JP4963633B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
近年、大画面の表示装置を利用した電子会議システムが知られている。この電子会議システムは、高精細な会議資料やビデオ映像等の記録データを、会議の出席者が視聴できるように表示装置に表示する。電子会議システムの中には、表示装置と、情報処理装置と、座標入力装置としてのデジタイザと、を含んで構成されるものがある。このデジタイザは、表示装置の画面上に取り付けられる。そして、ユーザは、デジタイザ上でペンや指により、座標指示や図形の入力を行うことで、説明している箇所をポイント(指示)として入力したり、会議資料を補足して説明するために注釈(添え書き)を入力したりすることができる。例えば、ユーザがデジタイザを用いて注釈等のアノテーションを入力した場合、電子会議システムの情報処理装置は、会議資料を表示装置に表示した状態で、入力されたアノテーションを表示装置の画面上に追加して表示する。このように、ユーザの入力を表示装置上に追加して表示することで、電子会議システムは、いわゆる電子ホワイトボードの機能を発揮することができる。
ここで、情報処理装置は、入力されたポイント(指示)やアノテーション(注釈)を、手書きのストロークとして検出し、このストロークを描画オブジェクトとして扱う。ユーザは、この描画オブジェクトに対してコピー、切り取り、貼り付け、移動、拡大及び縮小等の編集を行うことができる。なお、情報処理装置は、描画オブジェクトをグループ化することで複数のストロークを一つのグループとして扱い、一つのグループに対して編集、手書き文字認識を行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
また、電子会議システムの情報処理装置は、会議に使用した会議資料を、電子会議システムの記録装置や会議サーバ等に保存して、後に再生することができる。例えば、ユーザがデジタイザを用いて描画した描画オブジェクトを、描画した順番に再生することで、会議を再現することができる。また、このような会議資料を再生することができる情報処理装置の中には、会議中に説明している箇所を指示するために下線を引いたり、丸で囲んだりする、所謂、ポインタとしての描画を時間の経過により消去することができる(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−177450号公報 特開平10−108154号公報
しかしながら、上述のような会議を再生することができる電子会議システムの情報処理装置においてユーザが会議で使用され、表示装置に表示された会議資料をみるためには、再生するための時間が必要になってしまう。一方、表示装置に表示された会議資料の最終段階のみを再生する場合、再生する時間はかからないものの、会議中に説明している箇所を指示するためのポインタが描画として残っているため、会議資料が見づらい問題がある。
特許文献2の技術では、ユーザはポインタとしての描画を時間の経過により消去することができるものの、消去したい描画を行うときと、消去せずに残しておきたい描画をするときと、で入力するモードを変更する必要があり、操作が煩雑になるという問題がある。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、注釈に係る描画オブジェクトをユーザにとって見やすいように表示することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、描画オブジェクトの描画情報、又は前記描画オブジェクトで構成される描画オブジェクトグループのグループ情報に基づいて、前記描画オブジェクトが、指示に係る描画オブジェクトか、又は注釈に係る描画オブジェクトかを判定する判定手段と、前記判定手段において前記描画オブジェクトが指示に係る描画オブジェクトであると判定された場合、前記指示に係る描画オブジェクトの表示属性を変更する表示属性変更手段と、前記描画オブジェクトグループの数を算出する算出手段と、を有し、前記判定手段は、前記算出手段において算出された前記描画オブジェクトグループの数が所定数以下の場合は、前記判定を行わないことを特徴とする。
本発明の情報処理方法は、描画オブジェクトの描画情報、又は前記描画オブジェクトで構成される描画オブジェクトグループのグループ情報に基づいて、前記描画オブジェクトが、指示に係る描画オブジェクトか、又は注釈に係る描画オブジェクトかを判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて前記描画オブジェクトが指示に係る描画オブジェクトであると判定された場合、前記指示に係る描画オブジェクトの表示属性を変更する表示属性変更ステップと、前記描画オブジェクトグループの数を算出する算出ステップと、を有し、前記判定ステップでは、前記算出ステップにおいて算出された前記描画オブジェクトグループの数が所定数以下の場合は、前記判定を行わないことを特徴とする。
なお、本発明は、プログラム及び記録媒体としてもよい。
情報処理装置。
本発明によれば、注釈に係る描画オブジェクトを見やすいように表示することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る会議システムのハードウェア構成の一例を示す図である。会議システム10は、表示装置1と、情報処理装置2と、入力装置3と、を含んで構成される。表示装置1及び入力装置3は、情報処理装置2にUSBケーブル等を介して接続されている。
表示装置1は、LCD等のディスプレイである。表示装置1は、記録データや記録データとしての描画オブジェクト等を表示する。情報処理装置2は、ROM4と、RAM5と、ハードディスク等の記録装置6と、CPU7とを含んで構成される。また、各構成は、バス9を介して接続される。CPU7は、バス9に接続された各構成を制御する。より具体的に説明すると、CPU7は、記録装置6、又はROM4に記録されたプログラムをRAM5に読み出して実行することにより後述する処理を行う。ROM4には、情報処理装置2の起動時に最初にCPU7によって実行されるプログラムが記録されている。RAM5は、記録装置6に記録されたプログラムをCPU7が実行するときのワーク用のメモリとして用いられ、処理されたデータ等が記録される。記録装置6は、本実施形態に係るプログラム、記録データ、描画情報等が記録されている。更に、記録装置6は、後述する手書き認識辞書データと、図形パターンデータと、記号パターンデータと、が記録されている。
入力装置3は、表示装置1に取り付けられる光学式デジタイザ11(以下、デジタイザ11という)と、ペン12と、を含んで構成される。このデジタイザ11は、表示装置1の表示面上に取り付けられる。デジタイザ11は、ユーザがペン12を用いてデジタイザ11上に描画した軌跡13を描画情報として検出し、情報処理装置2に出力する。
情報処理装置2のCPU7は、出力された軌跡13の描画情報を、リアルタイムで表示装置1に描画オブジェクトとして表示する。従って、CPU7は、ユーザがペン12を用いて表示装置1に直接、描画しているように表示することができる。このように構成することで会議システム10は、ホワイトボードとしての機構を発揮する。また、CPU7は、描画情報を記録装置6に記録する。
会議システム10の情報処理装置2のCPU7は、ユーザによる静的な再生指示により、記録装置6に記録されている会議資料等の記録データを表示装置1に静的に表示する。図2は、記録データ及び記録データとしての描画オブジェクトを表示装置に表示した一例を示す図である。
図2では、製品毎の単価や販売数等を示す表と、2つの棒グラフと、複数の描画オブジェクトグループ101〜111と、が表示されている。
描画オブジェクトグループ101〜109は、ユーザが表や棒グラフを説明するため、表や棒グラフの一部を指示するポインタとして描画した描画オブジェクトのグループである。ここで、ポインタとして描画された描画オブジェクトを指示に係る描画オブジェクト(指示描画オブジェクト)という。描画オブジェクトグループ101〜109は、それぞれ1つの描画オブジェクトから構成されるグループである。
本実施形態において、描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトが2つ以下の描画オブジェクトグループの描画オブジェクトを指示描画オブジェクトとする。また、本実施形態において、描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトが3つ以上の描画オブジェクトグループの描画オブジェクトの場合は、以下の2つの条件を満たす描画オブジェクトを指示描画オブジェクトとする。つまり、
・「描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトとして手書き文字、又は記号を含まない描画オブジェクトグループの描画オブジェクト」
・「単純な図形からなる描画オブジェクト」である。
なお、記号とは、一定の内容を表すために用いられる印、符号等であり、例えば、矢印「→」や算術記号「÷」「=」等である。また、単純な図形とは、例えば、丸、線、チェック等である。
描画オブジェクトグループ110及び111は、ユーザが表や棒グラフを補足して説明するために注釈として描画した描画オブジェクトのグループである。ここで、注釈として描画された描画オブジェクトを注釈に係る描画オブジェクト(注釈描画オブジェクト)という。描画オブジェクトグループ110及び111は、それぞれ複数の描画オブジェクトから構成されるグループである。即ち、描画オブジェクトグループ110及び111は、上向きの矢印を構成する複数の描画オブジェクトと、「U」を構成する描画オブジェクトと、「P」を構成する複数の描画オブジェクトと、からなるグループである。
本実施形態において、以下の2つの条件を満たす描画オブジェクトを注釈描画オブジェクトとする。つまり、
・「描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトが3つ以上の描画オブジェクトグループの描画オブジェクト」
・「描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトとして手書き文字、又は記号を含む描画オブジェクトグループの描画オブジェクト」である。
描画オブジェクトを描画オブジェクトグループとしてグループ化する処理は、例えば、ユーザによるグループ化に係る操作に応じて情報処理装置2のCPU7が行ってもよい。また、CPU7が自動的に描画オブジェクト間の入力時間間隔が短い描画オブジェクト同士を描画オブジェクトグループとしてグループ化してもよい。描画オブジェクトを描画オブジェクトグループとしてグループ化した場合、CPU7は、描画オブジェクトグループのグループ情報を作成する。このグループ情報には、描画オブジェクトグループのIDと、描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトのIDとが含まれている。また、グループ情報は、描画オブジェクトグループ管理テーブルで記録装置6に記録され、管理される。
次に、図2に示すよう会議資料等の記録データが静的に表示されている状態において、指示描画オブジェクトが表示されることで、ユーザが、会議資料や注釈描画オブジェクトを見えづらいと考える場合がある。そのとき、ユーザは、例えば、表示装置1に表示されている「指示描画オブジェクト除去」ボタンを押下、又はクリックする。すると、CPU7は、指示描画オブジェクトとして判断した描画オブジェクトから構成される描画オブジェクトグループの表示属性の変更を行う。
以下、CPU7が、描画オブジェクトグループの表示属性を変更する処理について説明する。
図3は、描画オブジェクトグループの表示属性を変更する処理の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS1において、CPU7は、描画オブジェクトグループが表示された状態から、表示されている描画オブジェクトグループの数(グループ数)を算出する。
このとき、CPU7は、記録装置6に記録された描画オブジェクトグループ管理テーブルのグループ情報に基づいてグループ数を算出する。グループ数が所定数以下(例えば10個以下)の場合、CPU7は、全ての描画オブジェクトグループに意味があるとみなして表示属性を変更する処理を終了する。一方、グループ数が所定数より多い場合は、CPU7は、ステップS2に進む。なお、図2に示されるような描画オブジェクトグループが表示装置1に表示されている場合、ステップS1において、CPU7は、グループ数を描画オブジェクトグループ101〜111の11として算出し、ステップS2に進む。
次に、ステップS2において、CPU7は、描画オブジェクトグループ管理テーブルのグループ情報(又は描画オブジェクトグループのID)を指し示す参照ポインタを先頭に設定する処理を行う。このように設定するのは、CPU7が、後述するステップS4における評価を描画オブジェクトグループの単位毎に行うためである。
次に、ステップS3において、CPU7は、参照ポインタが示しているグループ情報を取得する。次に、ステップS4において、CPU7は、ステップS3で取得したグループ情報の内容を評価する(描画判定)。なお、この評価方法については図6のフローチャートを用いて後述する。
次に、ステップS5において、CPU7は、ステップS4の評価の結果を判定する。ステップS4の評価が注釈描画オブジェクトであった場合は、CPU7は、ステップS7へ進む。ステップS4の評価の結果が指示描画オブジェクトであった場合は、CPU7は、ステップS6へ進む。
ステップS6において、CPU7は、描画オブジェクトグループの表示属性を変更する(表示属性変更)。本実施形態では、CPU7は、ユーザ選択により、例えば、描画オブジェクトグループを表示装置1に表示させないようにする「不可視」と、描画オブジェクトグループを表示装置1に半透明で表示する「半透明」と、が表示属性として設定できるようになっている。表示属性を不可視に設定した場合は、CPU7は、指示描画オブジェクトとして判定した描画オブジェクトから構成される描画オブジェクトグループを不可視にして表示装置1に表示する(例えば、後述する図4参照)(表示制御)。また、表示属性を半透明に設定していた場合は、CPU7は、指示描画オブジェクトとして判定した描画オブジェクトから構成される描画オブジェクトグループを半透明にして表示装置1に表示する(例えば、後述する図5参照)(表示制御)。
次に、ステップS7において、CPU7は、参照ポインタを一つ進める。次に、ステップS8において、CPU7は、参照ポインタが最終のグループ情報(又は描画オブジェクトグループのID)を超えたか否かを判定する。参照ポインタが最終のグループ情報(又は描画オブジェクトグループのID)を超えていない場合は、CPU7は、ステップS3へ戻る。参照ポインタが最終のグループ情報(又は描画オブジェクトグループのID)を超えていた場合は、CPU7は、表示属性を変更する処理を終了する。
ここで、図2で示される描画オブジェクトグループ101〜109は、図6で後述するフローチャートにおいて描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトが指示描画オブジェクトであると判定された描画オブジェクトグループである。また、図2で示される描画オブジェクトグループ110及び111は、図6で後述するフローチャートにおいて描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトが注釈描画オブジェクトであると判定された描画オブジェクトグループである。
図4は、表示属性を不可視に設定した場合の表示装置に表示される一例を示す図である。図4で示すようにCPU7は、図2で表示していた描画オブジェクトグループ101〜109を、不可視にして表示装置1に表示し、図2で表示していた描画オブジェクトグループ110及び111を、そのまま表示する。
図5は、表示属性を半透明に設定した場合の表示装置に表示される一例を示す図である。図5で示すようにCPU7は、図2で表示していた描画オブジェクトグループ101〜109を、半透明にして表示装置1に表示し、図2で表示していた描画オブジェクトグループ110及び111を、そのまま表示する。なお、図5では、半透明の表示を破線で表示している。
次に、描画オブジェクトグループの内容を評価する処理について説明する。
図6は、描画オブジェクトグループの内容を評価する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS11において、CPU7は、描画オブジェクトグループのグループ情報を記録装置6から受信する。
次に、ステップS12において、CPU7は、グループ情報に基づいて描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトの数が所定数以下か否かを判定する。本実施形態では描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトの数が2つ以下か否かを判定するものとする。描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトの数が所定数以下であった場合は、CPU7は、ステップS16へ進む。描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトの数が所定数以下ではない場合は、ステップS13へ進む。
例えば、図2に示される描画オブジェクトグループ101〜109は、それぞれ1つの描画オブジェクトから構成されている。従って、CPU7は、所定数以下であるとしてステップS16に進む。また、図2に示される描画オブジェクトグループ110及び111は、それぞれ上向きの矢印を構成する複数の描画オブジェクトと、「U」を構成する描画オブジェクトと、「P」を構成する複数の描画オブジェクトと、の3つの描画オブジェクトで構成されている。従って、CPU7は、所定数以下でないとしてステップS13に進む。
ステップS16において、CPU7は、描画オブジェクトグループに対して返却値を「指示描画オブジェクト」にセットして、処理を終了する。例えば、CPU7は、図2に示される描画オブジェクトグループ101〜109に対する返却値を「指示描画オブジェクト」にセットする。
一方、ステップS13において、CPU7は、描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトに手書き文字の描画オブジェクトが含まれるか否かを判定する。手書き文字の描画オブジェクトが含まれるか否かの判定には、例えばCPU7が、記録装置6に記録された描画情報と、記録装置6に記録された手書き認識辞書データと、を照合し、類似する場合には手書き文字の描画オブジェクトが含まれると判定する。類似しない場合には、CPU7は、手書き文字の描画オブジェクトが含まれないと判定する。なお、CPU7は、手書き認識辞書データの照合において、1つ1つの描画オブジェクトと照合するほか、描画オブジェクトグループ全体及び複数の描画オブジェクトを組み合わせたものに対しても照合するようにする。
手書き文字が含まれると判定した場合は、CPU7は、ステップS15に進む。手書き文字が含まれないと判定した場合は、CPU7は、ステップS14に進む。例えば、図2に示される描画オブジェクトグループ110及び111は、それぞれ「U」を構成する描画オブジェクトと、「P」を構成する複数の描画オブジェクトと、を含んで構成されている。従って、CPU7は、描画オブジェクトグループ110及び111は手書き文字を含むと判定してステップS15に進む。
なお、ステップS13において、CPU7は、描画オブジェクトグループの描画オブジェクトに記号の描画オブジェクトが含まれるか否かを判定してもよい。記号の描画オブジェクトが含まれるか否かの判定には、例えばCPU7が、記録装置6に記録された描画情報と、記録装置6に記録された記号パターンデータと、を照合し、類似する場合には記号の描画オブジェクトが含まれると判定する。類似しない場合には、CPU7は、記号の描画オブジェクトが含まれないと判定する。
ステップS14において、CPU7は、描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトが丸、線、チェック等の単純な図形であるか否かを判定する。描画オブジェクトが単純な図形であるか否かの判定には、例えばCPU7が、記録装置6に記録された描画情報と、記録装置6に記録された図形パターンデータと、を照合し、類似する場合には、単純な図形であると判定する。類似しない場合には、CPU7は、単純な図形でないと判定する。CPU7は、図形パターンデータの照合において、1つ1つの描画オブジェクトと照合するものとする。
単純な図形であると判定した場合は、CPU7は、ステップS16に進む。単純な図形ではないと判定した場合は、CPU7は、ステップS15に進む。
ステップS15において、CPU7は、描画オブジェクトグループに対する返却値を「注釈描画オブジェクト」にセットして、処理を終了する。例えば、CPU7は、図2に示される描画オブジェクトグループ110及び111に対して、それぞれ返却値を「注釈描画オブジェクト」にセットする。
このように、第1の実施形態によれば、CPU7が、描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトに対して指示描画オブジェクトか、又は注釈描画オブジェクトであるか、を判定する。そして、指示描画オブジェクトであると判定した場合には、CPU7は、描画オブジェクトグループの表示属性を変更する。従って、例えば、表示属性を不可視や半透明に設定することで、指示描画オブジェクトとして判定した描画オブジェクトを表示装置に非表示又は半透明にして表示でき、注釈に係る描画オブジェクトや記録データの表示を見やすくすることができる。
なお、上述した説明では、「指示描画オブジェクト除去」ボタンを押下、又はクリックしたときに、CPU7が、描画オブジェクトグループの表示属性の変更を行うものとして説明したが、記録データの再生時に自動的に行うようにしてもよい。
また、上述した説明では、指示描画オブジェクトであると判定した場合、描画オブジェクトグループの表示属性を変更する場合について説明した。しかしながら、描画オブジェクトグループを構成する描画オブジェクトの表示属性を変更するようにしてもよい。
また、上述した説明では、描画オブジェクトグループ内の描画オブジェクトが手書き文字であるか否かの判定において、CPU7が、描画情報と、手書き認識辞書データと、を照合する場合についてのみ説明した。しかし、手書き文字を認識する方法は特に限定されるものではない。
また、上述した説明では、描画オブジェクトグループ内の描画オブジェクトが記号であるか否かの判定において、CPU7が、描画情報と、記号パターンデータと、を照合する場合についてのみ説明した。しかし、記号であるか否かを判定する方法は特に限定されるものではない。
また、上述した説明では、描画オブジェクトグループ内の描画オブジェクトが単純な図形であるか否かの判定において、CPU7が、描画情報と、図形パターンデータと、を照合する場合についてのみ説明した。しかし、単純な図形であるか否かを判定する方法は特に限定されるものではない。
(第2の実施形態)
図7は、ネットワークを介して接続された会議システムのハードウェア構成の一例を示す図である。なお、図1と同様の構成は同一の符号を付して説明を省略する。図7の会議システム20は、情報処理装置21と、情報処理装置22と、サーバ23と、を含んで構成される。情報処理装置21と、情報処理装置22と、サーバ23と、はそれぞれネットワーク25を介して接続されている。情報処理装置21及び情報処理装置22は、それぞれ会議室等に置かれ、不特定多数のユーザが使用することができる。また、図7では情報処理装置を2つとして説明するが、1つ又は2つ以上であってもよい。情報処理装置21及び情報処理装置22は、図1の情報処理装置2と同様、表示装置1と、入力装置と、が接続されている。また、情報処理装置21及び情報処理装置22は、ROM4と、RAM5と、CPU7とを含んで構成される。サーバ23は、CPU7と、記録装置6とを含んで構成される。
図7の会議システム20では、例えば、情報処理装置21のデジタイザ11が、ユーザによってデジタイザ11上に描画した軌跡13を描画情報として検出し、情報処理装置21に出力する。続いて、情報処理装置21のCPU7は、出力された軌跡13の描画情報を、リアルタイムで情報処理装置21に接続された表示装置1に描画オブジェクトとして表示する。そして、情報処理装置21のCPU7は、描画情報や記録データ等をサーバ23に送信する。サーバ23のCPU7は、送信された描画情報や記録データ等を記録装置6に記録する。
第2の実施形態によれば、記録データがサーバ23の記録装置6に記録される。従って、例えば会議が行われた場所とは異なる場所で記録データを再生することができる。この場合においても、再生時において、CPU7が、描画オブジェクトが指示描画オブジェクトか、注釈描画オブジェクトであるかを判定し、指示描画オブジェクトである場合には、描画オブジェクトグループの表示属性を変更することができる。従って、例えば、表示属性を不可視や半透明に設定することで、指示描画オブジェクトと判定した描画オブジェクトグループを表示装置に非表示又は半透明にして表示でき、注釈に係る描画オブジェクトや記録データの表示を見やすくすることができる。
以上、上述した実施形態によれば、指示描画オブジェクトと判定した描画オブジェクトを表示装置に非表示又は半透明にして表示することができる。従って、注釈描画オブジェクトと判定した描画オブジェクトを見やすいように表示することができる。
上述した本発明の実施形態における情報処理装置を構成する各手段、並びに情報処理方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROM等に記録されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム又は装置に直接、又は遠隔から供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
第1の実施形態に係る会議システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 描画オブジェクトを表示装置に表示した一例を示す図である。 描画オブジェクトの表示属性を変更する処理の一例を示すフローチャートである。 表示属性を不可視に設定していた場合の表示装置に表示される一例を示す図である。 表示属性を半透明に設定した場合の表示装置に表示される一例を示す図である。 描画オブジェクトのグループの内容を評価する処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る会議システムのハードウェア構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 表示装置
2 情報処理装置
3 入力装置
4 ROM
5 RAM
6 記録装置
7 CPU
9 バス
10 電子会議システム
11 デジタイザ
12 ペン
13 軌跡
20 電子会議システム
21 情報処理装置
22 情報処理装置
23 サーバ
25 ネットワーク

Claims (6)

  1. 描画オブジェクトの描画情報、又は前記描画オブジェクトで構成される描画オブジェクトグループのグループ情報に基づいて、前記描画オブジェクトが、指示に係る描画オブジェクトか、又は注釈に係る描画オブジェクトかを判定する判定手段と、
    前記判定手段において前記描画オブジェクトが指示に係る描画オブジェクトであると判定された場合、前記指示に係る描画オブジェクトの表示属性を変更する表示属性変更手段と、
    前記描画オブジェクトグループの数を算出する算出手段と、を有し、
    前記判定手段は、前記算出手段において算出された前記描画オブジェクトグループの数が所定数以下の場合は、前記判定を行わないことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示属性変更手段は、前記判定手段において前記描画オブジェクトが指示に係る描画オブジェクトであると判定された場合、前記指示に係る描画オブジェクトが表示されないよう、又は前記指示に係る描画オブジェクトが半透明で表示されるよう、前記表示属性を変更することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 描画オブジェクトの描画情報、又は前記描画オブジェクトで構成される描画オブジェクトグループのグループ情報に基づいて、前記描画オブジェクトが、指示に係る描画オブジェクトか、又は注釈に係る描画オブジェクトかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて前記描画オブジェクトが指示に係る描画オブジェクトであると判定された場合、前記指示に係る描画オブジェクトの表示属性を変更する表示属性変更ステップと、
    前記描画オブジェクトグループの数を算出する算出ステップと、を有し、
    前記判定ステップでは、前記算出ステップにおいて算出された前記描画オブジェクトグループの数が所定数以下の場合は、前記判定を行わないことを特徴とする情報処理方法。
  4. 前記表示属性変更ステップでは、前記判定ステップにおいて前記描画オブジェクトが指示に係る描画オブジェクトであると判定された場合、前記指示に係る描画オブジェクトが表示されないよう、又は前記指示に係る描画オブジェクトが半透明で表示されるよう、前記表示属性を変更することを特徴とする請求項に記載の情報処理方法。
  5. 描画オブジェクトの描画情報、又は前記描画オブジェクトで構成される描画オブジェクトグループのグループ情報に基づいて、前記描画オブジェクトが、指示に係る描画オブジェクトか、又は注釈に係る描画オブジェクトかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて前記描画オブジェクトが指示に係る描画オブジェクトであると判定された場合、前記指示に係る描画オブジェクトの表示属性を変更する表示属性変更ステップと、
    前記描画オブジェクトグループの数を算出する算出ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
    前記判定ステップでは、前記算出ステップにおいて算出された前記描画オブジェクトグループの数が所定数以下の場合は、前記判定を行わないことを特徴とするプログラム
  6. 請求項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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