JP4982220B2 - 画像形成装置及び給電制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は省エネルギを促進するために二次電池を搭載し、コントローラ省エネ回路を備えた画像形成装置及びその給電制御方法に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられている定着装置として加熱手段を内部に有する定着ローラ(加熱ローラ)を用いた熱ローラ定着方式が、低速機から高速機まで、また、モノクロ機からフルカラー機まで、幅広く採用されている。しかしながら、従来の熱ローラ定着方式の定着装置では、記録材やトナーを過熱する際に、熱容量の大きな定着ローラを加熱する必要があるため、エネルギ効率が悪く、省エネルギという観点からは不利であった。
ところで、熱電変換技術を用いた発電は、比較的低品質の熱においても直接電気に変換することが可能であり、現状の未利用の廃熱を回収できる技術であるため、最近のエネルギ問題や環境問題の深刻化に伴い、熱電変換技術に対する期待度はますます大きくなっている。
この熱電変換技術とは、異なる2種の金属やp型半導体とn型半導体等が対になった熱電変換材料に温度差を与えることによって両端に熱起電力が発生するゼーベック効果を利用して、熱エネルギを直接電力に変換する技術であり、モーターやタービン等の可動部を必要とせず、また、老廃物もないという優れた特徴を有している。
そこで、例えば特許文献1には、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において、記録紙上の未定着画像を熱により定着する定着手段から排出する熱を熱の影響を受けやすい周辺機器から絶縁し、また排出する熱の回収を行い、再利用し省エネルギ性を向上させるため、記録紙を給紙する給紙搬送手段と、前記記録紙に未定着画像を形成する未定着画像形成手段と、前記未定着画像を熱により定着する定着手段と、該定着手段によって画像が定着された記録紙を排紙する排紙搬送手段を備えた画像形成装置において、前記定着手段を断熱部材で包囲し、前記断熱部材は、表面に熱電変換素子を有し、さらに前記熱電変換素子により熱電変換した電力を蓄電する蓄電装置を有する発明が開示されている。
また、特許文献2には、記録材あるいは定着ローラから加圧ローラに移動した廃熱を再利用するため、互いに圧接する加熱ローラ及び加圧ローラを備え、トナー像を保持した記録材を前記加熱ローラと加圧ローラの圧接部にて加熱加圧しながら挟持搬送することによって、前記トナー像を前記記録材に定着させる定着装置を備えた画像形成装置において、加圧ローラの熱を熱電変換可能な熱電変換手段を備えた構成が開示されている。
さらに、特許文献3には、熱電変換手段を利用することにより、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真画像形成装置、及び該画像形成装置を構成する付属装置から排出している熱を回収し、電気エネルギとして再利用するため、転写紙を給紙部から搬送する給紙搬送手段と、未定着画像を形成する画像形成手段と、未定着画像が形成された転写紙を熱により定着する定着手段と、前記定着手段の転写紙通過方向の下流側に転写紙を案内する搬送手段を備えた電子写真画像形成装置において、高温度排熱の熱電変換として第一の熱電変換手段及び、低温度排熱の熱電変換としての第二並びに第三の熱電変換手段を備えた発明が開示されている。
また、一般に利用されている印刷機、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置は、近年、画像の再現性、安定性等の理由から、オフィス、あるいは、家庭等で普及しつつある。一方、この種の画像形成装置は、利用形態が製品の持つ性格上、電源を投入した状態で稼働しているのが通常であり、エネルギ消費の削減よりも、利便性を向上させることを図っていた。しかしながら、エネルギ消費の課題が顕在化した今日では、稼働時間よりも待機時間の方が長いという問題を併せ持つ熱定着部におけるエネルギ消費量の低減、あるいは、温暖化に影響する化石燃料等の枯渇資源エネルギ源の使用抑制が求められている。
また、情報を取り扱う機器における電源の安定供給も求められており、この電源の安定供給に関して、集中型電源供給(火力、水力、原子力等)のインフラ状況で、安定化電源(UPS)やキャパシタに代表されるバックアップ用蓄電器(二次電池)等を用いることによって対策がなされているのが現状である。
特開2005−338430号公報 特開2005−308826号公報 特開2005−099527号公報
このように従来の画像形成装置では、複数のエネルギ供給手段(エネルギ蓄積手段)として主電源の他に二次電池、キャパシタ、燃料電池のいずれかを用い、加熱定着動作のように消費電力が大きくなる状態に移行する期間にエネルギを付勢してその移行期間を短縮するとともにファーストコピータイムの縮減と省エネルギを図っている。しかし、この画像形成装置では、1つのエネルギ供給手段である主電源は交流商用ライン電源であり、他のエネルギ供給手段は副電源としてエネルギの一時的な付勢を行うための補助的な機能を受け持っている。
したがって、エネルギ供給源は全体として商用電源に頼らざるを得ない。また、燃料電池などの自発的発電手段を副電源として備えたとしても、このような自発的発電手段は上記移行期間に、蓄積した電気エネルギを用いて一時的にエネルギを付勢するための補助的手段でしかありえない。むしろ自発的発電手段を一時的なエネルギ付勢の補助として使用することは、常時エネルギを供給し得る自発的発電手段の前記補助使用によりエネルギ源(燃料)の浪費を招く原因になる。
以上より、従来の技術は、ファーストコピータイムの短縮化とともに省エネルギ化を目的とするが、この2つの背反的な目的に対する抜本的な解決策となっていない。その理由は、主電源たる交流商用電源(ライン電源)がエネルギ供給手段の大半を占め、副電源と位置付けた補助電源装置を採用してこれを受動的に適用しているため、補助電源装置である発電装置ないし蓄電装置のエネルギ駆動源としての使い方が限定的になっているからである。その結果、省エネルギモード時の電力維持や立ち上げ時間の短縮化(ファーストコピータイムの削減)などには相応の効果があるにしても、画像形成装置が設置されるサイト(配備場所)全てのエネルギ使用形態を総体として捉え、画像形成装置が設置される孤立空間を越えて、画像形成装置間のエネルギ消費を積極的に分担するような合理的かつ協調的な使い方になっていない、という点が難点であった。そのため、シャットダウン処理すべき状態になったときに、シャットダウン処理を実行できるだけの電力が残っていないことがあり、シャットダウン処理を実行できるだけの電力が残っていないと、シャットダウン処理を行わないでシステムダウンすることになる。
そこで、本発明が解決すべき課題は、電池残量が少なくなってシャットダウン処理が不可能になることがないようにすることにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、商用電源から直接給電される主電源と、前記主電源から充電される二次電池を有する補助電源と、画像形成手段とを備え、制御部によって各種モードに応じて各部の制御を実行する画像形成装置において、前記画像形成装置は、前記各部の制御に使用するための動作モードの前記各種モードの中からの設定を前記二次電池の電池残量に応じて行い、前記制御部は、前記商用電源シャットダウン動作モードから当該商用電源オンの動作モードに遷移したとき、前記二次電池の電池残量が所定値未満の場合、当該二次電池の電池残量が前記所定値になるまで充電を行うことを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記複数の動作モードが、シャットダウンモードと電池残量確保モード、電池交換モード、シャットダウン準備モード、充電スタンバイモード、充電省エネモード、スタンバイモード、プロッタ・スキャン・HDD動作モード、AC・0W電池駆動省エネモードの何れかの動作モードを含むことを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、前記画像形成装置は、商用電源オン、AC・0W電池駆動省エネモード、電池残量10%以下の3つの条件をともに満足するときに、エンジンの省エネモードは維持したまま前記制御部の電源を前記商用電源に切り替え、前記二次電池を充電することを特徴とする。
第4の手段は、商用電源から直接給電される主電源と、前記主電源から充電される二次電池を有する補助電源と、画像形成手段とを備え、制御部によって各種モードに応じて各部の制御を実行する画像形成装置の給電制御方法において、前記各部の制御に使用するための動作モードの前記各種モードの中からの設定を、前記画像形成装置により前記二次電池の電池残量に応じて実行し、前記商用電源シャットダウン動作モードから当該商用電源オンの動作モードに遷移したとき、前記二次電池の電池残量が所定値未満の場合、前記制御部により当該二次電池の電池残量が前記所定値になるまで充電を実行することを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、通信手段は通信ON/OFF制御部111bに、二次電池を有する補助電源は電源と充電制御部105に、画像形成手段はPTRに、コントローラ回路は符号111に、それぞれ対応し、各種モードとその遷移状態は、条件とともに、図4に示されている。
本発明によれば、商用電源からの給電が接続されたとき、前記二次電池の残量が所定量未満であれば所定量になるまで充電を行うので、電池残量が少なくなってシャットダウン処理が不可能になることがないようにすることができる。
図1は、本実施形態に係る画像形成システムのシステム構成を示す図である。同図において、本実施形態に係る画像形成システムは、ネットワークNTを介してホストPCと画像形成装置PRが接続されたシステムである。画像形成装置は、カラープリンタPTRに対してスキャナSCR、自動原稿供給装置ADF、及びソータ11を備えており、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)等のホストPCから、ネットワークNTを通じて、画像情報である印刷データが与えられると、その印刷データをプリントアウト(画像出力)する。この画像形成装置PRは、複合機能があるデジタルカラー複写機であり、前述のようにプリンタとして機能するだけでなく、自身で原稿のコピーを生成することもできる。また、画像形成装置PRには、画像形成装置PRに対して脱着可能な補助電池装置50と、補助電池装置50に対して脱着可能な二次電池52が搭載されている。なお、画像形成装置PRの前面側の上部には操作パネルOPBが設けられている。
図2は図1におけるプリンタPTRの概略構成を示す図である。プリンタPTRは電子写真方式のレーザ走査型のカラープリンタであり、作像装置、給紙装置(バンク)、両面給紙装置、及び後処理装置(ソータ)11によって構成されている。作像装置は、感光体1、メインチャージャ2、レーザ走査器3、現像装置4、転写ベルト6、転写分離チャージャ8、搬送ベルト9及び定着器10から主に構成されている。
レーザ走査器3には、Bk(黒),Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)の各色の成分に分解された画像データが、各色単位で与えられる。各色単位が1画像形成単位である。単色記録のときには、上記4色の内の一色の画像データがレーザ走査器3に与えられる。感光体1は定速度で回転駆動され、メインチャージャ2にて荷電された電位はクエンチングランプQLで適正電位に調整される。そして帯電面に、レーザ走査器3が画像データで変調したレーザを走査投射する。これにより、画像データに対応する静電潜像が感光体1に形成される。この静電潜像が、回転位置決め方式の現像装置4の画像形成指定色(例えばBk)に対応する色の現像トナーを有する現像器(Bk)にて現像されて顕像すなわちトナー像となる。トナー像は、転写チャージャ5によって転写ベルト6に転写され、転写分離チャージャ8によってレジストローラ7で送り込まれる転写紙に転写される。トナー像が転写された転写紙は搬送ベルト9によって定着器10に送り込まれる。
定着器10は加熱及び加圧により転写紙上のトナー像を転写紙に固定する。定着を終えた転写紙は、ソータ11に排出される。トナー像の転写を終えた感光休面はクリーニング装置12でクリーニングされる。転写ベルト6の転写を終えた面はクリーニングブレード13で拭われる。感光体1を臨む所定の位置にはPセンサと呼ばれる感光体1面上のトナー濃度を検出する反射型の光センサ14が配置され、転写ベルト6の基準位置を示すマークを検出する反射型の光センサ15が転写ベルト6の内側に設けられている。また、定着ローラ10のローラに対向する位置には定着ローラの温度を検出する温度センサ16が設けられている。
2色以上のカラー重ね記録(最も代表的なものはフルカラー記録)のときには、前述の感光体1上へのトナー像の形成と転写ベルト6への転写が、各色分繰り返されて転写ベルト6上において各色トナー像が重畳され、所要色分の重ね転写を終えてから、一度に転写紙に転写される。
図3は図1に示した画像形成装置PRの給電部を含むシステム構成を示すブロック図である。同図において、画像形成装置PRに給電する場合、図示しないコンセントに接続されたプラグ100から主電源スイッチ101、AC ON/OFFセンサ102、ACカット装置103を経て本体及び主要回路への給電装置(PSU)104にAC電源を供給し、PSU104でACをDCに変換し、画像形成装置PRの各部にDC電源を供給する。
一方、PSU104は1つのモジュールとなっている二次電池とその充電制御部105(以下、単に二次電池と称する)に接続されている。二次電池105は電源セレクタ106を介して画像形成装置PRの制御回路のコントローラ111に接続されている。電源セレクタ106はコントローラ111に電源供給を行う場合に、二次電池105のDC放電あるいはメインPSU104からのDC電源のいずれかを選択する。
コントローラ111は、マイコン111a及び通信インターフェース制御部111bを備え、マイコン111aによって画像形成装置PRの主要部の制御を実行するとともに、通信インターフェース制御部111bによってネットワーク、USB、電話回線、無線LAN等を介して外部機器との通信制御を実行する。
前記AC ON/OFFセンサはAC ON/OFF状態信号をコントローラ111に入力する。一方、コントローラ111からは、ACカット装置103にACカットする/しない制御信号が、二次電源105には電池充電する/しない制御信号が、それぞれ入力される。また、コントローラ111は電源セレクタ106に電源セレクト信号を出力する。
電源セレクタ106はコントローラ111からの電源セレクト信号により、PSU104から給電/二次電池から給電/OFFのいずれかを選択する。
図4は図3のシステム構成におけるシステム状態の遷移図である。
図4の状態遷移図では、白抜きがOFFを、網点が省エネモード(電池給電)を、ハッチングがAC電源供給をそれぞれ示す。図5の状態では、
1)SHUTDOWNモード(M1)
2)電池残量確保モード(M2)
3)電池交換モード(M3)
4)SHUTDOWN準備モード(M4)
5)充電スタンバイモード(M5)
6)充電省エネモード(M6)
7)スタンバイモード(M7)
8)動作モード(M8)
9)省エネモード(M9)
の10のモードが設定される。各モード時の各部の状態は以下の通りである。
1)SHUTDOWNモード M1
AC電源 = OFF
AC CUT = しない
充電 = しない
コントローラ電源 = OFF
電池残量 = 0〜100%
通信 = OFF
操作パネルからの操作 = 不可
2)電池残量確保モード M2
AC電源 = ON
AC CUT = しない
充電 = する
コントローラ電源 = PSU
電池残量 = 0〜100%
通信 = OFF
操作パネルからの操作 = 不可
3)電池交換モード M3
AC電源 = ON
AC CUT = しない
充電 = しない
コントローラ電源 = PSU
電池残量 = 0%
通信 = OFF
操作パネルからの操作 = 不可
4)SHUTDOWN準備モード M4
AC電源 = OFF
AC CUT = しない
充電 = しない
コントローラ電源 = 電池
電池残量 = 1〜95%
通信 = OFF
操作パネルからの操作 = 不可
5)充電スタンバイモード M5
AC電源 = ON
AC CUT = しない
充電 = する
コントローラ電源 = PSU
電池残量 = 5〜94%
通信 = ON
操作パネルからの操作 = 可能
6)充電省エネモード M6
AC電源 = ON
AC CUT = しない
充電 = する
コントローラ電源 = PSU
電池残量 = 10〜94%
通信 = ON
操作パネルからの操作 = サブ電源キーのみ可能
7)スタンバイモード M7
AC電源 = ON
AC CUT = しない
充電 = しない
コントローラ電源 = PSU
電池残量 = 11〜95%
通信 = ON
操作パネルからの操作 = 可能
8)プロッタ、スキャン、HDD動作モード M8
AC電源 = ON
AC CUT = しない
充電 = しない
コントローラ電源 = PSU
電池残量 = 5〜95%
通信 = ON
操作パネルからの操作 = 可能
9)AC・0W 電池駆動省エネモード M9
AC電源 = ON or OFF
AC CUT = する
充電 = しない
コントローラ電源 = 電池
電池残量 = 11〜95%
通信 = ON
操作パネルからの操作 = サブ電源キーのみ可能
前記各モードは以下のように遷移する。
・SHUTDOWMモードM1でAC ONしたら(C1)、電池残量確保モードM2に移行する。
・電池残量確保モードM2で電池残量が5%未満の場合(C2)、強制的に充電する。
・電池残量確保モードM2で電池残量が5%以上の場合、コントローラ電源をONし(C3)、充電スタンバイモードM5に移行する。
・電池残量確保モードM2で電池不良なら(C4)、電池交換モードM3に移行する。
・充電スタンバイモードM5で電池残量が95%以上になったら(C5)、スタンバイモードM7に移行する。
・充電スタンバイモードM5で電池不良なら(C6)、電池交換モードM3に移行する。
・スタンバイモードM7で動作開始要求がきたら(C7)、動作モードM8に移行する。
・スタンバイモードM7で電池残量が10%以下になったら(C8)、充電スタンバイモードM5に移行する。
・動作モードM8で動作が停止したら(C9)、スタンバイモードM7に移行する。
