JP4958987B2 - パンチプレス - Google Patents

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Description

本発明は、パンチ加工とタップ加工との両方が可能で、かつ、パンチ加工の抜きカスとタップ加工の切粉とが同じ排出口から排出されるパンチプレスに関する。
従来、タレットパンチプレスや、タレットを搭載した機械、例えば、タレットパンチプレスにレーザ加工機を複合させたレーザパンチ複合機などが知られている。
また、レーザパンチ複合機では、レーザ加工により生じる粉塵等を集塵する集塵システムが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
また、タレットパンチプレスやレーザパンチ複合機等においては、タレット上にタップ装置が設けられ、パンチ加工とタップ加工が可能となったものが知られている。
タレット上にパンチプレスの金型とタップ装置とが配置されていることにより、タップ装置の中心とパンチプレスのパンチセンタとが一致し、同じ位置でパンチ加工とタップ加工が行われることになる。
したがって、パンチプレスによる抜きカスと、タップ加工による切粉とが加工位置の下側に配置される同じ排出口から排出されることになる。
また、タレットパンチプレスにおいては、プレス加工時に抜きカスが上昇してしまうカス上がり現象を防止するために排出口から抜きカスを吸引するように吸引装置が設けられている。
また、タップ加工時には、タップ加工により生じる粉塵を上述の吸引装置により排出口から吸引して強制的に排出する構造となっている。
特許第3984144号公報
ところで、同じ排出口からパンチプレスの抜きカス(例えば、小さな金属板)と、タップ加工の切粉とが排出されるため、抜きカスと切粉とが接触して混ざってしまうことになり、両者の分別が困難となる。
このような抜きカスと切粉を回収業者に回収して再生してもらう場合にも、抜きカスと切粉が混在することで、再生が困難になったり、再生方法が制限されたりすることになる。したがって、抜きカスと切粉が混ざった場合に、抜きカスと切粉とが、別々に回収された場合よりも、スクラップとしての価値が低減してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、パンチプレスによる抜きカスと、タップ装置による切粉が同じ排出口から排出されるにもかかわらず、抜きカスと切粉を分離して回収可能なパンチプレスを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のパンチプレスは、パンチ加工を施すパンチ加工手段と、タップ加工を施すタップ加工手段とを少なくとも備え、前記パンチ加工で生じる廃棄物であるパンチ廃棄物と、前記タップ加工で生じる廃棄物であるタップ廃棄物とが同じ排出口から排出されて回収されるパンチプレスであって、
前記排出口から空気を吸引する吸引手段と、
前記排出口から排出されるパンチ廃棄物を回収するパンチ回収容器と、
前記排出口から排出されるタップ廃棄物を回収するタップ回収容器と、
前記パンチ廃棄物を前記排出口から前記パンチ回収容器に至らせるパンチ廃棄物経路と、
前記タップ回収容器を、前記パンチ廃棄物経路を遮るとともに前記排出口から排出されるタップ廃棄物を回収可能な回収位置と、前記パンチ廃棄物経路から外れた退避位置との間で移動させるタップ回収容器移動手段とを備え、
前記タップ回収容器移動手段は、前記パンチ加工手段によるパンチ加工時に、前記タップ回収容器を前記退避位置に位置させ、前記タップ加工手段によるタップ加工時に、前記タップ回収容器を前記回収位置に位置させ、
前記吸引手段は、前記回収位置に配置された前記タップ回収容器を介して前記排出口から空気を吸引することを特徴とする。
請求項1に記載の発明においては、パンチ加工時に、タップ回収容器が排出口からパンチ回収容器に至るパンチ廃棄物経路から外れた退避位置に配置されているので、パンチ加工により生じたパンチ廃棄物としてのたとえば抜きカスは、排出口からパンチ廃棄物経路を通ってパンチ回収容器に至って、パンチ回収容器に回収される。
また、タップ加工時には、タップ回収容器がパンチ廃棄物経路を遮るとともに排出口から排出されるタップ廃棄物を回収可能な回収位置に配置され、かつ、吸引手段が回収位置に配置されたタップ回収容器を介して排出口から空気を吸引しているので、タップ加工により生じたタップ廃棄物としての例えば切粉は、吸引されてタップ回収容器に回収される。
これにより、パンチ廃棄物とタップ廃棄物とを分別することが可能となり、パンチ廃棄物とタップ廃棄物をそれぞれ別々に再生利用することが極めて容易となる。したがって、パンチ廃棄物とタップ廃棄物とが混ざってしまった場合よりも、パンチ廃棄物およびタップ廃棄物のスクラップとしての価値の向上を図ることができる。
また、タップ加工装置を備えたタレットパンチプレスなどにおいて、パンチ廃棄物としての抜きカスが被加工物としての金属板側に上がってしまうカス上がり現象を防止するための吸引手段を有するとともに、同じ排出口から抜きカスと切粉が排出され、かつ、切粉が前記吸引手段に吸引されて一つの回収容器に回収される構成となっている場合に、当該タレットパンチプレスにおいて、前記回収容器をパンチ回収容器として用い、かつ、新たにタップ回収容器とタップ回収容器移動手段とを設けるとともに、タップ回収容器を介して排出口から空気を吸引できるようにすることで、本発明のパンチプレスとすることができる。
すなわち、僅かな設計変更により本発明のパンチプレスとしての効果を有するパンチプレスを生産することができ、パンチ廃棄物とタップ廃棄物とを分離できるパンチプレスを安価に生産することが可能となる。
なお、パンチプレスには、パンチ加工手段と、タップ加工手段とに加えてドリルにより穴を形成する穴あけ加工手段を設けてもよい。この場合に、ドリルによる切粉等のドリル廃棄物は、タップ廃棄物と同様にタップ回収容器に回収する。
請求項2に記載のパンチプレスは、請求項1に記載の発明において、前記吸引手段は、前記パンチ回収容器を介して前記排出口から空気を吸引するパンチ吸引経路と、前記タップ回収容器を介して前記排出口から空気を吸引するタップ吸引経路とを備え、
前記パンチ加工時に前記パンチ吸引経路を介して前記排出口から空気を吸引し、前記タップ加工時に前記タップ吸引経路を介して前記排出口から空気を吸引するために、前記排出口から空気を吸引する吸引経路を、前記パンチ吸引経路と前記タップ吸引経路との間で切り替える切替手段を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明においては、タップ回収容器を介して排出口から空気を吸引するタップ吸引経路がパンチ回収容器を介して排出口から空気を吸引するパンチ吸引経路と別になっているので、パンチ回収容器でパンチ廃棄物とタップ廃棄物とが混ざってしまうのを確実に防止することができる。
なお、タップ回収容器を、排出口の近傍に配置されるとともに退避位置と回収位置との間で移動可能で、タップ廃棄物を補足する第1タップ回収容器と、排出口近傍よりタップ廃棄物の処理が容易なパンチプレスの外側に配置され、補足されたタップ廃棄物を吸引により最終的に回収する第2タップ回収容器とに分けるものとしてもよい。
請求項3に記載のパンチプレスは、請求項1または請求項2に記載の発明において、複数のパンチ加工用の金型と、タップ加工手段とを備えたタレットと、
プログラムにしたがって、前記金型およびタップ加工手段のいずれかを選択してパンチ加工もしくはタップ加工を行うように制御する制御手段とを備え、
前記制御手段が、パンチ加工を行うように制御している際に、前記タップ回収容器移動手段を制御して、前記タップ回収容器を前記退避位置に位置させ、タップ加工を行うように制御している際に、前記タップ回収容器移動手段を制御して、前記タップ回収容器を前記回収位置に位置させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明においては、タップ装置を備えたいわゆるタレットパンチプレスや、当該タレットパンチプレスと例えばレーザ加工機やその他の切断装置などを複合させた複合機などにおいて、請求項1または請求項2に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
また、これらタレットパンチプレスや複合機などにおいては、例えば、数値制御(NC)などの方法で自動化されており、予めプログラムを作成(データを入力)することにより、金型やタップ工具の選択、加工が自動で行われることになり、長期に渡る自動運転が可能となっている。この際に、パンチ回収容器へのパンチ廃棄物の回収と、タップ回収容器へのタップ廃棄物の回収とが自動で切り替えられて行われることになり、NC等により自動制御されたパンチプレスでの自動運転を邪魔することなく抜きカスと切粉を分離して回収することができる。
本発明のパンチプレスによれば、タップ加工とパンチ加工との両方を行うとともに、タップ加工で発生するタップ廃棄物と、パンチ加工で発生するパンチ廃棄物との両方が同じ排出口から排出される構成であっても、タップ廃棄物とパンチ廃棄物とを別々に回収可能となり、廃棄物の再生を容易とすることができる。
本発明の第1実施形態に係るパンチプレスとしてのタレットパンチプレスの概略構成を示す一部を切り欠いた要部側面図である。 本発明の第2実施形態に係るタレットパンチプレスのタップ加工中の概略構成を示す一部を切り欠いた要部側面図である。 前記第2実施形態に係るタレットパンチプレスのパンチ加工中の概略構成を示す一部を切り欠いた要部側面図である。
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1に示すように、第1実施形態のパンチプレスは、タレットパンチプレスであり、下部フレーム1と、当該下部フレーム1上に設けられた板状のベース2と、当該ベース2上に回転自在に配置された下部タレット3と、この下部タレット3上に回転自在に配置される上部タレット4と、上部タレット4上に設けられる上部フレーム(図示略)と、上部フレームに支持されるプレス機本体(図示略)と、非加工物となる金属板を水平方向に移動自在に保持する被加工物保持装置を備えるものである。
前記上部タレット4は、円板状もしくは扇形状で、当該上部タレット4の回転中心を中心とする円周方向に沿って並んで配置された複数のパンチプレス用の上型(パンチ)41と雌ネジ形成用のタップ工具(図示略)とを備えている。
この上部タレット4を回転することにより、パンチセンタ上に配置される上型41もしくはタップ工具を交換可能としている。
前記下部タレット3は、円板状もしくは扇形状で、当該下部タレット3の回転中心を中心とする円周方向に沿って並んで配置された複数の下型(ダイ:図示略)と、同様に円周方向に沿って配置され、各下型をそれぞれ保持するダイホルダ31とを備えている。下型は、各上型41にそれぞれ対応した形状を有するものであり、上部タレット4の回転によりパンチセンタに配置された上型に対応する下型が下部タレット3の回転によりパンチセンタに配置されるようになっている。
下型には、上型41に対応する形状の貫通孔が形成され、パンチ加工により発生するパンチ廃棄物としての抜きカスを最終的に下方に落下させるようになっている。ダイホルダ31は、その中央部に下型を保持するもので、例えば、円筒状に形成され、下型を通過した抜きカスを下方に落下させる構造となっている。また、上部タレット4により、タップ装置がパンチセンタに配置されている場合には、下部タレット3により、タップ加工により生じるタップ廃棄物としての切粉を下方に落下させる空間がパンチセンタに配置されるようになっている。したがって、下部タレット3には、前記下型を有する複数のダイホルダ31とともに前記空間が前記円周方向に沿って並んで配置されている。
下部タレット3に保持されたダイホルダ31の下側には、板状のベース2を貫通するとともに、パンチセンタに配置されたダイホルダと上下に連通し、かつ、下部フレーム1内に連通する排出筒部5が設けられている。当該排出筒部5の下部フレーム1内に開放される下部開口がパンチ加工により生じるパンチ廃棄物と、タップ加工により生じるタップ廃棄物とを両方排出する排出口となっている。したがって、パンチ廃棄物とタップ廃棄物とは同じ排出口から排出される。
前記上部フレームのプレス機本体は、上型41を下方に押圧するストライカと当該ストライカを駆動する駆動手段とを備えるものであり、上型41を下方のダイホルダ31に支持された下型に向かってプレスするようになっている。
以上のことから、上述の上部タレット4、下部タレット3およびプレス機本体により、パンチ加工とタップ加工を行うことが可能となっており、これらがプレス加工手段およびタップ加工手段を構成する。
下部フレーム1は、外側面がパネル11に覆われるとともに下部が底板12に閉塞され、上部がベース2に覆われており、略密閉された構造となっている。
下部フレーム1の内部の上端部となるベース2下面には、上述の排出筒部5の排出口が開放されており、その下側に上側を開放した断面コ字状(溝形状)の廃棄物誘導路13が設けられている。
当該廃棄物誘導路13は、排出筒部5の排出口の下に配置される一方の端部側が高く、下部フレーム1の外側に向かう他方の端部側が一方の端部側より低くされている。すなわち、廃棄物誘導路13は、排出口から下部フレーム1の外部に抜きカスを下方に滑らせて移動させるように斜めに配置されている。
廃棄物誘導路13の低い側の他方の端部は、下部フレーム1の一側面を覆うパネル11を貫通して配置されている。下部フレーム1の一側面を覆うパネル11の廃棄物誘導路13が貫通する部分には、抜きカスを回収して保持するパンチ回収容器としての廃棄物収容部6が設けられている。廃棄物収容部6は、前記パネル11の廃棄物誘導路13が貫通する開口部を閉塞するように取り付けられるとともに、当該開口部と内部が連通した状態となっており、廃棄物誘導路13を滑り落ちた抜きカスを受けて内部に収容するようになっている。
したがって、排出筒部5の排出口から落下して廃棄物誘導路13に至り、さらに廃棄物誘導路13を通ってパンチ回収容器としての廃棄物収容部6に至る経路が、パンチ廃棄物としての抜きカスが通るパンチ廃棄物経路となる。
また、廃棄物収容部6には、抜きカスを取り出すための開閉自在な蓋61と、後述の吸引装置7の吸引パイプ72を接続する接続口62とを備えている。なお、図1および後述の図2および図3においては、図を分かり易くするために、吸引パイプ72が接続口62に接続されていない状態で図示している。
前記吸引装置7は、ブロアーモータ71を有し、空気を吸引するものであり、吸引パイプ72を介して廃棄物収容部6内の空気を吸引することにより、排出筒部5の排出口から空気を吸引するようになっている。
すなわち、前記下部フレーム1は、排出筒部5の排出口と、廃棄物誘導路13が貫通するパネル11の開口部とを除いて上述のように密閉状態となっている。また、廃棄物収容部6は、蓋61を閉めた状態で、接続口62と下部フレーム1のパネル11の開口部を覆って当該下部フレーム1内に連通する部分を除いて密閉した状態となっている。したがって、ブロアーモータ71を作動させることにより、吸引パイプ72、廃棄物収容部6、下部フレーム1を介して排出筒部5の排出口から空気が吸引される。
これにより、排出筒部5に連通するダイホルダ31内の下型の貫通孔が吸引されて抜きカスが被加工物側に移動するカス上がり現象が防止される。
また、下部フレーム1内には、ベース2の下面に沿って、排出筒部5の排出口を塞ぐ回収位置と、排出口から離れて排出口を開放する退避位置との間で移動可能なタップ回収容器8が設けられている。
タップ回収容器8は、上面側が開放された箱状に形成されるとともに、箱の側面および底面を形成する部材が金網もしくはパンチングメタルでメッシュ状に形成されており、そのメッシュが切粉の通過を阻止する大きさとされ、空気を通した状態で切粉を回収できるようになっている。
また、タップ回収容器8には、アクチュエータ81が接続されており、当該アクチュエータ81は、タップ回収容器移動手段として、タップ回収容器8を前記回収位置と前記退避位置との間で移動させる。なお、退避位置は、この例で回収位置に隣接する位置となっており、タップ回収容器8の移動量を最小限度のものとしている。
この例では、例えば、エアシリンダ、油圧シリンダ、電動アクチュエータ等のアクチュエータ81により、タップ回収容器8をベース2の下面に沿って水平に直線移動するようになっている。そして、回収位置は、図1に示すように排出筒部5の排出口の真下で、排出口を塞ぐ位置となっている。また、この回収位置にタップ回収容器8を配置すると、上述のパンチ廃棄物経路として排出口からその下方の廃棄物誘導路13に至る部分が遮られた状態となり、廃棄物誘導路13(パンチ廃棄物経路)が遮られた状態となり、廃棄物が廃棄物誘導路13を通ることができない。
回収位置にタップ回収容器8が位置する際に、吸引装置7を作動させると、メッシュ状のタップ回収容器8を介して排出口から空気が吸引されることにより、排出口より上側のタップ加工位置で生じた切粉が排出口側に吸引されてタップ回収容器8に回収されることになる。
また、タップ回収容器8が退避位置にある場合には、排出口が開放されるとともにタップ回収容器8が廃棄物誘導路13を備えるパンチ廃棄物経路から離れた位置に配置され、パンチ加工が行われて抜きカスが排出口から落下した場合に、上述のように抜きカスが廃棄物誘導路13に受けられ、当該廃棄物誘導路13を通って廃棄物収容部6に至り、抜きカスが廃棄物収容部6に回収されて保持される。また、この際に吸引装置7を作動すると上述のようにパンチ加工時に抜きカスのカス上がり現象が防止される。
なお、アクチュエータ81は直動式のものに限られるものではなく、回転移動するロータリーアクチュエータを用いるものとしてもよく、タップ回収容器8を円弧に沿って旋回移動させるものとしてもよい。また、タップ回収容器8の移動にリンク機構を利用してもよく、その効果に差はない。
この例のタレットパンチプレスは、数値制御され、被加工物となる金属板を加工するに際して、予めプログラムを組んでデータを入力することで、自動的に任意の金型やタップ工具を選択して金属板に複数の加工を順次行っていくようになっている。また、全自動で複数の被加工物を加工していくことが可能となっている。
そのためタレットパンチプレスは、上述のプログラムに基づいて加工を行うための図示しない制御装置を有し、当該制御装置の制御によりパンチ加工およびタップ加工を行う。
この際に制御装置は、パンチ加工およびタップ加工の制御とともにアクチュエータ81と吸引装置7のブロアーモータ71の制御を行うようになっている。
すなわち、制御装置は、タップ加工が開始される場合にアクチュエータ81を制御し、タップ回収容器8を回収位置である排出筒部5の下端の排出口を覆う位置でパンチ廃棄物経路を遮る位置に移動し、タップ加工終了時もしくはキャンセル時にタップ回収容器を排出口から外れるとともにパンチ廃棄物経路から外れる退避位置に移動するようにアクチュエータ81を制御する。
また、制御装置は、タップ加工時およびパンチ加工時に、ブロアーモータ71を制御し、上述のように吸引装置7により吸引パイプ、廃棄物収容部6および下部フレーム1を介して排出口から空気を吸引する。
以上の構成により、タレットパンチプレスにおいては、パンチ加工時に吸引装置の吸引によりカス上がり現象が防止された状態で、排出口から排出されて落下する抜きカスがパンチ廃棄物経路の廃棄物誘導路13を滑り落ちて廃棄物収容部6に回収される。
また、タップ加工時には、排出口直下の回収位置に移動させられたタップ回収容器8に切粉が落下および吸引により回収される。
これにより、抜きカスと切粉はお互いに混ざることなく、別々に回収される。したがって、抜きカスに切粉が付着した状態とならず、抜きカスと切粉とを分離して再生処理したり、抜きカスと切粉の混合物を再生処理したりせずに、それぞれ分別された抜きカスと切粉とを個々に再生処理することができ、廃棄物の再生処理を容易にすることができる。これにより、再生処理に係るコストの低減を図り、再生品のコストダウンを図ることができる。よって、ぬきカスおよび切粉の再生されるスクラップとしての価値の向上を図ることができる。
次に、図面を参照して本発明の第2実施形態を説明する。
図2および図3に示すように、第2実施形態のパンチプレスであるタレットパンチプレスは、第1実施形態のタレットパンチプレスの吸引装置7による吸引経路を変更するとともに、抜きカスの回収が二段階となるようにタップ回収容器を二つに分けたものであり、その他の構成要素は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同様の構成要素には、図1と同様の符号を付してその説明を省略する。
この例のタレットパンチプレスにおいては、上述のように吸引装置7と廃棄物収容部6との間を繋ぐ吸引パイプ72に分岐パイプ83を設け、当該分岐パイプ83を第1回収容器84および第2回収容器85に接続するようになっている。
分岐パイプ83は第2回収容器85に接続され、第1回収容器84と第2回収容器85とは接続パイプ82により接続されている。したがって、第1回収容器84は、その内部の空気を吸引パイプ72から分岐した分岐パイプ83、第2回収容器85および接続パイプ82を介して吸引されるようになっており、この経路がタップ加工時のタップ吸引経路となる。
第1回収容器84は、第1実施形態のタップ回収容器8に代わって配置されるもので、タップ回収容器8と同様に、アクチュエータ81により上述の回収位置と退避位置との間で移動可能なっている。
また、第1回収容器84は、その内部に連通するように接続パイプ82が接続されている。また、接続パイプ82は、第1回収容器84と第2回収容器85とを繋いでいるが、上述のように第1回収容器84が回収位置と退避位置との間を移動し、第2回収容器85が後述の位置に固定的に配置されているので、例えば、接続パイプ82としては、柔軟に曲がることが可能なフレキシブルチューブや樹脂やゴム系のホースが使用されている。なお、接続パイプ82をテレスコピックな構造のパイプとしてもよい。
また、第1実施形態では、内部が吸引により負圧となる下部フレーム1を介して排出口から空気を吸引する際に、メッシュ状のタップ回収容器8で排出口を覆うことで、タップ回収容器8に切粉を吸引して回収する構成となっていたの対して、第2実施形態では、第1回収容器84が接続パイプ82により直接的に内部を吸引されているので、メッシュではなく、上面の開放部分を除いて密閉可能な箱状となっている。すなわち、第1回収容器84を構成する箱の側面および底面がメッシュではなく通常のパネル(板)により構成されている。また、第1回収容器84は、回収位置において、その上端部がベース2の下面にほぼ当接した状態となっており、ベース2に貫通する排出筒部5の排出口をほぼ閉塞する状態となる。
また、接続パイプ82には、第1回収容器84との接続部にフィルタが設けられておらず、タップ加工時に第1回収容器84で排出口からの吸引により回収(補足)された切粉は、接続パイプ82を通って第2回収容器85に至るようになっている。
第2回収容器85は、下部フレーム1の外側でベース2の端部の下面側でアクセスの容易な位置に配置されており、図示しない開閉蓋もしくは引き出しを備え、内部の切粉を取り出せる構造となっている。また、第2回収容器85は、開閉蓋を閉じた状態で接続パイプ82および分岐パイプ83との接続部分を除いて密閉された構造となっている。また、分岐パイプ83との接続部には図示しないフィルタが配置されており、切粉が分岐パイプ83側に吸引されるのを防止している。
分岐パイプ83は、上述のように吸引パイプ72から分岐した状態に吸引パイプ72に接続されている。その接続部分に吸引経路を上述のタップ吸引経路と、吸引パイプからなるパンチ加工時の吸引経路であるパンチ吸引経路との間で切り替える切替手段となる切替弁86が配置されている。これにより、パンチ加工時に吸引パイプ72を介して、上述のように排出口から空気を吸引してカス上がり現象を防止する状態と、タップ加工時に分岐パイプ83、第2回収容器85、接続パイプ82および第1回収容器84を用いて切粉を吸引により回収する状態とを切り替えられるようになっている。また、切替弁86は、駆動装置を内蔵するものであり、タレットパンチプレスの上述の制御装置に制御されて、タップ吸引経路とパンチ吸引経路とを自動的に切り替えられるようになっている。
このようなタレットパンチプレスにおいては、その制御装置により、パンチ加工時およびタップ加工時にブロアーモータ71を作動して吸引装置7による吸引が行われるようになっている。
また、制御装置の制御により、アクチュエータ81は、タップ加工開始時に第1回収容器84を第1実施形態と同様の回収位置に位置させ、タップ加工終了時(キャンセル時)に第1回収容器84を第1実施形態と同様の退避位置に位置させるように第1回収容器84を移動させる。
また、制御装置の制御により切替弁86は、タップ加工開始時に分岐パイプ83と吸引装置7とを連通する位置に切り替えられ、タップ加工終了時に分岐パイプとの連通を解除して、吸引パイプ72(廃棄物収容部6側部分)を吸引装置7と連通する位置に切り替えられる。
このような構造により、パンチ加工時は、第1実施形態と同様に吸引パイプ72、廃棄物収容部6、下部フレーム1を介して排出口から空気を吸引することにより、カス上がり現象を防止する状態となるとともに、第1回収容器84に邪魔されることなく、抜きカスがパンチ廃棄物経路を通って、廃棄物収容部6に回収される。
また、タップ加工時には、第1回収容器84が回収位置に配置され、吸引パイプ72、分岐パイプ83、第2回収容器85および接続パイプ82を介して第1回収容器84内が吸引されることにより、ベース2の下面に略当接して排出口を覆った状態の第1回収容器84に切粉が吸引されて回収される。そして、第1回収容器84で回収された切粉は、吸引により第2回収容器85に至って、第2回収容器85に収容された状態に保持される。
以上により、第2実施形態のタレットパンチプレスにおいては、第1実施形態と同様の作用効果を奏するともに、吸引の経路がタップ加工時とパンチ加工時とでそれぞれ別となり、下部フレーム1内を負圧にしてメッシュ状のタップ回収容器8を用いるのではなく、上部開口を除いて密閉状態の第1回収容器84および密閉状態の第2回収容器85が用いられることにより、吸引される空間の体積が小さくなり、同じ出力のブロアーモータ71を使用しても、高い吸引力を得ることができる。
また、回収容器として金網やパンチングメタル等のメッシュを用いないので、微細な切粉が生じた場合にこれが下部フレーム1内に入ってしまうのを防止することができ、確実に切粉と抜きカスを分離することができる。
また、最終的に切粉が下部フレーム1の外側に配置される第2回収容器85に保持されるので、切粉の取り出しが極めて容易となる。
なお、上記各例では、本発明をタレットパンチプレスに応用したが、パンチ加工とタップ加工との両方が可能で、かつ、抜きカスと切粉が同じ排出口(同じ廃棄物の途中経路を通って)から排出されるパンチプレスならば本発明を応用することができる。
また、タレットパンチプレスにレーザ加工機やその他の切断加工機等を組み合わせた複合機にも本発明を応用することができる。
また、パンチ加工とタップ加工に加えてドリルによる穴あけ加工を行う構成としてもよく、この際に穴あけ加工により生じる切粉は、タップ加工の切粉と同様にタップ回収容器8に回収すればよい。すなわち、切粉が生じる加工装置をさらに組み合わせた場合には、切粉をタップ加工の切粉と同様にタップ回収容器8に回収すればよい。
13 廃棄物誘導路
31 ダイホルダ(パンチ加工手段)
41 上型(パンチ:パンチ加工手段)
6 廃棄物収容部(パンチ回収容器)
7 吸引装置(吸引手段)
72 吸引パイプ(パンチ吸引経路)
8 タップ回収容器
81 アクチュエータ(タップ回収容器移動手段)
82 接続パイプ(タップ吸引経路)
83 分岐パイプ(タップ吸引経路)

Claims (3)

  1. パンチ加工を施すパンチ加工手段と、タップ加工を施すタップ加工手段とを少なくとも備え、前記パンチ加工で生じる廃棄物であるパンチ廃棄物と、前記タップ加工で生じる廃棄物であるタップ廃棄物とが同じ排出口から排出されて回収されるパンチプレスであって、
    前記排出口から空気を吸引する吸引手段と、
    前記排出口から排出されるパンチ廃棄物を回収するパンチ回収容器と、
    前記排出口から排出されるタップ廃棄物を回収するタップ回収容器と、
    前記パンチ廃棄物を前記排出口から前記パンチ回収容器に至らせるパンチ廃棄物経路と、
    前記タップ回収容器を、前記パンチ廃棄物経路を遮るとともに前記排出口から排出されるタップ廃棄物を回収可能な回収位置と、前記パンチ廃棄物経路から外れた退避位置との間で移動させるタップ回収容器移動手段とを備え、
    前記タップ回収容器移動手段は、前記パンチ加工手段によるパンチ加工時に、前記タップ回収容器を前記退避位置に位置させ、前記タップ加工手段によるタップ加工時に、前記タップ回収容器を前記回収位置に位置させ、
    前記吸引手段は、前記回収位置に配置された前記タップ回収容器を介して前記排出口から空気を吸引することを特徴とするパンチプレス。
  2. 前記吸引手段は、前記パンチ回収容器を介して前記排出口から空気を吸引するパンチ吸引経路と、前記タップ回収容器を介して前記排出口から空気を吸引するタップ吸引経路とを備え、
    前記パンチ加工時に前記パンチ吸引経路を介して前記排出口から空気を吸引し、前記タップ加工時に前記タップ吸引経路を介して前記排出口から空気を吸引するために、前記排出口から空気を吸引する吸引経路を、前記パンチ吸引経路と前記タップ吸引経路との間で切り替える切替手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のパンチプレス。
  3. 複数のパンチ加工用の金型と、前記タップ加工手段とを備えたタレットと、
    プログラムにしたがって、前記金型およびタップ加工手段のいずれかを選択してパンチ加工もしくはタップ加工を行うように制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段が、パンチ加工を行うように制御している際に、前記タップ回収容器移動手段を制御して、前記タップ回収容器を前記退避位置に位置させ、タップ加工を行うように制御している際に、前記タップ回収容器移動手段を制御して、前記タップ回収容器を前記回収位置に位置させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパンチプレス。
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