JP4991781B2 - 光コネクタプラグ - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバケーブル同士を接続するための光コネクタプラグに関するものである。
光通信等に用いられる光ファイバケーブルの接続部においては、光ファイバの端面を損傷したり塵埃等が付着すると、その光伝達効率が極端に劣化するという問題がある。そのために、特許文献1には光ファイバ端面の前方に可動の遮蔽片を設け、使用時にこの遮蔽片を移動する機構が開示されている。
このために光コネクタプラグの前部に、遮蔽片を駆動するための前後動部材を前後動自在に設け、常時は前後動部材を前方に付勢して遮蔽片により遮蔽を行う必要がある。前後動部材を前方に付勢する付勢手段の一端は固定部材に取り付ける必要がある。
特開2006−276782号公報
また、本出願人による特願2008−288007号においては、光ファイバの接続に際してアウタケースを前方に付勢する圧縮コイルスプリングの一端を保持金具に取り付けていたが、保持金具に止め部を設けているので保持金具の材料が大きくなる問題点がある。
本発明の目的は、保持金具により管金具を使用して光ファイバケーブルを確実にかつ簡便に固定し得る光コネクタプラグを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る光コネクタプラグは、ファイバ芯線に沿って抗張力繊維を備えた光ファイバケーブルを保持金具により固定し、相手側光ファイバケーブルと接続する光コネクタプラグにおいて、前記光ファイバケーブルの先端の前記ファイバ芯線を挿通し保持する合成樹脂製のフェルールと、該フェルールをばねを介して保持する前記保持金具と、前記光ファイバケーブルの外被部を挿通する円筒状の管金具とを有し、前記保持金具は、1枚の導電金属板を打ち抜いて形成し、前部前記フェルールを周囲から包囲する円筒部を設け、中間部に前記光ファイバケーブルを挿通した前記管金具の外側をかしめ止める管金具かしめ部を設けると共に、前記管金具の前方への位置決めを行う位置決め突起を設け、後部に前記光ファイバケーブルの外被部をかしめ止める外被かしめ部を設け、前記管金具に挿通した前記光ファイバケーブルの外被部から前方に延出し前記管金具上に折り返した前記抗張力繊維を前記管金具かしめ部により前記管金具上にかしめ止めることを特徴とする。
本発明に係る光コネクタプラグによれば、光ファイバケーブルを保持する保持金具を小型化し安価とすることができる。
保持金具と管金具を上方から見た斜視図である。 保持金具を下方から見た斜視図である。 光ファイバケーブルの斜視図である。 光ファイバケーブルに保持金具等を挿通した状態の斜視図である。 ブーツの断面図である。 ファイバ芯線をフェルールに取り付けた状態の斜視図である。 ファイバ芯線をフェルールに取り付けた状態の断面図である。 プラグフレームの拡大斜視図である。 フェルールにプラグフレームを取り付けた状態の斜視図である。 フェルールにプラグフレームを取り付けた状態の断面図である。 管金具を所定位置に配置した斜視図である。 かしめ部をかしめた状態の斜視図である。 ブーツを所定位置に移動した状態の斜視図である。 把持部材を取り付けた状態の斜視図である。 シャッタ部材の分解斜視図である。 スライド部材の断面図である。 アウタケースの断面図である。 アウタケースにスライダを取り付けた状態の斜視図である。 アウタケース内に板ばね部材を挿着した状態の斜視図である。 把持部材にシャッタ部材を取り付けた状態の斜視図である。 断面図である。 スライダを操作した状態の断面図である。 アウタケースが押し込まれた状態の断面図である。 フェルールが突出された状態の断面図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は光ファイバを保持する保持金具1と管金具2を上方から見た斜視図、図2は保持金具1を下方から見た斜視図を示している。保持金具1は1枚の例えば黄銅から成る導電金属板を打ち抜いて形成され、保持金具1の前部には後述するフェルールを周囲から包囲する円筒部3、円筒部3の後方の底部には管金具2の前方への位置決めをするための位置決め突起4、中間部には光ファイバケーブルの外被部の端部を管金具2と共にかしめ止める管金具かしめ部5、後部には光ファイバケーブルの外被部をかしめ止める外被かしめ部6が設けられている。
円筒部3には一部を内側に折り曲げたばね係止部3a、側部には後述するプラグフレームに対するフレーム係止部3bが設けられている。管金具かしめ部5は断面略U字状のかしめ片5a、5bを有し、管金具かしめ部5の底部には長手方向と直交する方向に、例えば2個の矩形状のスリット孔5cが設けられている。また外被かしめ部6には、かしめ片5a、5bよりも稍々小さな断面略U字状のかしめ片6a、6bが設けられている。かしめ片5a、5bの管金具かしめ部5側には、後述するブーツに対するブーツ係止部7が形成されている。
一方、管金具2は例えば変形し難いようにSUSから成る円筒形とされ、光ファイバケーブルの外被部を挿通し、保持金具1の管金具かしめ部5により光ファイバケーブルのファイバ芯線に沿って備えられた抗張力繊維を共働してかしめ止めする。なお、管金具2の後端部にはフランジ部2aが上半部のみに形成されている。
保持金具1に光ファイバケーブルを固定するには、図3に示すように光ファイバケーブル10の先端における外被部10aを切り取り、先端から光ファイバ10bと例えば石英系ガラスファイバから成るファイバ芯線10cを露出させると共に、外被部10aの切断面から光ファイバ10bに沿って配置されている補強用の抗張力繊維10dを引き出しておく。
次に、図4に示すように、光ファイバケーブル10の先端側から、ブーツ11、管金具2、保持金具1の円筒部3、内側圧縮コイルばね12の順に挿通する。
ブーツ11は保持金具1のかしめ部5、6に周設し保護するための硬質の合成樹脂材から成り、図5の断面図にも示すように、略角筒形とされ軸方向の中心にはケーブル挿通孔11aが設けられている。ブーツ11の前端上方には前方に向けて庇部11bが張り出され、前端内側部には保持金具1に設けたブーツ係止部7に係止する係止凹部11cが設けられ、下方には後述する下側圧縮コイルばねを取り付けるための長手方向に沿った棒状のばね押さえ部11dが前方に向けて突出されている。また、ブーツ11の後部のケーブル挿通孔11aの端部11eは丸く面取りされ、光ファイバケーブル10を任意の方向に引き出し得るようにされている。
内側圧縮コイルばね12は保持金具1の円筒部3と光ファイバケーブル10の間の隙間に配置され、後端部が円筒部3のばね係止部3aに係止され、後述するフェルールを前方に付勢するために用いられている。
ファイバ芯線10cは図6、図7に示すようにフェルール13の挿通孔13aに挿入されると共に接着により固定されている。フェルール13の前端部は例えばセラミック材から形成され、後端部は金属部材から成り、金属部材から成る円柱部13bに内側圧縮コイルばね12が周設され、段部に内側圧縮コイルばね12の前端部が当接するようにされている。ファイバ芯線10cを挿通孔13aに挿入した後に、ファイバ芯線10cの先端がフェルール13の先端と面一となるように、カッタなどで切断加工する。
図8はプラグフレーム14の拡大斜視図を示し、合成樹脂製から成るプラグフレーム14の内部には、フェルール13を収容する円筒部が設けられ、外側は略角筒形とされている。プラグフレーム14の上面部には、先端側に断面矩形状に形成された矩形突条14aと、その後方に、後方に開口する開口部14bが設けられており、開口部14bの両側には凹状のばね止め部14cが形成されている。また、プラグフレーム14の側部には前方突起14d、後方突起14e、係止孔14fが設けられている。
フェルール13の周囲にこのプラグフレーム14が図9に示すように被着されている。プラグフレーム14に設けた係止孔14fは保持金具1のフレーム係止部3bに係止して保持金具1に固定され、プラグフレーム14の先端からファイバ芯線10cを保持するフェルール13が突出する。
