JP4968642B2 - Icカード用コネクタ - Google Patents

Icカード用コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4968642B2
JP4968642B2 JP2006271384A JP2006271384A JP4968642B2 JP 4968642 B2 JP4968642 B2 JP 4968642B2 JP 2006271384 A JP2006271384 A JP 2006271384A JP 2006271384 A JP2006271384 A JP 2006271384A JP 4968642 B2 JP4968642 B2 JP 4968642B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
insertion path
connector
card insertion
slider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006271384A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008090636A (ja
Inventor
光宏 吉田
孝一郎 江尻
省吾 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMK Corp filed Critical SMK Corp
Priority to JP2006271384A priority Critical patent/JP4968642B2/ja
Publication of JP2008090636A publication Critical patent/JP2008090636A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4968642B2 publication Critical patent/JP4968642B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

本発明は、ICカードの接続を行うICカード用コネクタに関する。
従来、この種のICカード用コネクタとしては、下記に示すような構造のものが提案されていた。
まず、従来のICカード用コネクタの構造について図面を参照して説明する。ここで、
図3は従来のICカード用コネクタの正面図、図4は図3のX-X線断面図である。
図示のように従来のICカード用コネクタ1は、コネクタハウジング2に、ICカードAを挿入するためのカード挿入通路3が設けらけれている。カード挿入通路3は、対向する広面3aと対向する挟面3bとで断面長方形状に形成されている。コネクタハウジング2内には、カード挿入通路3に臨ませてICカードAの各板状電極に接触させる各コンタクト4が組み込まれている
コネクタハウジング2内には、カード挿入通路3の脇にハートカム式ロック機構5が組み込まれている。ハートカム式ロック機構5は、カード挿入通路3にICカードAが挿入されたときにロックし、ロック状態のICカードAに再度押し込み力が加わったときにはこのICカードAをカード挿入通路3の手前側に戻す構造になっている。
本例のハートカム式ロック機構5は、基本的には、ハートカム6が設けられていて前後にスライドするスライダー7と、このスライダー7上にハートカム6の周囲と奥側に向けて設けられたガイド溝8と、基端の折り曲げ部9aがコネクタハウジング2の奥側に回転自在に支持され、先端の折り曲げ部9bがガイド溝8に嵌められているロックピン9と、基端がコネクタハウジング2の奥側に当接され、先端がスライダー7に当接されてこのスライダー7をカード挿入通路3の手前側に戻すコイルスプリング10と、スライダー7の奥部に一体に設けられて挿入されたICカードAの奥部を受けるカード受け部11とを備えた構造になっている。ハートカム6の外周部分に存在するガイド溝8の部分は、ロックピン9の先端の折り曲げ部9bが一方向にのみ回れるように各部分で底面が進行方向に傾斜面として上昇し、次の傾斜面との境界で段差部となって次の傾斜面の最低部に続くようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
このようなICカード用コネクタ1では、操作者の操作でICカードAがカード挿入通路3に押し込まれ、このICカードAの押し込みによりカード受け部11を介してスライダー7が奥に押し込まれ、このスライダー7の押し込み動作で、停止状態のロックピン9の先端の折り曲げ部9bが相対的に前に出て、この折り曲げ部9bがハートカム6の外周部分で両側の円弧状部がなす凹部6aの所に回ってきたときにスライダー7がロックされ、ICカードAがカード挿入通路3内の所定の位置に置かれ、電気的な接続になる。スライダー7が奥に押し込まれると、コイルスプリング10が圧縮されて蓄勢される。この状態で、ICカードAの外に出ている端部を再度押し込むと、カード受け部11を介してスライダー7が再度奥に押し込まれ、このスライダー7の押し込み動作で、停止状態のロックピン9の先端の折り曲げ部9bが相対的に前に出て、この折り曲げ部9bがハートカム6の外周の凹部6aから外れて再度一方向に回り出す。この動作でロックピン9の先端の折り曲げ部9bが、前後方向に延びるガイド溝8の直線部分に入り、コイルスプリング10の蓄勢により、スライダー7が手前側に戻され、ICカードAが外に出るのでカード挿入通路3から取り出す。
特開2003−317861号公報 図1
しかしながら、このようなICカード用コネクタ1では、ICカードAをコネクタハウジング2から外そうとして、ICカードAの外に出ている端部を再度押し込み、カード受け部11を介してスライダー7を再度奥に押し込んで、ロックピン9の折り曲げ部9bをハートカム6の外周の凹部6aから外すと、コイルスプリング10の蓄勢力でスライダー7が手前側に一気に戻され、ICカードAが外に出る際にこのICカードAがコネクタハウジング2の外に放り出される場合があった。
本発明の目的は、コイルスプリングの蓄勢力でICカードが外に出される際に、コネクタハウジングの外に放り出されるのを防止できるICカード用コネクタを提供することにある。
上記の如き課題を解決し、所期の目的を達成する本発明のICカード用コネクタの構成を説明すると、次のとおりである。
請求項1に記載の発明は、コネクタハウジング内にICカードを挿入するために対向する広面と対向する挟面とでカード挿入通路が設けられ、前記カード挿入通路内に前記ICカードの各電極に接触する各コンタクトが組み込まれ、前記カード挿入通路に沿わせて前記コネクタハウジングの側部にハートカム式ロック機構が組み込まれ、前記ハートカム式ロック機構は前記カード挿入通路に前記ICカードが挿入されたときにロックし、ロック状態の前記ICカードに再度押し込み力が加わったときには前記ICカードを前記カード挿入通路の手前側に戻す構造になっているICカード用コネクタであって、
前記ハートカム式ロック機構は、前記ICカードの挿入で後退し、前記ICカードの排出時に手前側に戻るスライダーを備え、前記スライダーの手前側の部分に、前記カード挿入通路の対向する広面に直交する方向に弾性的に曲がる板バネが連設され、前記板バネの手前側の端部に操作子が固定され、前記操作子は前記カード挿入通路側に張り出して前記ICカードを受けるカード受け部を備えていることを特徴とする。
本発明に係るICカード用コネクタでは、コイルスプリングの蓄勢力でICカードが外に出される際に、コネクタハウジングの外に放り出されるのを、カード挿入通路側に張り出している操作子のカード受け部で受けることにより防止するができる。
ICカードをカード挿入通路に挿入するには、操作子のカード受け部が邪魔になるが、板バネの曲がり易い性質を利用して操作子を押し下げ、一緒にカード受け部を下げ、この状態でICカードを容易にカード挿入通路に挿入することができる。操作子の押し下げ力を除去すると、板バネの復元力で操作子とカード受け部とは、元の位置に戻る。
以下、本発明に係るICカード用コネクタを実施するための最良の形態を、図面を参照して詳細に説明する。ここで、図1は本発明に係るICカード用コネクタを実施するための最良の形態を示す斜視図である。なお、前述した図3と図4と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例のICカード用コネクタ1では、スライダー7の手前側の部分に、カード挿入通路3の対向する広面3aに直交する方向に弾性的に曲がる板バネ12が連設されている。この板バネ12の手前側の端部に操作子13が一体に固定されている。操作子13は、カード挿入通路3側に張り出してICカードAを受けるカード受け部13aを備えている。
次に本例のICカード用コネクタ1にICカードの挿入方法を説明する。図2(A)(B)は本例のICカード用コネクタでコネクタハウジングの上部を外した状態の断面図であり、ICカード挿入前の状態とICカードが挿入された状態を示している。
ICカードAをカード挿入通路3に挿入するには、操作子13のカード受け部13aが邪魔になるが、板バネ12の曲がり易い性質を利用して操作子13を押し下げ、一緒にカード受け部13aを下げ、この状態でICカードAを容易にカード挿入通路3に挿入することができる。操作子13の押し下げ力を除去すると、板バネ12の復元力で操作子13とカード受け部13aとは、元の位置に戻り、図2(A)に示す状態となる。このハートカム式ロック機構5では、ICカードAのカード挿入通路3に対する挿入時に、操作子13を押し込むと、そのカード受け部13aでICカードAをカード挿入通路3に挿入することができる。
このような構造のICカード用コネクタ1では、コイルスプリング10の蓄勢力でICカードAが外に出される際に、コネクタハウジング2の外に放り出されるのを、カード挿入通路3側に張り出している操作子13のカード受け部13aで受けることにより防止するができる。
本発明に係るICカード用コネクタの一例を示す斜視図である。 同上の上部を外した状態の断面図であり、(A)はICカード挿入前、(B)はICカードを挿入した状態である。 従来のICカード用コネクタの一例を示す正面図である。 同上のX-X線断面図である。
符号の説明
A ICカード
1 ICカード用コネクタ
2 コネクタハウジング
3 カード挿入通路
3a 広面
3b 挟面
4 コンタクト
5 ハートカム式ロック機構
6 ハートカム
7 スライダー
8 ガイド溝
9 ロックピン
9a 折り曲げ部
9b 折り曲げ部
9 ロックピン
10 コイルスプリング
11 カード受け部
12 板バネ
13 操作子
13a カード受け部

Claims (1)

  1. コネクタハウジング内にICカードを挿入するために対向する広面と対向する挟面とでカード挿入通路が設けられ、前記カード挿入通路内に前記ICカードの各電極に接触する各コンタクトが組み込まれ、前記カード挿入通路に沿わせて前記コネクタハウジングの側部にハートカム式ロック機構が組み込まれ、前記ハートカム式ロック機構は前記カード挿入通路に前記ICカードが挿入されたときにロックし、ロック状態の前記ICカードに再度押し込み力が加わったときには前記ICカードを前記カード挿入通路の手前側に戻す構造になっているICカード用コネクタであって、
    前記ハートカム式ロック機構は、前記ICカードの挿入で後退し、前記ICカードの排出時に手前側に戻るスライダーを備え、前記スライダーの手前側の部分に、前記カード挿入通路の対向する広面に直交する方向に弾性的に曲がる板バネが連設され、前記板バネの手前側の端部に操作子が固定され、前記操作子は前記カード挿入通路側に張り出して前記ICカードを受けるカード受け部を備えていることを特徴とするICカード用コネクタ。
JP2006271384A 2006-10-03 2006-10-03 Icカード用コネクタ Expired - Fee Related JP4968642B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006271384A JP4968642B2 (ja) 2006-10-03 2006-10-03 Icカード用コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006271384A JP4968642B2 (ja) 2006-10-03 2006-10-03 Icカード用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008090636A JP2008090636A (ja) 2008-04-17
JP4968642B2 true JP4968642B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=39374703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006271384A Expired - Fee Related JP4968642B2 (ja) 2006-10-03 2006-10-03 Icカード用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4968642B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62156781A (ja) * 1985-12-27 1987-07-11 Casio Comput Co Ltd 小型電子機器
JP3536212B1 (ja) * 2002-12-27 2004-06-07 日本航空電子工業株式会社 スライダ付きカードコネクタ
JP4030119B2 (ja) * 2004-06-30 2008-01-09 日本航空電子工業株式会社 カード用コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008090636A (ja) 2008-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1557781B1 (en) A card connector for an electronic device and a contact used therein
US7309259B2 (en) Electrical card connector with shutter mechanism
TWM294759U (en) Card connector
KR101727363B1 (ko) 평형 도체용 전기 커넥터
KR20070056986A (ko) 이젝팅 부재에 캠 팔로워 및 잠금 부재를 일체화 한 카드커넥터
WO2004105190A1 (ja) メモリカード用コネクタ
JP2004152623A (ja) コネクタのコンタクト構造並びにコネクタ
US8851911B2 (en) Card connector
JP2002270299A (ja) カード用コネクタ
JP2010073549A (ja) コネクタおよびその製造方法
JP2004335172A (ja) カードコネクタ
JP5093823B2 (ja) コネクタ
JP4968642B2 (ja) Icカード用コネクタ
US7014508B2 (en) Multi-card connector assembly with a movable multi-card connector
JP4023389B2 (ja) メモリカード用ソケット
TWI374580B (ja)
KR100717741B1 (ko) 이동통신단말기의 커넥터용 스위치단자 구조
JP3798335B2 (ja) Icカード用コネクタ
JP3989821B2 (ja) カードコネクタ
JP2008091224A (ja) Icカード用コネクタ
JP2001291553A (ja) カード用コネクタ
JP4009524B2 (ja) カードコネクタ
JP5952162B2 (ja) カード用コネクタ
JP2006066348A (ja) カード用電気コネクタ
JP2003346975A (ja) カードコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120229

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120326

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees