JP4966272B2 - 金融商品取引管理装置、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、外国為替等、金融商品の取引を管理、支援する技術に関する。
外国為替等の金融商品の取引方法として、注文時の価格で取引を行う成行注文の他に、指値注文が知られている。この指値注文とは、予め顧客から売買値段の指定を受ける注文形態のことであり、金融商品の取扱業者は対象となる金融商品が指定された金額まで下がったときに当該金融商品の買い注文を行い、あるいは、指定された金額まで上がったときに当該金融商品の売り注文を行う。従来、この金融商品の指値注文をコンピュータシステムを用いて行う発明が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−99787号公報
ここで、金融商品の指値注文においては、イフダンオーダー(順位のある2つの注文を同時に出し、第一順位の注文(以下「第一注文」と称する。)が成立したら、自動的に第二順位の注文(以下「第二注文」と称する。)が有効になる注文形式のこと。本明細書において同じ。)が行われることも多い、しかし、引用文献1に記載の発明においては、イフダンオーダーの指値注文に対応できないという問題がある。また、一の顧客が特定の金融商品について複数のイフダンオーダーを行う場合もある。しかし、引用文献1に記載の発明においては、システムを利用する顧客が複数のイフダンオーダーを個別に注文していかねばならず、顧客の注文手続が煩雑になるという問題がある。一方、金融商品の相場が従来の相場よりも大きく変動してしまい当面回復の見込みがない場合には、当該金融商品を所持する取引者は、損害を最小限に留めるべく当該金融商品の売却を望む場合が多い。しかし、引用文献1に記載の発明において、金融商品の取引を行うべくシステムを利用する顧客は、指値注文の買い注文によって取得した金融商品を将来の相場の状況に応じて自動的に売却することはできず、またイフダンオーダーを相場の状況に応じて自動的に中止させることができないという問題がある。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、金融商品の指値注文において、システムを利用する顧客が煩雑な注文手続を行うことなく複数のイフダンオーダーを行うことができ、また将来の相場の状況に応じてイフダンオーダーを自動的に自動的に中止させることができて、システムを利用する顧客の利便性を高めると共にイフダンオーダーを行う際に顧客が被るリスクを低減させることができる金融商品取引管理装置を提供することを課題としている。
上記課題を実現するために、請求項1に記載の発明は、オンライン端末としてのクライアント端末を用いて行われる、相場価格が変動する金融商品の売買取引を管理する金融商品取引管理装置であって、前記クライアント端末の表示手段に、売買を希望する前記金融商品の種類を選択するための売買希望入力手段、前記金融商品の持高としてのポジションごとの金額を入力するための金額入力欄、前記金融商品の購入注文価格又は販売注文価格としての第一注文価格を入力するための第一注文価格入力欄、前記金融商品の指値注文による販売注文価格又は購入注文価格としての第二注文価格を入力するための第二注文価格入力欄、前記金融商品の逆指値注文による販売注文価格又は購入注文価格を入力するための逆指値注文価格入力欄、前記第一注文価格と前記第二注文価格とによる取引を繰り返し行うか否かの命令を入力するための繰り返し要否入力欄、各入力手段及び入力欄にて選択・入力された情報としての、前記金融商品の売買注文を行うための売買注文申込情報を確定して該確定された前記売買注文申込情報を前記クライアント端末から送信させる承認手段をそれぞれ画面表示させるフロントページ配信手段と、前記クライアント端末から送信された売買注文申込情報を受け付ける注文入力受付手段と、該注文入力受付手段が受け付け、かつ前記承認手段がクリックされることで前記クライアント端末から送信された前記売買注文申込情報に基づいて、前記売買希望入力手段によって選択された金融商品の、前記金額入力欄に入力された金額を一の前記ポジションとする注文情報を生成する注文情報生成手段と、前記注文情報生成手段が生成した前記注文情報を記録する注文情報記録手段と、前記注文情報に基づいて前記金融商品の約定を行う約定情報生成手段と、前記金融商品の前記相場価格情報を取得する価格情報受信手段と、特定顧客の証拠金情報の生成及び管理を行う口座情報生成手段と、前記証拠金情報を記録する顧客口座情報記録手段とを備え、前記注文情報生成手段は、前記承認手段の一のクリックによって前記クライアント端末から送信された一の前記売買注文申込情報に基づいて、同一種類の前記金融商品について、前記第一注文価格入力欄に入力された前記第一注文価格について買いの指値注文を行う第一注文情報、及び、前記第二注文価格入力欄に入力された前記第二注文価格について売りの指値注文を行う第二注文情報、及び、前記逆指値注文情報入力欄に入力された価格について売りの逆指値注文を行う逆指値注文情報からなる注文情報群を複数生成し、前記注文情報生成手段は、前記繰り返し要否入力欄に繰り返しを要する入力がされている場合には前記注文情報群の生成を繰り返し、前記注文情報記録手段には前記注文情報群が記録され、前記約定情報生成手段は、前記第一注文情報が買いの指値注文である場合であって、前記価格情報受信手段において取得された前記金融商品の前記相場価格が下落して前記第一注文価格入力欄に入力された価格と等しくなった場合、前記注文情報記録手段に記録された前記注文情報群を形成する個々の前記注文情報のうち前記第一注文情報に基づいて前記約定を行うと共に、前記価格情報受信手段において取得された前記金融商品の前記相場価格が前記第一注文価格入力欄に入力された価格以下まで一旦下落したのちに上昇して前記第二注文価格入力欄に入力された価格と等しくなった場合、前記第二注文情報に基づいて前記金融商品の前記約定を行うことで、前記第一注文情報に基づく前記金融商品の約定と前記第二注文情報に基づく前記金融商品の約定とを行うと共に、未約定の前記逆指値注文情報をキャンセル処理し、前記注文情報生成手段は、一の前記注文情報群を形成する前記第一注文情報と前記第二注文情報と前記逆指値注文情報とについて、前記第一注文情報に基づく前記金融商品の約定と前記第二注文情報に基づく前記金融商品の約定と前記逆指値注文情報のキャンセル処理とが行われた場合に新たな前記注文情報群を生成させ、前記口座情報生成手段は、前記注文情報群を生成する際に前記顧客口座情報記録手段の前記証拠金情報を取得し、前記注文入力受付手段は、取得された前記証拠金情報と前記フロントページ配信手段によって前記クライアント端末に画面表示された各入力欄にそれぞれ入力された数値に基づいて算出される注文総額とを対比して、前記注文情報生成手段は、前記証拠金情報の証拠金の額が前記注文総額以上である場合に、前記注文情報記録手段に記録された前記注文情報群を形成する個々の前記注文情報に基づいて前記注文情報群の生成を行い、前記約定情報生成手段は、前記逆指値注文情報に基づいて約定を行った場合、該逆指値注文情報を生成した前記売買注文申込情報に基づいて生成される注文情報群のうち、前記逆指値注文情報の約定時点で未約定である前記注文情報群を全てキャンセル処理することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、オンライン端末としてのクライアント端末を用いて行われる、相場価格が変動する金融商品の売買取引を管理する金融商品取引管理装置であって、前記クライアント端末の表示手段に、売買を希望する前記金融商品の種類を選択するための売買希望入力手段、前記金融商品の持高としてのポジションごとの金額を入力するための金額入力欄、前記金融商品の販売注文価格又は購入注文価格としての第一注文価格を入力するための第一注文価格入力欄、前記金融商品の指値注文による購入注文価格又は販売注文価格としての第二注文価格を入力するための第二注文価格入力欄、前記金融商品の逆指値注文による購入注文価格又は販売注文価格を入力するための逆指値注文価格入力欄、前記第一注文価格と前記第二注文価格とによる取引を繰り返し行うか否かの命令を入力するための繰り返し要否入力欄、各入力手段及び入力欄にて選択・入力された情報としての、前記金融商品の売買注文を行うための売買注文申込情報を確定して該確定された前記売買注文申込情報を前記クライアント端末から送信させる承認手段をそれぞれ画面表示させるフロントページ配信手段と、前記クライアント端末から送信された売買注文申込情報を受け付ける注文入力受付手段と、該注文入力受付手段が受け付け、かつ前記承認手段がクリックされることで前記クライアント端末から送信された前記売買注文申込情報に基づいて、前記売買希望入力手段によって選択された金融商品の、前記金額入力欄に入力された金額を一の前記ポジションとする注文情報を生成する注文情報生成手段と、前記注文情報生成手段が生成した前記注文情報を記録する注文情報記録手段と、前記注文情報に基づいて前記金融商品の約定を行う約定情報生成手段と、前記金融商品の前記相場価格情報を取得する価格情報受信手段と、特定顧客の証拠金情報の生成及び管理を行う口座情報生成手段と、前記証拠金情報を記録する顧客口座情報記録手段とを備え、前記注文情報生成手段は、前記承認手段の一のクリックによって前記クライアント端末から送信された一の前記売買注文申込情報に基づいて、同一種類の前記金融商品について、前記第一注文価格入力欄に入力された前記第一注文価格について売りの指値注文を行う第一注文情報、及び、前記第二注文価格入力欄に入力された前記第二注文価格について買いの指値注文を行う第二注文情報、及び、前記逆指値注文情報入力欄に入力された価格について買いの逆指値注文を行う逆指値注文情報からなる注文情報群を複数生成し、前記注文情報生成手段は、前記繰り返し要否入力欄に繰り返しを要する入力がされている場合には前記注文情報群の生成を繰り返し、前記注文情報記録手段には前記注文情報群が記録され、前記約定情報生成手段は、前記第一注文情報が売りの指値注文である場合であって、前記価格情報受信手段において取得された前記金融商品の前記相場価格が上昇して前記第一注文価格入力欄に入力された価格と等しくなった場合、前記注文情報記録手段に記録された前記注文情報群を形成する個々の前記注文情報のうち前記第一注文情報に基づいて前記約定を行うと共に、前記価格情報受信手段において取得された前記金融商品の前記相場価格が前記第一注文価格入力欄に入力された価格以上まで一旦上昇したのちに下落して前記第二注文価格入力欄に入力された価格と等しくなった場合、前記第二注文情報に基づいて前記金融商品の前記約定を行うことで、前記第一注文情報に基づく前記金融商品の約定と前記第二注文情報に基づく前記金融商品の約定とを行うと共に、未約定の前記逆指値注文情報をキャンセル処理し、前記注文情報生成手段は、一の前記注文情報群を形成する前記第一注文情報と前記第二注文情報と前記逆指値注文情報とについて、前記第一注文情報に基づく前記金融商品の約定と前記第二注文情報に基づく前記金融商品の約定と前記逆指値注文情報のキャンセル処理とが行われた場合に新たな前記注文情報群を生成させ、前記口座情報生成手段は、前記注文情報群を生成する際に前記顧客口座情報記録手段の前記証拠金情報を取得し、前記注文入力受付手段は、取得された前記証拠金情報と前記フロントページ配信手段によって前記クライアント端末に画面表示された各入力欄にそれぞれ入力された数値に基づいて算出される注文総額とを対比して、前記注文情報生成手段は、前記証拠金情報の証拠金の額が前記注文総額以上である場合に、前記注文情報記録手段に記録された前記注文情報群を形成する個々の前記注文情報に基づいて前記注文情報群の生成を行い、前記約定情報生成手段は、前記逆指値注文情報に基づいて約定を行った場合、該逆指値注文情報を生成した前記売買注文申込情報に基づいて生成される注文情報群のうち、前記逆指値注文情報の約定時点で未約定である前記注文情報群を全てキャンセル処理することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記約定情報生成手段は、一旦生成された前記金融商品の注文に対するキャンセル要求があった場合、該キャンセル要求のあった注文に関する前記注文情報が含まれる前記注文情報群を抽出し、該注文情報群に含まれる約定前の前記注文情報を全てキャンセル処理することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至の何れか一つに記載の構成に加え、前記金融商品は外国為替であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、プログラムであって、コンピュータを請求項1乃至7の何れか一つに記載の金融商品取引管理装置として機能させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、クライアント端末の表示手段に、売買を希望する金融商品の種類を選択するための売買希望入力手段、金融商品の持高としてのポジションごとの金額を入力するための金額入力欄、金融商品の購入注文価格又は販売注文価格としての第一注文価格を入力するための第一注文価格入力欄、金融商品の指値注文による販売注文価格又は購入注文価格としての第二注文価格を入力するための第二注文価格入力欄、金融商品の逆指値注文による販売注文価格又は購入注文価格を入力するための逆指値注文価格入力欄、第一注文価格と第二注文価格とによる取引を繰り返し行うか否かの命令を入力するための繰り返し要否入力欄、各入力手段及び入力欄にて選択・入力された情報としての、金融商品の売買注文を行うための売買注文申込情報を確定して確定された売買注文申込情報をクライアント端末から送信させる承認手段をそれぞれ画面表示させるフロントページ配信手段と、クライアント端末から送信された売買注文申込情報を受け付ける注文入力受付手段と、注文入力受付手段が受け付け、かつ承認手段がクリックされることでクライアント端末から送信された売買注文申込情報に基づいて、売買希望入力手段によって選択された金融商品の、金額入力欄に入力された金額を一のポジションとする注文情報を生成する注文情報生成手段と、注文情報生成手段が生成した注文情報を記録する注文情報記録手段と、金融商品の相場価格情報を取得する価格情報受信手段と、特定顧客の証拠金情報の生成及び管理を行う口座情報生成手段と、証拠金情報を記録する顧客口座情報記録手段とを備え、注文情報生成手段は、承認手段の一のクリックによってクライアント端末から送信された一の売買注文申込情報に基づいて、同一種類の金融商品について、第一注文価格入力欄に入力された第一注文価格について買いの指値注文を行う第一注文情報、及び、第二注文価格入力欄に入力された第二注文価格について売りの指値注文を行う第二注文情報、及び、逆指値注文情報入力欄に入力された価格について売りの逆指値注文を行う逆指値注文情報からなる注文情報群を複数生成し、注文情報生成手段は、繰り返し要否入力欄に繰り返しを要する入力がされている場合には注文情報群の生成を繰り返し、注文情報記録手段には注文情報群が記録されることにより、金融商品取引管理装置を利用する顧客が金融商品を売買する際、顧客がクライアント端末側で一の注文手続きを行うことで、同一種類の複数価格の金融商品を複数のイフダンオーダーによって繰り返し注文することができ、かつ、当該顧客が将来的に所有する金融商品を逆指値注文によって売却することもできる。これにより、指値注文により金融商品の売買を行う顧客の利便性を向上させつつ、金融商品の指値注文において、システムを利用する顧客が煩雑な注文手続を行うことなく複数のイフダンオーダーを行うことができ、また将来の相場の状況に応じてイフダンオーダーを自動的に中止させることができて、システムを利用する顧客の利便性を高めると共にイフダンオーダーを行う際に顧客が被るリスクを低減させることができる。
請求項1に記載の発明によれば、注文情報に基づいて金融商品の約定を行う約定情報生成手段を備え、約定情報生成手段は、第一注文情報が買いの指値注文である場合であって、価格情報受信手段において取得された金融商品の相場価格が下落して第一注文価格入力欄に入力された価格と等しくなった場合、注文情報記録手段に記録された注文情報群を形成する個々の注文情報のうち第一注文情報に基づいて約定を行うと共に、価格情報受信手段において取得された金融商品の相場価格が第一注文価格入力欄に入力された価格以下まで一旦下落したのちに上昇して第二注文価格入力欄に入力された価格と等しくなった場合、第二注文情報に基づいて金融商品の約定を行うことで、第一注文情報に基づく金融商品の約定と第二注文情報に基づく金融商品の約定とを行うと共に、未約定の逆指値注文情報をキャンセル処理し、注文情報生成手段は、一の注文情報群を形成する第一注文情報と第二注文情報と逆指値注文情報とについて、第一注文情報に基づく金融商品の約定と第二注文情報に基づく金融商品の約定と逆指値注文情報のキャンセル処理とが行われた場合に新たな注文情報群を生成させることにより、クライアント端末から受信されて注文情報記録手段に記録された一の指示に基づいて、コンピュータシステム上で複数のイフダンオーダーによる取引を実現できる。これにより、金融商品の指値注文において、システムを利用する顧客が煩雑な注文手続を行うことなく複数のイフダンオーダーを行うことができて、システムを利用する顧客の利便性を高めることができる。
請求項1に記載の発明によれば、約定情報生成手段は注文情報記録手段に記録された注文情報群を形成する個々の注文情報に基づいて金融商品の約定を行い、約定情報生成手段は、逆指値注文情報に基づいて約定を行った場合、逆指値注文情報を生成した売買注文申込情報に基づいて生成される注文情報群のうち、逆指値注文情報の約定時点で未約定である注文情報群を全てキャンセル処理することにより、一の逆指値注文情報に基づいて、特定時点以降におけるイフダンオーダー等の指値注文による売買を全て中止させることができる。これにより、金融商品の相場が従来の相場よりも大きく変動してしまい当面回復の見込みがない場合等において、指値取引を行う顧客が被る損害を最小限に留めることができる。
請求項1に記載の発明によれば、特定顧客の証拠金情報の生成及び管理を行う口座情報生成手段と、証拠金情報を記録する顧客口座情報記録手段とを備え、口座情報生成手段は、注文情報群を生成する際に顧客口座情報記録手段の証拠金情報を取得し、注文入力受付手段は、取得された証拠金情報とフロントページ配信手段によってクライアント端末に画面表示された各入力欄にそれぞれ入力された数値に基づいて算出される注文総額とを対比して、注文情報生成手段は、証拠金情報の証拠金の額が注文総額以上である場合に、注文情報記録手段に記録された注文情報群を形成する個々の注文情報に基づいて注文情報群の生成を行うことにより、支払いが確実にできる場合にのみイフダンオーダーによる指値注文を受け付け、支払い不能による商取引上の支障が生ずることなくシステムを運用できる。
請求項2に記載の発明によれば、クライアント端末の表示手段に、売買を希望する金融商品の種類を選択するための売買希望入力手段、金融商品の持高としてのポジションごとの金額を入力するための金額入力欄、金融商品の販売注文価格又は購入注文価格としての第一注文価格を入力するための第一注文価格入力欄、金融商品の指値注文による購入注文価格又は販売注文価格としての第二注文価格を入力するための第二注文価格入力欄、金融商品の逆指値注文による購入注文価格又は販売注文価格を入力するための逆指値注文価格入力欄、第一注文価格と第二注文価格とによる取引を繰り返し行うか否かの命令を入力するための繰り返し要否入力欄、各入力手段及び入力欄にて選択・入力された情報としての、金融商品の売買注文を行うための売買注文申込情報を確定して確定された売買注文申込情報をクライアント端末から送信させる承認手段をそれぞれ画面表示させるフロントページ配信手段と、クライアント端末から送信された売買注文申込情報を受け付ける注文入力受付手段と、注文入力受付手段が受け付け、かつ承認手段がクリックされることでクライアント端末から送信された売買注文申込情報に基づいて、売買希望入力手段によって選択された金融商品の、金額入力欄に入力された金額を一のポジションとする注文情報を生成する注文情報生成手段と、注文情報生成手段が生成した注文情報を記録する注文情報記録手段と、金融商品の相場価格情報を取得する価格情報受信手段と、特定顧客の証拠金情報の生成及び管理を行う口座情報生成手段と、証拠金情報を記録する顧客口座情報記録手段とを備え、注文情報生成手段は、承認手段の一のクリックによってクライアント端末から送信された一の売買注文申込情報に基づいて、同一種類の金融商品について、第一注文価格入力欄に入力された第一注文価格について売りの指値注文を行う第一注文情報、及び、第二注文価格入力欄に入力された第二注文価格について買いの指値注文を行う第二注文情報、及び、逆指値注文情報入力欄に入力された価格について買いの逆指値注文を行う逆指値注文情報からなる注文情報群を複数生成し、注文情報生成手段は、繰り返し要否入力欄に繰り返しを要する入力がされている場合には注文情報群の生成を繰り返し、注文情報記録手段には注文情報群が記録されることにより、金融商品取引管理装置を利用する顧客が金融商品を売買する際、顧客がクライアント端末側で一の注文手続きを行うことで、同一種類の複数価格の金融商品を複数のイフダンオーダーによって繰り返し注文することができ、かつ、当該顧客が将来的に所有する金融商品を逆指値注文によって売却することもできる。これにより、指値注文により金融商品の売買を行う顧客の利便性を向上させつつ、金融商品の指値注文において、システムを利用する顧客が煩雑な注文手続を行うことなく複数のイフダンオーダーを行うことができ、また将来の相場の状況に応じてイフダンオーダーを自動的に中止させることができて、システムを利用する顧客の利便性を高めると共にイフダンオーダーを行う際に顧客が被るリスクを低減させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、注文情報に基づいて金融商品の約定を行う約定情報生成手段とを備え、約定情報生成手段は、第一注文情報が売りの指値注文である場合であって、価格情報受信手段において取得された金融商品の相場価格が上昇して第一注文価格入力欄に入力された価格と等しくなった場合、注文情報記録手段に記録された注文情報群を形成する個々の注文情報のうち第一注文情報に基づいて約定を行うと共に、価格情報受信手段において取得された金融商品の相場価格が第一注文価格入力欄に入力された価格以上まで一旦上昇したのちに下落して第二注文価格入力欄に入力された価格と等しくなった場合、第二注文情報に基づいて金融商品の約定を行うことで、第一注文情報に基づく金融商品の約定と第二注文情報に基づく金融商品の約定とを行うと共に、未約定の逆指値注文情報をキャンセル処理し、注文情報生成手段は、一の注文情報群を形成する第一注文情報と第二注文情報と逆指値注文情報とについて、第一注文情報に基づく金融商品の約定と第二注文情報に基づく金融商品の約定と逆指値注文情報のキャンセル処理とが行われた場合に新たな注文情報群を生成させることにより、クライアント端末から受信されて注文情報記録手段に記録された一の指示に基づいて、コンピュータシステム上で複数のイフダンオーダーによる取引を実現できる。これにより、金融商品の指値注文において、システムを利用する顧客が煩雑な注文手続を行うことなく複数のイフダンオーダーを行うことができて、システムを利用する顧客の利便性を高めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、約定情報生成手段は注文情報記録手段に記録された注文情報群を形成する個々の注文情報に基づいて金融商品の約定を行い、約定情報生成手段は、逆指値注文情報に基づいて約定を行った場合、逆指値注文情報を生成した売買注文申込情報に基づいて生成される注文情報群のうち、逆指値注文情報の約定時点で未約定である注文情報群を全てキャンセル処理することにより、一の逆指値注文情報に基づいて、特定時点以降におけるイフダンオーダー等の指値注文による売買を全て中止させることができる。これにより、金融商品の相場が従来の相場よりも大きく変動してしまい当面回復の見込みがない場合等において、指値取引を行う顧客が被る損害を最小限に留めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、特定顧客の証拠金情報の生成及び管理を行う口座情報生成手段と、証拠金情報を記録する顧客口座情報記録手段とを備え、口座情報生成手段は、注文情報群を生成する際に顧客口座情報記録手段の証拠金情報を取得し、注文入力受付手段は、取得された証拠金情報とフロントページ配信手段によってクライアント端末に画面表示された各入力欄にそれぞれ入力された数値に基づいて算出される注文総額とを対比して、注文情報生成手段は、証拠金情報の証拠金の額が注文総額以上である場合に、注文情報記録手段に記録された注文情報群を形成する個々の注文情報に基づいて注文情報群の生成を行うことにより、支払いが確実にできる場合にのみイフダンオーダーによる指値注文を受け付け、支払い不能による商取引上の支障が生ずることなくシステムを運用できる。
請求項に記載の発明によれば、約定情報生成手段は、一旦生成された金融商品の注文に対するキャンセル要求があった場合、該キャンセル要求のあった注文に関する注文情報が含まれる注文情報群を抽出し、該注文情報群に含まれる約定前の注文情報を全てキャンセル処理することにより、イフダンオーダーによる指値注文の取扱が煩雑化することを防止できる。これにより、システムを利用する顧客の利便性を一層高めつつ、システム構成及びシステムにおける情報処理の複雑化を防止できる。
請求項に記載の発明によれば、金融商品は外国為替であることにより、イフダンオーダーによって指値注文する需要の高い金融商品について本発明を適用し、システムを利用する顧客の利便性を一層高めることができる。
請求項に記載の発明によれば、本発明の金融商品取引管理装置をプログラム化し、多様なコンピュータハードウェア上で実現させることができる。
以下、この発明の一の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の金融商品取引管理システムのシステム構成図及び機能ブロック図である。同図に示すとおり、金融商品取引管理システム1Aは、金融商品取引管理装置1と、n個(n≧1)のクライアント端末2〜2とを備えており、金融商品取引管理装置1とクライアント端末2〜2は、WAN(Wide Area Network)としてのインターネット3を介して相互に交信可能である。本実施形態の金融商品取引管理システム1Aは、金融商品として外国為替を取扱う。これにより、イフダンオーダーによって指値注文する需要の高い金融商品について金融商品取引管理システム1Aを適用し、金融商品取引管理システム1Aを利用する顧客の利便性を一層高めることができる。
金融商品取引管理装置1は、金融商品の取扱業者が管理し運用するサーバコンピュータであり、Webサーバ機能、大容量のデータを保存するデータベース機能を備えている。クライアント端末2,・・・,2は、金融商品の売買を行う個人又は法人が所持し使用する、データ通信機能を有する通信端末であって、パーソナルコンピュータ、携帯電話端末等がこれに該当する。クライアント端末2,・・・,2は、マウスやキーボード等各種指示を入力するために用いられる操作部21,・・・,21、LCD(Liquid Crystal Display)等からなり操作部21,・・・,21から入力された各種指示等や各種画像を表示する表示部22,・・・,22を有している。なお、クライアント端末2,・・・,2、操作部21,・・・,21、表示部22,・・・,22は同じ構成を持つので、以下、区別する必要がある場合を除き、クライアント端末2、操作部21、表示部22とする。
図1には図示しないが、金融商品取引管理装置1は少なくとも1のCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)、及び、CPUの作業領域として機能するRAM(Random Access Memory)、起動用ブートプログラム等が記録されたROM(Read Only Memory)、各種プログラムやデータ等が記録されるハードディスク等の補助記憶装置、データの送受信に用いる通信インターフェース等が設けられている。補助記憶装置には、OS(Operating System)用プログラム、各種アプリケーションプログラム、データベースに記録されたデータ等が記録されており、これらのプログラムやデータはCPUの演算処理により、ハードウェア資源と協働して各種機能を実現する。
図1に示す通り、金融商品取引管理装置1は、上述した各種プログラムとハードウェア資源とに基づいて実現される機能手段としてのデータ処理部10、及び、データ処理部10にて処理される各種データが記録されるデータベース18を有する。データ処理部10は金融商品取引管理装置1において用いる各種データの生成、加工等の処理を行うものであり、更に、同じく機能手段としてのフロントページ配信部11、注文入力受付部(注文入力受付手段)12、入出金情報生成部13、約定情報生成部(約定情報生成手段)14、口座情報生成部15、注文情報生成部(注文情報生成手段)16、データベース(DB)接続基底部17、価格情報受信部19を有している。
注文入力受付部12は、クライアント端末2から入力された各種の注文に関するデータを受け付け、金融商品の注文を成立させるために必要な各種処理を行う。
入手金情報生成部13は、クライアント端末2から入出金のリクエストを受け付け、リクエストに基づいて入出金の一覧表を作成する。
注文情報生成部16は、注文入力受付部12が処理した情報に基づいて、成立した金融商品の注文に関する情報を生成する。ここでの注文には、いわゆる成行注文、指値注文に加え、イフダンオーダーも含まれる。
約定情報生成部14は、注文情報生成部16が生成した注文に基づく約定処理、及び、完了した約定処理に関する情報を顧客のクライアント端末2に送るための処理を行う。なお、ここでの「約定」とは、顧客の注文に基づいて金融商品の売買を成立されるための各種の手続並びに処理のことをいう。
口座情報生成部15は、顧客の預金残高情報を生成し、当該預金残高情報を証拠金情報(即ち、注文の約定を実現できることを裏付けるための情報)として管理する機能を有する。なお、口座情報生成部15において生成される預金残高に関する情報は、現実の預金残高と整合性を取るために、銀行等の金融機関が提供する、顧客の現実の預金残高に関する情報と定期的に照合される。
データベース接続基底部17は、データ処理部10において生成、加工処理されたデータとデータベース18にて記録されるデータとの変換(例えば論理的データ構造と物理的データ構造との相互変換)を行うと共に、データ処理部10とデータベース18との間でデータを交信するために必要な処理を行う。
データベース18は、金融商品取引管理装置1にて用いられるデータを記録する。本実施形態におけるデータベース18はリレーショナルデータベースによって形成するが、例えばオブジェクトデータベース等、大量のデータの記録や書換えに適したものであればどのような形式を用いてもよい。データベース18には、注文テーブル(注文情報記録手段)181、顧客口座情報テーブル182、通過ペア注文条件テーブル183、シーケンス番号テーブル184が記録されている。シーケンス番号テーブル184には注文情報(後述)ごとに一意に付されるシーケンス番号が記録される。
フロントページ配信部11は、クライアント端末2の表示部22にされる画像データを作成し、作成した画像データをクライアント端末2に送信する。
価格情報受信部19は、金融商品取引管理装置1にて扱う金融商品の価格についての情報を取得し、取得した情報に対し、データ処理部10にて用いるために必要な処理を行う。本実施形態においては、価格情報受信部19は外為の相場価格の情報を取得する。
図2Aは注文テーブル181のフィールド定義の模式図、図2Bは顧客口座情報テーブル182のフィールド定義の模式図、図2Cは通貨ペア注文条件テーブル183のフィールド定義の模式図である。これらの図に示す通り、各テーブル181,182,183は項目数分のフィールドを有し、フィールドの名称(フィールド名)、文字や数値や日時等のデータ型(型)、ビット長等のデータ長(長さ)、空欄不可指定(Not Null)、デフォルト値の有無(デフォルト値)、データの項目名(備考)等が規定される。
上述の金融商品取引管理装置1においては、金融商品の指値取引が行われる際、一の予約注文によって、同一種類の複数の金融商品の指値注文を複数のイフダンオーダーによって行うことができる。
次に、本実施形態の金融商品取引管理システム1Aにおけるイフダンオーダーによる指値注文の取引手順について説明する。
図3は、本実施形態の金融商品取引管理装置1における、イフダンオーダーによる指値注文を成立させる際の処理手順を示すフローチャートである。以下、同図に基づいて注文時の処理手順を説明する。
金融商品取引管理システム1Aを利用する顧客は、クライアント端末2を用いて金融商品取引管理装置1にアクセスする。金融商品取引管理装置1のフロントページ配信部11は、アクセスのあったクライアント端末2の表示部22に、第一の入力画面(図示せず)、及び図5にイメージ図を示す第二の入力画面40を表示させる。
第一の入力画面(図示せず)には、取引可能な通貨ペアの選択ボタンと、売買形態の選択ボタンと、取引形態(成行注文、指値注文、イフダンオーダーの指値注文、逆指値注文)の選択ボタンと、注文の有効期限(特定の年、月、あるいは無期限、等)を選択する有効期限選択ボタンと、各選択ボタンによる選択内容を確定させるための「選択」ボタン(いずれも図示せず)が設けられている。顧客は、売買を希望する通貨ペア、例えば日本円と米国ドルの通貨ペアの選択ボタンをクリックし、希望する売買形態、例えば「買い」の新規注文(即ち、新しくポジション(外貨の持高)を持つための注文)を選択する選択ボタンをクリックし、イフダンオーダーの指値注文の選択ボタンをクリックし、注文の有効期限として「無期限」を選択し、更に「選択」ボタンをクリックすると、金融商品取引管理装置1のフロントページ配信部11は、クライアント端末2の表示部22に第二の入力画面を表示させる。
図5に示す通り、第二の入力画面40には第一の入力画面において入力された事項、即ち、日本円と米国ドルの通貨ペアを示す表示41a、「買い」の新規注文のイフダン(IFD)オーダーを示す表示41b、有効期限が無期限であることの表示41cが表示されている。また、第二の入力画面40には、イフダンオーダーの条件設定の為の入力欄や選択ボタン、及び、これらの入力欄や選択ボタンによる入力や選択を確定するための「選択ボタン」が設けられている。即ち、第二の入力画面40には、「第一順位の注文情報」としての第一注文の約定価格を入力する第一注文価格入力欄42a、「第二順位の注文情報」としての第二注文の約定価格を入力する第二注文価格入力欄42b、「逆指値注文情報」としての逆指値注文の約定価格を入力する逆指値注文価格入力欄42c、一注文における一ポジションごとの金額を入力するポジション金額入力欄42d、一ポジションの第一注文が約定した後に一ポジションの第二注文が約定した際の利益額を入力するための利益額入力欄42eが設けられている。また、第二の入力画面40には、逆指値注文を有効にするためのチェックボックス43aと、リピートイフダンオーダー(イフダンオーダーの第二注文が成立すると同時に新たなイフダンオーダーを行うことで、複数のイフダンオーダーを繰り返し行う注文形式のこと。本明細書において同じ。)を選択するためのチェックボックス43bが設けられており、更に、入力・選択内容を確定するための注文確認ボタン44が設けられている
顧客は、第二の入力画面40の各入力欄42a〜42eに希望する数値を入力し、各チェックボックス43a,43bに希望する注文形式をチェックする。図5には、顧客が、第一注文価格入力欄41aに1ドル105.00円、第二注文価格入力欄に1ドル105.50円、逆指値注文価格入力欄43cに1ドル104.50円、ポジション金額入力欄42dに1ポジション10万ドル、利益額入力欄42eに利益額36,000円が入力され、各チェックボックス43a,43bがチェックされて逆指値注文とリピートイフダンオーダーが有効となった状態が示されている。
なお、図示しないが、この実施の形態においては、例えば、第二の入力画面40にポジションの数(又は注文情報群(同一種類の複数の金融商品を二つの価格(即ち、第一注文の価格と第二注文の価格)で一定の商品数ごとに指値注文と、指値注文された金融商品と同一の金融商品を一の価格について逆指値注文する一の逆指値注文情報とからなる、注文情報の組のこと。本明細書において同じ。)を入力する入力欄を設けたり、チェックボックス43bにチェックが入ったときに注文情報生成部16が自動的に複数のポジション(又は注文情報群)を設定するための構成を設ける等、リピートイフダンオーダーを実現するための構成を有することが望ましい。更に、複数のポジション(又は複数の注文情報群)を第二の入力画面40で入力できなかったり自動的に設定する構成を有していない場合には、後述するステップS2の手順以降クライアント端末2に表示される第三の入力画面(図示せず)において、リピートイフダンオーダーをキャンセルするための注文キャンセルボタン(図示せず)が設けられていることが望ましい。
図5に示す状態で顧客が第二の入力画面40の注文確認ボタン44をクリックすると、第一の入力画面(図示せず)、第二の入力画面40にそれぞれ入力された注文内容が金融商品取引管理装置1の注文入力受付部12に入力される(ステップS1)。
なお、図5に示す状態において顧客が注文確認ボタン45に代えて再計算ボタン46をクリックすると、第一の入力画面(図示せず)、第二の入力画面40に対して行われた入力はキャンセルされ、第一の入力画面(図示せず)に入力される前の状態に戻る。
そして、注文入力受付部12は、入力された注文の内容を確認する。具体的には、第一の入力画面(図示せず)において選択された期限を確認し、さらに、入力されたデータの注文価格について検査を行う(ステップS2)。具体的には、第一の入力画面(図示せず)及び第二の入力画面40で選択・入力された通貨ペアの第一注文の価格と、価格情報受信部19が受信した現在の為替相場価格との対比が行われる。注文入力受付部12は、顧客が利益を得られる場合のみ、即ち、外国通貨を買う場合は第一注文の価格が現在の為替相場価格よりも低く、かつ第二注文の価格が現在の為替相場価格よりも高い場合のみを、外国通貨を売る場合は第一注文の価格が現在の為替相場価格よりも高く、かつ第二注文の価格が現在の為替相場価格よりも低い場合のみを、それぞれ適正価格と判断する。
第一注文の価格及び第二注文の価格が適正価格と判断された場合(ステップS3の“No”)、口座情報生成部15が顧客口座情報テーブル182の当該顧客の証拠金情報を取得する。具体的には、図2Bに示す“amnt”フィールド182aに記録された数値データが証拠金情報として取得される。
注文入力受付部12は、取得された証拠金情報と顧客の注文総額(即ち、各入力欄42a〜42eに入力された数値に基づいて算出される注文総額)とを対比し、証拠金の額が注文総額以上であるか否かを確認する。注文情報生成部16は、証拠金の額が注文総額以上である場合(ステップS5の“No”)の場合にのみ、注文情報群を生成する。これにより、顧客が確実に支払いができる場合にのみイフダンオーダーによる指値注文を受け付けることができる。
ここで、本実施形態においては、注文情報生成部16は、第一注文を新規の指値注文の注文情報として生成し、第二注文を決済の指値注文の注文情報として生成し、逆指値注文を決裁の逆指値注文の注文情報として生成する。第一注文を新規の指値注文の注文情報として生成することにより、注文内容を画一化し、金融商品取引管理システム1A内における情報処理の煩雑化を防止してシステム構成の簡素化を図ると共に、注文手続の煩雑化を防止し、金融商品取引管理システム1Aを利用する顧客の利便性を一層高めることができる。また、第二注文を決済の指値注文の注文情報として生成することにより、第一順位の注文情報によって生じた注文による利益を第二順位の注文情報によって逐次確定させ、注文手続や金融商品取引管理システム1A内における情報処理の煩雑化を防止できる。更に、逆指値注文を決裁の逆指値注文の注文情報として生成することにより、逆指値注文を、真に逆指値注文が必要とされる、顧客が指値取引によって生ずる損害を最小限に留める為に決裁手続を行う場面のみに限定できて、逆指値注文の乱用防止と金融商品取引管理システム1A内における情報処理の煩雑化を防止とを図ることができる。
証拠金の額が注文総額以上である場合(ステップS5の“No”)、注文入力受付部12は、通貨ペア注文条件テーブル183に記録されたデータ等を元に、注文条件が上述したもの以外のイフダンオーダーの各種条件を満たしているか否かを確認する(ステップS6)。
イフダンオーダーの各種条件を満たしていない場合(ステップS7の“Yes”)、注文入力受付部12は入力された注文をエラーとして扱い、注文の受付を拒絶する(ステップS10)。
イフダンオーダーの各種条件を満たしている場合であって(ステップS7の“No”)、注文条件が上述のイフダンオーダーによる指値注文に必要な条件を全て満たしているものと判定された場合、フロントページ配信部11は、クライアント端末2の表示部22に、確認画面(図示せず)を表示させる。確認画面(図示せず)には第二の入力画面40にて顧客によって入力、選択された注文条件が列記されており、列記された内容で間違いない場合にクリックする承認ボタン(図示せず)が設けられている。
顧客が操作部21の操作により承認ボタン(図示せず)をクリックすると、金融商品取引管理装置1の注文情報生成部16はステップS1にて入力されたデータに基づいて注文情報を生成する(ステップS8)。具体的には、上記手順において入力された複数のデータを、注文価格を単位としてまとめ、各情報の単位に、シーケンス番号テーブル184に記録された注文にシーケンス番号を付与することで各注文情報を形成する。なおこのとき、シーケンス番号テーブル184には、注文情報に使用されたシーケンス番号を未使用の番号と識別するための情報が付与される。一回のステップS8の手順にて形成される複数の注文情報は、注文情報群(以下単に「注文情報群」と称する。)を形成する。
注文情報生成部16は、生成された注文情報群を注文テーブル181に記録する(ステップS9)。具体的には、図2Aに示す各フィールドに、該当する注文情報(即ち“備考”カラム181aの項目に対応するデータ)が記録される。例えば、ステップS8にて付与されたシーケンス番号は“ord_seq”フィールド181bに記録される。“cust_seq”フィールド181cには顧客ごとに一意に定められた顧客番号が、“style_id”フィールド181dには商品名が記録される。“ccy_pair_id”フィールド181eには通貨ペア毎に一意に定められたID番号が記録される。このID番号と通貨ペアとの組合わせはデータベース中に別途設けられたIDテーブル(図示せず)中に記録されている。“buy_sell_id”フィールド181fには売り注文、買い注文のいずれであるかを示すデータ、“ord_rate”フィールド181gには注文価格、“limit_time”フィールド181hには注文価格が記録される。“ord_cond”フィールド181iには注文種別(例えば、成行注文、指値注文、逆指値注文等の種別を識別するための識別情報)が記録される。“new_close”フィールド181jには新規注文、継続注文のいずれであるかを示すデータが記録される。“ifd_ord_seq”フィールド181kにはイフダンオーダーのシーケンス番号が記録される。“repeat_flag”フィールド181mには、注文種別がリピートイフダンオーダーであることを識別するための識別情報が記録される。以上の手順より、本実施の形態におけるイフダンオーダーによる指値注文の注文処理は完了する。
注文処理が完了すると、注文情報生成部16はまず最初の注文情報群(以下「第一の注文情報群」と称する。)を生成する。なお、この生成された時点において、注文情報群に含まれる、第一順位の注文情報としての第一注文51aは有効な注文情報(顧客から正式に依頼された指値注文のこと。本明細書において同じ。)として生成されているが、同じ注文情報群に含まれる、第二順位の注文情報としての第二注文情報は、無効な注文情報(即ち、顧客から正式に依頼を受けていない注文情報のこと。本明細書において同じ。)として生成されている。
フロントページ配信部11は、クライアント端末2の表示部22に図6にイメージ図を示す注文情報群表示画面50を表示させる。同図に示す通り、注文情報群表示画面50には、生成された第一の注文情報群に含まれる第一注文51a、第二注文51b、逆指値注文51cが表形式で表示される。これらの注文51a,51b,51cは上述の第一の入力画面(図示せず)、第二の入力画面40(図示せず)において入力欄、選択欄に入力、選択された情報が表示されている。
なお、ステップS3において第一注文51aの注文価格、及び第二注文情報の注文価格のうち少なくとも何れか一方が不適正な価格と判断された場合(ステップS3の“Yes”)、又は、ステップS5において証拠金の額が注文総額未満であった場合(ステップS5の“Yes”)、注文入力受付部12は入力された注文をエラーとして扱い、注文を拒絶する(ステップS10)。
図4A及び図4Bは、本実施形態の金融商品取引管理装置1における、イフダンオーダーによる指値注文の成立後の処理手順を示すフローチャートであり、図7は、本実施形態の金融商品取引管理装置1における、指値注文に基づく約定を模式的に表したタイムチャートである。以下、同図に基づいて処理手順を説明する。
注文処理の完了後、金融商品取引管理装置1の価格情報受信部19は為替相場の情報取得を継続する。
ここで、例えば、図7に示す通り、イフダンオーダーによる指値注文の注文処理が完了した時点t1での米国ドルの相場購入価格71が1ドル106.00円であったとする。指値注文完了後に米国ドルの相場価格が下がり、時点t2において相場購入価格71が第一注文51aの約定価格と同じ1ドル105.00円になると(ステップS21)、約定情報生成部14は当該ポジションの第一注文51aを約定させる処理を行う(ステップS22)。
第一注文51aに基づく指値注文が約定すると、約定情報生成部14はデータベース18中の対応するデータを書き換える。具体的には、注文テーブル181の当該指値注文に関する注文情報のデータが削除され、顧客口座情報テーブル182の“amnt”フィールド182aのデータが約定した価格分だけ増減される。
次に、第一注文51aに基づく指値注文が約定すると、約定情報生成部14は、第一の注文情報群における第二注文51bと逆指値注文51cとを無効な注文情報から有効な注文情報に変更する(ステップS23)。
この後、米国ドルの相場販売価格72が逆指値注文51cの約定価格、即ちこの実施の形態では1ドル104.50円まで下落することがなく(ステップS24の“No”)、図7に示すように、米国ドルの相場販売価格72が上昇し、特定時点t3において米国ドルの相場購入価格71が第二注文51bの約定価格と同じ1ドル105.50円になると、約定情報生成部14は当該ポジションの第二注文51bに基づく指値注文を約定させると共に、逆指値注文51cをキャンセルする処理を行う(ステップS26)。そして、約定情報生成部14はデータベース18中の対応するデータを書き換える。これにより、顧客はt2時点の買い注文とt3時点の売り注文の差額分の利益を得られることになる。
図7のt3時点においてステップS1での入力により生成された注文情報が全て約定していない場合には(ステップS27の“No”)、口座情報生成部15が再度顧客口座情報テーブル182の当該顧客の証拠金情報を取得する。そして、注文入力受付部12は、再度、取得された証拠金情報と顧客の注文総額とを対比し、証拠金の額が注文総額以上であるか否かを確認する(ステップS28)。証拠金の額が注文総額を下回る場合(ステップS29の“Yes”)には、注文総額以上になるまで処理は保留され、証拠金の額が注文総額以上である場合(ステップS29の“No”)、注文情報生成部16は新たな注文情報群(以下「第二の注文情報群」と称する。)を生成する(ステップS30)。注文情報生成部16は、ステップS9と同様に、生成された第二の注文情報群を注文テーブル181に記録する(ステップS31)。ステップS30において第二の注文情報群が生成されると、フロントページ配信部11はクライアント端末2の表示部22に、注文情報群表示画面50には、第一の注文情報群に含まれる第一注文51a、第二注文51b、逆指値注文51cに代えて、新たに生成された第二の注文情報群に含まれる第一注文、第二注文、逆指値注文を表示させる。そして、ステップS21以降の処理が繰り返される。
当該処理は、全てのポジションの個数分の注文情報群が形成され、また、ステップS22,S26の処理が入力されたポジションの個数分繰り返されるまで継続する(ステップS27の“No”)。即ち、第二の入力画面40において注文情報群の数を指定可能な場合や第二の入力画面40のチェックボックス43bにチェックが入ったときに注文情報生成部16が自動的に複数のポジション(又は注文情報群)を設定するための構成を有する場合には、指定・設定された注文情報群が全て形成されかつ全てのポジションについて図7に示す時点t4,t5,・・・の処理が行われるまで処理が継続し、第一の入力画面(図示せず)及び第二の入力画面40において注文情報群の数を指定できない場合には、顧客がクライアント端末2の表示部22に表示された第三の入力画面(図示せず)にリピートイフダンオーダーをキャンセルする旨の入力を行うまで処理が継続する。そして、ステップS21,S23の処理が上記入力されたポジションの個数分繰り返された後(ステップS27の“Yes”)、全ての処理手順が終了する。
なお、約定せずに注文期限が経過した指値注文は全てキャンセルされ、注文テーブル181から削除される。
一方、ステップS23の処理ののち、米国ドルの相場販売価格72が逆指値注文51cの約定価格、即ちこの実施の形態では1ドル104.50円まで下落した場合(ステップS24の“Yes”)、約定情報生成部14は逆指値注文51cの約定を行う(ステップS32)。即ち、約定情報生成部14は、ステップS22で有効な注文情報に変更された第二注文51bに基づく指値注文を逆指値注文の約定価格で約定させて決済する処理を行う。これにより、金融商品の相場が従来の相場よりも大きく変動してしまい当面回復の見込みがない場合等において、指値取引を行う顧客が被る損害を最小限に留めることができる。
そして、約定情報生成部14は、逆指値注文情報に基づいて約定を行った場合、現在有効で約定前の注文情報と、逆指値注文情報を生成した売買注文申込情報に基づいて生成される注文情報群のうち、逆指値注文情報の生成時点で未生成である注文情報群とを全てキャンセル処理する。具体的には、約定情報生成部14は、現在有効な第二注文をキャンセル処理し(ステップS33)、更に、第二の入力画面40において注文情報群の数を指定可能な場合や第二の入力画面40のチェックボックス43bにチェックが入ったときに注文情報生成部16が自動的に複数のポジション(又は注文情報群)を設定するための構成を有する場合には、指定・設定された注文情報群のうち未生成の注文情報群を全てキャンセル処理する(ステップS34)。このようにキャンセル処理を行うことで、一の逆指値注文に基づいて、特定時点以降におけるイフダンオーダー等の指値注文による売買を全て中止させることができる。これにより、金融商品の相場が従来の相場よりも大きく変動してしまい当面回復の見込みがない場合等において、指値取引を行う顧客が被る損害を最小限に留めることができる。
なお、本実施形態の金融商品取引管理装置1は、クライアント端末2から一度成立した指値注文の価格及び金額の変更の要求があった場合、当該要求が不正要求であるものとして入力エラー扱いで処理する。これにより、価格や金額の頻繁な要求で金融商品の売買元である銀行側の業務が過大になることを防止できる。
一方、クライアント端末2の第三の入力画面(図示せず)において注文キャンセルボタン(図示せず)がクリックされる等、一度成立したイフダンオーダーのキャンセル要求があった場合、金融商品取引管理装置1の約定情報生成部14は、キャンセル要求のあったイフダンオーダーに含まれる注文情報群を抽出し、この注文情報群のうち約定未成立の第一注文、第二注文や逆指値注文を全てキャンセルされたものとして処理する。例えば、図7におけるt4とt5の間の時点で、クライアント端末2の第三の入力画面(図示せず)からキャンセル要求が入力された場合、当該時点で有効だが約定未成立である、第二の注文情報群の第二注文51b及び逆指値注文51cはキャンセルされる。同様に、クライアント端末2から図7におけるt3とt4の間の時点でキャンセル要求が入力された場合、第二の注文情報群がキャンセルされる。キャンセルされた注文情報群のデータや注文情報のデータは、注文テーブル181から削除される。
このように、一旦成立した金融商品の注文に対するキャンセル要求があった場合、キャンセル要求のあった注文に関する注文情報が含まれる注文情報群を抽出し、注文情報群に含まれる約定前の注文情報を全てキャンセル処理することにより、イフダンオーダーによる指値注文の取扱が煩雑化することを防止できる。
なお、本実施形態の上記構成に代えて、注文キャンセルボタン(図示せず)によるキャンセル要求により、更に、キャンセル要求のあった注文情報が含まれる注文情報群であって将来生成される予定の全ての注文情報群(例えば上記の例においては、時点t4と時点t5との間において未生成であって将来生成される予定である、第三の注文情報群以降の注文情報群)をキャンセル処理する構成としてもよい。
なお、クライアント端末2から受けた注文が通常の成行注文(注文した時点の相場価格で金融商品の売買を行う取引方法)である場合には、ステップS8にて注文情報が生成されると即座に約定情報生成部14が当該注文を約定させ、ステップS9の処理、及びステップS21以降の処理は行われない。
以上示した通り、本実施形態においては、金融商品取引管理装置1は、クライアント端末2から送信された、金融商品の売買注文を行うための売買注文申込情報を受け付ける注文入力受付部12と、注文入力受付部12が受け付けた売買注文申込情報に基づいて金融商品の注文情報を生成する注文情報生成部16と、注文情報生成部16が生成した注文情報を記録する注文テーブル181とを備え、注文情報生成部16は、一の売買注文申込情報に基づいて、同一種類の金融商品を一の価格について指値注文する注文情報が二つと指値注文された金融商品と同一の金融商品を一の価格について逆指値注文する逆指値注文情報が一つとからなる注文情報群を複数生成し、注文情報群を形成する個々の注文情報について価格ごとに第一順位、第二順位の順位を付けると共に、第一順位の注文情報を有効な注文情報とし、かつ、第二順位の注文情報及び逆指値注文情報を無効な注文情報とし、注文情報記録手段には注文情報群が記録されることにより、金融商品取引管理装置1を利用する顧客が金融商品を売買する際、顧客がクライアント端末2側で一の注文手続きを行うことで、同一種類の複数価格の金融商品を複数のイフダンオーダーによって繰り返し注文することができ、かつ、当該顧客が将来的に所有する金融商品を逆指値注文によって売却することもできる。これにより、指値注文により金融商品の売買を行う顧客の利便性を向上させつつ、金融商品の指値注文において、金融商品取引管理システム1Aを利用する顧客が煩雑な注文手続を行うことなく複数のイフダンオーダーを行うことができ、また将来の相場の状況に応じてイフダンオーダーを自動的に自動的に中止させることができて、金融商品取引管理システム1Aを利用する顧客の利便性を高めると共にイフダンオーダーを行う際に顧客が被るリスクを低減させることができる。
本実施形態においては、注文情報に基づいて金融商品の約定を行う約定情報生成部14を備え、約定情報生成部14は、注文テーブル181に記録された注文情報群を形成する個々の注文情報のうち第一順位の注文情報に基づいて金融商品の約定を行い、約定と共に、第二順位の注文情報及び逆指値注文情報を無効から有効に変更する処理を複数回繰り返し行うことにより、クライアント端末2から受信されて注文テーブル181に記録された一の指示に基づいて、金融商品取引管理システム1A上で複数のイフダンオーダーによる取引を実現でき、かつ、イフダンオーダーによる取引を逆指値注文によって中断させることを実現できる。これにより、金融商品の指値注文において、金融商品取引管理システム1Aを利用する顧客が煩雑な注文手続を行うことなく複数のイフダンオーダーを行うことができ、また将来の相場の状況に応じてイフダンオーダーを自動的に自動的に中止させることができて、金融商品取引管理システム1Aを利用する顧客の利便性を高めると共にイフダンオーダーを行う際に顧客が被るリスクを低減させることができる。
なお、上記実施形態の金融商品取引管理システム1Aは、金融商品として外国為替を取扱うものとしたが、これに限定されず、他の金融商品、例えば株式、債券を取扱う金融商品取引管理システムにおいても本発明を適用できる。
上記実施形態は本発明の例示であり、本発明が上記実施の形態に限定されることを意味するものではないことは、いうまでもない。
本実施形態の金融商品取引管理システムにおけるシステム構成図及び金融商品取引管理装置の機能ブロック図である。 同上金融商品取引管理装置の注文テーブルのフィールド定義の模式図である。 同上金融商品取引管理装置の顧客口座情報テーブルのフィールド定義の模式図である。 同上金融商品取引管理装置の通貨ペア注文条件テーブルのフィールド定義の模式図である。 同上金融商品取引管理装置における、イフダンオーダーによる指値注文を成立させる際の処理手順を示すフローチャートである。 同上金融商品取引管理装置における、イフダンオーダーによる指値注文の成立後の処理手順を示すフローチャートである。 同上金融商品取引管理装置における、イフダンオーダーによる指値注文の成立後の処理手順を示すフローチャートである。 クライアント端末の表示部に表示される第二の入力画面のイメージ図である。 同上金融商品取引管理装置がクライアント端末の表示部に表示させる注文情報群表示画面のイメージ図である。 同上金融商品取引管理装置における、イフダンオーダーによる指値注文に基づく約定処理を模式的に表したタイムチャートである。
符号の説明
1A・・・金融商品取引管理システム
1・・・金融商品取引管理装置
2、2〜2・・・クライアント端末
12・・・注文入力受付部(注文入力受付手段)
14・・・約定情報生成部(約定情報生成手段)
16・・・注文情報生成部(注文情報生成手段)
51a・・・第一注文(第一順位の注文情報)
51b・・・第二注文(第二順位の注文情報)
51c・・・逆指値注文(逆指値注文情報)
181・・・注文テーブル(注文情報記録手段)

Claims (5)

  1. オンライン端末としてのクライアント端末を用いて行われる、相場価格が変動する金融商品の売買取引を管理する金融商品取引管理装置であって、
    前記クライアント端末の表示手段に、売買を希望する前記金融商品の種類を選択するための売買希望入力手段、前記金融商品の持高としてのポジションごとの金額を入力するための金額入力欄、前記金融商品の購入注文価格又は販売注文価格としての第一注文価格を入力するための第一注文価格入力欄、前記金融商品の指値注文による販売注文価格又は購入注文価格としての第二注文価格を入力するための第二注文価格入力欄、前記金融商品の逆指値注文による販売注文価格又は購入注文価格を入力するための逆指値注文価格入力欄、前記第一注文価格と前記第二注文価格とによる取引を繰り返し行うか否かの命令を入力するための繰り返し要否入力欄、各入力手段及び入力欄にて選択・入力された情報としての、前記金融商品の売買注文を行うための売買注文申込情報を確定して該確定された前記売買注文申込情報を前記クライアント端末から送信させる承認手段をそれぞれ画面表示させるフロントページ配信手段と、
    前記クライアント端末から送信された売買注文申込情報を受け付ける注文入力受付手段と、
    該注文入力受付手段が受け付け、かつ前記承認手段がクリックされることで前記クライアント端末から送信された前記売買注文申込情報に基づいて、前記売買希望入力手段によって選択された金融商品の、前記金額入力欄に入力された金額を一の前記ポジションとする注文情報を生成する注文情報生成手段と、
    前記注文情報生成手段が生成した前記注文情報を記録する注文情報記録手段と、
    前記注文情報に基づいて前記金融商品の約定を行う約定情報生成手段と、
    前記金融商品の前記相場価格情報を取得する価格情報受信手段と
    定顧客の証拠金情報の生成及び管理を行う口座情報生成手段と、
    前記証拠金情報を記録する顧客口座情報記録手段とを備え、
    前記注文情報生成手段は、前記承認手段の一のクリックによって前記クライアント端末から送信された一の前記売買注文申込情報に基づいて、同一種類の前記金融商品について、前記第一注文価格入力欄に入力された前記第一注文価格について買いの指値注文を行う第一注文情報、及び、前記第二注文価格入力欄に入力された前記第二注文価格について売りの指値注文を行う第二注文情報、及び、前記逆指値注文情報入力欄に入力された価格について売りの逆指値注文を行う逆指値注文情報からなる注文情報群を複数生成し
    記注文情報生成手段は、前記繰り返し要否入力欄に繰り返しを要する入力がされている場合には前記注文情報群の生成を繰り返し、
    前記注文情報記録手段には前記注文情報群が記録され、
    前記約定情報生成手段は、前記第一注文情報が買いの指値注文である場合であって、前記価格情報受信手段において取得された前記金融商品の前記相場価格が下落して前記第一注文価格入力欄に入力された価格と等しくなった場合、前記注文情報記録手段に記録された前記注文情報群を形成する個々の前記注文情報のうち前記第一注文情報に基づいて前記約定を行うと共に、前記価格情報受信手段において取得された前記金融商品の前記相場価格が前記第一注文価格入力欄に入力された価格以下まで一旦下落したのちに上昇して前記第二注文価格入力欄に入力された価格と等しくなった場合、前記第二注文情報に基づいて前記金融商品の前記約定を行うことで、前記第一注文情報に基づく前記金融商品の約定と前記第二注文情報に基づく前記金融商品の約定とを行うと共に、未約定の前記逆指値注文情報をキャンセル処理し、
    前記注文情報生成手段は、一の前記注文情報群を形成する前記第一注文情報と前記第二注文情報と前記逆指値注文情報とについて、前記第一注文情報に基づく前記金融商品の約定と前記第二注文情報に基づく前記金融商品の約定と前記逆指値注文情報のキャンセル処理とが行われた場合に新たな前記注文情報群を生成させ
    前記口座情報生成手段は、前記注文情報群を生成する際に前記顧客口座情報記録手段の前記証拠金情報を取得し、前記注文入力受付手段は、取得された前記証拠金情報と前記フロントページ配信手段によって前記クライアント端末に画面表示された各入力欄にそれぞれ入力された数値に基づいて算出される注文総額とを対比して、前記注文情報生成手段は、前記証拠金情報の証拠金の額が前記注文総額以上である場合に、前記注文情報記録手段に記録された前記注文情報群を形成する個々の前記注文情報に基づいて前記注文情報群の生成を行い、
    前記約定情報生成手段は、前記逆指値注文情報に基づいて約定を行った場合、該逆指値注文情報を生成した前記売買注文申込情報に基づいて生成される注文情報群のうち、前記逆指値注文情報の約定時点で未約定である前記注文情報群を全てキャンセル処理することを特徴とする金融商品取引管理装置。
  2. オンライン端末としてのクライアント端末を用いて行われる、相場価格が変動する金融商品の売買取引を管理する金融商品取引管理装置であって、
    前記クライアント端末の表示手段に、売買を希望する前記金融商品の種類を選択するための売買希望入力手段、前記金融商品の持高としてのポジションごとの金額を入力するための金額入力欄、前記金融商品の販売注文価格又は購入注文価格としての第一注文価格を入力するための第一注文価格入力欄、前記金融商品の指値注文による購入注文価格又は販売注文価格としての第二注文価格を入力するための第二注文価格入力欄、前記金融商品の逆指値注文による購入注文価格又は販売注文価格を入力するための逆指値注文価格入力欄、前記第一注文価格と前記第二注文価格とによる取引を繰り返し行うか否かの命令を入力するための繰り返し要否入力欄、各入力手段及び入力欄にて選択・入力された情報としての、前記金融商品の売買注文を行うための売買注文申込情報を確定して該確定された前記売買注文申込情報を前記クライアント端末から送信させる承認手段をそれぞれ画面表示させるフロントページ配信手段と、
    前記クライアント端末から送信された売買注文申込情報を受け付ける注文入力受付手段と、
    該注文入力受付手段が受け付け、かつ前記承認手段がクリックされることで前記クライアント端末から送信された前記売買注文申込情報に基づいて、前記売買希望入力手段によって選択された金融商品の、前記金額入力欄に入力された金額を一の前記ポジションとする注文情報を生成する注文情報生成手段と、
    前記注文情報生成手段が生成した前記注文情報を記録する注文情報記録手段と、
    前記注文情報に基づいて前記金融商品の約定を行う約定情報生成手段と、
    前記金融商品の前記相場価格情報を取得する価格情報受信手段と
    定顧客の証拠金情報の生成及び管理を行う口座情報生成手段と、
    前記証拠金情報を記録する顧客口座情報記録手段とを備え、
    前記注文情報生成手段は、前記承認手段の一のクリックによって前記クライアント端末から送信された一の前記売買注文申込情報に基づいて、同一種類の前記金融商品について、前記第一注文価格入力欄に入力された前記第一注文価格について売りの指値注文を行う第一注文情報、及び、前記第二注文価格入力欄に入力された前記第二注文価格について買いの指値注文を行う第二注文情報、及び、前記逆指値注文情報入力欄に入力された価格について買いの逆指値注文を行う逆指値注文情報からなる注文情報群を複数生成し
    記注文情報生成手段は、前記繰り返し要否入力欄に繰り返しを要する入力がされている場合には前記注文情報群の生成を繰り返し、
    前記注文情報記録手段には前記注文情報群が記録され、
    前記約定情報生成手段は、前記第一注文情報が売りの指値注文である場合であって、前記価格情報受信手段において取得された前記金融商品の前記相場価格が上昇して前記第一注文価格入力欄に入力された価格と等しくなった場合、前記注文情報記録手段に記録された前記注文情報群を形成する個々の前記注文情報のうち前記第一注文情報に基づいて前記約定を行うと共に、前記価格情報受信手段において取得された前記金融商品の前記相場価格が前記第一注文価格入力欄に入力された価格以上まで一旦上昇したのちに下落して前記第二注文価格入力欄に入力された価格と等しくなった場合、前記第二注文情報に基づいて前記金融商品の前記約定を行うことで、前記第一注文情報に基づく前記金融商品の約定と前記第二注文情報に基づく前記金融商品の約定とを行うと共に、未約定の前記逆指値注文情報をキャンセル処理し、
    前記注文情報生成手段は、一の前記注文情報群を形成する前記第一注文情報と前記第二注文情報と前記逆指値注文情報とについて、前記第一注文情報に基づく前記金融商品の約定と前記第二注文情報に基づく前記金融商品の約定と前記逆指値注文情報のキャンセル処理とが行われた場合に新たな前記注文情報群を生成させ
    前記口座情報生成手段は、前記注文情報群を生成する際に前記顧客口座情報記録手段の前記証拠金情報を取得し、前記注文入力受付手段は、取得された前記証拠金情報と前記フロントページ配信手段によって前記クライアント端末に画面表示された各入力欄にそれぞれ入力された数値に基づいて算出される注文総額とを対比して、前記注文情報生成手段は、前記証拠金情報の証拠金の額が前記注文総額以上である場合に、前記注文情報記録手段に記録された前記注文情報群を形成する個々の前記注文情報に基づいて前記注文情報群の生成を行い、
    前記約定情報生成手段は、前記逆指値注文情報に基づいて約定を行った場合、該逆指値注文情報を生成した前記売買注文申込情報に基づいて生成される注文情報群のうち、前記逆指値注文情報の約定時点で未約定である前記注文情報群を全てキャンセル処理することを特徴とする金融商品取引管理装置。
  3. 前記約定情報生成手段は、一旦生成された前記金融商品の注文に対するキャンセル要求があった場合、該キャンセル要求のあった注文に関する前記注文情報が含まれる前記注文情報群を抽出し、該注文情報群に含まれる約定前の前記注文情報を全てキャンセル処理することを特徴とする請求項1又は2に記載の金融商品取引管理装置。
  4. 前記金融商品は外国為替であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の金融商品取引管理装置。
  5. コンピュータを請求項1乃至4の何れか一つに記載の金融商品取引管理装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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