JP4973842B2 - 液滴塗布装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ペースト状の材料、接着剤等の粘性流体を含む液体材料の液滴を、基板等の対象物に対して塗布する液滴塗布装置及び方法に係り、とくに複数のシリンジを同一駆動系に搭載した液滴塗布装置及び方法に関する。
液滴塗布装置(ディスペンス装置)は、基板に接着剤やレジスト等を塗布するための装置として知られており、図6はその液滴塗布装置の外観を示す斜視図、図7は液滴塗布装置の従来の模式的構成図である。まず、全体構成から説明すると、図6に示すように、液滴塗布装置は、装置フレーム1上に基板ローダ2、ディスペンス部3、操作パネル4、基板アンローダ5を設けたものであり、ディスペンス部3はディスペンサにより塗布対象物としての基板に液体材料(各種樹脂等)を塗布する部分であり、基板ローダ2はディスペンス部3への基板の供給を行い、基板アンローダ5はディスペンス部3で液体材料を塗布後の基板を排出するものである。
液滴塗布装置の基本は、基板搬送系と撮像装置とディスペンサとの組み合わせで、基板搬送系には少なくとも一つのステージを持つ。図7の例では、基板搬送系10は予熱ステージS1、塗布ステージS2及び冷却・保温ステージS3の3個のステージを有している。基板11は、図6の基板ローダ2から基板搬送系10に供給され、予熱ステージS1、塗布ステージS2及び冷却・保温ステージS3の順に搬送され、基板アンローダ5で基板搬送系10から排出されるようになっている。
予熱ステージS1は液体塗布前の基板11に対して予熱が必要な場合、ヒータ等の予熱手段で基板11の温度を上げ、塗布ステージS2での液体塗布における流動性を上げる役割を持つ。
塗布ステージS2の基板11に対して液体塗布を行うディスペンサ30は、液体材料を内部に保持し液体材料を吐出するための吐出部を有するシリンジ31を有する。シリンジ31の吐出部はシリンジ31下端に一体的に設けられたニードル(ノズル)32で構成され、その下端開口が吐出口となっている。シリンジ31により適量の液体材料を押し出してニードル32下端から液体材料を吐出する構成である。液体材料吐出量、すなわち液体材料塗布量はディスペンサ30に包含されたディスペンスコントローラ33で制御される。このディスペンスコントローラ33は、シリンジ31内部に対して圧力媒体(圧縮又は減圧空気)を用いて付加する圧力の値及び前記圧力の付加時間の少なくとも一方を制御する圧力制御部を有する。塗布ステージS2では基板11に1箇所あるいは複数箇所に液体(液滴)を例えば点状や線状に塗布する動作を行う。
冷却・保温ステージS3は塗布ステージS2で上昇した基板11の温度を下げ、塗布された液体を凝固、安定させる働きを持つ。
塗布ステージS2近傍において、第1の撮像装置(下カメラ)41がニードル32をその先端面に対向する下方から撮像するために下方に配置されている。また、第2の撮像装置(横カメラ)42及び照明装置43がニードル32から吐出された液体材料である液滴20を挟んで対向する位置に配設されている。また、撮像装置41,42はCCDカメラ等であり、照明装置43は第2の撮像装置42に向かう横方向(略水平方向)の透過光を照射するものである。
そして、第1の撮像装置41は、液滴吐出前のニードル32先端を、その先端面に対向する方向から撮像し、装置基台に固定の原点基準(穴)とニードル32の撮像画像とを比較して、ニードル32の基準点を校正するために設けられている。具体的には、ニードル32の基準点を装置基台に固定の原点基準に一致させたときのシリンジ駆動系(例えば直交3軸のXYZ駆動系)の位置(X座標及びY座標)を既知量としてニードル32の位置制御を正確に行えるようにする。あるいは、シリンジ駆動系の位置を既知量としたときのニードル32の基準点と装置基台に固定の原点基準とのずれ量を求めるようにする。いずれにしても、シリンジ駆動系の位置座標とニードル基準点との関係を既知量として、正確なニードル基準点の位置制御を可能にする。
第2の撮像装置42は透過光により形成される液滴20の映像(液滴が暗く写った影像)を撮像することにより、液滴20の状態、液滴の量等を判断する。
