JP4983771B2 - 油中希釈燃料分離装置 - Google Patents

油中希釈燃料分離装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4983771B2
JP4983771B2 JP2008280387A JP2008280387A JP4983771B2 JP 4983771 B2 JP4983771 B2 JP 4983771B2 JP 2008280387 A JP2008280387 A JP 2008280387A JP 2008280387 A JP2008280387 A JP 2008280387A JP 4983771 B2 JP4983771 B2 JP 4983771B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
negative pressure
internal combustion
combustion engine
decompression space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008280387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010106776A (ja
Inventor
和幸 大瀧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2008280387A priority Critical patent/JP4983771B2/ja
Publication of JP2010106776A publication Critical patent/JP2010106776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4983771B2 publication Critical patent/JP4983771B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、油中希釈燃料分離装置に関し、更に詳しくは、従来に比べて少ないエネルギーにて、燃料成分の気化分離を行うことにより内燃機関の潤滑油の劣化を抑制することができる油中希釈燃料分離装置に関する。
従来より、内燃機関の潤滑オイルの燃料成分の混入による希釈を抑制するため、その分離方法として、オイルを昇温させることにより燃料成分を気化させて分離する方法が知られている。(例えば、特許文献1及び2参照。)。
上記特許文献1には、内燃機関の潤滑回路内に設けられたオイルヒータにより、潤滑オイルの温度を上昇させて、潤滑オイルに混入した燃料や潤滑オイルに混入しようとする燃料のうち気化する燃料成分を増やすことが開示されている。
また、上記特許文献2には、オイルパン内の潤滑油を加熱するためのヒータをオイルパン底部に設けて潤滑油の温度調整を行い、燃料を気化させることが開示されている。
特開2004−190513号公報 特開2004−340056号公報
しかし、上記特許文献1及び2では、オイル中の燃料成分をヒータにて気化させているが、通常、内燃機関の運転時のオイル温度は最高でも130℃程度であり、この場合、オイル中の燃料成分の30%以上が残留してしまう。また、200℃程度まで昇温させればオイル中に含まれる燃料成分の略全量を気化させることができるが、この場合、オイル自体も劣化してしまうという問題が発生する。
しかも、いずれの場合も潤滑回路内のオイル全体を加熱するようにしているので、ヒータが大掛かりな構成になり、気化分離に必要なエネルギーも大きなものとなってしまう。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、従来に比べて少ないエネルギーにて、燃料成分の気化分離を行うことにより内燃機関の潤滑油の劣化を抑制することができる油中希釈燃料分離装置を提供することを目的とする。
本発明は、以下の通りである。
1.内燃機関の潤滑オイルを貯留するオイル貯留部と、
前記内燃機関のクランク室内に前記オイル貯留部の潤滑オイルの一部を含む減圧空間を形成する壁部と、
前記減圧空間と前記内燃機関の吸気系の負圧発生部とを連絡する連絡路と、
前記連絡路に設けられ、且つ、前記負圧発生部で発生する負圧を蓄える負圧タンクと、
前記連絡路に設けられ、且つ、前記負圧タンクに蓄えられた負圧の前記減圧空間への供給・停止を切り替える切替弁と、を備えることを特徴とする油中希釈燃料分離装置。
2.前記連絡路には、前記内燃機関の可変吸気システムを構成する可変吸気バルブを開閉させる負圧アクチュエータに連なるサブ連絡路の一端側が接続されており、前記切替弁は、前記連絡路及び前記サブ連絡路の連絡部に配設されていると共に、前記負圧タンクに蓄えられた負圧の前記減圧空間及び前記負圧アクチュエータへの供給・停止を切り替えるように構成されている上記1.記載の油中希釈燃料分離装置。
3.前記減圧空間には、前記内燃機関の吸気系を構成する吸気管に連なるブローバイガス通路の一端側が接続されている上記1.又は2.に記載の油中希釈燃料分離装置。
4.前記減圧空間内又は前記減圧空間の下方側には、前記オイル貯留部の潤滑オイルを前記内燃機関の被潤滑部に供給するためのオイル供給路の一端側が配設されている上記1.乃至3.のいずれか一項に記載の油中希釈燃料分離装置。
5.前記内燃機関の被潤滑部を潤滑した潤滑オイルを前記オイル貯留部の所定部に案内するオイル案内部を更に備え、該オイル貯留部の所定部から離間した他の所定部には、前記オイル貯留部の潤滑オイルを前記内燃機関の被潤滑部に供給するためのオイル供給路の一端側が配設されており、該オイル貯留部の所定部と他の所定部との間には前記減圧空間が配設されている上記1.乃至3.のいずれか一項に記載の油中希釈燃料分離装置。
本発明の油中希釈燃料分離装置によると、吸気系の負圧発生部で発生する負圧が負圧タンクに蓄えられ、切替弁により負圧タンクに蓄えられた負圧が減圧空間に供給され、減圧空間内が減圧されて減圧空間内の潤滑オイル中に含まれる燃料成分は、その沸点が下げられて気化分離される。これによって、潤滑オイル中の燃料成分の気化分離が促進され、従来に比べて少ないエネルギーにて、燃料成分の気化分離を行うことにより内燃機関の潤滑油の劣化を抑制することができる。また、従来のようにヒータで燃料成分を気化分離させるものに比べ、構造を簡素化できる。
また、前記連絡路には、負圧アクチュエータに連なるサブ連絡路の一端側が接続されており、前記切替弁は、前記連絡路及び前記サブ連絡路の連絡部に配設されていると共に、前記負圧タンクに蓄えられた負圧の前記減圧空間及び前記負圧アクチュエータへの供給・停止を切り替えるように構成されている場合は、可変吸気システムとの間で負圧タンクを兼用することができ、構造をより簡素化することができる。
また、前記減圧空間には、ブローバイガス通路の一端側が接続されている場合は、減圧空間内で気化分離された燃料成分を既存のブローバイガス通路を利用して吸気管に送ることができる。そのため、装置全体の構造をより簡素化することができると共に、気化分離された燃料成分の潤滑オイルへの再混入をより確実に防止することができる。
また、前記減圧空間内又は前記減圧空間の下方側には、オイル供給路の一端側が配設されている場合は、減圧空間内とその外側のオイル貯留部内との間で潤滑オイルを円滑に流入させることができ、燃料成分の気化分離後の潤滑オイルを内燃機関の被潤滑部に円滑に供給することができる。
さらに、オイル案内部を更に備え、該オイル貯留部の所定部から離間した他の所定部には、オイル供給路の一端側が配設されており、該オイル貯留部の所定部と他の所定部との間には前記減圧空間が配設されている場合は、オイル貯留部内で所定部から減圧空間を介して他の所定部に向かうオイル流れが発生される。そのため、減圧空間内とその外側のオイル貯留部内との間で潤滑オイルを円滑に流入させることができ、燃料成分の気化分離後の潤滑オイルを内燃機関の被潤滑部に円滑に供給することができる。
1.油中希釈燃料分離装置
本実施形態1.に係る油中希釈燃料分離装置は、以下に述べるオイル貯留部、壁部、連絡路、負圧タンク及び切替弁を備える。
上記「オイル貯留部」は、内燃機関の潤滑オイルを貯留する限り、その構造、大きさ、形状、材質、数量などは特に問わない。このオイル貯留部としては、例えば、内燃機関の本体の下部に設けられるオイルパン、内燃機関の本体とは別体に設けられるオイルタンク等を挙げることができる。
上記「壁部」は、内燃機関のクランク室内にオイル貯留部の潤滑オイルの一部を含む減圧空間を形成する限り、その構造、大きさ、形状、材質、数量などは特に問わない。この壁部は、例えば、内燃機関のクランク室内及び/又はオイル貯留部内に配設されていることができる。
なお、上記「潤滑オイルの一部を含む減圧空間」とは、クランク室内をオイル貯留部内の潤滑オイルの一部を含むように区画された空間を意図する。
上記減圧空間には、例えば、内燃機関の吸気系を構成する吸気管に連なるブローバイガス通路の一端側が接続されていることができる。このブローバイガス通路としては、例えば、配管、内燃機関の本体又は機構部に形成された通路、空間等のうちの1種又は2種以上の組み合わせを挙げることができる。
この場合、例えば、上記ブローバイガス通路の一端側には流量制御バルブ(「PCVバルブ」とも呼ばれる。)が設けられており、このブローバイガス通路の流量制御バルブより先端側が2以上に分岐された分岐部とされており、少なくとも1つの分岐部の先端側が上記減圧空間に接続されており、少なくとも1つの他の分岐部の先端側がクランク室に接続されていることができる(図1参照)。これにより、構造をより簡素化できると共に、燃料成分の潤滑オイルへの再混入をより確実に防止できる。なお、上記2以上の分岐部の先端側は、通常、減圧空間内の潤滑オイルの液面レベルより上方側に接続されている。
上記「連絡路」は、上記減圧空間と内燃機関の吸気系の負圧発生部とを連絡する限り、その構造、大きさ、形状、材質、数量などは特に問わない。この連絡路としては、例えば、配管、内燃機関の本体又は機構部に形成された通路、空間等のうちの1種又は2種以上の組み合わせを挙げることができる。また、上記内燃機関の吸気系の負圧発生部としては、例えば、吸気管、サージタンク、エアクリーナ、ブローバイガス通路等を挙げることができる。
上記「負圧タンク」は、上記連絡路に設けられ且つ負圧発生部で発生する負圧を蓄える限り、その構造、大きさ、形状、材質、数量などは特に問わない。上記連絡路の負圧タンクと負圧発生部への接続端側との間には、例えば、負圧発生部から負圧タンクへの負圧の供給を許容し且つ負圧タンクから負圧発生部への負圧の供給を規制する逆止弁が設けられていることができる。
上記「切替弁」は、上記連絡路に設けられ且つ負圧タンクに蓄えられた負圧の減圧空間への供給・停止を切り替える限り、その構造、大きさ、形状、材質、数量などは特に問わない。この切替弁は、例えば、制御装置により切替え制御される電磁弁であることができる。また、この切替弁は、例えば、上記連絡路の減圧空間への接続端側と負圧タンクとの間に配設されていることができる。
上記切替弁は、例えば、潤滑オイルの燃料希釈度、圧力、温度、粘度、潤滑オイルを冷却する冷却水の温度、内燃機関を構成する部位の温度、内燃機関の運転状態(例えば、回転数、パイロット噴射又はポスト噴射等の副噴射が実施されている時期等)のうちの1種又は2種以上の組み合わせに基づいて制御装置により切り替え制御されることができる。これにより、潤滑オイル中の燃料成分を更に効率よく気化分離することができる。
ここで、上記連絡路には、例えば、内燃機関の可変吸気システムを構成する可変吸気バルブを開閉させる負圧アクチュエータに連絡されるサブ連絡路の一端側が接続されており、前記切替弁は、連絡路及びサブ連絡路の連絡部に配設されていると共に、上記負圧タンクに蓄えられた負圧の減圧空間及び負圧アクチュエータへの供給・停止を切り替えるように構成されていることができる。
この場合、上記切替弁は、例えば、内燃機関の回転数が所定の設定値未満(又は所定の設定値以上)のときに、負圧タンクの負圧を減圧空間に供給せず且つ負圧アクチュエータに供給すると共に、内燃機関の回転数が所定の設定値以上(又は所定の設定値未満)のときに、負圧タンクの負圧を減圧空間に供給し且つ負圧アクチュエータに供給しないように構成されていることができる。
なお、上記「可変吸気システム」とは、内燃機関の回転数等の運転状態に応じて吸気管の数、長さ、径等を変えて吸気効率を向上させるシステムを意図する。この可変吸気システムは、例えば、内燃機関の低回転域(例えば、5000rpm未満)では、負圧タンクの負圧を負圧アクチュエータに作用させて(又は作用させずに)可変吸気バルブでサージタンクを閉鎖して吸気管の長さ(有効吸気管長)を実質上長くする一方、内燃機関の高回転域(例えば、5000rpm以上)では、負圧タンクの負圧をアクチュエータに作用させずに(又は作用させて)可変吸気バルブでサージタンクを開放して吸気管の長さ(有効吸気管長)を実質上短くするように構成されている。したがって、可変吸気システムを構成する可変吸気バルブ及び負圧タンクは常時使用されているものではなく、これら可変吸気バルブ及び負圧タンクが使用されていないときに、負圧タンクの負圧を利用して減圧空間を減圧させることができる。
ここで、上記実施形態1.の油中希釈燃料分離装置としては、例えば、(1)上記減圧空間内又は減圧空間の下方側には、オイル貯留部の潤滑オイルを内燃機関の被潤滑部に供給するためのオイル供給路の一端側が配設されている形態(図1参照)、(2)上記内燃機関の被潤滑部を潤滑した潤滑オイルをオイル貯留部の所定部に案内するオイル案内部を更に備え、オイル貯留部の所定部から離間した他の所定部には、オイル貯留部の潤滑オイルを被潤滑部に供給するためのオイル供給路の一端側が配設されており、オイル貯留部の所定部と他の所定部との間には減圧空間が配設されている形態(図3参照)等を挙げることができる。
上記(1)(2)形態において、上記オイル供給路としては、例えば、配管、内燃機関の本体又は機構部に形成された通路、空間等のうちの1種又は2種以上の組み合わせを挙げることができる。また、上記(1)(2)形態では、例えば、上記オイル供給路の一端側にはオイルストレーナが設けられていることができる。さらに、上記(2)形態において、例えば、上記所定部がオイル貯留部の一側壁側であり、上記他の所定部が一側壁に対向する対向壁側であることができる。
なお、上記「内燃機関の被潤滑部」としては、例えば、クランクシャフト、コネクティングロッド、ピストン、カムシャフト、駆動系等を挙げることができる。これらのうち、クランクシャフト、コネクティングロッド、ピストン等のピストン周りを循環してオイル貯留部に戻される潤滑オイル中には、ピストンの気筒内壁面の隙間から漏れる比較的多くの燃料が混入している。一方、カムシャフト、駆動系等のヘッド周りを循環してオイル貯留部に戻される潤滑オイル中には殆ど燃料が混入していない。また、ピストン周りを循環する潤滑オイルは、通常、ピストンと気筒との隙間を介してオイル貯留部内に戻される。一方、ヘッド周りを循環する潤滑オイルは、通常、エンジンのシリンダブロック及びシリンダヘッドに形成されクランク室とヘッドカバー内の空間とを連絡する連絡路を介してオイル貯留部内に戻されたり、エンジンのチェーンケース又はベルトケースを介してオイル貯留部内に戻されたりする。
