JP4983264B2 - コネクタのキャップ - Google Patents

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Description

この発明はコネクタに係わり、特に、不使用時にコネクタを保護するためのキャップに関する。
従来から電子機器に用いられているコネクタの例を図6により説明する。図6(a)は従来のコネクタの例を示す平面図、図6(b)は同コネクタを示す正面図、図6(c)は同コネクタを示す側面図である。図6に示すコネクタ1は、樹脂製の有底箱型外枠1aの底から開放面に向けて断面長方形状のボス1bが延びており、ボス1bの図1における上面に複数の接続用端子が配置されている。
このコネクタ1が電子機器本体に固定される場合は、上記複数の接続用端子は電子機器本体のプリント基板等に接続される。また、このコネクタ1がコードに接続される場合は、上記複数の接続用端子がコードに接続される。
有底箱型外枠1aの上面に一体に設けられたコネクタ押さえ用板ばね1c、1cは有底箱型外枠1aに挿入される他のコネクタの凹みを押さえてこれを嵌合状態に保持し、この状態で前記複数の接続用端子は他のコネクタの板ばねで形成された端子に圧接される。
上記のようなコネクタ1が使用されないとき、すなわち、他のコネクタが挿入されていない状態で、接続用端子が配置されている面に埃が溜まったり、静電気を拾うことを防止するために、キャップがコネクタ1に嵌着されていた。そのような従来のコネクタのキャップの例を図7に示す。図7(a)は従来のコネクタのキャップの例を示す平面図、図7(b)は同キャップを示す正面図、図7(c)は同キャップを示す側面図である。
図7に示すキャップ3は、フランジ3aの前面につまみ3bが、また、フランジ3aの後面に断面ロ字形外枠3cが一体に設けられた構造であり、樹脂により作られている。図8はキャップ3がコネクタ1に挿入される姿勢を示す斜視図、図9は同姿勢を他の方向から見た斜視図である。
コネクタ1に対して図8および図9に示す姿勢でキャップ3のつまみ3bを持ってキャップ3をコネクタ1の方向へ押し込むと、図10および図11に示すように、コネクタ1がキャップ3の断面ロ字形外枠3cに嵌まり込むようにして嵌着される。この嵌合状態にガタツキがないように、コネクタ1およびキャップ3の寸法が設定されている。嵌着のための寸法設定は図7(b)に示す断面ロ字形外枠3cの内側寸法bと、図6(b)に示す有底箱型外枠1aの外側寸法Bとにより設定されていた。そして、例えばb>Bであり、かつ、b−B=0.1±0.05のように設定していた。
上記した従来のキャップ3およびコネクタ1が設計通りに製造されていればよいが、製造された製品の寸法誤差が大きくなり、b<Bとなった場合にはコネクタ1の有底箱型外枠1aが変形することがあった。
コネクタ1の有底箱型外枠1aが変形すると、コネクタ1に他のコネクタを差し込んだときに他のコネクタとコネクタ1のボス1bとの位置関係が正常に保たれず、接点不良を引き起こすことがあった。また、コネクタ1のコネクタ押さえ用板ばね1c、1cと他のコネクタの凹部との嵌合状態が悪くなりコネクタ押さえ用板ばね1c、1cが変形することがあった。
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、製品の寸法誤差が大きくなった場合にも接点不良やコネクタ押さえ用板ばね等の変形が発生する恐れのないコネクタのキャップを提供することにある。
この発明のコネクタのキャップは、有底箱型外枠の底面から開放面に向けて断面長方形状のボスが延びており、前記ボスの側面に接続用端子が配置されたコネクタのキャップであって、前記開放面から挿入され前記ボスの対向する2つの側面を覆う対向面を備えた断面コ字形状の凸部を有し、前記ボスの対向する2つの側面と前記2つの側面を覆う対向面とが嵌合するように寸法設定されており、前記有底箱型外枠に設けられたコネクタ押さえ用板ばねが前記キャップに設けられた凹部に嵌合することによりコネクタへのキャップ挿入状態が安定することを特徴とするものである。
また、前記コネクタのキャップにおいて、前記2つの側面を覆う対向面はコ字形の対向面であり、前記コ字形の底面となる面が、前記ボスの接続用端子が配置された面を覆うものである。
また、前記各コネクタのキャップにおいて、前記ボスの対向する2つの側面を前記長方形の短片とするものである。
この発明のコネクタのキャップによれば、製品の寸法誤差が大きくなった場合にも接点不良やコネクタ押さえ用板ばね等の変形が発生する恐れがない。
以下この発明を実施するための最良の形態を実施例に即して説明する。図1(a)はこの発明の実施例であるコネクタのキャップを示す平面図、図1(b)は同キャップを示す正面図、図1(c)は同キャップを示す側面図である。
図1に示すキャップ2は、図6で説明した従来のコネクタ1と同じコネクタに用いられる。図1に示すキャップ2は、フランジ2aの前面につまみ2bが、また、フランジ2aの後面に断面コ字形状凸部2cが一体に設けられた構造であり樹脂により作られている。断面コ字形状凸部2cの上面には凹部2dが形成されている。図2はキャップ2がコネクタ1に挿入される姿勢を示す斜視図、図3は同姿勢を他の方向から見た斜視図である。
コネクタ1に対して図2および図3に示す姿勢でキャップ2のつまみ2bを持ってキャップ2をコネクタ1の方向へ押し込むと、図5に示すように、コネクタ1のボス1bがキャップ2の断面コ字形状凸部2cに嵌まり込むようにしてキャップ2が嵌着される。図4はキャップ2がコネクタ1に嵌着された状態での外観を示している。このとき、コネクタ1のコネクタ押さえ用板ばね1c、1cがキャップ2の凸部2cに嵌まり込み、嵌合状態が安定する。
この嵌合状態にガタツキがないように、コネクタ1およびキャップ2の寸法が設定されている。嵌着のための寸法設定は図6(b)に示すボス1bの外側寸法Aと図1(b)に示す断面コ字形状凸部2cの内側寸法aとにより設定されている。そして、a>Aとなるうに設定している。
製造された製品の寸法誤差が大きくなり、a<Aとなった場合には、コネクタ1のボス1bが圧縮するように変形されるが、従来のものと異なり、断面コ字形の対向する2面で圧縮されるため、圧縮量は小さい。さらに、キャップ2はコネクタ1のコネクタ押さえ用板ばね1c、1cで押さえられるので、ボス1bの外側寸法Aと断面コ字形状凸部2cの内側寸法aとの寸法差を大きくしてもコネクタ1とキャップ2とのガタが押さえられので、この面からもボス1bの圧縮変形を小さくすることができる。
そして、コネクタ1のボス1bが圧縮変形しても、有底箱型外枠1aは変形しないので、ボス1bと他のコネクタの端子との位置ずれが小さくり接点不良が発生する恐れがない。また、コネクタ1のコネクタ押さえ用板ばね1c、1cが変形することもない。
実施例は以上のように構成されているが発明はこれに限られず、例えば、コネクタのボスの両側面で寸法設定する代わりに、ボスの上下面で寸法設定してもよい。
図1(a)はこの発明の実施例であるコネクタのキャップを示す平面図、図1(b)は同キャップを示す正面図、図1(c)は同キャップを示す側面図である。 同キャップがコネクタに挿入される姿勢を示す斜視図である。 同姿勢を他の方向から見た斜視図である。 同キャップがコネクタに挿入された状態を示す斜視図である。 図5(a)は同キャップがコネクタに挿入された状態を示す平面図、図5(b)は図5(a)におけるP−P断面図である。 図6(a)は従来のコネクタの例を示す平面図、図6(b)は同コネクタを示す正面図、図6(c)は同コネクタを示す側面図である。 図7(a)は従来のコネクタのキャップの例を示す平面図、図7(b)は同キャップを示す正面図、図7(c)は同キャップを示す側面図である。 コネクタが同キャップに挿入される姿勢を示す斜視図である。 同姿勢を他の方向から見た斜視図である。 コネクタが同キャップに挿入された状態を示す斜視図である。 図11(a)はコネクタが同キャップに挿入された状態を示す平面図、図11(b)は図11(a)におけるQ−Q断面図である。
符号の説明
1 コネクタ、1a 有底箱型外枠、1b ボス、1c コネクタ押さえ用板ばね
2 キャップ、2a フランジ、2b つまみ、2c 断面コ字形状凸部、2d 凹部 3 キャップ、3a フランジ、3b つまみ、3c 断面ロ字形外枠

Claims (3)

  1. 有底箱型外枠の底面から開放面に向けて断面長方形状のボスが延びており、前記ボスの側面に接続用端子が配置されたコネクタのキャップであって、前記開放面から挿入され前記ボスの対向する2つの側面を覆う対向面を備えた断面コ字形状の凸部を有し、前記ボスの対向する2つの側面と前記2つの側面を覆う対向面とが嵌合するように寸法設定されており、前記有底箱型外枠に設けられたコネクタ押さえ用板ばねが前記キャップに設けられた凹部に嵌合することによりコネクタへのキャップ挿入状態が安定することを特徴とするコネクタのキャップ。
  2. 前記2つの側面を覆う対向面はコ字形の対向面であり、前記コ字形の底面となる面が、前記ボスの接続用端子が配置された面を覆う請求項1に記載されたコネクタのキャップ。
  3. 前記ボスの対向する2つの側面は前記長方形の短片である請求項1または2に記載されたコネクタのキャップ。
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