JP4990095B2 - X線異物検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送面上の被検査物にX線を照射し、その透過量に基づいて当該被検査物に混入している異物を検出するX線異物検出装置に係り、特に箱型の被検査物を傾斜させた状態で搬送しながら上方からX線照射を行うことにより、相対的に被検査物に対してX線を斜めに照射した状態を現出して検出感度を向上させることができるX線異物検出装置に関するものである。
図11(a)に示す従来のX線異物検出装置では、搬送コンベアなどの搬送手段100によって搬送される被検査物Wに対してX線発生器101によって真上から鉛直下向きにX線を照射し、その下方に設けられたX線検出器102で透過X線を受けて被検査物W中の異物検出を行っている。ところが、図11(a)に示すように、被検査物Wが例えばスティック状の冷菓Cなどを縦長の姿勢で詰め合わせた箱体などである場合、真上からX線を照射するとX線の透過距離(図中矢印で示す)が長くなり、検出精度が低下することがあった。
これに対し、従来の他のX線異物検出装置である下記特許文献1に開示されたX線異物検出装置は、図11(b)に示すように搬送手段100によって水平方向に搬送される被検査物Cに対して斜め上方からX線を照射するものである。ここで、上述したようなスティック状の冷菓Cを詰め合わせた箱体を検査対象とすると、各冷菓Cが箱体内で隙間なく密に詰め込まれているとすれば、これに対して斜めからX線を照射した場合には、箱体内の各冷菓Cが一体となって垂直に照射する場合よりもX線の透過距離はかえって長くなり、検出精度が低下することも考えられる。しかし、被検査物Wである箱体内の各冷菓Cがそれぞれ包装されており、箱体内に詰め込まれた各冷菓Cの間に隙間が生じた状態にあれば、下記特許文献1に開示されたX線異物検出装置を用いることにより、図11(b)に示すように、X線発生器101から鉛直下向きにX線を照射する場合(図11(a))に比べて各冷菓CごとのX線の透過距離(図中矢印で示す)が短くなり、検出精度が向上するものと考えられる。
特開2004−317184号公報
しかしながら、上記特許文献1のX線異物検出装置では、X線を照射するX線発生器と、このX線発生器から照射されたX線を受けるX線検出器とが斜め方向に対向配置されているため、これらを収めうる筐体の構造を検討した場合、筐体内におけるX線照射のための遮蔽空間を大きく設定しなければならず、装置が大型化するという問題があると考えられる。
また、上記特許文献1のX線異物検出装置では、被検査物に対してX線を斜めに照射して検出精度を向上させる点についての記載はあるが、実際にいかなる構造で被検査物に対してX線を斜めに照射するかについての具体的開示がない。すなわち、筐体内におけるX線発生器やX線検出器の配置、またこれらに対する搬送手段の構造や配置等を如何に設定するかによってX線異物検出装置としての作用効果は大きく変わりうると思われるが、上記特許文献1にはこれらについての記載がなく、発明としての構成や作用効果が具体的でなかった。
そこで本発明は、上記状況に鑑みてなされたもので、被検査物に対してX線を斜めに照射して検出精度の向上を達成するとともに、従来のX線異物検出装置に比べて種々の優れた作用効果を奏することのできる具体的な構造を提案し、これによってコンパクトかつ遮蔽にも問題がない検出精度に優れたX線異物検出装置を提供することを目的としている。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
請求項1に記載されたX線異物検出装置1,1a,1bは、
搬送面上の被検査物Wを所定の搬送方向に搬送する搬送ベルト9を有する搬送手段6,36と、前記搬送面上を搬送される前記被検査物Wに向けてX線を照射するX線発生器11と、前記搬送面を挟んで前記X線発生器11と対向配置されて前記被検査物Wを透過してくるX線をX線検出面に受けるX線検出器12とを備えたX線異物検出装置1,1a,1bにおいて、
