JP4951397B2 - 地震通報方法とシステム - Google Patents

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Description

本発明は、既存のセキュリティシステムの中に組み込むことが可能であり、少なくとも音声で緊急地震速報をリアルタイムに発信する地震通報方法とシステムに関する。
地震波には、大きく分類して2種類あり、比較的早く到達する弱い縦波(P波またはプライマリ波)と、これよりも遅く到達するけれども比較的強い横波(S波またはセカンダリ波)とが存在する。P波による震動は初期微動であり、S波による震動を主要動と称し、地震による被害は主として主要動によって引き起こされる。
緊急地震速報とは、P波の観測によって地震の発生をいち早く捉え、地震の主要動であるS波が到達する前に震源地付近の住民に通報することにより、S波による物的、人的被害を最小限に抑制しようとする試みである。緊急地震速報は、地震工学、情報通信およびコンピュータ技術が急速に進歩し、これらを総合的に利用することによってようやく実用段階に入っている。緊急地震速報の技術は、常時観測によってP波を捕捉し、その諸特性を分析することによって地震の規模や震源地を特定できる。
緊急地震速報の技術は、現在、全国規模の地震観測網を保有する気象庁を中心に開発され、気象庁が有する多機能型地震計などによる地震観測網の情報に基づいて、地震規模や震源地を特定する震源決定システムを構築している。震源位置の決定の方法やアルゴリズムは、従来から種々研究されており、例えば、特開2003−114281号において、震源地付近の地震計によって震源位置を特定することにより、震源地を短時間に決定することが可能である。また、地震による災害を最小限に抑えるには、地震情報の精度向上や情報伝達の迅速化だけでなく、地震情報の有効な応用方法の開発が不可欠であり、最近になって、例えば、特開2005−283491号、特開2005−295290号、特開2005−326149号、特開2006−112922号、特開2006−145234号のように数多く提案されている。
特開2003−114281号公報 特開2005−283491号公報 特開2005−295290号公報 特開2005−326149号公報 特開2006−112922号公報 特開2006−145234号公報 特開2006−148222号公報
緊急地震速報は、防災活動を実施するうえでも重要であり、この防災情報について、阪神・淡路大震災の以降に、IT技術の発達とともに配信または共有化するための様々な取り組みが行われている。この緊急地震速報に基づいて、その情報を利用した緊急防災対応システムの試作および実証実験も既に行われている。このような防災情報は、防災関連機関ばかりでなく、国民および企業などの多岐に亘るユーザーに活用されるべきである。また、ホームセキュリティなどのシステムや情報家電と連動することにより、低コスト化を図ってより普及することが期待されるが、現状では情報の加工と伝送に係わるインフラが未整備であるため、肝心の情報の効果が十分に発揮されていない。
最近に開発された地震情報の応用方法において、特開2005−283491号、特開2005−295290号、特開2006−145234号および特開2006−148222号では、緊急地震速報を受信する携帯電話のような携帯端末を含む装置やシステムを提案している。特開2005−326149号は、気象庁などの緊急地震速報の配信機関、データ所有者、情報加工・提供者、ネットワーク・放送運営者、各種防災対応システム管理者を包含するプラットフォームを提案している。特開2006−112922号は、複数の震源決定システムを利用することにより、より信頼性の向上した地震予測情報を伝達する。また、特開2006−145234号は、制御鍵情報によって、契約した特定の端末のみが緊急地震速報を利用することで適正な課金を可能としている。
開発された前記の各応用方法は、緊急地震速報を携帯端末に発信するので便利であるけれども、中程度以上の地震発生という実際に利用される場合が年に1回もないような使用態様において、利用者に掛ける経済的負担が相当に大きいことにより、たとえ実施可能であっても実用化されることは少ないものと予想できる。これらの方法は、実際に利用される場合が非常に少ない使用態様であるため、地震通報システムが実際に作動していることを常に確認していないと、実際に地震が発生した際にシステムが作動しないという事態が発生しかねない。また、配信センターが地震情報発信元から地震データを集中的に受信するシステムであれば、その配信センターの設置場所が震源地付近になり、地震速報が配信不能になる事態も考慮に入れておくべきである。
本発明は、集合住宅または戸建て住宅の住民に対して、緊急地震速報を確実に配信するために提案されたものであり、地震通報システムが実際に作動していることを常時確認することにより、地震の発生時にシステムが作動しないという事態の発生を未然に防ぐ地震通報方法およびシステムを提供することを目的としている。本発明の他の目的は、配信センターの設置場所が震源地付近であっても、地震速報が配信不能になる事態が起こらないように配信二重化を達成した地震通報方法を提供することである。本発明の別の目的は、既存のインターホン制御装置などに組み込むことにより、比較的安価に緊急地震速報を音声出力できる地震通報システムを提供することである。
本発明に係る地震通報方法では、集合住宅の住民が緊急地震速報をリアルタイムに受信できる。この地震通報方法は、地震情報発信元から地震データを継続的に受信する配信センターにおいて、地震情報の受信時に、配信先の予測震度、主要動到達時間などの演算・解析を行い、配信先における予測震度が所定規模以上の場合に、この演算・解析済みデータを通信回線網を介して配信先に送信する。この配信先の制御信号出力装置から音声信号または接点信号を含む各種の制御信号を集合住宅の住戸ごとに送信し、一方、配信センターから作動確認信号を配信先に定時的に発信している。
本発明の他の地震通報方法では、戸建て住宅の住民が緊急地震速報をリアルタイムに受信できる。この地震通報方法は、地震情報発信元から地震データを継続的に受信する配信センターにおいて、地震情報の受信時に、配信先の予測震度、主要動到達時間などの演算・解析を行い、配信先における予測震度が所定規模以上の場合に、この演算・解析済みデータを通信回線網を介して戸建て住宅用コントローラに送信し、該コントローラから音声信号または接点信号を含む各種の制御信号を所定の機器に送信し、一方、配信センターから作動確認信号を戸建て住宅用コントローラに定時的に発信している。作動確認信号は、毎日少なくとも1回の時報として発信されると好ましい。
本発明の別の地震通報方法では、集合住宅の住民が緊急地震速報をリアルタイムに受信できる。この地震通報方法は、地震情報発信元から地震データを継続的に受信する配信センターにおいて、地震情報の受信時に、配信先の予測震度、主要動到達時間などの演算・解析を行い、配信先における予測震度が所定規模以上の場合に、この演算・解析済みデータを通信回線網を介して配信先に送信し、該配信先の制御信号出力装置から音声信号または接点信号を含む各種の制御信号を集合住宅の住戸ごとに送信する第1通報ラインと、地震情報発信元から地震データを配信先の演算サーバで継続的に受信し、該配信先において地震情報の受信時に当該配信先における予測震度、主要動到達時間などの演算・解析を行い、予測震度が所定値を超えた場合に、配信先の制御信号出力装置から音声信号または接点信号を含む各種の制御信号を集合住宅の住戸ごとに送信する第2通報ラインとを有する。これにより、この地震通報方法は、配信二重化を達成している。
本発明の地震通報方法では、個別配信先において音声信号または接点信号を集合住宅のインターホン総合盤へ送信し、該インターホン総合盤によって緊急地震速報を各戸ごとに音声出力を行うと好ましい。
本発明の地震通報システムでは、集合住宅の住民が緊急地震速報をリアルタイムに受信できる。この地震通報システムは、地震情報発信元から地震データを継続的に受信する配信センターの演算サーバと、通信回線網を介して該演算サーバと接続する集合住宅内のノードと、集合住宅内のノードに接続する制御信号出力装置およびインターホン総合盤と、該インターホン総合盤に有線または無線で接続する各住戸インターホンとを備える。配信センターの演算サーバから演算・解析済みデータが制御信号出力装置に送信され、さらにインターホン総合盤および/または各住居インターホンによって緊急地震速報を各戸ごとに音声出力する。
本発明の他の地震通報システムでは、戸建て住宅の住民が緊急地震速報をリアルタイムに受信できる。この地震通報システムは、地震情報発信元から地震データを継続的に受信する配信センターの演算サーバと、通信回線網を介して該演算サーバと接続する戸建て内のノードと、該ノードに接続する戸建て住宅用コントローラとを備える。配信センターの演算サーバから演算・解析済みデータが戸建て用コントローラに送信され、該コントローラにおいて緊急地震速報を音声出力するとともに、少なくとも緊急呼出器を無線接続している。
本発明の別の地震通報システムでは、集合住宅の住民が緊急地震速報をリアルタイムに受信できる。この地震通報システムは、地震データを継続的に受信する地震情報発信元の配信サーバと、通信回線網を介して該配信サーバと接続する集合住宅内のノードと、集合住宅内のノードに接続する演算サーバと、集合住宅内の演算サーバに接続する制御信号出力装置およびインターホン総合盤と、該インターホン総合盤に有線または無線で接続する各住戸インターホンとを備える。集合住宅内の演算サーバから演算・解析済みデータが制御信号出力装置に送信され、さらにインターホン総合盤および/または各住居インターホンによって緊急地震速報を各戸ごとに音声出力する。
本発明の地震通報システムにおいて、各住居インターホンに集合住宅用コントローラを接続し、この集合住宅用コントローラにおいて緊急地震速報を音声出力するとともに、少なくとも緊急呼出器を無線接続することが可能である。また、配信センターの演算サーバが作動確認信号を配信先に定時的に発信すると好ましい。集合住宅用または戸建て用コントローラに子機コントローラを無線接続し、この子機コントローラにおいて緊急地震速報を音声出力することが可能である。さらに、通信回線網が仮想閉域網、光通信網またはデジタル通信網であると好ましい。
本発明を図面によって説明すると、本発明に係る地震通報システム1が、図1や図2に例示するような集合住宅用であると、マンションや商業ビルだけでなく、病院、サナトリウム、企業の事業所や工場、一定区域内の商店や個人住宅などの一括管理に適用でき、図7に示すようなシステムであると戸建て住宅に適用できる。地震通報システム1は、通信回線網5を介して配信センター3を個別配信先6と接続するために、個別配信先ごとにノードを取り付け、例えば、該ノードは通常広域ネットワーク(WAN)のルータ7であり、またはLANスイッチ、交換機、イーサネット(商標名)端末やATM端末を束ねるスイッチングハブなどが該当する場合もある。
図1において、通信回線網5は、専用通信回線網であることが望ましく、仮想閉域網、光通信網またはデジタル通信網であると好ましい。通信回線網5は、具体的には、IP−VPN(バーチャルプライベートネットワーク)、光アクセスシステム、光アクセスネットワーク、ISDNなどである。通信回線網5は、専用回線15と同一または異なる回線網である。
地震通報システム1において、地震情報発信元2は、気象庁またはこれを代行する防災・減災害情報センターであり、気象庁から「緊急地震速報」として配信している。この速報は、気象庁の「ナウキャスト地震情報」と防災科学技術研究所の「リアルタイム地震情報」とを統一したものであり、配信地震データについて、気象庁の観測網のデータだけでなく、独自性を残した防災科学技術研究所の地震観測網および大学自身観測網のデータを加えるといっそう好ましい。地震情報発信元2と配信センター3とは、専用通信回線網のインターネット回線を介して接続する。
配信センター3の演算サーバ14は、配信管理サーバ16とともに、インターネット回線を介して受配信サーバ13と接続され、地震情報発信元2から地震発生時に送信される震央ならびに地震の強さ(マグニチュード)予測データなどの地震データを継続的に受信する。演算サーバ14は、前記地震データ受信時に、数多くの配信先6に応じて、各配信先6の予測震度、主要動到達時間などの演算・解析を行い、これらが所定値(例えば、予測震度3以上)の時に、この演算・解析済みデータを通信回線網5を介して各配信先6に適宜に送信する。また、演算サーバ14は、地震通報システム1の定期的な作動確認を行うために、作動確認信号を配信先6に定時的に発信し、この電子信号は毎日正午の時報として発信する。
地震通報システム1は、図1に示すような配信センター3を経由する第1通報ラインと、図2に示すような配信センター3を経由しない第2通報ラインとにより、情報伝達がいっそう確実になる配信二重化を達成している。配信二重化は、配信センター3を2個所例えば東京と大阪に設置すれば比較的容易に達成でき、配信三重化以上も任意であるが経済的に好ましくない。第2通報ラインに設置する現地演算サーバ18は、個別配信先6の規模に応じて選定すればよく、比較的小規模であれば市販のパソコンを用いてもよい。
制御信号出力装置8は、例えば、LANコネクタ26(図5)によってルータ7と接続し、該ルータからインターネット回線を介して配信元3と接続し、且つRS232コネクタ46によって現地演算サーバ18とケーブル接続する。このRS232の代わりに、USBやLANなどによって接続することも当然可能である。御信号出力装置8は、所望に応じて増減可能な出力端子32,36,40を備え、一般に産業用仕様であるので、出力端子36,40を介して設備機器の事前停止などを行う制御信号を出力することも可能である。制御信号出力装置8は、出力端子32を介して集合住宅内に一斉放送したり、出力端子32,36を介してインターホン総合盤10を介して各住戸インターホン59に個別送信することができる。
集合住宅用または戸建て住宅用コントローラ60,78は、例えば、RCR STD−30の無線規格に準拠する無線機器であり、集合住宅用は各住居インターホン59とケーブル接続する無線中継機能型であり(図6参照)、戸建て住宅用はインターネット回線内のルータ76とLAN接続する無線中継機能型である(図7参照)。この際に、コントローラ60を各住居に設置されたLAN(図示しない)とLAN接続させることも可能である。
コントローラ60,78には、緊急呼出器62、手持ちのリモートアクセス装置(図示しない)などを無線接続でき、さらに子機コントローラ64を無線接続することもできる。図示しないけれども、コントローラ60,78は、1台または複数台の無線対応の窓マグネットセンサやシーリングスイッチを無線接続したり、さらに各種の照明機器、浴室給湯器、玄関電気錠装置、赤外線センサーユニット、空調機器、床暖房装置などを遠隔操作することが可能である。
本発明に係る地震通報方法は、数秒後に地震が来ることをいち早く警告するとともに、例えば震度3のような中程度以上の地震発生という実際に利用される場合が年に1回もないような使用態様において、個別配信先が定時的に作動確認信号を受信して出力することにより、地震通報システムが実際に作動していることを常に確認でき、実際に地震が発生した際に地震通報システムが作動しないという事態を未然に防止できる。この作動確認信号を時報として設定すれば、各配信先で時間確認にも役立つ。
本発明に係る地震通報方法は、配信二重化を達成することにより、配信センターが何らかの理由で地震データの送信が不可能になっても、配信先である集合住宅の住民は緊急地震速報をリアルタイムに受信できる。このような事態の一例として、地震の震源位置が配信センターの設置場所付近になり、配信センター自体が地震で損壊することにより、地震情報発信元からの地震速報が配信不能になる場合がある。
本発明に係る地震通報システムは、地震警報の音声出力に既存のインターホン制御装置を利用することにより、中程度以上の地震発生という実際の利用可能性が低い使用態様においても、利用者に掛ける経済的負担を少なくして実用化を促進する。本発明の地震通報システムでは、演算・解析済みデータを制御信号出力装置で受信して地震警報を音声出力し、さらに該制御信号出力装置によって集合住宅のエレベータの最寄階への緊急停止・開扉などの制御運転または共用玄関のオートロック錠の解錠などを行うことも可能である。この制御信号出力装置は、センターサーバ方式を採用することにより、今後開発されるシステムや情報端末機器の進歩に対応させてソフトウェアをバージョンアップする場合などに、各配信先まで出向くことなく、配信センターから一括してダウンロードすることができるので省力化を促進することが可能である。
本発明に係る地震通報システムでは、集合住宅の場合には、制御信号出力装置からインターホン制御装置を経て集合住宅用コントローラを接続でき、一方、戸建て住宅の場合には、戸建て住宅用コントローラをLAN接続し、インターネット回線を経て配信センターからの地震信号を受信することが可能である。これらのコントローラは、地震信号を受信して緊急地震速報を放送できることはもとより、さらに子機コントローラを無線接続したり、リモートアクセス装置によって遠隔操作することが可能である。
次に、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。図1は、マンションなどの集合住宅や商業ビルなどの配信先に適用する地震通報システム1における第1通報ラインの一例を概略的に示し、第1通報ラインで使用されない経路を点線で表記する。地震通報システム1は、例えば、気象庁などを含む地震情報発信元2と、該発信元から地震データを継続的に受信する配信センター3と、IP−VPNなどの専用通信回線網5であるインターネット回線を介して接続する個別配信先6のノードすなわちルータ7と、配信先6においてルータ7に接続する制御信号出力装置8と、該制御信号出力装置に有線または無線で接続するインターホン総合盤10と、インターホン総合盤10に有線または無線で接続された各住戸9内の各住居インターホン59とで構成する。
インターホン総合盤10および各住居インターホン59は、既存の設備のものを利用できるから、実際には、集合住宅において共有設備として制御信号出力装置8を取り付けるだけでよい。地震通報システム1は、インターホン総合盤10のインターホン回線を利用して集合住宅の各住戸への一斉放送を可能とする。
地震情報発信元2である気象庁あるいは防災・減災害情報センターと配信センター3とは、通常、専用回線網のインターネット回線で連絡する。情報発信元2では、多機能地震計などで構成した地震観測網からの情報に基づいて震源決定を行っている。この多機能地震計は、通常、地表面に設置されるため、その設置が比較的容易であって高密度の地震観測網を構築している。この観測網からのデータは地震情報発信元2の受配信サーバ13に送信し、該受配信サーバにおいて、震源位置、発生時刻、規模などを算出して地震データを作成する。
配信センター3の演算サーバ14は、専用回線網15のインターネット回線を介して受配信サーバ13と接続することにより、発信元2から地震データを継続的に受信する。演算サーバ14は、数多くの配信先6に応じて、地震情報の受信時に、各配信先6の予測震度、主要動到達時間などの演算・解析を行い、配信先における予測震度が所定規模以上の場合に、この演算・解析済みデータを通信回線網5を介して各配信先6に送信する。また、演算サーバ14は、作動確認信号を配信先6に定時的に発信し、この電子信号は毎日正午の時報として発信する。
演算サーバ14において、例えば、特定の配信先6の震度階は、地震強度である地震マグニチュードから、震源位置と配信先6の位置との間の伝播距離による距離減衰を考慮して演算・解析する。この際に、この伝播距離間の地域に固有の地盤増幅率を考慮すればよく、地盤増幅率とは、地表面近傍の地盤の状態によって地震による震動加速度が増減速される程度を表す値である。地盤増幅率を考慮する場合には、それが全国の各地域に固有の値としてあらかじめ演算サーバ14のデータベースに保存している。さらに、地震データに含まれる震源位置と配信先6の位置とから距離Rを計測し、この距離Rと地震マグニチュードから、各配信先6の震度階を算出するとともに、地震のS波が配信先6に到達するまでの余裕時間を算出できる。S波の伝播速度Vは、既知の約3.5km/秒であるから、震源位置から配信先6の位置までのS波の伝播時間Tは、R/Vによって計算できる。伝播時間Tを算出すれば、地震データに含まれる地震発生時刻tと、現在の時刻tとによって、S波到達までの余裕時間Tは(T+t)−tとなる。
演算サーバ14で演算・解析された地震データは、配信管理サーバ16によって、ルータ7さらに専用通信回線網5を介して個別配信先6に送信する。個別配信先6では、集合住宅などの共有設備としてルータ7および制御信号出力装置8を設置している。制御信号出力装置8は、個別配信先6においてルータ7とLAN接続し、該ルータを経て演算・解析済みデータを受信する。制御信号出力装置8には、現地演算サーバ18も接続しているが、第1通報ラインでは使用されない。
一方、地震通報システム1は、図2において第2通報ラインで不使用または使用不可能な経路を点線で表記し、配信センター3を介在させない図2に示すようなシステム構成も有することにより、いっそう確実性のある配信二重化を達成する。このシステム構成では、地震情報発信元2と個別配信先6のルータ7とは、仮想ライン55によって専用通信回線網5のインターネット回線を介して直接接続され、配信先6におけるルータ7にLAN接続した現地演算サーバ18へデータ送信する。仮想ライン55は、通信状況を判りやすくするために図示するものであって、実際には受配信サーバ13の接続状況は不変である。制御信号出力装置8は、通常、集合住宅などの共有設備において、RS232やUSBなどのインタフェイスによって現地演算サーバ18とケーブル接続する。制御信号出力装置8には、前記と同様に、インターホン総合盤10を接続する。インターホン総合盤10には、複数の各住戸内の各住居インターホン59を有線または無線で接続すればよい。
図2において、地震観測網からのデータは地震情報発信元2の受配信サーバ13で集計され、地震の震央位置、地震の強さ(マグニチュード)などを推定し、地震情報として専用通信回線網5を介して個別配信先6の現地演算サーバ18へ送信する。現地演算サーバ18は、地震情報発信元2から送られてきた地震情報を基にして、当該配信先における地震予測震度、予測到達余裕時間などを演算・解析し、演算・解析済みデータを制御信号出力装置8へ送信する。
制御信号出力装置8は、図3に例示するように、主に受信処理部19と、該受信処理部にそれぞれ接続する音声合成ボード20、一斉放送用制御出力制御部22およびラッチングリレー駆動制御部24とで構成する。受信処理部19には、LANコネクタ26(図5)を有するLAN入力部28を接続し、該コネクタを介してルータ7とケーブル接続する。音声合成ボード20は、音声出力トランス30を経てスピーカ用出力端子32と配線する。一斉放送用制御出力制御部22は、一斉放送用リレー34を経て一斉放送用出力端子36と配線する。また、ラッチングリレー駆動制御部24は、警報用ラッチングリレー38を経て警報出力端子40と配線する。端子台42(図4)には、さらに電源入力端子43および予備出力端子を取り付ける。
制御信号出力装置8において、RS232コネクタ46(図5)を有し、該コネクタを介して現地演算サーバ18とケーブル接続する。RS232コネクタ46である緊急信号入力部48は、受信処理部19およびラッチングリレー駆動制御部24に配線する。図4に示すように、制御信号出力装置8には、電源入力端子43と配線する電源ランプ50と、警報用ラッチングリレー38と配線するリレー動作ランプ52と、該リレー38と接続するリセット入力操作スイッチ54とを設置する。
制御信号出力装置8では、出力端子32をインターホン総合盤10の一斉放送用音声入力端子(図示しない)に接続するとともに、一斉放送用出力端子36をインターホン総合盤10の一斉放送切替用入力端子(図示しない)と接続する。制御信号出力装置8は、地震信号を受信した場合には、出力端子32および36から信号を出力することによって、インターホン総合盤10を一斉放送状態に切り替えて各住戸内の各住居インターホン59と接続し、インターホン親機に緊急地震速報の音声ガイダンス信号を送信する。インターホン総合盤10および各住居インターホン59は、例えば、商品名:DASH WISM(アイホン製)であり、この接続の場合には、一斉放送用音声入力は外部音声ラインと称し、入力レベルは−10dBm/600Ω不平衡である。一斉放送切替用入力は、外部制御入力と称し、メーク時1kΩ以下、ブレーク時50kΩ以上、端子短結電流100mA以下、端子間電圧(開放時)直流12V以下である。このインターホンは、外部制御出力でブレークすると、音声ライン出力がオンになり、制御信号出力装置8の出力端子32から送出された音声ガイダンスが放送開始される。音声ガイダンスが放送されている間は緊急地震速報の機能が優先され、呼出通話などのインターホン機能は動作しない。音声ガイダンスが終了し、制御信号出力装置8の出力端子36により、外部制御出力のブレーク状態が待受け状態であるメーク状態に戻る。メーク状態に戻ると、通常のインターホン機能をすべて使用できる。
また、インターホン総合盤10および各住居インターホン59は、商品名:スマートモニオン(松下電工製)とも接続可能である。この接続の際の接点信号は、出力端子36の無電圧a接点から出て、アクセスポイントにフォトカプラを出力する。このインターホンでは、総合盤において制御信号出力装置8の地震起動信号を受け、インターホン親機の液晶表示部に「地震ピクト」を表示するとともに、独自の音声ガイダンスで緊急地震速報を放送する。
代表的な緊急地震速報のメッセージは、地震発生を検知した場合に、震源位置からのS波の予測到達時間に応じて音声ガイダンスの内容を変えて出力すると好ましい。例えば、
(1)到達時刻までに30秒以上の余裕があれば、ピッピッピの電子音に次いで「地震が発生しました」と3回繰り返す。30秒前になった時点で、次の(2)の音声ガイダンスに切り替える。
(2)到達時刻までに10〜30秒になると、ピッピッピの電子音に次いで「まもなく地震が来ます」と3回繰り返す。10秒前になった時点で、次の(3)の音声ガイダンスに切り替える。
(3)到達時刻までに10秒未満になると、ピッピッピの電子音に次いで「すぐに地震が来ます」と揺れが発生するまで繰り返す。
制御信号出力装置8は、一斉放送用出力端子36を接続することにより、集合住宅のエレベータ56(図1)の箱内部に音声ガイダンスを放送したり、警報出力端子40を有することにより、集合住宅のエレベータ56の最寄階への緊急停止・開扉などの制御運転および共用玄関58(図1)のオートロック錠の解錠などを行うことが可能である。また、集合住宅の管理事務所に非常放送設備が設置されていれば、一斉放送用出力端子36に接続することにより、駐車場、駐輪場、共用廊下などのスピーカに音声ガイダンスを出力することができる。また、一斉放送出力端子36に直接あるいは増幅器を介して適当なスピーカを接続すれば、制御信号出力装置8の出力音声をモニターすることができる。
地震通報システム1では、制御信号出力装置8で中継することにより、図6に示すように、集合住宅用コントローラ60を各住居インターホン59に有線接続できる。コントローラ60は、例えば、無線規格がRCR STD−30に準拠し、無線設備の区分がII形で防災ラジオ v−01の形式であり、小電力セキュリティ通信である。コントローラ60には、緊急呼出器62、手持ちのリモートアクセス装置(図示しない)などを無線接続でき、これらからの緊急信号や呼出信号を受信することが可能であり、さらに子機コントローラ64を無線接続することもできる。
集合住宅用コントローラ60は、各住戸において家電製品の遠隔制御機能を有し、緊急地震速報の通報だけを目的とするならば、各住居インタホーンと別の部屋に設置すればよい。コントローラ60は、配信センター3から制御信号出力装置8ならびにインターホン総合盤10および各住居インターホン59を経て地震信号を受信し、音声ガイダンスによって緊急地震速報を放送するとともに、ランプ66によって異常信号を表示する。
緊急呼出器62は、例えば2個の押しボタンを備え、緊急ボタン68が押されると、コントローラ60および各住居インターホン59さらにインターホン総合盤10を経て、マンション管理会社へ緊急信号を通報する。この通報経路は、無線対応の窓マグネットセンサなどのセキュリティ関連装置が作動した場合も同様である。一方、呼出ボタン70が押されると、コントローラ60、各住居インターホン59、インターホン総合盤10および制御信号出力装置8からインターネット網を経て、携帯電話メールサービス会社のサーバから所定の携帯電話機へ呼出信号を送信し、定形の自動電文メールを通知する。子機コントローラ64は、各住戸においてコントローラ60とは別の部屋に設置すればよく、コントローラ60を経て地震信号を受信し、音声ガイダンスによって緊急地震速報を放送するとともに、ランプ72によって異常信号を表示する。
図7は本発明の変形例を示し、戸建て住宅に適用可能な地震通報システム74を示す。地震通報システム74は、例えば、気象庁などを含む地震情報発信元2と、該発信元から地震データを継続的に受信する配信センター3と、専用通信回線網5であるインターネット回線を介して接続する戸建て住宅のノードすなわちルータ76と、該ルータにLAN接続する戸建て住宅用コントローラ78とで構成する。コントローラ78は、配信センター3から専用通信回線網5を経由して地震信号を受信し、スピーカ80(図8)によって音声ガイダンスによって緊急地震速報を放送するとともに、ランプないし表示部82によって異常信号を表示する。
戸建て住宅用コントローラ78は、前記のコントローラ60と同様の無線規格および家電製品の遠隔制御機能を有する。さらに、コントローラ78は、EMI規格のVCCIクラスBに適合し、LAN規格のIEEE802.3(10BASE−T)に準拠する。コントローラ78は、電界放射エミッションおよび伝導エミッションのいずれにも規格値を満たすことを目標とする。
戸建て住宅用コントローラ78には、前記のコントローラ60と同様に、緊急呼出器62、無線対応の窓マグネットセンサ、リモートアクセス装置などを無線接続でき、これらからの緊急信号や呼出信号を受信することが可能である。さらに、子機コントローラ64を無線接続することもでき、音声ガイダンスによって緊急地震速報を放送するとともに、ランプ72によって異常信号を表示する。
図8には、戸建て住宅用コントローラ78の一例を示し、中央制御部84は、LAN送受信処理部86、表示部82および宅内送信用送受信処理部88にそれぞれ接続する。スピーカ80は、音声合成ボード90を経てLAN送受信処理部86と配線し、宅内送信用送受信処理部88にアンテナ92を設置する。
戸建て住宅用コントローラ78は、配信センター3に設置したDDNS(ダイナミックドメインネームシステム)のDNSサーバ(図示しない)とインターネット網を介して接続している。DNSサーバは、コントローラ78などのホスト名とIPアドレスとの対応を常に監視し、コントローラ78からIPアドレスの変化が自動的に通知されると、ホスト名と一致したIPアドレスをコントローラ78へ通知して直ちに一致させる。このため、コントローラ78では、固定IPアドレスの設定することが不要であり、設定したホスト名でネットワーク設定を自動化できて便利である。
一般に、動的IPアドレスでは、そのアドレスが付与されたルータの電源を入れ直した場合、ISP(インターネットサービスプロバイダ)を介して一定時間通信を行わなかった場合、ISP側の都合で割り当てIPアドレスが変更される場合などに変化し、前記のDDNS機能がないならば、通信を継続するにはコントローラ78のIPアドレスをその都度変更することを要する。これに対し、戸建て住宅用コントローラ78では、DDNS機能を有することにより、ISPから割り当てられるIPアドレスが変化しても、このアドレス変化をDNSサーバに通知するだけで、IPアドレスの変化に合わせて随時更新することができる。
また、戸建て住宅用コントローラ78は、UPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)に対応することにより、ネットワーク設定を自動化でき、ルータ76につなぐだけで直ちに使用できる。UPnPは、パソコンに周辺機器を接続するときに作動するPnPをネットワークに拡張した機能であり、UPnP対応機器であれば、ネットワークに新たにつながったUPnP対応機器を検知し、自動セットアップして使えるようになる。
本発明に係る地震通報システムにおける第1通報ラインの一例を概略的に示す説明図である。 図1の地震通報システムにおける第2通報ラインを概略的に示す説明図である。 本発明で用いる制御信号出力装置を示すブロック図である。 図3の制御信号出力装置の正面図である。 図3の制御信号出力装置の底面図である。 各住居インターホンと集合住宅用コントローラとの接続態様を示す概略説明図である。 戸建て住宅用の地震通報システムの一例を概略的に示す説明図である。 本発明で用いる戸建て住宅用コントローラを示すブロック図である。
符号の説明
1 地震通報システム
2 地震情報発信元
3 配信センター
5 専用通信回線網
6 個別配信先
7 ルータ
8 制御信号出力装置
10 インターホン総合盤
13 受配信サーバ
14 演算サーバ
18 現地演算サーバ
19 受信処理部
20 音声合成ボード
22 一斉放送用制御出力制御部
24 ラッチングリレー駆動制御部
32,36,40 出力端子
59 各住居インターホン

Claims (6)

  1. 集合住宅の住民が緊急地震速報をリアルタイムに受信できる地震通報システムであって、地震情報発信元から地震データを継続的に受信する配信センターの演算サーバと、通信回線網を介して該演算サーバと接続する集合住宅内のノードと、集合住宅内のノードに接続する制御信号出力装置およびインターホン総合盤と、該インターホン総合盤に有線または無線で接続する各住戸インターホンと、各住居インターホンに接続する無線中継機能型の集合住宅用コントローラとを備え、配信センターの演算サーバから演算・解析済みデータが制御信号出力装置に送信され、さらにインターホン総合盤および/または各住居インターホンによって緊急地震速報を各戸ごとに音声出力するとともに、集合住宅用コントローラには既存の緊急呼出器を無線接続する地震通報システム。
  2. 集合住宅用コントローラに子機コントローラを無線接続し、この子機コントローラにおいて緊急地震速報を音声出力する請求項1記載の地震通報システム。
  3. 戸建て住宅の住民が緊急地震速報をリアルタイムに受信できる地震通報システムであって、地震情報発信元から地震データを継続的に受信する配信センターの演算サーバと、通信回線網を介して該演算サーバと接続する戸建て住宅内のノードと、該ノードに接続する無線中継機能型の戸建て用コントローラとを備え、配信センターの演算サーバから演算・解析済みデータが戸建て用コントローラに送信され、該コントローラにおいて緊急地震速報を音声出力するとともに、このコントローラには既存の緊急呼出器を無線接続しさらに子機コントローラを無線接続することにより、この子機コントローラにおいても緊急地震速報を音声出力できる地震通報システム。
  4. 集合住宅の住民が緊急地震速報をリアルタイムに受信できる地震通報システムであって、地震データを継続的に受信する地震情報発信元の配信サーバと、通信回線網を介して該配信サーバと接続する集合住宅内のノードと、集合住宅内のノードに接続する配信センターの演算サーバと、集合住宅内の演算サーバに接続する制御信号出力装置およびインターホン総合盤と、該インターホン総合盤に有線または無線で接続する各住戸インターホンとを備え、集合住宅内の演算サーバから演算・解析済みデータが制御信号出力装置に送信され、さらにインターホン総合盤および/または各住居インターホンによって緊急地震速報を各戸ごとに音声出力する地震通報システム。
  5. 配信センターの演算サーバが作動確認信号を配信先に定時的に発信する請求項1、3または4記載の地震通報システム。
  6. 配信センターからの作動確認信号は、毎日少なくとも1回の時報として発信される請求項5記載の地震通報システム。
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