JP4992252B2 - 積層体の形成方法およびその積層体 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスバリア性、密着性、帯電防止性、透明性、耐擦傷性、耐候性に優れた帯電防止バリアハードコートの形成方法およびその積層体であり、各種生活関連用品や各種電子機器の表面および性能を保護するために使用するフィルムに関するものである。
一般的に食品や、日用品、医薬品等の包装に用いられる包装材料は、内容物の変質を抑制し、それらの機能や性質を包装中においても保持できるようにするため、そこを透過する酸素、水蒸気等の内容物を変質させる気体による影響を防止する必要があり、これらを遮断するガスバリア性を備えていることが求められている。
通常のガスバリア性を有する包装材料としては、高分子の中ではガスバリア性に優れている塩化ビニリデン樹脂フィルムまたは塩化ビニリデンをコーティングしたフィルム等がよく用いられてきたが、これらは高度なガスバリア性が要求される包装に用いることはできない。そのためこの様な要求がある場合には、アルミニウム等の金属箔等をガスバリア層として用いた包装材料を用いざるを得なかった。ところが、アルミニウム等の金属箔等を用いた包装材料は、温度や湿度の影響が殆どなく、高度なガスバリア性を持つが、包装材料を透視して内容物を確認することができないこと、使用後の廃棄の際には不燃物として処理しなければならないこと、検査の際には金属探知器が使用できないこと等の数多くの欠点を有していた。そこで、これらの欠点を克服した包装材料として、プラスチックフィルムからなる基材層に酸化珪素、酸化アルミニウム等の無機酸化物の蒸着薄膜層を積層してなる蒸着フィルムが開発されている。
前記無機化合物からなるガスバリア層を高分子樹脂基材へ成膜するプロセスとしては、蒸発レートや高分子樹脂基材への熱的なダメージの低減を考慮すると物理的堆積法(PVD法)が適しており、特に、透明性を有する酸化珪素膜や酸化アルミニウム膜を高速で形成する場合には、電子線加熱方式による成膜手法が好適とされる。しかしながら、食品などの包装材料は、生産性の面から毎分数百メートルの速度での高速成膜が求められ、フィルムの搬送中に蒸着薄膜表面が搬送ローラなどに接触して擦れたり、成膜装置に内在する塵埃が帯電により蒸着薄膜表面に付着し巻き込まれたりすることにより、膜に損傷を与えてしまう場合が多い。また、印刷、ラミネーション、製袋などの加工工程においても、基材に対して機械的、化学的なストレスが付与される。
これらの工程からガスバリア層を保護する手法として、バリア層の表面が他のガイドローラに触る前に真空中で有機物被覆物を形成する手法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、真空中で有機物被覆物の製造方法としては、液状の有機物を加熱基板上に噴霧することで瞬時に気化させ、次いで冷却された被覆物表面に凝縮・固化させる、いわゆるフラッシュ蒸着法がある(例えば、特許文献2参照。)。この方法は気相を介する方法であるため、基材に直接触れることなく有機膜を薄く均一に高純度で塗布することができ、更に電子線や紫外線を照射して架橋させることで乾燥工程が不要となり、基材に対する熱的なダメージを与えずに有機物被覆物を製造できる方法として極めて有望なプロセスの一つである。
しかしながら、従来の湿式塗布方式に比べて、乾式方法で有機薄膜を得るには、加熱基板上で有機物材料を瞬時に噴霧・蒸発・凝集できる材料に限定され、高分子材料や高沸点
材料には応用できない欠点を持つ。また、酸化珪素膜や酸化アルミニウム膜などの無機化合物からなるガスバリア層の上に有機物を堆積させる時、有機材料の選択を誤ると、有機層と無機層の界面の付着強度が得られず、後加工工程において層間剥離を引き起こす。これらを改善するためにシランカップリング剤と(メタ)アクリル基を有する化合物をモノミキサーなどで混合した材料を、蒸着させて膜形成をする試みもなされているが、付着強度を発現できる材料が必ずしも基材表面に付着するとは限らず、また、各材料の蒸発温度や蒸気圧特性が著しく違った材料を選択すると、一部分のみしか蒸発しなかったり、基材に凝集しない場合が生じたりするため厳密な材料選定と、塗工プロセス管理が極めて重要となる。
プラスチック基材は一般的に、絶縁特性に優れているために帯電し、精密機器などに使用される場合においては帯電による障害を引き起こす危険がある。帯電を防ぐためには、基材表面に界面活性剤などを塗布して帯電防止機能を発揮させたり、プラスチック製品に直接界面活性剤を練り込み、徐々に製品表面をブリードアウトさせたりする試みがなされているものの、低分子量の界面活性剤を用いた場合には表面のべたつきや、界面活性剤の欠落により、その効果が消失してしまうことから、耐久性のある帯電防止機能を得ることは難しい。現在、これらの問題を改善させるために高分子型、あるいは反応型帯電防止剤を用いることで半永久的に帯電防止効果を得ることが可能になって来ているが、ハードコート樹脂にこのような高分子型あるいは反応型帯電防止剤を溶液混合すると、それまでは充分であった基材とハードコート層の間の密着力が低下してしまい、ハードコート層が容易に剥がれてしまう問題が起こっている。
以下に先行技術文献を示す。
特許3101682号公報 特許2530353号公報
本発明は、このような従来技術の問題点を解決しようとするものであり、高分子樹脂基材の少なくとも片面に真空蒸着法などによって形成された酸化珪素膜や酸化アルミニウム膜などからなるガスバリア層上に層間密着力の優れた有機保護膜を真空中で形成することで、ガスバリア性能を担保しつつ帯電防止性、耐擦傷性、耐候性、透明性に優れた積層体を形成する方法およびその積層体を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、本発明の請求項1に係る発明は、高分子樹脂基材(101)の少なくとも片面に真空蒸着方法によって形成された酸化珪素膜あるいは酸化アルミニウム膜からなるガスバリア層(102)の上に、少なくとも2層以上の活性エネルギー線硬化樹脂層(103)から形成された積層体の形成方法において、前記ガスバリア層(102)上に真空中で2種類以上の(メタ)アクリル化合物を逐次凝集させた後、電子線あるいは紫外線を照射し、2層以上の有機物層をまとめて架橋させることによって前記樹脂層(103)同士が相互反応し樹脂層を形成することを特徴とする積層体の形成方法である。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1記載の積層体の形成方法において、前記2層以上の活性エネルギー線硬化樹脂層(103)に含まれるガスバリア層(102)の直上に形成される活性エネルギー線硬化樹脂A層が、トリアルコキシシリル基を有する(メタ)アクリル化合物を含み、中間層に形成される活性エネルギー線硬化樹脂B層が、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジメチロールトリシクロデカンジアクリレートのアク
リル基の一つ以上をメタクリル基で置換したものを少なくとも1つからなる化合物を含み、最表面に形成される活性エネルギー線硬化樹脂C層が、(メタ)アクリル基を有する化合物と4級アンモニウム塩基を含むことを特徴とする積層体の形成方法である。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の積層体の形成方法において、前記ガスバリア層(102)上への、前記活性エネルギー線硬化樹脂層(103)の塗布方法が、フラッシュ蒸着法であることを特徴とする積層体の形成方法である。
本発明の請求項4に係る発明は、請求項1又は2記載の積層体の形成方法において、前記高分子樹脂基材(101)上にガスバリア層(102)を成膜する工程、前記活性エネルギー線硬化樹脂層(103)を成膜する工程がすべて同一真空装置内で大気に曝されることなく逐次的に形成されることを特徴とする積層体の形成方法である。
本発明の請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の積層体の形成方法により製造されたことを特徴とする積層体である。
本発明に係る積層体の形成方法は、高分子樹脂基材の少なくとも片面に真空蒸着方法によって形成された酸化珪素膜あるいは酸化アルミニウム膜からなるガスバリア層の上に
少なくとも2層以上の活性エネルギー線硬化樹脂層から形成された積層体の形成方法において、前記ガスバリア層上に真空中で2種類以上の(メタ)アクリル化合物を逐次凝集させた後、電子線あるいは紫外線を照射し、2層以上の有機物層をまとめて架橋させることによって前記樹脂層同士が相互反応し樹脂層を形成する方法であることにより、通常考えられる溶液混合した材料を湿式塗工して乾燥・架橋させた場合や、各層をそれぞれ逐次架橋した積層体と比べて高度なガスバリア性と充分な密着性能と、印刷や貼り合せ加工でのウェブの搬送中に生じる機械的な擦れや帯電障害からガスバリア性の劣化を防止し、優れた薬品耐性を安定して付与させることができる。

本発明の実施の形態を図面に基づいて説明するがこれに限定されるものではない。
図1は本発明に係る積層体の形成方法における真空成膜装置を含む製造装置の1実施例を示す模式説明図であり、図2は本発明に係る積層体の形成方法によって製造される積層体の層構成の1実施例を示す側断面図である。
以下、図を用いて本発明の積層体の形成方法と製造装置を、高分子樹脂基材(101)上にガスバリア層(102)、および活性エネルギー線硬化樹脂A・B・C層(103)を順次積層してなるガスバリア材を例にして説明する。ここで、活性エネルギー線硬化樹脂A・B・C層(103)は共に請求項1記載の活性エネルギー線硬化樹脂層と同様の方法で成膜される。
以下、製造装置の具体例を説明する。図1に示すように、真空ポンプA(2)を接続した真空成膜装置(1)の内部にプロセスロール(3)を、その上部に巻き出しロール(4)、巻き取りロール(5)を設置する。遮蔽板B(20)と、遮蔽板C(21)で区切られた領域内の前記プロセスロール(3)の周囲に、順にガスバリア層形成装置(無機蒸着装置)(6)、遮蔽板A(7)、活性エネルギー線硬化樹脂A層用蒸着装置(8)、活性エネルギー線硬化樹脂B層用蒸着装置(9)、活性エネルギー線硬化樹脂C層用蒸着装置
(10)、活性エネルギー線照射装置(電子線照射装置)(11)を設置する。さらに、前記活性エネルギー線硬化樹脂A層用蒸着装置(8)に活性エネルギー線硬化樹脂A層用樹脂原料供給装置(12)を連結し、前記活性エネルギー線硬化樹脂B層用蒸着装置(9)に前記活性エネルギー線硬化樹脂B層用樹脂原料供給装置(13)を連結し、前記活性エネルギー線硬化樹脂C層用蒸着装置(10)に前記活性エネルギー線硬化樹脂C層用樹脂原料供給装置(14)を連結し、前記活性エネルギー線照射装置(11)にガス供給装置(15)を連結する。
さらに、前記ガスバリア層形成装置(6)に真空ポンプB(16)や圧力調整弁A(17)を接続し、また前記活性エネルギー線照射装置(11)に真空ポンプC(18)や圧力調整弁B(19)を接続して各プロセスに適した真空度に調節する。
このように同じ真空成膜装置(1)内でガスバリア層(102)、活性エネルギー線硬化樹脂A・B・C層(103)が形成できることにより、塵埃などの混入が少なく生産性の高い積層体が製造できる。巻き出しロール(4)に高分子樹脂基材(101)の原反を装着し、プロセスロール(3)を介して巻き取りロール(5)に至る原反搬送パスを形成する。
該真空成膜装置(1)内を真空ポンプA(2)にて排気する。ここではガスバリア層(102)、放射線硬化樹脂A・B・C層(103)を順次積層してなるガスバリア材のそれぞれの層を真空蒸着法により形成する製造装置の例を説明したが、これに限るものではない。以下、工程を説明する。
先ず、高分子樹脂基材(101)上に真空蒸着法にて酸化珪素膜もしくは酸化アルミニウム膜からなるガスバリア層(102)を設ける。該高分子樹脂基材(101)としては、特に限定するものではなく、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート等からなるポリエステルフィルム、ポリエチレン、ポリプロピレン等からなるポリオレフィンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアクリルニトリルフィルム、ポリイミドフィルム、ポリエーテルスルフォン、シクロオレフィン系の材料や、ポリ乳酸フィルム等の生分解性プラスチックフィルム等が用いられる。これらのフィルムは延伸、未延伸のどちらでもよいが、機械的強度や寸法安定性を有するものが好ましい。これらの中では、特に耐熱性や寸法安定性、材料コスト等の面から二軸方向に任意に延伸されたポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムが好ましい。また、前記高分子樹脂基材(101)には帯電防止剤、紫外線防止剤、可塑剤、滑剤等の各種添加剤を含有していてもよく、他の層が積層される側の表面には密着性を良くするために、コロナ処理、低温プラズマ処理、薬品(鹸化)処理等が施されていても構わない。
また、酸化珪素膜や酸化アルミニウム膜からなるガスバリア層(102)の形成方法については、特に限定させるものではないが、生産性を考慮すると真空蒸着法が最適である。蒸発源材料の加熱手段としては電子線加熱方式や抵抗加熱方式、誘導加熱方式等が好ましい。このような酸化物蒸着薄膜層からなるガスバリア層(102)を形成する場合は、蒸着の際に酸素ガスなどの酸化ガスを吹き込むことにより達成できる。また、該蒸着層の膜質の向上を狙った、低温プラズマやイオンビームによるアシスト反応蒸着法を用いることも可能である。
前記ガスバリア層(102)の厚さは5〜300nm、より好ましくは5〜100nmである。膜厚が5nm未満であると均一な膜が得られ難いことや層厚が十分ではないことがあり、ガスバリア材としての機能を十分に果たすことができない場合がある。一方、膜厚が300nmを越える場合は蒸着薄膜層に可撓性を保持させることが難しく、折り曲げ
や引っ張りなどの外部応力により亀裂を生じやすくなる。
次に、前記活性エネルギー線硬化樹脂A・B・C層(103)は、活性エネルギー線硬化樹脂A・B・C層用樹脂原料を蒸着法により形成した後、電子線、プラズマ、紫外線などを照射することにより重合させて形成する。この方式は熱などによる重合方式に比べると、短時間で重合を行うことができるため基材に与える熱負荷が極めて少なく、基材の伸びや硬化層の変形が少ない特長を持つ。
前記活性エネルギー線硬化樹脂A層は、酸化珪素膜や酸化アルミニウム膜などの無機化合物からなるガスバリア層(102)の上に積層することにより、該無機化合物からなるガスバリア層(102)層と、活性エネルギー線硬化樹脂B層との層間の密着性を向上させる、いわゆるプライマー層となる物である。トリアルコキシシリル基を有する(メタ)アクリル化合物は、分子量が150〜600のものが好ましいが、特に限定されるものではなく、分子内に1個のトリアルコキシシリル基と、(メタ)アクリル基を1〜3個含めば良い。(メタ)アクリル基が1個の時は、無機化合物からなるガスバリア層(102)とより高い密着性を得ることができる。
また、2、3個の時は架橋密度が高くなることにより、活性エネルギー線硬化樹脂A層の膜強度を高くすることができるが、同時に密着性が低下する傾向がある。分子量が150〜600のトリアルコキシシリル基を有する(メタ)アクリル化合物としては、例えばトリメトキシプロピル(メタ)アクリレート、トリメトキシプロピルメタアクリレートなどや、その他のシランカップリング剤と、(メタ)アクリル酸を反応せしめて得られる化合物などを使用することができる。
前記活性エネルギー線硬化樹脂A層には、強度、屈曲性、擦傷性等目的に応じて単官能(メタ)アクリレートや、二官能以上の(メタ)アクリル化合物を配合することができるが、特に限定されるものではなく、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の水酸基を有する化合物、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等のアミノ基を有する化合物、(メタ)アクリル酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルコハク酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエイチルヘキサヒドロフタル酸等のカルボキシル基を有する化合物、グリシジル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート等の環状骨格を有する(メタ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシトリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシジプロピレングリコール(メタ)アクリレート等のアクリル単官能化合物や、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、トリエチレンジ(メタ)アクリレート、PEG#200ジ(メタ)アクリレート、PEG#400ジ(メタ)アクリレート、PEG#600ジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルジ(メタ)アクリレート、ジメチロルトリシクロデカンジ(メタ)アクリレート等のアクリル2官能化合物、2官能エポキシ(メタ)アクリレート等、2官能ウレタン(メタ)アクリレート等の2官能(メタ)アクリル化合物等の2官能(メタ)アクリル化合物を配分することができる。
前記活性エネルギー線硬化樹脂B層は、前記A層上に積層することにより、高分子樹脂基材(101)上の無機化合物からなるガスバリア層(102)の傷付きや、こすれを防ぐ、いわゆる保護層となるものである。前記活性エネルギー線硬化樹脂B層は、2個以上
の(メタ)アクリル基を有する化合物は特に限定されるものではなく、分子内に2個以上(メタ)アクリル基を有していればよい。好ましくは3個以上有すると、架橋密度が高くなり、優れた保護性を得ることができる。例えば、使用できる2個の(メタ)アクリル基を有する化合物としては、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、トリエチレンジ(メタ)アクリレート、PEG#200ジ(メタ)アクリレート、PEG#400ジ(メタ)アクリレート、PEG#600ジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルジ(メタ)アクリレート、ジメチロルトリシクロデカンジ(メタ)アクリレート等のアクリル2官能化合物や、2官能エポキシ(メタ)アクリレート等、2官能ウレタン(メタ)アクリレート等の2官能(メタ)アクリル化合物等が挙げられる。3個以上の(メタ)アクリル基を有する化合物としては、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパンテトラアクリレート等のアクリル多官能モノマーや、(メタ)アクリル多官能エポキシアクリレート、(メタ)アクリル多官能ウレタンアクリレート等などを用いることができる。
前記活性エネルギー線硬化樹脂C層は最表面に積層することにより、高分子樹脂基材(101)の表面の絶縁性を和らげる、いわゆる帯電防止層となるものである。4級アンモニウム塩基および(メタ)アクリル基を分子中に有する化合物は特に限定されるものではなく、分子内に4級アンモニウム塩基を有する(メタ)アクリル化合物を用いることができる。例えば、(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライドおよびプロマイド、(メタ)アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド、およびプロマイド、(メタ)アクリロイルオキシヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムアセテート、(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメチルスルファイト、(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム−p−トルエンスルファイト、(メタ)アクリロイルオキシジエチルジメチルエチルスルファイトなどを用いることができるが、特に、塩基成分がクロライドアニオンであるときに高い帯電防止効果を得ることができる。
前記活性エネルギー線硬化樹脂A・B・C層(103)には、重合を効率良く進行させるために、重合開始剤を配合することができ、特に限定されるものではないが、ベンゾインエーテル類、ベンゾフェノン類、キサントン類、アセトフェノン誘導体等を挙げることができる。例えば、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、2−メチル[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、ベンゾフェノン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル1−プロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノー1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオキサイド等が使用できる。本発明において重合開始剤の配合量は、活性エネルギー線硬化樹脂A・B・C層(103)100重量部に対して0.1〜10重量部、好ましくは1〜7重量部、更に好ましくは1〜5重量部とされる。
以下に、本発明の具体的実施例を挙げて、さらに詳しく説明するが、それに限定されるものではない。
<実施例1>
厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(101)を真空成膜装置(1)
の巻き出しロール(4)に装着し、真空成膜装置(1)内を 1.0×10-3Paまで減圧した。電子線加熱手段が具備されたガスバリア層形成装置(6)により金属アルミニウムを蒸発させ、酸素ガスを導入して厚さ20nmの酸化アルミニウム蒸着薄膜層からなるガスバリア層(102)を積層した。その後、前記ガスバリア層(102)上に逐次的にプロセスロール(3)上でアクリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学株式会社製、商品名:KBM5103)を活性エネルギー線硬化樹脂A層用樹脂原料供給装置(12)に、またペンタエリスリトールトリアクリレート(共栄社化学株式会社製、商品名:ライトアクリレートPE−4A)と光硬化剤として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバガイギー社製、商品名:イルガキュア−184)を、活性エネルギー線硬化樹脂B層用樹脂原料供給装置(13)に、アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライド(大阪有機化学工業株式会社製、商品名:DMA−MC)とトリメチロールプロパントリアクリレート(共栄社化学株式会社製、商品名:ライトアクリレートTMP−A)の混合物を活性エネルギー線硬化樹脂C層用樹脂原料供給装置(14)にそれぞれ供給し、それぞれの活性エネルギー線硬化樹脂A層用蒸着装置(8)、活性エネルギー線硬化樹脂B層用蒸着装置(9)、活性エネルギー線硬化樹脂C層用蒸着装置(10)により、順次活性エネルギー線硬化樹脂A・B・C層(103)を形成した。さらに、活性エネルギー線照射装置(11)により照射した硬化後の活性エネルギー線硬化樹脂A・B・C層(103)のトータル厚さが1.0μmになるように制御した。活性エネルギー線照射装置(11)により照射される加速電圧は10kVであった。
以下に、本発明の比較例について説明する。
<比較例1>
高分子樹脂基材(101)表面にガスバリア層(102)を実施例1と同一条件で成膜し、前記ガスバリア層(102)上にアクリロキシプロピルトリメトキシシランを、活性エネルギー線硬化樹脂A層用樹脂原料供給装置(12)に供給し、活性エネルギー線硬化樹脂A層用蒸着装置(8)により活性エネルギー線硬化樹脂A層(104)を形成した。さらに、活性エネルギー線照射装置(11)により照射した硬化後の活性エネルギー線硬化樹脂A層(104)の厚さが1.0μmになるように制御した。活性エネルギー線照射装置(11)により照射される条件は実施例1と同一条件であった。
<比較例2>
高分子樹脂基材(101)表面にガスバリア層(102)を実施例1と同一条件で成膜し、前記ガスバリア層(102)上にペンタエリスリトールトリアクリレートを、活性エネルギー線硬化樹脂B層用樹脂原料供給装置(13)に供給し、活性エネルギー線硬化樹脂B層用蒸着装置(9)により活性エネルギー線硬化樹脂B層(105)を形成した。さらに、活性エネルギー線照射装置(11)により照射した硬化後の活性エネルギー線硬化樹脂B層(105)の厚さが1.0μmになるように制御した。活性エネルギー線照射装置(11)により照射される条件は実施例1と同一条件であった。
<比較例3>
高分子樹脂基材(101)表面にガスバリア層(102)を実施例1と同一条件で成膜し、前記ガスバリア層(102)上に大気中にてロールコータを用い、アクリロキシプロピルトリメトキシシラン100重量部と光開始剤として、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバガイギー社製、商品名:イルガキュア−184)3重量部をメチルエチルケトン中に溶解し、オーブンにて溶媒除去後任意の膜厚になるように塗布した後、メタルハライドランプにて硬化させ、活性エネルギー線硬化樹脂E層(106)を形成した後に、同様な手法を用い、ペンタエリスリトールトリアクリレートを積層し活性エネルギー線硬化樹脂F層(107)を形成した。また、前記E層(106)とF層(107)の膜厚は合わせて1.0μmになるように制御した。
