JP4976859B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチ装置に関するものである。
従来、器具取付用の窓孔を有する取付枠と、窓孔から前面を露出した状態で取付枠に取着される器体、当該器体の前面に設けられたオン・オフ操作部、および、負荷と電源よりなる直列回路が両端間に接続されオン・オフ操作部の操作に応じてオン/オフが切り替わる接点部を具備したスイッチ本体と、窓孔に連通する開口窓を有し、当該開口窓にスイッチ本体の前面側を臨ませた状態で取付枠の前面側に取着されるプレートとを有するスイッチ装置が提供されている(例えば特許文献1参照)。
このスイッチ装置では、夜間や暗所などでの操作性を向上させるために、スイッチ本体の器体前面に位置表示用の発光表示部を設けるとともに、操作ハンドルに発光表示部の発光を外部に照射させるための透光窓を設けてあり、発光表示部の発光でスイッチ装置の設置位置を容易に判別できるようにしていた。
特開2003−7170号公報(段落[0023]−[0026]、及び、第8図)
上記構成のスイッチ装置では、操作ハンドルに設けた発光表示部が点灯することによって、夜間や暗所などで操作ハンドルの位置を容易に把握できるようにしているが、発光表示部の大きさが操作ハンドルに比較して小さいため、視認性が充分ではないという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、点灯状態により表示を行う発光表示部の視認性を向上させたスイッチ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、器具取付用の窓孔を有する取付枠と、窓孔から前面を露出した状態で取付枠に取着される器体、器体の前面に設けられたオン・オフ操作部、および、負荷と電源よりなる直列回路が両端間に接続されオン・オフ操作部の操作に応じてオン/オフが切り替わる接点部を具備したスイッチ本体と、窓孔に連通する開口窓を有し、開口窓にスイッチ本体の前面を臨ませた状態で取付枠の前面側に取着されるプレートとを有し、プレートにおいて開口窓の周縁部に有機EL素子からなる発光表示部配置され、事象の発生に応じて入力される連動制御信号に基づいて発光表示部の点灯状態を制御する発光制御部を設け、発光制御部は、住戸内に設置された負荷以外の電気機器から、電気機器の状態を通知するための通知信号が連動制御信号として入力されると、発光表示部の点灯状態を変化させることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、発光制御部は、発光表示部の発光色の色温度を変化させる色温度制御、又は、発光表示部の点灯/点滅を切り替える切替制御のうちの少なくとも何れか一方を行うことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、発光制御部は、連動制御信号として、所定の検知エリアにおいて人の存否を検知する人体検知センサからの人体検知信号が入力されると、発光表示部の点灯状態を変化させることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1又は2の発明において、接点部がオフからオンに切り替わった時点より所定の通電時間を計時し、タイムアップするとタイムアップ信号を発生し、計時中に接点部がオンからオフに切り替わると計時動作を終了する計時タイマを備え、発光制御部は、連動制御信号としてタイムアップ信号が入力されると、発光表示部を点滅させることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1又は2の発明において、発光制御部は、連動制御信号として異常を検知する異常検知センサからの異常検知信号が入力されると、発光表示部の点灯状態を変化させることを特徴とする
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか1つの発明において、取付枠又はプレートのうち少なくとも何れか一方に、EL素子に対して背面側に位置するように吸湿剤を保持させたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れか1つのの発明において、取付枠およびプレートが、大角形の3個モジュール寸法の配線器具に対応した形状および寸法に形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、プレートにおいて開口窓の周縁部に有機EL素子からなる発光表示部を設けているので、操作ハンドルの一部に発光表示部を設ける場合に比べて、発光表示部の発光面積を大きくして視認性を向上させることができるという効果がある。しかも、発光表示部を有機EL素子で構成しているので、発光表示部が設けられたプレートの厚みを薄くできるとともに、発光ダイオードを用いる場合に比べて素子数を少なくできるという効果もあり、またプレートの厚みが従来のものに比べて違和感を与えるほどに増えることがないから、既存のスイッチ本体をそのまま使用した場合でもユーザに違和感を与えることがないという効果もある。さらに、発光制御部は、事象の発生に応じて入力される連動制御信号に基づいて発光表示部の点灯状態を変化させているので、点灯状態の変化によって事象の発生を報知することができるという効果もある。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態のスイッチ装置Aの分解斜視図を図1に、正面図を図2に、側面図を図3にそれぞれ示す。尚、以下の説明では特に断りが無い限り、図2に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、図2中の正面を前面として説明を行う。したがって、図3中の右端が後端となる。
このスイッチ装置Aは、押釦ハンドル11を備え押釦ハンドル11の押操作毎に内蔵する接点を反転させるスイッチ本体1と、スイッチ本体1の前面に対向する形で配設され一端部がスイッチ本体1に枢着されるとともに他端部の裏面で押釦ハンドル11を押操作するピアノハンドル12(オン・オフ操作部)とを備える。スイッチ本体1の器体10は、矩形枠状であって器具取付用の窓孔2aを有した取付枠2に保持される。また、取付枠2の前面側には取付枠2の窓孔2aよりも長寸かつ広幅の開口窓4a,5aを備えるプレート3(プレート枠4および化粧プレート5からなる)が重ね合わせて配置される。取付枠2は器具取付手段としての器具取付孔2bを長手方向において3組備えている。
スイッチ本体1の器体10は合成樹脂の成型品であって直方体状に形成されている。器体10の短手方向の寸法は、大角連用形(JIS C8304参照)と称する埋込型配線器具の施工時に用いる取付枠に3個まで取着可能な寸法に形成してある。つまり、上述した取付枠2の窓孔2aは、JISで規格化された上記取付枠の窓孔と長手方向の寸法が等しく設定してあり、短手方向の寸法はやや幅広に設定されている。したがって、スイッチ本体1の器体10の短手方向寸法は取付枠2の窓孔2aの長手方向寸法の略3分の1の寸法に形成されており、この寸法を大角連用形の配線器具と同様に「1個モジュール寸法」と呼称する。
一方、器体10の長手方向寸法は窓孔2aの短手方向寸法に略等しく、器体10の長手方向における両側面には、取付枠2の窓孔2aを囲む部位に設けた上記器具取付孔2bに係合可能な取付爪10aがそれぞれ一対ずつ突設してあり、取付爪10aが器具取付孔2bに係合することによって器体10が取付枠2に保持されるようにしてある(図3参照)。尚、一方の側面に設けた取付爪10aは、取付爪10aが突設された側壁の部位を撓ませることで、器体10の側面から弾性的に後退させることができ、取付爪10aと器具取付孔2bとの係止状態を解除することで、スイッチ本体1を取付枠2から容易に取り外すことができるようになっている。
ところで、図6はスイッチ装置Aの内部回路図を示しており、スイッチ本体1は共通端子t0と切替端子t1,t3とを備え、共通端子t0と切替端子t1との間に商用交流電源ACと照明負荷などの負荷Lとからなる直列回路が接続されている。そして、スイッチ本体1の器体10内部には、共通端子t0と切替端子t1の間の電路に挿入される接点13(接点部)と、押釦ハンドル11の押操作毎に接点13のオン/オフを反転させる開閉機構(図示せず)とを収納するとともに、共通端子t0と接点13との間の電路に一次巻線が挿入された電流トランスCT1を収納している。また、器体10の内部には、切替端子t1,t3間に接続された抵抗R1とネオンランプよりなる位置表示灯L1との直列回路と、位置表示灯L1と抵抗R1との直列回路に並列接続した抵抗R2と、電流トランスCT1の二次巻線の両端間に接続された発光ダイオードからなるパイロット灯L2と、パイロット灯L2と逆並列に接続されたダイオードD1とを実装したプリント配線板(図示せず)が収納されている。而して、このスイッチ本体1では、接点13のオン/オフに応じて負荷Lへの電源供給を入/切することができ、負荷Lがオフであるときには接点13を介して位置表示灯L1に電圧が印加されて、位置表示灯L1が点灯するので、照明負荷のような負荷Lが消灯しているときには位置表示灯L1が点灯することで、暗がりでもスイッチの位置を容易に確認することができる。また、負荷Lがオンであるときには、電流トランスCT1の1次側に負荷電流が流れるから、パイロット灯L2が点灯して負荷Lがオン状態にあることを表示することができる。
ここで、器体10の前面において長手方向の一端側(図4(a)の左側)には、内側の収納空間に連通する透光窓14が形成され、透光窓14には透光性を有したランプカバー14aが取り付けられる。器体10内部の収納空間には、透光窓14に臨ませて位置表示灯L1やパイロット灯L2が配設されており、位置表示灯L1およびパイロット灯L2の点灯/消灯の状態をランプカバー14aを通して視認できるようになっている。
また、器体10前面の長手方向一端側には、透光窓14を間にして上下両側に、ピアノハンドル12を枢着するために、斜め前方に突出する一対の軸部15が一体に突設してある。軸部15の前端部は器体10の短手方向に沿った円柱状に形成される。ピアノハンドル12の背面の一端側には軸部15を軸支する軸受部(図示せず)が設けてあり、軸部15を軸受部に回動自在に嵌め込むことで、ピアノハンドル12を回動自在に枢着できるようになっている(図4(b)参照)。なお、ピアノハンドル12の背面の他端側には、後方に向かって抜け止め用の抜止片12aを突設してある。抜止片12aは器体10の前壁に形成した挿入孔10bを通して器体10内部の空所に挿入され、抜止片12aの先端部に設けた係止爪12bが挿入孔10bの周縁に係止されることによって、ピアノハンドル12の回動範囲が規制されるようになっている。
上述のようにピアノハンドル12がスイッチ本体1に取り付けられることにより、ピアノハンドル12の上記他端部を押操作すると、軸受部(図示せず)と軸部15とを中心にしてピアノハンドル12が回動する。ピアノハンドル12の後面には器体10の前面に設けた押釦ハンドル11が当接しており、ピアノハンドル12を押操作すれば押釦ハンドル11が器体10に押し込まれ、押操作の度に接点13のオン/オフが切り換えられるのである。
ところで、上述した取付枠2は1個モジュール寸法のスイッチ本体1を3個取り付けることができるものであるから、3個用(一連)の取付枠2と呼称する。すなわち、取付枠2の窓孔2aの両側の側片には、スイッチ本体1の取付爪10aが係止される2個1組の器具取付孔2bが3組ずつ設けてあり、窓孔2a内でスイッチ本体1の取付位置を3箇所選択できるようになっている。ここで、窓孔2aの長手方向にスイッチ本体1の短手方向を一致させてスイッチ本体1を取付枠2に取り付ける場合の3つの取付位置を、それぞれ上端位置、中央位置、下端位置と呼ぶことにする。本実施形態では取付枠2の上端位置および下端位置にそれぞれスイッチ本体1を取り付けてあり、各スイッチ本体1に取着されるピアノハンドル12は、図2に示すようにプレート3(プレート枠4および化粧プレート5)の開口窓4a,5aを2個で覆うことが可能な程度の寸法に形成されている。このような寸法に形成されたピアノハンドル12を2個用のピアノハンドルと呼ぶ。
ここにおいて、取付枠2にスイッチ本体1を1個だけ取り付けて使用する場合は、スイッチ本体1を中央位置に取り付け、プレート3の開口窓4a,5aを1個で覆うことが可能な程度の寸法を有した1個用のピアノハンドル12を用いれば良い。また、取付枠2にスイッチ本体1を3個取り付けて使用する場合は、3個のスイッチ本体1をそれぞれ上端位置、中央位置、下端位置に取り付け、プレート3の開口窓4a,5aを3個で覆うことが可能な程度の寸法を有した3個用のピアノハンドル12を用いれば良い。
また、ピアノハンドル12において軸支される一端側の上下方向中央部には、ピアノハンドル12をスイッチ本体1の器体10に取り付けた際にスイッチ本体1のランプカバー14aに対応する部位に表示孔16が開口する。この表示孔16には、透明合成樹脂の成型品からなるレンズ16aの一部がピアノハンドル12の背面側からはめ込んであり、位置表示灯L1やパイロット灯L2からの光がレンズ16aを通してピアノハンドル12の前面側に導かれるようになっている。
プレート枠4はABS樹脂のような合成樹脂によって矩形枠状に形成された成形品であって、上下の側片4bにはそれぞれ取付ねじ21が挿通されるねじ挿通孔4cが設けてある。また、プレート枠4の周部には全周に亘って段部4dが形成されている。
プレート枠4に結合される化粧プレート5は、プレート枠4と同様にABS樹脂のような合成樹脂によって矩形枠状に形成される。また、化粧プレート5の裏面にはプレート枠4に結合するための係止片(図示せず)が複数本突設されている。化粧プレート5は前壁の外周縁から後方に向かって延設された周壁5bを備えており、プレート枠4に化粧プレート5を重ね合わせたときに周壁5bの後縁がプレート枠4の段部4dの前面に載るようにしてある。
而して、スイッチ本体1を取り付けた取付枠2に、取付ねじ21を用いてプレート枠4を取り付け、さらに化粧プレート5をプレート枠4に結合するとともに、スイッチ本体1にピアノハンドル12を取り付けると、プレート枠4および化粧プレート5の中央部の開口窓4a,5aを通してピアノハンドル12の一部をプレート3の前方に突出させることができ、この状態でピアノハンドル12を押操作することができることになる。なお本実施形態では、取付枠2およびプレート3(プレート枠4と化粧プレート5からなる)が、大角連用形の3個モジュール寸法の配線器具に対応した1連の形状および寸法に形成されているので、スイッチ本体1の大きさが大角連用形配線器具の1個モジュール寸法に形成されていれば、取付枠2に最大3個まで取り付けて使用することができ、また他の配線器具と並設して使用することもできる。
図7は本実施形態のスイッチ装置Aの使用状態を示しており、例えばトイレの出入り口51近傍の壁50に設置されて、トイレ内に設置された照明負荷や換気扇などの負荷Lをオン/オフするために使用される。
ここで、本実施形態のスイッチ装置Aでは、図1および図5に示すように、化粧プレート5の裏面において上下の枠片には有機EL素子からなる短冊状の発光表示部6が発光面を前方に向けて1個ずつ、左右の枠片には有機EL素子からなる短冊状の発光表示部6が発光面を前方に向けて2個ずつ配設されるとともに、各発光表示部6の陽極および陰極にそれぞれ電気的に接続される給電電極(図示せず)が配設されている。なお本実施形態では、6個の有機EL素子で発光表示部6を構成しているが、有機EL素子の個数を6個に限定する趣旨のものではなく、上下左右の枠片に有機EL素子を1個ずつ配置しても良いし、ロ字状に形成された1個の有機EL素子で発光表示部6を構成しても良い。
また図6はスイッチ装置Aの内部回路図を示しており、スイッチ装置Aは、事象の発生に応じて外部より連動制御信号が入力される信号入力部9と、信号入力部9を介して入力される連動制御信号に基づいて発光表示部6の点灯状態を制御する発光制御部7と、商用交流電源ACの交流電圧を所望の電圧値の直流電圧に変換して発光表示部6や発光制御部7の動作電源を生成する電源部8とを備えている。ここに、信号入力部9、発光制御部7および電源部8などの回路を構成する回路部品は図示しないプリント配線基板に実装され、例えばスイッチ本体1の内部に収納されており、器体10に設けた接続端子(図示せず)を介して発光制御部7の出力端子が上記給電電極に電気的に接続されている。
化粧プレート5は透明または半透明あるいは乳白色のような光透過性を有する合成樹脂により形成されており、上下左右の枠片の裏面側に配設された発光表示部6が点灯すると、発光表示部6の発光が化粧プレート5の枠片を透過するので、化粧プレート5の前面側より発光表示部6の点灯状態(点灯、点滅)や消灯状態を目視できるようになっている。なお、化粧プレート5の背面には、発光表示部6が形成された部位のみに、発光表示部6の裏面に直接接触するようにして、シリカなどの吸湿作用を有する材料で形成された吸湿シート(図示せず)が化粧プレート5と一体的に設けられており、発光表示部6の裏面に接する吸湿シートが水分を吸収することによって、発光表示部6を構成する有機EL素子の劣化を抑制することができる。
また信号入力部9には、連動制御信号として、スイッチ装置Aの設置場所の近傍に設けた検知エリア内における人の存否を検知する人体検知センサ22からの人体検知信号や、例えば火災を検知する異常検知センサ23からの異常検知信号や、住戸内に設置された他の電気機器26からの通知信号が入力される。尚、異常検知センサ23が検知する異常を火災に限定する趣旨のものではなく、異常検知センサとして警戒エリア内への侵入やガス漏れなどの異常を検知するセンサを用いても良い。
またスイッチ装置Aでは、例えば負荷電流を検出することによってスイッチ本体1の接点13のオン、オフを検出するオン・オフ検出部24と、オン・オフ検出部24の検出結果に基づいて、接点13がオフからオンに切り替わった時点より所定の通電時間を計時し、タイムアップするとタイムアップ信号を出力するとともに、計時中に接点13がオンからオフに切り替わると計時動作を終了する計時タイマ25とを備えており、計時タイマ25のタイムアップ信号を連動制御信号として信号入力部9に入力している。
ここで、発光制御部7による発光表示部6の制御動作について説明する。発光制御部7は発光表示部6を所望の発光色(例えば緑色)で常時点灯させており、夜間や暗所などでスイッチ装置Aの位置表示を行っている。発光表示部6は化粧プレート5の上下左右の枠片の裏面にそれぞれ配設されており、発光表示部6を点灯させることで化粧プレート5の全体が発光しているように見えるので、視認性を向上させることができる。
また発光制御部7では、信号入力部9を介して入力される連動制御信号に基づいて、発光表示部6の点灯/点滅を切り換える切替制御を行っており、例えば人体検知センサ22からの人体検知信号が入力されたり、異常検知センサ23からの異常検知信号が入力されると、発光制御部7が発光表示部6を点灯状態から点滅状態に切り換えることで、ユーザに対して検知エリア内に人が進入したことや、異常が発生したことを視覚的に報知することができる。
また発光制御部7では、信号入力部9を介して他の電気機器26から送信された通知信号が入力されると、通知信号の入力に応じて発光表示部6の点灯状態を変化させており、点灯状態の変化によって電気機器26の状態変化を報知している。他の電気機器26としては例えばインターホン親機や炊飯器や給湯器などがあり、インターホン親機がドアホン子器からの呼出に応じて通知信号を出力すると、通知信号の入力に応じて発光制御部7が発光表示部6を点滅させることによって、来訪者を発光表示部6の点灯状態で報知することができる。また、炊飯器や給湯器などスイッチ操作に応じて所定の動作を行う電気機器が、所定の動作(炊飯や湯沸かしなど)を完了した場合に通知信号を出力すると、通知信号の入力に応じて発光制御部7が発光表示部6の発光色を変化させることで、所定の動作が完了したこと(例えばご飯の炊き上がりやお湯が沸騰したこと)をユーザに報知することができる。
また更に、発光制御部7には、信号入力部9を介して計時タイマ25のタイムアップ信号が連動制御信号として入力されている。ここで、計時タイマ25は、接点13がオフからオンに切り替わった時点より所定の通電時間を計時し、タイムアップするとタイムアップ信号を発生するとともに、計時中に接点13がオンからオフに切り替わると計時動作を終了している。発光制御部7では、信号入力部9を介してタイムアップ信号が入力されると、発光表示部6を点滅させており、負荷Lが所定の通電時間を越えて通電されていることをユーザに報知して、スイッチの消し忘れを防止している。
なお発光制御部7が、信号入力部9を介して入力される連動制御信号に基づいて、発光表示部6の発光色の色温度を変化させる色温度制御を行うようにしても良く、例えば通常は発光色を緑色とし、異常検知センサ23が異常を検知すると発光色を赤色に変化させることで、ユーザに対して異常が発生したことを判りやすく報知することができる。また発光制御部7では、複数個の発光表示部6の点灯状態を一括して制御しても良いし、各発光表示部6の点灯状態を個別に制御しても良く、例えば一方のスイッチ本体1に対応する負荷Lが所定の通電時間を越えて通電されている場合には、この負荷に対応したピアノハンドル12の周囲にある発光制御部6のみ(例えば図2中の上側又は下側の3個の発光表示部6のみ)を点滅させるようにしても良い。
なお、発光表示部6の点灯状態により報知する事象が複数ある場合は、発光制御部7が各々の事象に合わせて発光表示部6を点滅させる周期や発光表示部6の発光色などを異ならせるのが好ましく、点滅周期や発光色の違いからどの事象を報知しているのかをユーザが判別することができる。
また、本実施形態では化粧プレート5の背面に有機EL素子からなる発光表示部6を一体的に設けているが、プレート枠4の前面に有機EL素子からなる発光表示部を一体的に設け、発光表示部の発光を化粧プレート5を透過させることで外部から発光表示部の発光を視認できるようにしても良い。
(実施形態2)
本実施形態のスイッチ装置Aを図8の分解斜視図に基づいて説明する。上述の実施形態1では化粧プレート5の背面又はプレート枠4の前面に有機EL素子からなる発光表示部6を一体的に設けているのに対して、本実施形態では化粧プレート5やプレート枠4とは別体に形成された枠体20aの前面に有機EL素子からなる発光表示部20bを形成した表示部材20を化粧プレート5とプレート枠4との間の隙間に介装している。尚、表示部材20以外の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
発光表示部20bを構成する有機EL素子の陽極および陰極は、図示しない導電部材を介して発光制御部7の出力端子に電気的に接続されており、実施形態1と同様に、発光制御部7によって発光表示部20bの点灯状態が制御されるようになっている。化粧プレート5は、透明または半透明あるいは乳白色のような光透過性を有する合成樹脂により形成されており、発光表示部20bが点灯すると、発光表示部20bの発光が化粧プレート5を透過するので、化粧プレート5の前面側から発光表示部20bの点灯状態(点灯、点滅)や消灯状態を目視できるようになっている。
上述のように表示部材20は、樹脂成型品からなる枠体20aの前面に、有機EL素子からなる発光表示部20bを全周に亘って形成してなり、表示部材20の中央部の開口はプレート3の開口窓4a,5aよりも大きく、且つ、表示部材20の外周が化粧プレート5の周壁5bよりも内側に位置するような大きさに形成されている。而して、表示部材20を化粧プレート5とプレート枠4との間に介装した状態では、表示部材20が化粧プレート5の裏面側の窪み部分に納まり、化粧プレート5の厚みが増すこともない。したがって、化粧プレート5やプレート枠4の寸法を既存のものと同等の寸法に形成することができるので、化粧プレート5やプレート枠4には既存のものをそのまま使用することが可能になる。
尚、本実施形態においても、実施形態1と同様に、有機EL素子からなる発光表示部20bの背面側(すなわち発光表示部20bと枠体20aとの間)に吸湿シート(図示せず)を設けてもよい。この場合、発光表示部20bの裏面に直接接する吸湿シートが水分を吸収することによって、発光表示部20bを構成する有機EL素子の劣化を抑制することができる。
また本実施形態では発光表示部20bが枠状に形成された1つの有機EL素子で構成されているが、実施形態1と同様に、枠状のものを分割した複数の有機EL素子で構成するようにしても良い。
実施形態1のスイッチ装置の分解斜視図である。 同上の正面図である。 同上の側面図である。 同上に用いるスイッチ本体を示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。 同上に用いるプレートの背面図である。 同上の内部回路図である。 同上の使用状態を説明する説明図である。 実施形態2のスイッチ装置の分解斜視図である。
符号の説明
A スイッチ装置
1 スイッチ本体
2 取付枠
2a 窓孔
3 プレート
4 プレート枠
5 化粧プレート
4a,5a 開口窓
6 発光表示部
7 発光制御部
10 器体
11 押釦ハンドル
12 ピアノハンドル(オン・オフ操作部)
13 接点(接点部)

Claims (7)

  1. 器具取付用の窓孔を有する取付枠と、
    前記窓孔から前面を露出した状態で前記取付枠に取着される器体、前記器体の前面に設けられたオン・オフ操作部、および、負荷と電源よりなる直列回路が両端間に接続され前記オン・オフ操作部の操作に応じてオン/オフが切り替わる接点部を具備したスイッチ本体と、
    前記窓孔に連通する開口窓を有し、前記開口窓に前記スイッチ本体の前面を臨ませた状態で前記取付枠の前面側に取着されるプレートとを有し、
    前記プレートにおいて前記開口窓の周縁部に有機EL素子からなる発光表示部配置され、
    事象の発生に応じて入力される連動制御信号に基づいて前記発光表示部の点灯状態を制御する発光制御部を設け、
    前記発光制御部は、住戸内に設置された前記負荷以外の電気機器から、前記電気機器の状態を通知するための通知信号が前記連動制御信号として入力されると、前記発光表示部の点灯状態を変化させることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記発光制御部は、前記発光表示部の発光色の色温度を変化させる色温度制御、又は、前記発光表示部の点灯/点滅を切り替える切替制御のうちの少なくとも何れか一方を行うことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  3. 前記発光制御部は、前記連動制御信号として、所定の検知エリアにおいて人の存否を検知する人体検知センサからの人体検知信号が入力されると、前記発光表示部の点灯状態を変化させることを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記接点部がオフからオンに切り替わった時点より所定の通電時間を計時し、タイムアップするとタイムアップ信号を発生し、計時中に前記接点部がオンからオフに切り替わると計時動作を終了する計時タイマを備え、
    前記発光制御部は、前記連動制御信号として前記タイムアップ信号が入力されると、前記発光表示部を点滅させることを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチ装置。
  5. 前記発光制御部は、前記連動制御信号として異常を検知する異常検知センサからの異常検知信号が入力されると、前記発光表示部の点灯状態を変化させることを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチ装置。
  6. 前記取付枠又は前記プレートのうち少なくとも何れか一方に、前記EL素子に対して背面側に位置するように吸湿剤を保持させたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のスイッチ装置。
  7. 前記取付枠および前記プレートが、大角形の3個モジュール寸法の配線器具に対応した形状および寸法に形成されたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のスイッチ装置
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