JP4962101B2 - 車載装置及びプログラム - Google Patents
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Description
しかしながら、近年、均一料金方式の有料道路において、特定の地点(例えば出口等)に設置された路側装置の側を通過した場合には料金の払い戻しがなされるような運用がなされる場合もある。なお、払い戻しがなされる条件としては、通行区間が短かった場合や、交通分散を目的とした案内にしたがって通行した場合等である。
ところで、利用可能回数は、ユーザが操作部等を用いて直接入力するようになっていてもよいが、ナビゲーション装置等において算出された案内経路に基づいて算出された利用可能回数を、ナビゲーション装置等から入力して記憶手段に記憶させるようになっているとよい(請求項5)。
ここまでは、利用可能回数に基づいてカード情報を消去するか否かが判断されるようになった車載装置について説明したが、さらに、タイマによってカード情報を消去するか否かが判断されるようになっていてもよい。つまり、請求項6に記載のように、制御手段は、カード情報を記憶手段に記憶させた後、所定の時間が経過すると、記憶手段に記憶させておいたカード情報を消去させるようになっていてもよい。
しかしながら、タイマによってカード情報を消去するか否かが判断されるようになっていると、対距離料金方式の有料道路における入口ゲートを通過した後、出口ゲートを通過する前にカード情報が消去されてしまうケースが考えられる。このケースが発生すると、出口ゲートを通過できなくなる。これを防止するためには、請求項7に記載のように、記憶手段は、第二のフラグの状態を更に記憶し、制御手段は、対距離料金方式の入口ゲートを通過した際に、記憶手段に記憶されている第二のフラグの状態をオンにし、対距離料金方式の出口ゲートを通過した際及び均一料金方式のゲートを通過した際に、記憶手段に記憶されている第二のフラグの状態をオフにし、所定の時間が経過した時であっても、記憶手段に記憶されている第二のフラグの状態がオンである場合には、記憶手段に記憶させておいたカード情報を消去させないようになっているとよい。
なお、上述した制御手段としての機能をプログラムによって実現してもよい(請求項9)。このようなプログラムを、車載装置が内蔵するコンピュータに実行させれば、その車載装置は、上述した本発明の車載装置と同様の作用及び効果を奏する。また、プログラムはネットワーク等を用いて流通させることも可能である上、車載装置におけるプログラムの入れ替えは、部品の入れ替えに比較して容易である。したがって、車載装置の機能向上を容易に行うこともできる。
図1(a)は、ETCシステム10の構成を示すブロック図である。ETCシステム10は、車両に搭載された車載装置20と、ETCの決済処理に用いるカード情報を記憶するICカード30と、有料道路の入口ゲートや出口ゲート等に設けられた路側装置40とを備える。なお、図1(a)には車載装置20、ICカード30と、路側装置40とが1台ずつ記載されているが、通常は、システム全体で複数台存在する。
DSRC部22は、無線アンテナ21を介してDSRCによる情報の送受信を行う部位である。なお、通信対象は路側装置40である。
非接触通信インターフェース25は、ICカード30と、非接触の近距離無線通信を行うための機能を有する部位である。なお、接触型の通信インターフェースであってもよい(その場合はICカード30が接触型の通信インターフェースを有している必要がある)。
次に、ETCシステム10の動作について説明する。
(1)カード情報のコピーについて
まず、ICカード30から車載装置20へのカード情報のコピーについて、図2のフローチャートを用いて説明する。なお、前提として、ICカード30には、ETCの決済処理に用いるカード情報が予め記憶されていることとする。
カード情報を受信した車載装置20の制御部27は、記憶部26に受信したカード情報を記憶させる。そして、車載装置20の制御部27は、非接触通信インターフェース25を介してICカード30へ、カード情報を受信した旨を通知する(S115)。
次に、車載装置20を搭載した車両が、路側装置40の設置されたゲートに到達した際に、車載装置20の制御部27で実行が開始される処理であるゲート処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
S220では、対距離料金方式の課金後処理(出口)を実行する。詳細は後述する。
S225では、均一料金方式の課金後処理を実行する詳細は後述する。
(3)対距離料金方式の課金後処理(入口)
次に、上述したゲート処理のS215で呼び出されて実行が開始される対距離料金方式の課金後処理(入口)について、図4のフローチャートを用いて説明する。
次に、上述したゲート処理のS220で呼び出されて実行が開始される対距離料金方式の課金後処理(出口)について、図5のフローチャートを用いて説明する。
次に、上述したゲート処理のS225で呼び出されて実行が開始される均一料金方式の課金後処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
S520では、記憶部26に記憶されている均一料金方式通過確認フラグをオンにし、S525へ処理を移行する。
次に、制御部27に設けられたタイマに設定された時間が経過したことを、制御部27が検知した際に、制御部27で実行が開始されるタイマ処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。なお、タイマが設定されていない場合は、タイマ処理は実行されることはない。
上述したETCシステム10の車載装置20によれば、以下のような効果を奏する。
車載装置20の制御部27は、記憶部26に記憶させたカード情報について、その利用可能回数を記憶部26に記憶させるようになっており(S125,S130)、利用可能回数が0になった場合に、記憶部26からカード情報を削除するようになっている(S230:Yes,S235)。このため、利用可能回数が0になれば、ユーザが消去操作を行わなくても記憶部26からカード情報が消去されるため、ユーザが消去させることを忘れることによって不正にカード情報が使用されることを防止することができる。また、エンジンキーの操作に連動してカード情報が消去されるように車載装置20を構成する必要もないため、サービスエリア等でエンジンキーをオフにすることができる。
(1)上記実施形態では、制御部27に設けられたタイマに設定された時間が経過したことを制御部27が検知した際に、制御部27でタイマ処理が実行されて、カード情報が削除されるか、利用可能回数が強制的に1に設定されるようになっていた(S615,S610)。これとは異なり、タイマに設定された時間が経過したことを検知した際、カード情報の削除を行う前に、タイマの設定を再度行うかどうかをユーザに対して問い合わせるようにしてもよい。具体的には、制御部27が、HMI23(スピーカ)を介して、タイマの設定を再度行うかどうかを音声によって問合せる。そして、ユーザがそれを希望する旨の入力をHMI23(操作ボタン)に対して行った場合、例えば、ユーザにICカード30を車載装置20にかざすように促し、ICカード30と車載装置20とが通信可能になると、ICカード30に記憶されたカード情報と、車載装置20の記憶部26に記憶されているカード情報とが同一であることを条件に、タイマに設定する時間の入力を受け付けるようになっているとよい(入力の受け付けは、S135,S140と同様)。
(2)車載装置20にナビゲーション装置が接続されている場合には、利用可能回数又はタイマ設定時間の少なくともいずれか一方を、ナビゲーション装置において算出された案内経路に基づいて算出された利用可能回数やタイマ設定時間を取得して設定するようになっているとよい。
(4)車載装置20を、対距離料金方式の有料道路にのみ対応させてもよい。その場合は、制御部27は、対距離料金方式の有料道路の入口ゲート又は出口ゲートのいずれか一方でのみ、ゲート通過時に利用可能回数の減算を行うようになっていればよい。例えば、上述した対距離料金方式の課金後処理(入口)では、均一料金方式通過確認フラグがオンであった場合には(S310:Yes)、利用可能回数を1減算するようになっていたが、均一料金方式通過確認フラグの状態にかかわらず、利用可能回数の減算を行わないようになっていればよい。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲に記載した用語との対応を示す。
Claims (9)
- 通行料金の決済に伴うデータ処理を実行可能な車載装置であって、
記憶保持動作が不要であり、カード情報とともに他の情報も記憶可能な記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたカード情報を利用して前記データ処理を実行する制御手段と、
を備え、
前記記憶手段は、カード情報の利用可能回数を更に記憶し、
前記制御手段は、前記車載装置を搭載した車両がゲートを通過した際に前記記憶手段が記憶する前記利用可能回数を減算させ、前記利用可能回数が0になった場合に、前記記憶手段からカード情報を消去させること、
を特徴とする車載装置。 - 請求項1に記載の車載装置において
前記制御手段は、対距離方式の有料道路では、入口ゲート又は出口ゲートのいずれか一方でのみゲート通過時に前記減算を行うこと、
を特徴とする車載装置。 - 請求項1に記載の車載装置において、
前記記憶手段は、第一のフラグの状態を更に記憶し、
前記制御手段は、
均一料金方式のゲートを通過した際は、前記記憶手段に記憶されている前記第一のフラグの状態をオンにするとともに、これより前に既にオンであった場合は前記減算を行い、
対距離料金方式の入口ゲートを通過した際は、前記記憶手段に記憶されている前記第一のフラグの状態がオンである場合にのみ前記減算を行い、
対距離料金方式の出口ゲートを通過した際は、前記減算を行うこと、
を特徴とする車載装置。 - 請求項3に記載の車載装置において、
前記制御手段は、対距離料金方式の入口ゲートを通過した際、前記記憶手段に記憶されている前記第一のフラグの状態をオフにすること、
を特徴とする車載装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の車載装置において、
前記制御手段は、案内経路に基づいて算出された利用可能回数を入力して前記記憶手段に記憶させること、
を特徴とする車載装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の車載装置において、
前記制御手段は、前記カード情報を前記記憶手段に記憶させた後、所定の時間が経過すると、前記記憶手段に記憶させておいた前記カード情報を消去させること、
を特徴とする車載装置。 - 請求項6に記載の車載装置において、
前記記憶手段は、第二のフラグの状態を更に記憶し、
前記制御手段は、
対距離料金方式の入口ゲートを通過した際に、前記記憶手段に記憶されている前記第二のフラグの状態をオンにし、
対距離料金方式の出口ゲートを通過した際及び均一料金方式のゲートを通過した際に、前記記憶手段に記憶されている前記第二のフラグの状態をオフにし、
前記所定の時間が経過した時であっても、前記記憶手段に記憶されている前記第二のフラグの状態がオンである場合には、前記記憶手段に記憶させておいた前記カード情報を消去させないこと、
を特徴とする車載装置。 - 請求項6又は請求項7に記載の車載装置において、
前記制御手段は、案内経路に基づいて算出された時間を入力し、その入力した時間を前記所定の時間として用いること、
を特徴とする車載装置。 - コンピュータを、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の車載装置の前記制御手段として機能させるためのプログラム。
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