上記「内燃機関」としては、例えば、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、バイオ燃料エンジン等を挙げることができる。したがって、上記実施形態1.に係る油中希釈燃料分離装置により分離される燃料としては、例えば、ガソリン、ディーゼル燃料、バイオ燃料等を挙げることができる。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。なお、本実施例では、本発明に係る「内燃機関」として、主噴射の前後に副噴射を行う筒内噴射型エンジン(以下、単に「エンジン」とも記載する。)を例示する。
(実施例1)
(1)エンジンの構成
本実施例1に係るエンジン1は、図1に示すように、気筒2が形成されたシリンダブロック1aと、このシリンダブロック1aの上部に固定されたシリンダヘッド1bとを備えている。このシリンダブロック1aの気筒2内には、ピストン3が往復動自在に支持されている。また、シリンダブロック1aの下部には、クランクシャフト4を回転自在に支持してなるクランクケース1cが固定されている。このクランクシャフト4は、コネクティングロッド5を介してピストン3に連結されている。このピストン3の上方には、ピストン3の頂面とシリンダヘッド1bの壁面と気筒2の壁面とに囲まれた燃焼室6が形成されている。
上記シリンダヘッド1bには、その一端側が吸気管7a(本発明に係る「吸気系」として例示する。)に接続され且つその他端側が燃焼室6に接続される吸気ポート8aと、その一端側が排気管7bに接続され且つその他端側が燃焼室6に接続される排気ポート8bとが形成されている。また、シリンダヘッド1bには、吸気ポート8aを開閉する吸気弁9a及び排気ポート8bを開閉する排気弁9bが設けられると共に、これら吸気弁9a及び排気弁9bを駆動するカムシャフト10a,10bがそれぞれ回転自在に支持されている。さらに、シリンダヘッド1bの上部には、上記弁機構を覆うシリンダヘッドカバー1dが取り付けられている。上記吸気管7aの一端側は、エアクリーナボックス11に接続されている。この吸気管7aの途中には、吸気管7a内を流れる吸気量を調整するスロットルバルブ12が設けられている。また、シリンダヘッドカバー1d内の空間13には、その一端側が吸気管7aのスロットルバルブ12の上流側に接続された還元流路16の他端側が接続されている。
上記エンジン1には、その回転数に応じて吸気管7aの長さを変えて吸気効率を向上させる可変吸気システム20が設けられている。この可変吸気システム20は、吸気管7aのスロットルバルブ12の下流側に形成されるサージタンク21を備えている。この吸気管7aのサージタンク21の入口近傍には、この入口を開閉する可変吸気バルブ22が設けられている。この可変吸気バルブ22は、ダイヤフラム式の負圧アクチュエータ23により開閉されるようになっている。この負圧アクチュエータ23には、負圧タンク34に蓄えられた負圧が供給されるようになっている。そして、この可変吸気システム20は、エンジン1の低回転域(例えば、5000rpm未満)では、図2(a)に示すように、負圧タンク34の負圧を負圧アクチュエータ23に作用させて可変吸気バルブ22でサージタンク21を閉鎖して吸気管7aの長さ(有効吸気管長)を実質上長くする。一方、エンジン1の高回転域(例えば、5000rpm以上)では、図2(b)に示すように、負圧タンク34の負圧を負圧アクチュエータ23に作用させずに可変吸気バルブ22でサージタンク21を開放して吸気管7aの長さ(有効吸気管長)を実質上短くするように構成されている。
(2)油中希釈燃料分離装置の構成
本実施例1に係る油中希釈燃料分離装置30は、図1に示すように、オイルパン31(本発明に係る「オイル貯留部」として例示する。)、壁部32、連絡路33、負圧タンク34及び切替弁35を備えている。このオイルパン31とエンジン1の被潤滑部(例えば、クランクシャフト、コネクティングロッド、ピストン、カムシャフト、駆動系等)とは、図示しないオイル循環経路を介して連絡されている。
上記壁部32は、エンジン1のクランク室14内に下方を開放した箱状に設けられている。この壁部32は、オイルパン31の側壁31aと、この側壁31aから水平方向に延びる天井壁37aと、この天井壁37aの外周縁から下方に延びる側壁37bとを備えている。この壁部32によって、オイルパン31内のオイルの一部を含むようにクランク室14内を区画してなる減圧空間38が形成されている。また、壁部32の下端側とオイルパン31の底面との間には、減圧空間38内とその外側のオイルパン31内との間でオイルを流通させるための連絡路39が形成されている。
