JP4954739B2 - 電気錠システム - Google Patents

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本発明は電気錠システムに関するものである。
扉に固定される電気錠の施解錠操作を電気錠とは別体に形成されるコントローラにより行う電気錠システムとしては、特許文献1に記載のものが知られている。この従来例において、電気錠と扉外部に配置される電気錠制御盤(コントローラ)との間には、扉内に配置され、電気錠に接続される電気錠側アダプタと、扉外部に配置されて電気錠制御盤に接続される制御盤側アダプタが介装される。両アダプタは、施錠ID保持・照合手段を備えており、電気錠の解錠動作は、施錠ID保持・照合手段に格納されている施錠IDの一致を条件に行われるために、電気錠との通線を不正に切断して電気錠に給電しても、施錠IDが一致しないために、電気錠が解錠されることはない。
しかし、上述した従来において、施錠IDは施錠動作毎に設定されて次の解錠操作まで使い捨てされるために、施解錠動作毎に施錠IDの設定、登録動作が必要になり、制御が複雑になる上に、停電等により施解錠動作が途中で停止される等して施錠IDに齟齬が発生した場合の復旧に手間がかかるという問題がある。
この問題は、電気錠を新たに電気錠システムに組み込んだ場合等に設定したIDを継続的に使用することにより解消することができるが、この場合、電気錠とコントローラとの通線を不正に切断した後、固有ID登録モードであることを装って電気錠に不正IDを登録し、当該不正IDにより解錠操作を行う可能性が発生する。
この問題の解消のために、固有ID登録モードへの変更条件に既設定認証IDに対する認証を加味することも可能であるが、この場合、初期状態においてシステムに組み込まれる電気錠に認証IDを別途登録する操作が必要になり、操作性が著しく低下するという欠点を招来する。
特開2006-118312号公報
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、不正操作に対する耐性が高く、かつ、初期設定操作が簡単な電気錠システムの提供を目的とする。
電気錠システムは、扉1外に固定されるコントローラ3と、扉1に固定される単数または複数の電気錠2とから構成される。電気錠2は、コントローラ3からの施解錠要求に基づいて適宜のアクチュエータを駆動し、錠杆、あるいはフック等の施錠体12を扉枠側のストライクに進退させるように構成される。
電気錠2は、上記アクチュエータ、施錠体12等の機構部分に加えてアクチュエータの制御、コントローラ3とのインターフェイス制御等を行う制御部分、あるいは施解錠状態等を検出するセンサ部分を含み、本発明による電気錠2とは、上記各構成要素を単一のケース内に収容したものに限られず、扉1内に分散配置されたものも含まれる。例えば、電気錠2の施解錠状態検出センサ7という場合、機構部分を収容するケースに一体に組み込まれものに加え、扉1内に別途固定され、配線、あるいは無線により上記ケース内の制御部分に接続されるものも含む。
電気錠2の施解錠は、コントローラ3からの施解錠要求により行われ、コントローラ3は、少なくとも解錠要求を出力する際には、電気錠2に設定された固有IDを付加し、解錠要求を受信した電気錠2は、コントローラ3から出力された固有IDと、自局に格納されている固有IDが一致していることを条件にアクチュエータを駆動して解錠動作を行う。コントローラ3からの施解錠要求の発信は、例えば、コントローラ3に設置された施解錠操作ボタンの押下、あるいは扉1に設置される施解錠操作装置への施解錠操作に対する認証装置における認証成立を条件とすることができる。
電気錠2の解錠に際して固有IDの一致を条件とすることにより、電気錠2とコントローラ3間の配線が切断されて中間に電気錠2への駆動装置を接続しても、固有IDがないために、解錠動作が行われることはない。
また、電気錠2における固有IDの登録は、コントローラ3からの固有ID登録要求と、電気錠2内部の情報として保持されている施解錠状態検出センサ7の解錠状態検出を条件として行われるために、不正に接続された駆動装置から解錠状態を装う信号が入力されても、実際に電気錠2の解錠操作が行われない限り、施解錠状態検出センサ7の出力を反転させることができないために、電気錠2の固有IDを不正に書き替えることはできない。
加えて、施解錠状態検出センサ7、コントローラ3との通信インターフェイス、固有IDの格納部、施解錠制御部等は、電気錠2の基本構成の一部として通常 の運用時に使用される資源であり、これらをシステムに追加した後、解錠操作を含む所定手順を実行するだけでコントローラ3配下に所属させることができるた めに、初期設定操作が極めて簡単で使い勝手が向上する。
以上の本発明によれば、
扉1に固定される電気錠2の施解錠操作を扉1外に配置されるコントローラ3により制御する電気錠システムであって、
前記コントローラ3は、固有ID登録モードにおいて電気錠2と交信して電気錠2に固有IDを送信するとともに、ID格納部4に記憶するID処理部5と、
施解錠要求信号を受領した際、すくなくとも解錠要求信号には、固有IDを付加して施解錠要求信号を出力する施解錠信号出力部6とを有し、
前記電気錠2は、
施解錠状態検出センサ7と、
前記コントローラ3からの固有ID登録要求を受信した際に該固有IDをID格納部8に格納するID処理部9と、
コントローラ3からの施解錠要求信号に基づいて、少なくとも解錠動作に対しては、コントローラ3から送信される出力固有IDが自局のID格納部8内の固有IDに一致することを条件に施解錠動作する施解錠駆動部10とを有し、
前記電気錠2は、固有ID登録要求に基づく固有IDの設定に際し、施解錠状態検出センサ7による解錠状態検出を条件とする電気錠システムを提供することも可能である。
本発明によれば、不正操作に対する耐性を高め、かつ、初期設定操作を簡単にすることができる。
図1に示すように、電気錠システムは、扉1に固定される電気錠2、およびリーダユニット13と、室内の壁面等、扉1外に固定されるコントローラ3とから 構成され、コントローラ3と扉1側構成部品とは、有線、あるいは無線等の通信経路(以下「ライン14」)により連結される。図示の例で、電気錠2は、メイ ン、サブの2個を使用して構成されたシステムを示したが、電気錠2は3個以上でもよい。
電気錠2は、室内外からの施解錠操作により施解錠駆動され、室内からの施解錠操作は、コントローラ3に配置される施解錠ボタン等の施解錠操作部15への操作により行われる。また、室外からの操作は、利用者が所持する携帯器16のコントローラ3による認証を条件に行われる。携帯器16の認証は、携帯器16から無線等により送信され、リーダユニット13を経由して受信した認証用IDとコントローラ3側に保持した認証用IDとの一致を検証することにより行われる。携帯器16からの認証用IDの発信は、携帯器16側の施解錠ボタン16a押下により、あるいはリーダユニット13に配置されたリクエストスイッチ13aを押下によるリーダユニット13からのリクエスト信号に対する電子的応答により行われる。
図2にコントローラ3の要部をブロック図として示す。コントローラ3は、制御部3aに制御されるID処理部5、スイッチ1、2(SW1、SW2)、表示部3b、施解錠操作部15、認証部3c、施解錠信号出力部6、通信インターフェイス3e、施解錠状態入力部3fおよび扉開閉状態入力部3gを有する。制御部3aは、CPUと、プログラムを格納したROM等により構成される。
ID処理部5は、ID生成部5aとID格納部4とを有し、ID生成部5aは、後述する固有ID登録モード下において電気錠2に割り当てる固有IDを生成する。固有IDは、操作時刻等により初期化された乱数の利用、あるいは操作手順等の符号化により生成される。制御部3aは、ID生成部5aにより生成された固有IDをID格納部4に格納し、さらに、通信インターフェイス3eを経由して固有ID登録要求とともにライン14に出力する。
スイッチ1、2(SW1、SW2)は、コントローラ3を初期設定モードに変更するために使用され、制御部3aは、スイッチ1(SW1)、スイッチ2(SW2)の操作を検知すると、上記ROM内に格納された初期設定プログラムを呼び出して実行する。主として、スイッチ1(SW1)は作業選択用として、スイッチ2(SW2)は作業決定用として使用される。
表示部3bは、施解錠状態等の扉1周りの状態表示に加え、上記初期設定モードにおける作業手順の表示等を行う。
施解錠操作部15は、上述したように、室内側からの電気錠2の操作のために使用され、制御部3aは、施解錠操作部15への操作を検出すると、施解錠種を判定した後、施解錠信号出力部6から施解錠種に合致する施解錠要求をライン14に出力する。
通信インターフェイス3eは、内部で生成される各種データを所定のプロトコルに変換してライン14に出力し、あるいはライン14からのデータ取り込みを行う。コントローラ3は、システムのサーバとして、平常の運用モードにおいて、ポーリングプロトコルを使用してリーダユニット13と電気錠2の状態を把握しており、電気錠2、リーダユニット13に対して出力されるポーリングデータ内で指定された電気錠2はポーリング応答として扉1の開閉状態、施解錠状態を報告する。また、ポーリングデータの送出先として指定されたリーダユニット13は、携帯器16から受信した認証用IDをポーリング応答データとして出力する。さらに、コントローラ3は、上述した初期設定モードにおいて設定ポーリングを行う。
認証部3cは上記リーダユニット13からのポーリング応答データに含まれる認証用IDが予め設定された携帯器16のものであるか否かを図外の認証用ID格納部内のデータと比較し、認証する。認証部3cでの認証が成立し、あるいはコントローラ3上の施解錠操作部15への操作があると、コントローラ3は、ポーリングを一時停止して施解錠要求信号をライン14に出力する。
扉開閉状態入力部3gと、施解錠状態入力部3fは、必要に応じて電気錠2が出力する扉開閉状態と施解錠状態を示す信号を取り込んで制御に使用する。
図3にリーダユニット13の要部を示す。リーダユニット13は、上述した携帯器16と交信を行い、制御部13bの配下に接続される電波信号受信部13c、リクエスト信号出力部13d、リクエストスイッチ13a、通信インターフェイス13e、扉開閉状態入力部13f、および施解錠状態入力部13gを有する。
電波信号受信部13cは、携帯器16から出力される認証用IDを受信する。リクエスト信号出力部13dは、リクエストスイッチ13aが押下されると、携帯器16に対してリクエスト信号を出力する。リクエスト信号を受信した携帯器16は、応答信号として自局の認証用ID等をリーダユニット13に送信する。リクエスト信号は、携帯器16の応答動作に要するエネルギーを供給するための電磁波に重畳させて送信することができる。
図4に電気錠2の構成を示す。電気錠2は、制御部2a、施解錠状態検出センサ7、扉センサ11、モータ制御部(施解錠駆動部10)、ID処理部9、通信インターフェイス2b、扉開閉状態出力部2c、および施解錠状態出力部2dを有する。施解錠状態検出センサ7は、例えばアクチュエータとしてのモータにより駆動された施錠体12の位置を検出して施解錠状態を判定し、あるいは施錠体12へのモータ動力の伝達系の状態から施解錠状態を判定する。
扉センサ11は、扉1の開閉状態を検出する。扉センサ11は、施錠体12を収容するケース内に一体に組み込まれたものであっても、あるいはケース外に配置され、配線等により制御部3aに接続されるものであってもよい。また、2個の電気錠2が使用されるこの実施の形態において、扉センサ11は、いずれか一方の電気錠2に設けられれば足りる。
扉開閉状態出力部2c、および施解錠状態出力部2dは、上記扉センサ11、施解錠状態検出センサ7の状態をライン14に出力する。ライン14側からの不正な状態変更操作を防止するために、センサ7と出力部2c、2dとは、フォトカプラ等を介して接続される。
モータ制御部10は、コントローラ3からの施解錠要求信号を制御部2aが受領すると起動され、施錠体12を施解錠位置に駆動する。
ID処理部9は、ID書込判定部9aとID格納部8とを有し、ID書込判定部9aは、コントローラ3からの固有ID登録要求を受領すると、施解錠状態検出センサ7、あるいは扉センサ11の出力を確認し、施解錠状態検出センサ7が解錠状態を検知しているとき、あるいは扉センサ11が扉開状態を検知している場合にのみコントローラ3から送信される固有IDをID格納部8に書き込む。
図5にコントローラ3の動作のフローチャートを示す。コントローラ3は、上述したように通常時ポーリング動作により電気錠2等の情報を収集しており(ステップSC1)、新たな電気錠2をシステムに追加する際には、まず、モードを初期設定モードに変更する。モード変更操作は、スイッチ1、2(SW1、SW2)の双方をまず、所定時間(この例では2秒間)以上投入した後、双方のスイッチを所定時間内に離すことにより行われる。図5においてステップSC2、3においてスイッチ投入と投入状態継続時間が検出され、ステップSC4、5、6において、モード変更の確認が行われ、モード変更条件を充足しない場合、要求はキャンセルされる(ステップSC3、6)。
モード変更が実行されると、次に、表示部3bは利用者へのインストラクションメッセージによりスイッチ1(SW1)を使用した初期メニュー選択を促し、スイッチ1(SW1)の押下により指定処理を変更することができる(ステップSC7、8)。電気錠2への固有IDの振り当ては、初期設定モードを選択した後、スイッチ2(SW2)を押下することにより実行され(ステップSC9、10)、実行されない場合には、モード選択ステップに戻る(ステップS11)。
初期設定モードに入ると、ユーザは、所定時間内(30秒)に扉1の開閉操作、あるいは解錠操作を行うことが求められ、このためのタイマーがスタートし(ステップSC12)、次いで、スイッチ2(SW2)をOFFにすると(ステップSC13)、図6に示す設定時ボーリング動作が開始する。
これに対し、ステップSC2において初期モードへの変更が選択されなかった場合、通常時ポーリング動作によるリーダユニット13からの応答を確認し(ステップSC14)、認証用IDに対する認証が成立すると電気錠2に施解錠動作を要求する(ステップSC15、16)。
図6に示すように、ステップSC13によりスイッチ2(SW2)の操作が行われると、通常時ポーリングから設定時ポーリングモードに移行する(ステップSC20)。設定時ポーリングモードは、上述した扉1への操作を行うために設定された時間内で継続実施され、時間継続後に制御開始状態に復帰する(ステップSC21)。また、上記設定時間内であっても、スイッチ1(SW1)を操作することによりキャンセルすることができる(ステップSC22)。
ステップSC22に操作キャンセルがなされなかった場合には、制御部3aはシステムの電気錠2組み込みに対する利用者の明示的な意思を確認するために、スイッチの押下を促し、スイッチ2(SW2)の押下が確認されると固有IDを設定し、ライン14に転送する(ステップSC23、24、25)。
この後、コントローラ3は通常時ポーリング動作に復帰し、設定モード選択ステップに戻る(ステップ26、27、28)。
図7に電気錠2の動作のフローチャートを示す。電気錠2は、制御部2aがライン14上のデータを受信すると(ステップSL1)、通常ポーリング受信か否かを判定し(ステップSL2)、通常ポーリングである場合には、コントローラ3からのポーリングデータに含まれる扉1の開閉情報と、電気錠2内の扉センサ11の出力が一致しているか否かを比較する(ステップSL3)。
2個の電気錠2のいずれか一方のみが扉1の開閉状態を検出しているこの実施の形態において、コントローラ3へのポーリング応答、すなわち、コントローラ3が把握している扉1の開閉情報の変更は、所定時間内に他の電気錠2からのポーリング応答がなかった場合にのみ実行される(ステップSL4から7)。
一方、受信データが通常ポーリングデータでない場合には、図8に示すように、受信データが設定ポーリングデータであるか否かを判定し(ステップSL8)、設定ポーリングデータである場合には、ポーリングデータ中に扉開データがあるか否か、すなわち、利用者による扉1開放操作が行われたか否かが判定される(ステップSL9)。ステップSL9において扉開データが含まれていた場合には、電気錠2の施解錠状態検出センサ7の出力を検知し、解錠状態である場合、すなわち、設定者が電気錠2を解錠状に移行させた場合に図9に示す固有IDの登録ステップが実行される(ステップSL10)。
これに対し、設定ポーリングデータ中に扉1開データが含まれない場合、あるいは解錠状態でない場合には、所定時間、利用者による扉1への開操作、および扉1への開操作によるコントローラ3側のデータの更新を待つ(ステップSL11、12、13)。
図9に示すように、固有IDの登録ステップは、ステップSL10における解錠状態の確認後、データ受信を待って実行される(ステップSL14)。データを受信すると、通常ポーリングか否かを判定し(ステップSL15)、通常ポーリングである場合には、図7に示す通常ポーリング動作が実行される
2個の電気錠2を含む本システムにおいて、いずれの電気錠2をメイン錠とするかは設定者が決定することができ、システムは、解錠状態から施錠操作が行われた側の電気錠2をサブ錠に設定する。このため、受信データが設定ポーリングである場合には(ステップSL16)、まず、ポーリングデータ中の施解錠情報と電気錠2内の施解錠状態検出センサ7の出力とが一致するかを判定する(ステップSL17)。サブ錠の施錠操作直後においてはコントローラ3はポーリング応答を受けていないために、サブ錠に対するポーリングデータは解錠情報を示しているために、ステップSL16において一致が判定された方がメイン、他方がサブ錠と仮に決定する(ステップSL18、19)。
上記いずれか一方の錠を施錠してメイン、サブの区別操作をした後、固有IDの最終登録は、ユーザに対してドア開放操作を促し、ポーリングデータへの反映を条件とし、これを確認するために、まず、データ受信を待つ(ステップSL20)。ステップSL21で受信データが通常ポーリングでないことが確認されると、ステップSL22でポーリングデータ中に扉1開データがあるか否か、すなわち、上記扉1開状態がコントローラ3により認識されたか否かを判定する(ステップSL22)。
ステップSL22において扉1開データが確認されると、いずれがメイン錠であるか否かが最終的に確定されて登録され(ステップSL23)、次いで、固有ID登録要求を待ち(ステップSL24、25、26)、固有IDが送信されると、固有ID格納部4に固有IDを格納する(ステップSL27)。
本発明のシステム構成図である。 コントローラの機能ブロック図である。 リーダユニットの機能ブロック図である。 電気錠の機能ブロック図である。 コントローラの制御を示すフローチャートである。 コントローラの制御を示すフローチャートである。 電気錠の制御を示すフローチャートである。 電気錠の制御を示すフローチャートである。 電気錠の制御を示すフローチャートである。
符号の説明
1 扉
2 電気錠
3 コントローラ
4 ID格納部
5 ID処理部
6 施解錠信号出力部
7 施解錠状態センサ
8 ID格納部
9 ID処理部
10 施解錠駆動部
11 扉センサ

Claims (2)

  1. 扉に固定される電気錠の施解錠操作を扉外に配置されるコントローラにより制御してなり、
    前記コントローラは、固有ID登録モードにおいて電気錠と交信して電気錠に固有IDを送信するとともに、ID格納部に記憶するID処理部と、
    施解錠要求信号を受領した際、すくなくとも解錠要求信号には、固有IDを付加して施解錠要求信号を出力する施解錠信号出力部とを有し、
    前記電気錠は、前記コントローラからの固有ID登録要求を受信した際に該固有IDをID格納部に格納するID処理部と、
    コントローラからの施解錠要求信号に基づいて、少なくとも解錠動作に対しては、コントローラから送信される出力固有IDが自局のID格納部内の固有IDに一致することを条件に施解錠動作する施解錠駆動部とを有する電気錠システムであって、
    前記コントローラは、内部で生成される各種データをポーリングプロトコルに変換し、電気錠の施解錠状態を把握するための通常ポーリングデータ、および電気錠に固有IDを設定するための設定ポーリングデータを出力する通信インターフェイスを有し、
    前記電気錠は、各々が施解錠状態検出センサおよび制御部を有する複数からなり、
    各電気錠は、前記制御部の制御により前記通常ポーリングデータへの応答として前記施解錠状態検出センサにより検出される施解錠状態を出力するとともに、
    前記設定ポーリングデータを受信した際には、前記制御部の制御により前記施解錠状態検出センサによる解錠状態検出を条件として新たな設定ポーリングデータの受信を待って固有IDの登録ステップを実行し、該固有IDの登録ステップにおいて、受信した設定ポーリングデータに含まれる自局の施解錠情報と施解錠状態検出センサの出力とが一致するかを判定してメイン錠とサブ錠のいずれかに登録するとともに、この登録後の固有ID登録要求の受信により固有IDを設定する電気錠システム。
  2. 前記電気錠は扉開閉を検出する扉センサを備え、
    固有ID登録要求に基づく固有IDの設定に際し、扉センサによる開扉状態検出を条件とする請求項1記載の電気錠システム。
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