JP4993706B2 - 光ラベル書換システム及び光ラベルの書換方法 - Google Patents

光ラベル書換システム及び光ラベルの書換方法 Download PDF

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Description

本発明は,種光を用いた光ラベル書換システム及び光ラベルの書換方法などに関する。より詳しく説明すると,本発明は,光パケットに,ヘッダやペイロードの他に,種光を含ませて,その種光を用いて光ラベル書換えを行うシステム及びそのような光ラベルの書換方法に関する。
光符号生成法として,平面光導波路(PLC)を用いる方法(下記非特許文献1)や,ファイバブラッググレーティング(FBG)を用いる方法(下記非特許文献2)が知られている。これらの方法では,光符号の種類を変化させることができる。しかしながら,一つの装置では同時に一種類の光符号の生成処理又は照合処理しか行うことができない。よって,これらの方法を光ラベルスイッチング(OLS)に用いると,システムの規模が極めて大きくなるという問題がある。
一方,上記とは別の光符号生成法として,アレイ型導波路グレーティング(AWG)型の光符号器を用いるもの(下記非特許文献3)が知られている。しかしながら,この方法を用いて光ラベルの書換を行う場合,各ノードなどにおいて光源が必要であるという問題がある。
また,平面光導波路(PLC)で生成された光符号を用いて,光ラベル書換を行う方法も知られている(下記非特許文献4,下記非特許文献5)。これらの光ラベル書換技術は,光学的非線形性を利用する。このため,これらの光ラベル書換技術を実現するためには,光ラベル書換装置ごとに,到来した光符号を加工するための大きな光電力を持つ光源が必要であり,さらに光ラベルを生成するための光符号器の他に光ラベルを照合するための光符号器が必要である。よって,これらのラベル書換技術を実現するためには,光符号器ごとに光源が必要であるなど大掛かりなシステムが必要とされる。また,通常のラベル書換においては,到来したパケットのあて先を検出するために符号相関器が1台必要とされ,さらに新たな符号を付与するために上記とは別の符号相関器が1台必要とされる。このため,符号相関器が少なくとも2台必要になるという問題がある。
K. Kitayama, N. Wada, andH. Sotobayashi, "Architectual considerations for photonic IP router basedupon optical code correlation(Invited)" J. Lightwave Technology. vol. 18,no. 12, December 2000. N. Wada, H. Sotobayashi,and K. Kitayama, "2.5 Gbit/s time‐spread/wavelength‐hop optical code division multiplexing using fiber Bragg gratingwith supercontimuum light source" IEE Electronics Letters, vol. 36, no. 9,pp. 815-817, Apr. 2000. N. Wada, G. Cincotti, S.Yoshima, N. Kataoka, K. Kitayama, "Characterization of a full encoder/decoder in theAWG configuration for code-based photonic routers Part II: experiments andapplications (invited), "Journal of Lightwave technology, vol. 24, no. 1,pp. 113-121, January 2006. D. Sampson, N. Wada, K.Kitayama, and W. Chujo, "Demonstration of reconfigurable all‐optical codeconversion for photonic code-division multiplexing and networking" IEEElectronics Letters, vol. 36, no. 5, pp. 445-447, March 2000. H. Sotobayashi and K. Kitayama,"All‐optical simultaneous code and wavelength conversion of 10 Gb/s BPSK codes by four‐wave mixing in asemiconductor optical amplifier for optical code division multiplexing"IEE Electrion. Lett., vol. 35, no. 13, pp. 1091−1093,June 1999.
本発明は,光ラベル書換装置ごとに光源,および追加の符号相関処理部を必要としない光ラベル書換システムを提供することを目的とする。
本発明は,基本的には,光パケットに種光(Seed Pulse)を含め,その種光を用いて,光ラベルを生成することで,光ラベル書換装置ごとに光源,および追加の符号相関処理部を必要としない光ラベル書換システムを得ることができるという知見に基づくものである。
すなわち,本発明の第1の側面は,光信号として光ラベル(5)及び種光(7)を含むものを用い,前記光信号を分岐するための分岐部(9)と,前記分岐部(9)により分岐された一方の光信号に含まれる種光(13)を用いて新たな光ラベルを生成する光ラベル生成部と,前記分岐された残りの光信号に存在する種光を,新たな光信号の種光として前記新たな光ラベルに付加するための光スイッチ(45)とを具備する,光情報通信システムにおける光ラベルの書換システム(1)に関する。
上記のとおり,光信号に種光を含ませ,種光に基づいて新たな光ラベルを生成することで,光ラベルの書換装置ごとに光源を設置する必要がなくなる。また,光信号を分岐し,分岐された光信号に存在する種光を,新たな光信号の種光とすることで,複数の光ラベルの書換装置を経て目的とする地点まで到達する間,種光を維持し続けることができる。
本発明の第1の側面の好ましい態様は,光情報通信システムにおける光ラベルの書換システム(1)であって,前記光情報通信システムにおける光信号は,前記光信号のあて先に関する情報を有する光ラベル(5)と,前記光信号が,光パケットスイッチングシステムによりスイッチングされる際に光ラベルを生成するために用いられる種光(7)と,前記光信号を分岐するための分岐部(9)と,前記分岐された一方の光信号に含まれる光ラベル(11)及び種光(13)を受け取る第1の受光部(15)と,前記第1の受光部(15)が受け取った光ラベル及び種光に対して符号相関処理を行う符号相関処理部(17)とを有する光ラベルプロセッサ(21)と,前記光ラベルプロセッサ(21)が出力した符号相関処理を施された光ラベル(23)を受け取る第2の受光部(25)と,前記第2の受光部(25)が受光した符号相関処理を施された光ラベル(23)を分析する識別部(27)と,ゲート信号を生成するゲート信号生成部(29)と,を有する,コントローラ(31)と,前記光ラベルプロセッサが,符号相関処理を施した種光に基づく光符号(33)を新たな光ラベル(35)として出力するとともに,前記コントローラが出力した前記ゲート信号を受け取って,スイッチを切り替え,前記分岐された残りの光信号に含まれる種光(39)を,出力される光信号(41)の種光(43)として出力する,光スイッチ(45)と,を含む光ラベルの書換システムに関する。
本発明の第1の側面の好ましい態様は,上記に記載の光ラベルの書換システムを具備する光通信用ルータに関する。
本発明の第1の側面の好ましい態様は,上記に記載の光ラベルの書換システムを具備する光通信システムに関する。
本発明の第1の側面の好ましい態様は,光パケットを用いた光ラベルの書換システム(1)であって,前記光パケット(3)は,前記光パケットのあて先に関する情報を有するラベル(5)と,前記光パケットが,光パケットスイッチングシステムによりスイッチングされる際にラベルを生成するために用いられる種光(7)と,を有し,前記光パケット(3)を分岐するための分岐部(9)と,前記分岐された一方の光パケットに含まれるラベル(11)及び種光(13)を受け取る受光部(15)と,受け取ったラベル及び種光に対して符号相関処理を行う符号相関処理部(17)と,複数の出力ポート(19)とを有する光ラベルプロセッサ(21)と,前記光ラベルプロセッサ(21)が前記複数のポートに出力した符号相関処理を施されたラベル(23)を受け取る受光部(25)と,前記受光部が受光した複数のポートに出力した符号相関処理を施されたラベル(23)を用いて,閾値を超える自己相関波形を与えるポートを識別する識別部(27)と,ゲート信号を生成するゲート信号生成部(29)と,を有する,コントローラ(31)と,前記光ラベルプロセッサにより符号相関処理を施した種光に基づく光符号(33)を新たなラベル(35)として出力するとともに,前記コントローラが出力した前記ゲート信号を受け取って,スイッチを切り替え,前記分岐された残りの光パケットに含まれるラベル(37)及び種光(39)のうち,種光(39)を,出力される光パケット(41)の種光(43)として出力する,光スイッチ(45)と,を含む光ラベルの書換システムに関する。
上記のとおり,光パケットに種光を含ませ,種光に符号相関処理を施したものを新たなラベルとすることで,光ラベルの書換装置ごとに光源を設置する必要がなくなる。また,光パケットを分岐し,分岐された光パケットに存在する種光を,新たな光パケットの種光とすることで,複数の光ラベルの書換装置を経て目的とする地点まで到達する間,種光を維持し続けることができる。
本発明の第1の側面の好ましい態様は,上記に記載の光ラベルの書換システムを具備する光パケットスイッチシステムに関する。
本発明の光ラベルの書換システムは,新たな光源を必要とせずに,光ラベルを光のままで書換できる。よって,この光パケットスイッチシステムは,新たな光源を必要とせずに,光ラベルを電気信号に変換せず光のまま書換できる。なお,この光パケットスイッチシステムは,公知の光パケットスイッチシステムに用いられる公知の構成を適宜採用できる。
本発明の第1の側面の好ましい態様は,上記に記載の光ラベルの書換システムを具備する光パケット通信用ルータに関する。
本発明の光ラベルの書換システムは,新たな光源を必要とせずに,光ラベルを光のままで書換できる。よって,本発明の光パケット通信用ルータは,簡便で省スペースなルータである。なお,この光パケット通信用ルータは,公知の光パケット通信用ルータに用いられる公知の構成を適宜採用できる。
本発明の第1の側面の好ましい態様は,上記に記載の光ラベルの書換システムを具備する光パケット通信システムに関する。
本発明の光ラベルの書換システムは,新たな光源を必要とせずに,光ラベルを光のままで書換できる。よって,本発明の光パケット通信システムは,装置が簡便であり,しかも電力消費量の少ないシステムである。なお,光パケット通信システムは,公知の光パケット通信システムにおける公知の構成を適宜採用することができる。
本発明の第2の側面は,光信号に種光を含ませ,前記種光を用いて新たな光ラベルを生成するとともに,前記光信号を分岐し,分岐された光信号に存在する種光を,新たな光信号の種光とする光ラベルの書換方法に関する。
上記のとおり,光信号に種光を含ませ,種光に基づいて新たな光ラベルを生成することで,光ラベルの書換装置ごとに光源を設置する必要がなくなる。また,光信号を分岐し,分岐された光信号に存在する種光を,新たな光信号の種光とすることで,複数の光ラベルの書換装置を経て目的とする地点まで到達する間,種光を維持し続けることができる。
本発明の第2の側面の好ましい態様は,光信号として光ラベル(5)及び種光(7)を含むものを用い,前記光信号を分岐し,分岐された一方の光信号に含まれる種光(13)を用いて新たな光ラベルを生成し,前記分岐された残りの光信号に存在する種光を,新たな光信号の種光として前記新たな光ラベルに付加する,光ラベルの書換方法に関する。
本発明の第2の側面の好ましい態様は,光パケットを用いた光ラベルの書換方法であって,前記光パケットは,前記光パケットのあて先に関する情報を有するラベルと,前記光パケットのデータ部分であるペイロードと,前記光パケットが,光パケットスイッチングシステムによりスイッチングされる際にラベルを生成するために用いられる種光と,を有し,前記光パケットスイッチングシステムが,前記光パケットをスイッチングする際に,前記種光を用いて,ラベルを生成し,前記種光を,新たな光パケットにおける種光として付加し,前記生成されたラベル,前記付加された種光,及び前記ペイロードを含む新たな光パケットを生成し,前記新たな光パケットを出力する,光ラベルの書換方法に関する。
上記のとおり,光パケットに種光を含ませ,種光に符号相関処理を施したものを新たなラベルとすることで,光ラベルの書換装置ごとに光源を設置する必要がなくなる。また,光パケットを分岐し,分岐された光パケットに存在する種光を,新たな光パケットの種光とすることで,複数の光ラベルの書換装置を経て目的とする地点まで到達する間,種光を維持し続けることができる。
本発明の第2の側面の好ましい態様は光パケットにおける光ラベルの書換方法であって, 前記光パケット(3)は,前記光パケットのあて先に関する情報を有するラベル(5)と,前記光パケットが,光パケットスイッチングシステムによりスイッチングされる際にラベルを生成するために用いられる種光(7)と,を有し,前記光パケット(3)を分岐する工程と,複数の出力ポート(19)を有する光ラベルプロセッサ(21)へ,前記分岐された一方の光パケットに存在する光ラベル(11)及び種光(13)が入力する工程と, 前記光ラベルプロセッサ(21)の符号相関処理部(17)が,前記光ラベルプロセッサ(21)へ入力した光ラベル(11)に対して符号相関処理を行い,前記複数のポート(19)から出力する工程と,前記光ラベルプロセッサ(21)が,前記種光(13)に対して符号相関処理を行い,前記複数のポート(19)から出力する工程と,前記光ラベルプロセッサ(21)が前記複数のポート(19)に出力した符号相関処理を施された光ラベル(23)がコントローラ(31)へ入力し,前記コントローラ(31)が閾値を超える自己相関波形を与えるポートを識別する工程と,前記コントローラ(31)が,スイッチを切り替えるための信号であるゲート信号を生成する工程と,光スイッチ(45)が,種光に対して符号相関処理を行うことにより得られた光符号(33)を新たな光ラベル(35)として出力する工程と,前記光スイッチ(45)が,前記ゲート信号を受け取って,スイッチを切り替え,前記分岐された残りの光パケットの光ラベル(37)及び種光(39)のうち,前記種光(39)を,出力される光パケット(41)の種光(43)として付加する工程と,を含むことにより,光ラベルと種光とを含む新たな光パケット(41)を出力する,光ラベルの書換方法に関する。
本発明の第2の側面の好ましい態様は,前記種光は,前記ラベル及びペイロードの間の時間的位置に存在する,上記いずれかに記載の光ラベルの書換方法に関する。
光パケット通信では,ラベル書換装置においてラベルとペイロードとを分離する。そして,ラベルとペイロードとは別々に処理される。よって,種光は,前記ラベル及びペイロードの間の時間的位置に存在する場合,種光を容易に取り出すことができることとなる。また,スイッチを切り替えることで,ラベルと種光を容易に分離できることとなる。
