JP4954994B2 - 調理のための重量調節可能な食品プレス器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般的に調理器具に関し、より詳細には、調理に用いられる食品プレス器に関する。
食品プレス器は、食品、例えば、肉、鳥肉、あるいは魚を、調理面の熱が食品の周りに均一に分配されて、食品が均一にこんがり焼けるようにするために、調理面に平らに押し付けるために用いられる。食品を調理面に平らに押し付ける食品プレス器がなければ、食品は丸くなり、熱は不均一に分配され、食品をある部分では焼き焦がし、他の部分では調理不足のままにする。
食品プレス器は、調理器具の技術分野で存在するが、そのような食品プレス器は、最適な食品の準備を妨げる障害を示す。例えば、既存の食品プレス器は、単一の特定の重量に作られている。食品プレス器は、軽量すぎてその目的を達成しない、すなわち、食品を調理している間、食品を調理面に平らに保てない。変形例では、他の食品プレス器は、ある食品には重すぎ、食品を調理面に単に平らに押し付けるのを超えて、それを押し潰すことがある。例えば、重い食品プレス器は、厚いステーキあるいは骨付き肉にはうまく適合するかもしれないが、より重い重量は、比較的低密度の、より微妙な魚の切り身、鳥肉の切り身、ポテト、野菜および/または果物をこんがり焼くのに不適当である。後者の食物は、重い食品プレス器によって押し潰され、調理中、おそらく焦げることがある。逆に、軽量の食品プレス器は、ステーキあるいは骨付き肉を平らにし、均一に調理するのに十分でないが、魚、鳥肉などをこんがり焼き、調理するのに十分である。従って、もし、調理人、例えば、シェフあるいはそのような食品プレス器の家庭の使用者が、異なる重量のいくつかの食品プレス器を所有していなければ、調理人は、全ての異なる食品の準備のために同じ食品プレス器を用いなければならず、調理の欠点を我慢しなければならない。
多数の食品プレス器を持つ更なる欠点は、調理するのに忙しい間、本質的に同じ器具の多くの異なるバージョンを取り扱うのが煩わしいことである。調理人は、また、直火および/または他の熱面で忙しい間、および/または、細心の注意を要求するかもしれないいくつかの進行中の調理計画に専念している間、いくつかの食品プレス器のうちの1つを探しまわらなければならないかもしれない。異なるタイプの食品、例えば、肉と魚を調理面上で調理するのに順応するために重量を便利に変化させることができる食品プレス器の必要が当技術分野に存在する。
調理器具の技術分野の現在の更なる欠点は、中実の平らな面を有する食品プレス器により、鍋の中あるいはグリドル上で食品を調理するために用いられるとき、食品をぐしょぐしょにすることである、なぜならば、中実の平らな面により、食品および調理面からの水分を蒸気として排出させないからである。かくして、水分は、押され且つ調理されている食品の周りに捕捉されるようになり、調理された食品は、望むように、すなわち、均一な調理のための、および均一な焦がしのための均一な温度分布で調理されない。
食品プレス器具の一部分として、調理面、例えば、鍋あるいはグリドル(用語「グリドル」は、また、ここでは、交換可能に用語「プランチャ(鉄板)」と呼ばれてもよい。)を掃除および/または準備するための手段を有するのが、また、便利である。すなわち、食品プレス器具は、もし、食品をこんがり焼いて取り出した後、調理面を更に使用するべく準備するために、調理面上の調理屑を掃除するために容易に利用することができれば、より有益となるであろう。こすることの特徴は、調理人が調理面をこする別個のツール、例えば、スパチュラ(へら)に手を伸ばす、あるいは、食品プレス器を掃除/こすり仕事に具合悪く適用する、当技術分野の現在の必要に取り組む。
当技術分野に存在する他の食品プレス器の欠点は、現在、平らなプレス面を貫通する孔を有する食品プレス器が、特定のサイズおよび形状の鍋にのみ適合するようになっており、且つ、非常に重く、重さが5ポンド(2.3kg)であることである。そのようなプレス器は、プレス器自体の表面積よりも小さい鍋、あるいは、食品プレス器が覆うことができるよりも多くの食品を保持する鍋では有用ではない。また、上述したように、重いプレス器は、重い器具によって押し潰されるであろうより微妙な食物を調理するのに適さない。蒸気を排出させるための、平らな食品プレス器表面を貫通する開口を有する食品プレス器の必要が存在し、該食品プレス器は、また、様々な形状およびサイズに作られてもよく、重量を変化させることができ、および/または単一の食品プレス器によって覆われる量を超えた付加的な表面積を覆うように構成される。その上、より多くの蒸気を逃がして調理品質を最適にする、より良い排気の必要が存在する。
本発明は、これらの必要に取り組む。以下の開示は、食品プレス器の発明の異なる実施形態を教示する。食品プレス器具の発明は、均一にこんがり焼くことができるようにするための、食品プレス器表面を貫通する開口を有する器具からなる。少なくとも1つの付加的な食品プレス器具を、他の上に積み重ねて、食品プレス器具の重量を増分的に変化させることができ、あるいは他の実施形態では、重量を変化させるために、積み重ね可能な重りを食品プレス器具に加えることができる。好ましい実施形態では、少なくとも2つの食品プレス器具、および複数の食品プレス器具までを、単一の食品プレス器具の表面積よりも大きい表面積を有する食品を覆い、且つ押し/調理するように構成することができる。本発明の好ましい実施形態は、食品が調理されているときに、蒸気を排出させる、および食品がぐしょぐしょになるのを防ぐための、食品プレス器表面を貫通する開口を有する。更なる実施形態は、食品を調理するための調理面の掃除および準備を容易にするためのこすりツールを有する。
