JP4965197B2 - 空調ダクト - Google Patents

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Description

本発明は、クリーンルームやゴミを嫌う工場などの空調用ダクトに用いられる空調ダクトに関する。
従来、クリーンルームやゴミを嫌う工場などの空調用ダクトに用いられる吹出口付きダクトおよび空調ダクトは、ダクト内気流速度圧(動圧)または全圧(動圧+静圧)を利用した吹出方式で、風量調整用ダンパを具備したものが一般的である。
一般的な空調用ダクトは、ダクトの周壁に、所定の間隔で複数個所の吹出口を設け、ダクトの先端を塞いでいる。しかし、ダクト内の流速が速く、静圧が低い場合、ダクトに直に取り付けた吹出口からは吹き出しにくい。また、上流側の吹出口からの風量が少なく、閉じられているダクト末端側では風量が多くなる。そのため、吹出口からの送風量に偏りが生ずる。この問題を解消するため、例えば、それぞれの吹出口に送風量の調節をするためのシャッタを設けることがある。その場合は、下流側の吹出口ではシャッタの開度を小さくし、上流側の吹出口ではシャッタの開度を大きくすることにより、送風量の均一化を図ることができる。
特許文献1には、ダクトの吹出口の間に抵抗体を設け、上流側ほど抵抗値が高くなるように構成したダクト装置が開示されている。このものはダクトを流れる風が抵抗体で遮られ、流速が低下するので、上流側の吹出口でも充分な送風量が得られる。
特許文献2には、ダクトの上流部からそれぞれの吹出口に至る個別の流路を形成するための仕切体を設けた気体分配器が開示されている。このものは、仕切体で仕切られる断面積の比率に応じて各吹出口の風量を分配することができる。
特許文献3には、クリーンルームの空気吹出用ダクトが開示されている。このダクトでは、ダクト内を、内側ダクト板によって内側エア通路と外側エア通路とに区画して二重ダクト構造とすると共に、さらに外側エア通路を長手方向に区画し、それぞれの区画された部分と内部エア通路とを空気導入口で連通している。そして、空気導入口には、内側エア通路側に突出する空気風量調整ガイドと、外側エア通路側に突出する空気方向調整ガイドとが設けられている。外側ダクト板は、多孔板で形成されている。
特許文献4には、ダクトの中間部の外壁の下部を、吹出用の多数の孔を備えたパンチングメタルで形成し、その吹出用の多数の孔に対向して風の流れとほぼ並行に配置される仕切板を設け、その仕切板の下流側の開口を塞ぎ板で塞ぐと共に、上流側の空気取込用の開口をパンチングメタルからなる覆板で覆うダクト中間部の吹出口が開示されている。
特開平5−5554号公報 特開2002−257402号公報 特開平9−60959号公報 特開2004−361029号公報
しかし、従来のダクト内気流速度圧(動圧)または全圧(動圧+静圧)を利用した吹出方式では、風量調整用ダンパを具備するため、気流により風量調整用ダンパが振動し、風量調整用ダンパシャフトがこすれ、また調整時などにも同じように発塵を伴う。よって、クリーンルームやゴミを嫌う工場などでの使用には不向きである。また、その調整に多くの時間を要する。ダクト内気流速度圧(動圧)は、風速の二乗に比例する。同一ダクト径に対して多数の吹出口を配しほぼ同量の吹出風量を吹き出す時、ダクト内流速は一次関数で減少し、ダクト内動圧は二次関数で減少する。このように急激に変化する圧力を、同じ機構の抵抗体もしくは仕切体により調整するには非常に調整代が必要となり、全圧、動圧を利用した吹出口の調整には多くの時間が必要となる。またさらに、末端が閉じられているダクトの場合、あるいは仕切体によるダクト内静圧変化をさせる場合、末端部分や仕切体部分の動圧が急激に静圧変換されるため、吹出口の調整にはさらに多くの時間が必要となる。
また、シャッタの開度調節で風量を分配する場合は、シャッタの開度調節が煩雑で、特に近くの作業者が自由に調節できる場合は、適切な分配ができないことがある。
また、特許文献1の場合は、流れを遮るように抵抗体を設けるので、風速が早い上流側で大きい抵抗を受け、圧力損失(エネルギの損失)が大きい。しかも、風速が変動すると、送風量の分配が大きく変動する。
また、特許文献2の気体分配器は、上記の問題が解消されているが、特に吹出口が多い場合は、多数の仕切体でダクト内を仕切る必要がある。そのため、長く、吹出口が多いダクトでは構成が複雑になり、摩擦抵抗による圧力損失が大きい。
また、特許文献3のダクトは、いわば全体が吹出口であり、ほぼ連続的な範囲で、ダクト方向から直角にクリーンルーム内に空調後の空気を流すことができる。しかし、細長いクリーンルームなどの場合、特定の個所、特に複数個所に空調後の空気を集中して流すことはできない。
また、特許文献4の吹出口では、ダクトを挿入して形成するため、ダクトに両端2カ所に高価な接続フランジを設ける必要があり、手間が掛かる上に高価となるという問題がある。さらに、この吹出口は、内部の上部ダクト部分と下部吹出口部分とを仕切る仕切板13上に開口17とその蓋8を備えており、ダクト延長の上流側と下流側とで風量を調整するために、その蓋の開閉向きや開平具合を調整するなど手間がかかる。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為されたものでその目的は、ダクト内静圧を利用し、動圧の影響を極力排除した空調ダクトを提供することにある。
本発明の別の目的は、発塵の要因となる可動ダンパを具備せず、吹出風量の揃った空調ダクトを提供することにある。
請求項1に係る発明は、片端部側の壁面に上円部に所定ピッチで長手方向に複数の穴を設けた、所定長さの大径のスパイラルダクトからなるダクト本体と、前記ダクト本体の複数の穴に、前記ダクト本体内で風速に差がある外周部と中央部との中間における所定位置に片側端口が来るよう、前記ダクト本体内側への突出量を均一に揃えてそれぞれ挿入され固定される、50mm〜100mmの呼び径である短管と、前記短管を取り付けたダクト本体の周囲を覆うように該ダクト本体上に固定される傘状の吹出口とで構成された吹出口付きダクトを構成単位とし、前記吹出口付きダクトを複数個連結するとともに、当該連結接続部を給気の元側から見て、複数の前記ダクト本体の片端部側を同じ側にして連結して成ることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の空調ダクトにおいて、前記ダクト本体内の外周部と中央部との中間における所定位置片側端口が来るようにそれぞれ挿入固定される前記短管の挿入深さは、前記ダクト本体の径比で0.24〜0.25の長さとすることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の空調ダクトにおいて、
前記吹出口付きダクトの連結接続部の一部には、前記ダクト本体内の中央部を遮り、前記ダクト本体内の外周部に開口を形成する分配調整板が介装されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし請求項3の何れか1項記載の空調ダクトにおいて、前記短管は、金属製電線管であり、前記ダクト本体の複数の穴は、電気設備プルボックス開口用油圧パンチャにて開口され、前記ダクト本体の内面と同じ曲率の円弧断面のプレートに穿孔した穴に前記短管を挿入してスポット溶接により固定して成る吹出部部品を、前記ダクト本体内に挿入し、前記短管を前記ダクト本体の前記穴に挿入して成ることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし請求項4の何れか1項記載の空調ダクトにおいて、前記ダクト本体の片端部側の壁面に上円部に所定ピッチで長手方向に設けられた複数の穴は、複数列穿孔されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1ないし請求項5の何れか1項記載の空調ダクトにおいて、前記ダクト本体の片端部側の壁面に上円部に所定ピッチで長手方向に設けられた複数の穴は、2列穿孔されるとともに、一方の列の穴と他方の穴との中心角を90°としていることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1ないし請求項6の何れか1項記載の空調ダクトにおいて、前記傘状の吹出口は、前記ダクト本体に取り付けた短管の開口端を覆い下端部を水平方向の直径線(x軸)上より下円部側に設けた多角形状の覆い部材と、前記覆い部材の両端部とダクト本体の外面との間を閉鎖する壁面部材と、前記壁面部材のダクト本体側に位置し、前記ダクト本体の上円部の外面と同じ曲率を有し前記ダクト本体上に止め付けられる載置部材と、前記載置部材間に配され下端部を前記覆い部材の下端部と平行して配した仕切部材と、前記壁面部材の下端部間と前記覆い部材の下端部と仕切部材の下端部との間とで形成される開口とで構成されていることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1ないし請求項の何れか1項記載の空調ダクトにおいて、前記傘状の吹出口の開口には、エキスパンドメタルまたはパンチングメタルが取り付けてあることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項1ないし請求項8の何れか1項記載の空調ダクトにおいて、前記傘状の吹出口内は、前記短管の開口端から吹き出す気流の方向を変えるガイドベーンが取り付けてあることを特徴とする。
請求項10に係る発明は、請求項1ないし請求項9の何れか1項記載の空調ダクトにおいて、前記短管の一部には、前記吹出口付きダクト毎に風量を調節できるように、脱着可能な風量調整用のキャップが取り付けられていることを特徴とする
本発明によれば、ダクト内搬送空気の静圧を利用してダクト内流れに直交して吹き出すことができる。
本発明によれば、接続部に分配調整板を介装することによって分布を均一にすることができる。
本発明によれば、ダクト内静圧を利用し、動圧の影響を極力排除することができる。
本発明によれば、発塵の要因となる可動ダンパを具備せず、吹出風量の揃った吹出を得ることができる。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る複数の吹出口付きダクト10を連結して成る本発明の第1実施形態に係る空調ダクト50を示す。
本実施形態に係る吹出口付きダクト10は、片端部11a側の壁面に所定ピッチで長手方向に6個の穴12を2列設けたダクト本体11と、12個の穴12に気流に沿って挿入されて固定される短管13と、この短管13を取り付けたダクト本体11の周囲を覆うようにダクト本体11上にビス止めされる傘状の吹出口17とで構成されている。本実施形態において、吹出口付きダクト10は、4.5mmの定尺ダクトとされている。
ダクト本体11は、図4に示すように、例えば、大径のスパイラルダクト(例えば、外径750mm)の片端部11a側の上円部11cに電気設備プルボックス開口用油圧パンチャにてスパイラルダクトの個々のシーム間にシームを切らないように所定ピッチで長手方向に6個の穴12が2列穿孔されている。ここでは、一方の列の穴12と他方の穴12との中心角は90°としている。穴12の径は、短管13の外径に見合うように選定されている(例えば、75mm+αmm)。また、ダクト本体11の両端部11a,11bには、図6に示すように、フランジ取付のためのノッチ加工を施した後、フランジ16が挿入されている。
12個の短管13は、例えば、金属製電線管(例えば、厚鋼電線管(呼び方G70:外径75.2mm、長さ200mm))を用いた。12個の短管13は、工場において、図5に示すように、ダクト本体11と同様に所定ピッチで長手方向に6個の穴15を2列穿孔した外径750mmのダクト本体11の内面と同じ曲率の円弧断面のプレート14の各穴15にスポット溶接により固定される。つまり、12個の短管13は、工場において、ダクト本体11の穴12に嵌合できるように吹出部部品13Aとして組み立てられている。短管13は、ダクト本体11に取り付けられた時に、外側への突出量E=20mm、内側への突出量F=180mmとなるように設定されている。
なお、短管13の径は、動圧の影響を極力避けるため、小さなものが好ましく、50mm〜100mm程度とし、挿入深さは、ダクト本体11の1/4程度とする。挿入本数は、5〜6本とする。短管13への流入速度が10m/s前後とする。短管13への流入速度を大きくすると、吹出口の吹出抵抗が増大するが、数多く取り付けた吹出口の風量は揃いやすい。
短管13の挿入深さについて説明する。
図7に示すように、ダクト本体11内の気流は乱流状態で、ダクト本体11の外周部と、中央部では風速に大きな差が生じるため、中間部での短管13の流入口を設けるよう径Dの1/4前後とした。
短管13の径を小さくすると、短管13への流入速度が上がり、流入抵抗が流入速度の二乗で増大し、また出口抵抗も同様に二乗で増大する。
ここで、V=10m/sとすると、入口抵抗と出口抵抗とは下記のようになる。
Figure 0004965197
短管13の入口、出口で約11mmAqの抵抗が与えられる。吹出口として同じ形状・設置条件でダクト延長上に設けられているので、ダクトのどの部分の吹出口でもこれと同等の流路抵抗が与えられることで、短管13から吹き出す空気流量が均一化できる。
短管13をダクト本体11内に挿入する目的は、この吹出分岐点において、できるだけ局所抵抗を与え、下流でのダクト内流速の低減によって発生する、静圧再取得によるダクト末端部の静圧増加、ひいてはダクト末端部の風量過多を吸収することにある。また、ダクト中心軸とダクト壁との中間部に短管13の流入口があり、その中間部の流入口に直交する箇所のダクト内気流は、ダクト中心軸方向にある速度を持つのでこの箇所のダクト内流れが少し乱れていても、あたかもピトー静圧管の外管の壁にある静圧検出口と同様に、きちんとそのダクト箇所の静圧を取り出すことができる。
傘状の吹出口17は、ダクト本体11に取り付けた12個の短管13の開口端13aを覆い下端部18aを水平方向の直径線(x軸)上より下円部11d側に設けた多角形状の覆い部材18と、覆い部材18の両端部とダクト本体11の外面との間を閉鎖する壁面部材19と、壁面部材19のダクト本体11側に位置し、ダクト本体11の上円部11cの外面と同じ曲率を有しビス21を介してダクト本体11上に止め付けられる載置部材20と、載置部材20間に配され下端部22aを覆い部材18の下端部18aと平行して配した仕切部材22と、壁面部材19の下端部19a間と覆い部材18の下端部18aと仕切部材22の下端部22aとの間とで形成される矩形状の開口23とで構成されている。
本実施形態では、覆い部材18は、図3に示すように、y軸(縦方向の直径)に対して対象形状を為しており、y軸との交点18bからx軸(横方向の直径)に対して7°の傾斜角で第一の板状部材18cが連なり、第一の板状部材18cの端部に第二の板状部材18dがx軸(横方向の直径)に対して32°の傾斜角で連なり、第二の板状部材18dの端部に第三の板状部位18eがx軸(横方向の直径)に対して74°の傾斜角で連なっている。
次に、覆い部材18と短管13の開口端13aまでの距離とその傾きについて図8により説明する。
覆い部材18と短管13の開口端13aまでの距離hを小さくすると、各短管13の開口端13aから出た気流が覆い部材18に衝突した時に衝突抵抗が発生し、他の場所に数多く設けられている個々の短管13に対し、分岐、流入、通過、放出の他にさらに衝突の局所固有抵抗が加わり、抵抗が大きくなり、風量のバラツキが減少しやすい。なお、距離hは短管13の口径の1〜1.5倍程度をとるものとする。
次に、短管13の開口端13aと、覆い部材18の為す角度(傾き)αは、これを小さくする時は覆い部材18に沿った強い気流が発生せず、覆い部材、ダクト本体11、パンチングメタルまたはエキスパンドメタルで形成されたチャンバ32を1つの圧力チャンバとみなせ、速やかにパンチングメタルまたはエキスパンドメタルからの均等吹出が行いやすい。なお、αは10〜15°程度とする。
次に、斯くして構成された本実施形態に係る吹出口付きダクト10の作用を説明する。
工場において、下記の工程によって、図2および図3に示す吹出口付きダクト10を製作する。
先ず、図4に示すように、大径のスパイラルダクト(例えば、外径750mm)をダクト本体11とし、その片端部11a側の上円部11cに電気設備プルボックス開口用油圧パンチャにて所定ピッチで長手方向に6個の穴12を2列穿孔する。ここでは、一方の列の穴12と他方の穴12との中心角は90°としている。穴12の径は、短管13の外径に見合うように選定されている(例えば、75mm+αmm)。
次に、金属製電線管(例えば、厚鋼電線管(呼び方G70:外径75.2mm、長さ200mm))を短管13とし、12個用意する。図5に示すように、ダクト本体11と同様に所定ピッチで長手方向に6個の穴15を2列穿孔した外径750mmのダクト本体11の内面と同じ曲率の円弧断面のプレート14の各穴15にスポット溶接により固定した吹出部部品13Aを製作する。そして、図5(B)に示すように、吹出部部品13Aの片面に接着剤を塗布した後、ダクト本体11の片端部11a側から矢印方向に挿入し、ダクト本体11の穴12と短管13との位置合わせをした後、図5(A)に示すように、吹出部部品13Aをダクト本体11の内面に向かって矢印方向に押し付け、短管13の開口端13aをダクト本体11の穴12から突出し、ビスによって止め付ける。各短管13は、外側への突出量E=20mm、内側への突出量F=180mmとなるようにダクト本体11に取り付けられる。
次に、図6に示すように、ダクト本体11の両端部11a,11bにフランジ取付のためのノッチ加工を施した後、フランジ16を挿入する。
斯くして製作された吹出口付きダクト10は、4.5mmの定尺ダクトとされる。
次に、図1に基づいて斯くして製作された吹出口付きダクト10を用いた空調ダクト50の組み立てについて説明する。
吹出口付きダクト10をクリーンルームを構成する部屋60内に搬入する。
各吹出口付きダクト10の接続は、図9に示すように、例えば、空気調和・衛生工学便覧(第13版)の第9編施工 第6章ダクト工事の図6・26鋼板製円形ダクトの簡易接続法(K社カタログ)に基づいて行った。つまり、対向する吹出口付きダクト10の各フランジ16を接続を緩めた状態のリング24に挿入し、リング24のナットを締め付ける方法で行った。
定寸ダクトである吹出口付きダクト10を連続的に接続すると、末端部ダクト内風速が非常に遅くなり、動圧が減少し、静圧が増大する。静圧再取得現象が生じ末端吹出量が大きく増加することが発生する。そのため、先端の吹出口付きダクト10の風量と給気メイン角ダクト65側の吹出口付きダクト10の風量とが異なる。例えば、先端の吹出口付きダクト10の吹出口17の開口23からの風量が10とすると、給気メイン角ダクト65側の吹出口付きダクト10の風量が8〜6になる場合がある。
そこで、本実施形態では、この現象を抑える目的で、空調ダクト50の直管部の1/3または1/4の処に局所抵抗を付加する必要性が生じる。そこで、ダンパを取り付ければ良いのであるが、ゴミ発生要因排除から可動部を設けられない。ダンパに代えて空調ダクト50内に局所固定抵抗を付加する。
一般的には、オリフィスが考えられるが、円形オリフィスはダクト径に等しい幅寸法の大きな鉄板が必要となり、円板中央に円形の開口を開けることとなり、多くのコストが生じる。また、中央部の気流速度の大きな処に開口を設ける時、その穴径の選定には多くの手間が掛かる。
本実施形態の空調ダクト50は、流量測定、圧力測定ではないため、高精度のオリフィスの必要性はないものと考える。
ダクト本体11の径の1/2程度の幅でダクト本体11の径に等しい長さのダクト鉄板を半円形(三日月状)に切り込んだ分配調整板25ををフランジ16間に挟み込み局所抵抗を与える。
分配調整板25は、吹出口付きダクト10の外径と同じ長さを有し、両側部の中心側に円弧状の切り欠き部27を形成した板状体26で構成されている。分配調整板25は、吹出口付きダクト10の接続時に、図9、図11、図12に示すように、吹出口付きダクト10間に挿入される。分配調整板25は、差し込みの位置合わせが容易であり、最も風速がある吹出口付きダクト10の中央部で風量調整を行うことができるので、オリフィスよりも有効である。
空調ダクト50は、天井スラブ61に取り付く大梁63と連結する小梁62に、吹出口17の開口23を床67に向けて所定ピッチで吊り金具64を介して垂下される。また、給気メイン角ダクト65に角丸レジューサ66を介して接続される。
斯くして空調ダクト50をクリーンルームを構成する部屋60内に設置することができる。空調ダクト50は、同一直径で直線的に配されている。
斯くして空調ダクト50は、ダクト本体11の上方外周部に短管13の開口端13aを囲むように複数の折り曲げを持たせた覆い部材18で覆い、これに複数の短管13から放射状に高速で吹き出される気流を衝突させ、吹き出された気流の分散、拡散を行わせ、またその気流方向をダクト下方に変更させることができる。
また、吹出口付きダクト10を所定の間隔で分配調整板25を取り付けたので、分配調整板25が吹出口付きダクト10のy軸側の中央部を塞ぎ、吹出口付きダクト10内を流れる給気を吹出口付きダクト10の内面と両側部との間を流すこととなり、最も風速がある吹出口付きダクト10の中央部で風量調整を行うことができる。
(第2実施形態)
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Aは、図13に示すように、ダクト本体11にフランジ16と吹出口17とが取り付けられていない点で、第1実施形態に係る吹出口付きダクト10とは相違する。従って、本実施形態に係る吹出口付きダクト10Aの構成は、第1実施形態に係る吹出口付きダクト10と同じであるから省略する。
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Aは、フランジ16と吹出口17とは、空調ダクト50を製作する段階で取り付けられる。
次に、本実施形態に係る吹出口付きダクト10Aを用いる空調ダクト50について説明する。
吹出口付きダクト10Aとフランジ16と吹出口17とをクリーンルームを構成する部屋60内に搬入する。
各吹出口付きダクト10Aの接続は、例えば、空気調和・衛生工学便覧(第13版)の第9編施工 第6章ダクト工事の図6・26鋼板製円形ダクトの簡易接続法(K社カタログ)に基づいて行った。つまり、対向する吹出口付きダクト10Aの両端部にフランジ取付のためのノッチ加工を施し、フランジ16を挿入して取り付けた後、各フランジ16を接続を緩めた状態のリング24に挿入し、リング24のナットを締め付ける方法で行った。
吹出口付きダクト10Aの3本繋ぎ毎に、図11に示す分配調整板25を配して吹出口付きダクト10Aを接続する。
吹出口付きダクト10Aの接続後に、図8に示すように、吹出口17を取り付ける。
斯くして、図1に示すように、空調ダクト50が製作される。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第3実施形態)
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Bは、図15、図16に示すように、短管13の開口端13aに軟質樹脂製キャップ28を取り付ける点で、第1実施形態に係る吹出口付きダクト10とは相違する。従って、本実施形態に係る吹出口付きダクト10の構成は、第1実施形態に係る吹出口付きダクト10と同じであるから省略する。
次に、本実施形態に係る吹出口付きダクト10Bを用いる空調ダクト50について説明する。
空調ダクト50では、他の領域より風量を少なくする領域が存在する。その場合に、各吹出口付きダクト10Bの風量調整ために、短管13の開口端13aに軟質樹脂製キャップ28を嵌合して段階的に5/6、4/6、3/6、2/6と調整する。例えば、4/6の風量にするためには、図15、図16に示すように、2つの軟質樹脂製キャップ28を短管13の開口端13aに嵌合する。軟質樹脂製キャップ28を短管13の開口端13aに嵌合すると、1/6の風量減となる。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(第4実施形態)
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Cは、吹出口17の開口23にエキスパンドメタルまたはパンチングメタル29を設けた点で、第1実施形態に係る吹出口付きダクト10、第2実施形態に係る吹出口付きダクト10Aおよび第3実施形態に係る吹出口付きダクト10Bとは相違する。
図17は、第1実施形態に係る吹出口付きダクト10、第二実施形態に係る吹出口付きダクト10Aおよび第三実施形態に係る吹出口付きダクト10Bの吹出口17の開口23から吹き出される気流を示す。
図18は、本実施形態に係る吹出口付きダクト10Cの吹出口17の開口23から吹き出される気流を示す。
図18から明らかなように、エキスパンドメタルまたはパンチングメタル29を吹出口17の開口23に設けると、吹出気流の方向が均一になるように導かれることが確認できた。
吹出口付きダクト10Cは、覆い部材18の下方に開いた開口23にて左右に二分された2つの吹出面が形成される。ここに形成された2つの吹出面に気流通過抵抗を有するエキスパンドメタルまたはパンチングメタル29を取り付け、この面を塞ぎ、1つの圧力チャンバを吹出口17内に形成させる。この圧力チャンバ内で複数の短管13から高速放射状に吹き出された気流が吹出口17の覆い部材18に衝突し、分散、拡散、混合、均圧が行われ、下面に取り付けたエキスパンドメタルまたはパンチングメタル29からダクト下方に向けて吹き出される。
(第5実施形態)
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Dは、図19に示すように、吹出口17の第二の板状部材18dに135°の角度で50mmのガイドベーン30を短管13の開口端13aと対向するように設けた点で、第4実施形態に係る吹出口付きダクト10Cとは相違する。
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Dでは、ガイドベーン30に沿って気流の方向が吹出口17の外側へ導かれている。
(第6実施形態)
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Eは、図20に示すように、ガイドベーン30を短管13の開口端13aより開口23側へ移動した点で、第5実施形態に係る吹出口付きダクト10Dとは相違する。
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Eでは、第5実施形態に係る吹出口付きダクト10Dより気流の方向が吹出口17さらに外側へ導かれている。
(第7実施形態)
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Fは、図21に示すように、ガイドベーン30を第三の板状部材18e側へ移動した点で、第6実施形態に係る吹出口付きダクト10Eとは相違する。
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Fでは、図17に示す第4実施形態に係る吹出口付きダクト10Cと同様の気流の方向が得られた。
(第8実施形態)
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Gは、図22に示すように、ガイドベーン30を45°の角度で短管13の開口端13aより開口23側へ移動した点で、第5実施形態に係る吹出口付きダクト10Dとは相違する。
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Gでは、第5実施形態に係る吹出口付きダクト10Dより気流の方向が吹出口17さらに外側へ導かれている。
(第9実施形態)
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Hは、図23に示すように、ガイドベーン30を45°の角度で短管13の開口端13aより開口23側へ移動した点で、第6実施形態に係る吹出口付きダクト10Eとは相違する。
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Hでは、第6実施形態に係る吹出口付きダクト10Eより気流の方向が吹出口17さらに外側へ導かれている。
(第10実施形態)
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Iは、図24に示すように、ガイドベーン30を第三の板状部材18eの中間点に135°の角度で設けた点で、第5実施形態に係る吹出口付きダクト10Dとは相違する。
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Iでは、第5実施形態に係る吹出口付きダクト10Dと同様の気流の方向が得られた。
(第11実施形態)
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Jは、図25に示すように、ガイドベーン30を第三の板状部材18eの中間点に45°の角度で設けた点で、第10実施形態に係る吹出口付きダクト10Dとは相違する。
本実施形態に係る吹出口付きダクト10Jでは、第5実施形態に係る吹出口付きダクト10Dと同様の気流の方向が得られた。
(備考)
第4実施形態ないし第11実施形態に示すように、吹出口17からの吹出方向はダクト本体11または空調ダクト50の下方気流をダクトの真下均等流でなく、中央に集中させたい時、また逆に広い範囲に拡散させたい時には、吹出口17内にガイドベーン30を取り付けることによって可能となる。
また、第1実施形態ないし第11実施形態において、吹出口17は鉄板を折りたたんだ形状とした。これは、下記の理由による。
曲率を持たせると、曲率に沿った気流が吹出口17内に発生しやすくなる。
折り加工を行うことで、薄板でも剛性が出やすい。
曲率加工は、コストが折り加工より掛かる。
吹出方向変更のガイドベーン30の取付位置が定めやすい。
本発明の第1実施形態に係る複数の吹出口付きダクトを連結して成る本発明の第1実施形態に係る空調ダクトを示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る吹出口付きダクトの要部を示す側面図である。 図2の断面図である。 (A)図1の吹出口付きダクトを構成するダクト本体に穿孔した状態を説明するダクトの要部断面図、(B)ダクトの側面図である。 (A)図4のダクト本体に吹出部部品を取り付ける状態を説明するダクトの要部断面図、(B)ダクトの側面図である。 吹出部部品を取り付けたダクトにフランジを取り付ける状態を説明するダクトの側面図である。 図1におけるダクト本体と短管との関係を示す断面図である。 図1における短管と覆い部材との関係を示す断面図である。 図1の空調ダクトの要部を示す側面図である。 分配調整板を用いない図9の空調ダクトの接続部を示す断面図である。 分配調整板を示す側面図である。 分配調整板を用いた図9の空調ダクトの接続部を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る吹出口付きダクトの連結を説明するダクトの側面図である。 図13の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る吹出口付きダクトに軟質キャップを取り付ける状態を示すダクトの側面図である。 図15の断面図である。 (A)本発明の第1実施形態ないし第3実施形態に係る吹出口付きダクトを示す図、(B)その気流の流れを示す図である。 本発明の第4実施形態に係る吹出口付きダクトを示す図、(B)その気流の流れを示す図である。 本発明の第5実施形態に係る吹出口付きダクトを示す図、(B)その気流の流れを示す図である。 本発明の第6実施形態に係る吹出口付きダクトを示す図、(B)その気流の流れを示す図である。 本発明の第7実施形態に係る吹出口付きダクトを示す図、(B)その気流の流れを示す図である。 本発明の第8実施形態に係る吹出口付きダクトを示す図、(B)その気流の流れを示す図である。 本発明の第9実施形態に係る吹出口付きダクトを示す図、(B)その気流の流れを示す図である。 本発明の第10実施形態に係る吹出口付きダクトを示す図、(B)その気流の流れを示す図である。 本発明の第11実施形態に係る吹出口付きダクトを示す図、(B)その気流の流れを示す図である。
符号の説明
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G,10H,10I,10J 吹出口付きダクト
11 ダクト本体11
11a,11b 端部
11c 上円部
11d 下円部
12,15 穴
13 短管
13a 開口端
13A 吹出部部品
14 プレート
16 フランジ
17 吹出口
18 覆い部材
18a,19a,22a 下端部
18b 交点
18c 第一の板状部材
18d 第二の板状部材
18e 第三の板状部材
19 壁面部材
20 載置部材
21 ビス
22 仕切部材
23 開口
24 リング
25 分配調整板
26 板状体
27 切り欠き部
50 空調ダクト
60 部屋
61 天井スラブ
62 小梁
63 大梁
64 吊り金具
65 給気メイン角ダクト
66 角丸レジューサ

Claims (10)

  1. 片端部側の壁面に上円部に所定ピッチで長手方向に複数の穴を設けた、所定長さの大径のスパイラルダクトからなるダクト本体と、
    前記ダクト本体の複数の穴に、前記ダクト本体内で風速に差がある外周部と中央部との中間における所定位置に片側端口が来るよう、前記ダクト本体内側への突出量を均一に揃えてそれぞれ挿入され固定される、50mm〜100mmの呼び径である短管と、
    前記短管を取り付けたダクト本体の周囲を覆うように該ダクト本体上に固定される傘状の吹出口と
    で構成された吹出口付きダクトを構成単位とし、
    前記吹出口付きダクトを複数個連結するとともに、当該連結接続部を給気の元側から見て、複数の前記ダクト本体の片端部側を同じ側にして連結して成る
    ことを特徴とする空調ダクト。
  2. 請求項1記載の空調ダクトにおいて、
    前記ダクト本体内の外周部と中央部との中間における所定位置片側端口が来るようにそれぞれ挿入固定される前記短管の挿入深さは、前記ダクト本体の径比で0.24〜0.25の長さとする
    ことを特徴とする空調ダクト。
  3. 請求項1または請求項2に記載の空調ダクトにおいて、
    前記吹出口付きダクトの連結接続部の一部には、前記ダクト本体内の中央部を遮り、前記ダクト本体内の外周部に開口を形成する分配調整板が介装されている
    ことを特徴とする空調ダクト。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項記載の空調ダクトにおいて、
    前記短管は、金属製電線管であり、
    前記ダクト本体の複数の穴は、電気設備プルボックス開口用油圧パンチャにて開口され、
    前記ダクト本体の内面と同じ曲率の円弧断面のプレートに穿孔した穴に前記短管を挿入してスポット溶接により固定して成る吹出部部品を、前記ダクト本体内に挿入し、前記短管を前記ダクト本体の前記穴に挿入して成る
    ことを特徴とする空調ダクト。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか1項記載の空調ダクトにおいて、
    前記ダクト本体の片端部側の壁面に上円部に所定ピッチで長手方向に設けられた複数の穴は、複数列穿孔されている
    ことを特徴とする空調ダクト。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか1項記載の空調ダクトにおいて、
    前記ダクト本体の片端部側の壁面に上円部に所定ピッチで長手方向に設けられた複数の穴は、2列穿孔されるとともに、一方の列の穴と他方の穴との中心角を90°としている ことを特徴とする空調ダクト。
  7. 請求項1ないし請求項6の何れか1項記載の空調ダクトにおいて、
    前記傘状の吹出口は、
    前記ダクト本体に取り付けた短管の開口端を覆い下端部を水平方向の直径線(x軸)上より下円部側に設けた多角形状の覆い部材と、
    前記覆い部材の両端部とダクト本体の外面との間を閉鎖する壁面部材と、
    前記壁面部材のダクト本体側に位置し、前記ダクト本体の上円部の外面と同じ曲率を有し前記ダクト本体上に止め付けられる載置部材と、
    前記載置部材間に配され下端部を前記覆い部材の下端部と平行して配した仕切部材と、
    前記壁面部材の下端部間と前記覆い部材の下端部と仕切部材の下端部との間とで形成される開口とで構成されている
    ことを特徴とする空調ダクト。
  8. 請求項1ないし請求項の何れか1項記載の空調ダクトにおいて、
    前記傘状の吹出口の開口には、エキスパンドメタルまたはパンチングメタルが取り付けてある
    ことを特徴とする空調ダクト。
  9. 請求項1ないし請求項8の何れか1項記載の空調ダクトにおいて、
    前記傘状の吹出口内は、前記短管の開口端から吹き出す気流の方向を変えるガイドベーンが取り付けてある
    ことを特徴とする空調ダクト。
  10. 請求項1ないし請求項9の何れか1項記載の空調ダクトにおいて、
    前記短管の一部には、前記吹出口付きダクト毎に風量を調節できるように、脱着可能な風量調整用のキャップが取り付けられている
    ことを特徴とする空調ダクト。
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