JP4983643B2 - 撮像装置及び補正プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及び補正プログラムに関する。
従来より、人物を撮影した撮影画像から顔を検出し、その顔の肌色部分を補正する撮像装置が種々提案されている。一例として、特許文献1には、顔の検出結果に応じて顔の肌色部分にコントラスト補正などを行う撮像装置が開示されている。
また、顔の検出結果に応じて人物の年齢や性別などを推論し、年齢や性別などを加味して顔の肌色部分を補正する撮像装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−148326号公報 特開2004−222118号公報
しかしながら、上記撮像装置では、撮影シーンによっては、顔の肌色部分を補正することでかえって背景とのバランスが崩れるなどの問題が生じるおそれがある。
発明は顔の補正効果を引き出すことが可能な撮像装置及び補正プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の撮像装置は、被写体を撮像して画像データを生成する撮像部と、前記画像データに基づいて人物の顔の特徴を表す特徴点を抽出する抽出部と、前記特徴点に基づいて前記人物の属性を推論する推論部と、前記画像データに基づいて撮影シーンを認識する認識部と、前記人物の属性及び前記撮影シーンの組み合わせと、補正用パラメータとの対応関係を記憶する記憶部と、前記推論部により推論された前記人物の属性と前記認識部により認識された前記撮影シーンとの組み合わせに対応する補正用パラメータを前記記憶部から取得し、取得した前記補正用パラメータを用いて、前記画像データのうち前記人物の顔を含む第1領域に対応する第1画像データと前記第1領域とは異なる第2領域に対応する第2画像データとをそれぞれ独立して補正する補正部とを備え、前記撮像部により生成された前記画像データが、前記推論部により推論された前記人物の属性と前記認識部により認識された前記撮影シーンとの組み合わせに対応する補正用パラメータが前記記憶部に存在しない補正用パラメータなし画像データである場合、前記補正用パラメータなし画像データを補正するためにユーザーが設定した補正用パラメータを、前記補正用パラメータなし画像データに対して前記推論部により推論された前記人物の属性と前記認識部により認識された前記撮影シーンとの組み合わせに対応づけて前記記憶部に記憶することを特徴とする。
請求項7に記載の補正プログラムは、画像データに基づいて人物の顔の特徴を表す特徴点を抽出する抽出ステップと、前記特徴点に基づいて前記人物の属性を推論する推論ステップと、前記画像データに基づいて撮影シーンを認識する認識ステップと、前記推論ステップにより推論された前記人物の属性と前記認識ステップにより認識された前記撮影シーンとの組み合わせに対応する補正用パラメータを記憶部から取得し、取得した前記補正用パラメータを用いて、前記画像データのうち前記人物の顔を含む第1領域に対応する第1画像データと前記第1領域とは異なる第2領域に対応する第2画像データとをそれぞれ独立して補正する補正ステップと、前記画像データが、前記推論ステップにより推論された前記人物の属性と前記認識ステップにより認識された前記撮影シーンとの組み合わせに対応する補正用パラメータが前記記憶部に存在しない補正用パラメータなし画像データである場合、前記補正用パラメータなし画像データを補正するためにユーザーが設定した補正用パラメータを、前記補正用パラメータなし画像データに対して前記推論ステップにより推論された前記人物の属性と前記認識ステップにより認識された前記撮影シーンとの組み合わせに対応づけて前記記憶部に記憶する記憶ステップとをコンピュータに実行させる。
本発明の撮像装置及び補正プログラムによれば、顔の補正効果を引き出すことが可能となる。
(第1実施形態の説明)
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の電子カメラの構成を示すブロック図である。図1に示す通り電子カメラ1には、撮影レンズ10と、レンズ駆動部11と、絞り12と、絞り駆動部13と、撮像素子14と、タイミングジェネレータ(TG)15と、アナログフロントエンド部(以下、「AFE」という。)16と、画像処理部17と、RAM(Random Access Memory)18と、ROM(Read Only Memory)19と、表示制御部20と、液晶表示モニタ21と、操作部22と、CPU(Central Processing Unit)23と、記録インターフェース(記録I/F)24と、バス25とが備えられる。このうち画像処理部17、RAM18、ROM19、表示制御部20、CPU23および記録インターフェース(記録I/F)24は、バス25を介して互いに接続されている。また、操作部22はCPU23に接続されている。
撮影レンズ10は、ズームレンズと、フォーカスレンズとを含む複数のレンズ群で構成されている。なお、簡単のため、図1では、撮影レンズ10を1枚のレンズとして図示する。撮影レンズ10を構成する各々のレンズは、レンズ駆動部11によって光軸方向に移動する。なお、レンズ駆動部11の入出力はCPU23と接続されている。
絞り12は、撮影レンズ10からの入射光量を調整する。絞り12の開口量は、絞り駆動部13によって調整される。なお、絞り駆動部13の入出力はCPU23と接続されている。
撮像素子14は、撮影レンズ10からの入射光を光電変換することにより、画像信号(アナログ信号)を生成する。被写体の撮影を行う撮影モードでは、撮像素子14は、撮影時に記録用の画像を出力する。また、撮影待機時には、撮像素子14は、所定時間経過毎に構図確認用のスルー画像を出力する。
また、タイミングジェネレータ(TG)15は、CPU23からの指示に従い撮像素子14およびAFE16の各々へ向けて駆動信号を送出し、それによって両者の駆動タイミングを制御する。
AFE16は、撮像素子14が生成する画像信号に対して信号処理を施すアナログフロントエンド回路である。このAFE16は、画像信号のゲイン調整や、画像信号のA/D変換などを行う。このAFE16が出力する画像信号(デジタル信号)は、画像処理部17へ入力される。
画像処理部17は、AFE16が出力する画像データをRAM18のフレームメモリに一時的に記憶させる。また、画像処理部17は、フレームメモリに記憶されている画像データに対してホワイトバランス補正処理、ゲインコントロール処理などの画像処理を施す。さらに、顔が検出された場合には、後述する補正処理部23dの指示により、顔および背景の画像処理を施す。
記録インターフェース(記録I/F)24には、記録媒体26を接続するためのコネクタが形成されている。記録インターフェース(記録I/F)24はCPU23からの指示により、そのコネクタに接続された記録媒体26にアクセスして画像の記録処理を行う。
操作部22は、レリーズボタン、コマンドダイヤルなどであり、ユーザによる操作内容に応じてCPU23へ信号を与えるものである。例えばユーザは、レリーズボタンを全押しすることにより撮影の指示をCPU23へ与えることができる。
CPU23は、電子カメラ1の統括的な制御を行うプロセッサである。CPU23は、ROM19に予め格納されたシーケンスプログラムを実行することにより、各処理のパラメータを算出したり、電子カメラ1の各部を制御したりする。また、本実施形態のCPU23は、顔検出部23a、推論部23b、シーン認識部23c、補正処理部23dとして機能する。
顔検出部23aは、液晶表示モニタ21に表示されたスルー画像や撮影画像から顔を検出する。さらに、顔検出部23aは、検出した顔に基づいて顔の器官を構成する特徴点を抽出する。顔検出部23aは、一例として特開2001−16573号公報などに記載された特徴点抽出処理によって顔の特徴点を抽出する。特徴点としては、例えば、眉、目、鼻、唇の各端点、顔の輪郭点、頭頂点や顎の下端点などが挙げられる。なお、特徴点抽出処理では、例えば、顔の色彩や明度の分散、強度分布などを特徴量として検出することもできる。
推論部23bは、上記特徴点抽出処理で得られた特徴点を用いた演算処理により人物の年齢層および性別を推定する。推論部23bは、一例として下記の非特許文献1に開示された方法により、人物の年齢層および性別を推定する。
<非特許文献1>:細井聖、瀧川えりな、川出雅人;「ガボールウェーブレット変換とサポートベクタマシンによる性別・年代推定システム」;第8回画像センシングシンポジウム講演論文集;画像センシング技術研究会;2002年7月
シーン認識部23cは、被写体像に含まれる空や海などを輝度分布やRGB信号の分布に基づいて認識する。シーン認識部23cは、一例として特開2006―203346に開示された方法により、撮影シーンの種別を認識することができる。
補正処理部23dは、推論部23bの推論結果および撮影シーンの種別に基づいて、撮像素子14で撮像された記録用の画像に対して、顔と撮影シーンの背景とを各々独立に補正する。この際、補正処理部23dは、推論結果と撮影シーンの種別との組み合わせと、補正用のパラメータとの対応関係が予め記憶されているテーブルを参照し、パラメータに基づいて補正する。このテーブルは予めROM19に記憶されている。