本発明の実施形態は、調理器具、特に、調理のための重量調節可能な食品プレス器具に備える。実施形態は、肉、鳥肉、魚、野菜、果物などを含む食品を、調理面からの熱が食品の周りに均一に分配されるように、および食品がぐしょぐしょにならないで均一にこんがり焼けるように、鍋、グリドル、あるいは他の加熱調理面のような調理面に均一に押しつけるために用いられる食品プレス器具に備える。特定の好ましい実施形態では、食品プレス器具は、押された食品がぐしょぐしょにならないで均一にこんがり焼けるように、蒸気を排出できるようにするための、食品プレスボディを貫通する複数のスロットを有し、調理されている食品のタイプに適した重量に基づいて食品プレス器具の重量を増分的に変化させるために、1つの食品プレス器が他の1つの食品プレス器に、あるいは複数の他の食品プレス器の上に積み重ねられるように、積み重ねでき、単一の食品プレス器具の表面積よりも大きい表面積を有する食品を押すように、少なくとも1つの他の食品プレス器とともに構成され、調理面から調理屑を取り除くための、食品プレスボディの長さに沿うこすり縁部を有し、食品プレス器具を把持するためのハンドルを有し、且つステンレス鋼で作られるのがよい。本発明の更なる実施形態は、また、食品プレス器具上に増分の重りを積み重ねること、および排気することに備える。他の実施形態が、また、以下に記載する発明によって企図される。
図1は、本発明の単一の食品プレス器具100の好ましい実施形態の上面図を示す。本実施形態では、食品プレス器具100は、食品が、加熱調理面に均一に押されるように、また、調理されるときに丸くならないように、肉、骨付き肉、鳥肉、魚、野菜、果物などを含む、殆どどんな種類の食品をも押すために用いられるボディ110を有する。食品が調理面と平らになるように食品を押すことで、調理面からの熱が食品の周りに均一に分配されるので、食品のある部分が調理不足あるいは未調理のままで、他の部分が焦げあるいは焼き過ぎになることなしに、食品が均一に調理される。ボディ110は、図1に示すように、形状が四角形である。好ましい実施形態では、ボディは長さ約5インチ×幅4インチである。しかしながら、ボディ110は、また、正方形であってもよいし、または他の多角形状を有してもよく、あるいは円形もしくは楕円形であってもよく、好ましい実施形態の長さおよび幅の寸法と異なる長さおよび幅の寸法を有していてもよいことが理解されるべきである。
図2の側面図によって示すように、ボディ110は、上面140および下面150を有する。調理人は、食品プレス器100を食品に押し付け、あるいは単に配置するために、ハンドル130を握ることができ、従って、下面150が調理面および食品の上から食品に押し付けられる。もし少なくとも2つのそのような食品プレス器具100が、以下で詳細に論ずるように互いに積み重ねられるならば、食品プレス器具100のボディ110の下面150は、また、他の食品プレス器具100の他のボディ110の上面140上に載るようになる。
図1に示す実施形態100は、ボディ110の上面140と下面150との間にボディ110を貫ぬいて延びる少なくとも1つの開口120を更に有する(例えば、図2を参照)。開口は、スロット120の形態であるのがよく、該スロット120は、食品が調理されるとき、押された食品からの水分を蒸気として食品から排出できるようにする。排気により、食品がこんがり焼け且つぐしょぐしょになるのを回避することができ、および、ボディ110の重量により、押された食品の表面にわたって均一にこんがり焼くことを確実にする。3つのスロット120が、図1の好ましい実施形態に示される、しかしながら、発明は、また、いかなる数のスロットを有する実施形態をも企図し、前記スロットは、均一にこんがり焼けるようにするための排気に適応できる様々な寸法を有する。
開口はスロットである必要はないことも、理解されるべきである。以下で議論する変形実施形態では、開口は、いかなる形状、例えば、図6−7に示すような円形孔295、あるいはここに記載するような目的を達成するために排気することができるいかなる他の形状を有する孔であってもよい。スロット120は、また、異なる形状の開口がボディ110に切断され、ハンドル130が、同一のボディ110材料から切断されて外方に直接曲げられて、ハンドル130の下にボディ110のスロット120を残す場合のように、そのような異なる形状の開口と混ざっていてもよく、例えば、円形孔とスロットであってもよい。例えば、図6−7を参照。
図1に示すように、好ましい実施形態は、また、食品が調理されているとき、食品プレス器具100を食品から取り除くべく、あるいは食品に押し付けるべく、調理中、食品プレス器具100を把持するための少なくとも1つのハンドル130を有するのがよい。単一のハンドル130が、食品プレス器具100の縁と平行に向けられることが企図される。好ましい実施形態では、ハンドル130は四角形状ボディ110の長縁と平行に向けられ、ハンドル130が食品プレス器具100に対してバランスするように中心に置かれる。ハンドル130は、食品プレス器具100のいかなる形状のいかなる方向に向けられてもよいことが理解されなければならず、好ましい実施形態では、ハンドルは、食品プレス器具100に対してバランスされる。
好ましい実施形態では、食品プレス器具100は、金属の単一ピースから作られるのがよく、ハンドル130は、ボディ110の金属から切断されて押し出されるのがよい。この形態を達成するために、スロット120を作るためにボディ110の金属が切断されて、把持するためのハンドル130が、ボディ110の面の外に曲げられる。例えば、図6を参照せよ。本製造方法は、製造時の簡易性に役立つ。しかしながら、開示された発明は、溶接、ネジあるいは他の締め付け具の適用、またはボディ110をハンドル130に連結することを更に企図する。後者の場合、ボディ110を貫通するスロット120は、ハンドル130の下に切断されてもよいし、変形例では、スロット120は、ハンドル130の下にボディ110を貫通して切断される必要はない。
図2に示すように、ハンドル130は、使用者、例えば、レストランのシェフあるいは家庭での調理人を加熱調理面から伝達される熱から保護するための熱保護要素160を更に有するのがよい。熱保護要素160は、ハンドル130の少なくとも一部分、あるいはハンドル130の全てを覆う、例えば管状の、ゴム引きのプラスチックカバーであるのがよい。熱保護要素160は、可燃性でなく且つ溶解することのない、いかなる耐熱材料で作られてもよく、ハンドル130の曲げに適合できるように十分に可撓性および/または曲げやすいことが理解されなければならない。熱保護要素160は、また、ハンドル全体でもよく、すなわち、ハンドルは、熱保護要素160が作られる材料で全体的に作られてもよい。
食品プレス器具100は、ステンレス鋼に限定される必要はなく、クロムめっき炭素鋼、鋳鉄、非粘着調理面などを含むがこれらに限定されない、いかなる金属あるいは当技術分野で知られている調理に用いるのに安全である他の材料から作られてもよい。
図2および4に見られるように、本発明の食品プレス器具100の好ましい実施形態は、ボディ110の少なくとも1つの縁に沿うこすり縁部190を有する。こすり縁部190は、調理面、例えばグリドルあるいは鍋から、調理屑あるいは他の物を掃除するために用いられ、調理のために用いられる調理面を掃除し且つ準備することができる。好ましい実施形態のこすり縁部190は、四角形の食品プレス器具100のボディ110のより長い縁に沿っているのがよい。しかしながら、変形例では、こすり縁部190は、ボディ110の幾何学的あるいは円形の形状に依存して、いかなる縁に作られてもよいし、あるいはいかなる複数の縁に沿っていてもよい。好ましい実施形態のこすり縁部190は、ボディ110のいずれかの縁から延びる、テーパした楔形状を有するのがよく、こすり縁部190は、該ボディ110の縁とともに延びる。効率的なこすり落としのために、こすり縁部190の最も狭い部分が、こすり縁部190の最も広い部分よりもボディ110から遠くなければならない。換言すると、こすり縁部190は、ボディ110の側部から延び、ボディ110から離れて狭くなる。こすり縁部190は、ボディ110に溶接されてもよいし、ボディ110から打ち延ばされてもよいし、あるいは例えば、やすりがけによって、ボディ110からおよびボディ110の縁をすり減らされてもよい。
1つの好ましい実施形態では、食品プレス器具100は、重さが約12オンス(0.34kg)である。しかしながら、ここに開示される発明の様々な実施形態によって、他の重量も、また、企図される。例えば、食品プレス器具100は、重さが10オンス(0.28kg)でもよいし、14オンス(0.40kg)でもよいし、あるいはいかなるメートル法の、もしくは非メートル法の重量であってもよい。
図3および4は、先行技術に対して新しい、食品プレス器具100の新しい態様を示す。詳細には、複数の食品プレス器具100が、調理食品上の重量を増分的に変化させるために、互いに積み重ねられる。図3および4は、一緒に積み重ねられた3つの食品プレス器具を示す、しかしながら、3つよりも多い、およびわずか2つの食品プレス器具100が互いに積み重ねられてもよいことが理解されなければならない。この積み重ね態様は、例えば、均一に調理し且つ均一にこんがり焼くために、異なる種類の食品の調理は、一般的に、食品プレス器からの異なる量の圧力を要求するという事実に、有用性を見出す。例えば、単一の食品プレス器具100は、魚あるいは鳥肉の薄い切り身、あるいは野菜および果物を調理面に平らに押し付けるのにおそらく十分であるが、それに対して、豚骨付き肉、バーガー、あるいは一切れのステーキを均一に押し付けるために、2つ以上の食品プレス器具100が互いに積み重ねられるのがよい。骨付き肉、バーガー、およびステーキのより厚い物のために更に多くの食品プレス器具100を積み重ねてもよい。しかしながら、肉、骨付き肉などのための少なくとも2つの食品プレス器具100を示したにもかかわらず、本開示によって、製造される重量に依存して、および、勿論、食品の特定の品に依存して、1つの食品プレス器具100が、また、十分であるかもしれないことが企図されることが、理解されなければならない。
本発明の他の有用性は、例えば、ここに開示した同じ食品プレス器100のいくつかを積み重ねることによってどのくらいの増分の重量が加えられているかを知る際に理解される。互いに積み重ねられた同じ食品プレス器具100のいくつかを用いることによって、調理人は、異なる重量の食品プレス器のいくつかの異なるタイプを探す必要がなく、あるいは各異なる食品プレス器の重さがどのくらいであったかを覚えている必要がない。ここに開示した本発明を用いることで、調理人は、どのくらいの重量を彼あるいは彼女が食品を押すのに加えているかを知る。また、本発明は、調理の最中に選択するための異なるサイズの、釣り合わない、異なる製品を所有している必要を除去する。かくして、ここに開示した本発明は、少なくとも便利さおよび審美的価値を有する。
図3および4は、少なくとも2つの食品プレス器100の積み重ねを可能にするように、スロット120およびハンドルが、互いにどのように順応するかを示す。ベース食品プレス器としても呼ばれる、第1の、下側の食品プレス器具115のハンドル130は、第2の食品プレス器具125のスロット120を通り、第2の食品プレス器具125のスロット120は、食品プレス器具100が製造されるときに、第2の器具のハンドル130を外方に曲げることによって作られるスロット120である。ベース食品プレス器115のハンドル130および第2の食品プレス器具125のハンドル130は、実質的に同一形状であり、かくして、ベース食品プレス器115および第2の食品プレス器具125が互いに積み重ねられるように、互いの輪郭と一致する。また、第1の、下側の食品プレス器具115の上面140は、第2の食品プレス器具の下面150に接する。第1の、下側の食品プレス器具115の下面150および単独で用いられる食品プレス器具100の下面150は、押されている食品と接触する表面であることに、再び留意すべきである。
食品プレス器具100の積み重ねは、複数の食品プレス器具100を加えるように継続することができる。例えば、図3および4に示すように、第3の食品プレス器具135は、第3の食品プレス器具135が上の食品プレス器具になるように、第2の食品プレス器具125の上から第2の食品プレス器具125上に積み重ねることができる。食品プレス器具100の積み重ねは、記載したように引き続いて継続することができ、上述するように、押され、調理されている食品にかかる重量および圧力を増す。
図5は、食品の表面積が特定のサイズの単一の食品プレス器具100によって覆われた表面積を超える食品を押すために適用することができる、複数の食品プレス器具100の変形例の形態を示す。例えば、もしステーキが長くて単一の食品プレス器具100で押すことができないならば、少なくとも2つの食品プレス器具100を、一緒に用いてステーキを調理することができるように延長形態に構成することができる。図5は、延長形態の3つの食品プレス器具115、125および135を示す、しかしながら、開示した発明は、それぞれ、より小さいあるいはより大きい食品表面積を覆うために、少なくとも2つ、あるいは複数の食品プレス器具100を延長形態に配置することができることを企図することが理解される。
図5に示すように、延長形態では、第1の食品プレス器具115および第2の食品プレス器具を、第1の食品プレス器具115のハンドル130が第2の食品プレス器具125のボディ110の第1のスロット120を通り、且つ、前記スロット120を通して第2の食品プレス器具125の上面140に出るように配置することができる。第1の食品プレス器具115の下面150は、押されている食品を完全に覆っている。第1の食品プレス器具115の上面140は、第2の食品プレス器具125の下面150と部分的に接触し、部分的にいかなる食品プレス器具100とも接触していない。第2の食品プレス器具125の下面150は、第1の食品プレス器具115の上面140と部分的に接触し、押され且つ調理されている食品と部分的に接触している。この延長形態に関しては、第1の食品プレス器具115のハンドル130は、第2の食品プレス器具125の第1のスロット120を通して第2の食品プレス器具125の下から出る。
図5に示すように、第3の食品プレス器具135を、実質的に同じ方法で、延長形態に加えることができる。次の食品プレス器具100を、また、特定の食品の表面積および製造された特定の食品プレス器具100の表面積に依存して、必要に応じて食品を覆うために加えることができることが理解される。図5に示すように、3つの食品プレス器具100を有する延長形態では、第2の食品プレス器具125のハンドル130は、第3の食品プレス器具135の下から、第3の食品プレス器具135の第1のスロット120を通る。第2の食品プレス器具125の下面150は、上述したように、第1の食品プレス器具115の上面140と部分的に接触したままである。しかしながら、第2の食品プレス器具125の上面140は、第3の食品プレス器具135の下面150と部分的に接触するようになる。かくして、第3の食品プレス器具135の下面150は、第2の食品プレス器具の上面140と部分的に接触し、押され且つ調理されている食品と部分的に接触する。このようにして、食品プレス器具100が接触できる表面積は、延長形態において延長される。食品プレス器具115、125、および135の各々のハンドル130は、食品の表面積全体にわたって、調理されている食品を均一に押し付けるために用いることができる。
図6は、ここに開示した本発明の変形例の実施形態200を示す。実施形態200は、実施形態100で上述したのと同じ材料からなるのがよい。前述した実施形態100におけるように、実施形態200は、好ましくはボディ210から切断されて上方に曲げられたハンドル230を有し、ハンドル230の下にボディ210を貫通するスロット220を残す。ボディ210は、図6に示すように、形状が四角形である。好ましい実施形態では、ボディ210は、長さ約5インチ×幅4インチである。しかしながら、ボディ210は、また、正方形であってもよいし、あるいは他の多角形状を有してもよく、または円形もしくは楕円形であってもよく、好ましい実施形態の長さおよび幅の寸法と異なる長さおよび幅の寸法を有していてもよいことが理解されるべきである。
本実施形態200では、ハンドル230に関連したスロット220を有することに加えて、ボディ210は、下面250を貫通してボディ210の上面240まで延びる複数の孔295を有し、下面250は、前述した実施形態100におけるように、均一な調理およびこんがり焼きを果たすのに必要とされる圧力および重量を加えるように、調理面および食品の上から食品に押し付けることができる。第1の記載した実施形態100のスロット120のような孔295は、ぐしょぐしょを回避することができるように、および食品をこんがり焼くことができるように、調理されている押された食品からの蒸気を排気させる。以下により詳細に記載するように、且つ実施形態100と同様に、もし、少なくとも2つのそのような食品プレス器具200を互いに積み重ねるならば、食品プレス器具200の下面250は、また、他の食品プレス器200の他のボディ210の上面240上に載せられるようになる。
実施形態130で記載したように、ハンドル230は、食品が調理されているとき、食品プレス器具200を食品から取り除く、あるいは食品プレス器具200をより強く食品に押し付けるべく、調理中、食品プレス器具200を把持するために用いることができる。ハンドル230が、食品プレス器具200の縁と平行に向けられることが企図される。好ましい実施形態では、ハンドル230は四角形状ボディ210の長縁と平行に向けられ、簡単な取り扱いのために、ハンドル230が食品プレス器具200に対してバランスするように中心に置かれる。ハンドル230は、食品プレス器具200のいかなる形状のいかなる方向に向けられてもよいことが理解されなければならず、好ましい実施形態では、ハンドルは、食品プレス器具200に対してバランスされる。
実施形態100と同様に、好ましい実施形態の食品プレス器具200は、実施形態100で実質的に上述したように、金属の単一ピースから作られるのがよく、ハンドル230は、ボディ210の金属から切断され押し出されるのがよい。更に、ハンドル230は、溶接され、あるいは接着され、もしくは切断以外で食品プレス器具200のボディ210と連結されてもよい。
実施形態100で図2に実質的に示すように、実施形態200は、使用者を調理面からハンドル230に伝達される熱から保護するために、ハンドル230の周りに熱保護部品160を配置するのがよい。熱保護部品は、実施形態100で実質的に記載したのと同様である。
図7に見られるように、実施形態100と同様に、好ましい実施形態の食品プレス器具200は、ボディ210の少なくとも1つの縁に沿った、調理面から調理くずを掃除するためのこすり縁部290を有する。好ましい実施形態のこすり縁部290は、四角形の食品プレス器200のボディ210のより長い縁に沿っているのがよく、あるいは、変形例では、ボディ210の形状に依存して、いかなる縁に沿ってもよいし、あるいは複数の縁に沿ってもよいし、または、もしボディ210が円あるいは楕円のような丸い縁を有する形状を有するならば、ボディ210の曲線に沿ってもよい。こすり縁部290は、ボディ210のいずれかの縁から延びる、テーパした楔形状を有し、こすり縁部290は、該ボディ210の縁に関連する。実施形態100と同様に、こすり縁部290は、所望の楔形状を形成するために、ボディ210の側部から延び、ボディ210の縁とこすり縁部290との間の接点から狭くなる。こすり縁部290は、ボディ210に溶接されてもよいし、ボディ210から打ち延ばされてもよいし、あるいは例えばやすりがけによって、ボディ210からおよびボディ210の縁をすり減らされてもよい。
実施形態100と同様に、プレス器200の好ましい実施形態の重さは、約12オンス(0.34kg)であるが、本発明の開示は、他の重量も企図する。
また、実施形態100と同様に、ハンドル230の下に1つのスロット220のみを有する複数の実施形態200の食品プレス器具が、互いに積み重ねられて、異なるタイプの食品を押して調理するために用いられるように、重量を増分的に増すことができる。図7は、3つの食品プレス器具215、225、および235の積み重ねを示すが、調理されている食品を押すために用いられる重量を増分的に増すために、わずか2つの、あるいは複数の食品プレス器具200が互いに積み重ねられてもよいことが理解されなければならない。
図7に示す積み重ねは、図3および4に示す実施形態100の積み重ねと実質的に同一である。すなわち、少なくとも2つの食品プレス器具200が積み重ねられるように、スロット220が、ハンドル230の通過に順応する。第1の、下側の食品プレス器具215のハンドル230は、第2の食品プレス器具225のスロット220を通る。第1の、下側の食品プレス器具215のハンドル230および第2の食品プレス器具225のハンドルは、接触するようになり、それらは実質的に同じ形状なので、2つのハンドル230は、第1の、下側の食品プレス器具215および第2の食品プレス器具225が互いに積み重ねられるように、互いの輪郭と一致する。また、積み重ねの際、第1の、下側の食品プレス器具215の上面240は、第2の食品プレス器具225の下面250に接する。第1の、下側の食品プレス器具215の下面240は、押されて調理されるべき食品に接触する。
第3の食品プレス器具235を、第2の食品プレス器225の上に積み重ねて図7に示すが、上述したように、重量の増加する増分を加えるために、複数の食品プレス器具200が積み重ねられてもよい。第2の食品プレス器具225のハンドル230は、第3の食品プレス器具のスロット220を通して第3の食品プレス器具235のボディ210の下から嵌まり、第3の食品プレス器具のハンドル230に合致する。第3の食品プレス器具235の下面250は、第2の食品プレス器具225の上面240上に載り、第3の食品プレス器具235は、上側の食品プレス器具として、第2の食品プレス器具225に置き換わる。
図8および9は、調理される食品の上に加えられるべき重量を増分的に調節するための積み重ねできる重りを有する、本発明の更なる実施形態300を示す。しかしながら、本実施形態300では、他の実施形態100および200、ならびにそれらの均等物と異なって、ベース食品プレス器100、200上に他の実質的に同一の食品プレス器を積み重ねるのではなく、代わりに、ベース器具300に嵌まるように設計された増分重り397をベース器具300に加える。ベース器具300は、上面340から下面350まで延びる複数の開口320を有するボディ310を有する。他の実施形態と同様に、開口320は、いかなる形状のスロットおよび/または孔を有してもよい。下面350は、食品を押すために用いられる面である。食品プレス器具300は、また、実施形態100および200で開示したのと実質的に同様のこすり縁部390を有するのがよい。