また、図7のように、第1及び第2の撮像装置41,42で撮像された画像信号を処理する画像処理演算部35及びその処理結果を表示するモニタ36A(下カメラ用),モニタ36B(横カメラ用)が設けられている。さらに、画像処理演算部35の画像処理結果を受けて撮像結果からディスペンスコントローラ33をフィードバック制御するメインコントローラ37が設けられている。なお、メインコントローラ37は装置全体の各種制御も行う。
なお、塗布ステージS2が水平面内で前後左右の直交2軸方向に動くX−Yテーブルとしての機能を有する場合、ディスペンサ30はZ軸方向(上下方向)の動作を行えればよいが、塗布ステージS2が基板11の位置決め保持機能は有するがX−Yテーブルとしての機能を有しないときは、ディスペンサ30はX−Y−Z軸方向(直交3軸方向)に移動する機能を有する必要がある。
横カメラで液滴を撮像することにより、液滴の状態、液滴の量等を判断することは、下記特許文献1に開示されている。下カメラでシリンジのニードル先端を撮像し、基準(穴)と比較して、ニードル先端の基準点を校正することは、下記特許文献2に開示されている。
特開2001−327905号公報 特開2002−368025号公報
ところで、ディスペンス装置として用いられる液滴塗布装置での液滴塗布の塗布量制御の要望は、基板上の電子部品が小さくなるほど厳しくなり、要求される塗布量制御を実施するには、高速塗布動作との両立が難しくなってきた。
そこで、1回の処理で複数の基板を処理できるよう、マルチヘッドタイプの液滴塗布装置が提案されている。図8にその装置の全体の概略構成を、図9に主要構成部分を示し、n個のシリンジ31でn分割基板11A(n枚取りの基板)に塗布を行う。図8及び図9はn=2の場合で、シリンジ31A,31B、ニードル32A,32Bを有する。なお、図8において、図7と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
上記のような複数のシリンジを具備するマルチヘッドタイプの液滴塗布装置であれば、例えば2枚取りの分割基板に塗布する場合、シリンジが1個のみの液滴塗布装置に比較して能力が略2倍となる。
本発明の適用対象は、マルチヘッドタイプの液滴塗布装置のうち、シングルXYZマルチヘッドタイプの液滴塗布装置を含むものとする。シングルXYZマルチヘッドタイプの液滴塗布装置とは、1系統のXYZ軸に対して複数(n個)のシリンジを持つタイプの液滴塗布装置のことであると、ここでは定義する。これと異なるタイプにひとつのシリンジ毎に1系統のXYZ軸を持ち、そのXYZ軸が複数(n系統)あるマルチタイプもあるが、ここでは対象外とする。なお、以後説明しやすさを目的とし、n=2の場合を主に説明する。
上記シングルXYZマルチヘッドタイプの液滴塗布装置の要部構成を略図とすると、図9の通りとなり、n枚取り基板(便宜上以後n=2)に対して液体を塗布する装置の場合、2枚取りの分割基板11Aのパターンピッチ(当該分割基板の複数の塗布点の配列ピッチ)をPtとすると、シリンジ31A,31B及び各シリンジと一体的なニードル32A,32BはパターンピッチPtに近似した装置側のニードル配列ピッチP2となるようにシリンジ31A,31Bの中心軸であるZ軸が2本並列配置されている。分割基板11Aは不図示の位置決め装置で固定されており、2本のニードル32A,32Bは図8のメインコントローラ37の指示に従い、2枚取り分割基板11Aの1枚ずつに(分割時に1枚の基板となる領域毎に)対して同一位置の塗布部(塗布点)に塗布を行う。なお、2枚取り分割基板11Aは同一パターン2枚分持ち、液滴塗布部も同一位置であることが条件である。
この時、P2=Ptであれば何も問題はない。しかし多くの場合機械加工誤差、機械取り付け誤差に加え、シリンジ自体が樹脂製で、マルチヘッドタイプの液滴塗布装置に求められる機械公差を満足するものではない。さらにニードルについてもシリンジとの取付部は挿入或いはネジ止めであり、ここでもシリンジ軸心からの傾きやズレが出る要素は数多く存在する。従って、通常P2はPtに一致しない。
このため、図8及び図9に示した従来のマルチヘッドタイプの液滴塗布装置では、シリンジ31A,31B下部に設けられたニードル32A,32Bを撮像する第1の撮像装置(下カメラ)41によるニードル位置の校正について問題が生じる。
例えば、第1の撮像装置41で撮像して第1のニードル32Aの基準点を装置基台に固定の第1の撮像装置(下カメラ)座標における所定の基準点(例えば原点)に位置合わせした後、分割基板11Aの基板上の塗布位置ピッチ(Pt)分だけシリンジ駆動系(直交3軸のXYZ駆動系)をX軸方向に移動させても、第2のニードル32Bの位置は前記基準点に合致しない(図9で説明したシリンジやニードルの取り付け誤差、傾き等に起因する。)。元々シリンジは樹脂製ケースであり、機械的精度は出ていないと考えるべきで、シリンジの装置取付部のピッチ精度をいくら上げてもシリンジ下部に設けられたニードル先端のピッチ寸法は合わない。それに対して、分割基板側のパターンピッチはフォトリソグラフィー等を用いて製作しているため、10μm台のパターンピッチ精度を確保している。
各シリンジをXY軸方向にそれぞれ駆動するためにテーブルを独立させれば、この問題は解決するものの、装置費用や装置の設置スペースの点で大幅に不利である。
本発明は、上記の点に鑑み、同一の駆動系で駆動される保持ブロックにシリンジを複数個設けた場合に、各シリンジに設けられたニードルの相互の配列ピッチを微細に調整可能として、複数枚取りの分割基板等の塗布対象物に対する液滴塗布を高精度で能率的に実行可能な低価格の液滴塗布装置を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、同一の駆動系で駆動される保持ブロックにシリンジを複数個設けた場合に、各シリンジに設けられたニードルの相互の配列ピッチを撮像装置の撮像画像を利用して微細に調整可能として、複数枚取りの分割基板等の塗布対象物に対する液滴塗布を高精度で能率的に実行可能な液滴塗布方法を提供することを第2の目的とする。
本発明のその他の目的や新規な特徴は後述の実施の形態において明らかにする。
上記目的を達成するために、本発明のある態様の液滴塗布装置は、
塗布対象物に対して、直交3軸であるXYZ軸方向に相対的に移動自在なシリンジ保持ブロックと、
前記シリンジ保持ブロックに設けられた複数のシリンジと、
前記複数のシリンジの先端部にそれぞれ設けられた複数のニードルと、
前記ニードルの先端面をこれに対向する側から撮像する第1の撮像装置とを備え、
前記複数のシリンジは前記シリンジ保持ブロックのXYZ軸方向の移動により同時に駆動されるようになっており、
液滴吐出前に、前記塗布対象物の複数の塗布点の配列ピッチPtと前記ニードルの先端の配列ピッチP2とを、撮像画像に基づいて、第1のニードルの基準点を前記第1の撮像装置の所定の基準点と合致させた後、前記保持ブロックを前記PtだけX軸方向に移動させ、前記複数のシリンジをXY軸方向に相対位置調整自在なXY軸位置調整機構による調整動作を第2以降のニードルに対して行うことにより合致させることを特徴としている。
前記液滴塗布装置において、前記シリンジはXY軸位置調整機構を介して前記保持ブロックに取り付けられており、前記XY軸位置調整機構は、前記保持ブロックに対してX軸方向に移動自在なXプレートと、前記Xプレートを前記X軸に平行な第1の向きに押す第1螺子機構部と、前記Xプレートを第1の向きの反対向きに付勢する第1バネと、前記Xプレートのクランプ手段と、Y軸方向に移動自在なYプレートと、前記Yプレートを前記Y軸に平行な第2の向きに押す第2螺子機構部と、前記Yプレートを第2の向きの反対向きに付勢する第2バネと、前記Yプレートのクランプ手段とを有していてもよい。
前記第1螺子機構部及び第2螺子機構部がそれぞれマイクロメータで構成されていてもよい。
前記複数のシリンジのうちの1個は前記XY軸位置調整機構を介することなく前記保持ブロックに固定されており、残りのシリンジは各々前記XY軸位置調整機構を介して前記保持ブロックに取り付けられてもよい。
前記液滴塗布装置は、液滴を吐出する前記ニードルの先端部を前記ニードルの側方より撮像する第2の撮像装置をさらに有していてもよい。
本発明の他の態様の液滴塗布方法は、
持ブロックに設けられた配列ピッチP2で保持された複数のシリンジと、前記複数のシリンジの先端部にそれぞれ設けられたニードルとを用い、塗布対象物に対して、前記保持ブロックを直交3軸であるXYZ軸駆動系により相対的に移動させて前記塗布対象物に前記ニードル先端より吐出した液滴を塗布する液滴塗布方法であって、
液滴吐出前に、前記XYZ軸駆動系により前記保持ブロックに固定された第1のシリンジに設けられた第1のニードルの先端面を対向側より第1の撮像装置で撮像し、前記第1のニードルの基準点を前記第1の撮像装置における所定の基準点に合致させて行い、
前記塗布対象物の複数の塗布点の配列ピッチPtだけ前記XYZ軸駆動系で前記保持ブロックを移動させた後、第2のニードルの位置校正は、液滴吐出前に、第2のニードルの先端面を対向側より前記第1の撮像装置で撮像し、前記P2と前記Ptのずれを画像認識しながら前記第2のニードルが設けられたシリンジを前記第1のニードルに対してXY軸方向に相対的に位置調整自在なXY軸位置調整機構の調整動作により前記第1の撮像装置における前記所定の基準に前記第2のニードルの基準点を位置調整して合致させ、
前記第2以降全てのニードルの位置校正の終了後に、各ニードル先端より液滴を吐出するとともに前記保持ブロックを移動させて前記塗布対象物の複数箇所に同時に液滴を塗布することを特徴としている
本発明によれば、シリンジ保持ブロックに複数のシリンジを設けるが、前記複数のシリンジはXY軸方向に相対位置調整自在であり、このため、各シリンジやそれに設けられたニードル自体の機械的な寸法誤差、前記保持ブロックへの取り付け誤差、傾き等に起因する前記ニードルの配列ピッチのバラツキを修正できる。
また、前記ニードルの先端面をこれに対向する側から撮像する第1の撮像装置とを備える構成とした場合、塗布対象物の複数の塗布点の配列ピッチと前記ニードルの先端の配列ピッチとを、前記第1の撮像装置の撮像画像に基づいて前記複数のシリンジの相対位置調整を行うことにより合致させることができ、これにより、塗布対象物の複数の塗布点に複数のニードルで同時に液滴塗布が可能になり、液滴塗布能率の向上を図ることができる。
また、個々のシリンジにそれぞれXYZ軸駆動系を設ける構成に比較して、前記保持ブロックに複数のシリンジを設けて駆動系を複数のシリンジに共用することが可能であるから、機械的構成が簡素で、低価格の装置とすることができる。
さらに、前記シリンジを前記保持ブロックに対してXY軸方向に位置調整自在とするXY軸位置調整機構として、マイクロメータを用いた機構とすれば、高精度の位置調整が可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態として、液滴塗布装置の実施の形態を図面に従って説明する。
図1乃至図5を用いて本発明に係る液滴塗布装置の実施の形態を説明する。図1及び図2は実施の形態の要部構成を、図3は全体構成を示す。
全体構成を示す図3は、シングルXYZマルチヘッドタイプの液滴塗布装置を示し、1系統のXYZ軸に対して複数(n個)のシリンジを持つタイプの液滴塗布装置であり、以後説明しやすさを目的とし、n=2とする。つまり、水平面内における基板搬送方向であるX軸方向、これに水平面内で直交するY軸方向、及び鉛直方向であるZ軸方向に動くXYZ軸駆動系により駆動されるシリンジ保持ブロック50に2個のシリンジ31A,31Bが取り付けられているが、一方の第1のシリンジ31Aは保持ブロック50に直接的に固定され(位置調整しない構造であり)、他方の第2のシリンジ31BはXY軸位置調整機構60を介して保持ブロック50に取り付けられている。つまり、第1のシリンジ31Aに対してX軸及びY軸方向の相対位置が調整自在となっている。
図1及び図2(A),(B)で第1及び第2のシリンジ31A,31Bのシリンジ保持ブロック50への取付構造の詳細を説明する。シリンジ保持ブロック50はXYZ軸駆動系で駆動されるものであり、図示の例ではXYテーブル80に対し鉛直方向に昇降するZテーブルをシリンジ保持ブロック50は構成しており、図2(A)のように、この保持ブロック50に固定具90が固定され、第1のシリンジ31Aは、固定具90と、これに螺合する固定ボルト92で固定される固定具91とで挟持されることによって、保持ブロック50に固着される。
第2のシリンジ31Bは、第1のシリンジ31Aとの高さを揃えるために、一段高さの低くなった保持ブロック50の段差面にXY軸位置調整機構60を介して取り付けられている。ここで、XY軸位置調整機構60は、図1及び図2(A)のように、シリンジ保持ブロック50に対してX方向ガイド61を介してX軸方向に移動自在に取り付けられたXプレート62と、図1及び図2(B)のように、このXプレート62に対してY方向ガイド71を介してY軸方向に移動自在に取り付けられたYプレート72とを有する。Xプレート62及びYプレート72には、第2のシリンジ31Bを通過させる貫通穴がそれぞれ形成されており、Xプレート62の貫通穴69は第2のシリンジ31Bの外径よりも大きく非接触である。そして、Yプレート72に固定具95が固定され、第2のシリンジ31Bは、固定具95と、これに螺合する固定ボルト97で固定される固定具96とで挟持されることによって、Yプレート72に固着される。
図2(A)のように、Xプレート62の位置を微調整するために、螺子機構部としてのマイクロメータ63が取付具64で保持ブロック50に固定され、マイクロメータ63のつまみ63aの回転操作により軸方向の突出量が変化するスピンドル部63bがXプレート62の側面(X軸方向の端面)の当接部62a(Xプレート62に一体)に当接している。また、保持ブロック50側に固定のバネポスト85とXプレート62との間に、Xプレート62の側面をマイクロメータ63のスピンドル部63bに当たる向きに付勢する引っ張りバネ65が設けられている。保持ブロック50には、タップブロック66が固定され、タップブロック66に加工された雌ネジにマイクロメータ63と略平行にクランプボルト67が螺合されている。そして、Xプレート62に固定された付加ブロック68の側面(X軸方向の端面)にクランプボルト67の先端が当接できるようなっている。また、クランプボルト67の回転止めのためにロックナット89が螺合している。これらはXプレート62のクランプ手段を構成している。
X方向調整は、マイクロメータ63のつまみ63aを回転させて、そのスピンドル部63bの突出量を加減し、その先端をX方向に移動させることで行なう。この時、引っ張りバネ65は常にXプレート62をマイクロメータ63のスピンドル部63bに押し付ける形になり、スピンドル部63bがX方向のどちらに移動しても、Xプレート62は追従する。
X方向の位置調整が完了したら、マイクロメータ63をその位置に保持したままクランプボルト67を右回転させて付加ブロック68の側面にクランプボルト67の先端を当接させることで、Xプレート62をマイクロメータ63のスピンドル部63bに押し付けてXプレート62を固定する。ロックナット89はタップブロック66に対してクランプボルト67を固定して以後の回転を防止する。
Yプレート72の位置を微調整するための機構もXプレート62の場合と実質的に同じであり、図2(B)のように、螺子機構部としてのマイクロメータ73が取付具74でXプレート62に固定され、マイクロメータ73のつまみ73aの回転操作により軸方向の突出量が変化するスピンドル部73bがYプレート72の側面(Y軸方向の端面)の当接部72a(Yプレート72に一体)に当接している。また、Xプレート62に固定のバネ受け79とYプレート72との間に、Yプレート72の側面をマイクロメータ73のスピンドル部73bに当たる向きに付勢する圧縮バネ75が設けられている。Xプレート62には、クランプボルト取付部材76が固定され、取付部材76に加工された穴にマイクロメータ73と略平行にクランプボルト77が挿入されている。さらにYプレート72に固定されたタップブロック78に前記取付部材76の穴と略同心の雌ネジ加工が為され、クランプボルト77の雄ネジとタップブロック78の雌ネジが螺合されている。また、クランプボルト77の回転止めのためにロックナット99が螺合している。これらはYプレート72のクランプ手段を構成している。
Y方向調整は、マイクロメータ73のつまみ73aを回転させて、そのスピンドル部73bの突出量を加減し、その先端をY方向に移動させることで行なう。この時反対側にある圧縮バネ75は常にYプレート72をマイクロメータ73のスピンドル部73bに押し付ける形になり、スピンドル部73bがY方向のどちらに移動しても、Yプレート72は追従する。
Y方向の位置調整が完了したら、マイクロメータ73をその位置に保持したままクランプボルト77を右回転させることでYプレート72をマイクロメータ73のスピンドル部73bに押し付けることによりYプレート72を固定する。ロックナット99はクランプボルト77を取付部材76に対し締め付け固定し、クランプボルト77の以後の回転を防止する。
以上のXY軸位置調整機構60の手動操作によって、第2のシリンジ31B(ひいては第2のニードル32B)のXY軸方向の位置調整が可能となる。
これを、第1の撮像装置(下カメラ)41から撮像しながら行なうことによって、複数のニードル先端の位置校正を行なうことができる。
図4で第1及び第2のシリンジ31A,31Bの先端部にそれぞれ設けられた第1及び第2のニードル32A,32Bの位置校正手順について説明する。なお、このニードル先端の位置校正は液滴吐出前において行う。
まず、図4(A)のように、XYZ軸駆動系により前記保持ブロックに固定された第1のシリンジ31Aに設けられた第1のニードル32Aを第1の撮像装置(下カメラ)41で撮像して第1のニードル32Aの基準点を装置基台に固定の前記第1の撮像装置の所定の基準点(例えば撮像装置の原点)に合致させる。ここではニードル基準点はニードル先端面の中心点としている。
次に、図4(B)のように、XYZ軸駆動系により前記保持ブロック50を図3の2枚取り分割基板11Aにおけるパターンピッチ(分割基板11Aの複数の塗布点の配列ピッチ)PtだけX軸方向に移動させる。このとき、第1及び第2のニードル32A,32B間の距離は誤差を含んだピッチP2となる。誤差をaとすると、パターンピッチPtとピッチP2との関係は、次式
Pt=P2+a
で表されるので、XY軸位置調整機構60で第2のニードル32Bを誤差aが無くなるように移動修正する必要がある。
前記保持ブロック50のピッチPtの移動後に、第2のシリンジ31Bに設けられた第2のニードル32Bを第1の撮像装置41で撮像すると、パターンピッチPtに対して誤差aを含むため、第2のニードル32Bの基準点と装置基台に固定の前記第1の撮像装置の基準点(例えば原点)との間に距離aだけずれを生じた画像となる。
前記距離aのずれを画像認識しながら(モニタ画像を見ながら)、前述したXY軸位置調整機構60の調整動作により第2のシリンジ31Bの保持ブロックに対する位置調整を行い、図4(C)のように第2のニードル32Bの基準点を装置基台に固定の前記第1の撮像装置の基準点(例えば原点)に合致させる。これによって、第1及び第2のニードル32A,32BのピッチP2を2枚取りの分割基板11Aのパターンピッチ(塗布位置ピッチ)Ptに一致させることができ(P2=Ptの調整ができ)、第1及び第2のニードル32A,32Bの校正が完了する。
なお、第1の撮像装置(下カメラ)41を用いた校正の方法は、上記に限定されず、例えば、第1のニードル32Aの基準点(例えばニードルの中心)と装置基台に固定の前記第1の撮像装置の基準点とのXY軸方向の差異を求めて、第1のニードル32Aの基準点についての基準位置として記憶し、前記保持ブロックをパターンピッチPtだけX軸方向に移動させた後、第2のニードル32Bの基準点を前記基準位置に合致させる方法を採ることもできる。
次に、この実施の形態の全体的動作説明を行う。
図4に示したXY軸位置調整機構60の調整により第1及び第2のニードル32A,32BのピッチP2を2枚取りの分割基板11AのパターンピッチPtに一致させた後、図3の基板搬送系10の予熱ステージS1に2枚取りの分割基板11Aを受け入れ、液体塗布前の基板11Aに対して予熱が必要な場合に基板11Aの所要温度にまで上昇させる。そして、予熱ステージS1から塗布ステージS2に塗布対象物である基板11Aが移送される。
塗布ステージS2では、2枚取りの分割基板11Aの各パターンに対して第1及び第2のニードル32A,32BのXY軸方向の移動及びZ軸方向の昇降動作により同時に液滴(ペースト状の材料、接着剤等の粘性流体)の塗布を行う。この塗布動作の際に、第2の撮像装置42で第1及び第2のニードル32A,32Bの一方又は両方の先端部を側方(ニードルの軸方向に直交する方向)から撮像し、図5(A)〜(D)の手順で液滴20の基板11Aへの適量塗布を行う。
図5(A)の手順1では液体材料をニードル32A,32Bより吐出し、ニードル32A,32B下端に液滴20として保持された状態で撮像装置42にて撮像する。撮像された液滴20の形状から当該液滴の下端とニードル32A,32Bの基準位置(下端)との距離Lを画像処理演算部35で算出する。算出した距離Lが所望の寸法となるように、メインコントローラ37によりディスペンスコントローラ33を制御し、ディスペンスコントローラ33内の圧力制御部で圧力媒体として付加する空気圧力(圧縮空気、減圧空気を切り替えて供給)の値及び圧力の付加時間の少なくとも一方を調整する。
図5(B)の手順2では液滴20の上下方向長さが所望の距離Lの寸法になったことを上記の画像処理で確認し(このときの液滴20の量を基準量とする)、この液滴20の状態を保持したまま塗布対象物である基板11A上に移動する。
図5(C)の手順3では、第1及び第2のシリンジ31A,31Bを同時にZ軸方向に所定ストロークで下降させ、液滴20を基板11Aに接触させる。この結果、前記基準量の液体材料が基板11Aに塗布される。2枚取りの分割基板11Aであれば、パターンピッチPt離れた2箇所に同時に塗布される。
そして、手順4において、図5(D)のようにシリンジ31A,31BはZ軸方向に上昇、復帰する。
なお、本実施の形態のその他の構成は図7又は図8の構成と同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付して説明を省略する。
この実施の形態によれば、次の通りの効果を得ることができる。
(1) シリンジ保持ブロック50に複数のシリンジ31A,31Bが設けられているが、一方のシリンジ31Aを基準として他方のシリンジ31BがXY軸位置調整機構60によってXY軸方向に相対位置調整自在である。このため、シリンジ31A,31Bやニードル32A,32B自体の機械的な寸法誤差、保持ブロック50への取り付け誤差、傾き等に起因するニードル32A,32Bの配列ピッチのバラツキを修正できる。
(2) 複数のニードル32A,32Bの位置の校正は、第1の撮像装置(下カメラ)41で各ニードル32A,32Bの基準点を撮像することで行うことができ、複数枚取り分割基板11AのパターンピッチPt(換言すれば複数の塗布点のピッチ)にニードル32A,32B下端の配列ピッチP2を合致させることができる。この結果、分割基板11Aの複数の塗布必要箇所に複数のニードル32A,32Bで同時に液滴塗布が可能になり、液滴塗布能率の向上を図ることができ。
(3) XY軸位置調整機構60は、Xプレート62及びYプレート72をそれぞれ螺子機構部としてのマイクロメータ63,73で微細に位置調整可能な構造であり、保持ブロック50にXY軸位置調整機構60を介して取り付けられたシリンジ31Bの位置調整を高精度で行うことができ、ひいてはニードル32A,32Bの配列ピッチの調整を高精度で行うことが可能である。このため、分割基板11Aの複数の塗布必要箇所に高精度の液滴塗布が可能である。
なお、シリンジ保持ブロックに設けた複数のシリンジのうち、1個はシリンジ保持ブロックにXY軸位置調整機構を介さずに固定した例を示したが、全てのシリンジがXY軸位置調整機構を介してシリンジ保持ブロックに取り付けられている構成をも本発明は含むものであり、この場合にも複数のシリンジのうちの1個を基準として相対位置の調整を行えばよい。
複数枚取り分割基板のパターンピッチの方向(複数の塗布点の配列方向)は、X軸に平行となるように設定しているが、Y軸方向にずれていても前記XY軸位置調整機構のY軸方向の調整により対応できる。
なお、塗布対象物である基板を位置決めする塗布ステージS2が、水平面内で前後左右の直交2軸方向に動くX−Yテーブルとしての機能を有する場合、保持ブロック50はZ軸方向(上下方向)の動作を行えればよく、塗布対象物である基板に対して相対的に保持ブロック50がX−Y−Z軸方向(直交3軸方向)に移動する機能を有すればよい。
以上本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者には自明であろう。
本発明に係る液滴塗布装置及び方法の実施の形態であって、要部構成を示す正面図である。 前記要部構成であって、(A)はXテーブル及びこの位置調整のための構造部分を示す一部を断面とした平面図、(B)はYテーブル及びこの位置調整のための構造部分を示す一部を断面とした平面図である。 本実施の形態を示す模式的構成図である。 本実施の形態におけるニードルの位置校正の手順であって、(A)は1番目のニードルの位置校正、(B)は2番目のニードルの撮像、(C)は2番目のニードルの位置校正を説明する説明図である。 本実施の形態における一連の塗布動作を示し、(A)は手順1、(B)は手順2、(C)は手順3、(D)は手順4で液体材料を基準量のみ塗布する場合をそれぞれ示す正面図である。 従来の液滴塗布装置の外観を示す斜視図である。 従来の液滴塗布装置であって1個のシリンジを有する場合の模式的構成図である。 従来の液滴塗布装置であって複数のシリンジを有する場合の模式的構成図である。 複数のシリンジを有する機構の主要構成部分を示す概略図である。
符号の説明
1 装置フレーム
2 基板ローダ
3 ディスペンス部
4 操作パネル
5 基板アンローダ