<比較例4>
高分子樹脂基材(101)表面にガスバリア層(102)を実施例1と同一条件で成膜し、前記ガスバリア層(102)上にアクリロキシプロピルトリメトキシシラン50重量部と、ペンタエリスリトールトリアクリレート50重量部を混合し、活性エネルギー線硬化樹脂A層用樹脂原料供給装置(12)に供給し、活性エネルギー線硬化樹脂A層用蒸着装置(8)により活性エネルギー線硬化樹脂G層(108)を形成した。さらに、活性エネルギー線照射装置(11)により照射した硬化後の活性エネルギー線硬化樹脂G層(108)の厚さが1.0μmになるように制御した。活性エネルギー線照射装置(11)により照射される条件は実施例1と同一条件であった。
<比較例5>
高分子樹脂基材(101)表面にガスバリア層(102)を実施例1と同一条件で成膜し、前記ガスバリア層(102)上にアクリロキシプロピルトリメトキシシラン20重量部と、ペンタエリスリトールトリアクリレート50重量部と、アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライド10重量部と、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン5重量部を溶液混合し、を混合し、活性エネルギー線硬化樹脂A層用樹脂原料供給装置(12)に供給し、活性エネルギー線硬化樹脂A層用蒸着装置(8)により活性エネルギー線硬化樹脂H層(109)を形成した。さらに、活性エネルギー線照射装置(11)により照射した硬化後の活性エネルギー線硬化樹脂H層(109)の厚さが1.0μmになるように制御した。活性エネルギー線照射装置(11)により照射される条件は実施例1と同一条件であった。
<評価>
上記実施例1および比較例1〜5で得られた積層体について、以下の評価方法により評価を行った。その結果を表1に示す。
<評価方法>
・酸素バリア性・・・100×400mmの大きさの積層体を重さ3.5Kg、直径8
0mm、面精度1.0S仕上げのフリーローラに50往復接触させた後、温度40℃、
湿度90%RHの雰囲気下で酸素透過度測定装置[モダンコントロール社製:Moco
n OX−TRAN(登録商標)]にて測定した。
・密着性評価A・・・JIS K5400に準拠し、基材フィルムを碁盤目状に切断後
、テープを用いて180°剥離を行い、残存率(%)を測定した。
・密着性評価B・・・50×50mmの大きさの積層体を、水温25℃の3%水酸化ナ
トリウム水溶液に10分浸漬させた後、水洗、乾燥しセロハンテープを貼ってはがして
もガスバリア層が下地に全て残っている条件を満たしたものを○そうでないものを×と
した。
・表面硬度・・・JIS K5400の手かき法に準拠し、フィルムのコート層表面の
鉛筆引っかき値を測定した。
・表面抵抗・・・ JISK6911に準拠して行った。
Figure 0004992252
表1は、実施例1および比較例1〜5で得られた積層体の評価結果を記す。
<評価結果>
実施例1に示された積層体は比較例に示される手法に比して高度なガスバリア性と充分な密着性能を有し、印刷や貼り合せ加工でのウェブの搬送中に生ずる機械的な擦れからなるガスバリア性の劣化を防止し、アルカリ耐性のある帯電防止機能を有する。比較例1については、ガスバリア層との密着力はよいが、膜自体に硬度がなく、またアルカリ耐性も強くない結果が得られた。比較例2については、膜硬度は高いものの、高分子樹脂基材との密着性が大幅に劣化してしまった。比較例3については比較的良好な結果が得られたものの、湿式方式であるために乾燥工程が必要となるためにカールの発生や、また、ロールコータの巻き出し部から塗工されるまでの間にいくつかのガイドロールと蒸着面が直接接触してしまうためにバリア性能に劣化傾向が見られた。また、比較例4や比較例5に示すような手法で活性エネルギー線硬化樹脂G層、H層を形成した場合、各材料に要求される特性を引き出すことは難しく、特に擦れ耐性と層間密着の付与を両立しようと試みても、各種材料の持つ諸物性(蒸気圧、蒸発温度、蒸発速度、蒸発潜熱など)の相違により、活性エネルギー線硬化樹脂A層用蒸着装置内部で活性エネルギー線硬化樹脂の一部が蒸発せずに残留したり、蒸発時に分解して、本来の機能を失ったりすることで、各樹脂材料の蒸発量の制御が困難な場合があり、実施例1の手法には及ばなかった。
本発明に係る積層体の形成方法における真空成膜装置を含む製造装置の1実施例を示す模式説明図である。 本発明に係る積層体の形成方法によって製造される積層体の層構成の1実施例を示す側断面図である。 従来の積層体の形成方法によって製造される積層体の層構成の1実施例を示す側断面図である。 従来の積層体の形成方法によって製造される積層体の層構成のその他の実施例を示す側断面図である。 従来の積層体の形成方法によって製造される積層体の層構成のその他の実施例を示す側断面図である。 従来の積層体の形成方法によって製造される積層体の層構成のその他の実施例を示す側断面図である。 従来の積層体の形成方法によって製造される積層体の層構成のその他の実施例を示す側断面図である。
符号の説明
1・・・真空成膜装置
2・・・真空ポンプA
3・・・プロセスロール
4・・・巻き出しロール
5・・・巻き取りロール
6・・・ガスバリア層形成装置(無機蒸着装置)
7・・・遮蔽板A
8・・・活性エネルギー線硬化樹脂A層用蒸着装置
9・・・活性エネルギー線硬化樹脂B層用蒸着装置
10・・・活性エネルギー線硬化樹脂C層用蒸着装置
11・・・活性エネルギー線照射装置(電子線照射装置)
12・・・活性エネルギー線硬化樹脂A層用樹脂原料供給装置
13・・・活性エネルギー線硬化樹脂B層用樹脂原料供給装置
14・・・活性エネルギー線硬化樹脂C層用樹脂原料供給装置
15・・・ガス供給装置
16・・・真空ポンプB
17・・・圧力調整弁A
18・・・真空ポンプC
19・・・圧力調整弁B
20・・・遮蔽板B
21・・・遮蔽版C
101・・・高分子樹脂基材
102・・・ガスバリア層
103・・・活性エネルギー線硬化樹脂ABC層
104・・・活性エネルギー線硬化樹脂A層
105・・・活性エネルギー線硬化樹脂B層
106・・・活性エネルギー線硬化樹脂E層
107・・・活性エネルギー線硬化樹脂F層
108・・・活性エネルギー線硬化樹脂G層
109・・・活性エネルギー線硬化樹脂H層

Claims (5)

  1. 高分子樹脂基材の少なくとも片面に真空蒸着方法によって形成された酸化珪素膜あるいは酸化アルミニウム膜からなるガスバリア層の上に、少なくとも2層以上の活性エネルギー線硬化樹脂層から形成された積層体の形成方法において、前記ガスバリア層上に真空中で2種類以上の(メタ)アクリル化合物を逐次凝集させた後、電子線あるいは紫外線を照射し、2層以上の有機物層をまとめて架橋させることによって前記樹脂層同士が相互反応し樹脂層を形成することを特徴とする積層体の形成方法。
  2. 前記2層以上の活性エネルギー線硬化樹脂層に含まれるガスバリア層の直上に形成される活性エネルギー線硬化樹脂A層が、トリアルコキシシリル基を有する(メタ)アクリル化合物を含み、中間層に形成される活性エネルギー線硬化樹脂B層が、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジメチロールトリシクロデカンジアクリレートのアクリル基の一つ以上をメタクリル基で置換したものを少なくとも1つからなる化合物を含み、最表面に形成される活性エネルギー線硬化樹脂C層が、(メタ)アクリル基を有する化合物と4級アンモニウム塩基を含むことを特徴とする請求項1記載の積層体の形成方法。
  3. 前記ガスバリア層上への、前記活性エネルギー線硬化樹脂層の塗布方法が、フラッシュ蒸着法であることを特徴とする請求項1又は2記載の積層体の形成方法。
  4. 前記高分子樹脂基材上にガスバリア層を成膜する工程、前記活性エネルギー線硬化樹脂層を成膜する工程がすべて同一真空装置内で大気に曝されることなく逐次的に形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の積層体の形成方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項記載の積層体の形成方法により製造されたことを特徴とする積層体。
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