図2は、補正処理用のテーブルの一例を示す図である。例えば、推論部23bの推論結果が「20代の男性」であり、シーン認識部23cの認識結果が「海」であった場合、補正処理部23dは以下の補正処理を行う。補正処理部23dは、顔に対しては「肌色部分を日焼けしたような色」に補正するとともに背景に対しては「輪郭を強調して色鮮やか」にする。具体的な処理の詳細については後述する。なお、テーブルの項目は、一例であってこれに限定されるものではない。
次に、第1実施形態における電子カメラの動作の一例を説明する。
図3は、電子カメラ1の動作を表すフローチャートである。ここで、以下の説明では、顔検出機能、人物の年齢層および性別の推論機能をオンにするとともに、シーン認識機能もオンに設定した場合について説明する。また、一例として、20代の男性が海辺を背景にして立っている状態を電子カメラ1で撮影するものとする。
ステップS101:CPU23は、タイミングジェネレータ(TG)15を介して撮像素子14を駆動させることによりスルー画像の取得を開始する。このスルー画像は、液晶表示モニタ21に表示される。
図4は、顔検出機能、推論機能およびシーン認識機能を説明する図である。図4(a)では、スルー画像が液晶表示モニタ21に表示されている様子を表している。このスルー画像を用いて、顔検出処理、推論処理およびシーン認識処理が行われる。
ステップS102:CPU23は、スルー画像取得が開始されたか否かを判別する。スルー画像取得が開始された場合は(ステップS102:Yes)、ステップS103に移行する。一方、スルー画像取得が所定時間経過しても開始されない場合は(ステップS102:No)、節電モードが機能してこの処理ルーチンは終了する。
ステップS103:CPU23の顔検出部23aは、スルー画像に上述した顔検出処理を施して撮影画面から顔を検出する。さらに、顔検出部23aは、検出した顔に基づいて顔の器官を構成する特徴点を抽出する。なお、顔検出がなされた場合、CPU23は、撮影画面内の顔の位置を特定するための座標データに基づいて、図4(b)に示すように顔を囲む矩形状のマークを液晶表示モニタ21に表示させる。このマークで囲まれる顔の領域が撮影画面上で予め定めた大きさよりも大きい場合には、ポートレートモードの撮影が行なわれる(詳細は後述する)。
ステップS104:CPU23は、ステップS103の顔検出処理で顔を検出したか否かを判定する。顔検出部23aが顔を検出できた場合には(ステップS104:Yes)、人物の年齢層および性別の推論(ステップS105)に移行する。
一方、顔検出部23aが顔を検出できなかった場合には(ステップS104:No)、通常の撮影モードとして、ステップS108に移行する。この場合、全押し操作がなされると(ステップS108:Yes)、本画像取得の処理(ステップS109)へ移行する。ステップS109以降の処理については、後述する。
ステップS105:CPU23の推論部23bは、人物の年齢層および性別を推定する推論処理を実行する。本実施形態では、推論部23bは、年齢層について、「10歳未満、10代、20代、30代、40歳以上」のようにクラス分けして推定する。なお、これは一例であって、推論部23bは、例えば「子供、大人、老人」のようにクラス分けして推定してもよい。図4(c)では、推論部23cが、人物を「20代の男性」に推定した結果を表している。
ステップS106:CPU23のシーン認識部23cは、被写体の輝度分布やRGB信号の分布に基づいて、撮影シーンの種別を認識する。図4(d)では、シーン認識部23cにより、「空、海、砂浜」が認識された結果を表している。この場合、シーン認識部23cは撮影シーンを「海」とする。
ステップS107:CPU23の補正処理部23dは、先ず、推論部23bの推論結果およびシーン認識部23cの認識結果を取得する。図4の例では、推論部23bの推論結果が「20代の男性」であり、シーン認識部23cの認識結果が「海」である。続いて、補正処理部23dは、ROM19に記憶されているテーブル(図2)を参照する。補正処理部23dは、顔に対しては「肌色部分を日焼けしたような色に補正する」ためのパラメータを取得する。また、補正処理部23dは、背景(海)に対しては、「輪郭を強調して、色鮮やかにする」ためのパラメータを取得する。
ステップS108:CPU23は、レリーズボタンが全押しされたか否かを判別する。レリーズボタンが全押しされていない場合は(ステップS108:No)、ステップS102に戻る。一方、レリーズボタンが全押しされた場合は(ステップS108:Yes)、ステップS109へ移行する。