上記減圧空間38には、吸気管7aのスロットルバルブ12の下流側にその一端側が連なるブローバイガス通路40の他端側が接続されている。具体的には、ブローバイガス通路40の他端側には、流量制御バルブ41(「PCVバルブ」とも呼ばれる。)が設けられており、このブローバイガス通路40の流量制御バルブ41より先端側が二股状に分岐された2つの分岐部40a,40bとされている。そして、一方の分岐部40aの先端側が減圧空間38のオイルの液面レベルより上方側に接続されている。また、他方の分岐部40bの先端側がクランク室14に接続されている。
上記連絡路33は、その一端側がスロットバルブ12の上流側(本発明に係る「負圧発生部」として例示する。)に接続され、その他端側が減圧空間38のオイルの液面レベルより上方側に接続されている。この連絡路33には、逆止弁44、負圧タンク34及び切替弁35(三方向切替弁)が設けられている。この逆止弁44は、負圧発生部から負圧タンク34への負圧の供給を許容し且つ負圧タンク34から負圧発生部への負圧の供給を規制するものである。また、負圧タンク34には、負圧発生部で発生する所定量の負圧が蓄えられるようになっている。
上記切替弁35には、その一端側が負圧アクチュエータ23に連絡されるサブ連絡路45の他端側が接続されている。この切替弁35は、制御装置46の制御によって、エンジン1の回転数が所定の設定値未満(例えば、5000rpm未満)のときに、負圧タンク34の負圧を減圧空間38に供給せず且つ負圧アクチュエータ23に供給すると共に、エンジン1の回転数が所定の設定値以上(例えば、5000rpm以上)のときに、負圧タンク34の負圧を減圧空間38に供給し且つ負圧アクチュエータ23に供給しないように構成されている。
上記減圧空間38の下方には、オイルパン31内のオイルをエンジン1の被潤滑部に供給するためのオイル供給路47の一端側に設けられたオイルストレーナ48が配設されている。このオイル供給路47の途中には、エンジン1の駆動力により作動されるオイルポンプ49が設けられている。そして、オイルポンプ49の作動により減圧空間38内のオイルがオイルストレーナ48で吸い込まれるとき、減圧空間38の外側から減圧空間38に向かうオイル流れFが発生する。
(3)油中希釈燃料分離装置の作用
次に、上記構成の油中希釈燃料分離装置30の作用について説明する。
エンジン1の低回転域(例えば、5000rpm未満)では、切替弁35により負圧タンク34の負圧が負圧アクチュエータ23に供給される。すると、負圧アクチュエータ23の作動により可変吸気バルブ22でサージタンク21が閉鎖されて吸気管7aの長さ(有効吸気管長)が実質上長くされ低回転域での吸気効率が向上される。一方、エンジン1の高回転域(例えば、5000rpm以上)では、切替弁35により負圧タンク34の負圧が負圧アクチュエータ23に供給されない。すると、可変吸気バルブ22でサージタンク21が開放されて吸気管7aの長さ(有効吸気管長)が実質上短くされ高回転域での吸気効率が向上される。
また、エンジン1の高回転域(例えば、5000rpm以上)では、切替弁35により負圧タンク34の負圧が減圧空間38に供給される。すると、減圧空間38内が減圧されて減圧空間38内のオイル中に含まれる燃料成分は、その沸点が下げられて気化分離される。その気化分離された燃料成分は、ブローバイガス通路40を介して吸気管7aに送られる。さらに、クランク室14内で発生するブローバイガスもブローバイガス通路40を介して吸気管7aに送られると共に、シリンダヘッドカバー1d内のブローバイガスは還元流路16を介して吸気管7aに送られる。また、減圧空間38内で燃料成分が気化分離された後のオイルは、オイルポンプ49の作動によりオイルストレーナ48から吸い込まれてオイル供給路47を介してエンジン1の被潤滑部に供給される。さらに、オイルパン31の減圧空間38の外側のオイルは、オイル流れFにより減圧空間38内に流れることとなる。
なお、エンジン1の低回転域では、還元流路16を介して吸気管7aのスロットルバルブ12の上流を流れる新気がシリンダヘッドカバー1d内の空間13に吸い込まれ、その空間13内のブローバイガスが換気されることとなる。
(4)実施例1の効果
以上より、本実施例1の油中希釈燃料分離装置30では、クランク室14内に減圧空間38を形成する壁部32を設け、この減圧空間38と吸気管7aとを連絡する連絡路33に負圧タンク34及び切替弁35を設けたので、吸気管7aで発生する負圧が負圧タンク34に蓄えられ、切替弁35により負圧タンク34に蓄えられた負圧が減圧空間38に供給され、減圧空間38内が減圧されて減圧空間38内のオイル中に含まれる燃料成分は、その沸点が下げられて気化分離される。これによって、潤滑オイル中の燃料成分の気化分離が促進され、従来に比べて少ないエネルギーにて、燃料成分の気化分離を行うことにより内燃機関の潤滑油の劣化を抑制することができる。また、従来のようにヒータで燃料成分を気化分離させるものに比べ、構造を簡素化できる。