本発明の第2の側面の好ましい態様は,前記種光は,ひとつの光パケット中に1個存在する上記いずれかに記載の光ラベルの書換方法に関する。
種光は,本来ラベルやペイロードと異なり,情報を伝達する上では不必要な光である。また,種光は,ラベルやペイロードとスイッチングなどにより分離される場面が想定される。よって,種光とラベル及びペイロードとの間には,たとえば,スイッチングにより分離できるだけの時間間隔を設けることが望ましい。そのような観点から,ひとつの光パケットの中に種光が1個のみ存在するものが好ましい。
本発明の第2の側面の好ましい態様は,前記光パケットのラベルは,複数の光パルスを有し,前記種光は,複数の光パルスを有し,前記ラベルを構成する複数の光パルスの間に,少なくともひとつ以上の前記種光を構成する光パルスが存在する,記載の光ラベルの書換方法に関する。
種光は,本来ラベルやペイロードと異なり,情報を伝達する上では不必要な光である。しかし,この種光をラベルやペイロードの間に入れることで,ラベルやペイロードの情報を替えることができる。すなわち,種光が挿入される規則を把握している送信機,ラベル書換システム,及び受信機においては,その規則にしたがって種光を取り出し,ラベルやペイロードを復元すればよい。一方,種光が挿入される規則を把握していない送信機等が,本発明の光パケットを傍受した場合,暗号化した光パケットを傍受したのと同じ状況になる。このため,光パケット通信において,安全性が高まることとなる。
本発明の第2の側面の好ましい態様は,前記種光は,半値全幅が0.1ps以上10ps以下のパルス光である,上記いずれかに記載の光ラベルの書換方法に関する。
すなわち,種光として,光パケット通信のラベル又はペイロードと同様のパルス光であることが好ましい。また,種光の半値全幅が0.1ps以上10ps以下であれば,通常の光パケット通信の送信機において種光をも発生させることができることとなる。
本発明の第2の側面の好ましい態様は,前記種光は,前記光ラベルを構成する光パルスと符号長以上の時間差をもって形成される,上記いずれかに記載の光ラベルの書換方法に関する。
種光とラベルとに符号相関処理を施した場合,光パルスの時間幅が広がる。よって,種光とラベルを構成する光パルスとが,符号長以上の時間差を有することで,種光とラベルとに符号相関処理を施した場合に,これらのパルスが重なる事態を防止できる。
本発明の第2の側面の好ましい態様は,上記いずれかに記載の光ラベルの書換方法を用いた光パケット通信方法に関する。
上記のとおり,光パケットに種光を含ませ,種光に符号相関処理を施したものを新たなラベルとすることで,光ラベルの書換装置ごとに光源を設置する必要がなくなる。また,光パケットを分岐し,分岐された光パケットに存在する種光を,新たな光パケットの種光とすることで,複数の光ラベルの書換装置を経て目的とする地点まで到達する間,種光を維持し続けることができる。よって,本発明の光パケット通信方法は,省電力な通信方法を達成できる。
なお,上記のような光ラベルの書換システムの特性は新規であるから,そのような特性を反映した光通信システムの設計用プログラムの開発が望まれる。そこで,本発明の第3の側面は,コンピュータを用いた,光通信システムの設計用プログラムであって,少なくとも,コンピュータを,種光を用いた光信号通信用の光ラベルの書換システムに関するアイコンを表示させる手段と,光通信システムの動作を求める設計画面のある位置に,前記アイコンを表示させる手段と,前記アイコンが設計画面のある位置に表示された場合に,前記光通信における光信号における種光を設計する画面を読み出し表示させる手段と, して機能させるプログラムに関する。
上記のようなアイコンが表示され,光信号における種光を設計する画面が読み出されるので,光信号に含まれる種光の情報(数,位置,パルス幅)などを適宜設計できる。そして,このプログラムには,それらの入力情報に基づいて,ラベル書換を行う時間や処理能力などに関する情報が適宜求められるようにされていれば良い。
本発明の第3の側面は,コンピュータを用いた,光通信システムの設計用プログラムであって,少なくとも,コンピュータを,種光を用いた光信号通信用の光ラベルの書換システムに関するアイコンを表示させる手段と,通信システムの動作を求める設計画面のある位置に,前記アイコンを表示させる手段と,記アイコンが設計画面のある位置に表示された場合に,前記アイコンが示す種光を用いた光信号通信用の光ラベルの書換システムが迅速にラベル書換を行うものとされ,光通信に関する設計が行われる手段と,して機能させるプログラムに関する。
すなわち,本発明によるラベル書換システムは,従来のラベル書換に比べて高速にラベル書換を行うものであるため,そのようなラベル書換システムを反映した光通信システムの設計用プログラムが望まれる。よって,上記のプログラムを用いれば,本発明で提供されるラベル書換システムを反映した光通信システムの設計用プログラムを提供できることとなる。なお,種光を用いた光信号通信用の光ラベルの書換システムのラベル処理速度は適宜設定したものを用いればよい。
本発明の第3の側面の好ましい態様は,上記いずれかのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体に関する。
本発明の第3の側面の好ましい態様は,上記いずれかに記載のプログラムを実装した光情報通信システムを設計するためのコンピュータに関する。
本発明によれば,光パケットに加えた種光を用いてラベルを作成することで,ラベル書換装置ごとに光源,および追加の符号相関処理部を必要としないラベル書換システムを提供できる。
以下,図面を用いて本発明を詳細に説明する。図1は,本発明の光ラベルの書換システムを示す概念図である。図1に示されるように,本発明の第1の側面は,光信号として光ラベル(5)及び種光(7)を含むものを用い,前記光信号を分岐するための分岐部(9)と,前記分岐部(9)により分岐された一方の光信号に含まれる種光(13)を用いて新たな光ラベルを生成する光ラベル生成部と,前記分岐された残りの光信号に存在する種光を,新たな光信号の種光として前記新たな光ラベルに付加するための光スイッチ(45)とを具備する,光情報通信システムにおける光ラベルの書換システム(1)に関する。
上記のとおり,光信号に種光を含ませ,種光に基づいて新たな光ラベルを生成することで,光ラベルの書換装置ごとに光源を設置する必要がなくなる。また,光信号を分岐し,分岐された光信号に存在する種光を,新たな光信号の種光とすることで,複数の光ラベルの書換装置を経て目的とする地点まで到達する間,種光を維持し続けることができる。
すなわち,この光ラベルの書換システムは,バーストモードなどの光通信モードなどにおいても効果的に用いることができる。すなわち,上記の光信号として,光バースト信号などを適宜用いることができる。勿論,上記の光信号として,光パケットを用いても構わない。
本発明の第1の側面の好ましい態様は,光情報通信システムにおける光ラベルの書換システム(1)であって,前記光情報通信システムにおける光信号は,前記光信号のあて先に関する情報を有する光ラベル(5)と,前記光信号が,光パケットスイッチングシステムによりスイッチングされる際に光ラベルを生成するために用いられる種光(7)と,前記光信号を分岐するための分岐部(9)と,前記分岐された一方の光信号に含まれる光ラベル(11)及び種光(13)を受け取る第1の受光部(15)と,前記第1の受光部(15)が受け取った光ラベル及び種光に対して符号相関処理を行う符号相関処理部(17)とを有する光ラベルプロセッサ(21)と,前記光ラベルプロセッサ(21)が出力した符号相関処理を施された光ラベル(23)を受け取る第2の受光部(25)と,前記第2の受光部(25)が受光した符号相関処理を施された光ラベル(23)を分析する識別部(27)と,ゲート信号を生成するゲート信号生成部(29)と,を有する,コントローラ(31)と,前記光ラベルプロセッサが,符号相関処理を施した種光に基づく光符号(33)を新たな光ラベル(35)として出力するとともに,前記コントローラが出力した前記ゲート信号を受け取って,スイッチを切り替え,前記分岐された残りの光信号に含まれる種光(39)を,出力される光信号(41)の種光(43)として出力する,光スイッチ(45)と,を含む光ラベルの書換システムに関する。光ラベル(35)は,異種複数の光ラベルの群集合であってもよい。
上記のとおり,光信号に種光を含ませ,種光に基づいて新たな光ラベルを生成することで,光ラベルの書換装置ごとに光源を設置する必要がなくなる。また,光信号を分岐し,分岐された光信号に存在する種光を,新たな光信号の種光とすることで,複数の光ラベルの書換装置を経て目的とする地点まで到達する間,種光を維持し続けることができる。
上記のとおり,本発明は,光信号に種光を含ませ,前記種光を用いて新たな光ラベルを生成するとともに,前記光信号を分岐し,分岐された光信号に存在する種光を,新たな光信号の種光とする方法をも提供する。
本発明の好ましい態様は,光パケット通信に用いるものである。よって,以下では,光パケットを用いる態様について説明する。上記のとおり,本発明は,光パケットを用いるもの以外の光情報通信においても用いることができる。
図1に示されるように,本発明の第1の側面の好ましい態様は,光パケットを用いた光ラベルの書換システム(1)であって,前記光パケット(3)は,前記光パケットのあて先に関する情報を有する光ラベル(5)と,前記光パケットが,光パケットスイッチングシステムによりスイッチングされる際に光ラベルを生成するために用いられる種光(7)と,を有し,前記光ラベル及び種光を分岐するための分岐部(9)と,前記分岐された一方の光ラベル(11)及び種光(13)を受け取る受光部(15)と,受け取った光ラベル及び種光に対して符号相関処理を行う符号相関処理部(17)と,複数の出力ポート(19)とを有する光ラベルプロセッサ(21)と,前記光ラベルプロセッサ(21)が前記複数のポートに出力した符号相関処理を施された光ラベル(23)を受け取る受光部(25)と,前記受光部が受光した複数のポートに出力した符号相関処理を施された光ラベル(23)を用いて,閾値を超える自己相関波形を与えるポートを識別する識別部(27)と,ゲート信号を生成するゲート信号生成部(29)と,を有する,コントローラ(31)と,前記光ラベルプロセッサにより符号相関処理を施した種光に基づく光符号(33)を新たな光ラベル(35)として出力するとともに,前記コントローラが出力した前記ゲート信号を受け取って,スイッチを切り替え,前記分岐された残りの光ラベル(37)及び種光(39)のうち,種光(39)を,出力される光パケット(41)の種光(43)として出力する,光スイッチ(45)と,を含む光ラベルの書換システムに関する。
上記のとおり,光パケットに種光を含ませ,種光に符号相関処理を施したものを新たな光ラベルとすることで,光ラベルの書換装置ごとに光源を設置する必要がなくなる。さらに,符号相関処理部もひとつで済むこととなる。また,光パケットを分岐し,分岐された光パケットに存在する種光を,新たな光パケットの種光とすることで,複数の光ラベルの書換装置を経て目的とする地点まで到達する間,種光を維持し続けることができる。
光パケット(3)は,前記光パケットのあて先に関する情報を有する光ラベル(5)と,前記光パケットが,光パケットスイッチングシステムによりスイッチングされる際に光ラベルを生成するために用いられる種光(7)とを含む。光ラベル(5)は,通常複数の光パルスを含む。本発明は,光パケット通信に用いられるので,光パケットがペイロードを含んでも良い。また,光パケットは,トレイラが設けられても良い。通常,ひとつの光パケットは,ヘッダ及びペイロードにより構成されるか,ヘッダ,ペイロード及びトレイラにより構成される。本発明では,種光がヘッダ等に含まれていてもよいし,これらの部位とは別の部位に含まれていても良い。さらに,種光を用いてペイロードをも生成してもよい。さらに,種光を用いて新たな種光を生成しても良い。なお,種光を含むほかは,本発明において,公知の光パケットを適宜用いることができる。
光ラベルは,光パケットのあて先に関する情報を有するものであり,通常複数のパルスにより構成される。この光ラベルは,光パケットの先頭に設けられるヘッダであっても良いし,光パケットの終わりに(尾の部分に)設けられるトレイラであってもよい。また,光ラベルは,ヘッダ及びトレイラの両方であってもよい。また,ペイロードと分離できるのであれば,ヘッダは多数の群に分離していても構わない。
種光は,本来光ラベルやペイロードと異なり,情報を伝達する上では不必要な光である。また,種光は,光ラベルやペイロードとスイッチングなどにより分離される場面が想定される。よって,種光と光ラベル及びペイロードとの間には,後述するように,スイッチングにより分離できるだけの時間間隔を設けることが望ましい。そのような観点から,ひとつの光パケットの中に種光が1個のみ存在するものが好ましい。なお,種光は,連続する2つ以上のパルスにより構成されても良い。また,種光は,ばらばらになって,光ラベル又はペイロードに含まれても良い。さらには,種光は,1又は複数のパルスがひとつの群を構成し,その群がひとつの光パケットに2箇所又は3箇所以上含まれていても良い。
種光は,本来光ラベルやペイロードと異なり,情報を伝達する上では不必要な光である。しかし,この種光を光ラベルやペイロードの間に入れることで,光ラベルやペイロードの情報を替えることができる。すなわち,種光が挿入される規則を把握している送信機,光ラベル書換システム,及び受信機においては,その規則にしたがって種光を取り出し,光ラベルやペイロードを復元すればよい。一方,種光が挿入される規則を把握していない送信機等が,本発明の光パケットを傍受した場合,暗号化した光パケットを傍受したのと同じ状況になる。このため,光パケット通信において,安全性が高まることとなる。
種光として,光パケット通信の光ラベル又はペイロードと同様のパルス光であることが好ましい。なお,パルスの幅は,光情報通信の通信速度になどに応じて適宜調整すればよい。具体的な,種光の半値全幅として0.1ps以上10ps以下(又は,0.5ps以上5ps以下,又は1.5ps以上3ps以下であってもよい)があげられる。この範囲であれば,通常の光パケット通信の送信機において種光をも発生させることができることとなる。
種光と光ラベルとに符号相関処理を施した場合,光パルスの時間幅が広がる。よって,種光と光ラベルを構成する光パルスとが,ある程度の時間差を持って形成されるものが好ましい。具体的な時間差は,通信速度,光パルスの半値全幅,符号相関処理の種類などに応じて適宜調整すればよい。たとえば,種光と光ラベルを構成する光パルスとが,符号長以上の時間差を有することで,種光と光ラベルとに通常の符号相関処理を施した場合に,これらのパルスが重なる事態を防止できる。AWG型も含めて光符号の生成方式として,時間拡散符号(又は波長拡散符号とのハイブリッド構成)が主である。そして,時間拡散符号では異なる遅延差を持つ光を合成するため,符号長は光の遅延量の最大値と最小値の差となる。この符号長(すなわち遅延差)は,その符号器を通過するすべての光信号に適用される。従って,光符号に符号相関処理を行う場合,符号長が約2倍となる。光パケット内の各コンポーネント間にガードタイムを設けるとすれば,この遅延差以上にすることが望ましく,そうすることで符号相関処理を行ったときに,時間軸上でオーバーラップする事態を防止できる。なお,種光と光ラベルを構成する光パルスとの時間差は,符号長以上符号長の5倍以下が好ましい。具体的な時間差として,たとえば,30ps以上0.1nm以下があげられる。一方,光ラベルと種光とが互いに干渉せず,かつこれらが時間的に重なった場合であっても分離できるのであれば,種光を光ラベル中に設けても良い。
分岐部(9)は,光パケット(3)を分岐するためのものである。なお,光パケットに含まれる光ラベル及び種光を分岐できるものであればよい。具体的な分岐部として,フォトカプラがあげられる。
光ラベルプロセッサ(21)は,前記分岐された一方の光パケットに含まれる光ラベル(11)及び種光(13)を受け取る受光部(15)と,受け取った光ラベル及び種光に対して符号相関処理を行う符号相関処理部(17)と,複数の出力ポート(19)とを有する。出力ポートは,ひとつであってもよいし,複数(19a,19b,19c・・・19d)であってもよい。光ラベルプロセッサとして,光パケット通信に用いられる公知のものを適宜採用することができる。光ラベルプロセッサとして,光符号器を適宜用いることができ,具体的には,16×16或いは50×50のAWG型符号器を用いることができる。
なお,符号相関処理部(17)として,光パケット通信において用いられる公知の符号相関処理部を用いることができる。すなわち,符号相関処理部(17)は,入力した光信号に符号相関処理を施すことで,自己相関波形を形成させる。そして,入力された信号が,所望のものと一致した場合に,強い自己相関波形が出力される。よって,出力が閾値以上であるかどうか分析することで,所望のものかどうか判断できる。なお,符号相関処理部(17)には,新たな光ラベルに関する情報が入力され,その情報に基づいて種光に符号相関処理を施すことで,新しい光ラベルを生成すればよい。また,コントローラの識別部(27)において識別されたポートの情報を受け取ってその受け取ったポートに関する情報に基づいて,種光に符号相関処理を施して新しいラベルを生成しても良い。
コントローラ(31)は,前記光ラベルプロセッサ(21)が前記複数のポートに出力した符号相関処理を施された光ラベル(23)を受け取る受光部(25)と,前記受光部が受光した複数のポートに出力した符号相関処理を施された光ラベル(23)を用いて,閾値を超える自己相関波形を与えるポート(19c)を識別する識別部(27)と,ゲート信号を生成するゲート信号生成部(29)と,を有する。コントローラ(31)は,好ましくは光検出器と,光ゲート生成用の論理演算機を具備する。なお,受光部(25)は,光ラベル(23)のみならず,符号相関処理を施された種光をも受け取るものであってもよい。
識別部(27)は,各ポートに出力された自己相関波形が閾値以上であるか同かを判断することにより,目的とする自己相関波形を与えるポートを識別すればよい。なお,ゲート信号は,光スイッチに対し,光路の切り替えを行わせるための信号である。
光スイッチ(45)は,符号相関処理を施した種光に基づく光符号(33)を新たな光ラベル(35)として出力する。前記コントローラが出力した前記ゲート信号を受け取って,スイッチを切り替え,前記分岐された残りの光パケットに含まれる光ラベル(37)及び種光(39)のうち,種光(39)を,出力される光パケット(41)の種光(43)として出力するためのスイッチである。光スイッチ(45)は,N×1の構成であってもよいし,N×Nの構成であっても良い。光スイッチとして,PLZT型スイッチがあげられる。
本発明の第1の側面の好ましい態様は,上記に記載の光ラベルの書換システムを具備する光パケットスイッチシステムに関する。
本発明の光ラベルの書換システムは,新たな光源を必要とせずに,光ラベルを光のままで書換できる。よって,この光パケットスイッチシステムは,新たな光源を必要とせずに,光ラベルを電気信号に変換せず光のまま書換できる。なお,この光パケットスイッチシステムは,公知の光パケットスイッチシステムに用いられる公知の構成を適宜採用できる。公知の光パケットスイッチシステムとして,たとえば,特開2004−282117号公報又は特開2000−68984号公報に記載されるものなどを適宜採用できる。
本発明の第1の側面の好ましい態様は,上記に記載の光ラベルの書換システムを具備する光パケット通信用ルータに関する。
本発明の光ラベルの書換システムは,新たな光源を必要とせずに,光ラベルを光のままで書換できる。よって,本発明の光パケット通信用ルータは,簡便で省スペースなルータである。なお,この光パケット通信用ルータは,公知の光パケット通信用ルータに用いられる公知の構成を適宜採用できる。
本発明の第1の側面の好ましい態様は,上記に記載の光ラベルの書換システムを具備する光パケット通信システムに関する。
本発明の光ラベルの書換システムは,新たな光源を必要とせずに,光ラベルを光のままで書換できる。よって,本発明の光パケット通信システムは,装置が簡便であり,しかも電力消費量の少ないシステムである。また,通常であれば,ひとつのラベル書換装置に,ヘッダ分析用と符号生成用に二つの符号相関器が必要とされる。一方,本発明の光ラベルの書換システムでは,種光を用いることでひとつの符号相関器のみを用いても,効果的に光ラベルを書換できる。なお,光パケット通信システムは,公知の光パケット通信システムにおける公知の構成を適宜採用することができる。
本発明の第2の側面は,光信号に種光を含ませ,前記種光を用いて新たな光ラベルを生成するとともに,前記光信号を分岐し,分岐された光信号に存在する種光を,新たな光信号の種光とする光ラベルの書換方法に関する。
上記のとおり,光信号に種光を含ませ,種光に基づいて新たな光ラベルを生成することで,光ラベルの書換装置ごとに光源を設置する必要がなくなる。また,光信号を分岐し,分岐された光信号に存在する種光を,新たな光信号の種光とすることで,複数の光ラベルの書換装置を経て目的とする地点まで到達する間,種光を維持し続けることができる。
本発明の第2の側面の好ましい態様は,光信号として光ラベル(5)及び種光(7)を含むものを用い,前記光信号を分岐し,分岐された一方の光信号に含まれる種光(13)を用いて新たな光ラベルを生成し,前記分岐された残りの光信号に存在する種光を,新たな光信号の種光として前記新たな光ラベルに付加する,光ラベルの書換方法に関する。
本発明の第2の側面の好ましい態様は,光パケットを用いた光ラベルの書換方法であって,前記光パケットは,前記光パケットのあて先に関する情報を有する光ラベルと,前記光パケットのデータ部分であるペイロードと,前記光パケットが,光パケットスイッチングシステムによりスイッチングされる際に光ラベルを生成するために用いられる種光と,を有し,前記光パケットスイッチングシステムが,前記光パケットをスイッチングする際に,前記種光を用いて,光ラベルを生成し,前記種光を,新たな光パケットにおける種光として付加し,前記生成された光ラベル,前記付加された種光,及び前記ペイロードを含む新たな光パケットを生成し,前記新たな光パケットを出力する,光ラベルの書換方法に関する。
上記のとおり,光パケットに種光を含ませ,種光に符号相関処理を施したものを新たな光ラベルとすることで,光ラベルの書換装置ごとに光源を設置する必要がなくなる。また,光パケットを分岐し,分岐された光パケットに存在する種光を,新たな光パケットの種光とすることで,複数の光ラベルの書換装置を経て目的とする地点まで到達する間,種光を維持し続けることができる。以下,具体的に本発明の第2の側面の好ましい態様について説明する。
まず,前記光パケット(3)が分岐される。
複数の出力ポート(19)を有する光ラベルプロセッサ(21)が,前記分岐された一方の光パケットに存在する光ラベル(11)及び種光(13)を受け取る。
前記光ラベルプロセッサ(21)の符号相関処理部(17)が,受け取った光ラベル(11)に対して符号相関処理を行い,前記複数のポート(19)から出力する。
前記光ラベルプロセッサ(21)が,受け取った種光(13)に対して符号相関処理を行い,前記複数のポート(19)から出力する。この符号相関処理は,新たなラベルを生成するものであるから,新たな光ラベルに関する情報が適宜入力されれば良い。具体的には,前記光ラベルに対して符号相関処理を行った結果に基づいて,新たなラベルを生成するための符号相関処理を行えばよい。また,コントローラが,新たなラベルに関する情報を受け取って,その情報に基づいて新たな光ラベルが適宜作成されれば良い。
コントローラ(31)が,前記光ラベルプロセッサ(21)が前記複数のポート(19)に出力した符号相関処理を施された光ラベル(23)を受け取り,閾値を超える自己相関波形を与えるポートを識別する。この識別した情報は,光パケットのあて先に関する情報を含むので,そのあて先に関する情報を光ラベルプロセッサ(21)に伝えることで,光ラベルプロセッサ(21)が,種光を用いて新たな光ラベルを生成すればよい。
前記コントローラ(31)が,スイッチを切り替えるための信号であるゲート信号を生成する。
光スイッチ(45)が,種光に対して符号相関処理を行うことにより得られ,複数のポートに出力された光信号のなかから,光ラベルとされる光符号(33)を,新たな光ラベル(35)として出力する。このように本発明の光ラベルの書換システムによれば,任意の光ラベルに書き換えることができる。
前記光スイッチ(45)が,前記ゲート信号を受け取って,スイッチを切り替え,前記分岐された残りの光パケットの光ラベル(37)及び種光(39)のうち種光を,出力される光パケット(41)の種光(43)として出力する。
このようにして,新たな光ラベルと種光とを含む光パケット(41)が出力される。
本発明の第2の側面の好ましい態様は,前記種光は,前記光ラベル及びペイロードの間の時間的位置に存在する,上記いずれかに記載の光ラベルの書換方法に関する。
光パケット通信では,光ラベル書換装置において光ラベルとペイロードとを分離する。そして,光ラベルとペイロードとは別々に処理される。よって,種光は,前記ラベル及びペイロードの間の時間的位置に存在する場合,種光を容易に取り出すことができることとなる。また,スイッチを切り替えることで,光ラベルと種光を容易に分離できることとなる。
本発明の第2の側面の好ましい態様は,上記いずれかに記載の光ラベルの書換方法を用いた光パケット通信方法に関する。
上記のとおり,光パケットに種光を含ませ,種光に符号相関処理を施したものを新たな光ラベルとすることで,光ラベルの書換装置ごとに光源を設置する必要がなくなる。また,光パケットを分岐し,分岐された光パケットに存在する種光を,新たな光パケットの種光とすることで,複数の光ラベルの書換装置を経て目的とする地点まで到達する間,種光を維持し続けることができる。よって,本発明の光パケット通信方法は,省電力な通信方法を達成できる。
なお,上記のような光ラベルの書換システムの特性は新規であるから,そのような特性を反映した光通信システムの設計用プログラムの開発が望まれる。そこで,本発明の第3の側面は,コンピュータを用いた,光通信システムの設計用プログラムであって,少なくとも,コンピュータを,種光を用いた光信号通信用の光ラベルの書換システムに関するアイコンを表示させる手段と,光通信システムの動作を求める設計画面のある位置に,前記アイコンを表示させる手段と,前記アイコンが設計画面のある位置に表示された場合に,前記光通信における光信号における種光を設計する画面を読み出し表示させる手段と, して機能させるプログラムに関する。
上記のようなアイコンが表示され,光信号における種光を設計する画面が読み出されるので,光信号に含まれる種光の情報(数,位置,パルス幅)などを適宜設計できる。そして,このプログラムには,それらの入力情報に基づいて,ラベル書換を行う時間や処理能力などに関する情報が適宜求められるようにされていれば良い。なお,上記の種光を用いた光信号通信用の光ラベルの書換システムとして,本明細書において開示された構成を適宜用いることができる。
本発明の第3の側面は,コンピュータを用いた,光通信システムの設計用プログラムであって,少なくとも,コンピュータを,種光を用いた光信号通信用の光ラベルの書換システムに関するアイコンを表示させる手段と,通信システムの動作を求める設計画面のある位置に,前記アイコンを表示させる手段と,記アイコンが設計画面のある位置に表示された場合に,前記アイコンが示す種光を用いた光信号通信用の光ラベルの書換システムが迅速にラベル書換を行うものとされ,光通信に関する設計が行われる手段と,して機能させるプログラムに関する。
このプログラムが実装されたコンピュータは,たとえば,モニタなどの出力装置に図2に示されるような表示を行う。すなわち,アイコンメニュー(51)には,種光を用いた光信号通信用の光ラベルの書換システムを表示するアイコン(53)などが表示されている。そして,それらのアイコンを適宜設計画面(55)にドラックアンドドロップすることで,ドラックしたアイコンに関する装置等が設計画面に描画される。この設計画面において,光を用いた光信号通信用の光ラベルの書換システムを表示するアイコン(53)に光信号が入力された場合,記憶装置に記憶される処理プログラムが適宜が読み出されて,新たなラベルに書き換えられて,出力される。なお,通常の光信号通信用の光ラベルの書換システムに関するアイコンのほかに,本発明における光信号通信用の光ラベルの書換システムに関するアイコンを別途設けるものは本発明の好ましい態様である。
すなわち,本発明によるラベル書換システムは,従来のラベル書換に比べて高速にラベル書換を行うものであるため,そのようなラベル書換システムを反映した光通信システムの設計用プログラムが望まれる。よって,上記のプログラムを用いれば,本発明で提供されるラベル書換システムを反映した光通信システムの設計用プログラムを提供できることとなる。なお,種光を用いた光信号通信用の光ラベルの書換システムのラベル処理速度は適宜設定したものを用いればよい。
本発明の第3の側面の好ましい態様は,上記いずれかのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体に関する。
本発明の第3の側面の好ましい態様は,上記いずれかに記載のプログラムを実装した光情報通信システムを設計するためのコンピュータに関する。上記いずれかに記載のプログラムを実装した,光情報通信システムを設計するためのコンピュータに関する。本発明のコンピュータは,たとえば,メインメモリに上記したいずれかのプログラムを格納する。そして,ポインティングデバイスなどから入力があった場合に,CPUがメインメモリに格納されたプログラムを読み出し,読み出したプログラムの指令を受けて,適宜メモリに格納された情報を読み出し,所定の演算を行い,出力する。このような動作を実現するため,制御部は,入力部,出力部,記憶部及び演算部とバスなどを介して情報の授受を行うことができるように接続されている。
以下,実施例を用いて本発明を具体的に説明する。図3は,本発明の実施例における光ラベルの書換システムを示すブロック図である。図3に示されるように,本実施例では,ひとつのパケットにひとつの種光を有する。光パケットに種光を含ませ,種光に符号相関処理を施したものを新たな光ラベルとすることで,光ラベルの書換装置ごとに光源を設置する必要がなくなる。また,光パケットを分岐し,分岐された光パケットに存在する種光を,新たな光パケットの種光とすることで,複数の光ラベルの書換装置を経て目的とする地点まで到達する間,種光を維持し続けることができる。
本発明は,光パケット通信などの分野で好適に利用されうる。
図1は,本発明の光ラベルの書換システムを示す概念図である。 図2は,本発明の光通信システムの設計画面の例を示す図である。 図3は,本発明の実施例における光ラベルの書換システムを示すブロック図である。
符号の説明
1 光ラベルの書換システム
3 記光パケット
5 ラベル
7 種光
9 分岐部
11 光ラベル
13 種光
15 受光部
17 符号相関処理部
19 出力ポート
21 光ラベルプロセッサ
23 符号相関処理が施されたラベル
25 受光部
27 識別部
29 ゲート信号生成部
31 コントローラ
33 種光に基づく光符号
35 光ラベル
37 光ラベル
39 種光
41 出力される光パケット
43 種光
45 光スイッチ

Claims (27)

  1. 光信号として光ラベル(5)及び種光(7)を含むものを用い,
    前記光信号を分岐するための分岐部(9)と,
    前記分岐部(9)により分岐された一方の光信号に含まれる種光(13)を用いて新たな光ラベルを生成する光ラベル生成部と,
    前記分岐された残りの光信号に存在する種光を,新たな光信号の種光として前記新たな光ラベルに付加するための光スイッチ(45)と
    を具備する,
    光情報通信システムにおける光ラベルの書換システム(1)。
  2. 前記光情報通信システムにおける光信号は,
    前記光信号のあて先に関する情報を有する光ラベル(5)と,
    前記光信号が,光パケットスイッチングシステムによりスイッチングされる際に光ラベルを生成するために用いられる種光(7)と,

    前記光信号を分岐するための分岐部(9)と,

    前記分岐された一方の光信号に含まれる光ラベル(11)及び種光(13)を受け取る第1の受光部(15)と,前記第1の受光部(15)が受け取った光ラベル及び種光に対して符号相関処理を行う符号相関処理部(17)とを有する光ラベルプロセッサ(21)と,

    前記光ラベルプロセッサ(21)が出力した符号相関処理を施された光ラベル(23)を受け取る第2の受光部(25)と,前記第2の受光部(25)が受光した符号相関処理を施された光ラベル(23)を分析する識別部(27)と,ゲート信号を生成するゲート信号生成部(29)と,を有する,コントローラ(31)と,

    前記光ラベルプロセッサが,符号相関処理を施した種光に基づく光符号(33)を新たな光ラベル(35)として出力するとともに,前記コントローラが出力した前記ゲート信号を受け取って,スイッチを切り替え,前記分岐された残りの光信号に含まれる種光(39)を,出力される光信号(41)の種光(43)として出力する,光スイッチ(45)と,

    を含む請求項1に記載の光ラベルの書換システム。
  3. 請求項1に記載の光ラベルの書換システムを具備する光通信用ルータ。
  4. 請求項1に記載の光ラベルの書換システムを具備する光通信システム。
  5. 光パケットにおける光ラベルの書換システム(1)であって,

    前記光パケット(3)は,
    前記光パケットのあて先に関する情報を有する光ラベル(5)と,
    前記光パケットが,光パケットスイッチングシステムによりスイッチングされる際に光ラベルを生成するために用いられる種光(7)と,
    を有し,

    前記光パケット(3)を分岐するための分岐部(9)と,

    前記分岐された一方の光パケットに含まれる光ラベル(11)及び種光(13)を受け取る第1の受光部(15)と,前記第1の受光部(15)が受け取った光ラベル及び種光に対して符号相関処理を行う符号相関処理部(17)と,複数の出力ポート(19)とを有する光ラベルプロセッサ(21)と,

    前記光ラベルプロセッサ(21)が前記複数のポートに出力した符号相関処理を施された光ラベル(23)を受け取る第2の受光部(25)と,前記第2の受光部(25)が受光した複数のポートに出力した符号相関処理を施された光ラベル(23)を用いて,閾値を超える自己相関波形を与えるポートを識別する識別部(27)と,ゲート信号を生成するゲート信号生成部(29)と,を有する,コントローラ(31)と,

    前記光ラベルプロセッサが,符号相関処理を施した種光に基づく光符号(33)を新たな光ラベル(35)として出力するとともに,前記コントローラが出力した前記ゲート信号を受け取って,スイッチを切り替え,前記分岐された残りの光パケットに含まれる光ラベル(37)及び種光(39)のうち,前記種光(39)を,出力される光パケット(41)の種光(43)として出力する,光スイッチ(45)と,

    を含む光ラベルの書換システム。
  6. 請求項5に記載の光ラベルの書換システムを具備する光パケットスイッチシステム。
  7. 請求項5に記載の光ラベルの書換システムを具備する光パケット通信用ルータ。
  8. 請求項5に記載の光ラベルの書換システムを具備する光パケット通信システム。
  9. 光信号として光ラベル(5)及び種光(7)を含むものを用い,
    前記光信号を分岐し,
    分岐された一方の光信号に含まれる種光(13)を用いて新たな光ラベルを生成し,
    前記分岐された残りの光信号に存在する種光を,新たな光信号の種光として前記新たな光ラベルに付加する,
    光ラベルの書換方法。
  10. 光パケットにおける光ラベルの書換方法であって,

    前記光パケットは,
    前記光パケットのあて先に関する情報を有する光ラベルと,
    前記光パケットのデータ部分であるペイロードと,
    前記光パケットが,光パケットスイッチングシステムによりスイッチングされる際に光ラベルを生成するために用いられる種光と,
    を有し,

    前記光パケットスイッチングシステムが,前記光パケットをスイッチングする際に,
    前記種光を用いて,光ラベルを生成し,
    前記種光を,新たな光パケットにおける種光として付加し,
    前記生成された光ラベル,前記付加された種光,及び前記ペイロードを含む新たな光パケットを生成し,
    前記新たな光パケットを出力する,

    光ラベルの書換方法。
  11. 前記種光は,
    前記光ラベル及び前記ペイロードの間の時間的位置に存在する,
    請求項10に記載の光ラベルの書換方法。
  12. 前記種光は,
    ひとつの光パケット中に1個存在する請求項10に記載の光ラベルの書換方法。
  13. 前記光パケットの光ラベルは,複数の光パルスから構成され,
    前記種光は,複数の光パルスを有し,
    前記光ラベルを構成する複数の光パルスの間に,少なくともひとつ以上の前記種光を構成する光パルスが存在する,
    請求項10に記載の光ラベルの書換方法。
  14. 前記種光は,半値全幅が0.1ps以上10ps以下のパルス光である,
    請求項10に記載の光ラベルの書換方法。
  15. 前記種光は,前記光ラベルを構成する光パルスと符号長以上の時間差をもって形成される,
    請求項9に記載の光ラベルの書換方法。
  16. 請求項9に記載の光ラベルの書換方法を用いた
    光パケット通信方法。
  17. 光パケットにおける光ラベルの書換方法であって,

    前記光パケット(3)は,
    前記光パケットのあて先に関する情報を有するラベル(5)と,
    前記光パケットが,光パケットスイッチングシステムによりスイッチングされる際にラベルを生成するために用いられる種光(7)と,
    を有し,

    前記光パケット(3)を分岐する工程と,

    複数の出力ポート(19)を有する光ラベルプロセッサ(21)へ,前記分岐された一方の光パケットに存在する光ラベル(11)及び種光(13)が入力する工程と,

    前記光ラベルプロセッサ(21)の符号相関処理部(17)が,前記光ラベルプロセッサ(21)へ入力した光ラベル(11)に対して符号相関処理を行い,前記複数のポート(19)から出力する工程と,

    前記光ラベルプロセッサ(21)が,前記種光(13)に対して符号相関処理を行い,前記複数のポート(19)から出力する工程と,

    前記光ラベルプロセッサ(21)が前記複数のポート(19)に出力した符号相関処理を施された光ラベル(23)がコントローラ(31)へ入力し,前記コントローラ(31)が閾値を超える自己相関波形を与えるポートを識別する工程と,

    前記コントローラ(31)が,スイッチを切り替えるための信号であるゲート信号を生成する工程と,

    光スイッチ(45)が,種光に対して符号相関処理を行うことにより得られた光符号(33)を新たな光ラベル(35)として出力する工程と,

    前記光スイッチ(45)が,前記ゲート信号を受け取って,スイッチを切り替え,前記分岐された残りの光パケットの光ラベル(37)及び種光(39)のうち,前記種光(39)を,出力される光パケット(41)の種光(43)として付加する工程と,

    を含むことにより,光ラベルと種光とを含む新たな光パケット(41)を出力する,

    光ラベルの書換方法。
  18. 前記種光は,
    前記光ラベル及びペイロードの間の時間的位置に存在する,
    請求項17に記載の光ラベルの書換方法。
  19. 前記種光は,
    ひとつの光パケット中に1個存在する請求項17に記載の光ラベルの書換方法。
  20. 前記光パケットの光ラベルは,複数の光パルスから構成され,
    前記種光は,複数の光パルスを有し,
    前記光ラベルを構成する複数の光パルスの間に,少なくともひとつ以上の前記種光を構成する光パルスが存在する,
    請求項17に記載の光ラベルの書換方法。
  21. 前記種光は,半値全幅が0.1ps以上10ps以下のパルス光である,
    請求項17に記載の光ラベルの書換方法。
  22. 前記種光は,前記光ラベルを構成する光パルスと符号長以上の時間差をもって形成される,
    請求項17に記載の光ラベルの書換方法。
  23. 請求項17に記載の光ラベルの書換方法を用いた
    光パケット通信方法。
  24. コンピュータを用いた,請求項4に記載の光通信システムの設計用プログラムであって,
    少なくとも,
    コンピュータを,
    種光を用いた光信号通信用の光ラベルの書換システムに関するアイコンを表示させる手段と,
    光通信システムの動作を求める設計画面のある位置に,前記アイコンを表示させる手段と,
    前記アイコンが設計画面のある位置に表示された場合に,前記光通信における光信号における種光を設計する画面を読み出し表示させる手段と,
    して機能させるプログラム。
  25. コンピュータを用いた,請求項4に記載の光通信システムの設計用プログラムであって,
    少なくとも,
    コンピュータを,
    種光を用いた光信号通信用の光ラベルの書換システムに関するアイコンを表示させる手段と,
    光通信システムの動作を求める設計画面のある位置に,前記アイコンを表示させる手段と,
    前記アイコンが設計画面のある位置に表示された場合に,前記アイコンが示す種光を用いた光信号通信用の光ラベルの書換システムが迅速にラベル書換を行うものとされ,光通信に関する設計が行われる手段と,
    して機能させるプログラム。
  26. 請求項24又は25に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体。
  27. 請求項24又は25に記載のプログラムを実装した光情報通信システムを設計するためのコンピュータ。
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