JP4975469B2 - 眼鏡レンズ加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、眼鏡レンズにリムレスフレームを取り付けるための穴を加工する眼鏡レンズ加工装置に関する。
眼鏡レンズにツーポイントフレームと呼ばれるリムレスフレームを取り付けるための穴を加工するエンドミル等の穴加工具を持ち、穴加工具をレンズチャック軸に保持された眼鏡レンズの前面に相対的に移動して穴加工する眼鏡レンズ加工装置が知られている(特許文献1参照)。この種の装置では穴加工のための穴位置データを入力するが、穴加工具の先端をレンズ前面に向けて穴加工するため、穴位置データはレンズ前面から見た玉型を基準にして入力されていた。
特開2006−189659号公報
ところで、ツーポイントフレームと呼ばれるリムレスフレームのタイプとして、回り止めを持つ智(ヨロイ)がレンズ前面側に位置する表止めタイプ(以下、表止めフレーム)と、智(ヨロイ)がレンズ後面側に位置するタイプ(以下、裏止めフレーム)がある(図7参照)。表止めフレームの場合、特許文献1の装置により、レンズ前面の玉型を基準とした穴位置データを入力することにより容易に穴加工ができる。
しかし、裏止めフレームの場合には、レンズ前面の玉型を基準とした穴位置データに基づく穴加工では、デモレンズと被加工レンズの前面カーブ、後面カーブ、レンズ厚等が大きく異なると、レンズ後面側に形成される穴位置はデモレンズの穴位置とずれてしまう問題がある。この場合、実際に取り付けられるレンズとフレームの智部のはまり具合が悪くなってしまう。この問題に対応するためには、作業者はデモレンズと被加工レンズの前面カーブ等の違い及び穴角度等の関係を考慮に入れてレンズ前面を基準にした穴位置データを入力する必要があるが、これには熟練と経験が必要であり、適切な穴加工が容易でなかった。
本発明は、上記従来装置の問題点に鑑み、熟練を要せずに、裏止めフレームのための穴位置を適切に設定し、穴加工を適切に行える眼鏡レンズ加工装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) レンズの前面側から穴加工するか後面側から穴加工するか予め定められている穴加工具と、該穴加工具の加工軸をレンズチャック軸に対して任意の角度に傾斜させる穴加工手段と、を備える眼鏡レンズ加工装置において、レンズ面に対する穴位置データを入力する穴位置データ入力手段であって、レンズ前面を基準に穴位置データを入力するか、レンズ後面を基準に穴位置データを入力するか、を選択する基準面選択手段を含む穴位置データ入力手段と、レンズに加工する穴の角度を設定する設定画面と,レンズ面の法線方向に穴の角度を明けるか否かを選択する選択手段と、を含む穴角度設定手段と、レンズ前面及び/又はレンズ後面に測定子を当接させてレンズチャック軸方向のレンズ面位置を測定するレンズ位置測定手段と、穴位置を入力する基準面が前記穴加工具の加工開始面であるときは、入力された穴位置データに基づいて前記レンズ位置測定手段により加工開始面側のレンズ面を測定して穴加工データを求め、穴位置を入力する基準面が穴加工具の加工開始面でないときは、入力された穴位置データに基づいて前記レンズ位置測定手段により加工開始面側ではないレンズ面を測定し、該測定されたレンズ面の穴位置を通り、且つ設定された穴角度に基づいて穴加工データを求める制御手段と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)の眼鏡レンズ加工装置において、前記穴加工具はレンズの前面側から穴加工するように配置されており、前記穴角度設定手段はレンズ前面の法線方向に穴の角度を明けるかを設定する法線方向設定手段を含み、前記制御手段は、前記穴位置データ入力手段でレンズ前面を基準にした穴位置データが入力され、前記穴角度設定手段で穴の角度がレンズ前面の法線方向に設定されたときは、前記レンズ位置測定手段によりレンズ前面の穴位置での傾斜角を求め、求めた傾斜角に基づいて前記法線方向を定めることを特徴とする。
(3) (1)の眼鏡レンズ加工装置は、さらに眼鏡レンズの前面カーブを入力する入力手段を持ち、前記穴加工具はレンズの前面側から穴加工するように配置され、前記穴角度設定手段はレンズ前面の法線方向に穴の角度を明けるかを設定する法線方向設定手段を含み、前記制御手段は、前記穴位置データ入力手段でレンズ後面を基準にした穴位置データが入力され、前記穴角度設定手段で穴の角度がレンズ前面の法線方向に設定されたときは、前記レンズ位置測定手段によりレンズ後面の穴位置及びレンズ後面の穴位置と同一径(加工中心から同一距離)のレンズ前面の位置を求め、そのレンズ前面の位置及び前記前面カーブに基づいて法線方向及びレンズ前面の加工開始位置を定めることを特徴とする。

本発明によれば、裏止めフレームのための穴位置を適切に設定でき、穴加工を適切に行える。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る眼鏡レンズ周縁加工装置の加工部の概略構成図である。
加工装置本体1のベース170上にはキャリッジ部100が搭載され、キャリッジ101が持つレンズチャック軸(レンズ回転軸)102L,102Rに挟持された被加工レンズLEの周縁は、砥石スピンドル161aに取り付けられた砥石群162に圧接されて加工される。砥石群162は、プラスチック用粗砥石162a、ヤゲン形成用の溝及び平坦加工面を持つ仕上げ用砥石162b及び鏡面仕上げ用砥石162c、ガラス用粗砥石162dから構成される。砥石スピンドル(砥石回転軸)161aは、モータ160により回転される。
キャリッジ101の左腕101Lにレンズチャック軸102Lが、右腕101Rにレンズチャック軸102Rが、それぞれ回転可能に同軸に保持されている。レンズチャック軸102Rは、右腕101Rに取り付けられたモータ110によりレンズチャック軸102L側に移動され、レンズLEが2つのレンズチャック軸102R,102Lにより保持される。また、2つのレンズチャック軸102R,102Lは、左腕101Lに取り付けられたモータ120により、ギヤ等の回転伝達機構を介して同期して回転される。
キャリッジ101は、レンズチャック軸102R,102L及び砥石スピンドル161aと平行に延びるシャフト103,104に沿って移動可能なX軸移動支基140に搭載されている。支基140の後部には、シャフト103と平行に延びる図示なきボールネジが取り付けられており、ボールネジはX軸移動用モータ145の回転軸に取り付けられている。モータ145の回転により、支基140と共にキャリッジ101がX軸方向に直線移動される。
また、支基140には、Y軸方向(レンズチャック軸102R,102Lと砥石スピンドル161aの軸間距離が変動される方向)に延びるシャフト156,157が固定されている。キャリッジ101はシャフト156,157に沿ってY軸方向に移動可能に支基140に搭載されている。支基140にはY軸移動用モータ150が固定されている。モータ150の回転はY軸方向に延びるボールネジ155に伝達され、ボールネジ155の回転によりキャリッジ101はY軸方向に移動される。
図1において、装置本体の手前側に面取り機構部200が配置されている。面取り機構部200は、周知のものが使用されるため、説明は省略する(例えば、特開2006−239782号公報を参照)。
図1において、キャリッジ101の上方には、レンズコバ位置測定部(レンズ面位置測定部)300F、300Rが設けられている。図2はレンズ前面のレンズコバ位置を測定する測定部300Fの概略構成図である。図1のベース170上に固設された支基ブロック300aに取付支基301Fが固定され、取付支基301Fに固定されたレール302F上をスライダー303Fが摺動可能に取付けられている。スライダー303Fにはスライドベース310Fが固定され、スライドベース310Fには測定子アーム304Fが固定されている。測定子アーム304Fの先端部にL型のハンド305Fが固定され、ハンド305の先端に測定子306Fが固定されている。測定子306FはレンズLEの前側屈折面に接触される。
スライドベース310Fの下端部にはラック311Fが固定されている。ラック311Fは取付支基301F側に固定されたエンコーダ313Fのピニオン312Fと噛み合っている。また、モータ316Fの回転は、ギヤ315F、アイドルギヤ314F、ピニオン312Fを介してラック311Fに伝えられ、スライドベース310FがX軸方向に移動される。レンズコバ位置測定中、モータ316Fは常に一定の力で測定子306FをレンズLEに押し当てている。エンコーダ313Fはスライドベース310FのX軸方向の移動位置を検知する。この移動位置の情報、レンズチャック軸102L,102Rの回転角度の情報、Y軸方向の移動情報により、レンズLEの前面のコバ位置(レンズ前面位置も含む)が測定される。
レンズLEの後面のコバ位置を測定する測定部300Rの構成は、測定部300Fと左右対称であるので、図2に図示した測定部300Fの各構成要素に付した符号末尾の「F」を「R」に付け替え、その説明は省略する。
レンズコバ位置の測定は、測定子306Fがレンズ前面に当接され、測定子306Rがレンズ後面に当接される。この状態で玉型データに基づいてキャリッジ101がY軸方向に移動され、レンズLEが回転されることにより、レンズ周縁加工のためのレンズ前面及びレンズ後面のコバ位置が同時に測定される。穴加工が設定されているときは、穴位置データの入力に基づいて測定子306F,306Rがそれぞれレンズ前面及び後面に当接され、穴位置におけるレンズ前面位置及びレンズ後面位置が測定される。
図1において、キャリッジ部100の後方には、穴加工・溝掘り機構部400が配置されている。図3は機構部400の概略構成図である。機構部400のベースとなる固定板401は、図1のベース170に立設されたブロック(図示を略す)に固定されている。固定板401にはZ軸方向(XY軸平面に対して直交する方向)に延びるレール402が固定され、レール402に沿ってZ軸移動支基404が摺動可能に取り付けられている。移動支基404は、モータ405がボールネジ406を回転することによってZ軸方向に移動される。移動支基404には、回転支基410が回転可能に保持されている。回転支基410は、回転伝達機構を介してモータ416によりその軸回りに回転される。
回転支基410の先端部には、回転部430が取り付けられている。回転部430には回転支基410の軸方向に直交する回転軸431が回転可能に保持されている。回転軸431の一端に穴加工工具としてのエンドミル435が同軸に取付けられ、回転軸431の他端に溝掘り加工具としての溝掘りカッター436が同軸に取付けられている。回転軸431は、回転部430及び回転支基410の内部に配置された回転伝達機構を介し、移動支基404に取り付けられたモータ440により回転される。本実施形態ではエンドミル435がレンズ前面に向けられ、レンズ前面側から穴加工する構成とされている。