また、本実施例1では、切替弁35に、可変吸気システム20を構成する負圧アクチュエータ23に連なるサブ連絡路45の一端側を接続し、切替弁35によって、負圧タンク34に蓄えられた負圧の減圧空間38及び負圧アクチュエータ23への供給・停止を切り替えるように構成したので、可変吸気システム20との間で負圧タンク23を兼用することができ、装置全体の構造をより簡素化することができる。
また、本実施例1では、減圧空間38にブローバイガス通路40の一端側を接続したので、減圧空間38内で気化分離された燃料成分を既存のブローバイガス通路40を利用して吸気管7aに送ることができる。そのため、装置全体の構造をより簡素化することができると共に、気化分離された燃料成分の潤滑オイルへの再混入をより確実に防止することができる。
さらに、本実施例1では、減圧空間38内又は減圧空間38の下方側に、オイル供給路47の一端側のオイルストレーナ48を配設したので、減圧空間38内とその外側のオイルパン31内との間で潤滑オイルを円滑に流入させることができ、燃料成分の気化分離後の潤滑オイルをエンジン1の被潤滑部に円滑に供給することができる。
(実施例2)
次に、本実施例2に係る油中希釈燃料分離装置50について説明する。なお、本実施例2に係る油中希釈燃料分離装置50において、上記実施例1の油中希釈燃料分離装置30と略同じ構成部位には同符号を付けて詳説を省略する。
(1)油中希釈燃料分離装置の構成
本実施例2に係る油中希釈燃料分離装置50は、図3に示すように、エンジン1の被潤滑部を潤滑した潤滑オイルをオイルパン51の側壁51a側(本発明に係る「オイル貯留部の所定部」として例示する。)に案内する板状のオイル案内部52を備えている。また、オイルパン51の側壁51aと離間して対向する対向壁51b側(本発明に係る「オイル貯留部の他の所定部」として例示する。)には、オイルパン51のオイルをエンジン1の被潤滑部に供給するためのオイル供給路53の一端側のオイルストレーナ54が配設されている。
また、クランク室14内には、オイルパン51の側壁51aと対向壁51bとの略中間部に下方を開放した箱状の壁部55が設けられている。この壁部55は、水平方向に延びる天井壁55aと、この天井壁55aの外周縁から下方に延びる側壁55bとを有している。この壁部55によって、オイルパン51内のオイルの一部を含むようにクランク室14内を区画してなる減圧空間56が形成されている。また、壁部55の下端側とオイルパン51の底面との間には、減圧空間56内とその外側のオイルパン51内との間でオイルを流通させるための連絡路57が形成されている。
(2)油中希釈燃料分離装置の作用
次に、上記構成の油中希釈燃料分離装置50の作用について説明する。なお、本実施例2では、オイル案内部52を備え、減圧空間56及びオイルストレーナ54を上述の特定の配置関係とすることによって、オイルパン51内に側壁51a側から減圧空間56を介して対向壁51b側へ向かうオイル流れF’が発生することとなる。
エンジン1の被潤滑部を潤滑したオイルは、オイル案内部52によりオイルパン51の側壁51a側に案内され、オイル流れF’により減圧空間56内に流入する。そして、エンジン1の高回転域(例えば、5000rpm以上)では、切替弁35により負圧タンク34の負圧が減圧空間56に供給される。すると、減圧空間56内が減圧されて減圧空間56内のオイル中に含まれる燃料成分は、その沸点が下げられて気化分離される。その気化分離された燃料成分は、ブローバイガス通路40を介して吸気管7aに送られる。また、減圧空間56内で燃料成分が気化分離された後のオイルは、オイル流れF’によりオイルパン51の対向壁51b側に流れ、オイルポンプ49の作動によりオイルストレーナ54から吸い込まれてオイル供給路53を介してエンジン1の被潤滑部に供給されることとなる。
(3)実施例2の効果
以上より、本実施例2の油中希釈燃料分離装置50では、上記実施例1の油中希釈燃料分離装置30と略同様の作用・効果を奏することに加えて、オイルパン51の側壁51a側に潤滑後のオイルを案内するオイル案内部52を更に備え、オイルパン51の側壁51a側から離間した対向壁51b側にオイル供給路53の一端側のオイルストレーナ54を配設し、オイルパン51の側壁51a側と対向壁51b側との略中間部に減圧空間56を配設したので、オイルパン51内において側壁51a側から減圧空間56を介して対向壁51b側に向かうオイル流れF’が発生される。そのため、減圧空間56内とその外側のオイルパン51内との間でオイルを円滑に流入させることができ、燃料成分の気化分離後のオイルをエンジン1の被潤滑部に円滑に供給することができる。
尚、本発明においては、上記実施例1及び2に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記実施例1及び2では、可変吸気システム20を構成する負圧タンク34を利用して減圧空間38,56を減圧するようにしたが、これに限定されず、例えば、負圧タンク34とは別に減圧専用の負圧タンクを設け、この負圧タンクに蓄えられる負圧で減圧空間を減圧するようにしてもよい。この場合、エンジン1としては、可変吸気システム20を備えていてもよいし、可変吸気システム20を備えていなくてもよい。
