JP4985433B2 - ラベルプリンター - Google Patents

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Description

本発明は、テープ状のフィルムに対する印刷の書式に横書きと縦書きがあるラベルプリンターに関するものである。
従来のラベルプリンターには、下記特許文献1に記載するように、横書きモードと縦書きモードとがある。横書きモードとは、テープ状のフィルムに対しその長尺方向へ文字等を横に並べる横書きの書式で印刷を行うモードである。縦書きモードとは、テープ状のフィルムに対しその長尺方向へ文字等を縦に並べる縦書きの書式で印刷を行うモードである。
特開平7−205495号公報
しかしながら、下記特許文献1に記載するように、横書きモードから縦書きモードに、又は縦書きモードから横書きモードに変更するには、縦横変換キーの操作によるコマンド入力を行う必要があった。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、テープ状のフィルムに対する印刷の書式を横書き又は縦書きに変更する際に、その変更のためのキー操作やボタン操作を不要とした新規なラベルプリンターを提供することを課題とする。
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、ラベルプリンターであって、テープ状のフィルムに印刷を行う印刷装置と、前記印刷装置が内設された本体と、前記本体の向きを検知する3Dセンサーと、前記3Dセンサーの検知結果に基づいて前記印刷装置を制御するプロセッサと、を備え、前記プロセッサは、以下の(a)〜(c)の各制御を実行し、(a)前記3Dセンサーの検知結果を取得し、(b)前記検知結果から縦書き又は横書きの書式を決定し、(c)前記決定の書式による印刷を前記印刷装置に行わせる、ことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載するラベルプリンターであって、前記プロセッサに制御されるディスプレイを備え、前記プロセッサは、さらに、以下の(d)の制御を実行し、(d)前記印刷装置に行わせる印刷のイメージを前記ディスプレイに表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載するラベルプリンターであって、前記プロセッサがアクセス可能な記憶装置を備え、前記プロセッサは、さらに、以下の(e)〜(f)の制御を実行し、(e)前記記憶装置に記憶されているデータを読み出し、(f)前記データを前記印刷装置に行わせる印刷の対象にする、ことを特徴とする。
すなわち、請求項1に係る発明のラベルプリンターでは、3Dセンサーの検知結果から決定された横書き又は縦書きの書式による印刷が行われるので、ユーザーは、本体の向きを変えることにより、テープ状のフィルムに対する印刷の書式を横書き又は縦書きに変更することができる。従って、その際に、その変更のためのキー操作やボタン操作が不要である。
また、請求項2に係る発明のラベルプリンターでは、印刷のイメージがディスプレイに表示されるので、ユーザーは、本体の向きを変えながらディスプレイを見ることによって、テープ状のフィルムに対する印刷の書式が横書き又は縦書きに変更されたことを確認できる。
また、請求項3に係る発明のラベルプリンターでは、記憶データを印刷の対象にすることから、3Dセンサーの検知結果である本体の向き等に基づいて文字等が認識されるタッチ入力データだけでなく、それ以外のものを印刷の対象にすることができる。
〔1.本発明の概要〕
以下、本発明の実施の形態を図面を参照にして説明する。図1は、本実施の形態に係るラベルプリンター1の特徴を示した図である。本実施の形態に係るラベルプリンター1では、本体2が横向きと縦向きでは、LCD3に表示される入力画面が異なる。本体2が横向きのときの入力画面には、印字テープ31に対しその長尺方向へ文字等を横に並べる横書きの印刷の書式で印刷イメージがLCD3に表示される。一方、本体2が縦向きのときの入力画面には、印字テープ31に対しその長尺方向へ文字等を縦に並べる縦書きの印刷の書式で印刷イメージがLCD3に表示される。
