JP4950933B2 - Sliding operation switch - Google Patents
Sliding operation switch Download PDFInfo
- Publication number
- JP4950933B2 JP4950933B2 JP2008102842A JP2008102842A JP4950933B2 JP 4950933 B2 JP4950933 B2 JP 4950933B2 JP 2008102842 A JP2008102842 A JP 2008102842A JP 2008102842 A JP2008102842 A JP 2008102842A JP 4950933 B2 JP4950933 B2 JP 4950933B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- lever
- push
- switch
- push lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Portable Power Tools In General (AREA)
- Slide Switches (AREA)
Description
本発明は、スライド式操作スイッチ、特に電動工具の変速操作用のスライド式操作スイッチに関するものである。 The present invention relates to a slide operation switch, and more particularly to a slide operation switch for shifting operation of an electric tool.
一般に、作業効率の向上を図る観点から変速機能のある電動工具が知られている(例えば、特許文献1参照)。 In general, a power tool having a speed change function is known from the viewpoint of improving work efficiency (for example, see Patent Document 1).
その一例として、例えば図15に示すように、駆動源であるモータ101と、前記モータ101の回転動力を伝達する減速機構部102と、前記減速機構部102の回転動力を先端工具に伝達する駆動部(図示せず)と、前記モータ101、減速機構部102を胴体部に内包するハンドル部104aを備えた樹脂製のハウジング104と、前記減速機構部102のギア減速比を切替える前記ハウジング104の外郭より操作できる位置に配置された速度切替手段である操作レバー105及び速度切替部105aと、前記ハンドル部104aに内包される前記モータ101の電源をオンオフする電源スイッチ106と、前記ハウジング104と係合し前記モータ101へ電力を供給する電池パック107とを備えたものがある。
As an example, for example, as shown in FIG. 15, a
この種の操作レバー105において図16(a)又は(b)に示すように、高負荷時(作業負荷が大きい場合)には低速回転高トルク状態に切り替え、一方、低負荷時(作業負荷が軽い場合)においては高速回転低トルク状態に切り替えるものであり、これにより作業負荷に応じて所要の締め付けを行うことができ、作業の効率を上げることができるもので、スライド式操作スイッチとして構成されている。
本発明は、指で操作レバーをスライド操作するときの指の滑りを防止でき、操作性が良好なスライド式操作スイッチを提供することにある。 An object of the present invention is to provide a slide-type operation switch that can prevent a finger from sliding when a control lever is slid with a finger and has good operability.
前記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、操作レバー4を指でスライドさせてスイッチの切替を行なうスライド式操作スイッチであって、前記操作レバー4は、スイッチ切替方向Rのみに移動自在なスライドレバー部4bと、スライドレバー部4bに対して相対的に下方に向かって移動自在なプッシュレバー部4aとに複数分割され、押し操作しないときは上記スライドレバー部4bと上記プッシュレバー部4aとを含む操作レバー4の操作面全体が面一に保持されており、上記スライドレバー部4b及び上記プッシュレバー部4aの両操作面に指を当ててスライド操作する際にプッシュレバー部4aのみが指で押し下げられることで両操作面の境界に指の引っ掛かりとなる段差17が現れるスライド式操作スイッチであり、前記プッシュレバー部が押し操作されたときにこれを検知する動作検知部を備えているとともに、前記プッシュレバー部には、スイッチ切替方向に沿って所定の長さを有する遮蔽板が突設され、前記動作検知部は、プッシュレバー部の押し操作時に前記遮蔽板を光学的に検知するセンサからなることを特徴としている。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
このような構成とすることで、指で操作レバー4をスライド操作するときに、操作レバー4の一部を構成するプッシュレバー部4aを押し込むことにより操作面4cにスライドレバー部4bとの間で段差17が現れ、それが引っ掛かりとなって指の滑りが抑えられ、スイッチ切替方向Rへのスライド操作をスムーズに行なうことができる。しかも、遮蔽板6aをスイッチ切替方向RRに長く延ばすことによって、プッシュレバー部4aの押し位置T2が複数ある場合に、1つの遮蔽板6aで対応できるので、センサを複数個用いる必要がなくなり、低コスト及び軽量化を図ると共に、非接触のセンサを用いることで、遮蔽板6aとの磨耗防止、長寿命化を図ることができる。
With such a configuration, when the
前記プッシュレバー部が押し操作されるまで前記スライドレバー部のスライドを規制するスライド規制部を備えていてもよい。 You may provide the slide control part which controls the slide of the said slide lever part until the said push lever part is pushed .
