JP4981980B1 - ホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置 - Google Patents
ホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4981980B1 JP4981980B1 JP2011159498A JP2011159498A JP4981980B1 JP 4981980 B1 JP4981980 B1 JP 4981980B1 JP 2011159498 A JP2011159498 A JP 2011159498A JP 2011159498 A JP2011159498 A JP 2011159498A JP 4981980 B1 JP4981980 B1 JP 4981980B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- discharge
- passage
- nozzle
- runner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
【解決手段】ホットランナー射出金型装置のランナー内の残留樹脂を排出する装置であり、マニホールド30のランナーとノズルの樹脂通路21との間に樹脂分離排出ユニット50Eを設け、溶融樹脂を分流してランナーの残留樹脂を樹脂排出通路34に排出し、ノズルの本体にノズルの樹脂通路の端部とノズル側の樹脂排出通路36A〜36Dを繋ぐ分岐排出通路25を設け、ノズルの樹脂通路内部に残留する樹脂を上記の分岐排出通路を通じて樹脂排出通路に排出する。
【選択図】図18
Description
上記の残留樹脂の排出装置は、上記マニホールドのランナーの溶融樹脂をランナーの外部に排出する樹脂排出通路と、上記マニホールドのランナーと上記ノズルの樹脂通路が繋がる接続部に設置され、上記マニホールドのランナーの溶融樹脂を上記の樹脂排出通路に分流して排出する樹脂分離排出ユニットとを設けてなるものである。本発明において、「溶融樹脂を分流する」とは、溶融樹脂の流れの経路を、途中から分けて溶融樹脂の一部を或る経路に案内し、他部をそれとは別の経路に案内することを意味する。
図2〜図5には本発明の第1実施例が図示されている。本発明の実施例に用いるホットランナ射出金型装置は、1つ以上のキャビティ11を有する金型ブロック10と、上記金型ブロック10のキャビティに溶融樹脂を供給する樹脂通路21を中心軸方向にて有する複数個のノズル20と、上記複数個のノズル20を底面に結合して、外部の溶融樹脂供給装置(図示省略)からスプルー31を通して供給される溶融樹脂を上記各ノズル20の樹脂通路21に案内する複数個のランナー32a、32b、32c、32dを有するマニホールド30を備えている。
図6または図8には本発明の第2実施例による残留樹脂の排出装置が図示される。
図9及び図10には本発明の第3実施例が図示されている。本発明の第3実施例の場合、ホットランナー射出金型装置のマニホールド30に複数個のノズル20A、20B、20C、20D、20E、20F、20G、20Hが設置され、上記ノズル20A〜20Hは、スプルー31より分岐されたランナー32a、32b、32c、32dにそれぞれ繋がれている。
図11または図13では本発明の第4実施例が図示されている。
図14には本発明の第5実施例の縦断面図が図示されている。
図15〜図18には本発明の第6実施例が図示されている。
11 キャビティ
11a ゲート
20 ノズル
21 樹脂通路
25 分岐排出通路
30 マニホールド
32、32a〜32d ランナー
34、34A〜34D 樹脂排出通路
50、50A、50B、50E 樹脂分離排出ユニット
Claims (15)
- キャビティを有した金型ブロックと、ゲートを通じてキャビティと連通される樹脂通路を有する1つ以上のノズルと、溶融樹脂を上記各ノズルの樹脂通路に案内する1つ以上のランナーを有するマニホールドとを備えるホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置において、
上記のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置は、
上記のマニホールドのランナーの溶融樹脂をランナー外部に排出する樹脂排出通路と、
上記のマニホールドのランナーと上記ノズルの樹脂通路が繋がれる接続部に設置されて、上記のマニホールドのランナーの溶融樹脂を上記の樹脂排出通路に分流して排出する樹脂分離排出ユニットを含み、
上記の樹脂分離排出ユニットは本体を有し、上記本体は上記マニホールドのランナー内部を通過した溶融樹脂を上記ノズルの樹脂通路に案内する供給通路と、上記供給通路から分岐され、上記の供給通路を通過した溶融樹脂の中で内壁に沿って流動する溶融樹脂を上記の樹脂排出通路に案内する分岐通路を有することを特徴とするホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。 - 上記の樹脂排出通路を開放または遮断する排出遮断ユニットを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。
- 上記の樹脂排出通路に真空吸入力を付与して樹脂排出通路の溶融樹脂を強制排出する排出ポンプを更に含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。
- 上記の樹脂分離排出ユニットは上記のマニホールドに形成されたノズル結合穴の中で、上記ノズルの樹脂通路と同軸に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。
- 上記の排出遮断ユニットは前後方向に移動して上記の樹脂排出通路の出口を遮断または開放する遮断ピンと、上記の遮断ピンを前進または後退移動させるバルブ作動機にて構成されることを特徴とする請求項2、3又は4に記載のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。
- 上記の樹脂分離排出ユニットの供給通路は入口が上記のマニホールドのランナーに接続され長さ方向に延長され出口が上記ノズルの樹脂通路に繋がり、上記の樹脂分離排出ユニットの分岐通路は上記の供給通路の先端より分岐され上記の樹脂排出通路に繋がれることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。
- 上記の樹脂分離排出ユニットは複数の樹脂分離排出ユニットグループから構成され、各樹脂分離排出ユニットグループは2つ以上の樹脂分離排出ユニットに統合された1つの樹脂排出通路に繋がれ、
各樹脂分離排出ユニットグループの統合された樹脂排出通路には、樹脂排出通路の出口を開放または遮断する排出遮断ユニットと、統合された樹脂排出通路に真空吸入力を付与し統合された樹脂排出通路の溶融樹脂を強制排出する排出ポンプとが繋がっていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。 - 上記マニホールドの各ランナーは経路の中で補助分離排出ユニットが追加されて上流側ランナーと下流側ランナーに区画され、上記補助分離排出ユニットは上流側ランナーを通過した溶融樹脂を分流し、溶融樹脂の一部は樹脂排出通路に案内し、残りの溶融樹脂は下流側ランナーに案内することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。
- 上記の各ランナーに設置された樹脂分離排出ユニットと補助分離排出ユニットは独立した樹脂排出通路に繋がれ、
上記の各樹脂排出通路は1つの共通ドレイン通路に接続され、上記ドレイン通路には出口を開放または遮断する排出遮断ユニットと、上記のドレイン通路に真空吸入力を付与して溶融樹脂を外部に強制排出する排出ポンプが設けられていることを特徴とする請求項8に記載のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。 - 上記ノズルは樹脂通路から分岐され樹脂通路を通過する溶融樹脂を上記マニホールドの樹脂排出通路に案内する1つ以上の分岐排出通路を備えていることを特徴とする請求項1に記載のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。
- 上記マニホールドの樹脂排出通路を開放または遮断する排出遮断ユニットを更に含むことを特徴とする請求項10に記載のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。
- 上記のマニホールドの樹脂排出通路に真空吸入力を付与し樹脂排出通路の溶融樹脂をマニホールドのランナーの外部に強制排出する排出ポンプを更に含むことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。
- 上記ノズルの樹脂通路内壁の残留樹脂を外部に排出するノズル側の樹脂分離排出ユニットを更に含むことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。
- 上記のノズル側の樹脂分離排出ユニットは、上記ノズルの本体に長さ方向に沿って上部から下部まで形成され、下部で上記ノズルの樹脂通路の下部と繋がれ、上部はマニホールドに設けられた樹脂排出通路に繋がれる分岐排出通路と、ランナー側の樹脂排出通路とは別途に設けられ上記分岐排出通路の出口と連通するノズル側の樹脂排出通路とから構成されることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。
- 上記のマニホールドのランナー側の樹脂排出通路は1つの排出遮断ユニットに相互に接続されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020110019284A KR101077754B1 (ko) | 2011-02-10 | 2011-03-04 | 핫런너 사출금형장치의 잔류수지 배출장치 |
KR10-2011-0019284 | 2011-03-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4981980B1 true JP4981980B1 (ja) | 2012-07-25 |
JP2012183815A JP2012183815A (ja) | 2012-09-27 |
Family
ID=46679306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011159498A Expired - Fee Related JP4981980B1 (ja) | 2011-03-04 | 2011-07-21 | ホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4981980B1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5354961U (ja) * | 1976-10-13 | 1978-05-11 | ||
JPS53102961A (en) * | 1977-02-22 | 1978-09-07 | Gifu Die & Mold Eng | Injection molding process with hottrunner mold |
JP2682205B2 (ja) * | 1990-06-21 | 1997-11-26 | 宇部興産株式会社 | ホットランナ |
-
2011
- 2011-07-21 JP JP2011159498A patent/JP4981980B1/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5354961U (ja) * | 1976-10-13 | 1978-05-11 | ||
JPS53102961A (en) * | 1977-02-22 | 1978-09-07 | Gifu Die & Mold Eng | Injection molding process with hottrunner mold |
JP2682205B2 (ja) * | 1990-06-21 | 1997-11-26 | 宇部興産株式会社 | ホットランナ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012183815A (ja) | 2012-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5968562A (en) | Sprue bar assembly for use in a stack mold | |
CN101234522B (zh) | 侧缘浇口的注射成型装置 | |
US7658606B2 (en) | Edge gated injection molding apparatus | |
CN103209814A (zh) | 共注射热流道注射成型*** | |
US7458795B2 (en) | Co-injection nozzle assembly | |
CN103068548A (zh) | 集成在注塑成型***中的辅助注射单元 | |
US20110293774A1 (en) | Gate adapter and gate system for a gate adapter | |
CA2448129A1 (en) | Tight pitch nozzle with individual valve gate control | |
CN101124078A (zh) | 多层堆叠模具装置 | |
CN108454011A (zh) | 用于注射模制装置的热流道注射喷嘴和致动器 | |
JP4981980B1 (ja) | ホットランナー射出金型装置における残留樹脂の排出装置 | |
CN102189635A (zh) | 多轴注射模塑设备 | |
CN102773973B (zh) | 热流道注塑模具装置的残留树脂排出装置 | |
US7390184B2 (en) | Dual injection manifold | |
KR102011001B1 (ko) | 사이드 게이트 노즐형 핫런너 밸브장치 | |
KR102519791B1 (ko) | 대형제품용 양면사출금형 조립체 | |
EP1941984B1 (en) | Edge gated injection molding apparatus | |
KR101077754B1 (ko) | 핫런너 사출금형장치의 잔류수지 배출장치 | |
KR102399584B1 (ko) | 이중 사출용 핫 런너 시스템 | |
CN210501216U (zh) | 注塑机构及热流道*** | |
KR20160058733A (ko) | 복합 수지 공급장치 | |
KR101092636B1 (ko) | 다중 금형, 이를 포함하는 사출 성형 어셈블리 | |
CN216400400U (zh) | 一种细水口热流道模具 | |
CN221067108U (zh) | 冷流道*** | |
KR102676847B1 (ko) | 사출 금형용 핫런너 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120411 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120420 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4981980 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |