所望のアドレスを選択するので、選択可能なアドレス数が増えてもアドレス設定手段の構成要素を増やすことなく任意のアドレスが設定可能である。したがって、複数のスイッチをハウジングに備える場合でも、スイッチごとに任意のアドレスを設定することが可能である。さらに、スイッチを選択スイッチに兼用しているので、スイッチと別に選択スイッチを設ける場合に比べて、スイッチ装置の構成要素を少なくすることができるという利点がある。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記アドレス設定手段が、前記アドレス設定モードにおいて前記スイッチが操作されない期間が所定の無操作時間に亘り継続すると、動作モードを前記通常モードに自動的に切り替えるモード復帰機能を有することを特徴とする。
この構成によれば、アドレス設定モードにおいてスイッチが操作されない期間が無操作時間に亘り継続すると、動作モードが自動的に通常モードに切り替わるので、スイッチ装置がアドレス設定モードで放置されると、無操作時間後には通常モードに切り替わることになる。したがって、スイッチ装置がアドレス設定モードで放置された場合、負荷を制御する目的でスイッチが操作されることにより誤ってアドレスが変更されてしまう可能性を低減することができる。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記アドレス設定手段が、前記選択スイッチが所定の長押時間に亘り継続して操作されると、前記表示器に表示するアドレスを早送りで順次切り替える早送機能を有することを特徴とする。
この構成によれば、選択可能なアドレス数が多数であっても、選択スイッチの長押しにより表示器に表示するアドレスを早送りで切り替えることができるので、アドレス設定作業の効率を高めることができる。また、アドレスを早送りで切り替えるための専用スイッチを選択スイッチと別に設ける場合に比べて、スイッチ装置の構成要素を少なくすることができる。
本発明は、選択スイッチが操作される度に表示器に表示するアドレスを順次切り替え、決定スイッチが操作されると表示器に表示中のアドレスをアドレスメモリに記憶するので、専用のアドレス設定器を用いることなくアドレスを設定することができ、また、選択可能なアドレス数が増えてもアドレス設定手段の構成要素を増やすことなく任意のアドレスが設定可能になるという効果がある。さらに、スイッチを選択スイッチに兼用しているので、スイッチ装置の構成要素を従来構成よりも少なく抑えることができる。
以下の実施形態において説明するスイッチ装置1は、図2に示す遠隔監視制御システムに監視端末器として用いられるものである。この遠隔監視制御システムの基本構成は背景技術の欄で説明した遠隔監視制御システムと同様であるが、図2の例では、背景技術の欄で説明した遠隔監視制御システムの構成要素のうち伝送ユニットとしての機能と制御端末器としての機能とを一体に有する親器21を用いている。
この親器21は、負荷L1〜L8の電源を入切するリレーRyと、リレーRyが着脱可能に接続される本体ユニット22とを備える。さらに、親器21は伝送ユニットの機能を内蔵しているから、2線式の信号線(図示せず)を用いて監視端末器としてのスイッチ装置1を接続することにより、スイッチ装置1に設けたスイッチ2(図1参照)の操作をリレーRyの入切に反映させることができる。また、親器21の本体ユニット22に装着可能なリレーRyの回路数は限られており(ここでは最大8回路)、さらに多くの負荷回路を制御対象とする場合には、制御端末器としての子器(図示せず)を親器21に対して信号線で接続し、スイッチ装置1に設けたスイッチ2の操作を子器のリレーRyの入切に反映させればよい。なお、親器21はリレーRyを内部処理で制御することができるので、伝送ユニットから制御端末器への伝送信号は信号線を介さずに伝送されることとなる。ただし、信号線を介さない場合でも子器と等価に扱うためには制御端末器のアドレスに相当する情報を用いる必要があるから、親器21に設けた各リレーRyは制御テーブルを用いてスイッチ2と対応付けられる。
ここでは、親器21に接続可能な子器は最大で10台であって、各子器にはそれぞれ最大4回路のリレーRyが設けられるものとする。要するに、下記実施形態のスイッチ装置1を用いる遠隔監視制御システムには最大で48回路のリレーRyが接続されることになる。そこで、リレーRyにアドレスとして1〜48の番号が割り振られるものと仮定し、スイッチ装置1のスイッチ2にもアドレスとして1〜48の番号を割り振ることにより、同じ番号のリレーRyおよびスイッチ2が制御テーブルで対応付けられるものとする。さらに、スイッチ2には1〜48の番号の他に、遠隔監視制御システム内の全てのリレーRyを一括してオフする一括オフ、および一括してオンする一括オンのパターン制御を行うためのアドレスを割り当てることもできるものとする。つまり、一括オフのためのアドレスが割り当てられたスイッチ2を押操作すれば、遠隔監視制御システム内のリレーRyは全てオフとなる。
(実施形態)
本実施形態のスイッチ装置1は、図1に示すように複数(ここでは3つ)のスイッチ2を1つのハウジング3に備えている。ハウジング3は、直方体状に形成されており、図1の上下両端面から一対の取付片4が突設されている。両取付片4は、図1の左右各端部同士が連結されて矩形枠状の枠体5を形成する。以下では、図1の上下左右を上下左右として説明する。
枠体5は、埋込形の配線器具を壁面等の施工面(図示せず)に取り付ける際に用いる取付枠と同様の機能を有するものであって、スイッチ装置1は、施工面に形成された施工孔(図示せず)にハウジング3の後部を埋め込む形で施工孔の周囲の施工面に取付片4の背面を当接させて固定される。取付片4には、施工面に埋設された埋込ボックスにスイッチ装置1を取り付けるためのボックスねじ(図示せず)を挿通する長孔6が貫設されている。長孔6の両側には、施工面を構成する壁パネル等の造営材(図示せず)を取付片4との間に挟持する周知の挟み金具(図示せず)の一部を係止させる挟み金具用孔7が貫設されている。ここに、ハウジング3は、埋込形の配線器具用に規格化された一連の取付枠に3個まで取付可能な単位寸法の配線器具を幅方向に3個並べた寸法(3個モジュール寸法)と略同じ寸法に形成されており、前面を露出させるように施工面に配設される。
スイッチ装置1の前面のうち枠体5に囲まれた部分は、スイッチ2の操作時に押操作される操作子8が配設された機能面9を構成する。スイッチ2の操作子8は上下方向に並んでいる。機能面9には、スイッチ2の操作子8の他に、各スイッチ2にそれぞれ対応するリレーRyの入切状態を表示する表示灯11、後述するアドレス設定時に使用される表示器12およびモード切替スイッチ13が設けられている。表示灯11は、たとえばリレーRyがオンの状態(つまり負荷に通電している状態)では赤色に点灯し、リレーRyがオフの状態(つまり負荷に通電していない状態)では緑色に点灯する。
また、スイッチ装置1は、機能面9を覆うようにハウジング3に取り付けられるスイッチハンドル14を備えている。図1では、スイッチハンドル14をハウジング3から取り外した状態を示している。スイッチハンドル14は、各スイッチ2の操作子8に対応付けて上下方向に複数等分(ここでは3等分)された操作パネル15と、これら操作パネル15の左端部同士を連結する上下方向に長い連結片16とを有し、背面に設けた係合爪(図示せず)をハウジング3に係合させることによりハウジング3に取り付けられる。各操作パネル15は、それぞれ後方(ハウジング3側)に押し込み可能となるように連結片16に支持されており、スイッチハンドル14をハウジング3に取り付けた状態で後方に押し込まれると、背面に突設されている当接台(図示せず)でそれぞれ対応するスイッチ2の操作子8を押操作する。スイッチハンドル14は、スイッチ装置1を負荷L1〜L8の制御に用いる通常時にはハウジング3に取り付けられ、スイッチ2の操作面を大きくして優れた操作性を実現する。連結片16において各表示灯11に対応する位置にはそれぞれ表示窓17が設けられており、スイッチハンドル14を取り付けた状態でも表示窓17を通して表示灯11を前方から視認できるようにしてある。なお、ハウジング3の前面において、スイッチハンドル14の周囲には化粧プレート18(図2参照)が取り付けられる。
ところで、本実施形態のスイッチ装置1は、遠隔監視制御システムに監視端末器として使用される際に用いられるアドレスをスイッチ2ごとに記憶するアドレスメモリ(図示せず)と、アドレスメモリに記憶されるアドレスを設定するアドレス設定手段19とをハウジング3に備えている。
アドレス設定手段19は、アドレスを表示する表示器12と、スイッチ装置1の動作モードを切り替えるモード切替スイッチ13と、アドレスを選択する際に操作される選択スイッチと、アドレスを決定する際に操作される決定スイッチとをハウジング3の機能面9に有している。ここにおいて、前記スイッチ2は選択スイッチに兼用され、モード切替スイッチ13は決定スイッチに兼用される。表示器12はスイッチ2ごとにそれぞれ対応付けて設けられているが、決定スイッチ(モード切替スイッチ13)はハウジング3に1つのみ設けられる。
選択スイッチ(スイッチ2)および決定スイッチ(モード切替スイッチ13)はいずれも、押操作されている間のみ接点がオンするモーメンタリ型の押釦スイッチからなる。モード切替スイッチ13は、スイッチ2の操作に応じて制御端末器に伝送信号が伝送される通常モードと、アドレスを設定するアドレス設定モードとの2種類の動作モードを押操作される度に交互に切り替える。モード切替スイッチ13は、ハウジング3にスイッチハンドル14が取り付けられた状態でスイッチハンドル14に覆われる位置に設けられる。これにより、スイッチ装置1を負荷L1〜L8の制御に用いる通常時には、モード切替スイッチ13はスイッチハンドル14に覆われることで操作することができず、誤ってモード切替スイッチ13が操作されてアドレス設定モードに移行することが防止される。言い換えれば、ハウジング3からスイッチハンドル14を取り外した状態でのみ動作モードをアドレス設定モードに移行させることができ、ハウジング3にスイッチハンドル14を取り付けた状態ではスイッチ装置1は通常モードで動作する。
表示器12には一例として2桁の7セグメントの液晶表示器を用いている。また、ハウジング3の機能面9において各表示器12の周囲には、それぞれ表示器12とスイッチ2との対応関係を示す対応関係表示部20が設けられている。対応関係表示部20は、破線により各表示器12を包囲するとともに一部が対応するスイッチ2を指し示す形に描かれている。なお、アドレス設定モードにおいて表示灯11を通常モードとは異なる点灯状態(ここでは赤色点滅)とすることで、表示灯11にて動作モードを表示可能としてある。
上述した構成のアドレス設定手段19は、アドレス設定モードにおいて、選択スイッチ(スイッチ2)が押操作される度に表示器12に表示するアドレスを順次切り替え、決定スイッチ(モード切替スイッチ13)が押操作されると表示器12に表示中のアドレスをアドレスメモリに記憶する。ここで、スイッチ装置1の各スイッチ2にはアドレスとしてアドレスは1〜48の番号が割り振られるから、アドレス設定モードにおいてはスイッチ2が押操作される度に、表示器12には1、2、3、…、48の数字が順次表示されることとなる。さらに、本実施形態では、1〜48の番号の他に、遠隔監視制御システム内の全てのリレーRyを一括してオフする一括オフ、および一括してオンする一括オンのパターン制御を行うためのアドレスをスイッチ2に割り当てることができるので、アドレス設定モードでのスイッチ2の押操作によって一括オフのアドレスである「OF」、一括オンのアドレスである「on」も選択できるようにしてある。
具体的には、アドレス設定モードにおいて表示器12に「48」が表示されているときスイッチ2を1度押操作すれば一括オンのアドレスである「on」が表示器12に表示され、さらにスイッチ2を押操作すれば一括オフのアドレスである「OF」が表示器12に表示される。また、アドレス設定モードにおいて表示器12に「OF」が表示されているときにスイッチ2を1度押操作すればアドレスが設定されていない(つまり未設定である)ことを示す「−−」が表示器12に表示され、さらにスイッチ2を押操作すれば表示器12の表示が「1」に戻る。
ここにおいて、アドレス設定手段19は、アドレス設定モードにおいて選択スイッチ(スイッチ2)が所定の長押時間に亘り継続して押操作(つまり長押し)されると、表示器12に表示するアドレスを早送りで順次切り替える早送機能を有している。アドレスの早送りはスイッチ2が長押時間を越えて押操作されると、スイッチ2の押操作が継続する限り継続する。これにより、本実施形態のように選択可能なアドレス数が多い場合であって後半のアドレスを設定するときに、早送機能を利用することで目的のアドレスを表示器12に表示させるまでに要する時間を短縮することができ、結果的にアドレス設定の作業効率が向上する。しかも、早送機能を利用するための操作を、アドレス設定モードでのスイッチ2の長押しにより行うことができるので、早送機能のためにスイッチ2と別に専用スイッチを設ける場合に比べて、スイッチ装置1の構成要素を少なくすることができる。なお、本実施形態では長押時間を一例として3秒に設定してある。
そして、所望のアドレス(あるいは未設定であることを示す「−−」)を表示器12に表示された状態で、モード切替スイッチ13を押操作すれば、表示器12に表示中のアドレスが表示器12に対応するスイッチ2のアドレスとしてアドレスメモリに記憶されるとともに、動作モードが通常モードに切り替わる。通常モードにおいては、スイッチ2に選択スイッチとしての機能はないので、スイッチ2を操作してもアドレスが変更されることはない。本実施形態では、通常モードにおいても、各スイッチ2のアドレスをそれぞれ対応する表示器12に表示するようにしているが、アドレス設定モードでのみアドレスを表示器12に表示するようにしてもよい。なお、図1ではいずれのスイッチ2についてもアドレスが未設定の状態(表示器12の表示が「−−」の状態)を表している。
また、アドレス設定手段19は、アドレス設定モードにおいて、スイッチ2が操作されない期間が所定の無操作時間に亘り継続すると、モード切替スイッチ13が押操作されなくても、動作モードを通常モードに自動的に切り替えるモード復帰機能を有している。これにより、たとえばアドレスの設定作業中に緊急の事情で作業者がその場を離れ、スイッチ装置1がアドレス設定モードのまま放置されることがあっても、無操作時間後には自動的に通常モードに復帰するので、作業者以外の者がアドレス設定モードであることを知らずにスイッチ装置1を操作することによってアドレスが誤って変更されてしまう可能性を低減することができる。ここで、モード復帰機能によって通常モードに復帰した場合には、決定スイッチ(モード切替スイッチ13)は操作されていないから、表示器12に表示されている設定途中のアドレスがアドレスメモリに記憶されることもなく、したがって、スイッチ2のアドレスが設定途中のアドレスに誤って更新されることはない。そのため、スイッチ装置1がアドレス設定モードで放置されている状態で、負荷L1〜L8を制御する目的でスイッチ2が操作され表示器12に表示中のアドレスが切り替わったとしても、このアドレスが誤ってアドレスメモリに設定されてしまうことを回避することができる。なお、モード復帰機能により通常モードに復帰した場合、アドレスメモリ内のアドレスは更新されることはないので、動作モードをアドレス設定モードに切り替える前のアドレスが継続して適用され、表示器12にもこのアドレスが表示されることになる。
以下に、本実施形態のスイッチ装置1においてスイッチ2ごとのアドレスを設定する方法について図3を参照して説明する。ここでは、上下方向に3つ並んだスイッチ2のアドレスが全て未設定の状態から、上段のスイッチ2のアドレスを「15」、中段のスイッチ2のアドレスを「30」、下段のスイッチ2のアドレスを「OF」(一括オフ)に設定する例を示す。
スイッチ装置1が通常モードにあるときに、モード切替スイッチ13を1度押操作することによって動作モードをアドレス設定モードに移行させる。これにより、表示灯11は赤色点滅になる。このとき、全てのスイッチ2のアドレスは未設定であるから、図3(a)に示すように全ての表示器12に「−−」が表示されることになる。もし、この状態でスイッチ2が操作されずに予め設定されている無操作時間(たとえば10分)が経過すれば、モード復帰機能により動作モードは自動的に通常モードに移行する。
一方、アドレス設定モードでスイッチ2を押操作すれば表示器12に表示されるアドレスは順次切り替わるので、各スイッチ2の押操作によって図3(b)に示すように上段の表示器12に「15」、中段の表示器12に「30」、下段の表示器12に「OF」をそれぞれ表示させる。その後、もしスイッチ2が操作されずに無操作時間が経過すれば、モード復帰機能により動作モードが自動的に通常モードに移行するので、表示器12の表示もアドレス設定モードに移行する前の「−−」に戻ることになる。
一方、図3(b)の状態でモード切替スイッチ13を1度押操作すれば、動作モードが通常モードに移行し、表示灯11が赤色点滅から赤色点灯、あるいは緑色点灯に移行する。このとき、各表示器12に表示中のアドレスがそれぞれ対応するスイッチ2のアドレスとしてアドレスメモリに記憶されるので、通常モードに移行しても図3(c)に示すように各表示器12には「15」、「30」、「OF」がそれぞれ継続して表示される。
以上説明した本実施形態のスイッチ装置1によれば、アドレス設定手段19は、アドレス設定モードにおいて選択スイッチ(スイッチ2)が操作される度に表示器12に表示するアドレスを順次切り替え、決定スイッチ(モード切替スイッチ13)が操作されると表示器12に表示中のアドレスをアドレスメモリに記憶するので、専用のアドレス設定器を用いることなくアドレスを設定することができる。また、表示器12に順次表示されるアドレスから所望のアドレスを選択するので、選択可能なアドレス数が増えてもアドレス設定手段19の構成要素を増やすことなく任意のアドレスを設定可能である。したがって、複数のスイッチ2をハウジング3に備える場合でも、スイッチ2ごとに任意のアドレスを設定することが可能である。さらに、スイッチ2を選択スイッチに兼用しているので、スイッチ2と別に選択スイッチを設ける場合に比べて、スイッチ装置1の構成要素を少なくすることができる。
ところで、本発明は、上述したようにスイッチ2を3つ備えた3回路用のスイッチ装置1に限らず、たとえば図4(a)に示すようにスイッチ2を1つ備えた1回路用や、図4(b)に示すようにスイッチ2を2つ備えた2回路用や、図4(c)に示すようにスイッチ2を4つ備えた4回路用など、様々な回路数のスイッチ2を備えたスイッチ装置1に適用することができる。いずれの構成でも、表示器12はスイッチ2ごとに設けられるものの、スイッチ2が選択スイッチとして兼用されるので、アドレス設定手段19を設けたことによるスイッチ装置1の構成要素の増加を少なく抑えることができる。
次に、本実施形態のスイッチ装置1を監視端末器として用いた図2の遠隔監視制御システムの具体的な使用例について説明する。ここでは、図2に示すようにレジカウンター23を設置した店舗スペース24、廊下25、事務所26、倉庫27を備えた建造物に、遠隔監視制御システムを使用する例を示す。
8台のリレーRyが設けられた親器21は分電盤28内に収納される。各リレーRyはそれぞれ負荷L1〜L8と商用電源との間に介在する接点を有しており、リレーRyがオンの状態で負荷L1〜L8への通電が行われる。親器21のリレーRyに設定されるアドレスは1〜8に固定されている。本体ユニット22に装着されるリレーRyは上下方向に1列に連接されており、最上段のリレーRyのアドレスを「1」とし、最上段からN番目のリレーRyのアドレスをN(N=1、2、3、…、8)としている。ここで、アドレスが「1」のリレーRyには事務所26の照明L1、アドレスが「2」のリレーRyには倉庫27の照明L2、アドレスが「3」のリレーRyには廊下25の照明L3、アドレスが「4」のリレーRyには店舗スペース24の照明L4、アドレスが「5」のリレーRyには事務所26の換気扇L5、アドレスが「6」のリレーRyには倉庫27の換気扇L6、アドレスが「7」のリレーRyには廊下25の換気扇L7、アドレスが「8」のリレーRyには店舗スペース24の換気扇L8がそれぞれ負荷として接続されている。
スイッチ装置1は、店舗スペース24における廊下25への出入口24a横の壁と、倉庫27における廊下25への出入口27a横の壁と、事務所26における倉庫27への出入口26a横の壁と、廊下25における建造物外への通用口25a横の壁とにそれぞれ設けられている。ここで、廊下25に設けられたスイッチ装置1は1回路用であって、その他のスイッチ装置1は2回路用である。
ここにおいて、店舗スペース24に設けられたスイッチ装置1の各スイッチ2にはそれぞれ「4」、「8」のアドレスを割り当て、倉庫27に設けられたスイッチ装置1の各スイッチ2にはそれぞれ「2」、「6」のアドレスを割り当て、事務所26に設けられたスイッチ装置1の各スイッチ2にはそれぞれ「1」、「5」のアドレスを割り当ててある。また、廊下25に設けられたスイッチ装置1のスイッチ2には、遠隔監視制御システム内の全てのリレーRyを一括してオフする一括オフのアドレス「OF」を設定してある。なお、スイッチ装置1のスイッチ2ごとにアドレスを設定する方法は上述した通りである。
このようにアドレスを設定することにより、店舗スペース24のスイッチ装置1の各スイッチ2によって店舗スペース24の照明L4および換気扇L8、倉庫27のスイッチ装置1の各スイッチ2によって倉庫27の照明L2および換気扇L6、事務所26のスイッチ装置1の各スイッチ2によって事務所26の照明L1、換気扇L5をそれぞれオンオフ操作することができる。さらに、廊下25のスイッチ装置1のスイッチ2によって建造物内の全ての照明L1〜L4および換気扇L5〜L8を一括してオフすることができる。
なお、本発明のスイッチ装置1において設定可能なアドレスは、上記実施形態で説明したアドレス(1〜48、on、OF)に限るものではなく、スイッチ装置1が使用される遠隔監視制御システムの形態に応じて任意に設計されるものであり、たとえば背景技術の欄で説明したように端末アドレスの後に操作番号を付加したものをスイッチ2のアドレスとして設定可能としてもよい。
本実施形態のスイッチ装置を示す概略正面図である。 同上のスイッチ装置を用いる遠隔監視制御システムの概略構成図である。 同上のスイッチ装置におけるアドレスの設定方法を示す概略図である。 同上のスイッチ装置の他の例を示す概略正面図である。
符号の説明
1 スイッチ装置
2 スイッチ(選択スイッチ)
3 ハウジング
12 表示器
13 モード切替スイッチ(決定スイッチ)
19 アドレス設定手段
21 親器(伝送ユニット、制御端末器)
L1〜L8 負荷

Claims (3)

  1. スイッチを有した監視端末器と、前記スイッチのオンオフ情報を含む伝送信号が信号線を通して伝送されることにより前記スイッチのオンオフに応じて負荷を制御する制御端末器と、前記監視端末器の前記スイッチと前記制御端末器に制御される前記負荷とをそれぞれのアドレスにより対応付ける制御テーブルを有し前記監視端末器からの伝送信号を前記制御テーブルで対応付けた前記制御端末器に伝送することにより前記負荷の遠隔制御を可能とする伝送ユニットとを備える遠隔監視制御システムに、前記監視端末器として用いられるスイッチ装置であって、
    少なくとも1つの前記スイッチと、前記スイッチごとにアドレスを記憶するアドレスメモリと、前記アドレスメモリに記憶されるアドレスを設定するアドレス設定手段とを備えたハウジングと、前記ハウジングに取り付けられるスイッチハンドルとを具備しており、
    前記アドレス設定手段は、前記ハウジングの前面に設けられアドレスを表示する表示器と、アドレスを選択する際に操作されるモーメンタリ型の選択スイッチと、アドレスを決定する際に操作される決定スイッチと、前記スイッチの操作に応じて前記制御端末器に伝送信号が伝送される通常モード、およびアドレスを設定するアドレス設定モードの2つの動作モードを切り替えるモード切替スイッチとを有し、前記選択スイッチが操作される度に前記表示器に表示するアドレスを順次切り替え、前記決定スイッチが操作されると前記表示器に表示中のアドレスを前記アドレスメモリに記憶し、
    前記スイッチは、前記アドレス設定モードにおいては前記選択スイッチに兼用され、
    前記モード切替スイッチは、前記スイッチとは別に設けられ、且つ前記ハウジングのうち前記スイッチハンドルが取り付けられた状態では当該スイッチハンドルに覆われて操作できなくなる位置に設けられており、
    前記スイッチハンドルは、前記スイッチの操作子と前記モード切替スイッチとの両方を覆う操作パネルを有し、当該操作パネルが押操作されることにより前記スイッチの操作子を操作することを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記アドレス設定手段は、前記アドレス設定モードにおいて前記スイッチが操作されない期間が所定の無操作時間に亘り継続すると、動作モードを前記通常モードに自動的に切り替えるモード復帰機能を有することを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  3. 前記アドレス設定手段は、前記選択スイッチが所定の長押時間に亘り継続して操作されると、前記表示器に表示するアドレスを早送りで順次切り替える早送機能を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置。
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