さらに、上記実施例1及び2では、減圧空間38,56にブローバイガス通路40の一端側を接続して減圧空間38,56内で気化分離された燃料成分をブローバイガス通路40を介して吸気管7aに送るようにしたが、これに限定されず、例えば、減圧空間38,56にクランク室14内に開口し弁体により開閉される開口を設け、この開口を介して減圧空間38,56内で気化分離された燃料成分をクランク室14内に一旦排気し、クランク室14内のブローバイガスと共に気化分離後の燃料成分をブローバイガス通路40(又はシリンダヘッドカバーの内部空間と吸気管とを連絡するブローバイガス通路)を介して吸気管7aに送るようにしてもよい。
内燃機関の潤滑オイルに混入した燃料成分を分離する技術として広く利用される。特に、直噴式エンジン等のオイルに燃料成分が混入しやすい方式のエンジンで使用されるオイルから燃料成分を分離する技術として好適に利用される。
本実施例1に係る油中希釈燃料分離装置を備えるエンジンの縦断面図である。 吸気管の有効吸気管長の変化を説明するための模式図であり、(a)は吸気管の有効吸気管長が長い状態を示し、(b)は吸気管の有効吸気管長が短い状態を示す。 本実施例2に係る油中希釈燃料分離装置を備えるエンジンの要部縦断面図である。
符号の説明
1;エンジン、14;クランク室、20;可変吸気システム、22;可変吸気バルブ、23;負圧アクチュエータ、30,50;油中希釈燃料分離装置、31,51;オイルパン、32,55;壁部、33;連絡路、34;負圧タンク、35;切替弁、38,56;減圧空間、40;ブローバイガス通路、45;サブ連絡路、46;制御装置、47,53;オイル供給路。

Claims (5)

  1. 内燃機関の潤滑オイルを貯留するオイル貯留部と、
    前記内燃機関のクランク室内に前記オイル貯留部の潤滑オイルの一部を含む減圧空間を形成する壁部と、
    前記減圧空間と前記内燃機関の吸気系の負圧発生部とを連絡する連絡路と、
    前記連絡路に設けられ、且つ、前記負圧発生部で発生する負圧を蓄える負圧タンクと、
    前記連絡路に設けられ、且つ、前記負圧タンクに蓄えられた負圧の前記減圧空間への供給・停止を切り替える切替弁と、を備えることを特徴とする油中希釈燃料分離装置。
  2. 前記連絡路には、前記内燃機関の可変吸気システムを構成する可変吸気バルブを開閉させる負圧アクチュエータに連なるサブ連絡路の一端側が接続されており、前記切替弁は、前記連絡路及び前記サブ連絡路の連絡部に配設されていると共に、前記負圧タンクに蓄えられた負圧の前記減圧空間及び前記負圧アクチュエータへの供給・停止を切り替えるように構成されている請求項1記載の油中希釈燃料分離装置。
  3. 前記減圧空間には、前記内燃機関の吸気系を構成する吸気管に連なるブローバイガス通路の一端側が接続されている請求項1又は2に記載の油中希釈燃料分離装置。
  4. 前記減圧空間内又は前記減圧空間の下方側には、前記オイル貯留部の潤滑オイルを前記内燃機関の被潤滑部に供給するためのオイル供給路の一端側が配設されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の油中希釈燃料分離装置。
  5. 前記内燃機関の被潤滑部を潤滑した潤滑オイルを前記オイル貯留部の所定部に案内するオイル案内部を更に備え、該オイル貯留部の所定部から離間した他の所定部には、前記オイル貯留部の潤滑オイルを前記内燃機関の被潤滑部に供給するためのオイル供給路の一端側が配設されており、該オイル貯留部の所定部と他の所定部との間には前記減圧空間が配設されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の油中希釈燃料分離装置。
JP2008280387A 2008-10-30 2008-10-30 油中希釈燃料分離装置 Expired - Fee Related JP4983771B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008280387A JP4983771B2 (ja) 2008-10-30 2008-10-30 油中希釈燃料分離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008280387A JP4983771B2 (ja) 2008-10-30 2008-10-30 油中希釈燃料分離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010106776A JP2010106776A (ja) 2010-05-13
JP4983771B2 true JP4983771B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=42296458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008280387A Expired - Fee Related JP4983771B2 (ja) 2008-10-30 2008-10-30 油中希釈燃料分離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4983771B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018110638B4 (de) * 2018-05-03 2022-03-24 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Abscheidevorrichtung für eine Verbrennungskraftmaschine und Verfahren zur Abscheidung einer Fluidkomponente aus einer Fluidmischung
CN114704378A (zh) * 2021-04-22 2022-07-05 长城汽车股份有限公司 发动机的控制方法、装置、电子设备及车辆

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004190513A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Toyota Motor Corp 内燃機関
JP2004340056A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 Mitsubishi Motors Corp 内燃機関の潤滑油希釈防止装置
JP4249547B2 (ja) * 2003-06-13 2009-04-02 本田技研工業株式会社 内燃機関用吸気装置
FR2891863B1 (fr) * 2005-10-11 2010-10-08 Inst Francais Du Petrole Procede pour eliminer le carburant contenu dans de l'huile de lubrification d'un moteur a combustion interne et moteur utilisant un tel procede
JP2008255820A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Tokyo Roki Co Ltd 分離器、及びエンジンシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010106776A (ja) 2010-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008286063A (ja) 内燃機関の潤滑装置
CN108979784B (zh) 内燃机的油循环装置
JP2012137016A (ja) エンジンのオイル循環装置
JP4983771B2 (ja) 油中希釈燃料分離装置
US7503318B2 (en) Four-stroke engine for an outboard motor
JP2006097690A (ja) 機関を運転するための方法及び機関
CN102337957B (zh) 一种新型液冷摩托车冷却器
RU2665785C2 (ru) Двигатель внутреннего сгорания и закрывающий узел для него
JP2010024982A (ja) 内燃機関の油路構造
JP2021095885A (ja) 内燃機関の潤滑装置
JP2010084536A (ja) 内燃機関の油中希釈燃料分離装置
JP5061329B2 (ja) 内燃機関の油中希釈燃料分離装置
JP2009270545A (ja) 内燃機関の油中希釈燃料分離装置
JP2007009746A (ja) オイルミスト処理装置
JP2004190513A (ja) 内燃機関
JP2011190721A (ja) 内燃機関のオイル劣化防止装置
JP5040880B2 (ja) 内燃機関の油中希釈燃料分離装置
JP2010077936A (ja) 油中希釈燃料分離装置
JP4167102B2 (ja) 内燃機関の潤滑装置
JP2007247446A (ja) 可変圧縮比内燃機関
JP6323830B2 (ja) エンジンユニット
JP2006207426A (ja) 直噴式多気筒エンジンの頭上動弁装置
JP2009209853A (ja) 内燃機関の排気再循環装置
JP2009197659A (ja) マニホルド一体型オイルタンクモジュール
JP2010084535A (ja) 燃料分離装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees