JP4955445B2 - ダンパー、ダンパーを備える電子部品及び電子機器 - Google Patents

ダンパー、ダンパーを備える電子部品及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、パーソナルコンピュータ、プロジェクタなどの電子機器に用いられる電子部品の振動減衰技術に関し、特に、該電子部品が発生する振動を減衰して電子機器の筐体に伝達し難くするダンパーと、そのダンパーを備える電子部品及び電子機器に関する。
パーソナルコンピュータやプロジェクタなどの電子機器には振動を発生する電子部品が搭載されている。例えば冷却ファンやディスク装置などの電子部品には回転駆動体のモータを備えており、モータが回転して振動が発生する。この振動が電子機器の筐体に伝わると、電子機器全体が振動して騒音を発生したり電子機器の故障を招くおそれがある。
そこで電子部品から発生する振動を電子機器の筐体に伝え難くするために、例えば特開平9−270975号公報(特許文献1)では、冷却ファンと筐体との間にリング状の防振用ゴムを挟んで冷却ファンをネジで筐体に固定する構造が開示されている。また、特開2000−27799号公報(特許文献2)では、冷却ファンの取付部に取り付けた円筒状のゴムブッシュをネジで筐体に取付る構造が開示されている。
さらにネジ固定をすることのないダンパー1もある。図28で示すように、ダンパー1は、円板部2とその中央の板面から突出する取付挿入部3とを備えており、図29で示すように、冷却ファン4の取付孔4aにダンパー1の取付挿入部3を挿入し、円板部2を筐体5に当てて冷却ファン4を筐体5に弾性支持して固定している。
特開平9−270975号公報 特開2000−27799号公報
ところで、特許文献1に記載されるリング状の防振用ゴムはネジの軸方向の振動を減衰できるものの、軸と垂直方向の振動に対しては十分な減衰効果が発揮できず、またネジ固定のため冷却ファンの取付が面倒である。特許文献2に記載される円筒状のゴムブッシュは各方向の振動を減衰できるものの、特許文献1と同様にネジ固定のため冷却ファンの取付が面倒である。そして、図28で示すダンパー1は、振動減衰性が高い柔軟な材料を用いると図29で示すように取付挿入部3が変形して冷却ファン4の取付孔4aに対し確実に挿入できない場合があり、この状態で冷却ファン4を筐体5に固定しても十分な減衰効果を発揮できない。
以上のような従来技術を背景になされたのが本発明である。すなわち本発明は、取付が容易で、電子部品が発生する振動を十分に減衰できるダンパーと、そのダンパーを備える電子部品及び電子機器を提供しようとするものである。
上記目的を達成すべく本発明は以下のように構成される。すなわち本発明は、ゴム状弾性体でなる振動減衰部と、該振動減衰部より突出する取付挿入部と、を備えており、電子機器の内部で振動を発生する電子部品に形成した取付孔に取付挿入部を挿入して電子部品を弾性支持するダンパーについて、取付挿入部が該取付挿入部の形状を保持する硬質部を備えることを特徴とするダンパーを提供する。
本発明では、取付挿入部が該取付挿入部の形状を保持する硬質部を備えている。このため取付挿入部を変形し難くすることができ、電子部品に形成した取付孔に対し取付挿入部を容易にかつ確実に挿入することができる。よって振動減衰効果の大きい軟質材をダンパー材料として用いることができ、電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
本発明の前記ダンパーについて、取付挿入部を、振動減衰部に連続するE硬度が50以下の軟質部と、E硬度が70以上の硬質部とで構成することができる。このようにすれば軟質部の圧縮応力を利用して取付挿入部を取付孔に対し圧入することができるため、ダンパーを取付孔に挿入し易くまた外れ難くすることができる。よって取付挿入部を取付孔に確実に装着することができる。さらに、ダンパーの振動減衰性を高めることができ、高減衰性のダンパーを実現することができる。
本発明の前記ダンパーについて、ゴム状弾性体をJIS K6253 E硬度が50以下の熱可塑性エラストマーとすることができる。このようにすれば射出成形でダンパーを製造することができ、低コストなダンパーを実現することができる。また、ゴム状弾性体をJIS K6253 E硬度が50以下の熱硬化性ゴムとすることができる。このようにすればダンパーの耐熱性や耐候性を高めることができ、高耐久性なダンパーを実現することができる。さらに、ゴム状弾性体をJIS K6253 E硬度が50以下のゲル材とすることができる。このようにすればダンパーの振動減衰性をさらに高めることができ、高減衰性のダンパーを実現することができる。
本発明の軟質部と硬質部とを有する前記ダンパーについて、取付挿入部の側面に凸状の適合突起を設けることができる。このようにすれば取付孔の孔径寸法に多少のばらつきがあっても取付挿入部の側面から突き出した適合突起が圧縮されることによって吸収することができ、取付挿入部を取付孔に挿入し易くまた確実に装着することができる。よって電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
この適合突起は、取付挿入部の表面で、その挿入方向に沿って連続して山状に盛り上がったものとすることができる。取付挿入部の表面でその挿入方向に沿って連続して山状に盛り上がっているため、取付孔への挿入時に適合突起がひっかかりにくく挿入し易い。また取付孔の孔径寸法に多少のばらつきがあっても、適合突起の何れかの部分が圧縮されて確実に装着することができる。よって電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
本発明の軟質部と硬質部とを有する前記ダンパーについて、軟質部で取付挿入部の側面を形成することができる。軟質部は硬質部に比べ摩擦係数が大きいため、このように取付挿入部の軟質部が取付孔の側面に対して接触すれば、硬質部が取付孔の側面に接触する場合より滑り難い一方で変形が容易である。よって取付挿入部を取付孔に確実に装着することができ、電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
本発明の軟質部と硬質部とを有する前記ダンパーについて、硬質部が取付挿入部の側面に露出するものとすることができる。このようにすれば取付挿入部の硬質部が取付孔の側面に対して接触するため、取付孔の側面に対して滑り易くすることができる。よって取付挿入部を取付孔に挿入し易くすることができ、取付孔に確実に挿入することができる。
また、硬質部が取付挿入部の側面を形成することもできる。硬質部は軟質部に比べ摩擦係数が小さいため、このように取付挿入部の硬質部が取付孔の側面に対して接触すれば、軟質部が取付孔の側面に接触する場合より滑り易くすることができる。よって取付挿入部の取付孔への挿入を容易に行うことができる。
また本発明の前記ダンパーについて、取付挿入部を、振動減衰部より剛性を有する硬質部で構成することができる。この場合、取付挿入部はバネ構造を有していることが好ましい。このようにすれば取付孔の孔径寸法に多少のばらつきがあっても硬質部のバネ変形によって吸収することができ、取付挿入部を取付孔に確実に装着することができる。さらに硬質部が取付孔の側面に対して接触するため、取付孔の側面に対して滑り易くすることができる。よって取付挿入部を取付孔に挿入し易くすることができ、取付孔に確実に挿入することができる。
本発明の前記ダンパーについて、硬質部が、電子部品に設けられた係合部と係合する係止部を有することができる。このようにすれば取付挿入部を取付孔から外れ難くすることができ、取付挿入部を取付孔に確実に装着することができる。よって電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
本発明の前記ダンパーについて、振動減衰部が、取付挿入部を有する面の反対面に電子機器の内部と接する接点部を備えることができる。このようにすれば振動減衰部の見掛けの硬度を低くすることができ、振動減衰部の振動減衰効果を高めることができる。さらに振動減衰部と電子機器の内部にある例えば格納部との接触面積が小さくなるため、両者間の摩擦を小さくすることができる。よってダンパーを備える電子部品を格納部に対してスライド格納し易くすることができる。
本発明の接点部を有する前記ダンパーについて、接点部を硬質樹脂で形成することができる。このようにすれば接点部と例えば格納部との摩擦を小さくすることができ、ダンパーを備える電子部品を格納部に対してスライド格納し易くすることができる。
本発明の前記ダンパーについて、振動減衰部が電子機器の内部と接する突片部を有することができる。この突片部は硬質樹脂で形成されていることが好ましく、このような突片部が電子機器の内部と接するため、突片部を取付ガイドとして用いることができ、電子機器の内部に対しダンパーを正確に位置決めすることができる。よって電子部品を高精度な位置に格納することができる。
また本発明の前記ダンパーについて、硬質部が導電性を有するとともに電子部品と接触する接続部を有しており、振動減衰部が、電子機器の内部と接する導電性の突片部と、該硬質部と該突片部とを電気的に接続し硬質部から伝わる振動を緩衝する導電性の緩衝部と、を有する構成とすることができる。このようにすれば電子部品と電子機器の内部にある例えば格納部とを電気的に接続することができ、電子部品のグラウンドを格納部を通して電子機器の筐体に接続することができる。また導電性を有する部材は剛性があり振動を伝え易いが、本発明のように硬質部と突片部との間に硬質部から伝わる振動を緩衝する緩衝部を有するため、硬質部に伝わる電子部品の振動を格納部へ伝え難くすることができる。よって電子部品と格納部とを電気的に接続しつつも電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
また、本発明は、電子機器の内部で振動を発生する電子部品について、外面に設けた取付孔に前記何れかの発明によるダンパーの取付挿入部を挿入して、外面に該ダンパーの振動減衰部を備えることを特徴とする電子部品を提供する。
本発明の電子部品では、外面に設けた取付孔に前記何れかの発明によるダンパーの取付挿入部を挿入して、外面に該ダンパーの振動減衰部を備えるため、電子部品に形成した取付孔に対し該ダンパーの取付挿入部を容易にかつ確実に挿入することができる。よって振動減衰効果の大きい軟質材をダンパー材料として用いることができ、電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
本発明の前記電子部品について、取付孔の内部に溝状の係合部を設け、該係合部に前記ダンパーの係止部を係止させて該ダンパーを固定することができる。このようにすれば前記何れかの発明によるダンパーを取付孔から外れ難くすることができ、該ダンパーを取付孔に確実に装着することができる。よって電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
また、本発明は、筐体の内部に振動を発生する電子部品を備える電子機器について、外面に設けた取付孔に前記何れかの発明によるダンパーの取付挿入部を挿入して該ダンパーを装着し、筐体の内部に該ダンパーの振動減衰部により弾性支持される電子部品を備えることを特徴とする電子機器を提供する。
本発明の電子機器では、外面に設けた取付孔に前記何れかの発明によるダンパーの取付挿入部を挿入して該ダンパーを装着し、筐体の内部である例えば格納部に該ダンパーの振動減衰部により弾性支持される電子部品を備えるため、電子部品が発生する振動を十分に減衰することができ、電子機器にその振動を伝え難くすることができる。
本発明の前記電子機器について、電子部品に前述の何れかのダンパーのを装着し、該電子部品と筐体とを電気的に接続する接続部材を有することができる。このようにすれば硬質部と緩衝部と突片部とで接続部材を構成し、電子部品と筐体の内部である例えば格納部とを電気的に接続することができ、電子部品のグラウンドを格納部を通して電子機器の筐体に接続することができる。また導電性を有する部材は剛性があり振動を伝え易いが、本発明のように接続部材の一部に振動を緩衝する緩衝部を有するため、接続部材を通して電子部品の振動を格納部へ伝え難くすることができる。よって電子部品と筐体とを電気的に接続しつつも電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
本発明のダンパー、ダンパーを備える電子部品と電子機器によれば、電子部品に形成した取付孔に対し取付挿入部を容易にかつ確実に挿入することができる。よって振動減衰効果の大きい軟質材をダンパー材料として用いることができ、電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。したがって電子部品が発生する振動を電子機器に伝え難くすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各実施形態で共通する部材、材質、構成、製造方法、作用効果については重複説明を省略する。
ダンパーの実施形態〔図1〜図18〕
第1実施形態〔図1〕: 第1実施形態のダンパー6を図1で示す。図1(A)はダンパー6の平面図、図1(B)はダンパー6の側面図、図1(C)はダンパー6の断面図を示す。第1実施形態のダンパー6は、振動減衰部7と、取付挿入部8とを備えている。
振動減衰部7は、後述する電子機器の格納部内で電子部品を弾性支持する部分であり、円板状に形成されている。この振動減衰部7における一方面7aの中央には取付挿入部8が突出しており、一方面7aとは反対の他方面7bの中央には円形の凹部7cが形成されている。
取付挿入部8は電子部品の取付孔に挿入される部分であり、振動減衰部7に連続する円柱状に形成され、軟質部9と硬質部10とを有している。このうち軟質部9は取付挿入部8の側面部8aを構成する円筒形状に形成され、さらにその表面には挿入方向である振動減衰部7側の基端から先端に沿って連続して山状に盛り上がった適合突起11(図1では6つ)が形成されている。他方、硬質部10は軟質部9の筒内で取付挿入部8の中心部8bを構成し、取付挿入部8の先端で露出している。
ダンパー6の各構成部材の特性及び材質について説明する。振動減衰部7と、取付挿入部8の軟質部9の特性は、振動減衰性が高い低硬度のゴム状弾性体を使用することができる。硬度はJIS K6253 E硬度で50以下であり、30以下が好ましい。50より大きいと振動減衰性能が不十分であり、30以下では、振動減衰性能に特に優れ、硬質部10の材料と併せて用いることで所望の振動減衰特性を得ることができるからである。また、振動減衰特性に関しては、損失係数tanδが0.05以上が好ましい。0.05未満であると十分な振動減衰特性を得られないおそれがある。またクリープ特性に関しては、25%圧縮状態で70℃雰囲気中に22時間放置(JIS K6262)という条件の下、圧縮永久歪が50%以下であることが好ましい。振動減衰部7の材質は、例えば熱可塑性エラストマー、熱硬化性ゴム、ゲル材料などを使用することができる。熱可塑性エラストマーとしては、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマーなどが挙げられ、熱硬化性ゴムとしては、シリコーンゴム、天然ゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、1,2−ポリブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、水添ニトリルゴム、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、塩素化ポリエチレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、アクリルゴム、エピクロロヒドリンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、ホスファゼンゴムなどが挙げられ、ゲル材料としては、ウレタンゲル、アクリルゲル、シリコーンゲルなどが挙げられる。そして以上のようなゴム状弾性体については、難燃剤や滑剤などを添加したものでもよい。熱可塑性エラストマーを用いる場合は成形性に優れ低コストで製造でき、熱硬化性ゴムを用いる場合は高耐久な強度と良い振動減衰特性が得られ、ゲル材料を用いる場合は振動減衰特性がもっとも優れる。
硬質部10の特性は、硬度がJIS K6253 E硬度で70以上である。E硬度で70未満であると取付挿入部8の挿入時に曲がり易くなってしまい確実に挿入できなくなるおそれがある。取付挿入部8の材質は、例えば熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、熱硬化性ゴム、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂などを使用することができる。熱可塑性樹脂としては、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、エチレンプロピレン共重合体などのエチレンαオレフィン共重合体、ポリメチルペンテン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリフッ化ビニリデンやポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、スチレンアクリロニトリル共重合体、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、変性ポリフェニレンエーテル樹脂、脂肪族ポリアミド樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリメタクリル酸及びそのメチルエステルなどのポリメタクリル酸エステル樹脂、ポリアクリル酸樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリエーテルニトリル樹脂、ポリエーテルケトン樹脂、ポリケトン樹脂、液晶ポリマー、アイオノマー樹脂などの、あるいはこれらの複合樹脂が挙げられ、熱可塑性エラストマーとしては、スチレン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマーなどが挙げられ、熱硬化性ゴムとしては、シリコーンゴム、天然ゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、1,2−ポリブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、水添ニトリルゴム、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、塩素化ポリエチレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、アクリルゴム、エピクロロヒドリンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、ホスファゼンゴムなどが挙げられ、熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂などが挙げられ、光硬化性樹脂としては、ウレタンアクリレート樹脂、エステルアクリレート樹脂、エポキシアクリレート樹脂などが挙げられる。
次に、ダンパー6の製造方法について説明する。硬質部10を射出成形又はプレス成形などの型成形によって成形し、この硬質部10を振動減衰部7及び軟質部9を成形する金型に移し、振動減衰部7及び軟質部9と一体成形してダンパー6を得る。一体成形する際は、インサート成形法、連続二色成形法がよく、固着には溶融状態による熱融着、接着剤による接着、形状的連結を利用する。また、別々に成形したのち、接着剤で一体化することもできる。
ダンパー6の作用効果を説明する。すなわち、ダンパー6によれば、取付挿入部8がその取付挿入部8の形状を保持する硬質部10を備えているため、取付挿入部8を変形し難くすることができ、後述する電子部品に形成した取付孔に対し取付挿入部8を容易にかつ確実に挿入することができる。よって振動減衰効果の大きいゲル材などの軟質材を用いることができ、電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
取付挿入部8を、振動減衰部7に連続する軟質部9と硬質部10とで構成するため、軟質部9の圧縮応力を利用して取付挿入部8を電子部品の取付孔に対し圧入することができる。よってダンパー6を取付孔から外れ難くすることができ、取付挿入部8を取付孔に確実に装着することができる。したがって電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
軟質部9が取付挿入部8の側面部8aを形成するため、取付挿入部8の軟質部9が電子部品の取付孔の側面に対して接触し、硬質部10が取付孔の側面に接触する場合より滑り難くすることができる。よって取付挿入部8を取付孔に確実に装着することができ、電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
取付挿入部8の側面に基端から先端に細長く伸長する適合突起11を設けるため、電子部品の取付孔の孔径寸法に多少のばらつきがあっても適合突起11の圧縮によって吸収することができる。よって取付挿入部8を取付孔に確実に装着することができ、電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
第1実施形態の第1変形例〔図2〕: 第1実施形態における第1変形例のダンパー12を図2で示す。図2(A)はダンパー12の平面図、図2(B)はダンパー12の側面図、図2(C)はダンパー12の断面図を示す。第1実施形態のダンパー6では基端から先端に細長く伸長する適合突起11を例示したが、第1変形例のダンパー12は半球状の適合突起13とすることができる。このようにしてもダンパー12の適合突起13はダンパー6の適合突起11と同様に、電子部品の取付孔の孔径寸法に多少のばらつきを圧縮によって吸収することができる。
第1実施形態の第2変形例〔図3〕: 第1実施形態における第2変形例のダンパー14を図3で示す。図3(A)はダンパー14の平面図、図3(B)はダンパー14の側面図、図3(C)はダンパー14の断面図を示す。第1実施形態のダンパー6では基端から先端に細長く伸長する適合突起11を例示したが、第2変形例のダンパー14は適合突起11をなくし、取付挿入部8の軟質部15の外径を大きくし軟質部15の肉厚を軟質部9の肉厚より厚く形成している。このようにしてもダンパー14の軟質部15はダンパー6の適合突起11と同様に、電子部品の取付孔の孔径寸法に多少のばらつきを圧縮によって吸収することができる。
第1実施形態の第3変形例〔図4〕: 第1実施形態における第3変形例のダンパー16を図4で示す。図4(A)はダンパー16の平面図、図4(B)はダンパー16の側面図、図4(C)はダンパー16の断面図を示す。第1実施形態のダンパー6では円板形状の振動減衰部7を例示したが、第3変形例のダンパー16は矩形状の振動減衰部17とすることができる。このようにしてもダンパー16の振動減衰部17はダンパー6の振動減衰部7と同様に、格納部で電子部品を弾性支持することができる。
第1実施形態の第4変形例〔図5〕: 第1実施形態における第4変形例のダンパー18を図5で示す。図5(A)はダンパー18の平面図、図5(B)はダンパー18の側面図、図5(C)はダンパー18の断面図を示す。第1実施形態のダンパー6では円板形状の振動減衰部7とし他方面の中央に円形の凹部7aが形成する例を示したが、第4変形例のダンパー18は振動減衰部19の他方面の中央をドーム状に膨出する形状とすることができる。このようにしてもダンパー18は振動減衰部19はダンパー6の振動減衰部7と同様に、格納部で電子部品を弾性支持することができる。
第1実施形態の第5変形例〔図6〕: 第1実施形態における第5変形例のダンパー20を図6で示す。図6(A)はダンパー20の平面図、図6(B)はダンパー20の側面図、図6(C)はダンパー20の断面図を示す。第1実施形態のダンパー6では硬質部10の基端側が振動減衰部7の肉厚を貫通しない例を示したが、第5変形例のダンパー20は振動減衰部7の肉厚を貫通する硬質部21とすることができる。このようにしてもダンパー20の硬質部21はダンパー6の硬質部10と同様に、取付挿入部8を変形し難くすることができる。
第1実施形態の第6変形例〔図7〕: 第1実施形態における第6変形例のダンパー22を図7で示す。図7(A)はダンパー22の平面図、図7(B)はダンパー22の側面図、図7(C)はダンパー22の断面図を示す。第1実施形態のダンパー6では円柱形状の取付挿入部8を例示したが、第6変形例のダンパー22は三角柱形状の取付挿入部23とすることができる。このようにしてもダンパー22の取付挿入部23はダンパー6の取付挿入部8と同様に、電子部品の取付孔に挿入することができる。
第1実施形態の第7変形例〔図8〕: 第1実施形態における第7変形例のダンパー24を図8で示す。図8(A)はダンパー24の平面図、図8(B)はダンパー24の側面図、図8(C)はダンパー24の断面図を示す。第1実施形態のダンパー6では円柱形状の取付挿入部8を例示したが、第7変形例のダンパー24は楕円柱形状の取付挿入部25とすることができる。このようにしてもダンパー24の取付挿入部25はダンパー6の取付挿入部8と同様に、電子部品の取付孔に挿入することができる。
第1実施形態の第8変形例〔図9〕: 第1実施形態における第8変形例のダンパー26を図9で示す。図9(A)はダンパー26の平面図、図9(B)はダンパー26の側面図、図9(C)はダンパー26の断面図を示す。第1実施形態のダンパー6では円柱形状の取付挿入部8を例示したが、第8変形例のダンパー26は略三角柱形状の取付挿入部27とすることができる。このようにしてもダンパー26の取付挿入部27はダンパー6の取付挿入部8と同様に、電子部品の取付孔に挿入することができる。
第2実施形態〔図10〕: 第2実施形態のダンパー28を図10で示す。図10(A)はダンパー28の平面図、図10(B)はダンパー28の側面図、図10(C)はダンパー26の図1(C)相当断面図、図10(D)は本分図(B)のSC−SC線断面図を示す。第2実施形態のダンパー28が第1実施形態のダンパー6と異なるのは、取付挿入部29の構成である。残余の構成及びその作用と効果並びに製造方法は第1実施形態と同じである。
取付挿入部29は第1実施形態の取付挿入部8と同様に、後述する電子部品の取付孔に挿入される。そして振動減衰部7に連続する軟質部30と硬質部31とでなり、円柱形状に形成されている。このうち軟質部30は取付挿入部29として中実の円柱形状に形成され、その側面には凹部29a(図10では6つ)が基端から先端に細長く伸長して形成されている。他方、硬質部31は細長い略円柱形状に形成され、凹部29aに固着している。そして軟質部30から表出する硬質部31の部分が、第1実施形態の取付挿入部8に形成されている適合突起11に相当する。
第2実施形態におけるダンパー28の作用効果を説明する。ダンパー28によれば、硬質部31が取付挿入部29の側面に露出するため、硬質部31が電子部品の取付孔の側面に対して接触して滑り易くすることができる。よって取付挿入部29を取付孔に挿入し易くすることができ、取付孔に確実に挿入することができる。
第3実施形態〔図11〕: 第3実施形態のダンパー32を図11で示す。図11(A)はダンパー32の平面図、図11(B)はダンパー32の側面図、図11(C)はダンパー32の図1(C)相当断面図を示す。第3実施形態のダンパー32が第1実施形態のダンパー6と異なるのは、取付挿入部33の構成である。残余の構成及びその作用と効果並びに製造方法は第1実施形態と同じである。
取付挿入部33は第1実施形態の取付挿入部8と同様に、後述する電子部品の取付孔に挿入され、振動減衰部7に連続する軟質部34と硬質部35とで円筒形状に形成されている。このうち軟質部34は取付挿入部33の側面部33aを構成する円筒形状に形成され、さらに側面には振動減衰部7側の基端から先端に細長く伸長する適合突起11(図11では4つ)が形成されている。他方、硬質部35は軟質部34の筒内に固着され、2つの分割片35aに形成されている。両分割片35a,35aの先端には「係止部」としての外向きの係止爪35b、35bが設けられ、係止爪35bの尖形部分は取付挿入部33の側面部33aより外方に突出している。なお、分割片35aは撓みによるバネ変形をすることができる。
第3実施形態におけるダンパー32の作用効果を説明する。ダンパー32によれば、硬質部35の係止爪35bを電子部品に設けられた係合部と係合させることができ、取付挿入部33を取付孔から外れ難くすることができる。よって取付挿入部33を取付孔に確実に装着することができ、電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
第3実施形態の変形例〔図12〕: 第3実施形態における変形例のダンパー36を図12で示す。図12(A)はダンパー36の平面図、図12(B)はダンパー36の側面図、図12(C)はダンパー36の断面図、図12(D)は本分図(B)のSD−SD線断面図を示す。第3実施形態のダンパー32では円筒形状の軟質部34の筒内に硬質部35を固着する取付挿入部33を例示したが、本変形例のダンパー36は取付挿入部37として中実の円柱形状に形成された軟質部38の側面に、基端から先端に細長く伸長して形成されている硬質部39(図12では4つ)を固着することができる。そしてこの硬質部39が第1実施形態の取付挿入部8に形成されている適合突起11に相当し、その先端には「係止部」としての外向きの係止爪39aを設けることができる。このようにしても係止爪39aを電子部品に設けられた係合部と係合させることができ、取付挿入部37を取付孔から外れ難くすることができる。
第4実施形態〔図13〕: 第4実施形態のダンパー40を図13で示す。図13(A)はダンパー40の平面図、図13(B)はダンパー40の側面図、図13(C)はダンパー40の図1(C)相当断面図を示す。第4実施形態のダンパー40が第1実施形態のダンパー6と異なるのは、取付挿入部41の構成である。残余の構成及びその作用と効果並びに製造方法は第1実施形態と同じである。
取付挿入部41は第1実施形態の取付挿入部8と同様に後述する電子部品の取付孔に挿入されるが、硬質部42によって構成されている。この硬質部42は2つの分割片42aに形成され、両分割片42a,42aの先端には「係止部」としての外向きの係止爪42b、42bが設けられている。なお、分割片42aは撓みによるバネ変形をすることができる。
第4実施形態におけるダンパー40の作用効果を説明する。ダンパー40によれば、取付挿入部41を構成する硬質部42はバネ構造を有しており、電子部品の取付孔の孔径寸法に多少のばらつきがあっても硬質部42のバネ変形によって吸収することができる。よって取付挿入部41を取付孔に確実に装着することができる。また硬質部42が取付孔の側面に対して接触するため、取付孔の側面に対して滑り易くすることができる。よって取付挿入部41を取付孔に挿入し易くすることができ、取付孔に確実に挿入することができる。さらに硬質部42の係止爪42bを電子部品に設けられた係合部と係合させることができ、取付挿入部41を取付孔から外れ難くすることができる。よって取付挿入部41を取付孔に確実に装着することができ、電子部品が発生する振動を十分に減衰することができる。
第5実施形態〔図14〕: 第5実施形態のダンパー43を図14で示す。図14(A)はダンパー43の平面図、図14(B)はダンパー43の側面図、図14(C)はダンパー43の図1(C)相当断面図、図14(D)は本分図(A)の反対側平面図を示す。第5実施形態のダンパー43が第1実施形態のダンパー6と異なるのは、振動減衰部44の構成である。残余の構成及びその作用と効果並びに製造方法は第1実施形態と同じである。
振動減衰部44は第1実施形態の振動減衰部7と同様に、後述するように格納部で電子部品を弾性支持する。そして円板形状のゴム状弾性体でなり、一方面44aの中央には取付挿入部8を有しており、他方面44bの中央には円形の凹部44cが形成されている。さらにこの他方面44bには凹部44cの周囲に、振動減衰部44の平坦面から半球形状に突き出す接点部44dが周状に設けられている。
第5実施形態におけるダンパー43の作用効果を説明する。ダンパー43によれば、振動減衰部44の他方面44bに電子部品の格納部と接する接点部44dを設けるため、振動減衰部44の見掛けの硬度を低くすることができ、振動減衰部44の振動減衰効果を高めることができる。さらに振動減衰部44と格納部との接触面積が小さくなるため、両者間の摩擦を小さくすることができる。よってダンパー43を備える電子部品を格納部に対して格納し易くすることができる。
第5実施形態の変形例〔図15〕: 第5実施形態における変形例のダンパー45を図15で示す。図15(A)はダンパー45の平面図、図15(B)はダンパー45の側面図、図15(C)はダンパー45の図1(C)相当断面図、図15(D)は本分図(A)の反対側平面図を示す。第5実施形態のダンパー43では振動減衰部44の他方面44bに振動減衰部44の平坦面から突き出す接点部44dを設ける例を示したが、本変形例のダンパー45は第1実施形態の振動減衰部7の他方面7bに円環形状の硬質樹脂でなる接点部46を固着することができる。このようにすると接点部46が格納部と接触するため、両者間の摩擦を小さくすることができる。よってダンパー45を備える電子部品を格納部に対して格納し易くすることができる。
第6実施形態〔図16〕: 第6実施形態のダンパー47を図16で示す。図16(A)はダンパー47の平面図、図16(B)はダンパー47の側面図、図16(C)はダンパー47の図1(C)相当断面図を示す。第6実施形態のダンパー47が第3実施形態のダンパー32と異なるのは、振動減衰部48が突片部49を有する構成である。残余の構成及びその作用と効果並びに製造方法は第3実施形態と同じである。
振動減衰部48は第3実施形態の振動減衰部7と同様に、後述するように格納部で電子部品を弾性支持する。そして第3実施形態の振動減衰部7と同様の外形形状に形成されているが、振動減衰部48の中央を挟んで対称位置に2つの突片部49が設けられている。この突片部49は断面クランク形状であり、段差部49aを挟む一方端49bが振動減衰部7に埋設され、他方端49cが振動減衰部7の他方面7b側に表出している。このような突片部49は振動減衰部48とともに格納部に接触することが可能である。なお、第6実施形態のダンパー47では第3実施形態と同様の取付挿入部33を備えているが、変形例として第1実施形態と同様の取付挿入部8を備えることも可能である。
第6実施形態におけるダンパー47の作用効果を説明する。ダンパー47によれば、突片部49が電子機器の内部と接するため、突片部49を取付ガイドとして用いることができ、電子機器の内部に対しダンパー47を正確に位置決めすることができる。よってダンパー47を装着した電子部品を高精度な位置に格納することができる。また、格納部の形状に合わせて突片部49を形成することで格納部への取付が簡単で、また固着が可能にもなる。
第7実施形態〔図17〕: 第7実施形態のダンパー50を図17で示す。図17(A)はダンパー50の平面図、図17(B)はダンパー50の側面図、図17(C)はダンパー50の図1(C)相当断面図を示す。第7実施形態のダンパー50が第3実施形態のダンパー32と異なるのは、振動減衰部48が突片部49と緩衝部51とを有する構成である。残余の構成及びその作用と効果並びに製造方法は第3実施形態と同じである。
振動減衰部48は第3実施形態の振動減衰部7と同様に、後述するように格納部で電子部品を弾性支持する。そして第3実施形態の振動減衰部7と同様の外形形状に形成されているが、突片部49を2つ有しており、振動減衰部48の中央を挟んで対称位置に設けられている。この突片部49は導電性を有する断面クランク形状であり、段差部49aを挟む一方端49bが振動減衰部7に埋設され、他方端49cが振動減衰部7の他方面7b側に表出している。このような突片部49は振動減衰部48とともに格納部に接触することが可能である。緩衝部51は導電性を有しており、硬質部35や突片部49より薄肉の断面L字形状に形成されている。この緩衝部51は硬質部35の基端側と突片部49の一方端側とに連結され、硬質部35と緩衝部51と突片部49は一体化している。このような緩衝部51は振動を減衰することが可能である。なお、硬質部35の先端に形成されている係止爪35bは、ダンパー50を電子部品に装着した際に、その尖形部分が「接続部」として電子部品と接触する。
ここで導電性を有する硬質部35と突片部49と緩衝部51との材質を説明する。硬質部35、突片部49、緩衝部51は、導通抵抗が10Ω以下で、硬度がJIS K6253 E70以上D90以下である導電性樹脂を使用することができる。導通抵抗が10Ωを超えるとグランド接続として十分な電気特性を得ることができない。硬度がE70未満では取付挿入部33の形状を保持し難くなり、D90を超えると緩衝部51の緩衝効果が小さくなり硬質部35と突片部49へ振動が伝わり易くなる。
第7実施形態におけるダンパー50の作用効果を説明する。ダンパー50によれば、硬質部35が導電性を有するとともに電子部品と接触する係止爪35bを有しており、振動減衰部48が、電子機器における電子部品の格納部と接する導電性の突片部49と、硬質部35と突片部49とを電気的に接続し硬質部35から伝わる振動を緩衝する導電性の緩衝部51と、を有しているため、電子部品と格納部とを電気的に接続することができ、電子部品のグラウンドを格納部を通して電子機器の筐体に接続することが可能となる。また硬質部35と突片部49との間に硬質部35から伝わる振動を緩衝する緩衝部51を有するため、硬質部35に伝わる電子部品の振動を格納部へ伝え難くすることが可能となる。よって電子部品と格納部とを電気的に接続しつつも電子部品が発生する振動を十分に減衰することが可能となる。
第7実施形態の変形例〔図18〕: 第7実施形態における変形例のダンパー52を図18で示す。図18(A)はダンパー52の平面図、図18(B)はダンパー52の側面図、図18(C)はダンパー52の図1(C)相当断面図を示す。第7実施形態のダンパー50では断面L字形状の緩衝部51を例示したが、本変形例のダンパー52は蛇腹形状の緩衝部53とすることができる。このようにしても電子部品と格納部とを電気的に接続しつつも電子部品が発生する振動を十分に減衰することが可能となる。
ダンパーを備える電子部品の実施形態: 「電子部品」として冷却ファンを用いて、前記本発明によるダンパーを備える冷却ファンを説明する。
第1実施形態〔図19,図20〕: 第1実施形態の冷却ファン54を図19,図20で示す。図19は冷却ファン54の斜視図、図20は冷却ファン54の拡大断面図を示す。第1実施形態の冷却ファン54は、前記ダンパー6を備えている。
冷却ファン54では、外面に設けた取付孔54aに前記ダンパー6の取付挿入部8が挿入され、冷却ファン54の外面に対してダンパー6の振動減衰部7の一方面7aが密着し、ダンパー6を固定している。なお、取付孔54aの内径と、ダンパー6の適合突起11を含む取付挿入部8の外径との寸法関係では、取付挿入部8の外径が1倍〜1.2倍であることが好ましい。1倍未満では取付挿入部8を固定するこができず、1.2倍を超えると取付挿入部8を挿入し難くなる。
冷却ファン54に対するダンパー6の取付作業を説明する。冷却ファン54の外面に設けた取付孔54aにダンパー6の取付挿入部8を挿入し、外面に対しダンパー6の振動減衰部7の一方面7aを密着させて装着することができる。
第1実施形態における冷却ファン54の作用効果を説明する。冷却ファン54によれば、外面に設けた取付孔54aにダンパー6の取付挿入部8を挿入して、外面にダンパー6の振動減衰部7を備えるため、冷却ファン54に形成した取付孔54aに対しダンパー6の取付挿入部8を容易にかつ確実に挿入することができる。よって振動減衰効果
の大きい軟質材をダンパー材料として用いることができ、冷却ファン54が発生する振動をダンパー6が十分に減衰することができる。
第2実施形態〔図21〕: 第2実施形態の冷却ファン55を図21で示す。図21(A)は冷却ファン55に前記ダンパー47を装着する前の拡大断面図、図21(B)は冷却ファン55にダンパー47を装着した後の拡大断面図を示す。第2実施形態の冷却ファン55が第1実施形態の冷却ファン54と異なるのは、取付孔55aの構造と前記ダンパー47を用いる点である。残余の構成及びその作用効果並びに取付作業は第1実施形態と同じである。
冷却ファン55は取付孔55aの内面に「係合部」としての係合溝55bを形成している。この係合溝55bにダンパー47の係止爪35bを係止させて、ダンパー47を冷却ファン55に固定している。
第2実施形態における冷却ファン55の作用効果を説明する。冷却ファン55によれば、係合溝55bにダンパー47の係止爪35bを係止させてダンパー47を冷却ファン55に固定するため、ダンパー47を取付孔55aから外れ難くすることができる。よってダンパー47を取付孔55aに確実に装着することができ、冷却ファン55が発生する振動をダンパー47が十分に減衰することができる。
第3実施形態〔図22〕: 第3実施形態の冷却ファン56を図22で示す。図22(A)は冷却ファン56に前記ダンパー50を装着する前の拡大断面図、図22(B)は冷却ファン56にダンパー50を装着した後の拡大断面図を示す。第3実施形態の冷却ファン56が第2実施形態の冷却ファン55と異なるのは、冷却ファン56の構造と前記ダンパー50を用いる点である。残余の構成及びその作用効果並びに取付作業は第2実施形態と同じである。
冷却ファン56には取付片56aが設けられており、この取付片56aの肉厚寸法はダンパー50の取付挿入部33の側面部33aの高さ寸法と略同等としてある。さらに取付片56aには取付孔56bが形成されている。そして取付片56aの一方面56c側から取付孔56bにダンパー50の取付挿入部33を挿入すると、取付挿入部33の先端が取付孔56bを通り抜けて、硬質部35の係止爪35bが「係合部」として取付片56aにおける他方面56dの孔縁に係止し、ダンパー50を固定することができる。
第3実施形態における冷却ファン56の作用効果を説明する。冷却ファン56によれば、ダンパー50を取付孔56bから外れ難くすることができ、ダンパー50を取付孔56bに確実に装着することができる。よって冷却ファン56が発生する振動をダンパー50が十分に減衰することができる。
電子機器の実施形態: 「電子部品」として用いた前記本発明による冷却ファンを、電子機器に備える構造を説明する。
第1実施形態〔図23,図24〕: 第1実施形態の電子機器57を図23で示す。図23は電子機器57の格納部57aの断面図を示す。第1実施形態の電子機器57は、前記冷却ファン54を備えている。
図23で示すように、冷却ファン54は格納部57aの内部でダンパー6の振動減衰部7により弾性支持されている。このダンパー6は冷却ファン54の外面に設けた取付孔54aに取付挿入部8を挿入して冷却ファン54に装着されている。
冷却ファン54の格納部57aへの格納方法は、図24で示すように、ダンパー6を装着した冷却ファン54を格納部57aの内部にスライド移動させて格納する。なお、本実施形態では筐体57bに一体化されている箱状の格納部57aに冷却ファン54をスライド格納しているが、筐体57bと離間する取付部材と筐体57bとの間で冷却ファン54を挟み込み、冷却ファン54を電子機器57の内部で弾性支持することも可能である。
第1実施形態における電子機器57の作用効果を説明する。電子機器57によれば、格納部57aにダンパー6の振動減衰部7により弾性支持される冷却ファン54を備えるため、冷却ファン54が発生する振動をダンパー6が十分に減衰することができ、電子機器57にその振動を伝え難くすることができる。このダンパー6は冷却ファン54の取付孔54aに挿入する簡単な取付作業によって装着されている。
第2実施形態〔図25〕: 第2実施形態の電子機器58を図25で示す。図25は電子機器58の格納部58aの断面図を示す。第2実施形態の電子機器58が第1実施形態の電子機器57と異なるのは、前記冷却ファン55を備える構成である。残余の構成及びその作用効果並びに格納方法は第1実施形態と同じである。
図25で示すように、冷却ファン55は格納部58aの内部でダンパー47の振動減衰部48により弾性支持されている。このダンパー47は冷却ファン55の外面に設けた取付孔55aに取付挿入部33を挿入して冷却ファン55に装着されている。そしてダンパー47における硬質部35の係止爪35bは冷却ファン55の係合溝55bに係合している。またダンパー47の突片部49は振動減衰部48とともに格納部58aに接触している。
第2実施形態における電子機器58の作用効果を説明する。電子機器58によれば、突片部49が電子機器58の格納部58aと接するため、突片部49を取付ガイドとして用いることができ、電子機器58の格納部58aに対しダンパー47を正確に位置決めすることができる。よってダンパー47を装着した冷却ファン55を高精度な位置に格納することができる。なお、図外の取付ねじによって突片部49を格納部58aに直接固定することもできる。
第3実施形態〔図26〕: 第3実施形態の電子機器59を図26で示す。図26は電子機器59の格納部59aの断面図を示す。第3実施形態の電子機器59が第1実施形態の電子機器57と異なるのは、ダンパー50を装着した冷却ファン55を備える構成である。残余の構成及びその作用効果並びに格納方法は第1実施形態と同じである。
図26で示すように、冷却ファン55は格納部59aの内部でダンパー50の振動減衰部48により弾性支持されている。このダンパー50は冷却ファン55の外面に設けた取付孔55aに取付挿入部33を挿入して冷却ファン55に装着されている。そしてダンパー50における硬質部35の係止爪35bは冷却ファン55の係合溝55bに係合するとともに「接続部」として冷却ファン55と接触している。またダンパー50の突片部49は振動減衰部48とともに格納部59aに接触している。このように硬質部35と緩衝部51と突片部49とで冷却ファン55と格納部59aとを電気的に接続する接続部材を構成している。
第3実施形態における電子機器59の作用効果を説明する。電子機器59によれば、硬質部35と緩衝部51と突片部49とで接続部材を構成して、冷却ファン55と格納部59aとを電気的に接続しているため、冷却ファン55のグラウンドを格納部59aを通して電子機器59の筐体59bに接続することができる。また接続部材の一部に振動を緩衝する緩衝部51を有するため、接続部材を通して冷却ファン55の振動を格納部59aへ伝え難くすることができる。よって冷却ファン55と格納部59aとを電気的に接続しつつも冷却ファン55が発生する振動をダンパー50が十分に減衰することができる。なお、このダンパー50は冷却ファン55の取付孔55aに挿入する簡単な取付作業によって装着されている。
第4実施形態〔図27〕: 第4実施形態の電子機器60を図27で示す。図27は電子機器60の断面図を示す。第4実施形態の電子機器60が第3実施形態の電子機器59と異なるのは、冷却ファン56及び電子機器60を備える構成である。残余の構成及びその作用効果は第3実施形態と同じである。
図27で示すように、冷却ファン56は筐体60aの内部でダンパー50の振動減衰部48により弾性支持されている。このダンパー50は冷却ファン56の取付片56aに設けた取付孔56bに取付挿入部33を挿入して冷却ファン56に装着されている。そしてダンパー50における硬質部35の係止爪35bは冷却ファン56の取付片56aと接触している。またダンパー50の突片部49は振動減衰部48とともに筐体60aに接触している。このように硬質部35と緩衝部51と突片部49とで冷却ファン56と筐体60aとを電気的に接続する接続部材を構成している。さらに取付ねじ61によって突片部49が筐体60aに直接固定されている。
第4実施形態における電子機器60の作用効果を説明する。電子機器60によれば、取付ねじ61で筐体60aに固定されているダンパー50によって冷却ファン56を弾性支持しているため、前述のような格納部を設けることなく冷却ファン56を電子機器60に固定することができる。
次に以下の具体例により本発明をさらに詳細に説明する。
実験例1: 二色成形法においてポリプロピレンで棒状の硬質部(10)を成形し、次いで硬質部(10)が取付挿入部(8)の中心になるようにその周囲の軟質部(9)と振動減衰部(7)をスチレン系熱可塑性エラストマー(硬度 JIS K6253 E30、tanδ=0.08(23℃))で成形し、図3に示す形状の試料1のダンパーを得た。一方、試料1のダンパーと同一形状で同一の大きさの試料2のダンパーを、スチレン系熱可塑性エラストマー(硬度 JIS K6253 E30、tanδ=0.08(23℃))のみで成形した。
試料1のダンパーと試料2のダンパーを、冷却ファン(54)の一つの取付孔(54a)に順次取り付けを試みたところ、試料2のダンパーでは、取付挿入部が変形してしまい取付孔(54a)に挿入するのが困難であったのに対し、試料1のダンパーでは取付挿入部(8)が変形し難く簡単に挿入することができた。
実験例2: 実験例1で製造した試料1のダンパーと同一形状のダンパーを次のようにして製造した。まず、二液硬化型ビスフェノールAエポキシ樹脂(ジャパンエポキシレジン社製828および硬化剤ST11)を用い硬質部(10)を型成形した。次にこの硬質部(10)を振動減衰部(7)及び軟質部(9)の成形型にインサートし、ブチルゴム(硬度 JIS K6253 E50)をプレス成形した。こうして試料3のダンパーを得た。試料3のダンパーも実験例1と同じ冷却ファン(54)の取付孔(54a)に対し簡単に取付けることができた。
実験例3: シリコーンゲル(東レ・ダウコーニング社製 「CY52−276 A/B」)を用い、注型で、硬度JIS K6253 E0の振動減衰部(7)及び軟質部(9)を成形した。それとは別にポリプロピレンで棒状の硬質部(10)を成形した。この硬質部(10)を接着剤で振動減衰部(7)及び軟質部(9)と一体化して、図13に示す形状で、係止爪(42b)の位置での取付挿入部(41)の外径が試料1の取付挿入部(8)の外径と同じ長さの試料4のダンパーを得た。試料4のダンパーも実験例1と同じ冷却ファン(54)の取付孔(54a)に対し簡単に取付けることができた。
実験例4: 外径がφ3.0mmでその中心にφ1.8mmの硬質部(10)を持つ取付挿入部(8)の表面に高さ0.7mmの軟質部(9)でなる適合突起(11)を設けた。こうして適合突起(11)を含めた取付挿入部(8)の外径が4.4mmの図1に示す試料5のダンパーを得た。また、中心にφ1.8mmの硬質部(10)を持ちその表面が軟質部(9)でなる外径がφ4.4mmの取付挿入部(8)を有する図3に示す試料6のダンパーを得た。
試料5とダンパーと試料6のダンパーを孔径がφ4.4mm、φ4.2mm、φ4.0mm、φ3.8mm、φ3.6mmの取付孔(54a)に挿入した結果、図1に示す試料5のダンパーでは、φ3.6mmを除く全ての孔径に対して簡単に取付けることができ、外れ難かったが、φ3.6mmの孔径に対しては挿入し難かった。一方、図3に示す試料6のダンパーでは、φ4.4mm、φ4.2mmの孔径に対して簡単に取付けることができ、外れ難かったが、φ4.0mm以下の孔径に対しては挿入し難かった。
実験例5: φ15mmで厚みが3.5mmの振動減衰部(44)の筐体と接する面(44b)にr=1.5mmの半球状の接点部(44d)を周状に6ヶ所設置した図14に示す試料7のダンパーを得た。一方で、試料7のダンパーと比較して接点部(44d)が無いこと以外は試料7のダンパーと同一形状で同一の大きさの図1に示す試料8のダンパーを得た。
試料7と試料8のダンパーについて振動試験(試験条件:重量100gの冷却ファン(54)に試料7ダンパー8個又は試料8ダンパー8個を装着し、この冷却ファン(54)を振動減衰部(44)の厚みが2.5mmになるよう架台に対し圧縮固定した。この架台を加速度1G、周波数10Hz〜200Hzで振動させ、冷却ファン(54)に取付けた加速度センサーの値を測定し、振動伝達率を求め、共振周波数fを評価した。)の結果、試料8のダンパーでは共振周波数fが120Hzであった。また、試料7のダンパーの共振周波数fは70Hzであった。この結果より、試料7のダンパーは高周波数の振動に対する防振特性を高めることができた。
実験例6: 硬質部(35)に係止爪(35b)を、振動減衰部(48)に突片部(49)及び緩衝部(51)を設けた図17に示す試料9のダンパーを得た。試料9のダンパーの係止爪(35b)を図26で示すように、冷却ファン(55)の係合溝(55b)と係合させ、冷却ファン(55)の端部4箇所に試料9のダンパーを装着した。さらにこの冷却ファン(55)を筐体に取付ねじで固定した。すると冷却ファン(55)に生じた静電気を筐体に逃がすことができた。
実験例7: 振動減衰部をスチレン系TPE(硬度 JIS K6253 E60)で成形した図3で示す形状の試料10のダンパーを得た。試料10のダンパーは、冷却ファンの防振特性が不十分であった。
実験例8: 硬質部をスチレン系TPE(硬度 JIS K6253 E60)で成形した図3で示す形状の試料11のダンパーを得た。試料11のダンパーは硬質部が十分な強度を持っていないため、冷却ファンに対する挿入時に取付挿入部が曲がり易く、硬質部のないダンパーよりは挿入し易いものの、試料1のダンパーよりは挿入し難かった。
第1実施形態のダンパーを示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)は本分図(A)のSB−SB線断面図。 第1実施形態におけるダンパーの第1変形例を示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図。 第1実施形態におけるダンパーの第2変形例を示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図。 第1実施形態におけるダンパーの第3変形例を示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図。 第1実施形態におけるダンパーの第4変形例を示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図。 第1実施形態におけるダンパーの第5変形例を示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図。 第1実施形態におけるダンパーの第6変形例を示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図。 第1実施形態におけるダンパーの第7変形例を示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図。 第1実施形態におけるダンパーの第8変形例を示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図。 第2実施形態のダンパーを示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図、分図(D)は本分図(B)のSC−SC線断面図。 第3実施形態のダンパーを示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図。 第3実施形態におけるダンパーの変形例を示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図、分図(D)は本分図(B)のSD−SD線断面図。 第4実施形態のダンパーを示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図。 第5実施形態のダンパーを示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図、分図(D)は本分図(A)の反対側平面図。 第5実施形態におけるダンパーの変形例を示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図、分図(D)は本分図(A)の反対側平面図。 第6実施形態のダンパーを示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図。 第7実施形態のダンパーを示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図。 第7実施形態におけるダンパーの変形例を示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)はダンパーの図1(C)相当断面図。 本発明のダンパーを備える電子部品の斜視図。 本発明のダンパーを備える電子部品の拡大断面図。 本発明の別なダンパーを備える電子部品の説明図であり、分図(A)はダンパー装着前の拡大断面図、分図(B)はダンパー装着後の拡大断面図。 本発明の別なダンパーを備える電子部品の説明図であり、分図(A)はダンパー装着前の拡大断面図、分図(B)はダンパー装着後の拡大断面図。 本発明のダンパーを装着した電子部品を備える電子機器の断面図。 本発明のダンパーを装着した電子部品を電子機器の格納部に格納する説明図。 本発明のダンパーを装着した電子部品を備える電子機器の断面図。 本発明のダンパーを装着した電子部品を備える電子機器の断面図。 本発明のダンパーを装着した電子部品を備える電子機器の断面図。 従来のダンパーを示す説明図であり、分図(A)はダンパーの平面図、分図(B)はダンパーの側面図、分図(C)は本分図(A)のSA−SA線断面図。 従来のダンパーを装着した電子部品を備える電子機器の拡大断面図。
符号の説明
1 ダンパー(従来技術)
2 円板部
3 取付挿入部
4 冷却ファン
4a 取付孔
5 筐体
6 ダンパー(第1実施形態)
7 振動減衰部
7a 一方面
7b 他方面
7c 凹部
8 取付挿入部
8a 側面部
8b 中心部
9 軟質部
10 硬質部
11 突起
12 ダンパー(第1実施形態の第1変形例)
13 突起
14 ダンパー(第1実施形態の第2変形例)
15 軟質部
16 ダンパー(第1実施形態の第3変形例)
17 振動減衰部
18 ダンパー(第1実施形態の第4変形例)
19 振動減衰部
19a 一方面
19b 他方面
20 ダンパー(第1実施形態の第5変形例)
21 硬質部
22 ダンパー(第1実施形態の第6変形例)
23 取付挿入部
24 ダンパー(第1実施形態の第7変形例)
25 取付挿入部
26 ダンパー(第1実施形態の第8変形例)
27 取付挿入部
28 ダンパー(第2実施形態)
29 取付挿入部
29a 凹部
30 軟質部
31 硬質部
32 ダンパー(第3実施形態)
33 取付挿入部
33a 側面部
34 軟質部
35 硬質部
35a 分割片
35b 係止爪
36 ダンパー(第3実施形態の変形例)
37 取付挿入部
38 軟質部
39 硬質部
39a 係止爪
40 ダンパー(第4実施形態)
41 取付挿入部
42 硬質部
42a 分割片
42b 係止爪
43 ダンパー(第5実施形態)
44 振動減衰部
44a 一方面
44b 他方面
44c 凹部
44d 接点部
45 ダンパー(第5実施形態の変形例)
46 接点部
47 ダンパー(第6実施形態)
48 振動減衰部
49 突片部
49a 段差部
49b 一方端
49c 他方端
50 ダンパー(第7実施形態)
51 緩衝部
52 ダンパー(第7実施形態の変形例)
53 緩衝部
54 冷却ファン(第1実施形態)
54a 取付孔
55 冷却ファン(第2実施形態)
55a 取付孔
55b 係合溝
56 冷却ファン(第3実施形態)
56a 取付片
56b 取付孔
56c 一方面
56d 他方面
57 電子機器(第1実施形態)
57a 格納部
57b 筐体
58 電子機器(第2実施形態)
59 電子機器(第3実施形態)
59a 格納部
59b 筐体
60 電子機器(第4実施形態)
60a 筐体
61 取付ねじ

Claims (13)

  1. ゴム状弾性体でなる振動減衰部と、該振動減衰部より突出する取付挿入部と、を備えており、電子機器の内部で振動を発生する電子部品に形成した取付孔に取付挿入部を挿入して電子部品を弾性支持するダンパーにおいて、
    取付挿入部が該取付挿入部の形状を保持するE硬度が70以上の硬質部と、振動減衰部に連続し、前記取付孔に挿入したときには圧縮されるE硬度が50以下の軟質部と、を備え、取付挿入部の側面に凸状の適合突起を設け、その取付挿入部の外径を前記取付孔の内径以上の大きさとすることで、適合突起の頂が取付孔の内周面に接するようにしたことを特徴とするダンパー。
  2. 適合突起が前記軟質部であり、取付挿入部の挿入方向に沿って連続して山状に盛り上がっている請求項1記載のダンパー。
  3. 適合突起が前記硬質部であり、取付挿入部の挿入方向に沿って連続して山状に盛り上がっている請求項1記載のダンパー。
  4. 取付挿入部の外径が取付孔の内径と同等、または0.6mm以下の範囲で大きい請求項1〜請求項3何れか1項記載のダンパー。
  5. 軟質部が取付挿入部の側面を形成する請求項1〜請求項4何れか1項記載のダンパー。
  6. 取付挿入部が、振動減衰部より剛性を有する硬質部でなる請求項1〜請求項5何れか1項記載のダンパー。
  7. 硬質部が、電子部品に設けられた係合部と係合する係止部を有する請求項1〜請求項6何れか1項記載のダンパー。
  8. 振動減衰部が、取付挿入部を有する面の反対面に電子機器の内部と接する接点部を備える請求項1〜請求項7何れか1項記載のダンパー。
  9. 接点部が硬質樹脂でなる請求項8記載のダンパー。
  10. 振動減衰部が電子機器の内部と接する突片部を有する請求項1〜請求項9何れか1項記載のダンパー。
  11. 硬質部が導電性を有するとともに電子部品と接触する接続部を有しており、
    振動減衰部が、電子機器の内部と接する導電性の突片部と、該硬質部と該突片部とを電気的に接続し硬質部から伝わる振動を緩衝する導電性の緩衝部と、を有する請求項1〜請求項10何れか1項記載のダンパー。
  12. 電子機器の内部で振動を発生する電子部品において、
    外面に取付孔を設け、この取付孔に請求項1〜請求項11何れか1項記載のダンパーの取付挿入部を挿入して、外面に該ダンパーの振動減衰部を備えることを特徴とする電子部品。
  13. 筐体の内部に振動を発生する電子部品を備える電子機器において、
    外面に取付孔を設け、この取付孔に請求項1〜請求項11何れか1項記載のダンパーの取付挿入部を挿入して該ダンパーを装着し、筐体の内部に該ダンパーの振動減衰部により弾性支持される電子部品を備えることを特徴とする電子機器。
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