尚、説明の便宜上、「印刷の書式」を「書式」ともいう。
本体2の向きを横向きから縦向きにすると、LCD3に表示されている入力画面の印刷イメージも横書きから縦書きの書式に変更される。逆に、本体2の向きを縦向きから横向きにすると、LCD3に表示されている入力画面の印刷イメージも縦書きから横書きの書式に変更される。本体2の向きは、本体2に内蔵されたSIセンサー14で検知される。
LCD3には、入力画面中に多数の操作ボタン41が表示されている。それらの操作ボタン41のうち印刷ボタンに相当するものにユーザーがタッチパネル4を介して触れると、LCD3に表示されている印刷イメージ通りに印字テープ31が印刷される。従って、本体2が横向きのときは、印字テープ31に対し、その長尺方向へ文字等を横に並べる横書きの印刷の書式で印刷がなされる。一方、本体2が縦向きのときは、印字テープ31に対し、その長尺方向へ文字等を縦に並べる縦書きの印刷の書式で印刷がなされる。
尚、図1に示す入力画面は、下記図4に示した手書き入力画面である。手書き入力画面以外には、下記図5に示したボタン入力画面がある。
〔2.ラベルプリンターの外観〕
図2は、本実施の形態に係るラベルプリンター1の外観斜視図である。本実施の形態に係るラベルプリンター1では、LCD3、タッチパネル4、及びテープ出口5等を本体2に設けている。LCD3は、本発明の「ディスプレイ」に相当する。タッチパネル4は、LCD3上に設けられている。テープ出口5からは、印字テープ31が排出される。印字テープ31は、テープ状のフィルム等で構成されている。
〔3.ラベルプリンターの内部構成〕
図3は、本実施の形態に係るプリンター1の内部構成を示したブロック図である。本実施の形態に係るプリンター1では、CPU11に対して、タッチパネル4、ROM12、RAM13、SIセンサー14、2つの駆動回路15,16、及びディスプレイコントローラ(以下、「LCDC」という)17等が接続されている。
タッチパネル4では、ユーザーにより触れた部分の座標位置を特定する。タッチパネル4は、その特定した座標位置情報に基づいてユーザーが触れた位置や軌跡等を判別する。この判別に応じた信号はCPU11に入力される。
CPU11では、制御プログラム等が実行される。よって、CPU11は、本実施の形態に係るプリンター1における制御の中枢を担うものである。すなわち、CPU11は、本発明の「プロセッサ」に相当する。ROM12には、制御プログラムや印字データを格納したメモリ領域121,122等が設けられている。すなわち、ROM12は、本発明の「記憶装置」に相当する。RAM13は、制御プログラムをCPU11で実行するときの作業領域等を提供する。RAM13には、イメージバッファ131やプリントバッファ132等が設けられる。
SIセンサー14は、本体2の向きを検知する3軸重力センサーである。この検知に応じた信号はCPU11に入力される。SIセンサー14は、本発明の「3Dセンサー」に相当する。
LCDC17には、LCD3が接続されている。LCDC17は、そのLCD3に表示するためのデータが格納される表示用RAM等を備えている。
駆動回路15には、サーマルヘッド18が接続されている。駆動回路15は、印字テープ31に対する印刷を行う際にそのサーマルヘッド18を駆動するものである。
駆動回路16には、テープ送りモータ19が接続されている。駆動回路16は、印字テープ31を外部に排出する際にそのテープ送りモータ19を駆動するものである。
これらの駆動回路15,16は、CPU11が制御プログラムを実行することで作動する。これにより、印字テープ31をテープ出口5から外部に排出しながら、印字テープ31に対する印刷を行うことができる。従って、2つの駆動回路15,16やサーマルヘッド18やテープ送りモータ19等により、本発明の「印刷装置」が構成される。
〔4.ラベルプリンターの入力画面〕
図4は、本実施の形態に係るラベルプリンター1の手書き入力画面を示した図である。図4(a)は横書きの印刷の書式での入力画面である。図4(b)は縦書きの印刷の書式での入力画面である。手書き入力画面では、イメージ編集が行われる。さらに、LCD3には、手書き入力画面中に多数の操作ボタン41が表示されている。このイメージ編集では、印刷イメージがLCD3に表示されている。その印刷イメージの印字テープ上でユーザーがタッチパネル4にタッチペンP等で触れると、その触れた軌跡が文字認識の対象にされる。LCD3に表示中の印刷イメージは、その認識された文字を含んだ新たな印刷イメージに更新される。
但し、本体2が横向きのときは、図4(a)に示すように、LCD3に表示中の印刷イメージでは、印字テープがその長尺方向を横にしてLCD3に表示される。さらに、LCD3に表示中の印刷イメージの印字テープ上では、その長尺方向へ文字等が横に並べられる。すなわち、横書きの書式でイメージ編集が行われる。
一方、本体2が縦向きのときは、図4(b)に示すように、LCD3に表示中の印刷イメージでは、印字テープがその長尺方向を縦にしてLCD3に表示される。さらに、LCD3に表示中の印刷イメージの印字テープ上では、その長尺方向へ文字等が縦に並べられる。すなわち、縦書きの書式でイメージ編集が行われる。
尚、本体2の向きを横向きから縦向きにすると、手書き入力画面も図4(a)から図4(b)に変更される。逆に、本体2の向きを縦向きから横向きにすると、手書き入力画面も図4(b)から図4(a)に変更される。
図5は、本実施の形態に係るラベルプリンター1のボタン入力画面を示した図である。図5(a)は横書きの印刷の書式での入力画面である。図5(b)は縦書きの印刷の書式での入力画面である。ボタン入力画面でも、イメージ編集が行われる。従って、このイメージ編集でも、印刷イメージがLCD3に表示されている。さらに、LCD3には、ボタン入力画面中に多数の操作ボタン51が表示されている。操作ボタン51のいずれかをユーザーがタッチパネル4を介してタッチペンP等で触れるボタン操作を行うと、その触れた位置に基づいて文字等を入力することができる。このボタン操作では、ROM12から読み出させた印字データの文字等を入力することもできる。LCD3に表示中の印刷イメージは、その入力された文字等を含んだ新たな印刷イメージに更新される。
但し、本体2が横向きのときは、図5(a)に示すように、LCD3に表示中の印刷イメージは、印字テープがその長尺方向を横にしてLCD3に表示される。さらに、LCD3に表示中の印刷イメージの印字テープ上では、その長尺方向へ文字等が横に並べられる。すなわち、横書きの書式でイメージ編集が行われる。
一方、本体2が縦向きのときは、図5(b)に示すように、LCD3に表示中の印刷イメージは、印字テープがその長尺方向を縦にしてLCD3に表示される。さらに、LCD3に表示中の印刷イメージの印字テープ上では、その長尺方向へ文字等が縦に並べられる。すなわち、縦書きの書式でイメージ編集が行われる。
尚、本体2の向きを横向きから縦向きにすると、ボタン入力画面も図5(a)から図5(b)に変更される。逆に、本体2の向きを縦向きから横向きにすると、ボタン入力画面も図5(b)から図5(a)に変更される。
また、図5に示すボタン入力画面を図4に示す手書き入力画面に変更することもできる。逆に、図4に示す手書き入力画面を図5に示すボタン入力画面に変更することもできる。この入力画面の変更は、多数の操作ボタン41,51のうち変更ボタンに相当するものにユーザーがタッチパネル4を介して触れたことを契機にして行われる。
〔5.ラベルプリンターの制御〕
図6は、本実施の形態に係るラベルプリンター1の制御プログラムを示したフローチャート図である。尚、この制御プログラムは、CPU11によって、ROM12からRAM13に読み込まれる。
CPU11は、この制御プログラムを実行すると、先ず、ステップ(以下、「S」とする)11において、本体2が横向きであるか否かを判定する。この判定は、SIセンサー14からの検知信号に基づいて行われる。この検知信号で表された3軸の各角度が予め設定された範囲内にあれば、本体2が横向きであると判定される。従って、本体2が斜め向きである場合は、本体2が横向きであると判定されることもあるし、本体2が横向きでないと判定されることもある。尚、その設定範囲は、ユーザーによる設定操作等で変更することが可能である。ここで、本体2が横向きである場合には(S11:YES)、CPU11は、S12の横書き表示処理を行う。一方、本体2が横向きでない場合には(S11:NO)、CPU11は、S13の縦書き表示処理を行う。
S12の横書き表示処理では、CPU11は、横書きの書式で展開した編集データをイメージデータとしてイメージバッファ131に格納する。この編集データは、下記S14の編集データ処理で作成される。さらに、CPU11は、LCDC17に対し制御信号を送信することで、以下の表示制御を行う。すなわち、イメージバッファ131に格納中のイメージデータに基づいて横書きの書式の印刷イメージを作成する。その作成された横書きの書式の印刷イメージを、入力画面に組み込んだ状態でLCD3に表示する。
その入力画面は、図4(a)に示す手書き入力画面又は図5(a)に示すボタン入力画面である。デフォルトでは、図4(a)に示す手書き入力画面が設定されている。尚、これらの入力画面間の変更は、下記S14の編集データ処理で行うことが可能である。
S13の縦書き表示処理では、CPU11は、縦書きの書式で展開した編集データをイメージデータとしてイメージバッファ131に格納する。この編集データも、下記S14の編集データ処理で作成される。さらに、CPU11は、LCDC17に対し制御信号を送信することで、以下の表示制御を行う。すなわち、イメージバッファ131に格納中のイメージデータに基づいて縦書きの書式の印刷イメージを作成する。その作成された縦書きの書式の印刷イメージを、入力画面に組み込んだ状態でLCD3に表示する。
その入力画面は、図4(b)に示す手書き入力画面又は図5(b)に示すボタン入力画面である。デフォルトでは、図4(b)に示す手書き入力画面が設定されている。尚、これらの入力画面間の変更は、下記S14の編集データ処理で行うことが可能である。
CPU11は、S12の横書き表示処理又はS13の縦書き表示処理を行った後は、S14の編集データ処理を行う。この編集データ処理では、LCD3に表示された入力画面を見ながらユーザーによるイメージ編集が行われる。
図4(a)又は図4(b)に示す手書き入力画面がLCD3に表示されている場合には、CPU11は、タッチパネル4からの判別信号に基づいて、ユーザーによりタッチペンP等でタッチパネル4に触れた軌跡が示す文字を認識する。これにより、編集データが作成される。
この文字認識では、上記S11で判定済みの本体2の向きが考慮されるとともに、ROM12に記憶された縦横の2つの参照テーブル等が使用される。但し、この文字認識に関する処理は、従来から公知の技術であるので、詳細な説明は省略する。
図5(a)又は図5(b)に示すボタン入力画面がLCD3に表示されている場合には、CPU11は、タッチパネル4からの判別信号に基づいて、多数の操作ボタン51のうちユーザーによりタッチペンP等でタッチパネル4に触れた位置にあるボタンがクリックされた判断とする。このようにして、ユーザーによるボタン操作に対応した入力コマンドをCPU11が解釈することにより、編集データが作成される。また、このボタン操作では、CPU11に対して、ROM12のメモリ領域122から印字データを読み出させ、その印字データの文字等を使用した編集データを作成させることもできる。
尚、図4(a)に示す手書き入力画面では、多数の操作ボタン41のうち変更ボタンに相当するものにユーザーがタッチパネル4を介してタッチペンP等で触れると、CPU11は、タッチパネル4からの判別信号に基づいてその旨を判断し、LCDC17に対し制御信号を送信することにより、図5(a)に示すボタン入力画面に変更する。図4(b)に示す手書き入力画面でも、同様であり、図5(b)に示すボタン入力画面に変更される。
逆に、図5(a)に示すボタン入力画面では、多数の操作ボタン51のうち変更ボタンに相当するものにユーザーがタッチパネル4を介してタッチペンP等で触れると、CPU11は、タッチパネル4からの判別信号に基づいてその旨を判断し、LCDC17に対し制御信号を送信することにより、図4(a)に示す手書き入力画面に変更する。図5(b)に示すボタン入力画面でも、同様であり、図4(b)に示す手書き入力画面に変更される。
CPU11は、S14の編集処理を行った後は、S15に進んで、印刷するか否かを判定する。この判定は、以下のようにして行う。すなわち、図4(a)又は図4(b)に示す手書き入力画面がLCD3に表示されている場合には、多数の操作ボタン41のうち印刷ボタンに相当するものにユーザーがタッチパネル4を介してタッチペンP等で触れたときに限り、CPU11は、タッチパネル4からの判別信号に基づいて印刷すると判定する。一方、図5(a)又は図5(b)に示すボタン入力画面がLCD3に表示されている場合には、多数の操作ボタン51のうち印刷ボタンに相当するものにユーザーがタッチパネル4を介してタッチペンP等で触れたときに限り、CPU11は、タッチパネル4からの判別信号に基づいて印刷すると判定する。
ここで、印刷しない場合には(S15:NO)、上記S11に戻る。以後、LCD3に表示された入力画面を見ながらユーザーによるイメージ編集が引き続いて行われる(S11〜S14)。一方、印刷する場合には(S15:YES)、S16に進む。
S16では、CPU11は、本体2が横向きであるか否かを判定する。この判定は、上記S11と同様にして行われる。ここで、本体2が横向きである場合には(S16:YES)、CPU11は、S17の横書き印刷処理を行う。一方、本体2が縦向きである場合には(S16:NO)、CPU11は、S18の縦書き印刷処理を行う。
S17の横書き印刷処理では、CPU11は、先ず、上記S12の横書き表示処理と同様な処理を行う。さらに、CPU11は、それに加えて、以下の印刷制御を行う。すなわち、横書きの書式で展開した編集データをプリントデータとしてプリントバッファ131に格納する。さらに、2つの駆動回路15,16に対し制御信号を送信することで、LCD3に表示されている印刷イメージ通りに印字テープ31を印刷する。
S18の縦書き印刷処理では、CPU11は、先ず、上記S13の縦書き表示処理と同様な処理を行う。さらに、CPU11は、それに加えて、以下の印刷制御を行う。すなわち、縦書きの書式で展開した編集データをプリントデータとしてプリントバッファ131に格納する。さらに、2つの駆動回路15,16に対し制御信号を送信することで、LCD3に表示されている印刷イメージ通りに印字テープ31を印刷する。
CPU11は、S17の横書き印刷処理又はS18の縦書き印刷処理を行った後は、S19に進んで、イメージ編集を終了するか否かを判定する。この判定は、以下のようにして行う。すなわち、図4(a)又は図4(b)に示す手書き入力画面がLCD3に表示されている場合には、多数の操作ボタン41のうち終了ボタンに相当するものにユーザーがタッチパネル4を介してタッチペンP等で触れたときに限り、CPU11は、タッチパネル4からの判別信号に基づいてイメージ編集を終了すると判定する。一方、図5(a)又は図5(b)に示すボタン入力画面がLCD3に表示されている場合には、多数の操作ボタン51のうち終了ボタンに相当するものにユーザーがタッチパネル4を介してタッチペンP等で触れたときに限り、CPU11は、タッチパネル4からの判別信号に基づいてイメージ編集を終了すると判定する。
ここで、イメージ編集を終了しない場合には(S19:NO)、上記S11に戻る。以後、LCD3に表示された入力画面を見ながらユーザーによるイメージ編集が引き続いて行われる(S11〜S14)。一方、イメージ編集を終了する場合には(S19:YES)、CPU11は、この制御プログラムの実行を終了する。
〔6.まとめ〕
以上詳細に説明したように、本実施の形態に係るラベルプリンター1では、SIセンサー14の検知結果から本体2の向きを判定する(S16)。その判定された本体2の向きが横向きである場合には(S16:YES)、図1の左側に示すようにして、印字テープ31に対し、その長尺方向へ文字等を横に並べる横書きの印刷の書式で印刷がなされる(S17)。一方、その判定された本体2の向きが縦向きである場合には(S16:NO)、図1の右側に示すようにして、印字テープ31に対し、その長尺方向へ文字等を縦に並べる縦書きの印刷の書式で印刷がなされる(S18)。よって、ユーザーは、図1に示すようにして、本体2の方向を変えることにより、印字テープ31に対する印刷の書式を横書き又は縦書きに変更することができる。従って、その際に、その変更のためのキー操作やボタン操作が不要である。
また、本実施の形態に係るラベルプリンター1では、図1,図4,図5に示すように、印刷イメージがLCD3に表示される(S12,S13,S17,S18)。よって、ユーザーは、本体2の向きを変えながらLCD3を見ることによって、印字テープ31に対する印刷の書式が横書き又は縦書きに変更されたことを確認できる。
また、本実施の形態に係るラベルプリンター1では、図5(a)又は図5(b)に示すボタン入力画面がLCD3に表示されている場合には、ROM12に記憶されている印字データを使用して編集データを作成することできる(S12,S13)。よって、SIセンサー14の検知結果である本体2の向き等に基づいてタッチパネル4にユーザーが触れた軌跡から認識される文字等だけでなく、それ以外のものを印刷の対象にすることができる。
〔7.その他〕
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、新たに備えたフラッシュ・メモリに対し、入力画面上で作成した編集データを記憶させる。後に、フラッシュ・メモリから読み出したその編集データを使用して新たな編集データを作成してもよい(S12,S13)。
また、SIセンサー14の検知結果から本体2の傾斜角度を取得し、図7に示すようにして、印字テープ31に対し、その長尺方向へ文字等をその傾斜角度で並べる印刷の書式で印刷を行ってもよい(S17,S18)。
本発明は、テープ状のフィルムに対する印刷の書式を横書き又は縦書きに変更する技術に適用し得る。
本発明の一実施形態に係るラベルプリンターの特徴を示した図である。 同ラベルプリンターの外観斜視図である。 同ラベルプリンターの内部構成を示したブロック図である。 同ラベルプリンターの手書き入力画面を示した図であって、(a)は横書きの印刷の書式での入力画面、(b)は縦書きの印刷の書式での入力画面を示したものである。 同ラベルプリンターのボタン入力画面を示した図であって、(a)は横書きの印刷の書式での入力画面、(b)は縦書きの印刷の書式での入力画面を示したものである。 同ラベルプリンターの制御プログラムを示したフローチャート図である。 同ラベルプリンターのその他の実施形態を示した図である。
符号の説明
1 ラベルプリンター
2 本体
3 LCD
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 SIセンサー
15 駆動回路
16 駆動回路
18 サーマルヘッド
19 テープ送りモータ
31 印字テープ

Claims (3)

  1. テープ状のフィルムに印刷を行う印刷装置と、
    前記印刷装置が内設された本体と、
    前記本体の向きを検知する3Dセンサーと、
    前記3Dセンサーの検知結果に基づいて前記印刷装置を制御するプロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、以下の(a)〜(c)の各制御を実行し、
    (a)前記3Dセンサーの検知結果を取得し、
    (b)前記検知結果から縦書き又は横書きの書式を決定し、
    (c)前記決定の書式による印刷を前記印刷装置に行わせる、
    ことを特徴とするラベルプリンター。
  2. 請求項1に記載するラベルプリンターであって、
    前記プロセッサに制御されるディスプレイを備え、
    前記プロセッサは、さらに、以下の(d)の制御を実行し、
    (d)前記印刷装置に行わせる印刷のイメージを前記ディスプレイに表示させる、
    ことを特徴とするラベルプリンター。
  3. 請求項1又は請求項2に記載するラベルプリンターであって、
    前記プロセッサがアクセス可能な記憶装置を備え、
    前記プロセッサは、さらに、以下の(e)〜(f)の制御を実行し、
    (e)前記記憶装置に記憶されているデータを読み出し、
    (f)前記データを前記印刷装置に行わせる印刷の対象にする、
    ことを特徴とするラベルプリンター。
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