前記搬送手段6,36の搬送方向に沿って配置され、箱状の外形を有する前記被検査物Wの隣接する2つの外面S1,S2に接して前記被検査物Wの移動を案内することにより、前記被検査物Wの前記X線検出器12の検出面に対して所定の傾斜姿勢に設定するとともに、前記搬送方向に直交する断面がV字形状とされたベルト保持部17,27を含む案内手段13,14,23,24を有しており、
前記搬送手段6,36は、前記案内手段13,14,23,24によって案内されている前記被検査物Wの2つの外面S1,S2が接する稜線Rと前記ベルト保持部17,27により形成される前記搬送ベルト9の凹所とを接触させて前記被検査物Wを搬送することを特徴とする。
請求項2に記載されたX線異物検出装置1,1aは、請求項1記載のX線異物検出装置において、前記案内手段13,14,23,24は、前記X線発生器11と前記X線検出器12との間に設けられ、前記被検査物Wの前記X線検出器12の検出面に対する角度が所定の角度のまま搬送方向に所定の長さを有する平坦面13b,23bと前記搬送手段6,36の搬送方向に沿って前記平坦部13b,23bの前記所定の角度に至るように徐々に傾斜角度が変化するようにされた第1の傾斜面13a,23aとを備えたことを特徴としている。
請求項3に記載されたX線異物検出装置1,1aは、請求項記載のX線異物検出装置において、前記案内手段13,14,23,24は、さらに前記平坦面13b,23bの前記所定の角度から搬送方向に沿って徐々に傾斜角度が変化するようにされた第2の傾斜面13c,23cを備えたことを特徴としている。
請求項4に記載されたX線異物検出装置1aは、請求項1記載のX線異物検出装置において、
前記被検査物(W)の前記外面(S1)に駆動力を与えて前記被検査物を前記搬送方向に搬送するように構成され、前記搬送手段(6,36)による前記被検査物(W)の搬送を補助する丸ベルト(25)を備えたことを特徴としている。
請求項5に記載されたX線異物検出装置1,1aは、請求項1記載のX線異物検出装置において、
前記案内手段13,14,23,24には、前記X線発生器11から照射されるX線が通過する隙間15が設けられたことを特徴としている。
請求項6に記載されたX線異物検出装置は、請求項1記載のX線異物検出装置1,1aにおいて、
前記案内手段13,14,23,24は、前記搬送方向と直交する方向について位置調整自在とされたことを特徴としている。
請求項1に記載されたX線異物検出装置によれば、箱状の被検査物は、案内手段によって2つの外面を案内されながら両外面が交わる稜線で搬送手段に接触して搬送され、所定の傾斜状態となるX線検出器の位置において、X線発生器からのX線の照射面を通過し、被検査物を透過したX線がX線検出器で検出されて被検査物中の異物が検出される。傾斜させない状態ではX線の透過距離が長くて異物の検出精度に問題が生じるような被検査物であっても、被検査物に応じて予め設定された適当な所定の傾斜状態でX線の照射を受けることにより十分な精度で異物の検出を行うことができる。
請求項2に記載されたX線異物検出装置によれば、請求項1記載のX線異物検出装置による効果において、さらに、本X線異物検出装置に通常の姿勢で搬入された被検査物を、搬送開始位置で搬送手段に円滑に受け入れて搬送しながら傾斜させていき、X線検出器の位置において検査に適当な所定の傾斜状態とすることができる。また、請求項3に記載されたX線異物検出装置によれば、請求項2記載のX線異物検出装置による効果において、徐々に傾斜角度を減少させて被検査物Wを出口へ搬出することができる。
請求項に記載されたX線異物検出装置によれば、請求項1記載のX線異物検出装置による効果において、さらに、案内手段は被検査物を保持案内するだけでなく、被検査物の外面に駆動力を与えて被検査物を搬送方向に搬送し、搬送手段による搬送の補助としても機能することができる。
請求項に記載されたX線異物検出装置によれば、請求項1記載のX線異物検出装置による効果において、さらに、X線発生器から照射されるX線は、所定の傾斜姿勢である被検査物を透過し、案内手段に設けられた隙間を通過してX線検出器に到達することができる。
請求項に記載されたX線異物検出装置によれば、請求項1記載のX線異物検出装置による効果において、さらに、案内手段を搬送方向と直交する方向に移動して位置調整を行うことにより、異なる寸法形状の被検査物に容易に対応することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図5は第1実施形態を示す図であり、図1は側面図、図2は平面図、図3は搬送手段及び案内手段の正面図及び側面図、図4は搬送手段及び案内手段の変形例の斜視図、図5は隣接の搬送機構を含めた正面図である。
図6〜図8は第2実施形態を示す図であり、図6は平面図、図7は搬送手段及び案内手段の正面図及び側面図、図8は搬送手段及び案内手段の斜視図である。
図9及び図10は、隣接の搬送機構を含めた第3実施形態の正面図及び平面図である。
1.第1実施形態(図1〜図5)
本例のX線異物検出装置1は、製造ラインの一部に設けられ、搬送される被検査物WにX線を照射して、その透過量に基づいて該被検査物Wに混入している金属、ガラス、石、合成樹脂材などの異物を検出するものである。
本例のX線異物検出装置1で異物検出が行われる被検査物Wとしては、垂直方向からX線を照射するよりも、斜め方向から照射した方が異物の検出精度の向上が期待できる物品であって、しかも後述するように、上方から下方に向けて照射されるX線に対して所定の傾斜した姿勢に保持する必要上、保持可能な平面状の外面を有する箱型の物品を被検査物Wとする。例えば、図11及び図12を参照して説明したような包装したスティック状の冷菓等を詰め合わせた略直方体形状の箱体や茶筒のような円筒形の箱体などが対象になる。
本例のX線異物検出装置1の構成を説明する。
図1及び図2に示すように、本例のX線異物検出装置1は、装置の本体として筐体2を備えている。筐体2は、その内部から有害な量のX線が外部に漏洩しないように放射線防護材を用いた遮蔽構造を有しており、四本の脚部3によって設置面上に支持されている。この筐体2は左側面及び右側面に開口が設けられて左右に貫通しており、この左右の開口には、可撓性のX線遮蔽材料によって多数の短冊状部材の集合として構成された遮蔽カーテン4がそれぞれ取り付けられている。また、筐体2の前面には開閉自在な扉5が設けられている。
図1及び図2に示すように、筐体2の内部乃至底部には、前述した左側面及び右側面の各開口を貫通するようにベルトコンベア構造の搬送手段6が水平方向に取り付けられている。図3及び図4に示すように、この搬送手段6は、筐体2側に取り付けられるフレーム7と、該フレーム7に設けられた複数のプーリ8と、これらプーリ8に掛け回された搬送ベルト9と、一つのプーリ8を駆動して搬送ベルト9を回動させるモータ10とを備えた基本構造を有しており、筐体2の内部において被検査物Wを水平な搬送方向(図1において紙面垂直方向、図2において左右方向)に沿って搬送することができる。
図1及び図5に示すように、筐体2の内部において、搬送手段6の搬送方向の中央位置の上方には、X線発生器11が設けられている。X線発生器11はX線の照射口を下方に向けて設置されており、X線発生器11を頂点とし、搬送方向に直交する三角形状の照射面(図1において紙面に平行であり、図5において紙面に直交する)をもって、下方の搬送手段6上の被検査物WにX線を照射することができる。
図1及び図5に示すように、搬送手段6の搬送方向の中央であって、被検査物Wが載置される上側の搬送ベルト9の真下の位置には、X線検出器12が設けられ、搬送手段6上を搬送される被検査物Wを透過したX線を受ける。X線検出器12は、X線発生器11から照射される面状のX線と平行となるように線状に配置されたセンサ群を有している。すなわち、X線検出器12におけるセンサ群の線状の配置方向は、図5において紙面に垂直な方向と一致する。
図2及び図3に示すように、搬送手段6の搬送方向と直交する方向における搬送ベルト9の両側の位置には、搬送手段6の搬送方向に沿って、案内手段としての傾斜ガイド13とサイドガイド14がそれぞれ配置されている。傾斜ガイド13とサイドガイド14は、搬送手段6の搬送方向の長さよりもやや短く、従って搬送手段6の両端は傾斜ガイド13とサイドガイド14の両端から搬送方向両端に突出している。これら傾斜ガイド13及びサイドガイド14は、箱状の被検査物Wの隣接する2つの面(本例では底面S1と一方の側面S2)にそれぞれ接することにより、傾斜ガイド13とサイドガイド14の間にある搬送ベルト9が被検査物Wを搬送する際に、搬送の案内を行うための部材である。
傾斜ガイド13は、被検査物Wの底面S1に接する部材であり、該底面S1に接する第1の第1の傾斜面13aの水平面に対する傾斜角度は、搬送手段6の搬送開始側から搬送方向に行くに従って大きくなり、搬送方向の中央の平坦面13bでは一定になっている。この中央部分における平坦面13bの傾斜角度は、X線発生器11から照射されるX線の照射面に対して、被検査物Wを最適な傾斜状態に設定するための角度となっている。また傾斜角度が一定である中央部分の平坦面13bは、被検査物Wが安定した検査ができる程度の長さを有しており、その中央にあるX線検出器に対応する位置には、X線発生器11から照射されたX線が案内手段による影響を受けないで通過し、X線検出器12に到達できるように、搬送方向と直交する方向に沿った隙間15が設けられている。そして、隙間15を隔てた搬送方向先の平坦面13bに連続する第2の傾斜面13cの傾斜角度は、搬送方向に沿って搬送終了側に向かうに従って小さくなっている。
サイドガイド14は、被検査物Wの側面S2に接する部材であり、該側面S2に接する支持部14aは、被検査物Wの底面S1を案内する前記傾斜ガイド13の中央部分での平坦面13bに対して直交しており、その傾斜角度は搬送方向に沿って一定となっている。すなわち、サイドガイド14の支持部14aは、X線検査位置における傾斜ガイド13の平坦面13bとともに、X線発生器11から照射されるX線の照射面に対して被検査物Wを最適な傾斜状態に設定できるように設定されている。また、図2に示すように、中央のX線検出位置には、X線発生器11から照射されたX線が通過できるように、搬送方向と直交する方向に沿った隙間15が設けられている。
なお、被検査物Wの搬送に伴い、入口から徐々に第1の傾斜面13aの傾斜角度が増加して検査位置では平坦面13bによって被検査物Wを所定の傾斜姿勢に設定し、また第2の傾斜面13cによって徐々に傾斜角度を減少させて被検査物Wを出口へ搬出するような傾斜ガイド13の第1の傾斜面13a,平坦面13b,第2の傾斜面13cと、被検査物Wの側面S2を案内するサイドガイド14の支持部14aには、搬送方向に移動する被検査物Wの外面に接触して転動する複数のローラ16がそれぞれ取り付けられている。
図2及び図3に示すように、傾斜ガイド13の第1の傾斜面13a,第2の傾斜面13c及び平坦面13bの内縁部13dと、サイドガイド14の傾斜した内縁部14bは、いずれも搬送方向に平行であり、所定間隔をおいて対向することにより、特に図3(b)に示すように搬送方向に直交する断面が略V字形のベルト保持部17を構成している。そして、前述した搬送手段6の搬送ベルト9がこのベルト保持部17の上に載っており、搬送ベルト9は略V字形に変形した状態で移動するようになっているので搬送時に左右(幅方向)にずれにくい。そして、ベルト保持部17の上でV字形に変形した搬送ベルト9の幅方向の中央は、傾斜ガイド13によって案内されている被検査物Wの底面S1と、サイドガイド14によって案内されている被検査物Wの側面S2とが接する稜線R(箱体のエッジ)と対応する位置にある。従って、被検査物Wの前記稜線Rは搬送ベルト9のV字形の凹所に安定して接触することができ、搬送手段6のモータ10を駆動すれば、被検査物Wは傾斜ガイド13とサイドガイド14に案内されつつ搬送ベルト9の移動によって前記稜線Rに駆動力を与えられて安定的に搬送方向に送られる。