10 基板搬送系
11,11A 基板
20 液滴
30 ディスペンサ
31,31A,31B シリンジ
32,32A,32B ニードル
33 ディスペンスコントローラ
35 画像処理演算部
36,36A,36B モニタ
37 メインコントローラ
41 第1の撮像装置(下カメラ)
42 第2の撮像装置(横カメラ)
43 照明装置
50 シリンジ保持ブロック
60 XY軸位置調整機構
62 Xプレート
63,73 マイクロメータ
65 引っ張りバネ
67 クランプボルト
72 Yプレート
75 圧縮ばね
77 クランプボルト
80 XYテーブル
90,91,95,96 固定具
S1 予熱ステージ
S2 塗布ステージ
S3 冷却・保温ステージ

Claims (6)

  1. 塗布対象物に対して、直交3軸であるXYZ軸方向に相対的に移動自在なシリンジ保持ブロックと、
    前記シリンジ保持ブロックに設けられた複数のシリンジと、
    前記複数のシリンジの先端部にそれぞれ設けられた複数のニードルと、
    前記ニードルの先端面をこれに対向する側から撮像する第1の撮像装置とを備え
    記複数のシリンジは前記シリンジ保持ブロックのXYZ軸方向の移動により同時に駆動されるようになっており、
    液滴吐出前に、前記塗布対象物の複数の塗布点の配列ピッチPtと前記ニードルの先端の配列ピッチP2とを、撮像画像に基づいて、第1のニードルの基準点を前記第1の撮像装置の所定の基準点と合致させた後、前記保持ブロックを前記PtだけX軸方向に移動させ、前記複数のシリンジをXY軸方向に相対位置調整自在なXY軸位置調整機構による調整動作を第2以降のニードルに対して行うことにより合致させることを特徴とする液滴塗布装置。
  2. 記XY軸位置調整機構は、前記保持ブロックに対してX軸方向に移動自在なXプレートと、前記Xプレートを前記X軸に平行な第1の向きに押す第1螺子機構部と、前記Xプレートを第1の向きの反対向きに付勢する第1バネと、前記Xプレートのクランプ手段と、Y軸方向に移動自在なYプレートと、前記Yプレートを前記Y軸に平行な第2の向きに押す第2螺子機構部と、前記Yプレートを第2の向きの反対向きに付勢する第2バネと、前記Yプレートのクランプ手段とを有する請求項1記載の液滴塗布装置。
  3. 前記第1螺子機構部及び第2螺子機構部がそれぞれマイクロメータで構成されている請求項記載の液滴塗布装置。
  4. 前記複数のシリンジのうちの1個は前記XY軸位置調整機構を介することなく前記保持ブロックに固定されており、残りのシリンジの各々は前記XY軸位置調整機構を介して前記保持ブロックに取り付けられている請求項又は記載の液滴塗布装置。
  5. 液滴を吐出する前記ニードルの先端部を前記ニードルの側方より撮像する第2の撮像装置を有している請求項1,2,3又は4記載の液滴塗布装置。
  6. 持ブロックに設けられた配列ピッチP2で保持された複数のシリンジと、前記複数のシリンジの先端部にそれぞれ設けられたニードルとを用い、塗布対象物に対して、前記保持ブロックを直交3軸であるXYZ軸駆動系により相対的に移動させて前記塗布対象物に前記ニードル先端より吐出した液滴を塗布する液滴塗布方法であって、
    液滴吐出前に、前記XYZ軸駆動系により前記保持ブロックに固定された第1のシリンジに設けられた第1のニードルの先端面を対向側より第1の撮像装置で撮像し、前記第1のニードルの基準点を前記第1の撮像装置における所定の基準点に合致させて行い、
    前記塗布対象物の複数の塗布点の配列ピッチPtだけ前記XYZ軸駆動系で前記保持ブロックを移動させた後、第2のニードルの位置校正は、液滴吐出前に、第2のニードルの先端面を対向側より前記第1の撮像装置で撮像し、前記P2と前記Ptのずれを画像認識しながら前記第2のニードルが設けられたシリンジを前記第1のニードルに対してXY軸方向に相対的に位置調整自在なXY軸位置調整機構の調整動作により前記第1の撮像装置における前記所定の基準に前記第2のニードルの基準点を位置調整して合致させ、
    前記第2以降全てのニードルの位置校正の終了後に、各ニードル先端より液滴を吐出するとともに前記保持ブロックを移動させて前記塗布対象物の複数箇所に同時に液滴を塗布することを特徴とする液滴塗布方法。
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