上記のキャリッジ部100、レンズコバ位置測定部300F,300R、穴加工・溝掘り機構部400の構成は、基本的に特開2003−145328号公報に記載されたものを使用できるので、詳細は省略する。
図4は、眼鏡レンズ周縁加工装置の制御ブロック図である。制御部50に眼鏡枠形状測定部2(特開平4−93164号公報等に記載したものを使用できる)、タッチパネル式の表示手段及び入力手段としてのディスプレイ5、スイッチ部7、メモリ51、キャリッジ部100、面取り機構部200、レンズコバ位置測定部300F,300R、穴加工・溝掘り機構部400等が接続されている。装置への入力信号は、ディスプレイ5の表示に対して、タッチペン(又は指)の接触により入力することができる。制御部50はディスプレイ5が持つタッチパネル機能により入力信号を受け、ディスプレイ5の図形及び情報の表示を制御する。また、制御部50には、レンズLEの周縁加工時にレンズの加工面に研削水を供給する研削水供給手段53が接続されている。
以上のような構成を持つ装置の動作を説明する。ここでは、穴あけ加工を中心に説明する。ツーポイントと呼ばれるリムレスフレームの場合、型板又はデモレンズから玉型を得ることができる。眼鏡枠形状測定部2に得られた玉型データは、スイッチ部7を押すことによりメモリ51に記憶される。ディスプレイ5には玉型図形FTが表示され、加工条件を入力できる状態になる。ツーポイントフレームの玉型は、事前にメモリ51に記憶されているものを呼び出して使用することもできる。
操作者は、所定のボタンキー501、502、503等を操作してフレーム中心間距離(FPD値)、装用者の瞳孔間距離(PD値)、玉型の幾何中心に対する光学中心の高さ等のレイアウトデータを入力できる状態となる(図4参照)。
また、加工条件は、ボタンキー510、511、512、513、514を操作して設定できる。ボタンキー510によりレンズの材質(プラスチック、ポリカーボネイト等)を選択できる。ボタンキー511により眼鏡枠の種類としてメタル、セル、ナイロール、ツーポイントを選択できる。ボタンキー513により面取りの有無と、面取り有りの場合には、さらに面取りの大きさを選択できる。ボタンキー514により鏡面加工の有無を選択できる。
図4の入力画面において、ボタンキー511によりツーポイントを選択すると、レンズ周縁の加工モードとして平加工モードが設定されると共に穴加工モードが設定される。穴加工モードにおいては、ボタンキー512を押して表示される穴編集画面により、穴加工に関するデータを入力することができる。
図5(a)は穴編集画面の例である。ディスプレイ5の画面上部には入力された玉型データに基づいて玉型図形FTが表示され、また、穴位置データの入力に基づいて玉型図形FTの図形内に穴H01,H03が表示される。画面下部には穴データの入力に使用する各種の入力キーが表示される。入力キーの中には、レンズ前面を基準に穴位置データを入力するか、レンズ後面を基準に穴位置データを入力するか、を選択する選択キー560が用意されている。図5(a)の例は、レンズ後面を基準にした穴位置データの入力を選択した場合であり、ディスプレイ5上の玉型図形FTは、ボタンキー560による選択信号に基づいて左眼用レンズの玉型を後面より見た図形として表示される。
画面上部には、テンプレートアイコン群540が表示されている。アイコン群540には、予めパターン化されたリムレスフレーム用の固定穴のタイプがいくつか用意されている。例えば、アイコン541は1つ穴(単穴)タイプのテンプレートであり、アイコン542はノッチと単穴を組み合せたテンプレートである。アイコン543は横方向に2つ並んだ2つ穴のテンプレートであり、アイコン544は2つの穴が縦方向に並んたテンプレートである。アイコン545、546はそれぞれ横方向、縦方向の長穴のテンプレートである。アイコン547a、547b、547cは座繰のある単穴のテンプレートである。
ここで、アイコン547a、547b、547cは、それぞれ、貫通穴の穴径、座繰穴の穴径及び穴深さのデータを予め作業者側で設定登録が可能である。作業者は、頻繁に利用するネジやワッシャー(詳細は後述する)のサイズに応じて、前記データをアイコン547a〜547cに対応させて設定しておくことができる。これにより、座繰のある単穴を加工する際に、貫通穴の穴径、座繰穴の穴径及び穴深さのデータを入力又は変更する手間を省くことができる。
<レンズ前面基準による穴加工>
初めに、表止めフレームに取り付けられるレンズを穴加工するために、レンズ前面を基準にして穴位置データを入力して穴加工する場合を説明する。選択キー560によりレンズ前面を基準にして穴位置データを入力する方法(レンズ前面基準)を選択すると、その選択信号に基づいて、ディスプレイ5上の玉型図形FTは、玉型をレンズ前面より見た形状として表示される。すなわち、図5(a)の例に対して、玉型図形FTが左右反転して表示される。
ここで、1つ穴のヨロイタイプの表止めフレームに取り付けられるレンズに穴加工するものとする。この場合、アイコン541をタッチペンで選択した後、玉型図形FT上の所望位置にドラッグすると、穴の図形(図5(a)の例のH01,H03)が設定される。そして、各穴位置座標の調整に際しては、穴番号又はグループをボタンキー531で指定した後、x軸座標データ欄532a及びy軸座標データ欄532bの値を変更することにより、玉型中心FCに対する位置をそれぞれ変更できる。穴位置の座標は、キー561により座標の基準設定を選択することにより、レンズのエッジからの距離としても入力できる。レンズ前面の穴位置データとしてのx軸座標データ及びy軸座標データは、リムレスフレームの設計データ又はデモレンズDLEの穴位置から得ることができる。
穴径は入力欄533により入力できる。座繰り加工を行う場合は、穴深さを入力する。穴深さの値は入力欄534により入力できる。各入力欄を押すとテンキーが表示されるので、これにより数値を入力できる。
穴角度の設定については、穴角度設定モードの選択ボタンキー535を押すと、図5(b)に示すような穴角度設定モードの選択メニュー550がポップアップ表示される。図5(b)において、前面オートボタン552を選択すると、レンズ前面の穴位置の表面に垂直(法線方向)に穴角度が自動的に設定されるモードとされる。後面オートボタン553を選択すると、レンズ後面の穴位置の表面に垂直(法線方向)に穴角度が自動的に設定されるモードとなる。単純傾斜ボタン554を選択すると、チャック軸に向かう方向の角度を任意に設定できるモードとされる。この場合、角度表示欄536bに直接角度を入力して設定できる。0°はチャック軸と平行に設定される。複合傾斜ボタン555を選択すると、x軸(横)方向とy軸(縦)方向の傾き角度をそれぞれ任意に設定できるモードとされ、x軸(横)方向とy軸(縦)方向を入力できる表示欄が表示される。
前面オートボタン552により、レンズ前面の穴位置の表面に垂直に穴をあける場合を説明する。作業者は、レンズLEをレンズチャック軸102R,102Lによりチャッキングする。加工がスタートされると、始めに、制御部50によりコバ位置測定部300F,300Rが駆動され、玉型形状に基づいてレンズ前面及びレンズ後面のコバ位置が測定される。また、レンズ前面に垂直に穴加工するモードにおいては、レンズ前面基準で入力された穴位置データに基づいて、図6に示すように、レンズ前面の穴位置の点P1とそれより所定距離(0.5mm)だけ外側の点P2(点P1の近傍の点)の2箇所が測定部300Fにより測定され、レンズチャック軸方向の穴位置がそれぞれ検知される。そして、点P1とP2を結ぶ線Sfにより、レンズ表面の傾斜角が求められ。線Sfが求められれば、これに垂直な法線方向Tfとレンズチャック軸方向との成す角度α2(図6(a)参照)が求められる。これにより、レンズ表面に垂直な穴角度が設定される。
レンズのコバ位置測定が終了すると、レンズLEの周縁が玉型データに基づいて粗砥石162aにより粗加工された後、仕上げ用砥石162bにより平仕上げ加工される。続いて、機構部400による穴加工に移行される。制御部50は、図6(b)に示すように、先に求められた穴角度α2に基づいてエンドミル435の回転軸を傾ける。また、レンズチャック軸とエンドミル435の回転軸とを含む平面に穴位置が位置するように、穴位置データに基づいてレンズLEを回転させる。そして、穴位置P1にエンドミル435の先端が位置された後、キャリッジ101のXY方向の駆動によってレンズLEが角度α2方向に移動される。これにより、レンズ表面の穴位置P1を通る角度α2方向に穴加工が行われる。穴角度が任意の方向に設定されたときは、その角度に基づいてエンドミル435の回転軸が傾けられ、穴位置P1を通るように設定された角度に基づいてレンズLEが移動され、同様に穴加工が行われる。
<レンズ後面基準による穴加工>
裏止めフレームに取り付けられるレンズを穴加工するために、レンズ後面を基準にした穴位置データを入力して穴加工する動作について、レンズ前面基準に対する相違点を中心に説明する。
選択キー560によりレンズ後面を基準にした穴位置データの入力方法(レンズ後面基準)を選択する。その選択信号に基づいて、ディスプレイ5上の玉型図形FTは、図5(a)の例のように、玉型をレンズ後面より見た形状として表示される。穴位置データの入力は、先に説明したレンズ前面基準の場合と同様に入力できる。レンズ後面の穴位置データ(図5(a)のxy軸座標データ)は、リムレスフレームの設計データ又はデモレンズDLEの穴位置から得ることができる。デモレンズの穴位置データの取得は、周知の測定器でレンズ後面の穴位置を測定して得る。また、レンズテーブルの上に置かれたデモレンズの後面側をCCD等の撮像カメラで撮像し、レンズの玉型中心に対する穴位置を測定することにより得ることもできる。
レンズ後面の穴位置データの入力に際して、玉型図形FTがレンズ後面より見た形状として表示されているため、レンズ前面側での穴位置と混同せずに、レンズ後面に対する穴位置の関係を把握しやすく、適切に入力できる。また、穴角度の設定においては、図5(b)に示すように、穴角度設定モードの選択メニュー550の中から所望のものを選択できる。
レンズ後面基準の穴位置指定(穴位置データの入力)において、前面オートボタン552によりレンズ前面の穴位置の表面に垂直(法線方向)に穴角度を設定する場合を説明する。ボタン552を選択すると、図5(a)のように、選択ボタンキー535の横には、レンズ前面のカーブ値を入力する欄536aと、レンズ前面のカーブ値を入力することにより演算される穴角度(レンズチャック軸に向かう方向の角度)が表示欄536bに表示される。被加工レンズ前面のカーブは、カーブ計により測定して得ることができる。
被加工レンズの前面のカーブ値を入力し、レンズ前面カーブに応じた穴角度の設定について説明する。図7は、レンズ後面側よりコバ面にかけて回り止めの当接部を持つ1つ穴のヨロイタイプのリムレスフレーム(裏止めフレーム)において、デモレンズDLEが取り付けられた状態の耳側の部分断面図である。1つ穴のヨロイタイプの裏止めフレームにおいては、1つのネジ602を用いて裏止めフレームの連結部材としての智(ヨロイ)604がデモレンズDLEに開けられた穴に固定される。また、智604から装用者に対して前方に湾曲した当接部606がデモレンズDLEの端面(コバ面)に当接するように固定されている。そして、当接部606からテンプル610が伸びている。当接部606がデモレンズDLEの端面に当接することにより、智604からテンプル610のフレームの回り止めとされる。鼻側部分のブリッジ(図示は略す)も、同様に、智604に相当する連結部材と当接部とを備え、ネジによりデモレンズDLEに形成された穴に固定される。
図7において、デモレンズDLEには、玉型中心FCから距離Wの位置P1にて、レンズDLE前面に垂直な方向の法線L1の方向に穴があけられ、ネジ602により固定されているものとする。デモレンズDLEの表面カーブは、例えば、カーブ値Cが4カーブのものが取り付けられているとする。通常、レンズ前面の表面に垂直(法線方向)に穴を開けると、ネジ602のレンズ前面に対する当接状態が安定し易くなるので、デモレンズではレンズ前面に対して垂直な方向(法線方向)に穴があけられている場合が多い。なお、慣例的に、レンズカーブを表現するカーブ値は、523をカーブの半径(mm)で割った数値で示されるものである。
図8は、レンズ後面基準の穴位置指定において、レンズ前面に垂直な方向の穴角度を設定する方法を説明する図である。なお、図8上のx軸,y軸は、説明の便宜上の軸であり、図1の装置構成のX軸,Y軸、図5(a)のx軸,y軸とは異なるものとして使用する。図8において、レンズ前面カーブLEfの曲率中心を中心点Oとし、かつ玉型中心FCをx軸に位置させている。x軸はチャック軸102L,102Rと一致しているものとする。レンズ後面側の点Aは、レンズ後面を基準として指定された穴位置を示す。点Bは、点Aを通り、且つx軸に平行な方向におけるレンズ前面LEf側の位置を示している。
まず、中心点Oの決定について説明する。カーブ値入力欄536aにより入力されたレンズ前面のカーブ値により、前面カーブの半径r(523をカーブ値で除した値)が制御部50により求められる。チャック軸であるx軸上のレンズ前面位置は既知であるため、レンズ前面側玉型中心FCfの位置も既知とされる。レンズ前面側玉型中心FCfから点Oまでの距離はレンズ前面カーブの半径rであるため、これによりx軸上の点Oの位置が求められる。
また、x軸方向(すなわち、レンズLEがレンズチャック軸102L、102Rにより保持される方向)の点A及びBの位置は、測定部300Rが持つ測定子306R及び測定部300Fが持つ測定子306Fの当接によりそれぞれ検知される。測定部300R,300F、入力された穴位置データに基づいて制御部50により駆動される。
図8において、点Aから点Bまでを距離W1、点Bと前面側玉型中心FCfまでのx軸方向の差を距離Mf、点Oから点A(または点B)までのy軸方向の差をH(これは穴位置データから求められる)とすると、点Aの座標はx軸及びy軸の位置の順に、(r−W1−Mf、H)とされる。また、点Bの座標は、(r−Mf、H)とされる。
また、レンズ前面LEfに関しては、以下の条件式(式1)が成り立つ。
さらに、点O及び点Aを通る直線T650について、x軸方向に対するy軸方向の増加係数(傾き)をSとおくと、以下の関係式(式2)が成り立つ。
この(式2)に点A(r−W1−Mf、H)を代入すると、Sが求められ、求められたSを(式2)に代入すると、以下の関係式(式3)にまとめられる。
そして、(式1)及び(式3)からなる連立方程式を解くことにより、直線T650とレンズ前面LEfの交点Dの位置が求められる。点Dは、点Aを通り、なおかつレンズ前面LEfに対して垂直に穴あけを行う場合、レンズ前面LEf側の位置を意味する。そして、レンズ後面の穴位置である点Aを通り、かつレンズ前面LEfに略垂直な方向の穴角度α3は、直線T650の関係式(式3)により求められる。
また、実際の穴加工においては、レンズ前面のx軸方向の穴位置をより正確に得るために、点Dのy軸位置を基に測定部300Fによるレンズ前面のコバ位置測定を実施することが好ましい。特に、座繰り穴652が設定された場合には、点Dの位置は入力欄534で設定される穴深さd652の基準とされる。レンズ前面のx軸方向の穴位置がより正確に得られることにより、座繰り加工で指定された穴深さ(レンズ前面に垂直方向の穴深さ)を精度よく確保できる。
また、穴加工時のレンズLEに対するエンドミル435の移動速度は、エンドミル435の先端がレンズ前面に到達するまでの移動速度に対して遅くされる。これは、穴加工時にレンズLEに対してエンドミル435の前進と後退を繰り返して削り糟を外に排出するように動作されるためである。逆に、常にエンドミル435の穴方向への移動速度を加工時と同じとすると、加工開始から加工終了までの時間が大幅に長くなり、不利である。
なお、レンズ前面に垂直な穴角度については、前面カーブ値を入力しなくても、次のようして求めても良い。すなわち、図9のように、レンズ前面LEfにおいて、レンズ後面基準で入力された穴位置点Aに略対向するの点B1の位置から外側の近傍の複数位置Bn(B2,B3,B4…)について測定部300Fによる測定を実行し、各測定点の2点間を結ぶ直線を求めることにより、レンズ前面LEfの傾斜角Sfn(Sf1,Sf2,…)を得る。測定は、例えば、0.5mm間隔の小間隔とする。そして、小間隔毎の傾斜角Sfnからそれぞれ垂線Tfn(Tf1,Tf2,…)を求める。それぞれの垂線Tfnの内、2点間の範囲で平行移動させ、レンズ後面の穴位置である点Aを通る直線T650を求める。これにより、レンズ前面にほぼ垂直な方向の穴角度α3が設定される。また、レンズ前面の穴位置は、直線T650が通るレンズ前面の2点間を結ぶ直線と直線T650との交点Dを演算することにより得られる。
この方法によれば、レンズ前面の測定点が増えることにより多少の時間が掛かるものの、前面カーブ値を使用する場合に比べて、レンズ前面に垂直な穴角度α3をより正確に設定でき、同時にレンズ前面を通る穴位置Dもより正確に得られる。
穴加工動作を説明する。初めに、制御部50により測定部300F,300Rが駆動され、レンズ後面基準で入力された穴位置データに基づき、レンズ後面の点A及びレンズ前面の点Bが測定され、上記のように、レンズ後面の穴位置Aを通りレンズ前面に垂直な方向の角度α3が設定される。レンズ位置測定が終了すると、レンズLEの周縁が粗加工された後、平仕上げ加工される。続いて、レンズ後面基準で入力された穴位置(図8及び図9の点A)を通るように、上記で設定された穴角度α3にてエンドミル435の回転軸が傾けられ、キャリッジ101のXY方向の駆動によってレンズLEが角度α3方向で、エンドミル435に向かって移動される。これにより、レンズ後面の穴位置(図8及び図9の点A)を通る角度α3方向に穴加工が行われる。なお、穴加工は、レンズ周縁の加工前に行っても良い。
穴加工に際して、エンドミル435の先端がレンズ前面位置である点Dに到達するまで、レンズLEは速い速度で移動される。エンドミル435の先端がレンズ前面位置に到達した後は、加工屑を排出するために、エンドミル435が前進と後退を繰り返しながら進むようにレンズLEの移動速度が遅くされる。これにより、穴加工精度が確保されつつ加工時間が短縮される。
次に、仕上げ砥石162bの平仕上げ面がチャック軸に対して平行でなく、平仕上げ加工後のレンズ周縁面(コバ)が傾斜を持つように加工される構成において、レンズ後面基準で穴位置データを入力して穴加工する場合を説明する。
図10(a)において、仕上げ砥石162bの平仕上面がチャック軸(X軸)に対して角度θ1だけ傾斜していることにより、平仕上げ加工後のレンズLEのコバLEeも角度θ1だけ傾斜して加工される。一般に、レンズ前面の見栄えを良くするために、レンズ前面のコバ位置LEefよりレンズ後面のコバ位置LEerが内側に位置するように、角度θ1が設定されている。θ1は、例えば2.5°である。
図10(b)は、平仕上げ加工後のレンズLEの断面図である。裏止めフレームにおいて、デモレンズのレンズ後面のコバ位置からレンズ後面側の穴位置P3までの距離がxhであったとする。玉型中心からの距離として入力された場合には、玉型データからその距離を差し引くことにより、距離xhが求められる。なお、デモレンズのコバは角度θ1を持たずに、x軸に平行に形成されているものとする。玉型データはレンズ前面形状であるので、レンズ前面のコバ位置LEefを基準にした穴位置のままで穴加工してしまうと、裏止めフレームの智604と仕上げ加工後のレンズ後面のコバ位置LEerとの間に隙間Δxcorが生じてしまう。この場合、智604のレンズ後面LEr及びレンズコバLEerに対する当接状態が不安定となり、フレームの回り止めにならない。
そこで、レンズ後面基準の穴位置データが入力されたとき(ここではレンズコバからの距離xhとしている)、レンズ後面の穴位置P3を隙間Δxcorだけ内側に補正した穴位置P5にて穴加工する。
隙間Δxcorの補正を説明する。まず、玉型形状データに基づいて測定部300F,300Rの測定により、レンズ前面のコバ位置LEef及びレンズ後面の第1コバ位置LEer1を得る。また、レンズ後面については、玉型形状に対して距離δ(0.5mm)だけ外側又は内側を測定し、第2のコバ位置LEer2を得る。この2点間を結ぶ直線とx軸の成す角度θ2を、近似的にレンズ後面LErの傾斜角とする。傾斜角θ2は、第1コバ位置LEer1と第2のコバ位置LEer2から求められる。
また、第1コバ位置LEer1を通りx軸に平行な直線をL21とし、コバLEerから直線L21へ引いた垂線をL23とする。この垂線L23と直線L21との交点を点N1とする。レンズコバLEefからレンズコバLEer1までの距離をW2、点N1からレンズコバLEer1までの距離をx1とすると、以下の関係式(式4)と(式5)にまとめられる。
次に、(式4)と(式5)をΔxcorについて解くと、以下の関係式(式6)にまとめられる。
距離W2はレンズ前面及び後面のコバ位置測定により得られるため、上記によりΔxcorが求められる。すなわち、仕上げ加工後に予定されるレンズ後面のコバ位置LEerが求められる。これにより、入力された穴位置P3に対してΔxcorだけ内側に移動した位置P5が求められる。
次に、後面オートボタン553により、レンズ後面の穴位置の表面に垂直な方向(法線方向)に穴を加工する場合を簡単に説明する。この加工モードが選択されると、図8におけるレンズ後面の穴位置の点Aとそれより所定距離(0.5mm)だけ外側の点(図示を略す)の2箇所が測定部300Rにより測定され、レンズチャック軸方向の穴位置がそれぞれ検知される。そして、この2点を結ぶ線分により、穴位置の点Aにおけるレンズ後面の傾斜角が近似的に求められ。レンズ後面の傾斜角が求められれば、これに垂直な角度α4(図示を略す)が制御部50により設定される。
穴加工に際しては、角度α4に従ってエンドミル435の回転軸が傾けられ、エンドミル435の先端がレンズ後面の穴位置である点Aを通るように、キャリッジ101のXY方向の駆動によってレンズLEが角度α4方向に移動される。これにより、レンズ後面基準の穴位置入力にて、レンズ後面に垂直な方向に穴加工が行われる。
裏止めフレームの穴を加工するために、レンズ後面基準にて穴位置を入力するが、穴角度方向をレンズ前面に垂直又はレンズ後面に垂直の何れにするかは、レンズLEがマイナスレンズかプラスレンズかによって使い分けると良い。デモレンズは、通常、レンズの厚みは一定であり、裏止めフレームの智部がレンズ後面に沿って取り付けられている。マイナスレンズの場合、レンズ度数に応じてレンズ後面のカーブが変えられ、レンズ前面のカーブはデモレンズのレンズ前面のカーブに対して変動が少ない。このため、マイナスレンズの場合には、レンズ前面に垂直な方向に穴角度を設定することにより、デモレンズが取り付けられていた裏止めフレームのテンプルの開き角度の調整が少なくてすむ。逆に、プラスレンズの場合、レンズ度数に応じてレンズ前面のカーブが変えられ、レンズ後面のカーブはデモレンズの後面カーブに対して変動が少ない。このため、プラスレンズの場合には、レンズ後面に垂直な方向に穴角度を設定することにより、裏止めフレームのテンプルの開き角度の調整が少なくてすむ。
次に、裏止めフレームおいて、デモレンズの後面カーブとレンズLEの後面カーブが大きく異なる場合について、好ましい補正方法を説明する。裏止めフレームおいて、図11(a)のデモレンズに対して、図11(b)のレンズLEの後面カーブが大きく異なる場合、裏止めフレーム600をチャック軸方向に平行移動した状態で取り付けることにより、テンプル610の開き角度の調整が少なくて済む。図11(b)の取付けにおいては、レンズ後面と裏止めフレームの智(ヨロイ)604との間の隙間には、調整ワッシャを入れることで安定して裏止めフレームを取り付けることができる。しかし、デモレンズのレンズ後面を基準にした穴位置I1(レンズコバからの距離H1、又は玉型中心からの距離H3)のまま穴加工してしまうと、智(ヨロイ)604が持つネジ穴H604の中心とのずれが大きくなる。この対応を図12により説明する。
図12において、模式的にレンズ後面LErの曲率中心を点Oにとり、かつ玉型中心FCをy軸上に位置させている。なお、図12におけるx軸、y軸は、説明の便宜上の軸であり、図8のx軸,y軸とは基準を異にしている。y軸はチャック軸102L,102Rと一致しているものとする。レンズ後面基準の穴位置I1データの入力により、レンズ後面LEr上の点J1のy軸方向の位置が測定部300Rの測定により検知される。y軸上のレンズ後面位置はレンズチャック軸102Rの先端の移動により既知となるので、y軸上のレンズ後面位置に対する点J1のy軸方向の距離Mr3が求められる。また、レンズ後面LErのカーブ半径をrp3とおくと、以下の(式7)が成り立つ。H3は、点J1のx軸方向の距離であり、穴位置I1の入力により与えられる。
半径rp3は、レンズ後面をカーブ計で測定し入力しても良い。また、レンズ後面LEr上の軌跡には、以下の(式8)の関係が成り立つ。
また、レンズ後面LErの仕上げ加工後に予定されるコバ位置を点L1とする。ここでは、説明を簡単にするために、レンズLEの端面はレンズチャック軸(y軸)と平行に加工されているものとする。点L1のy軸方向の値は、玉型データに基づく測定部300Rの測定により得られる。また、デモレンズのレンズ後面のカーブ半径をrd3、y軸からの点L1までの距離をW3、点L1を通るデモレンズ後面DLErの半径rd3の中心を点A3とし、そのy軸の値をa3とすると、デモレンズ後面DLErの軌跡は以下の(式9)の関係が成り立つ。
rd3は、デモレンズのレンズ後面をカーブ計で測定して入力される値である。a3の値は、rd3が与えられ、点L1のxの値、すなわちW3を(式8)に代入し、求められた点L1のy座標を(式9)に代入することにより求められる。求められた式を、(式10)として記す。
穴あけ加工を行う軌跡となる直線702は、智(ヨロイ)604が持つネジ穴H604の中心である点I1を通り、その穴角度はレンズチャック軸に対して角度α4の方向にある。角度α4は任意の角度として予め入力される値、又はレンズ前面の法線方向として設定される値である。このとき、直線702は、x軸方向に対するy軸方向の増加係数をb3とおくと、以下の関係式(式11)としてまとめられる。
また、座標I1は、(式10)にx=H3を代入することにより算出される。そして、増加係数b3はtan(π/2−α4)と表せる。又、座標I1を(式11)に代入することにより、(式11)のy軸切片C3が算出される。算出されたy軸切片C3を(式11)に代入し、まとめて(式12)として記す。
そして、(式12)と(式8)の連立方程式を解くことにより、レンズ後面LErと直線702とが交わる点Mの位置座標が求められる。この点Mがレンズ後面の穴位置として設定され、点J1と点Mのずれ量ΔHは両者の差として求められる。穴加工は、点Mを通り、角度α4を成す方向で行われる。
レンズ後面基準の穴位置データの入力が選択されたときには、制御部50は上記の方法により、入力された穴位置データを点Mの位置に補正演算する。これにより、智(ヨロイ)604が持つネジ穴H604とレンズ後面の穴位置とのずれが補正され、裏止めフレームを組み付ける際に、テンプル610の開き角度の調整を少なくすることができ、調整が容易になる。
なお、図10で示したように、平仕上げ加工後のレンズLEのコバ端面が角度θ1だけ傾斜して加工される場合には、先の説明と同じく、隙間Δxcorに基づいて穴位置を補正することが好ましい。また、レンズ後面LErのカーブ半径rp3については、レンズ後面の傾斜をして、図9と同様に、測定部300Rによるレンズ後面の複数位置の測定結果を基に求める方法も可能である。
本発明の加工装置の概略構成図である。 レンズコバ位置測定部の概略構成図である。 穴加工・溝掘り機構部の概略構成図である。 制御ブロック図である。 穴編集画面の図である。 レンズ前面に対して垂直に穴をあける説明をする図である。 裏止めフレームの部分断面図である。 穴位置を後面基準で設定し、前面に垂直な方向からの穴あけを説明する図である。 穴位置を後面基準で設定し、前面に垂直な方向からの穴あけについて、別の演算を説明する図である。 レンズコバが傾斜を持つように加工される場合を説明する図である。 デモレンズと被加工レンズの後面カーブが大きく異なる問題点を説明する図である。 デモレンズと被加工レンズの後面カーブが大きく異なる場合の演算を説明する図である。
符号の説明
5 ディスプレイ
50 制御部
102L、102R レンズチャック軸
162 砥石群
300F、300R レンズコバ位置測定部
435 エンドミル
540 テンプレートアイコン群
604 智
606 当接部
610 テンプル

Claims (3)

  1. レンズの前面側から穴加工するか後面側から穴加工するか予め定められている穴加工具と、該穴加工具の加工軸をレンズチャック軸に対して任意の角度に傾斜させる穴加工手段と、を備える眼鏡レンズ加工装置において、
    レンズ面に対する穴位置データを入力する穴位置データ入力手段であって、レンズ前面を基準に穴位置データを入力するか、レンズ後面を基準に穴位置データを入力するか、を選択する基準面選択手段を含む穴位置データ入力手段と、
    レンズに加工する穴の角度を設定する設定画面と,レンズ面の法線方向に穴の角度を明けるか否かを選択する選択手段と、を含む穴角度設定手段と、
    レンズ前面及び/又はレンズ後面に測定子を当接させてレンズチャック軸方向のレンズ面位置を測定するレンズ位置測定手段と、
    穴位置を入力する基準面が前記穴加工具の加工開始面であるときは、入力された穴位置データに基づいて前記レンズ位置測定手段により加工開始面側のレンズ面を測定して穴加工データを求め、穴位置を入力する基準面が穴加工具の加工開始面でないときは、入力された穴位置データに基づいて前記レンズ位置測定手段により加工開始面側ではないレンズ面を測定し、該測定されたレンズ面の穴位置を通り、且つ設定された穴角度に基づいて穴加工データを求める制御手段と、
    を備えることを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。
  2. 請求項1の眼鏡レンズ加工装置において、前記穴加工具はレンズの前面側から穴加工するように配置されており、
    前記穴角度設定手段はレンズ前面の法線方向に穴の角度を明けるかを設定する法線方向設定手段を含み、
    前記制御手段は、前記穴位置データ入力手段でレンズ前面を基準にした穴位置データが入力され、前記穴角度設定手段で穴の角度がレンズ前面の法線方向に設定されたときは、前記レンズ位置測定手段によりレンズ前面の穴位置での傾斜角を求め、求めた傾斜角に基づいて前記法線方向を定めることを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。
  3. 請求項1の眼鏡レンズ加工装置は、さらに眼鏡レンズの前面カーブを入力する入力手段を持ち、前記穴加工具はレンズの前面側から穴加工するように配置され、前記穴角度設定手段はレンズ前面の法線方向に穴の角度を明けるかを設定する法線方向設定手段を含み、前記制御手段は、前記穴位置データ入力手段でレンズ後面を基準にした穴位置データが入力され、前記穴角度設定手段で穴の角度がレンズ前面の法線方向に設定されたときは、前記レンズ位置測定手段によりレンズ後面の穴位置及びレンズ後面の穴位置と同一径(加工中心から同一距離)のレンズ前面の位置を求め、そのレンズ前面の位置及び前記前面カーブに基づいて法線方向及びレンズ前面の加工開始位置を定めることを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。
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