ステップS109:CPU23は、操作部22からの全押し操作を受けて、本画像取得のため、タイミングジェネレータ15を介して撮像素子14を駆動させる。AFE16では、画像信号のゲイン調整や画像信号のA/D変換が行われる。このAFE16が出力する画像信号(デジタル信号)は、画像処理部17へ入力される。画像処理部17は、AFE16が出力する本画像データをRAM18のフレームメモリに記憶させる。
ステップS110:画像処理部17は、フレームメモリに記憶されている本画像データに対してホワイトバランス補正処理、ゲインコントロール処理などの画像処理を施す。
ここで、ステップS104の判定結果において、顔検出部23aが顔検出できず、通常の撮影モードの場合、画像処理部17は、本画像のデータに対して顔および撮影シーンの背景の補正処理を行わない。
一方、ステップS104の判定結果において、顔検出部23aが顔を検出できた場合の本画像データについては、さらに以下の補正処理が行われる。補正処理部23dは、画像処理部17に顔および背景の補正を指示する。この際、補正処理部23dは、画像処理部17に対して「肌色部分を日焼けしたような色に補正する」ためのパラメータと「輪郭を強調して、色鮮やかにする」ためのパラメータとを設定する。
画像処理部17は、ホワイトバランス補正処理などが施された後の本画像データに対して顔および背景の補正処理を施す。ここで、顔の補正では、「肌色部分を日焼けしたような色に補正する」ために、画像処理部17は顔の肌色の色相を補正する。本実施形態では、一例として、色相に関する情報を予めROM19に記憶しておく。具体的には、色相としては、R(赤)、Y(黄)、G(緑)、B(青)、P(紫)の基本色相に中間色を加えて、複数通りの色相を定める。そして、複数通りの色相のうち、「肌色部分を日焼けしたような色」を所定の色相に対応付けておく。補正処理部23dは、画像処理部17に対して、「肌色部分を日焼けしたような色」に対応付けられた色相の情報をパラメータとして設定する。画像処理部17は、顔検出部23aが検出した顔の肌色に対して、「肌色部分を日焼けしたような色」に対応付けられた色相になるようにRGBの分布を調整する。
また、背景の補正では、「輪郭を強調して、色鮮やかにする」ため、画像処理部17は輪郭、色、輝度の調整を行う。本実施形態では、一例として色相の色毎に「色の鮮やかさ」のレベルを0から10の間の数字にクラス分けしておく。鮮やかさを持たない無彩色をゼロとし、鮮やかさが増すにしたがって数字が大きくなるようにする。補正処理部23dは、画像処理部17に対して、背景が「海」に対応付けられた「色の鮮やかさ」のレベル値をパラメータとして設定する。画像処理部17は、そのレベル値に応じて色、輝度の調整を行う。また、輪郭の強調として、画像処理部17は、画像データに対して所定の空間フィルタを用いて演算処理を行う。これにより、輪郭補正を強くかける。
ステップS111:CPU23は、本画像データを圧縮処理して記録媒体26に保存する。そして、この処理ルーチンは終了する。
以上、推論部の推論結果(20代の男性)およびシーン認識部の認識結果(海)に応じて顔のみならず背景も合わせて補正される。その結果、顔の領域は日焼けの度合いが高まるとともに背景については色鮮やかになる。そのため、背景も含めて、顔の補正効果が十分に引き出される。
なお、上記電子カメラ1の動作の一例では、全押し操作後に画像データの補正処理を行っているが、CPU23は全押し操作前にスルー画像に対して補正処理を施して、液晶表示モニタ21に画像を表示させてもよい。これにより、ユーザは、補正処理後の画像を液晶表示モニタ21で確認した上で全押し操作することができる。また、電子カメラ1の動作の一例として、CPU23は全押し操作後に顔および背景の補正処理を行わず、記憶媒体26に画像データを保存してもよい。この場合、記録媒体26に保存された画像を液晶表示モニタ21に表示させた後に、顔検出、人物の年齢層および性別の推定、シーン認識を行う。そして、補正処理部23dが顔および背景の補正処理を行い、この補正処理が施された画像を新たに生成してもよい。
また、図3のフローチャートにおいては、顔検出処理、推論処理、シーン認識処理をシーケンシャルに行ったが、顔検出処理および推論処理と、シーン認識処理を並列に行ってもよい。
上述した例では、20代の男性が海辺を背景にして立っている場合について説明した。次に、推論部23bの推論結果が「20〜30代の女性」であって、シーン認識部23cの認識結果が「ポートレート用の撮影シーン」であった場合の補正処理(ステップS110)について説明する。
本実施形態では、顔検出部23aで検出された顔の領域が、撮影画面内において予め定められた大きさを超えた場合、シーン認識部23cは、背景をぼかすポートレート用の撮影シーンと判断する。ただし、背景の輝度分布は一様であるものとする。これにより、例えば、ユーザが人物の顔をズームして撮影する場合、ポートレートモードに自動的に移行するため、ユーザがポートレートを意識しなくても、背景がぼけた画像を得ることができる。さらに、顔については年齢層、性別に応じて補正処理がされるため、結果的に人物が美しく引き立つような画像を得ることができる。なお、ポートレート用の撮影シーンの場合、CPU23は、顔を焦点検出エリアとして撮影を実行するものとする。
図5は、ポートレート用の撮影シーンの場合における補正処理の一例を説明する図である。図5(a)では、20〜30代の女性が液晶表示モニタ21にスルー画像として映し出されているものとする。
この場合、シーン認識部23cは、図5(b)に示す通り、上述したマークで囲まれる顔の領域が撮影画面内で予め定めた大きさよりも大きい場合には、ポートレート用の撮影シーンと認識する。そして、補正処理部23dは、図2に示す通り、顔については「肌色部分をなめらか、色を明るくする」するためのパラメータを取得し、背景については「輪郭をぼかして、ナチュラルにする」ためのパラメータを取得する。
続いて、補正処理部23dは、画像処理部17に対して撮影画像にソフトフォーカス処理を指示する。これにより、主要被写体である女性が強調されるとともに輪郭をぼかしてナチュラルな画像を得ることができる。
具体的には、画像処理部17のソフトフォーカス処理は、以下の手段で行われる。例えば、画像処理部17は、所定のソフトフォーカス処理を示すフィルタやローパスフィルタなどによるフィルタ処理を撮影画像に施してソフトフォーカス画像を生成する。
また、補正処理部23dは、画像処理部17に対して、顔の肌色について色、輝度のパラメータを調整する指示を行う。例えば、画像処理部17は、肌色部分を明るく(美白)、なめらかにする為に、色、輝度の調整を行う。これにより、肌色部分がなめらかになり、色が明るくなる。なお、例えば、40代の女性の場合には、画像処理部17は、肌色のくすみやしわを目立たなくする為に、肌色の色、輝度の調整を行う。
以上、撮影シーンがポートレート用の撮影シーンであって撮影対象の人物が20〜30代の女性である場合、顔の肌色部分がなめらか、かつ明るくなり、背景については輪郭をぼかしてナチュラルな撮影画像が得られる。
第1の実施形態では、撮影対象の人物に見合うように背景も補正処理がなされる。そのため、顔のみを補正する場合と比較してより良い画像が得られる。
なお、顔検出処理において複数の顔が検出された場合の対処として、検出した顔毎に年齢層、性別に応じて顔の補正処理を行ってもよい。具体例として以下に説明する。
図6は、複数の顔が検出された場合における補正処理の一例を示す図である。図6(a)では、20代の女性と20代の男性とが液晶表示画面21にスルー画像として映し出されているものとする。顔検出部23aは、図6(a)に示すように各々の顔を検出する。続いて、推論部23bは20代の女性と20代の男性とを推定する。シーン認識部23cは、上述したマークで囲まれる顔の領域が撮影画面上で予め定めた大きさよりも大きいか否かを判定する。この例では、顔の領域が撮影画面上で予め定めた大きさよりも小さいものとする。すると、シーン認識部23cは、一例として、撮影シーンを風景と認識する。そして、補正処理部23dは、図2のテーブルには示してはいないが以下の補正処理を行う。20代の女性について、肌色部分をなめらか、かつ、色を明るくする補正処理を行う。そして、補正処理部23dは、20代の男性について、色を明るくする補正処理を行う。さらに、補正処理部23dは、背景の風景について、輪郭を強調して色をナチュラルにする補正処理を行う。
ここで、複数の顔が検出された場合の補正処理は上記の例に限られず、例えば、予め優先順位を決めておいて、優先順位の高い顔に対応付けられた背景の補正処理を行ってもよい。また、図2に示したテーブルにおける顔の補正処理について、上述した以外に、「肌色部分をきれいにする」処理とは、例えば、画像処理部17がシャープネスを下げる色補正を行うことをいう。また、「肌色部分を暗くする」処理とは、例えば画像処理部17が肌色部分の明度を暗くする色補正を行うことをいう。背景の補正処理については、上述した以外に、「明るい部分(光源)は、ぼかしてその他は自然に見える範囲で輪郭強調」とは、以下の処理をいう。明るい部分(光源)については、画像処理部17が所定の空間フィルタを用いて演算処理を施すことにより、光源付近をぼかす。また、光源以外の背景については、画像処理部17が所定の空間フィルタを用いて演算処理を施すことにより輪郭強調を行う。
図2に示したテーブルのパラメータについては、色相、輝度、明度、空間フィルタなどを適宜選択して補正することにより、顔および背景が補正された撮影画像が得られる。なお、色相、輝度、明度、空間フィルタなどは一例であって、これらに限定されるものではない。
(第2実施形態の説明)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態では、コンピュータに電子カメラで撮影された画像(顔および背景が補正されていないものとする)を読み出し、顔および背景について補正処理を行う。この補正処理を行うに際し、本発明の一実施形態である画像処理プログラムを用いる。
以下、具体的に説明する。図7は、コンピュータの構成を示すブロック図である。図7に示すコンピュータ3には、コンピュータ用CPU30と、メモリ31と、通信インターフェース(I/F)32と、キーボード33と、表示モニタ34とが備えられている。メモリ31には、本発明の一実施形態である画像処理プログラムも格納されている。
このコンピュータ用CPU30は、本発明の一実施形態である画像処理プログラムが組み込まれることによって、顔検出部30aと、推論部30bと、シーン認識部30cと、補正処理部30dとが構築される。また、メモリ31には、図2に示した補正処理用のテーブルが記憶される。なお、顔検出部30a、推論部30bおよびシーン認識部30cについては、第1実施形態で説明した内容と同様であるため、重複説明を省略する。また、補正処理部30dについては、図1に示す画像処理部17における顔および背景の補正処理の機能も持っているものとする。
次に、本発明の一実施形態である画像処理プログラムの動作について説明する。ここでは、電子カメラ1で記録された画像は、予め、通信インターフェース(I/F)32を介してメモリ31に記憶されているものとする。また、補正処理の対象となる画像は、図4で説明した20代の男性が海辺を背景にして立っている状態を電子カメラ1で撮影した画像とする。ただし、顔および背景の補正処理はされていないものとする。
図8は、画像処理プログラムの動作を表すフローチャートである。この処理ルーチンは、キーボード33から画像処理プログラムの起動を受け付けると開始する。
ステップS201:CPU30は、処理対象の画像をメモリ31から読み出して、表示モニタ34に表示させる。
ステップS202:CPU30の顔検出部30aは、表示モニタ34に表示された画像に対して顔検出処理を施して顔を検出する。さらに、顔検出部30aは、検出した顔に基づいて顔の器官を構成する特徴点を抽出する。
ステップS203:CPU30は、ステップS202の顔検出処理で顔を検出したか否かを判定する。顔検出部30aが顔を検出した場合(ステップS203:Yes)、人物の年齢層および性別の推論(ステップS204)に移行する。
一方、顔検出部23aが顔を検出しなかった場合(ステップS203:No)、顔および背景の補正処理は行わないため、この処理ルーチンを終了する。
ステップS204:CPU30の推論部30bは、人物の年齢層および性別を推定する推論処理を実行する。
ステップS205:CPU30のシーン認識部30cは、被写体の輝度分布やRGB信号の分布に基づいて、背景のシーンを認識する。
ステップS206:CPU30の補正処理部30dは、先ず、推論部30bの推論結果(20代の男性)およびシーン認識部30cの認識結果(海)を設定する。続いて、補正処理部30dは、メモリ31に記憶されているテーブルを参照する。補正処理部30dは、顔に対しては「肌色部分を日焼けしたような色に補正する」ためのパラメータを取得する。また、補正処理部30dは、背景(海)に対しては、「輪郭を強調して、色鮮やかにする」ためのパラメータを設定する。
ステップS207:補正処理部30dは、顔検出部30aが検出した顔の肌色に対して、「肌色部分を日焼けしたような色」に対応付けられた色相になるようにRGBの分布を調整する。また、背景の補正では、「輪郭を強調して、色鮮やかにする」ため、補正処理部30dは輪郭、色および輝度の調整を行う。補正処理部30dは、背景が「海」に対応付けられた「色の鮮やかさ」のレベル値に基づいて色、輝度の調整を行う。また、輪郭の強調として、補正処理部30dは、画像データに対して所定の空間フィルタを用いて演算処理を行う。これにより、輪郭補正を強くかける。
ステップS208:CPU30は、補正処理後の画像を表示モニタ34に表示するとともに補正処理後の画像データを圧縮処理してメモリ31に保存する。そして、この処理ルーチンは終了する。
以上、本実施形態の電子カメラ1によれば、推論部23bの推論結果および撮影シーンの種別に基づいて、顔および背景の補正を記録用の画像に対して各々独立に行う。また、本実施形態の画像処理プログラムによれば、推論部30bの推論結果および撮影シーンの種別に基づいて、顔および背景の補正を電子カメラで撮影された画像に対して行う。これにより、顔のみならず背景も合わせて補正される。すなわち、撮影人物に応じて背景も補正されるため、顔と背景のバランスを崩すことなく、顔の補正効果を十分に引き出すことができる。
<実施形態の補足事項>
(1)上記実施形態では、推論部23b、30bは年齢層、性別を推定したが、これに限られず、さらに人種を加えて推定してもよい。この場合、人種の推論については、一例として下記の非特許文献2に開示された方法により、人種を推定する。
<非特許文献2>:グレゴリー シャナロビッチ(Gregory Shakhnarovich),ポール A ヴィオラ(Paul A. Viola),ババック モハダム(Baback Moghaddam);「ア ユニファイド ラーニング フレームワーク フォア リアルタイム フェイス ディテクション アンド クラシフィケーション(A Unified Learning Framework for Real Time Face Detection and Classification)」;プロシーディングス オブ ザ フィフス IEEE インターナショナル コンファレンス オン オートマティック フェイス アンド ジェスチャー レコグニッション(Proceedings of the Fifth IEEE International Conference on Automatic Face and Gesture and Gesture Recognition);(米国) インスティチュート オブ エレクトリカル アンド エレクトロニクス エンジニアズ(Institute of Electrical and Electronics Engineers,略称 IEEE);2002年5月
(2)上記実施形態では、「ポートレート」、「夜景」、「風景」などの撮影モードを予め設定しておいてもよい。これにより、シーン認識部23cにおけるシーン認識の精度がさらに向上する。
(3)上記実施形態では、電子カメラ1に人工衛星を用いた汎地球測位システム(GPS:Global Positioning System)や方位センサを搭載してもよい。この場合、ROM19に地図情報が格納されているものとする。CPU23は、位置情報と方位情報を取得する。これにより、シーン認識部23cは地図情報に基づいて撮影方向に存在する人物以外の対象物の特定がしやすくなる。したがって、シーン認識部23cは、例えば、海や山などの背景に対してシーン認識の精度を向上させることができる。
(4)上記実施形態の電子カメラ1では、推論結果と認識結果との組み合わせがテーブルに該当しない場合、マニュアル設定にて補正処理を行ってもよい。
具体的には、推論結果と認識結果との組み合わせがテーブルに該当しない場合、電子カメラ1では、一旦通常の撮影を行う。そして、本画像データは記録媒体26に保存される。また、本画像を液晶表示モニタ21に表示させる。ユーザは、推論結果と認識結果との組み合わせの補正処理のパラメータをマニュアル操作で設定する。すると、CPU23は、マニュアル操作で設定された補正処理のパラメータに基づいて、顔および背景の補正処理を行う。そして、CPU23は、この補正処理が施された画像を新たに生成する。そして、ユーザにて設定された補正処理のパラメータの内容は、テーブルに追加されるものとする。
本実施形態の電子カメラの構成を示すブロック図 補正処理用のテーブルの一例を示す図 電子カメラ1の動作を表すフローチャート 顔検出機能、推論機能およびシーン認識機能を説明する図 ポートレート用の撮影シーンの場合における補正処理の一例を説明する図 複数の顔が検出された場合における補正処理の一例を示す図 コンピュータの構成を示すブロック図 画像処理プログラムの動作を表すフローチャート
符号の説明
1・・・電子カメラ、3・・・コンピュータ、17・・・画像処理部、23a、30a・・・顔検出部、23b、30b・・・推論部、23c、30c・・・シーン認識部、23d、30d・・・補正処理部

Claims (7)

  1. 被写体を撮像して画像データを生成する撮像部と、
    前記画像データに基づいて人物の顔の特徴を表す特徴点を抽出する抽出部と、
    前記特徴点に基づいて前記人物の属性を推論する推論部と、
    前記画像データに基づいて撮影シーンを認識する認識部と、
    前記人物の属性及び前記撮影シーンの組み合わせと、補正用パラメータとの対応関係を記憶する記憶部と、
    前記推論部により推論された前記人物の属性と前記認識部により認識された前記撮影シーンとの組み合わせに対応する補正用パラメータを前記記憶部から取得し、取得した前記補正用パラメータを用いて、前記画像データのうち前記人物の顔を含む第1領域に対応する第1画像データと前記第1領域とは異なる第2領域に対応する第2画像データとをそれぞれ独立して補正する補正部とを備え、
    前記撮像部により生成された前記画像データが、前記推論部により推論された前記人物の属性と前記認識部により認識された前記撮影シーンとの組み合わせに対応する補正用パラメータが前記記憶部に存在しない補正用パラメータなし画像データである場合、前記補正用パラメータなし画像データを補正するためにユーザーが設定した補正用パラメータを、前記補正用パラメータなし画像データに対して前記推論部により推論された前記人物の属性と前記認識部により認識された前記撮影シーンとの組み合わせに対応づけて前記記憶部に記憶すること
    を特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記撮像部により生成された前記画像データが、前記推論部により推論された前記人物の属性と前記認識部により認識された前記撮影シーンとの組み合わせに対応する補正用パラメータが前記記憶部に存在しない補正用パラメータなし画像データである場合、前記補正部は、前記補正用パラメータなし画像データを補正するためにユーザーが設定した補正用パラメータを用いて、前記補正用パラメータなし画像データのうち前記第1領域に対応する画像データと前記第2領域に対応する画像データとをそれぞれ独立して補正すること
    を特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の撮像装置において、
    位置情報を取得する位置情報取得部と、
    方位情報を取得する方位情報取得部とを更に備え、
    前記認識部は、前記画像データと前記位置情報と前記方位情報とに基づいて前記撮影シーンを認識すること
    を特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記人物の属性は、前記人物の年齢層及び性別の少なくとも一方を含むこと
    を特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記補正部は、前記画像データの色、輝度及び輪郭の補正を行なうこと
    を特徴とする撮像装置。
  6. 請求項5に記載の撮像装置において、
    前記補正部は、前記顔の肌色及び輝度の補正を行なうこと
    を特徴とする撮像装置。
  7. 画像データに基づいて人物の顔の特徴を表す特徴点を抽出する抽出ステップと、
    前記特徴点に基づいて前記人物の属性を推論する推論ステップと、
    前記画像データに基づいて撮影シーンを認識する認識ステップと、
    前記推論ステップにより推論された前記人物の属性と前記認識ステップにより認識された前記撮影シーンとの組み合わせに対応する補正用パラメータを記憶部から取得し、取得した前記補正用パラメータを用いて、前記画像データのうち前記人物の顔を含む第1領域に対応する第1画像データと前記第1領域とは異なる第2領域に対応する第2画像データとをそれぞれ独立して補正する補正ステップと、
    前記画像データが、前記推論ステップにより推論された前記人物の属性と前記認識ステップにより認識された前記撮影シーンとの組み合わせに対応する補正用パラメータが前記記憶部に存在しない補正用パラメータなし画像データである場合、前記補正用パラメータなし画像データを補正するためにユーザーが設定した補正用パラメータを、前記補正用パラメータなし画像データに対して前記推論ステップにより推論された前記人物の属性と前記認識ステップにより認識された前記撮影シーンとの組み合わせに対応づけて前記記憶部に記憶する記憶ステップとをコンピュータに実行させる補正プログラム。
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