JP4954543B2 - 水処理システム - Google Patents
水処理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4954543B2 JP4954543B2 JP2005360395A JP2005360395A JP4954543B2 JP 4954543 B2 JP4954543 B2 JP 4954543B2 JP 2005360395 A JP2005360395 A JP 2005360395A JP 2005360395 A JP2005360395 A JP 2005360395A JP 4954543 B2 JP4954543 B2 JP 4954543B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- treatment
- concentration
- electrolysis
- reverse osmosis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y02W10/12—
Landscapes
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Description
このように、水処理技術においては、被処理水に含有される除去対象物に応じて処理が選択的に行われている。
特許文献2(特開2005−218983号公報)には、電解設備と濃縮装置を備えた、窒素化合物及び有機物の除去方法が示されているが、処理完了後に陽極側から陰極側へ移送する必要があり、機器点数が増えるといった欠点がある。また、電解槽内で窒素成分を除去可能なのは陽極域のみのため、装置規模に対し投入可能な量は少なく移送の回数が増えるため稼働時間が減少し、設備を大型化して対応しなければならないといった課題がある。
被酸化物含有水に還元剤を添加して塩素を還元する還元装置と、前記還元装置から排出される被処理水が導入され、生物学的脱窒素若しくは嫌気処理による生物処理を行う生物処理装置と、前記生物処理装置から排出される被処理水に、凝集ろ過設備、砂ろ過設備、加圧浮上分離槽、MF膜又はUF膜、pH調整設備から選択される少なくとも一の処理を行う前処理装置と、該前処理後の被処理水が導入され、該還元後の被処理水中の塩化物イオンを濃縮する濃縮装置であって、逆浸透膜装置及び電気透析装置のうち少なくとも一つから構成される濃縮装置と、該濃縮により得られた濃縮水を電解して次亜塩素酸を生成し、該次亜塩素酸により被酸化物を酸化分解する電解装置と、該電解後の電解処理液を前記還元装置に循環させる循環ラインと、を備え、前記還元装置から排出される被処理水の塩化物イオン濃度が8000mg/L以下となるように、前記前処理装置から汚泥を引き抜くことを特徴とする。
尚、本発明では除去対象物とされる被酸化物は、アルコール類、フェノール類、炭化水素類、アルデヒド類、ケトン類、脂肪酸類、エステル類、アミン類、窒素酸化物、アンモニア、色度成分、臭気成分に代表される物質である。
また、生物処理装置を設けることにより、被酸化物含有水中の硝酸態窒素を除去でき、水質の向上が期待できる。
また、このように、電解処理サイクル内の塩化物イオンを8000mg/L以下とすることにより生物処理装置における生物処理に阻害を与えず処理が可能となるとともに、電解装置内で高濃度の塩化物イオンを外添することなく維持できるため、高効率処理が可能となる。
これにより、電解設備への流入水量を少なくできる。即ち、より高い濃度の濃縮水を得ることが可能となる。また、廃水性状に変動がある場合は、返送濃縮水の循環量を調整することで、常に一定水質の濃縮水を電解設備に供給でき、電解設備の安定運転が可能となる。
さらにまた、前記電解装置から発生する熱を前記逆浸透膜装置の前段にて被処理水に供給する熱交換手段を備えたことを特徴とする。このように、熱交換手段により濃縮装置に流入させる水温を制御して一定の温度とすることで圧力を変化させることなく一定の透過水量を確保することができる。
このように、電解設備内で硬度成分を析出させ塩酸にて溶解させることで回収する。回収した硬度成分を濃縮装置の透過水に添加し、親水用水として利用することにより、電解性能低下・電極寿命に悪影響を及ぼす硬度成分を回収し、透過水に添加することで、親水用水生成時に必要な硬度成分を内製化できる。
このように、遊離塩素濃度を2500mg/L以下とすることで、効率的な電解ができる。また、高濃度塩水を選択的に返送することで、塩素含有水の使用量を低減できる。さらに、電解装置の電極に悪影響を及ぼす有機物等が流入し難いため電解設備の長寿命化が図れる。
これにより、前段側で濃縮装置により分離処理を行うため、後段側の設備をコンパクト化できる。流量が減ることによって塩化物イオン源等の薬注量も低減できる。また、透過水を放流前段の希釈に用いることができる。さらに、処理対象物の濃度を増加させることができ、電解設備内での制御が容易になる。
図1は本発明の実施例1に係る水処理フローを示す図、図2は実施例1の応用例を示す図、図3は本発明の実施例2に係る水処理フローを示す図、図6は本発明の実施例3に係る水処理フローを示す図、図7は本発明の実施例4に係る水処理フローを示す図、図8は本発明の実施例5に係る水処理フローを示す図、図9は本発明の実施例6に係る水処理フローを示す図である。
本実施例1は図1に示すように、被酸化物含有水10が流入する還元装置1と、還元後の還元処理水が流入する膜前処理装置2と、膜前処理した膜前処理水を膜分離により濃縮する濃縮装置3と、濃縮装置3により得られる濃縮水15を電解する電解装置4と、電解処理液17を還元装置1に循環させる循環ラインとから構成され、これらにより電解処理サイクルが形成されている。
4HClO+2Na++S2O3 2−+6OH−→2Na++2SO4 2−+4Cl−+5H2O
Na2S2O3+4Cl2+5H2O→2NaCl+2H2SO4+6HCl
濃縮装置3は、逆浸透膜装置及び電気透析装置のうち少なくとも一つから構成され、膜前処理した膜前処理水12を、塩化物イオンが濃縮された濃縮水15と、透過水14とに分離する。該濃縮装置3では、塩化物イオンとともに被酸化物も濃縮される。
被酸化物を電解する方法としては、図1に示すように塩化物イオンを高濃度で含有する濃縮水15を電解槽4内に直接流入させて電解により次亜塩素酸を生成し、電解装置4内で該次亜塩素酸と被酸化物を接触させて酸化分解する方式と、図2に示すように電解装置4と還元設備1の間に反応槽5を設け、電解装置4で電解生成した次亜塩素酸を含む電解処理液17を反応槽5に流入させ、被酸化物含有水10及び電解処理液17に含まれる被酸化物を酸化分解させる方式が存在する。反応槽5を設けた場合は電解装置4内で過剰に電解を行い、遊離塩素濃度が高い電解処理液として流入させても良い。
還元装置1から排出される還元処理水は膜前処理装置2に流入し、ここで主として水質調整が行われる。膜前処理装置2から排出される膜前処理水12は濃縮装置3に流入し、逆浸透膜及び/又は電気透析により処理水中の塩化物イオンが濃縮される。このとき、同時に除去対象である被酸化物も濃縮される。濃縮装置3にて透過した透過水14は再利用に適した水質のものが得られる。
また、膜前処理装置2から次亜塩素酸を含む電解液13を引き抜き、これを消毒用水等の目的で再利用するようにしてもよい。
また、電解装置4の後流側に還元装置1を設けることで、濃縮装置3に悪影響を及ぼす残留塩素を処理することができ、濃縮装置3の寿命を向上させることができる。
また、電解装置4と還元装置1の間に被酸化物含有水10を流入させることで、電解装置4より排出される残留塩素を消費でき、還元剤11の注入量を低減できるとともに、被酸化物含有水10の窒素成分を分解することができる。
さらには、貯留装置5を設置し、一定の滞留時間を設けることで電解装置4における残留塩素濃度の制御を簡素化することができる。
尚、以下の実施例2乃至実施例6において、上記した実施例1と同様に構成についてはその詳細な説明を省略する。
本実施例2は図3に示すように、被酸化物含有水10が流入する還元装置1と、還元後の還元処理水を生物処理する生物処理装置5と、生物処理液が流入する膜前処理装置2と、膜前処理した膜前処理水を膜分離により濃縮する濃縮装置3と、濃縮装置3により得られた濃縮水15を電解する電解装置4と、電解処理液17を還元装置1に循環させる循環ラインとから構成され、これらにより電解処理サイクルが形成されている。
また、本実施例では濃縮装置3から得られる透過水14を洗浄水として再利用する構成となっており、洗浄20に用いた洗浄廃水21から泥、砂24等を分離する加圧浮上装置22と、分離液23を凝集沈殿する凝集沈殿装置25を備えており、該凝集沈殿装置25では、膜前処理装置2等の電解処理サイクルからの液を併せて凝集分離する構成となっている。
本実施例2では、膜前処理装置2に汚泥引抜き手段を設け、生物処理装置5に流入する還元処理液の塩化物イオン濃度が8000mg/L以下となるように、還元装置1への被酸化物含有水10の流入量及び膜前処理装置2からの汚泥引き抜き量を調整する。
このように、電解処理サイクル内の塩化物イオンを8000mg/L以下とすることにより生物処理装置5における生物処理に阻害を与えず処理が可能となるとともに、電解装置4内で塩化物イオンを外添することなく維持できるため、高効率処理が可能となる。一般に電解処理において必要となる塩化物イオン濃度は少なくとも2000mg/L以上であり、望ましくは5000mg/L以上と高濃度であればあるほど処理の効率化を図ることが可能となるが、本構成では塩化物イオンを8000mg/L以下に低減させているものの、電解処理には十分な濃度の塩化物イオン濃度が循環系内(特に濃縮後の電解装置4内)に残留することとなり、塩化物イオンの外添を不要若しくは低減することが可能となるものである。
洗浄廃水21の処理系は、透過水14に必要に応じて補給水を加えて、これを機器や車両等の洗浄用水として洗浄20に使用し、洗浄後の洗浄廃水21を処理するものであり、加圧浮上装置22と、凝集沈殿装置25から構成される。洗浄廃水21は加圧浮上装置22にて加圧浮上により砂、泥24等の固体が除去され、固体を分離除去された分離液23は、凝集沈殿装置25に導入される。さらに該凝集沈殿装置25には、電解処理サイクルの膜前処理装置2から引き抜いた汚泥が投入され、これらに凝集剤を添加して凝集沈殿処理する。凝集沈殿装置25で分離された汚泥27は排出され、分離液26は必要に応じて他の水処理を施された後に放流される。
このように、洗浄廃水21の処理系内に、電解処理サイクルから排出される汚泥を流入させることで設備を一元化でき、システム全体の小型化、ランニングコストの低減が可能となる。
具体的には、電解装置4に冷却水を供給する冷却装置1と、濃縮装置3の前段で膜前処理水12を加温する熱交換器6とを備え、電解装置4から発生する熱を熱交換により濃縮装置3前段の膜前処理水12に与えるようになっている(※2)。一方、膜前処理水12と熱交換して冷却された水は冷却装置7に循環させ(※1)、電解装置4の冷却に用いられる。このとき、前記電解装置4を冷却する補給水が濃縮装置3からの透過水14であることが好ましい(※3)。
尚、本構成は、冬季など濃縮装置3流入する液温の低下が起こる場合に流量の補正的な用途として用いることもできる。
本実施例3は図6に示すように、実施例1の構成において、濃縮装置3を逆浸透膜装置が多段に配置された構成としている。図6には一例としてクロスフロー式でクリスマスツリー状に構成される逆浸透膜膜装置30a〜30c、31a〜31b、32aを示してある。
膜前処理装置2から排出される膜前処理水12は、一段目の逆浸透膜装置30a〜30cに流入し、夫々の装置から透過水14と濃縮水15が得られる。濃縮水15の少なくとも一部は二段目の逆浸透膜装置31a〜31bに流入し、同様に透過水14と濃縮水15が得られる。さらに二段目の逆浸透膜装置31a〜31bから排出した濃縮水15の少なくとも一部は三段目の逆浸透膜装置32aに流入する。
本実施例3では、膜前処理水12のイオン濃度が低い場合に、逆浸透膜装置内における中間濃縮水の一部を引き抜き、返送濃縮水15’として還元装置1に返送するようになっている。
これにより、電解設備4への流入水量を少なくできる。即ち、より高い濃度の濃縮水を得ることが可能となる。また、被酸化物含有水の性状に変動がある場合は、返送濃縮水15’の循環量を調整することで、常に一定水質の濃縮水15を電解設備4に供給でき、電解設備4の安定運転が可能となる。
本実施例5は、透過水17を親水用水として再利用する場合に適しており、電解装置4内に析出した硬度成分を重力沈降、酸添加による溶解、水洗のうち少なくとも一つの手段により回収し、濃縮装置3からの透過水に添加する構成となっている。
具体的には、濃縮装置3で得られる透過水14のランゲリア係数を測定するランゲリア係数測定手段30を設け、透過水14のランゲリア係数に基づき、電解処理液17から分離した硬度成分含有水31を透過水14に供給する。
電解処理液17からの硬度成分の分離には、電解装置4内で硬度成分を析出させ塩酸を添加することにより硬度成分を回収する方法が挙げられる。電解装置4の後段には、電解処理液17を導入して硬度成分と分離するミネラル沈殿槽8を設け、ここで沈降分離した硬度成分を含む硬度成分含有水31を透過水14に供給する。
このように、電解処理液17の硬度成分を回収することにより、電解処理サイクル内に硬度成分が析出することがなく、電極等に悪影響を与えることを防止できる。また、硬度成分を回収して透過水14に供給することにより、親水用水をはじめとして、ビオトープ形成、機器洗浄等に適した再利用を行うことが可能となる。
ランゲリア係数(LI)=pH−pHs
=pH−8.313+log[Ca++]+log[A]−S
ここで、pH:水の実際のpH値、pHs:衡状態にあるときのpH値、log[Ca++]:カルシウムイオン濃度の対数、log[A]:総アルカリ度の対数、S:補正値であうる。
ランゲリア係数がプラスの値で 数値が大きい程、炭酸カルシウムの析出が起こり易く非腐食性であり、ゼロであれば炭酸カルシウムは析出も溶解もしない平衡状態にあり、マイナスの値では炭酸カルシウム皮膜は形成されにくく、その絶対値が大きくなるほど水の腐食傾向は強くなる。
従って、水のpH、カルシウムイオン濃度、総アルカリ度及び溶解性物質からランゲリア係数を求め、該ランゲリア係数に基づき透過水14に硬度成分含有水31を供給することにより、高品質の再利用水を提供することが可能となる。
本実施例5は、図2に示した実施例1の応用例の構成に加えて、塩化物イオン含有水を2000〜2500mg/Lの遊離塩素濃度まで電解し、被酸化物含有水10に添加し、処理液の少なくとも一部を返送する構成となっている。
電解装置4では、塩素含有水18を電解により2000〜2500mg/Lの遊離塩素を生成し、電解液を反応槽5に供給して被酸化物含有水10と混合する。尚、塩素含有水18は有機物や窒素分が殆ど含まれない海水等の塩化物イオンを含有する水である。
さらに、塩素含有水18の濃度に応じ、濃縮装置3からの濃縮水を選択的に電解設備4に返送する。これは、実施例3に示した多段型の逆浸透膜装置を用い、前段側の逆浸透膜装置から得られる低濃度濃縮水15”は電解装置4に循環させず、後段側の逆浸透膜装置から得られる高濃度濃縮水15のみを電解装置4に循環させることより実施可能である。
本実施例6は、被酸化物含有水10を膜前処理装置2にて膜前処理し、膜前処理水12を濃縮装置3にて濃縮した後に電解装置4に流入させて電解処理する構成となっている。このとき、濃縮装置3内での差圧確保のため、塩化物イオン源を濃縮装置3の前段に添加しても良い。
本実施例6によれば、前段側で濃縮装置3により分離処理を行うため、後段側の設備をコンパクト化できる。流量が減ることによって塩化物イオン源等の薬注量も低減できる。また、透過水14を放流前段の希釈に用いることができる。さらに、処理対象物の濃度を増加させることができ、電解設備4内での制御が容易になる。
2 膜前処理装置(前処理装置)
3 濃縮装置
4 電解装置
5 生物処理装置
6 熱交換器
7 冷却装置
8 ミネラル沈殿槽
13 電解液
14 透過水
15 濃縮水
17 電解処理液
18 塩素含有水
21 洗浄廃液
22 加圧浮上装置
30 ランゲリア係数測定手段
Claims (6)
- 被酸化物含有水に還元剤を添加して塩素を還元する還元装置と、
前記還元装置から排出される被処理水が導入され、生物学的脱窒素若しくは嫌気処理による生物処理を行う生物処理装置と、
前記生物処理装置から排出される被処理水に、凝集ろ過設備、砂ろ過設備、加圧浮上分離槽、MF膜又はUF膜、pH調整設備から選択される少なくとも一の処理を行う前処理装置と、
該前処理後の被処理水が導入され、該還元後の被処理水中の塩化物イオンを濃縮する濃縮装置であって、逆浸透膜装置及び電気透析装置のうち少なくとも一つから構成される濃縮装置と、
該濃縮により得られた濃縮水を電解して次亜塩素酸を生成し、該次亜塩素酸により被酸化物を酸化分解する電解装置と、
該電解後の電解処理液を前記還元装置に循環させる循環ラインと、
を備え、
前記還元装置から排出される被処理水の塩化物イオン濃度が8000mg/L以下となるように、前記前処理装置から汚泥を引き抜くことを特徴とする水処理システム。 - 前記濃縮装置が、逆浸透膜装置が多段に配置され複数段階の濃度の濃縮水を得る装置であり、該濃縮装置で得られた高濃度の濃縮水の少なくとも一部を前記還元装置に返送することを特徴とする請求項1記載の水処理システム。
- 前記濃縮装置は逆浸透膜装置であり、
前記逆浸透膜装置にて得られた透過水を洗浄水として再利用する場合に、洗浄後の洗浄廃水とともに前記前処理装置から引き抜いた汚泥を凝集沈殿する凝集沈殿装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の水処理システム。 - 前記濃縮装置は逆浸透膜装置であり、
前記電解装置から発生する熱を前記逆浸透膜装置の前段にて被処理水に供給する熱交換手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の水処理システム。 - 前記濃縮装置は逆浸透膜装置であり、
前記電解装置内に析出した硬度成分を重力沈降、酸添加による溶解、水洗のうち少なくとも一の手段により回収する手段を設け、該回収した硬度成分を前記逆浸透膜装置にて得られる透過水に添加することを特徴とする請求項1記載の水処理システム。 - 前記電解装置が、塩素含有水を供給されて2000〜2500mg/Lの遊離塩素濃度まで電解を行う構成であり、前記還元装置の前段に反応槽を設け、該反応槽に前記電解装置からの電解処理液を導入し、前記濃縮装置にて得られる濃縮水の少なくとも一部を前記電解装置に返送することを特徴とする請求項1記載の水処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005360395A JP4954543B2 (ja) | 2005-12-14 | 2005-12-14 | 水処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005360395A JP4954543B2 (ja) | 2005-12-14 | 2005-12-14 | 水処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007160230A JP2007160230A (ja) | 2007-06-28 |
JP4954543B2 true JP4954543B2 (ja) | 2012-06-20 |
Family
ID=38243736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005360395A Active JP4954543B2 (ja) | 2005-12-14 | 2005-12-14 | 水処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4954543B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5202208B2 (ja) * | 2008-09-19 | 2013-06-05 | 特殊電極株式会社 | 脱臭システム、脱臭装置及び脱臭方法 |
JP5567468B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2014-08-06 | 水ing株式会社 | 有機性廃水の処理方法及び装置 |
JP6191070B2 (ja) * | 2012-05-25 | 2017-09-06 | 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 | アンモニア処理システム |
JP2014180628A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Kubota Corp | 水処理方法および水処理システム |
AU2021400729A1 (en) * | 2020-12-17 | 2023-06-29 | Axine Water Technologies Inc. | Method and system for wastewater treatment by membrane filtration and electrochemical oxidation |
AU2022368659A1 (en) * | 2021-10-21 | 2024-04-11 | Lummus Technology Llc | Enhanced electro-oxidation system |
CN114485004B (zh) * | 2022-02-22 | 2023-06-23 | 中冶长天国际工程有限责任公司 | 一种烧结厂设备循环冷却水*** |
CN115448522B (zh) * | 2022-10-17 | 2024-01-30 | 北京国润伟业科技中心(有限合伙) | 一种高盐废水水质净化的***和方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5660691A (en) * | 1979-10-23 | 1981-05-25 | Ebara Infilco Co Ltd | Treatment of waste water containing organic substance |
JP2005144366A (ja) * | 2003-11-17 | 2005-06-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 廃水処理システム |
JP2005246158A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | 海水の淡水化処理法および装置 |
-
2005
- 2005-12-14 JP JP2005360395A patent/JP4954543B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007160230A (ja) | 2007-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4954543B2 (ja) | 水処理システム | |
JP4671743B2 (ja) | アンモニア性窒素含有廃水の電解処理方法及び装置 | |
US8062527B2 (en) | Method and apparatus for desalinating sea water | |
CN101198550B (zh) | 含氮化合物的反向电渗析和电化学废水处理方法 | |
JP4947640B2 (ja) | 廃酸液の処理方法 | |
JP4040028B2 (ja) | 有機物と窒素化合物を含む被処理水の処理方法及び処理システム | |
US20130048558A1 (en) | Water treatment method and ultrapure water producing method | |
JP2007069199A (ja) | 水処理装置 | |
US20190177189A1 (en) | Installation for obtaining phosphate salts and method for operating this installation | |
KR101834438B1 (ko) | 탈황 폐수의 처리 장치 및 이를 이용한 처리 방법 | |
Xu et al. | A novel electrocoagulation-membrane stripping hybrid system for simultaneous ammonia recovery and contaminant removal | |
CN105060562A (zh) | 一种制革废水的深度处理方法 | |
JP5929987B2 (ja) | 生物処理方法及び生物処理装置 | |
JP3917956B2 (ja) | 有機性廃棄物の処理システム及び処理方法 | |
JP6657720B2 (ja) | 汽力発電所排水の回収利用方法及び装置 | |
JP2010036173A (ja) | 水処理システム及び水処理方法 | |
KR101064933B1 (ko) | 물 처리 방법 및 기구 | |
CN108311160B (zh) | 铁还原催化剂及水处理装置,以及水处理方法 | |
JP4099369B2 (ja) | 排水処理装置 | |
JPWO2016136957A1 (ja) | 有機物含有水の処理方法および有機物含有水処理装置 | |
JP4049711B2 (ja) | 炭酸エチレンなど含有排水処理方法 | |
JP2005218904A (ja) | 水処理装置 | |
JP2008229434A (ja) | アンモニア態窒素を含有する排水の浄化処理方法 | |
CN110330166B (zh) | 一种高效环保工业废水处理*** | |
JP2007075818A (ja) | 有機性廃棄物の処理システム及び処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20080526 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080526 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080627 |
|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20081212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100930 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20110610 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111101 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20120105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120306 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4954543 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323 Year of fee payment: 3 |