図10はその断面図であり、フェルール13の前方の段部がプラグフレーム14の内側突起14gに当接し、内側圧縮コイルばね12がフェルール13の円柱部13bの段部と保持金具1のばね係止部3aとの間に配設され、フェルール13を前方に付勢している。なお、この際に光ファイバケーブル10の抗張力繊維10dは、保持金具1の管金具かしめ部5上に折り返しておく。
管金具2は図11に示すように、その前端が保持金具1の位置決め突起4に係止するように、前方の管金具かしめ部5上に移動させる。このとき、抗張力繊維10dを管金具かしめ部5と管金具2の外面の下側の長手方向に沿って位置させる。
図12に示すように、管金具かしめ部5のかしめ片5a、5bを折り畳み、抗張力繊維10dを管金具2との間に挟んで管金具2を治具により強固にかしめる。そのとき、管金具2のフランジ部2aはかしめ片5a、5bの後端に配置され、位置決め突起4と共働して管金具2の前方への移動が規制される。また、強度の大きい管金具2は変形することなくかしめ止めされ、抗張力繊維10dが管金具かしめ部5の2つのスリット孔5cに喰い込み、同時に外被かしめ部6のかしめ片6a、6bにより、光ファイバケーブル10の外被部10aがかしめられ固定される。
このようにして、光ファイバケーブル10は2つのかしめ部5、6により固定され、特に抗張力繊維10dを管金具2と保持金具1の間に挟み込んでかしめるので、光ファイバケーブル10の保持金具1に対する前後方向への移動が確実に防止される。
図13に示すようにブーツ11を光ファイバケーブル10に沿って前方に移動し、庇部11bをプラグフレーム14の後部に突き当て、庇部11bによりかしめ部5、6を覆い、保持金具1の係止部7をブーツ11の係止凹部11cに係止することにより、ブーツ11の前後方向への移動が防止される。
ここで、プラグフレーム14上のばね止め部14cに、薄肉金属板から成る当接ばね15を開口部14bを覆うように取り付ける。当接ばね15は略T字状とされ、T字の水平部の両端がばね止め部14cに固定され、鉛直部の先端は上方に持ち上り、先端の下端は内側に折曲されている。
更に、合成樹脂製の把持部材16が図14(a)、(b)に示すように、プラグフレーム14及びブーツ11の前端を覆うように取り付けられている。把持部材16は長形の略四角枠とされ、上面部にはその中央の長さ方向に上側開口部16aが形成され、また上面部の後端側に上側突出部16bが設けられている。また、下面中央部には、後述する下側圧縮コイルばねを挿入するために、その後端側に長さ方向に延在する下側筒状部16cが形成されている。また、把持部材16の前部の両側面部には大小2つの矩形孔を連結した係止孔16dが設けられ、更に後部の両側面部には把持部16eが設けられ、把持部16eには上下方向に指に対する滑り止めの複数の溝が設けられている。
このように、プラグフレーム14を把持部材16により覆うことにより、把持部材16に設けた上側開口部16a内にプラグフレーム14の矩形突条14a、当接ばねが位置する。また、把持部材16はプラグフレーム14に対し若干前後移動可能とされている。つまり、プラグフレーム14の側部に設けた前方突起14d、後方突起14eが把持部材16の係止孔16dに係合して、把持部材16はプラグフレーム14に対する前方及び後方に制限された所定範囲内で移動可能とされている。
図15はシャッタ部材17の分解斜視図を示し、合成樹脂製のスライダ部18と、このスライダ部18に収納する上側圧縮コイルばね19と、スライダ部18を組み合わせる合成樹脂製のアウタケース20、アウタケース20内に収納する金属板から成る板ばね部材21とから構成されている。
スライダ部18には、平板状に形成された部材本体の中央長手方向に、上側圧縮コイルばね19を装着するためのばね溝部18aが設けられ、スライダ部18の後部に操作ノブ18bが形成されている。また、図16の断面図に示すように、スライダ部18の下面には可撓性を有する弾性金属板から成るシャッタ板22が固定されている。このシャッタ板22はアウタケース20の前部内を覆う長さと幅を有している。また、シャッタ板22はくの字状に形成され、後端がスライダ部18のヒンジを介した折返し部18cにより挟み込まれて下面後部に固定されている。なお、折返し部18cの前端は傾斜面18dとされている。
図17はアウタケース20の断面図を示し、アウタケース20は矩形筒状の中央筒状部20aの上側に、先端側を閉じ後端側を開口した横長の上側筒状部20bが設けられている。また、中央筒状部20aの下側には、後方に延びるように形成されると共に、前端を閉じ後端部を開口し、把持部材16の下側筒状部16cを外側から覆う下側溝状部20cが設けられている。更に、上側筒状部20bの中央筒状部20a側にはシャッタ出入口20dが設けられている。
上側筒状部20bの上面部には、その中央に後端側に延びるように形成され、スライダ部18のばね溝部18aを覆うカバー部20eが設けられ、その後端には下側圧縮コイルばね19の後端を係止するための下方に垂下する係止部20fが形成されている。また、中央筒状部20a内には、カバー部20eの基端の両側のそれぞれに、下方に突出する突起部20gが設けられている。更に、下側溝状部20c内の前部には、下側圧縮コイルばねの前端を固定する突起20hが後方に向けて突設されている。
シャッタ部材17を組立てるには、図18に示すように、アウタケース20の後部にスライダ部18を嵌合する。上側圧縮コイルばね19をばね溝部18a内に装着したスライダ部18は、アウタケース20の上側筒状部20b内に入り込み、シャッタ板22がアウタケース20のシャッタ出入口20dを介して中央筒状部20a内に挿し込まれる。上側圧縮コイルばね19の後端はアウタケース20の係止部20fにより押し込まれている。
従って、スライダ部18はアウタケース20に対し前後動自在であると共に、上側圧縮コイルばね19により前方のアウタケース20側に付勢され、シャッタ板22が中央筒状部20a内を閉塞するように押し出されている。また、アウタケース20の下側溝状部20cに下側圧縮コイルばね23が配置され、その前端は突起20hに挿入されている。
なお、スライダ部18と把持部材16の接触は精密な寸法精度により微妙な感触を要する上に、繰り返しの使用により摩耗が生じ易いために、前述の金属製の当接ばね15と金属板を打ち抜いて形成した板ばね部材21が介在されている。板ばね部材21は図15に示すように断面コ字形に折曲され、各個所に切り込みが設けられている。上面には後方に持ち上がった板ばね部21aが形成され、その先端には下方に折曲した突き当て部21bが設けられている。また、両側部にはアウタケース20への係止部21c、プラグフレーム14との係止部21d、把持部材16に対するがた防止となる押さえ部21eが設けられている。この板ばね部材21は図19に示すようにアウタケース20の後部からアウタケース20内に挿入されている。
図20(a)、(b)は図18、図19に示すように組立てたシャッタ部材17を把持部材16の先端に取り付け、ほぼ完成した光コネクタプラグの斜視図であり、図21は断面図である。シャッタ部材17を把持部材16の先端に取り付けることにより、板ばね部材21の板ばね部21aの先端の突き当て部21bは、当接ばね15の前端と当接する。また、下側圧縮コイルばね23の後端部をブーツ11のばね押さえ部11dに係止する。
これにより、シャッタ部材17はアウタケース20と共に下側圧縮コイルばね23により前方に付勢されるが、板ばね部材21の突き当て部21bがプラグフレーム14の矩形突条14aに係止することにより、前方への移動は規制される。また、板ばね部材21の突き当て部21bが当接ばねに当接するため、アウタケース20に前方から力が加えられても、アウタケース20は後方に移動されることはない。
スライダ部18に取り付けられたシャッタ板22は、アウタケース20の上側筒状部20bからシャッタ出入口20dを介して中央筒状部20a内に押し出され、フェルール13の前方におけるアウタケース20の中央筒状部20aの開口のほぼ全面が遮蔽されている。これにより、この光ファイバコネクタに相手側プラグが接続されていない状態において、光ファイバケーブル10のファイバ芯線10cは機械的に保護され、光ファイバコネクタの内部への防塵対策となる。
この光ファイバコネクタを相手側プラグと接続するには、先ず把持部材16の把持部16eを掴んで光コネクタプラグを持ち、スライダ部18の操作ノブ18bを指で後方に押して、図22に示すように、スライダ部18を上側圧縮コイルばね19に抗してアウタケース20に対して後端側に移動させる。それまでは、板ばね部材21の先端が当接ばね15の先端を当接しているので、アウタケース20の後方への移動は規制されている。
シャッタ板22はスライダ部18と共に後端側に移動して、アウタケース20の中央筒状部20aから上側筒状部20b内に引き込まれ、フェルール13の前方の遮蔽が開放される。また、板ばね部材21の板ばね部21aは、スライダ部18の折り返し部18cによる上方からの押圧が解除され、上方に持ち上る。
この状態で、アウタケース20の先端を相手側プラグの外縁に当接して、図23に示すように押し込むことにより、アウタケース20が相対的に押圧される。この押圧によりアウタケース20は下側圧縮コイルばね23の付勢力に抗して後方に移動を始め、板ばね部材21の板ばね部21aは当接ばね15の上を通過し、板ばね部21aはスライダ部18の折返し部18cの傾斜面18dにより案内され折返し部18cの下側に挿し込まれる。
ここで、スライダ部18の操作ノブ18bから指を放しても、スライダ部18は上側圧縮コイルばね19の付勢力により前方の位置に復元するが、シャッタ板22はプラグフレーム14の上部に沿って持ち上げられたままである。
更なる押圧により図24に示すように、スライダ部18とアウタケース20から成るシャッタ部材17は下側圧縮コイルばね23の付勢力に抗して後端側に移動し、フェルール13が相対的に前方に突出し相手側プラグと接続する。
この状態で、フェルール13は相手側プラグに差し込まれてファイバ芯線10cが相手側のファイバ芯線と光学的に接続されることになる。
一方、光コネクタプラグの相手側プラグへの接続を解除するときには、把持部材16を持ち相手側プラグから引き抜く。このとき、シャッタ部材17には前方からの押圧力がなくなるので、シャッタ部材17は下側圧縮コイルばね23の付勢力により前方に移動する。このシャッタ部材17の前方移動に伴い、シャッタ板22が上側筒状部20bからシャッタ出入口20dを介して中央筒状部20a内に繰り出され、図21に示すように非接続時の状態に復帰してフェルール13の前方を遮蔽する。
1 保持金具
2 管金具
3 円筒部
4 位置決め突起
10 光ファイバケーブル
10b 光ファイバ
10c ファイバ芯線
11 ブーツ
13 フェルール
14 プラグフレーム
15 当接ばね
16 把持部材
17 シャッタ部材
18 スライダ部
19 上側圧縮コイルばね
20 アウタケース
21 板ばね部材
22 シャッタ板
23 下側圧縮コイルばね

Claims (1)

  1. ファイバ芯線に沿って抗張力繊維を備えた光ファイバケーブルを保持金具により固定し、相手側光ファイバケーブルと接続する光コネクタプラグにおいて、前記光ファイバケーブルの先端の前記ファイバ芯線を挿通し保持する合成樹脂製のフェルールと、該フェルールをばねを介して保持する前記保持金具と、前記光ファイバケーブルの外被部を挿通する円筒状の管金具とを有し、前記保持金具は、1枚の導電金属板を打ち抜いて形成し、前部前記フェルールを周囲から包囲する円筒部を設け、中間部に前記光ファイバケーブルを挿通した前記管金具の外側をかしめ止める管金具かしめ部を設けると共に、前記管金具の前方への位置決めを行う位置決め突起を設け、後部に前記光ファイバケーブルの外被部をかしめ止める外被かしめ部を設け、前記管金具に挿通した前記光ファイバケーブルの外被部から前方に延出し前記管金具上に折り返した前記抗張力繊維を前記管金具かしめ部により前記管金具上にかしめ止めることを特徴とする光コネクタプラグ。
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