・スタンバイモードM7で規定時間が経過したら(C10)、省エネモードM9に移行する。
・スタンバイモードM7又は充電スタンバイモードM5でキー操作したら(C11)、SHUTDOWN準備モードM4に移行する。
・充電スタンバイモードM5で動作開始要求がきたら(C12)、動作モードM8に移行する。
・充電スタンバイモードM5で規定時間が経過したら(C13)、充電省エネモードM6に移行する。
・充電省エネモードM6で動作開始要求がきたら(C14)、動作モードM8に移行する。
・充電省エネモードM6で電池残量が95%以上になったら(C15)、省エネモードM9に移行する。
・省エネモードM9で動作開始要求がきたら(C16)、動作モードM8に移行する。
・省エネモードM9で電池残量が10%以下になったら(C17)、充電省エネモードM6に移行する。
・充電省エネモードM6で電池不良なら(C18)、電池交換モードM3に移行する。
・電池交換モードM3で電池交換したら(C19)、電池残量確保モードM2に移行する。
・電池残量確保モードM2又は電池残量確保モードM2でAC電源がOFFしたら(C20)、SHUTDOWNモードM1に移行する。
・省エネモードM9で電池残量が10%以下かつAC電源がOFFしたら(C21)、SHUTDOWM準備モードM4に移行する。
・充電スタンバイモードM5、スタンバイモードM7、動作モードM8あるいは充電省エネモードM6でAC電源がOFFしたら(C22)、AC0W省エネモードM9に移行する。
・SHUTDOWNモードM4でSHUTDOWN準備できたらコントローラ電源をOFFし(C23)、SHUTDOWNモードM1に移行する。
このようにモードを設定し、二次電池105からの給電とPSU104からの給電を設定すると、電池残量確保モードM2、充電スタンバイモードM5、及び充電省エネモードM6の3つのモードでは、二次電池105に対して充電を行う。
本実施形態では、シャットダウンM1状態からAC電源ONになったとき(C1)、電池残量確保モードM2に移行し、電池残量が5%未満なら5%になるまで充電し、充電完了するまでは通信はOFFされ、操作パネルOPBからの操作もできなくする。ここで5%としているのは、シャットダウン処理には電池の最大貯蓄可能電力の3%を使用すると仮定しているからである。シャットダウン処理に必要な電力が変化すれば前記残量は前記必要な電力に応じて変化する。このように処理することにより、シャットダウンに必要な電力を確保することが可能となる。
また、充電省エネモードM6でかつ電池残量95%以上のとき、電源を二次電池105に切り替え、電池の充電を止め、AC入力をカットし、AC:0W省エネモードM9に移行する。このAC:0W省エネモードでは、電池残量が10%になるまで、電池の電力を使い続ける(C21)。これにより、AC:0Wが実現できる。また、AC/DCコンバータのロスをなくすこと、及び、二次電池105の充放電サイクルをなるべく長くし、電池の寿命を延ばすことができる。
また、AC電源ON時でかつAC:0W省エネモードでかつ電池残量10%以下のとき、エンジンの省エネモードは維持したままコントローラ電源をPSUに切り替え、電池を充電する。すなわち、AC:0W省エネモードM9から充電省エネモードM6に移行する。これにより、二次電池の電池切れを防止することができる。
なお、図4から分かるように二次電池105の電力はSHUT DOWN準備モードM4とAC:0W省エネモードM9の場合のみ使用する。これにより二次電池を長持ちさせることができる。
また、二次電池のメモリ効果を避けるため、電池を充電しながら電池の電力を使用することはしない。充電するときは満杯近くなるまでずっと充電し、使うときは電力がなくなる直前まで使い続ける。これにより、電池の充放電サイクルをなるべく長くし、電池の寿命を延ばすことができる。
図5は本実施形態に係る画像形成装置PRの4つのモードを示す説明図である。この4つのモードとは、コントローラオフモードQ1、エンジンオフモードQ2、静音立ち上げモードQ3及びスタンバイモード又は動作モードQ4である。
コントローラオフモードQ1は、コントローラオプションや操作パネルオプションがない場合に遷移できるもので、
1)コントローラのメモリ(ただし、セルフリフレッシュ状態)
2)コントローラのメモリコントローラ
3)オプションFCU
4)パワーマネージメント
5)ネットワークインターフェース
6)USBインターフェース
の機能が使用できる状態となっている。これらの各部は通常動作及び省エネ状態であっても常にONとなっている。
エンジンオフオプションQ2はコントローラオプション又は操作パネルオプションがある場合に遷移できるもので、
1)コントローラのメモリ(通常状態)
2)コントローラオプション(無線LAN、フォーマット変換アクセラレータ、連結インターフェース(IEEE1394)、操作パネルオプション)
の機能が仕様できる状態となっている。
静音立ち上げモードQ3では、HDDアクセスのみが使用できる。
スタンバイモード又は動作モードQ4では、
1)定着ヒータ動作
2)印字動作
3)スキャナ動作
4)フィニッシャ動作
5)操作パネル表示、操作可能
の各機能が使用できる状態となっている。前記各機能が使用可能なので、このモードQ4では画像形成動作が実行できることになる。
このうち省エネモードはコントローラオフモードQ1、エンジンオフモードQ2、静音立ち上げモードQ3の3つのモードであり、大きな円から内側の小さな円の方向が省エネモードが進む方向で、内側の小円のモードほど省エネの度合いが大きいことを意味している。
以上のように、本実施形態によれば、
1)シャットダウン処理できる電力を確保することができる。
2)AC:0Wが実現でき、AC/DCコンバータのロスをなくすことが可能となる。
3)電池の充放電サイクルをなるべく長くし、電池の寿命を延ばすことができる。
4)電池残量10%以下のとき、エンジンの省エネモードは維持したままコントローラ電源をPSUに切り替え、電池を充電するので、電池切れを防止することができる。
5)電池の電力はSHUT DOWN準備モードとAC:0W省エネモードのみ使用するので、電池を長持ちさせることができる。
6)電池を充電しながらの電池の電力の使用は行わず、充電するときは満杯近くなるまでずっと充電し、使うときは電力が無くなる直前まで使い続けるので、電池の充放電サイクルをなるべく長くし、電池の寿命を延ばすことができる。
等の効果を奏する。
本発明の実施形態に係る画像形成システムのシステム構成を示す図である。 図1におけるプリンタの概略構成を示す図である。 図1に示した画像形成装置の給電部を含むシステム構成を示すブロック図である。 図3のシステム構成におけるシステム状態の遷移図である。 本実施形態における画像形成装置のモードを示す説明図である。
符号の説明
104 PSU
105 二次電池(及び充電制御部)
106 電源セレクタ
111 コントローラ
111a マイコン
111b 通信制御部
OPB 操作パネル
PR 画像形成装置

Claims (4)

  1. 商用電源から直接給電される主電源と、前記主電源から充電される二次電池を有する補助電源と、画像形成手段とを備え、制御部によって各種モードに応じて各部の制御を実行する画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、前記各部の制御に使用するための動作モードの前記各種モードの中からの設定を前記二次電池の電池残量に応じて行い、
    前記制御部は、前記商用電源シャットダウン動作モードから当該商用電源オンの動作モードに遷移したとき、前記二次電池の電池残量が所定値未満の場合、当該二次電池の電池残量が前記所定値になるまで充電を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記動作モードが、シャットダウンモードと電池残量確保モード、電池交換モード、シャットダウン準備モード、充電スタンバイモード、充電省エネモード、スタンバイモード、プロッタ・スキャン・HDD動作モード、AC・0W電池駆動省エネモードの何れかの動作モードを含むことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、
    商用電源オン、
    AC・0W電池駆動省エネモード
    電池残量10%以下
    の3つの条件をともに満足するときに、エンジンの省エネモードは維持したまま前記制御部の電源を前記商用電源に切り替え、前記二次電池を充電することを特徴とする画像形成装置。
  4. 商用電源から直接給電される主電源と、前記主電源から充電される二次電池を有する補助電源と、画像形成手段とを備え、制御部によって各種モードに応じて各部の制御を実行する画像形成装置の給電制御方法において、
    前記各部の制御に使用するための動作モードの前記各種モードの中からの設定を、前記画像形成装置により前記二次電池の電池残量に応じて実行し、
    前記商用電源シャットダウン動作モードから当該商用電源オンの動作モードに遷移したとき、前記二次電池の電池残量が所定値未満の場合、前記制御部により当該二次電池の電池残量が前記所定値になるまで充電を実行することを特徴とする画像形成装置の給電制御方法
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