ベース器具300は、ボディ310と同じ材料のピースから切断スロットの外に押し出されたハンドルを有する。変形例では、図8および9に示すように、ベース器具300は、ボディ310と別々に作られ、次いで、ボディ310と連結されたハンドル330を有するのがよい。すなわち、ハンドル330は、少なくとも1つの柱を有するが、好ましくは、互いに離れた且つハンドルバー370を支持する2つの柱380を有する。柱380は、スナップ嵌め機構、溶接、ネジ、あるいはいかなる他の適当な機構によってボディ310に連結されるのがよい。柱380は、ボディ310と同じ金属、あるいは、調理に適した異なる金属、もしくは、他の可燃性でない材料から作られるのがよい。ハンドルバー370は、ハンドルバー370を把持したときに、使用者の手に伝達される熱を最小にするために、木で作られるのがよい。変形例では、ハンドルバー370は、また、金属および/または、耐熱で、溶解せず、あるいは熱から損傷を受けない、プラスチックあるいはゴム引きのプラスチックで作られるのがよい。
実施形態100および200で記載したように、ボディ310は、いかなるサイズ、形状、および厚さのものであってもよく、好ましくは、重さが12オンス(0.34kg)であるが、上述したように、重量は、12オンス(0.34kg)である必要はない。
ボディ310の重量を、少なくとも1つ、あるいは複数の積み重ね要素397をボディ310の上に積み重ねることによって、増分的に変化させることができる(図9)。積み重ね要素397は、ボディ310と同じ重量を有してもよいし、あるいはいかなる他の便利な増分重量のものであってもよく、ボディ310を作っているのと同じ材料で作られてもよい。各積み重ね要素397は、ボディ310の面積寸法と実質的に同じ面積寸法を有するので、積み重ね要素397は、ボディ310と合致する形状に積み重なり、ボディ310の縁は、積み重ね要素397の縁(こすり要素390を有する好ましい実施形態のこすり要素390を除く)と面一である。積み重ね要素397は、ボディ310と実質的に同じ数、サイズ、および開口320の位置を有するので、ボディ310の開口320は、積み重ね要素397の開口320と整合され、積み重ね要素397によって塞がれず、蒸気が、押された食品から排出され続けることができる。更に、積み重ね要素397の下面350が、ボディ310の上面340上に載るように、積み重ね要素397の開口320は、ハンドルが積み重ね要素397の開口320を通るように、ボディ310のハンドル330に順応しなければならない。ボディ310のハンドル330を、把持するために、且つ食品プレス器具300に押し付けるために、なお用いることができるように、ボディ310の柱380は、また、ハンドル330を覆って積み重ねられている複数の積み重ね要素397を収容するのに十分な長さのものでなければならない。
本発明の前述の記載は、例示および説明のために示した。網羅的であること、あるいは本発明を開示したそのままの形態に限定することを意図するものではない。多くの変形および変更が当業者に明らかであろう。実施形態は、本発明の原理およびその実際の適用を説明するために選択され、且つ記載され、それによって、他の当業者が、様々な実施形態の本発明、および企図された特定の使用に合う様々な変形例とともに本発明を理解することができる。本発明の範囲は、添付した特許請求の範囲およびその均等物によって定められる。
開示した発明の食品プレス器具の実施形態の見下ろし図を示す。 使用者を熱から保護するための付加的なハンドル要素を有する、図1に示した本発明の実施形態の食品プレス器具の側面図を示す。 互いに積み重ねられた、図1に示した開示した発明の3つの食品プレス器具の実施形態の見下ろし図を示す。 図1に示した開示した発明の3つの積み重ねられた食品プレス器の実施形態の側面図を示す。 変形例の積み重ねた形態の、図1に示した開示した発明の3つの食品プレス器具の実施形態の上面図を示す。 開示した発明の食品プレス器具の更なる実施形態の上面図を示す。 図6に示した開示した発明の3つの食品プレス器具の実施形態の見下ろし図を示す。 開示した発明の食品プレス器具の更なる実施形態の見下ろし図を示す。 図8に示した開示した発明の食品プレス器具の実施形態の積み重ねできる重りの見下ろし図を示す。

Claims (19)

  1. 重量が増分的に変化するようになっている食品プレス器具であって、
    ベース食品プレス器具を有し、ベース食品プレス器具は、
    上面および下面と、前記上面および下面を通る複数の開口とを有するほぼ平らなボディと、
    ボディと機能的に連結し、上面からアクセス可能なハンドルと、を有し、
    食品プレス器具は、複数の増分の重りを有し、
    少なくとも1つの前記増分の重りは、ベース食品プレス器具とともに、調理面上の食品を押し付ける重量を変化させる形態に配置され
    前記形態は積み重ねであり、
    前記少なくとも1つの互換性のある増分の重りは、ベース食品プレス器具と同様に作られた付加的な食品プレス器具であり、
    前記付加的な食品プレス器具は、ベース食品プレス器具の上に積み重ねられるようになっており、
    前記ベース食品プレス器具は、そのハンドルの下にある、前記ベース食品プレス器具のボディを貫通するハンドルスロットを更に有し、
    前記付加的な食品プレス器具は、そのハンドルの下にある、前記付加的な食品プレス器具のボディを貫通するハンドルスロットを更に有し、
    前記ベース食品プレス器具のハンドルは、前記付加的な食品プレス器具のハンドルスロットを通って下面から上に通って前記積み重ねを構成し、
    前記ベース食品プレス器具のハンドルは、前記付加的な食品プレス器具のハンドルと接触し且つ合致し、
    前記付加的な食品プレス器具の下面は、前記ベース食品プレス器具の上面と接触し且つ合致する、
    ことを特徴とする食品の準備のための食品プレス器具。
  2. 前記ボディは、形状がほぼ四角形であり、ステンレス鋼で作られ、非粘着面を含む、請求項に記載の食品プレス器具。
  3. ボディの少なくとも1つの縁に沿うこすり縁部を更に有し、こすり縁部は、調理面から調理屑を取り除くようになっている、請求項1に記載の食品プレス器具。
  4. 増分の重りを変化させるようになっている食品プレス器具であって、
    ベース食品プレス器具を有し、ベース食品プレス器具は、
    1つの材料で作られたほぼ平らなボディを有し、
    前記ボディは、上面と、下面と、周囲部と、前記ボディの上面および下面を通る複数のスロットと、を有し、前記スロットは、こんがり焼くことができるように、調理されている食品からの蒸気を排出するようになっており、
    調理面から調理屑を掃除するための、周囲部の少なくとも一部分に沿うこすり縁部と、
    ボディから切断されて押し出された、材料の一部分からなる、上面およびハンドルスロットの上に延びるハンドルを有し、
    ハンドルスロットは、ハンドルの下にあり、付加的な食品プレス器具の他のハンドルが下からベース食品プレス器のハンドルと接するまで、ボディの下からの付加的な食品プレス器の他のハンドルの通過に順応することができ、
    複数の前記付加的な食品プレス器は、複数の付加的な食品プレス器の形態の付加的な重りとベース食品プレス器の均一な積み重ねができるように、ベース食品プレス器とほぼ同一に作られる、
    ことを特徴とする食品の準備のための食品プレス器具。
  5. ベース食品プレス器および複数の付加的な食品プレス器の複数のスロットおよび周囲部は、前記均一な積み重ねのために整合されている、請求項に記載の食品プレス器具。
  6. ベース食品プレス器は、こすり縁部を有し、複数の付加的な食品プレス器のいずれもこすり縁部を有しない、請求項に記載の食品プレス器具。
  7. 食品プレス器具は、使用者を熱から保護するための、ハンドルの周りに配置された熱保護部品を更に有する、請求項に記載の食品プレス器具。
  8. 増分の重りを変化させるようになっている食品プレス器具であって、
    ベース食品プレス器を有し、ベース食品プレス器は、
    1つの材料で作られたほぼ平らなボディを有し、
    ボディは、上面と、下面と、周囲部と、前記ボディの上面および下面を通る複数の開口と、を有し、前記開口は、こんがり焼くことができるように、調理されている食品からの蒸気を排出するようになっており、
    調理面から調理屑を掃除するための、周囲部の少なくとも一部分に沿うこすり縁部と、
    重量を食品プレス器具に増分的に加えるために、複数の積み重ね要素をベース食品プレス器のボディの上面上に積み重ねハンドルを有し、
    複数の積み重ね要素は、ベース食品プレス器のボディの周囲部と前記積み重ね要素の各々の周囲部が整合されるようにベース食品プレス器のボディの形状とほぼ同一に作られ、
    複数の積み重ね要素は、ベース食品プレス器のボディのスロットとほぼ同様に配置されたスロットを有するように作られ、
    複数の積み重ね要素は、付加的な重りとベース食品プレス器を均一に積み重ねられるようになっている、
    ことを特徴とする食品の準備のための食品プレス器具。
  9. ハンドルは、ベース食品プレスのボディと機能的に連結された少なくとも1つの柱と、
    少なくとも1つの柱と連結されたハンドルバーと、を更に有し、
    ハンドルは、ハンドル上に、複数の積み重ね要素を受け入れるようになっている、
    請求項に記載の食品プレス器具。
  10. 複数の積み重ね要素は、ほぼ同一の位置で各前記積み重ね要素を貫通する開口を更に有し、
    各開口は、各前記積み重ね要素を、前記ハンドル上に受け入れることができるようになっており、且つ、各前記積み重ね要素の周囲部が各他の前記積み重ね要素と、およびベース食品プレス器のボディの周囲部と整合されるようになっている、
    請求項に記載の食品プレス器具。
  11. 調理面上の食品を押すために用いられる食品プレス器具の重量を変化させる方法であって、
    ベース食品プレスを準備するステップを有し、前記ベース食品プレスは、ほぼ平らなボディに形成され、表面と裏面と、それらと関連する縁を有し、前記ベース食品プレスは、前記ボディと機能的に連結し且つ前記裏面からアクセス可能なハンドルを有し、
    前記ベース食品プレス上に積み重ねるための複数の重りを準備するステップを有し、前記重りは、前記ベース食品プレスから取り除きあるいは置き換えて、調理面の食品を押す総重量を調節することができ、
    前記複数の重りの各々は、前記ベース食品プレスのハンドルを受け入れるためのハンドルスロットを有し、
    前記複数の重りは、前記ベース食品プレスの裏面上に積み重ねられるように、且つ、互いに合致するようになっており、前記ベース食品プレスのハンドルは、前記ベース食品プレスの裏面上に積み重ねられた複数の重りの各々のハンドルスロットを通り、前記複数の重りのうちの第1の重りは、前記ベース食品プレスの裏面とほぼ合致する、
    ことを特徴とする方法。
  12. 調理面上の食品を押すために用いられる食品プレス器具の重量を変化させる方法であって、
    複数のほぼ同一の食品プレス器を互いに積み重ねて、調理面上の食品を押す重量を変化させるステップを有し、
    積み重ねステップは、
    第1の食品プレス器が第2の食品プレス器の下にあるように、第1のハンドルおよび第1の食品プレス器の第1のハンドルの下に配置された第1のハンドルスロットを、第2のハンドルおよび第2の食品プレス器の第2のハンドルの下に配置された第2のハンドルスロットと整合させるステップと、
    第1のハンドルを第2のハンドルに向って上方に第2のハンドルスロットに通すステップと、
    第1のハンドルおよび第2のハンドルを接触させるステップと、を有し、
    第1のハンドルおよび第2のハンドルは、接触し、且つ、互いに合致し、
    第1の食品プレス器の第1の上面を第2の食品プレス器の第2の下面と接触させるステップと、を有し、
    第2の食品プレス器は、第1の食品プレス器上に載り、
    調理面上の食品を押すのに十分な重量が加えられるまで、必要に応じて積み重ねステップを繰り返すステップを有し、
    十分な重量により、食品が望ましくこんがり焼かれ、均一に調理される、
    ことを特徴とする方法。
  13. 複数のほぼ同一の食品プレス器は、食品プレス器を貫通する複数の開口を更に有し、
    前記方法は、整合させるステップ中、食品プレス器の複数の開口を整合させるステップを更に有する、請求項12に記載の方法。
  14. 重量と、食品の表面積が単一の食品プレス器具の表面積を超えるとき、調理面上の食品を押すための食品プレス器具の表面積と、を変化させる方法であって、
    複数のほぼ同一の食品プレス器を、延長形態に、食品の表面上で相互連結して、食品の表面が、相互連結された食品プレス器で覆われるようにするステップを有し、
    ほぼ同一の食品プレス器の各々は、複数の平行なスロットを有するボディと、ハンドルと、を有し、
    相互連結するステップは、
    第1の食品プレス器を食品上に位置決めするステップと、
    第2の食品プレス器のスロットを、第1の食品プレス器の第1のハンドルの上に整合させるステップと、
    第2の食品プレス器を、第1の食品プレス器上に部分的に重なる位置に載せ、第1のハンドルが、第2の食品プレス器のスロットを通して上方に突出するステップと、を更に有し、
    第2の食品プレス器は、部分的に第1の食品プレス器上に、および部分的に食品上に載り、
    食品の表面を完全に覆うために、必要に応じて、相互連結するステップを繰り返すステップを有する、
    ことを特徴とする方法。
  15. 重量が増分的に変化するようになっている食品プレス器具であって、
    ベース食品プレス器具を有し、ベース食品プレス器具は、
    上面および下面と、前記上面および下面を通る複数の開口とを有するほぼ平らなボディと、
    ボディと機能的に連結し、上面からアクセス可能なハンドルと、を有し、
    前記食品プレス器具は、複数の増分の重りを有し、
    少なくとも1つの前記増分の重りは、ベース食品プレス器具とともに、調理面上の食品を押し付ける重量を変化させる形態に配置され
    前記複数の開口は、複数のスロットからなり、前記スロットは、食品を均一に調理し且つこんがり焼くことができるようにし、前記スロットは、ハンドルの通過に順応するサイズのものであり、
    前記形態が、延長形態であり、食品プレス器具は、ベース食品プレス器具のボディの表面積を超える食品の表面積を覆うようになっており、
    前記延長形態においては更に、
    少なくとも1つの増分の重りが、ベース食品プレス器具と同様に作られた付加的な食品プレス器具であり、
    ベース食品プレス器具のハンドルは、付加的な食品プレス器具のスロットを通って上方に通り、付加的な食品プレス器具のボディの上面の上に延び、該スロットは、付加的な食品プレス器具のハンドルの下のハンドルスロット以外であり、ベース食品プレス器具および付加的な食品プレス器具は、部分的に重なって食品プレス器具の表面積を延長させる、
    ことを特徴とする食品の準備のための食品プレス器具。
  16. 重量が増分的に変化するようになっている食品プレス器具であって、
    ベース食品プレス器具を有し、ベース食品プレス器具は、
    上面および下面と、前記上面および下面を通る複数の開口とを有するほぼ平らなボディと、
    ボディと機能的に連結し、上面からアクセス可能なハンドルと、を有し、
    食品プレス器具は、複数の増分の重りを有し、
    少なくとも1つの前記増分の重りは、ベース食品プレス器具とともに、調理面上の食品を押し付ける重量を変化させる形態に配置され
    ベース食品プレス器具のハンドルは、把持部材によってボディの上面から遠位端で連結された第1の柱および第2の柱を更に有し、
    前記第1の柱および前記第2の柱は、使用者が把持部材を把持するための十分な把持スペースを残して、ベース食品プレス器具のボディの上面に複数の増分の重りを積み重ねるのに十分な長さを有し、
    複数の増分の重りは、各々、複数の重り部材をハンドルの周りに、且つベース食品プレス器具のボディの上面上に積み重ねられるように、ハンドルの通過を可能にするためのスロットを更に有する、
    ことを特徴とする食品の準備のための食品プレス器具。
  17. 前記ボディは、形状がほぼ四角形であり、ステンレス鋼で作られ、非粘着面を含む、請求項15に記載の食品プレス器具。
  18. ボディの少なくとも1つの縁に沿うこすり縁部を更に有し、こすり縁部は、調理面から調理屑を取り除くようになっている、請求項15に記載の食品プレス器具。
  19. 前記複数の重りの1つまたは2つ以上を、延長形態に、食品の表面上で相互連結して、食品の表面が、相互連結された食品プレス器具で覆われるようにするステップを更に有する、請求項11に記載の方法。
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