JP4971397B2 - 小型船を利用した水浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、小型船に設けた水浄化装置の放出口から河川又は池若しくは湖沼の水中に微細気泡を放出することにより、水中の溶存酸素濃度を向上させて水を浄化する水浄化装置に関する。
河川や池の汚染された水域の水浄化装置として、色々な装置・方法が提案されており、生態系、人の生活環境への影響等を懸念して汚染水域の水の浄化対策が望まれている。
特許文献1には、電解質膜によって陽極側と陰極側とに分離された水電解装置を備え、電気分解される被浄化水の一部を陽極側に供給する水供給系と、陰極側から水素を含む水を被浄化水に戻す浄化水系を有し、被浄化水に戻した水素による還元作用により被浄化水中の藻や植物性微生物の繁殖を抑えて海水や湖水を浄化する構成とされた水浄化装置を、水中を移動する船形のケーシングに設置した技術事項が開示されている。
また、特許文献2には、浄化する河川又は湖沼の水を流通可能に設けた処理室と、処理室内に設けられた充填材層を有する水浄化装置を使用し、充填材層にて水を生物的及び/または物理的なろ過処理により浄化する過程と、浄化過程により充填材層内に形成される適性菌の菌叢を分離する逆洗過程と、分離された菌叢を河川等へ放出する過程を有する浄化方法を水上移動可能な船形の浮遊体に適用した技術事項が開示されている。
ところで、上記文献に記載された水浄化装置・水浄化方法は、処理工程が複雑であることから設備費が高くつくと思われる。
特許4022065号公報 特許2573902号公報
本発明の目的は、コンパクトな構造で河川等の汚染された水を浄化することができ、設備費の低減を図る小型船を利用した水浄化装置を提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、小型船に設けた水浄化装置の放出口から河川又は池若しくは湖沼の水中に微細気泡を放出させることにより水を浄化する水浄化装置であって、
前記水浄化装置は第1水浄化装置と第2水浄化装置とからなり、
第1水浄化装置は、吸込口と吐出口を設けたブロワケーシング内に収められた一対の3葉ルーツロータを駆動モータにより回転自在に設けたルーツブロワと、その吐出口に一端を接続し他端を前記小型船の船体の外側へ臨ませるように設けた排出管と、その他端に接続した散気管とを備え、
前記ルーツブロワの運転により外部から吸引される空気を前記散気管に供給することにより当該散気管で発生する多量の微細気泡を水中に放出させ、
第2水浄化装置は、吸込口と吐出口を設けたポンプケーシング内に収められた一対の2葉式ルーツロータを駆動モータにより回転自在に設けたルーツポンプと、その吸込口に一端を接続し前記船体に設けられた取水口に他端を接続した吸入管と、その吐出口に一端を接続し前記船体の外側へ他端側の放出口を臨ませた排出管とを備え、その吸入管に連通する管路に空気導入口と、吸い込んだ水を衝突させる衝突部材とを設け、
前記ルーツポンプの運転により前記取水口から水を吸い込むと共に前記空気導入口から取り込まれる空気が混合した水を前記衝突部材に衝突させることにより多量の気泡を発生させ、かつ、前記ルーツポンプによる圧縮作用により該気泡を微細化し、その微細化された気泡が含まれた水を前記放出口から水中に放出させるように構成したことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、小型船に設けた水浄化装置の放出口から河川又は池若しくは湖沼の水中に微細気泡を放出させることにより水を浄化する水浄化装置であって、
吸込口と吐出口を設けたポンプケーシング内に収められた一対の2葉式ルーツロータを駆動モータにより回転自在に設けたルーツポンプと、その吸込口に一端を接続し前記船体に設けられた取水口に他端を接続した吸入管と、その吐出口に一端を接続し前記船体の外側へ他端側の放出口を臨ませた排出管とを備え、その吸入管に連通する管路に空気導入口と、吸い込んだ水を衝突させる衝突部材とを設け、
前記ルーツポンプの運転により前記取水口から水を吸い込むと共に前記空気導入口から取り込まれる空気が混合した水を前記衝突部材に衝突させることにより多量の気泡を発生させ、かつ、前記ルーツポンプによる圧縮作用により該気泡を微細化し、その微細化された気泡が含まれた水を前記放出口から水中に放出させるように構成したことを特徴とするものである。
(請求項1の発明)
この小型船を利用した水浄化装置は、ルーツブロワを用いる第1水浄化装置と、ルーツポンプを用いる第2水浄化装置とからなり、第1水浄化装置の散気管から多量の微細気泡を河川等の水中に放出し、第2水浄化装置の放出口から気泡が含まれた水を河川等の水中に放出することにより、水中の溶存酸素濃度が向上して水を浄化することができる。加えて、コンパクトな構造であるので、設備費の低減を図ることができる。
(請求項2の発明)
この小型船を利用した水浄化装置は、ルーツポンプの運転により河川等の水を取水口から吸い込み、空気導入口から取り込まれる空気を微細化した気泡が含まれた水を放出口から水中に放出することにより、水中の溶存酸素濃度が向上して水を浄化することができる。加えて、コンパクトな構造であるので、設備費の低減を図ることができる。
本発明に係る第1実施形態の小型船を利用した水浄化装置の概要図 第1水浄化装置に用いるルーツブロワの縦断側面図 同ルーツブロワの縦断正面図 散気管ユニットの説明図 第2水浄化装置の概要図 第2水浄化装置に用いるルーツポンプの縦断側面図 同ルーツポンプの一部破断正面図 気泡発生管の説明図 本発明に係る第2実施形態の小型船を利用した水浄化装置の概要図 本発明の水浄化装置と比較例における溶存酸素濃度の測定結果を示すグラフ
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。
(実施形態例1)
本発明に係る第1実施形態の小型船を利用した水浄化装置Aは、小型船150の船体151の前室fに配置した第1水浄化装置Aと、船体151の後室rに配置した第2水浄化装置Aとからなる。
(第1水浄化装置)
第1水浄化装置Aは、船体151の没水表面151aに配置された多数の散気管ユニット45から当該没水表面151aに気泡を放出することにより、水中の溶存酸素濃度を向上させて水を浄化するものであり、船体151の前室fに当該装置に係るルーツブロワ3や各種配管を配置している(図1)。以下に、第1水浄化装置Aについて説明する。
図1に示すように、前室fに設けられた機台1上には、第1水浄化装置 を構成するルーツブロワ3と駆動モータ30とを設置している。
ルーツブロワ3は、図2に示すように、吸込口5と吐出口6を設けたブロワケーシング4の内部に、一対の3葉ルーツロータ15を上下に配置している。図3に示すように、3葉ルーツロータ15のロータシャフト16、16は、ブロワケーシング4の両側の開口端に夫々固定されたハウジング8,10に装着したベアリング9,11により回転自由に設けられている。各ロータシャフト16の一端16aには、タイミングギア18,18を夫々固定し、それらのタイミングギア18,18を噛合するように設けられている。19はタイミングギア18,18を覆うようにハウジング10に取り付けられたギアカバーである。上方のロータシャフト16のハウジング8から突出する他端16bには、プーリ20を取り付けている。
吸込口5から延びるように形成された接続口5aには、サイレンサ22を取り付けている。吐出口6から延びるように形成された接続口6aには、急激な圧力上昇時に圧力空気を外に逃すための安全弁25を取り付けている。また、プーリ20は、駆動モータ30により伝動ベルト31を介して回転駆動されるように設けられている。
しかして、駆動モータ30の作動により3葉ルーツロータ15,15が僅かな隙間を保って互いに反対方向へ等速度で回転することにより、サイレンサ22から吸引された空気がブロワケーシング4内で圧縮されて吐出口6から吐出されるルーツブロワ3が構成される。
前記接続口6aに接続した排出管35には、開閉弁36とヘッダ37を介装している。ヘッダ37から分岐して接続された多数の分岐管38には、逆止弁40を夫々介装している。図4に示すように、分岐管38の放出口を形成する先端部38aには、散気管としての散気管ユニット45が接続されている。
上記逆止弁40は、例えばルーツブロワ3の運転が停止されている場合に、船外の川や池の水が分岐管38側へ逆流することを防止するために設けられている。
図4に示すように、散気管ユニット45のホルダー46は、船体151の適宜箇所に開けられた***151bを覆うように、船体151の裏面にガスケット57を介してフランジ47をあてがった状態でボルト58とナット59により締め付けて気密に固定されている。そして、散気管ユニット45の後記散気管本体52が、没水表面151aから内方へ引っ込んだ箇所に設けられている。
上記ホルダー46に形成された弁室48には、ゴム製の球状弁50が遊動可能に挿入されている。ホルダー46の入口部46aには、前記分岐管38の先端部に取り付けた接続具39が螺着されている。
散気管本体52は、円筒形状で周囲に多数の***が形成されたもの又は多孔質構造のものとし、材質としてはセラミックが望ましい。その大きさは、外径15〜30mm、長さ30〜50mmである。1本の散気管の放出空気量は、毎分30〜50リットルである。
上記散気管本体52は、その中心穴53に通したボルト55を上記弁室48の一部を形成する座部49に螺合することにより固定されている。
散気管本体52から多量の微細気泡kが水中に放出される状態を図4に示す。
以上により、ルーツブロワ3の運転によりサイレンサ22から吸引される空気がヘッダ37から各分岐管38を通って散気管ユニット45に夫々供給されることにより、散気管本体52から発生する多量の微細気泡を水中に放出する第1水浄化装置Aが構成される。
(第2水浄化装置)
第2水浄化装置Aは、船尾151dの外側に臨ませた放出口129から気泡混じりの水を水中に放出することにより、水中の溶存酸素濃度を向上させて水を浄化すると共に船体151の推進力を得るものであり、船体151の後室rに当該装置に係るルーツポンプ73や各種配管を配置している(図1)。
以下に、第2水浄化装置Aについて詳しく説明する。
図1に示すように、後室rに設けられた機台71上には、第2水浄化装置Aを構成するルーツポンプ73と駆動モータ108とが設置されている。
ルーツポンプ73は、図6に示すように、吸込口75と吐出口76を設けたポンプケーシング74の内部に、吸込口部78を斜め上方に、吐出口部79を斜め下方に設けたロータケーシング77が45度傾けて配置されている。ロータケーシング77の吸込口部78の上隅部77aとポンプケーシング74の吸込口75側の天部74aとは、壁80により連接されている。また、吐出口部79の下隅部77bから横方向へ凹円弧壁81が一体に形成され、その凹円弧壁81のほぼ中間部とポンプケーシング74の底部74bとは、縦壁82により連接されている。83は縦壁82に設けられたバイパス穴である。
84,84はポンプケーシング74の周壁に設けられたドレン用穴、85はポンプケーシング74の天部74aに設けられた給水穴である。87は一方のドレン用穴84に螺着されたキャップ、91は給水穴85に螺着されたキャップである。他方のドレン用穴84に螺着されるキャップ88には、前記バイパス穴83に先端部を挿入するロッド89が中心部に突設されている。
吸込口75には、逆止弁92を介装して配管のためのフランジ継手93が取り付けられている。また、吐出口76にも同様に、フランジ継手94が取り付けられている。
ロータケーシング77には、一対の2葉式ルーツロータ96を収めている。図7に示すように、ルーツロータ96のロータ軸97は、ポンプケーシング74の両側に夫々固定されたハウジング100,101に装着したベアリング102,102により回転自由に支持するように設けられている。下方のロータ軸97のハウジング100から突出する一端にはプーリ104を取付け、駆動モータ108により伝動ベルト109を介して該プーリ104を回転駆動するように設けられている。ロータ軸97の他端にはタイミングギア105を夫々固定し、それらのタイミングギア105,105を噛合するように設けている。106はハウジング101の開口部に取り付けたギアカバーである。
ハウジング100,101には、ロータ軸97を支持するベアリング102の奥に、公知のメカニカルシールを収納したスタッフィングボックス103が設けられている。
ルーツロータ96については、ロータ軸97を除いて形成された芯金部96bの外側にポリウレタンゴム材(又はニトリルゴム材)によりライニング加工を施している。
ルーツポンプ73に接続した吸入管115に連通する管路115aには、複数の空気導入口116を設ける。118は空気導入口116に接続した導入管117に取付けられた開閉弁である。
図8に示すように、上記空気導入口116よりもルーツポンプ73の吸入口75に近い箇所の管路の気泡発生管122には、気泡発生させるための衝突部材123を介装している。衝突部材53は、図8(b)に示すように、所定厚さを有する半円形状とされていて、気泡発生管122の大径部122aに互い違いに積み重ねて収められている。
125は前記管路115aに一端を接続し、船体151の底部151cに設けられた取水口152に他端を接続した吸入管である。吸入管125には、開閉弁127を介装している。他方、前記フランジ継手94に一端を接続した排出管128の他端側の放出口129は、船尾151dの外側へ臨むように配置されている。130は排出管128に介装された開閉弁である。
以上により、ルーツポンプ73の運転により船体151の取水口152から川や池などの水を吸い込むと共に空気導入口116からエジェクタ作用により取り込まれる空気が混合した水を衝突部材123に衝突させることにより多量の気泡を発生させ、かつ、ルーツポンプ73による圧縮作用により気泡を微細化し、微細化された気泡が含まれた水を船尾151dの放出口129から水中に放出する第2水浄化装置Aが構成される。
以上により構成された本発明に係る第1実施形態の小型船を利用した水浄化装置Aは、第1水浄化装置Aの散気管ユニット45から多量の微細気泡を河川等の水中に放出し、第2水浄化装置Aの放出口129から気泡が含まれた水を河川等の水中に放出することにより、水中の溶存酸素濃度を向上させて水を浄化することができる。
(実施形態例
本発明に係る第2実施形態の小型船を利用した水浄化装置Cは、図9に示すように、小型船150の船体151の後室rに配置されていて、上述した第1実施形態の小型船を利用した水浄化装置Aの第2水浄化装置Aと同様の構成とされている。よって、それと同一構成部分については、第2水浄化装置Aの説明に用いた符号を図面に記載し、その説明を省略する。
(実験)
本発明に係る小型船を利用した水浄化装置の第2水浄化装置に相当する水浄化装置と、比較例(ルーツブロワと従来の円筒形状の散気管とからなる気泡発生装置)について、清水中の溶存酸素濃度を比較する実験を行なった。実験結果を図10のグラフに示す。
(実験方法)
無水亜硫酸ナトリウム粉末を実験用水槽(容積:2.3m、水深:1m、水温:11℃)内に投入して溶存酸素濃度をほぼゼロに調整した後、時間経過による清水中の溶存酸素濃度を溶存酸素計(飯島電子工業:DOメータ、ID−100)により測定した。
なお、無水亜硫酸ナトリウム粉末の投入量は、水100リットル当たり10〜15gとした。
(本発明に係る水浄化装置)
ルーツポンプの口径:50mm
回転速度:750rpm
モータの出力:1.5kW
吐出水量:200リットル/分
吸込空気量:40リットル/分、20リットル/分 の2通り
(比較例の気泡発生装置)
ルーツブロワの口径:20mm
回転速度:1000rpm
モータの出力:0.4kW
吸込空気量:80リットル/分
実験の結果、本発明に係る水浄化装置において、吸込空気量が毎分40リットルの場合に、溶存酸素濃度は20分後に約9mg/リットルに達したが、比較例では40分経過しても約7mg/リットルであった。これらの結果から、本発明に係る水浄化装置は、比較例に比べて短時間で水中の溶存酸素濃度が飽和溶存酸素濃度の近くに上昇することが確認された。よって、本発明に係る水浄化装置が、溶存酸素濃度の向上に寄与することが実証された。
また、汚染河川において、本発明に係る第2水浄化装置Aの性能実験を行なった。河川水の溶存酸素濃度が0.1mg/リットルの場合において、ルーツポンプ73の吐出口76を通過した直後の溶存酸素濃度は5.5mg/リットルとなり、空気導入口116から取り込まれる空気の導入効果を確認することができた。
ただし、上記実験は、水温25℃、ルーツポンプの吐出水量:150リットル/分、同ポンプの吸込空気量:15リットル/分の条件にて行なわれた。
A・・・第1実施形態の小型船を利用した水浄化装置
・・・第1水浄化装置
4・・・ブロワケーシング
15・・・ルーツロータ
30・・・駆動モータ
35・・・排出管
45・・・散気管ユニット(散気管)
・・・第2水浄化装置
73・・・ルーツポンプ
74・・・ポンプケーシング
96・・・2葉式ルーツロータ
108・・・駆動モータ
116・・・空気導入口
123・・・衝突部材
125・・・吸入管
129・・・放出口
152・・・取水口
150・・・小型船
151・・・船体
C・・・・・・第2実施形態の小型船を利用した水浄化装置

Claims (2)

  1. 小型船に設けた水浄化装置の放出口から河川又は池若しくは湖沼の水中に微細気泡を放出させることにより水を浄化する水浄化装置であって、
    前記水浄化装置は第1水浄化装置と第2水浄化装置とからなり、
    第1水浄化装置は、吸込口と吐出口を設けたブロワケーシング内に収められた一対の3葉ルーツロータを駆動モータにより回転自在に設けたルーツブロワと、その吐出口に一端を接続し他端を前記小型船の船体の外側へ臨ませるように設けた排出管と、その他端に接続した散気管とを備え、
    前記ルーツブロワの運転により外部から吸引される空気を前記散気管に供給することにより当該散気管で発生する多量の微細気泡を水中に放出させ、
    第2水浄化装置は、吸込口と吐出口を設けたポンプケーシング内に収められた一対の2葉式ルーツロータを駆動モータにより回転自在に設けたルーツポンプと、その吸込口に一端を接続し前記船体に設けられた取水口に他端を接続した吸入管と、その吐出口に一端を接続し前記船体の外側へ他端側の放出口を臨ませた排出管とを備え、その吸入管に連通する管路に空気導入口と、吸い込んだ水を衝突させる衝突部材とを設け、
    前記ルーツポンプの運転により前記取水口から水を吸い込むと共に前記空気導入口から取り込まれる空気が混合した水を前記衝突部材に衝突させることにより多量の気泡を発生させ、かつ、前記ルーツポンプによる圧縮作用により該気泡を微細化し、その微細化された気泡が含まれた水を前記放出口から水中に放出させるように構成したことを特徴とする小型船を利用した水浄化装置。
  2. 小型船に設けた水浄化装置の放出口から河川又は池若しくは湖沼の水中に微細気泡を放出させることにより水を浄化する水浄化装置であって、
    吸込口と吐出口を設けたポンプケーシング内に収められた一対の2葉式ルーツロータを駆動モータにより回転自在に設けたルーツポンプと、その吸込口に一端を接続し前記船体に設けられた取水口に他端を接続した吸入管と、その吐出口に一端を接続し前記船体の外側へ他端側の放出口を臨ませた排出管とを備え、その吸入管に連通する管路に空気導入口と、吸い込んだ水を衝突させる衝突部材とを設け、
    前記ルーツポンプの運転により前記取水口から水を吸い込むと共に前記空気導入口から取り込まれる空気が混合した水を前記衝突部材に衝突させることにより多量の気泡を発生させ、かつ、前記ルーツポンプによる圧縮作用により該気泡を微細化し、その微細化された気泡が含まれた水を前記放出口から水中に放出させるように構成したことを特徴とする小型船を利用した水浄化装置。
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