JP4989994B2 - スクリーン印刷方法およびスクリーン印刷装置 - Google Patents
スクリーン印刷方法およびスクリーン印刷装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4989994B2 JP4989994B2 JP2007061149A JP2007061149A JP4989994B2 JP 4989994 B2 JP4989994 B2 JP 4989994B2 JP 2007061149 A JP2007061149 A JP 2007061149A JP 2007061149 A JP2007061149 A JP 2007061149A JP 4989994 B2 JP4989994 B2 JP 4989994B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- roller
- squeegee
- rollers
- mask
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Screen Printers (AREA)
- Printing Methods (AREA)
Description
図4に示す印刷装置では、基板4の印刷面にマスク6がセットされており、マスク6に形成されている開口部6aに印刷材料を充填するために、印刷方向(矢印F方向)を左から右となるように見たとき、スキージ1の前方にあるローラ10を反時計回りに回転させることにより、ローラ10の後部にて印刷面に対して印刷材料11が対流する高圧部12を作り出して、開口部6aに印刷材料を充填している。
本発明の請求項3記載のスクリーン印刷方法は、請求項1または請求項2において、前記スキージと第1,第2のローラを前記印刷方向に同じ速度で移動させることを特徴とする。
本発明の請求項5記載のスクリーン印刷装置は、真空中に配置され印刷方向に対して後部が印刷用マスクの表面に接した板状のスキージと、真空中に配置され前記板状のスキージと印刷用マスクの間に溜まった印刷材料の中に配置され前記印刷用マスクと互いに平行な第1,第2のローラと、印刷用マスクと板状のスキージを相対移動させて前記印刷材料を掻くとともに、第1のローラを第2のローラに向かって回転させ、第2のローラを第1のローラに向かって回転させて、第1,第2のローラの間の隙間から前記印刷用マスクの上に向かって供給する駆動手段とを設けたことを特徴とする。
本発明の請求項8記載のスクリーン印刷装置は、請求項4〜請求項7のいずれかにおいて、第1,第2のローラが互いに同径であることを特徴とする。
本発明の請求項10記載のスクリーン印刷方法は、請求項2において、前記印刷装置が、印刷後に大気中に置かれるステップが含まれることを特徴とする。
(実施の形態1)
図1は本発明のスクリーン印刷方法を実行するスクリーン印刷装置を示す。具体的には、ステージ7に電子回路基板4がセットされている。印刷材料としての導電性ペースト3を、電子回路基板4の穴などの開口部6aへ充填する目的で印刷を行うものである。
そして、板状のスキージ1の後端を、そのマスク6の表面に接する状態で配置する。そして、第1,第2のローラ21,22を軸芯が印刷方向Fと交差する方向でマスク6と平行に配置する。具体的には、電子回路基板4とマスク6とが固定側で、矢印F方向が印刷方向である。
まず、図1に示すようにA部、B部、C部を考え、ペースト外部の気圧をP0、ペースト表面部からローラ手前のA部の圧力をP1、第1,第2のローラ21,22によって発生するペーストの流動によって加圧された領域であるB部の圧力をP2、印刷方向最後部の後部ローラとスキージと印刷面との間の部分の圧力をP3とする。
P0 < P3 < P1 < P2
とすることができる。
図2は本発明の実施の形態2を示す。
先の実施の形態1を示す図1では、第1,第2のローラ21,22は直径が同じであったが、実施の形態2では第1のローラ21は第2のローラ22よりも直径が太い。電子回路基板4、スキージ1及びローラの配置は実施の形態1とほぼ同じである。具体的には、第1のローラ21の直径を第2のローラ22の直径よりも1〜10mm程度大きくした。
P0 < P3 < P1 < P21 < P22
とすることができ、実施の形態1と比べ、B2部での印刷面への圧力がさらに高くなることが期待できる。また、ペーストの高圧部にてペースト流動方向を印刷面に対して垂直方向成分を発生させることも同時に実現可能なため、高いアスペクト比の穴へのペースト充填が可能となる。同時に、実施の形態1と同様に、P3の圧力を低く保つことができるため、ペーストの掻きとり漏れ、スキージ押圧増加によるマスク及び基板、スキージへのダメージも軽減できる。
図3は本発明の実施の形態3を示し、第1,第2のローラ21,22で構成されていた印刷材料加圧部を、第1,第2,第3のローラ21,22,23のように3つ以上配置することにより、同様にB部の高圧化とペーストの流動方向を調整し、同様の効果を得ることができる。ここでは、第1,第2のローラ21,22は実施の形態1と同じ方向に回転駆動し、第3のローラ23は第1のローラ21と同方向に回転駆動している。
なお、上記の各実施の形態において、ペースト3の充填箇所やペースト状態、印刷対象物の開口箇所に応じて、印刷材料加圧部のローラの径や形状を軸方向で変化させることによって、仕上がり精度や印刷面の印刷精度均一性を調整することも可能である。
21 第1のローラ
22 第2のローラ
3 導電性ペースト(印刷材料)
4 電子回路基板
6a 開口部
6 マスク
7 ステージ
Claims (11)
- 印刷方向に対して後部が印刷用マスクの表面に接した板状のスキージを前記印刷方向に動かして印刷材料を掻くとともに、前記印刷用マスクと平行な第1,第2のローラを、第1,第2のローラの間の隙間よりも、それぞれのローラと印刷用マスクとの隙間が狭く配置し、第1のローラを第2のローラに向かって回転させ、第2のローラを第1のローラに向かって回転させて、前記板状のスキージによって掻かれて移動する印刷材料を、第1,第2のローラの間の隙間から前記印刷用マスクの上に向かって供給する
スクリーン印刷方法。 - 真空中において、印刷方向に対して後部が印刷用マスクの表面に接した板状のスキージを前記印刷方向に動かして印刷材料を掻くとともに、前記板状のスキージによって掻かれて移動する印刷材料を前記印刷用マスクと平行な第1,第2のローラによって、第1のローラを第2のローラに向かって回転させ、第2のローラを第1のローラに向かって回転させて、第1,第2のローラの間の隙間から前記印刷用マスクの上に向かって供給する
スクリーン印刷方法。 - 前記スキージと第1,第2のローラを前記印刷方向に同じ速度で移動させる
請求項1または請求項2記載のスクリーン印刷方法。 - 印刷方向に対して後部が印刷用マスクの表面に接した板状のスキージと、
前記板状のスキージと印刷用マスクの間に溜まった印刷材料の中に配置され前記印刷用マスクと互いに平行な第1,第2のローラと、
印刷用マスクと板状のスキージを相対移動させて前記印刷材料を掻くとともに、第1のローラを第2のローラに向かって回転させ、第2のローラを第1のローラに向かって回転させて、第1,第2のローラの間の隙間から前記印刷用マスクの上に向かって供給する駆動手段と
を設け、第1,第2のローラの間の隙間よりも、それぞれのローラと印刷用マスクとの隙間が狭い
スクリーン印刷装置。 - 真空中に配置され印刷方向に対して後部が印刷用マスクの表面に接した板状のスキージと、
真空中に配置され前記板状のスキージと印刷用マスクの間に溜まった印刷材料の中に配置され前記印刷用マスクと互いに平行な第1,第2のローラと、
印刷用マスクと板状のスキージを相対移動させて前記印刷材料を掻くとともに、第1のローラを第2のローラに向かって回転させ、第2のローラを第1のローラに向かって回転させて、第1,第2のローラの間の隙間から前記印刷用マスクの上に向かって供給する駆動手段と
を設けた
スクリーン印刷装置。 - 前記スキージ及び第1,第2のローラを前記印刷方向に同じ速度で移動させる
請求項4または請求項5記載のスクリーン印刷装置。 - 第1,第2のローラのうちの前記印刷方向に対して後方の第2のローラと前記スキージとの隙間が、第2のローラと前記印刷用マスクとの隙間よりも広い
請求項4または請求項5または請求項6記載のスクリーン印刷装置。 - 第1,第2のローラが互いに同径である
請求項4〜請求項7のいずれかに記載のスクリーン印刷装置。 - 前記駆動手段は、
第1,第2のローラ及び前記スキージの進行速度よりも、第1,第2のローラの表面の速度が速くなるように第1,第2のローラを回転駆動するよう構成した
請求項4〜請求項8のいずれかに記載のスクリーン印刷装置。 - 前記印刷装置が、印刷後に大気中に置かれるステップが含まれる
請求項2記載のスクリーン印刷方法。 - 真空中で前記印刷材料を前記スキージ及び第1,第2のローラの周りを循環させて脱泡させる
請求項5記載のスクリーン印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007061149A JP4989994B2 (ja) | 2007-03-12 | 2007-03-12 | スクリーン印刷方法およびスクリーン印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007061149A JP4989994B2 (ja) | 2007-03-12 | 2007-03-12 | スクリーン印刷方法およびスクリーン印刷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008221541A JP2008221541A (ja) | 2008-09-25 |
JP4989994B2 true JP4989994B2 (ja) | 2012-08-01 |
Family
ID=39840705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007061149A Expired - Fee Related JP4989994B2 (ja) | 2007-03-12 | 2007-03-12 | スクリーン印刷方法およびスクリーン印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4989994B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106985564B (zh) * | 2011-06-13 | 2019-03-08 | 千住金属工业株式会社 | 焊膏的印刷方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0482739A (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-16 | Canon Inc | スクリーン印刷装置 |
JPH09239955A (ja) * | 1996-03-12 | 1997-09-16 | Furukawa Electric Co Ltd:The | クリームはんだ印刷機 |
JPH1024551A (ja) * | 1996-07-12 | 1998-01-27 | Saitama Nippon Denki Kk | はんだペーストのスキージ |
JP2001105567A (ja) * | 1999-10-08 | 2001-04-17 | Furukawa Electric Co Ltd:The | クリームはんだスクリーン印刷機のスキージ装置 |
JP2003300302A (ja) * | 2002-04-09 | 2003-10-21 | Newlong Seimitsu Kogyo Co Ltd | スクリーン印刷方法 |
-
2007
- 2007-03-12 JP JP2007061149A patent/JP4989994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008221541A (ja) | 2008-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6540822B2 (ja) | 印刷版及び印刷装置 | |
WO2009150906A1 (ja) | クリーニング装置及びスクリーン印刷装置 | |
EP2604433B1 (en) | Printing apparatus and printing method | |
JP5514624B2 (ja) | スクリーン印刷方法及びその装置 | |
CN104206033B (zh) | 球搭载方法及对基板作业机 | |
JP2007319952A (ja) | 中間ベースと、xyテーブルと、シール剤塗布装置および液晶パネルの製造方法 | |
JP2013161871A (ja) | 印刷装置及びそれを用いた太陽電池セルの製造方法 | |
JP4989994B2 (ja) | スクリーン印刷方法およびスクリーン印刷装置 | |
JP2006346915A (ja) | スクリーン印刷機のスクレッパ | |
JP2007098625A (ja) | スクリーン印刷装置 | |
JP3544612B2 (ja) | クリーム半田印刷装置及び印刷方法 | |
JP6438797B2 (ja) | 印刷装置および印刷方法 | |
WO2019181111A1 (ja) | 印刷装置、印刷方法 | |
JP6942339B2 (ja) | スクリーン印刷用のスキージ | |
JP7029238B2 (ja) | インク供給装置、その装置を用いた記録装置、及びインク供給方法 | |
JP2009045839A (ja) | スクリーン印刷用スキージ | |
JP2016185597A (ja) | 印刷装置および印刷方法 | |
KR20130139322A (ko) | 오프셋 인쇄 장치 | |
JP5718663B2 (ja) | プリント配線基板印刷装置及び方法 | |
JP2009172838A (ja) | スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷装置のクリーニング方法 | |
JP2007330893A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP4681335B2 (ja) | スクリーン印刷機 | |
JP2014176979A (ja) | スクリーン印刷方法およびロータリースクリーン印刷機 | |
JP2016068412A (ja) | パッド印刷用の転写パッド、パッド印刷装置およびパッド印刷方法 | |
JP6401664B2 (ja) | 印刷用凹版、印刷装置および印刷方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111011 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111115 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120403 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120501 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |