JP4976577B1 - 換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】建物の内部に雨水が浸入するのを防止できる、換気装置を提供する。
【解決手段】換気装置10は、上下方向に延びる第1中心軸L1を有し、建物の内部の空気を外部に向けて通過させる第1円筒部16と、第1中心軸L1と重なる第2中心軸L2を有し、その上端20aが第1円筒部16の上端16aより上方に位置し、かつ、その下端20bが第1円筒部16の上端16aより下方に位置するように、第1円筒部16の径方向外側に第1円筒部16から離間して配置される第2円筒部20と、第1円筒部16の上方であって、かつ、第2円筒部20の内側に配置された排気用の複数の回転羽根38を有し、第1中心軸L1を中心として回転される羽根車22と、羽根車22を回転させる回転力を生じさせる風車24(回転力発生手段)とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の回転羽根を有する羽根車によって建物の内部の空気を外部に排出する、換気装置に関する。
特許文献1には、従来の換気装置の一例が記載されている。この換気装置は、建物の内部と外部とを連通させる排気通路と、建物の外部に配置された風車と、排気通路に配置された回転羽根と、風車の回転力を回転羽根に伝達する回転軸とを備えている。この換気装置において、風車が風を受けて回転されると、それに伴って回転軸および回転羽根が回転され、回転羽根の送風作用によって建物の内部の空気が外部に排出される。このとき、建物の外部の空気が窓または吸気口等から建物の内部に取り込まれ、これにより建物の内部の空気が換気される。
特開2008−111620号公報
特許文献1に記載された換気装置によれば、風力を利用して建物の内部の空気を効率よく換気できる。しかし、排気通路の上部の開口部から排気通路に雨水が入り込むため、当該雨水が排気通路を伝わって建物の内部に浸入するおそれがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、建物の内部に雨水が浸入するのを防止できる、換気装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の換気装置は、上下方向に延びる第1中心軸を有し、建物の内部の空気を外部に向けて通過させる第1円筒部と、前記第1中心軸と重なる第2中心軸を有し、その上端が前記第1円筒部の上端より上方に位置し、かつ、その下端が前記第1円筒部の上端より下方に位置するように、前記第1円筒部の径方向外側に前記第1円筒部から離間して配置される第2円筒部と、前記第1円筒部の上方であって、かつ、前記第2円筒部の内側に配置された排気用の複数の回転羽根を有し、前記第2中心軸を中心として回転される羽根車と、前記羽根車を回転させる回転力を生じさせる回転力発生手段とを備え、前記回転羽根の回転方向前方に位置する端縁は、前記第2中心軸から径方向外側に向かうにつれて低くなるように傾斜しており、前記端縁には、前記回転羽根の上面に落下した雨水を径方向外側に導く雨水ガイドが形成されており、前記雨水ガイドの下流側端部は、前記第1円筒部における上端の外周縁より径方向外側に配置される
この構成では、第2円筒部が第1円筒部の径方向外側に第1円筒部から離間して配置されるので、第1円筒部と第2円筒部との間に雨水を排出する環状の排水口を構成することができる。また、第2円筒部の下端が第1円筒部の上端より下方に位置しているので、側方から見たときには、第2円筒部と第1円筒部との間に隙間は無く、第2円筒部と第1円筒部との間から第1円筒部の内側に雨水が入り込むのを防止することができる。さらに、第1円筒部の上方であって、かつ、第2円筒部の内側に排気用の複数の回転羽根が配置されているので、回転羽根の上面に落下した雨水を遠心力によって第2円筒部の内面に向けて飛ばすことができ、当該雨水を第2円筒部の内面に沿って流下させて、環状の排水口から外部に排出することができる。なお、回転力発生手段には、外気風の風力で回転される風車の他、電力で回転されるモータが含まれる。また、この構成において、雨水が回転羽根の上面に落下すると、当該雨水は、回転羽根の上面を流れて雨水ガイドに到達し、雨水ガイドをさらに流れて、その下流側端部から落下する。雨水ガイドの下流側端部は、第1円筒部の上端の外周縁より径方向外側に配置されているので、下流側端部から落下した雨水が第1円筒部の内側に落ちることはない。
前記複数の回転羽根の最大外径は、前記第1円筒部における上端の内径より大きくてもよい。
この構成では、複数の回転羽根のうち最大外径を有する部分(以下、「最大外径部分」という。)において、第1円筒部の上部の開口部を径方向の全長にわたって覆うことができる。したがって、隣り合う回転羽根の間に隙間があったとしても、回転される最大外径部分によって、第1円筒部の開口部の全体を実質的に覆うことができる。
前記回転力発生手段は、上下方向に延びる複数の風受羽根を有し、前記複数の風受羽根は、前記第2円筒部の外周面に沿って平面視で略円形に配置され、前記回転力発生手段と前記第2円筒部とが一体となって回転されてもよい。
この構成は、回転力発生手段としてタービン型の風車を用いたものである。この構成では、第2円筒部が回転力発生手段と共に回転されるので、回転される第2円筒部と回転されない第1円筒部との間に排水口が配置されることになり、第2円筒部と第1円筒部との干渉を排水口によって防止できる。
前記複数の回転羽根を上方から見たとき、前記複数の回転羽根は、隣り合う前記回転羽根の間に隙間が生じないように配置されてもよい。
この構成では、雨水が隣り合う回転羽根の間から第1円筒部の内側に落ちるのを防止できる。
本発明の換気装置によれば、建物の内部に雨水が浸入するのを簡単な構成で防止できる。
実施形態に係る換気装置の使用状態を示す正面図である。 換気装置の構成を示す斜め上方から見た斜視図である。 換気装置の構成を示す斜め下方から見た斜視図である。 換気装置の一部の構成を示す斜め上方から見た斜視図である。 換気装置の一部の構成を示す断面図である。 換気装置の一部の構成を示す拡大断面図である。 複数の回転羽根を上方から見た状態を示す平面図である。 他の実施形態に係る換気装置の構成を示す断面図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(換気装置の構成)
図1は、実施形態に係る換気装置10の使用状態を示す正面図である。図1に示すように、換気装置10は、工場および倉庫等のような建物12の内部S1の空気を、外気風の風力を利用して自然換気するものである。建物12の屋根12aには、建物12の内部S1と外部S2とを連通させる平面視略円形(図示省略)の排気通路14が上下方向に延びて設けられており、排気通路14の上端部に換気装置10が取り付けられる。
図2は、換気装置10の構成を示す斜め上方から見た斜視図であり、図3は、換気装置10の構成を示す斜め下方から見た斜視図である。図4は、換気装置10の一部の構成を示す斜め上方から見た斜視図であり、図5は、換気装置10の一部の構成を示す断面図である。そして、図6は、換気装置10の一部の構成を示す拡大断面図であり、図7は、複数の回転羽根38を上方から見た状態を示す平面図である。なお、図2では、換気装置10の内部構造を示すために、風車24の一部を省略している。
図2〜図4に示すように、換気装置10は、建物12(図1)の内部S1の空気を外部S2に向けて通過させる第1円筒部16と、第1円筒部16の中心に配置された回転軸部18と、第1円筒部16の径方向外側に配置された第2円筒部20と、回転軸部18に回転自在に取り付けられた排気用の羽根車22とを備えている。また、図2および図3に示すように、換気装置10は、羽根車22を回転させる回転力を生じさせる「回転力発生手段」としての風車24を備えている。
図5に示すように、第1円筒部16は、上下方向に延びる第1中心軸L1を有しており、第1円筒部16の下端部は、その外径が排気通路14(図1)の内径とほぼ同じか、それより小さくなるように形成されており、第1円筒部16の上端部は、その内径および外径が上端に向かうにつれて徐々に小さくなるように形成されている。図1に示すように、換気装置10を排気通路14に取り付ける際には、第1円筒部16の下端部が排気通路14の上端部の内側または外側(本実施形態では内側)に嵌め込まれ、第1円筒部16と排気通路14とがボルト・ナット等(図示省略)を用いて接続される。
図5に示すように、回転軸部18は、第1円筒部16の第1中心軸L1と重なるように配置された棒状の回転軸26と、回転軸26の下端部を回転自在に支持する軸受部28と、回転軸26の上端部を支持する軸受部(図示省略)と、軸受部28を第1円筒部16の中心で支持する複数(本実施形態では3つ)の支持部材30とを有している。複数の支持部材30のそれぞれは、第1円筒部16の径方向に延びる略板状の部材であり、支持部材30の長さ方向が第1円筒部16の径方向と一致し、支持部材30の幅方向が第1中心軸L1の延びる方向(上下方向)と一致し、支持部材30の厚さ方向が第1中心軸L1に対して直交する方向(水平方向)と一致している。そして、支持部材30の長さ方向における一方端部が軸受部28の外面に溶接等で接続されており、他方端部が第1円筒部16の内面にボルト32aおよびナット32bで接続されている。
図6に示すように、第2円筒部20は、第1円筒部16の径方向外側に雨水を排出する排水口Qを構成するとともに、当該排水口Qに雨水を導く円筒状の部材である。図5に示すように、第2円筒部20は、第1中心軸L1と重なる第2中心軸L2を有しており、その上端20aが第1円筒部16の上端16aより上方に位置し、かつ、その下端20bが第1円筒部16の上端16aより下方に位置するように、第1円筒部16の径方向外側に第1円筒部16から離間して配置されている。これにより、第1円筒部16と第2円筒部20との間には、環状の排水口Qが構成されており、第1円筒部16の上方であって、かつ、第2円筒部20の内側には、羽根車22の複数の回転羽根38を収容する空間Rが構成されている。
図4に示すように、羽根車22は、第2中心軸L2を中心として回転されるものであり、回転軸26が挿通される孔34aを有する軸受部34と、軸受部34を第2円筒部20の中心で支持する複数(本実施形態では3つ)の支持部材36と、排気用の複数の回転羽根38とを有している。
図4に示すように、複数の支持部材36のそれぞれは、第2円筒部20の径方向に延びる略板状の部材であり、支持部材36の長さ方向が第2円筒部20の径方向と一致し、支持部材36の厚さ方向が第2中心軸L2の延びる方向(上下方向)と一致し、支持部材36の幅方向が第2中心軸L2に対して直交する方向(水平方向)と一致している。そして、支持部材36の長さ方向における一方端部が軸受部34の上面にリベット41で接続されており、他方端部が第2円筒部20の内面または外面(本実施形態では内面)にボルト42aおよびナット42bで接続されている。また、支持部材36には、回転羽根38を取り付けるためのボルト44a(図6)が挿通される孔(図示省略)が形成されている。
図4に示すように、複数の回転羽根38のそれぞれは、略扇形の平面視形状を有する板状の部材であり、支持部材36の下面に固定される固定部38aと、固定部38aより回転方向前方に形成されたロア羽根部38bと、固定部38aより回転方向後方に形成されたアッパー羽根部38cとを有している。固定部38aは、第2中心軸L2に対して直交する方向(水平方向)に延びて形成されており、固定部38aには、ボルト44a(図6)が挿通される孔(図示省略)が形成されている。図6に示すように、回転羽根38を支持部材36に取り付ける際には、回転羽根38における固定部38aの孔(図示省略)および支持部材36の孔(図示省略)にボルト44aが挿通され、このボルト44aにナット44bが螺合される。
図4に示すように、ロア羽根部38bおよびアッパー羽根部38cは、羽根車22が回転されたときに送風機能を発揮する部分であり、回転方向前方に向かって低くなるように傾斜して平面視で略扇形に形成されている。なお、羽根車22の回転方向は風車24の回転方向と一致する。
図6に示すように、回転羽根38における回転方向前方に位置する端縁は、第2中心軸L2から径方向外側に向かうにつれて低くなるように傾斜しており、当該端縁には、回転羽根38の上面に落下した雨水を径方向外側に導く雨水ガイド40が形成されている。図4に示すように、雨水ガイド40は、回転羽根38の端縁を上方に折り曲げることによって形成された線状の突起(突条)であり、雨水ガイド40の入隅部が雨水が流れる溝Uになっている。
図5に示すように、回転羽根38を支持部材36に取り付けた状態において、回転羽根38は、第1円筒部16の上方であって、かつ、第2円筒部20の内側に構成された空間Rに配置される。したがって、回転羽根38の側方からの外気の流入を第2円筒部20によって阻止することが可能であり、第1円筒部16の内側の空気を外部S2(図1)に向けて効率よく送風することができる。
図6に示すように、雨水ガイド40の下流側端部40a(すなわち径方向外側の端部)は、第1円筒部16における上端16aの外周縁より径方向外側に配置されている。したがって、雨水ガイド40の下流側端部40aから落下した雨水は、第1円筒部16の外側に構成された環状の排水口Qを通して外部S2(図1)に排出される。
図7に示すように、複数の回転羽根38を上方から見たとき、複数の回転羽根38は、隣り合う回転羽根38の間に隙間が生じないように配置されており、複数の回転羽根38のそれぞれの外周縁は、平面視で略円形に連続している。また、図6に示すように、複数の回転羽根38の最大外径は、第1円筒部16の上端16aの内径より大きく設計されている。したがって、図7に示すように、複数の回転羽根38を上方から見たとき、第1円筒部16(図6)の上部の開口部は、複数の回転羽根38で完全に覆われており、第1円筒部16(図6)の内側に雨水が落ちないようになっている。
図1に示すように、風車24は、建物12の外部に配置され、外気の風を受けて回転されるものであり、所定の曲率で湾曲しながら上下方向に延びて形成された複数の風受羽根50と、複数の風受羽根50の上端部に設けられた円盤部52と、円盤部52の中心部に設けられたキャップ54とを有している。つまり、本実施形態の風車24は、タービン型の風車である。
図2および図3に示すように、複数の風受羽根50は、第2円筒部20の外周面に沿って平面視で略円形に並んで配置されており、風受羽根50の下端部が第2円筒部20の外面にリベット等(図示省略)で接続されており、風受羽根50の上端部が円盤部52にリベット等(図示省略)で接続されている。円盤部52の中心部には、回転軸26の上端部を受ける軸受部(図示省略)が配置されており、軸受部(図示省略)を覆うようにしてキャップ54が装着されている。
図5に示すように、本実施形態では、第1円筒部16および軸受部28が、排気通路14(図1)に対して固定される「固定部品」となっており、第2円筒部20、羽根車22、風車24および回転軸26が、「固定部品」に対して回転される「回転部品」となっている。そして、「回転部品」である第2円筒部20と「固定部品」である第1円筒部16との間に排水口Qが配置されている。したがって、第2円筒部20と第1円筒部16との干渉を排水口Qによって確実に防止できる。
(換気装置の動作)
図1に示すように、排気通路14の上端部に換気装置10を取り付けた状態において、外気の風が風車24に当たると、風力によって風車24が回転される。すると、風車24と一体になった第2円筒部20(図2)および羽根車22(図2)が同時に回転され、羽根車22(図2)の送風作用によって建物12の内部S1の空気が外部S2に排出される。このとき、建物12の外部S2の空気が窓または吸気口等(図示省略)から建物12の内部S1に取り込まれ、これにより建物12の内部S1の空気が換気される。
また、雨水が風と共に風車24に当たると、隣り合う風受羽根50の間から風車24の内側に雨水が浸入し、図6に示すように、雨水が回転羽根38の上面に落下する。すると、当該雨水が、遠心力によって第2円筒部20の内面に向けて飛ばされ、当該内面を流下して排水口Qから外部S2(図1)に排出される。また、当該雨水が、重力によって回転羽根38の上面を高所から低所に向かって流れ、雨水ガイド40によって径方向外側に導かれる。そして、雨水ガイド40の下流側端部40aから排水口Qに向けて落下され、排水口Qから外部S2(図1)に排出される。
無風状態では、風車24が回転されず、羽根車22も回転されないが、第1円筒部16の上部の開口部は、複数の回転羽根38で完全に覆われ、また、回転羽根38の上面に落下した雨水は雨水ガイド40によって排水口Qに導かれるので、建物12の内部S1へ雨水が浸入することはない。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、複数の回転羽根38によって第1円筒部16の上部の開口部を完全に覆っているが、他の実施形態では、隣り合う回転羽根38の間に隙間が存在していてもよい。この実施形態でも、複数の回転羽根38のうち最大外径を有する部分(最大外径部分)において、第1円筒部16の開口部の全体を実質的に覆うことができるので、建物12の内部S1に雨水が浸入するのを防止できる。
また、上述の実施形態では、タービン型の風車24を「回転力発生手段」として用いているが、他の実施形態では、プロペラ型、オランダ型およびパドル型等のような他の種類の風車を「回転力発生手段」として用いてもよいし、電力で駆動されるモータを「回転力発生手段」として用いてもよい。また、他の実施形態では、回転力発生手段の回転軸と羽根車22の回転軸とを別々に設け、これらの回転軸をギアおよびベルト等のような動力伝達機構で連結してもよい。さらに、他の実施形態では、第2円筒部20を「固定部品」として構成してもよい。
図8は、他の実施形態に係る換気装置60の構成を示す断面図である。この換気装置60では、上述の実施形態におけるタービン型の風車24に代えて、パドル型の風車62が用いられている。また、第2円筒部20が固定部材64を介して第1円筒部16に固定されている。そして、回転軸66が軸受部68によって回転自在に支持されており、回転軸66に対してパドル型の風車62および羽根車22が固定されている。したがって、パドル型の風車62に風が当たると、パドル型の風車62、回転軸66および羽根車22が一体となって回転され、羽根車22の送風作用によって換気が行われる。羽根車22を構成する回転羽根38の上面に雨水が落下すると、当該雨水が遠心力によって、或いは、雨水ガイド40によって排水口Qに導かれ、排水口Qから外部S2に排出される。
L1… 第1中心軸
L2… 第2中心軸
Q… 排水
R… 空間
S1… 内部
S2… 外部
10… 換気装置
12… 建物
14… 排気通路
16… 第1円筒部
18… 回転軸部
16a,20a… 上端
20b… 下端
20… 第2円筒部
22… 羽根車
24… 風車
26… 回転軸
38… 回転羽根

Claims (5)

  1. 上下方向に延びる第1中心軸を有し、建物の内部の空気を外部に向けて通過させる第1円筒部と、
    前記第1中心軸と重なる第2中心軸を有し、その上端が前記第1円筒部の上端より上方に位置し、かつ、その下端が前記第1円筒部の上端より下方に位置するように、前記第1円筒部の径方向外側に前記第1円筒部から離間して配置される第2円筒部と、
    前記第1円筒部の上方であって、かつ、前記第2円筒部の内側に配置された排気用の複数の回転羽根を有し、前記第2中心軸を中心として回転される羽根車と、
    前記羽根車を回転させる回転力を生じさせる回転力発生手段とを備え
    前記回転羽根の回転方向前方に位置する端縁は、前記第2中心軸から径方向外側に向かうにつれて低くなるように傾斜しており、
    前記端縁には、前記回転羽根の上面に落下した雨水を径方向外側に導く雨水ガイドが形成されており、
    前記雨水ガイドの下流側端部は、前記第1円筒部における上端の外周縁より径方向外側に配置される、換気装置。
  2. 前記複数の回転羽根の最大外径は、前記第1円筒部における上端の内径より大きい、請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記回転力発生手段は、上下方向に延びる複数の風受羽根を有し、
    前記複数の風受羽根は、前記第2円筒部の外周面に沿って平面視で略円形に配置され、
    隣り合う前記風受羽根の間には、前記第2円筒部の内部の空間と連通する隙間が構成されており、
    前記回転力発生手段と前記第2円筒部とが一体となって回転される、請求項1または2に記載の換気装置。
  4. 前記複数の回転羽根を上方から見たとき、前記複数の回転羽根は、隣り合う前記回転羽根の間に隙間が生じないように配置されている、請求項1ないしのいずれかに記載の換気装置。
  5. 前記羽根車は、前記複数の回転羽根のそれぞれを支持する複数の支持部材を有し、
    前記複数の回転羽根のそれぞれは、前記複数の支持部材のそれぞれに固定される固定部と、前記固定部より回転方向前方に形成されたロア羽根部と、前記固定部より回転方向後方に形成されたアッパー羽根部とを有している、請求項1ないし4のいずれかに記載の換気装置。
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