JP4992016B2 - ドメイン名管理システム - Google Patents
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Description
バージョンフィールドは、インターネットヘッダの形式を示す。現在のインターネットでは、IPプロトコルバージョン4が使用されている。そのためこの領域には4という数値が記載される。
インターネットヘッダ長(IHL:Internet Header Length)は、32ビット単位のインターネットヘッダの長さであり、データの始点を示す。正しいヘッダの最小値は5である。
このパケットの信頼性や、優先度を意味するデータ。このパケットがどれほど重要で、どれほど優先して運ばなければならないかなどが記述される。郵便局の「速達」や「書留」と似ている。
全データ長はデータグラムの長さであり、オクテット単位で算出され、インターネットヘッダとデータを含む。このフィールドは、最大65535オクテットまでのデータグラムの長さが可能である。そのような長いデータグラムは、大半のホストやネットワークに対して非実践的である。すべてのホストは、最大576オクテットまでのデータグラムを受信する準備をしなければならない (受信するものが全体であれ、フラクセメントであれ)。もし宛先がより大きいデータグラムを受信する準備を行っている保証があるならば、ホストは576オクテットよりも大きいデータグラムを送信することが推奨される。
パケットを識別する値。ネットワーク上では、膨大な量のパケットが飛びかうことになるため、それぞれのパケットを識別するための番号(自動車のナンバープレートようなもの)がつけられる。
このフィールドは、データグラム中のどこにこのフラグメントが属するかを示す。フラグメントオフセットは、8オクテット(64ビット)単位で算出される。1番目のフラグメントのオフセットは0である。
このフィールドは、データグラムがインターネットシステムに残ることが許される最大時間を示す。もしこのフィールドが値0を含むならば、そのデータグラムを破棄しなければならない。このフィールドは、インターネットヘッダ処理で更新される。時間は秒単位で計測されるが、データグラムを処理する全てのモジュールは、たとえデータグラムを1秒以下で処理したとしても、TTLを少なくとも1減らさなければならないので、TTLはデータグラムが存在してもよい時間の上限の値だけを考慮しなければならない。このフィールドの意図は、配送できないデータグラムを破棄することであり、最大データグラム生存時間を割り当てることである。
上位のプロトコルが何であるかを記述する。IPの上位は、大抵「TCP」もしくは「UDP」であるため、このどちらかが入れられる。
IPヘッダが壊れていないかを確認するためのデータである。
発信元のIPアドレス。
宛て先のIPアドレス。
ネットワークに関する様々な情報が記載されるが、本発明では使用されない。
発信元のポート番号。
宛て先のポート番号。
UDPデータ(UDPヘッダ含む)のサイズ。
基本的には、IPヘッダのチェックサムと同じだが、こちらはUDPデータ(UDPヘッダ含む)に対して、破損がないかの計算(チェック)が行われる。
このDNSデータを識別するための番号。
IPヘッダにあったものと基本的には同じだが、こちらはDNSプロトコルに対する識別番号。
クライアント3A,3B……3Nが送ったパケットなのか、又はDNSサーバが送ったパケットなのかを判別する番号が入る。クライアント3A,3B……3Nが送ったパケットなら「0」、DNSサーバ6が送ったパケットなら「1」になる。
DNS要求に関するステータス情報が入る。クライアント3A,3B……3Nが設定する。この要求は「どのような目的で送っていて」「どのような応答が欲しいのか」などを設定する。
DNSサーバ6が設定する。信頼できるDNSサーバ6から回答された場合は「1」になり、キャッシュサーバから回答された場合は「0」に設定される。
DNSサーバ6の回答が、長くなった場合に、DNSサーバ6が「1」を設定する。
DNSパケットは、通常は1パケット(512バイト未満)に収まるが、稀に複数のパケットに分割しなければならないほど長くなる場合がある。その場合に、この値を「1」にして、クライアントに、回答パケットが複数あることを通知する。
ちなみに、DNSアクセラレータドメイン名管理装置25では、TCが「1」になっている応答パケットには対応しないことにしている。
RDはクライアントが設定する。再帰問い合わせを許可するかどうかをサーバに通知する。再帰問い合わせとは、質問をされたDNSサーバが、自分ではその質問に答えられなかった場合に、さらに別のDNSサーバに質問すること。それを、DNSサーバが行ってよいかどうかを設定する。
RAはサーバが設定する。再帰問い合わせが可能かどうかをクライアントに通知する。
将来、プロトコルが拡張される場合に備えて、予約された領域。現在は、すべて「0」に設定することが決められている。
応答に関するステータス情報をサーバが設定する。
・問題なし
・パケットのフォーマットエラー
・DNSサーバの障害により回答不可
・サポートされていない質問
・この要求に対する回答を拒否
質問レコードに存在する質問の数を設定する。通常は「1」が入れられる。
回答レコードに存在する回答の数を設定する。
クライアントは「0」を、サーバは「1」を設定する。
権威レコードに存在するDNSサーバの数を設定する。(通常は「0」)
追加情報レコードに存在する追加情報の数を設定する。(通常は「0」)
クライアントが「問い合わせる名前」や「タイプ」や「クラス」を設定する。つまり、クライアントが聞きたい質問をここに記述する。
サーバが「質問に対する回答」を設定する。つまり、クライアントが聞きたい質問に対する回答をここに記述する。
この回答に対して、権威を有するDNSサーバの名前を設定する。通常のDNSパケットではあまり使われない。
このDNSパケットに対する追加情報を設定する。通常のDNSパケットではあまり使われない。
Claims (3)
- 複数のクライアントが接続されているネットワークに、上記複数のクライアントのドメイン名をIPアドレスに変換するドメイン名−IPアドレス変換データを有するドメイン名変換サーバを接続し、上記複数のクライアントの1つが他のクライアントのドメイン名を問合せ要求として上記ネットワークを介して上記ドメイン名変換サーバに送信したとき、当該ドメイン名変換サーバが上記ネットワークを介して上記1つのクライアントに対して上記他のクライアントのIPアドレスを供給するドメイン名管理システムにおいて、
上記ネットワークと上記ドメイン名変換サーバとの間にドメイン名管理装置を設け、
上記ドメイン名管理装置は、上記ドメイン名変換サーバが上記ネットワークを介して上記1つのクライアントに対して上記他のクライアントの上記IPアドレスを供給したとき、当該他のクライアントのドメイン名に対応する上記IPアドレスを表わすドメイン名−IPアドレス変換データを保存するドメイン名−IPアドレス変換メモリを有し、
上記1つのクライアントから上記ネットワークを介して上記問合せ要求が送信されたとき、当該問合せ要求に対応するドメイン名−IPアドレス変換データが上記ドメイン名−IPアドレス変換メモリに存在するとき、当該対応するドメイン名−IPアドレス変換データを上記ネットワークを介して上記問合せ要求を出した上記1つのクライアントに名前解決応答として供給し、
上記ドメイン名−IPアドレス変換データとして上記問合せ要求に対する名前解決応答のデータ形式と同様のデータ形式のデータを上記ドメイン名−IPアドレス変換メモリに保存し、当該保存しているドメイン名−IPアドレス変換データの一部を上記問合せ要求に適合するように改変して上記名前解決応答として上記ネットワークを介して上記1つのクライアントに供給する
ことを特徴とするドメイン名管理システム。 - 上記ドメイン名−IPアドレス変換メモリは、ドメイン名−IPアドレス変換データを
検索する際、ハッシュテーブルを有する
ことを特徴とする請求項1に記載のドメイン名管理システム。 - ネットワークに接続されている複数のクライアントのドメイン名をIPアドレスに変換するドメイン名−IPアドレス変換データを有し、上記複数のクライアントの1つが他のクライアントのドメイン名を問合せ要求として上記ネットワークを介して送信してきたとき、上記ネットワークを介して上記1つのクライアントに対して上記他のクライアントのIPアドレスを供給するドメイン名変換サーバと上記ネットワークとの間に設けられたドメイン名管理装置であって、
上記ドメイン名変換サーバが上記ネットワークを介して上記1つのクライアントに対して上記他のクライアントの上記IPアドレスを供給したとき、当該他のクライアントのドメイン名に対応する上記IPアドレスを表わすドメイン名−IPアドレス変換データを保存するドメイン名−IPアドレス変換メモリを有し、
上記1つのクライアントから上記ネットワークを介して上記問合せ要求が送信されたとき、当該問合せ要求に対応するドメイン名−IPアドレス変換データが上記ドメイン名−IPアドレス変換メモリに存在するとき、当該対応するドメイン名−IPアドレス変換データを、上記ネットワークを介して上記問合せ要求を出した上記1つのクライアントに名前解決応答として供給し、
上記ドメイン名−IPアドレス変換データとして上記問合せ要求に対する名前解決応答のデータ形式と同様のデータ形式のデータを上記ドメイン名−IPアドレス変換メモリに保存し、
当該保存しているドメイン名−IPアドレス変換データの一部を上記問合せ要求に適合するように改変して上記名前解決応答として上記ネットワークを介して上記1つのクライアントに供給する
ことを特徴とするドメイン名管理装置。
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Family Applications (1)
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