なお、図2に示すように、傾斜ガイド13とサイドガイド14は、搬送方向と直交する方向について位置調整自在とされている。すなわち、本装置のフレーム7には、傾斜ガイド13とサイドガイド14ごとに、搬送方向に離れた2つの位置に複数の孔18が搬送方向と直交する方向に並んで形成されており、傾斜ガイド13とサイドガイド14の底面の対応する位置に突出して設けられたピンを挿入することにより、搬送方向との平行を保持したまま、搬送方向と直交する方向の位置を調整してフレーム7に取り付けることができる。
これによって、傾斜ガイド13とサイドガイド14の間隔を調整し、傾斜ガイド13とサイドガイド14の間で保持される被検査物Wの傾斜姿勢を任意に調整することができる。また、清掃時等には、筐体2の前面側の扉5を開放し、少なくとも前面側にあるサイドガイド14を取り外せば、搬送ベルト9も容易にプーリ8から取り外すことができるので、作業が容易になる。
図4は、以上説明した傾斜ガイド13及びサイドガイド14と、傾斜ガイド13とサイドガイド14の間に掛け回されてV字形に変形した搬送ベルト9を有する搬送手段6の斜視図であり、特に傾斜ガイド13とサイドガイド14に設けられたローラ16の個数及び配置その他の構成に若干の変形を加えた変形例を示すものである。図4中には、本例の構成を説明する際に使用した符号と同一の符号を付して前述した説明を援用する。
図5に示すように、同図中左方から右方へと移動する被検査物Wの搬送方向について、本装置1の前段と後段には、それぞれ被検査物Wの搬入手段及び搬出手段である前段コンベア20及び後段コンベア21が配置されている。
次に、以上説明した本例のX線異物検出装置1における作用を説明する。
図5に示す前段コンベア20により、被検査物Wが底面S1を下にした通常の姿勢で遮蔽カーテン4を潜り、本装置1に搬入される。図3乃至図4に示すように、被検査物Wは、傾斜ガイド13の導入部分から第1の傾斜面13aに乗り上げて底面S1を支持され、さらにサイドガイド14によって側面S2を保持されることにより、傾斜ガイド13とサイドガイド14の間で傾斜した姿勢に保持されつつ、底面S1と側面S2の間の稜線Rで搬送ベルト9に接触して送り力を受けることにより搬送されていく。
そして、被検査物Wは、搬送方向について傾斜角度が増大する第1の傾斜面13aに沿って搬送されるため、その傾斜姿勢を徐々に変えていき、筐体2内の略中央にある検査位置において、平坦面13bに支持されて所定の傾斜姿勢となる。この被検査物Wに対し、X線発生器11からX線が照射され、被検査物Wを透過して傾斜ガイド13とサイドガイド14の隙間15を通り抜けたX線は、X線検出器12に到達して検出される。X線検出器12が検出・取得したデータは図示しない制御手段により解析され、被検査物W中に異物が存在するか否かが判定される。本例によれば、底面S1を下とした状態で真上からX線を照射した場合に比べ、被検査物W中におけるX線の透過距離が短くなり、検出精度が向上する。
検査済みの被検査物Wは、検査時の傾斜角度から傾斜角度が徐々に小さくなる傾斜ガイド13の第2の傾斜面13cに案内されながら出口に向けて搬送され、底面S1を下とした当初の姿勢に戻って遮蔽カーテン4を潜り、本装置1外に搬出されて後段コンベア21に乗り移り、次段の工程へと送られる。
本例の装置によれば、傾斜させない状態ではX線の透過距離が長くて異物の検出精度に問題が生じるような被検査物Wであっても、被検査物Wの種類に応じて予め適当な検査時の傾斜状態を設定し、この傾斜状態でX線の照射を行うことができるので、十分な精度で異物の検出を行うことができる。
なお、前段コンベア20及び後段コンベア21がそれぞれ所定の傾斜角度を有していてもよく、第1の傾斜面13aもしくは第2の傾斜面13cの傾斜角をそれぞれ対応させることにより被検査物Wを支障なく搬送することができる。
また、本例の装置は、X線発生器11とX線検出器12は所定位置に固定されており、移動することがないため、筐体2に要求されるX線の遮蔽構造が、X線発生器やX線検出器が移動するタイプの機器に比べて相対的に簡易で済むという利点がある。例えば、CTスキャナーのように、被検査対象に対して種々の方向からX線を照射するために、X線発生器やX線検出器を可動式の構造とした機器においては、装置としてのX線の遮蔽構造はより複雑になり、場合によっては当該機器全体を収納する部屋自体にX線遮蔽構造が求められる場合もある。しかしながら、本例のようにX線発生器11とX線検出器12が固定構造であると、前述したように筐体2を遮蔽材料で構成し、その出入り口に遮蔽カーテン4を設ける程度の構造で十分な安全性が得られるので、筐体2を遮蔽のために搬送方向に長くするといったコスト的にも設置面積の点でも不利な構造を採用する必要がない。
2.第2実施形態(図6〜図8)
本例のX線異物検出装置1は、案内手段と搬送手段の構造が第1実施形態と異なり、その他の構造は第1実施形態と同様なので、案内手段と搬送手段について主として説明し、その他の構成に関しては、第1実施形態の構成と対応する部分には図中に第1実施形態と同様の符号を付し、第1実施形態の説明を援用して再度の説明を省略するものとする。
図6〜図8に示すように、搬送手段6の搬送方向と直交する方向に関する搬送ベルト9の両側の位置には、搬送手段6の搬送方向に沿って、案内手段としての傾斜ガイド23及びサイドガイド24がそれぞれ配置されている。傾斜ガイド23及びサイドガイド24は、搬送手段6の搬送方向の長さよりもやや短く、従って搬送手段6の両端は傾斜ガイド23とサイドガイド24の両端から搬送方向両端に突出している。これら傾斜ガイド23及びサイドガイド24は、箱状の被検査物Wの隣接する2つの面(本例では底面S1と一方の側面S2)にそれぞれ接することにより、傾斜ガイド23とサイドガイド24の間にある搬送ベルト9が被検査物Wを搬送する際に、搬送の案内を行うための部材であるが、傾斜ガイド23は搬送手段6を補助する搬送力を備えており、他の搬送手段としての機能も兼ねている。
傾斜ガイド23は、被検査物Wの底面S1に接する部材であり、該底面S1に接する第1の傾斜面23aの水平面に対する傾斜角度は、搬送手段6の搬送開始側から搬送方向に行くに従って大きくなり、搬送方向の中央部分の平坦面23bでは一定になっている。この中央部分における平坦面23bの傾斜角度は、X線発生器11から照射されるX線の照射面に対して、被検査物Wを最適な傾斜状態に設定するための角度となっている。また平坦面23bの傾斜角度が一定である中央部分において、その中央にあるX線検出位置には、X線発生器11から照射されたX線が通過できるように、搬送方向と直交する方向に沿った隙間15が設けられている。そして、平坦面23bに連続する第2の傾斜面23cの傾斜角度は、搬送方向に沿って搬送終了側に向かうに従って小さくなっている。
図7に示すように、傾斜ガイド23の第1の傾斜面23a,第2の傾斜面23c及び平坦面23bには、搬送方向に移動する被検査物Wの外面に接触して転動する複数のローラ16が取り付けられており、これらのローラ16及び搬送手段6のプーリ8には丸ベルト25が掛け回されており、搬送手段6の駆動に連動して丸ベルト25が駆動されるようになっている。すなわち、傾斜ガイド23は、被検査物Wが搬送される際にその底面S1に接触して案内する部材であるとともに、搬送手段6による被検査物Wの搬送を丸ベルト25の駆動により補助する手段でもある。なお、図8中にはローラ16は示すが丸ベルト25は示していない。
サイドガイド24は、被検査物Wの側面S2に接する部材であり、搬送方向について一定の高さを有しており、その上面には丸棒からなるストッパ26が水平に取り付けられている。従って、サイドガイド24のストッパ26は、移動する被検査物Wの側面S2に接触することができ、傾斜ガイド23に支持されて傾斜した被検査物Wの傾斜角度に対応して被検査物Wを支持しながら移動を案内することができる。すなわち、サイドガイド24は、X線検査位置における傾斜ガイド23の平坦面23bとともに、検査位置においてX線発生器11から照射されるX線の照射面に対して被検査物Wを最適な傾斜状態に設定することができる。また中央のX線検出位置には、X線発生器11から照射されたX線が通過できるように、搬送方向と直交する方向に沿った隙間15が設けられている。
図6〜図8に示すように、傾斜ガイド23とサイドガイド24の間には、搬送方向に直交する断面が略V字形のベルト保持部27(船底形ベルトガイド)が設けられている。そして、搬送手段6の搬送ベルト9がこのベルト保持部27の上に載っており、搬送ベルト9は略V字形に変形した状態で移動するようになっており、搬送時に左右方向(幅方向)に位置ずれしにくい。そして、ベルト保持部27の上でV字形に変形した搬送ベルト9の幅方向の中央は、傾斜ガイド23によって案内されている被検査物Wの底面S1と、サイドガイド24によって案内されている被検査物Wの側面S2とが接する稜線R(箱体のエッジ)に対応する位置にある。従って、被検査物Wの前記稜線Rは搬送ベルト9のV字形の凹所に安定して接触することができる。搬送手段36のモータ10を駆動すれば、被検査物Wは傾斜ガイド23とサイドガイド24に案内されつつ、傾斜ガイド23による搬送作用を底面S1に受け、さらに搬送ベルト9の移動によって前記稜線Rに駆動力を与えられて搬送方向に安定的に送られる。
本例によれば、第1実施形態と略同様の作用効果が得られる他、被検査物Wの搬送時には、傾斜ガイド23による搬送力が被検査物Wの底面S1に加えられるので、搬送手段36のみで搬送する場合に比べて搬送が安定する。
また、サイドガイド24は、搬送方向に細長い丸棒であるストッパ26によって被検査物Wの側面S2に接触するので、その接触面積は線接触に近く、搬送時の案内による抵抗は最小限で済み、搬送は円滑である。また、搬送方向と直交する方向についての傾斜ガイド23、サイドガイド24の間隔を変更し、被検査物Wの傾斜姿勢が変わって前記ストッパ26が被検査物Wの側面S2にあたる角度が変わっても、ストッパ26の被検査物Wに対する摩擦力に変化はなく、問題なく案内することができる。
3.第3実施形態(図9及び図10)
以上説明した各実施形態では、被検査物Wは底面S1を下にした正規の姿勢で本装置1,1aに送り込まれ、本装置1,1aの内部で搬送手段6,36に搬送されながら傾斜ガイド13,23とサイドガイド14,24による案内を受けて徐々に傾斜していき、装置1,1a内のX線検出位置で所定の傾斜状態に設定されてX線を照射されるものとなっており、検査後は搬送手段6,36に搬送されながら傾斜ガイド13,23とサイドガイド14,24による案内を受けて徐々に傾斜を戻しながら底面S1を下にした正規の姿勢で本装置1,1aの外に送り出される。従って、図5に示したように、装置1の前後に配置された前段コンベア20及び後段コンベア21は被検査物Wを正規の姿勢で搬送する通常のコンベアであった。
本例では、詳細は図示しないが、装置内に設けられた案内手段は、X線検出位置におけるX線の照射面に対して被検査物Wを所定の傾斜角度に設定できるような傾斜角度の案内面を有しており、この案内面の傾斜角度は搬送開始位置から検査位置を経て搬送終了位置まで一定とされている。
そして、図9及び図10に示すように、装置1bの前後に配置された前段コンベア20及び後段コンベア21には、搬送される被検査物Wの姿勢を傾斜させるガイド40,41を設けておき、底面S1を下にした正規の姿勢で送り込まれた被検査物Wを、前述した検査時の所定の角度まで傾斜させてから装置1bに送り込み、また検査後には、検査時の所定の角度に傾斜した状態で送り出された被検査物Wを受け継いで搬送し、搬送しながら傾斜を徐々に戻していき、底面S1を下にした正規の姿勢で次の工程に引き渡すようになっている。
本例においても、その他の実施形態と同様の作用効果が得られる。
図1は第1実施形態のX線異物検出装置の側面図である。 図2は第1実施形態のX線異物検出装置の平面図である。 図3(a),(b)は第1実施形態のX線異物検出装置における搬送手段及び案内手段の正面図及び側面図である。 図4は第1実施形態のX線異物検出装置における搬送手段及び案内手段の変形例の斜視図である。 図5は隣接の搬送機構を含めた第1実施形態のX線異物検出装置の正面図である。 図6は第2実施形態のX線異物検出装置の平面図である。 図7(a),(b)は第2実施形態のX線異物検出装置における搬送手段及び案内手段の正面図及び側面図である。 図8は第2実施形態のX線異物検出装置の搬送手段及び案内手段の斜視図である。 図9は隣接の搬送機構を含めた第3実施形態の正面図である。 図9は隣接の搬送機構を含めた第3実施形態の平面図である。 (a)は鉛直下向きにX線を照射する従来のX線異物検出装置における異物検出原理を示す図であり、(b)は斜め上方からX線を照射する従来のX線異物検出装置における異物検出原理を示す図である。
符号の説明
1,1a,1b…X線検査装置
6,36…搬送手段
11…X線発生器
12…X線検出器
13…案内手段としての傾斜ガイド
13a…傾斜ガイドの第1の傾斜面
13c…傾斜ガイドの第2の傾斜面
13b…傾斜ガイドの平坦面
13d…傾斜ガイドの内縁部
14,24…案内手段としてのサイドガイド
14a…サイドガイドの支持部
14b…サイドガイドの内縁部
15…案内手段の隙間
23…案内手段としての傾斜ガイド
23a…傾斜ガイドの第1の傾斜面
23c…傾斜ガイドの第2の傾斜面
23b…傾斜ガイドの平坦面
25…丸ベルト
26…ストッパ
W…被検査物
S1…底面
S2…側面
R…稜線

Claims (6)

  1. 搬送面上の被検査物(W)を所定の搬送方向に搬送する搬送ベルト(9)を有する搬送手段(6,36)と、前記搬送面上を搬送される前記被検査物に向けてX線を照射するX線発生器(11)と、前記搬送面を挟んで前記X線発生器と対向配置されて前記被検査物を透過してくるX線をX線検出面に受けるX線検出器(12)とを備えたX線異物検出装置(1,1a,1b)において、
    前記搬送手段の搬送方向に沿って配置され、箱状の外形を有する前記被検査物の隣接する2つの外面(S1,S2)に接して前記被検査物の移動を案内することにより、前記被検査物前記X線検出器の検出面に対して所定の傾斜姿勢に設定するとともに、前記搬送方向に直交する断面がV字形状とされたベルト保持部(17,27)を含む案内手段(13,14,23,24)を有しており、
    前記搬送手段は、前記案内手段によって案内されている前記被検査物の2つの外面が接する稜線(R)と前記ベルト保持部により形成される前記搬送ベルトの凹所とを接触させて前記被検査物を搬送することを特徴とするX線異物検出装置(1,1a,1b)。
  2. 前記案内手段(13,14,23,24)は、前記X線発生器(11)と前記X線検出器(12)との間に設けられ、前記被検査物(W)の前記X線検出器の検出面に対する角度が所定の角度のまま搬送方向に所定の長さを有する平坦面(13b,23b)と前記搬送手段(6,36)の搬送方向に沿って前記平坦部の前記所定の角度に至るように徐々に傾斜角度が変化するようにされた第1の傾斜面(13a,23a)とを備えたことを特徴とする請求項1記載のX線異物検出装置(1,1a)。
  3. 前記案内手段(13,14,23,24)は、さらに前記平坦面(13b,23b)の前記所定の角度から搬送方向に沿って徐々に傾斜角度が変化するようにされた第2の傾斜面(13c,23c)を備えたことを特徴とする請求項記載のX線異物検出装置(1,1a)。
  4. 前記案内手段(23)は、前記被検査物(W)の前記外面(S1)に駆動力を与えて前記被検査物を前記搬送方向に搬送するように構成され、前記搬送手段(6,36)による前記被検査物(W)の搬送を補助する丸ベルト(25)を備えたことを特徴とする請求項1記載のX線異物検出装置(1a)。
  5. 前記案内手段(13,14,23,24)には、前記X線発生器(11)から照射されるX線が通過する隙間(15)が設けられたことを特徴とする請求項1記載のX線異物検出装置(1,1a)。
  6. 前記案内手段(13,14,23,24)は、前記搬送方向と直交する方向について位置調整自在とされたことを特徴とする請求項1記載のX線異物検出装置(1,1a)。
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