このスライド式操作スイッチは、駆動源であるモータ5と、前記モータ5の回転動力を伝達するギアを2段以上有する減速機構部8と、前記減速機構部8の回転動力を先端工具に伝達する駆動部と、前記モータ5、減速機構部8、駆動部を胴体部に内包するハンドル部2aを備えたハウジング2と、前記ハウジング2の外郭より操作できる位置に配置されて前記減速機構部8のギア減速比を切り替えるための速度切替手段3とを有する電動工具における前記速度切替手段3に好適に用いることができる。スライドレバー部4bのスライドでギア減速比の切り替えを行い、上記動作検知部6でモータ5への電力供給制御を行うことができる。
This slide type operation switch transmits the rotational power of the
また、請求項3に係る発明は、操作レバーを指でスライドさせてスイッチの切替を行なうスライド式操作スイッチであって、前記操作レバーは、スイッチ切替方向のみに移動自在なスライドレバー部と、スライドレバー部に対して相対的に下方に向かって移動自在なプッシュレバー部とに複数分割され、押し操作しないときは上記スライドレバー部と上記プッシュレバー部とを含む操作レバーの操作面全体が面一に保持されており、上記スライドレバー部及び上記プッシュレバー部の両操作面に指を当ててスライド操作する際にプッシュレバー部のみが指で押し下げられることで両操作面の境界に指の引っ掛かりとなる段差が現れるスライド式操作スイッチであり、前記プッシュレバー部が押し操作されたときにこれを検知する動作検知部と、前記プッシュレバー部が押し操作されるまで前記スライドレバー部のスライドを規制するスライド規制部とを備えているとともに、上記動作検知部は、上記プッシュレバー部の非押し位置と、上記スライド規制部による規制が解除される押し位置との間位置で押し操作の検知を行うものであり、前記プッシュレバー部4aには、スイッチ切替方向Rに沿って所定の長さを有する遮蔽板6aが突設され、前記動作検知部6は、プッシュレバー部4aの押し操作時に前記遮蔽板6aを光学的に検知するセンサからなることを他の特徴としている。このものにおいても、遮蔽板6aをスイッチ切替方向RRに長く延ばすことによって、プッシュレバー部4aの押し位置T2が複数ある場合に、1つの遮蔽板6aで対応できるので、センサを複数個用いる必要がなくなり、低コスト及び軽量化を図ると共に、非接触のセンサを用いることで、遮蔽板6aとの磨耗防止、長寿命化を図ることができる。
According to a third aspect of the present invention, there is provided a slide-type operation switch for switching a switch by sliding the operation lever with a finger, the operation lever being movable only in a switch switching direction, and a slide It is divided into a plurality of push lever parts that are movable downward relative to the lever part. When the push operation is not performed, the entire operation surface of the operation lever including the slide lever part and the push lever part is flush. When the sliding operation is performed by placing a finger on the operation surfaces of the slide lever portion and the push lever portion, only the push lever portion is pushed down by the finger, and the finger is caught at the boundary between the operation surfaces. a sliding operation switch comprising the step appears, the operation detection unit for detecting this when the push lever portion is pressed A slide restricting portion that restricts sliding of the slide lever portion until the push lever portion is pushed, and the motion detection portion is determined by a non-push position of the push lever portion and the slide restricting portion. A push operation is detected at a position between the push position where the restriction is released, and a
本発明のスライド式操作スイッチは、指で操作レバーをスライド操作するときの指の滑りを防止でき、操作性が良好となるものである。 The slide operation switch of the present invention can prevent finger slipping when the operation lever is slid with the finger, and the operability is improved.
以下、本発明のスライド式操作スイッチを電動工具の変速操作用に用いた添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。 Hereinafter, the slide type operation switch of the present invention will be described based on an embodiment shown in the accompanying drawings, which is used for shifting operation of an electric tool.
本例の電動工具1は、図2に示すように、駆動源であるモータ5と、モータ5の回転動力を伝達するギア8aを2段以上有する減速機構部8と、減速機構部8の回転動力を先端工具に伝達する駆動部と、駆動部を回転自在に保持する軸受部と、前記モータ5、減速機構部8、駆動部、軸受部を胴体部に内包するハンドル部2aを備えたハウジング2と、ハウジング2の外郭より操作できる位置に配置されて前記減速機構部8のギア減速比を切り替えるための速度切替手段3とで主体が構成されている。なお、図2中の106はモータ5の電源をオンオフする電源スイッチである。なおモータ5ヘ電力を供給する電池パックの図示は省略している。
As shown in FIG. 2, the
前記速度切替手段3は、スライド式操作スイッチ50であり、図3に示すように、押し操作した状態で速度切替方向R(変速方向)へスライド操作可能とされる操作レバー4(上層部)と下層部15aとに分離されていると共に、前記操作レバー4の押し位置を検知しモータ5への電力供給を制御する動作検知部6と、前記操作レバー4のスライド移動に協働して前記減速機構部8のギア減速比を切り替える速度切替部105a(図15)と、前記動作検知部6が操作レバー4の押し位置を検知するまでは操作レバー4のスライド操作を規制するためのスライド規制部7とを備えている。図中の15はスイッチベース部である。以下の例では、速度切替方向Rはモータ5の回転軸の方向と一致している。
The speed switching means 3 is a slide
前記操作レバー4は、図1、図3に示すように、ハウジング2の外郭より前後にスライド操作されるもので、速度切替方向Rのみにスライド操作可能なスライドレバー部4bと、スライドレバー部4bに対して相対的に下方に向かって押し込み自在なプッシュレバー部4aとに2分割されており、スライドレバー部4b及びプッシュレバー部4aの両操作面4cに指を当ててスライド操作する際にプッシュレバー部4aのみが指で押し下げられることで両操作面4cの境界に引っ掛かり用の段差17(図5(c)、図7(b))が現れるように構成されている。プッシュレバー部4aは上方に向けてスイッチバネ18で付勢されており、押し操作しないときはスライドレバー部4bとプッシュレバー部4aを含む操作レバー4の操作面4c全体が面一に保持されるようになっている。図3中の19はガイド軸、60はスイッチバネガイドである。
As shown in FIGS. 1 and 3, the
さらにプッシュレバー部4aの下端部から下方に向けて検知板として機能する遮蔽板6aが突設されている。遮蔽板6aは速度切替方向Rに沿って所定の長さを有していると共に、長さ方向(速度切替方向R)に沿って例えば開口部と非開口部(図示せず)とが交互に設けられている。さらに操作レバー4の操作面4cは本例ではハウジング2の外郭よりも内側に所定深さW(図1)で凹ませて設けられている。
Further, a
前記操作レバー4の下層部15aの下方には、スイッチベース部15上に動作検知部6を構成するフォトインタラプタ6bを固定するセンサ固定台16が取り付けられており、プッシュレバー部4aが押し操作されたときに一緒に下降する遮蔽板6aを検知して、後述のように検知結果に基づきモータ5を駆動制御するようになっている。
Below the
前記操作レバー4による速度切替の操作は、プッシュレバー部4aの押し操作がフォトインタラプタ6bにて検知される前は、スライド規制部7によって規制されている。本例のスライド規制部7は、図3に示すように、プッシュレバー部4aに設けられる突起部7aと、操作レバー4が摺動するハウジング2の摺動面に設けられるガイド部7bとで構成される。このガイド部7bは、プッシュレバー部4aの非押し位置Tでは突起部7aの速度切替方向Rへのスライドを規制し、且つプッシュレバー部4aの押し状態では突起部7aの速度切替方向Rへのスライドを許容するように突起部7aをガイドするものであり、例えば、図4、図5に示すように、速度切替方向Rに沿って延びたスライド操作用溝10と、スライド操作用溝10の両端から押し操作方向Sに沿って延びた一対の押し操作用溝9とが上向き略コの字状に連続して形成されている。
The speed switching operation by the
次に、動作を説明する。 Next, the operation will be described.
作業者が電動工具1の速度を切り替える場合、操作レバー4を指で押し操作しながらスライド操作する。ここで、図5(a)(b)は速度切替前の突起部7aのスライド規制状態を示し、(c)(d)は突起部7aのスライド規制が解除された状態を示し、(e)(f)は突起部7aをスライド操作して速度切替が完了した状態を示し、(g)(h)は速度切替後に突起部7aが再び非押し位置Tにバネ付勢されてスライド規制された状態を示している。また図6は図5(a)(b)(或いは(g)(h))に対応する速度切替前(或いは速度切替後)の遮蔽板6aとフォトインタラプタ6bとの位置関係であり、図6中のTは非押し位置、T1はフォトインタラプタ6bで検知される略中間位置、P1はT1までの押し込み量を示し、T2はスライド規制が解除される押し位置、P2はT2までの押し込み量を示している。図7は遮蔽板6aがフォトインタラプタ6bで検知される略中間位置T1までプッシュレバー部4aを押し込んだ状態を示し、図8はスライド規制が解除されるまでプッシュレバー部4aを押し操作した状態を示し、図9は図5(e)(f)に対応する速度切替後の遮蔽板6aとフォトインタラプタ6bとの位置関係を示している。
When the operator switches the speed of the
即ち、図5(a)(b)のように操作レバー4のプッシュレバー部4aが押されることで突起部7aが押し操作用溝9に沿って下降するが、略中間位置T1ではスライド操作用溝10への移動が規制されるので速度切替が不能となる。この略中間位置T1は遮蔽板6aが図7のようにフォトインタラプタ6bにて検知される位置であり、例えば遮蔽板6aの開口部又は非開口部のいずれかが検知されることで、操作レバー4が高速回転状態又は低速回転状態のいずれで駆動しているかが検知され、この検知結果に基づき制御部(図示せず)は、モータ5への電力供給を制御する。そして、プッシュレバー部4aが押し位置T2まで押し込まれてスライド規制が解除された後に、プッシュレバー部4aとスライドレバー部4bとを含む操作レバー4をスライド操作することで、速度切替が行なわれる。この速度切替時においては、回転中の減速機構部8のギア同士の接触による磨耗や破損を防止できるようになり、作業中の速度切替でのトラブルや故障発生を防止できるものである。
That is, as shown in FIGS. 5 (a) and 5 (b), when the
前記構成によれば、指で操作レバー4をスライド操作するときに、操作レバー4の一部を構成するプッシュレバー部4aを押し込むことにより操作面4cにスライドレバー部4bとの間で段差17が現れ、それが引っ掛かりとなって指の滑りが抑えられ、速度切替をスムーズに行なうことができる。従って、作業中に操作レバー4を操作する作業者の指の滑りを確実に防いで、電動工具1の操作性と作業性を高めることができる。
According to the above configuration, when the
しかも、指で操作レバー4のプッシュレバー部4aを押し込まないとスイッチ切替方向Rへのスライド操作ができないため、動作検知部6の未検知状態での速度切替を防止できるので、信頼性が大幅に向上する。さらに不意に操作レバー4の操作面4cに手指等がふれた場合でも、作業者の意思に関係なく不意に速度切替が動作するおそれがないため、操作レバー4への不意な接触による誤動作を防止でき、電動工具の故障防止及び作業の安全性を高めることができる。
In addition, since the slide operation in the switch switching direction R cannot be performed unless the
また本例では、プッシュレバー部4aの押し操作が動作検知部6で検知されるまでは、スライド規制部7が操作レバー4のスライド操作を規制して速度切替を不能にする。これにより、動作検知部6による検知が確実に行なわれてモータ5への供給電力が制御されるので、作業中の速度切替による減速機構部8のギア8aの磨耗や破損による工具の故障を防止でき、信頼性向上を図ることができると共に、減速機構部8のギア8aの要求強度を下げることが可能となり、例えば、ギア8aを金属製から樹脂製への材料変更が可能となり、結果、ギア8aを強度の高い金属部品で構成したり、大型化したりする必要がなくなるので、コスト高や重量増を防止できる。
Further, in this example, until the push operation of the
また、フォトインタラプタ6bは、プッシュレバー部4aの略中間位置T1でプッシュレバー部4aの押し位置を検知するので、つまり、プッシュレバー部4aが所定量だけ押し下げられないと、フォトインタラプタ6bが検知しないので、プッシュレバー部4aへの不意な接触による誤動作を防止できるものである。さらに遮蔽板6aを速度切替方向Rに長く延ばしたことによって、プッシュレバー部4aの押し位置T2が複数ある場合に、1つの遮蔽板6aで対応できるので、フォトインタラプタ6bのようなセンサを複数個用いる必要がなくなり、低コスト及び軽量化を図ると共に、非接触のセンサを用いることで、遮蔽板6aとの磨耗防止、長寿命化を図ることができる。そのうえ、フォトインタラプタ6bは、非接触式センサであるため長寿命であり、また、センサで検知した信号をモータ5電源回路へ送るためのリード線が操作レバー45の動作に関連無く稼動しないので、屈曲等による断線の確率が低く、信頼性を高くできる利点がある。
Further, since the
また本例のスライド規制部7は、操作レバー4のプッシュレバー部4aに設けた突起部7aとハウジング2に設けたガイド部7bとで構成したものであり、操作レバー4とハウジング2とを利用してスライド規制部7を簡易に構成できる。また、ガイド部7bは、速度切替方向Rに沿って延びたスライド操作用溝10と、スライド操作用溝10の両端から押し操作方向Sに沿って延びた一対の押し操作用溝9とが略コの字状に連続形成されたものであるので、ガイド部7bの構成を簡易化できる利点がある。さらにガイド部7bをハウジング2に設け、突起部7aを操作レバー4側に設けたことによりスライド式操作スイッチ50の小型化を図ることができる利点もある。
Further, the
ところで、操作レバー4の真下に精密電子部品(例えば、フォトインタラプタ6b等のセンサ、或いはスイッチ等の動作検知部6)が内蔵されているため、落下衝撃力等が操作レバー4に加わると、センサ破壊が懸念されるが、本例では、操作レバー4の操作面4cが所定深さW(図1)で凹んでいるため、ハウジング2が先に衝撃力を受け止めるのでセンサ破壊を防止できるものである。
By the way, since a precision electronic component (for example, a sensor such as a
図10はガイド部7bを構成するコ字状の溝の他の実施形態であり、一対の押し操作用溝9を、スライド操作用溝10に対して鈍角θでそれぞれ傾斜させている。他の構成は図1〜図3の実施形態と同様である。本例では一対の押し操作用溝9がスライド操作用溝10に対して逆ハ字状に連続形成されている。これにより、押し操作を行なう時はプッシュレバー部4aが真下に移動するのではなく、スライド操作用溝10に向かって斜めに移動するので、押し操作からスライド操作への移行がスムーズにできるようになり、操作性が向上する。
FIG. 10 shows another embodiment of a U-shaped groove constituting the
図11〜図13は本発明のガイド部7bの他の実施形態であり、突起部7aをガイド部7bに対して移動を規制する方向に向かって付勢する弾性体12と、操作レバー4が押し操作されたときに突起部7aをガイド部7bに対する移動規制を解除する方向に付勢する規制解除手段13とを設けた場合を示している。他の構成は図1〜図3の実施形態と同様である。本例では、図11に示すように、センサ固定台16の両側に、左右一対の突起部7aが配置されている。各突起部7aは同じ構造をしており、突起部7aの内端面から弾性体12であるコイルバネが突出しており、コイルバネの先端がセンサ固定台16のバネ受け70にて支承されている。突起部7aの内端側の上面部分から上方に向かって三角形状をした凸部が突設され、凸部の外面はテーパー面13aとなっている。一方、プッシュレバー部4aの下面両端側から下方に向かって規制解除用アーム13bが垂下しており、規制解除用アーム13bと前記テーパー面13aとで規制解除手段13を構成している。しかして、本例の操作レバー4の非押し位置Tでは、図11のようにコイルバネによって突起部7aはガイド部7bに弾接していてスライドが規制された状態にある。操作レバー4のプッシュレバー部4aを押すと、規制解除用アーム13bが突起部7aのテーパー面13a上を滑り落ちることで突起部7aがガイド部7bから離れる方向に移動し、図12の略中間位置T1までくるとフォトインタラプタ6bにて遮蔽板6aが検知され、さらに押されて図13の押し位置T2までくると、突起部7aのガイド部7bに対するスライド規制が解除され、スライド操作による速度切替が可能となる。このように本例のスライド規制部7は、操作レバー4のプッシュレバー部4aの押し操作に連動して突起部7aを移動が規制された状態から移動規制が解除された状態にできるので、押し操作から速度切替を行なうスライド操作への移行がよりスムーズにできる。また操作レバー4側に設けたコイルバネ付き突起部7aと、ハウジング2に設けたガイド部7bとを利用してスライド規制部7を簡易に構成できる利点もある。
FIGS. 11 to 13 show another embodiment of the
図14は、ガイド部7bをハウジング2の径方向(厚み方向)Yに掘り込まれた溝で構成したものである。この溝はハウジング2の内方から見て、前記図4又は図6のように、コ字状乃至略コ字状をしていると共に、溝の底面は下方に開放されている。他の構成は図1〜図3の実施形態と同様である。本例では、プッシュレバー部4aの左右両端から突起部7aをそれぞれ突出させている。各突起部7aは略L字状に形成され、その先端がハウジング2の下方に開口したガイド部7b内に挿入されている。さらに、センサ固定台16の左右両端に設けたバネ受け70とプッシュレバー部4aの下面との間には、それぞれ、突起部7aをガイド部7bに対して移動を規制する方向に向かって付勢する弾性体12であるコイルバネが介在されている。しかして、本例の操作レバー4の非押し位置Tでは、図14のようにコイルバネによって突起部7aはガイド部7bに弾接していてスライドが規制された状態にある。操作レバー4のプッシュレバー部4aを押すと、コイルバネが収縮して突起部7aの先端がガイド部7bから離れる方向に移動し、略中間位置T1でフォトインタラプタ6bにて遮蔽板6aが検知され、さらに押し位置T2で突起部7aのガイド部7bに対するスライド規制が解除され、スライド操作により速度切替が可能となる。このように本例のスライド規制部7は、操作レバー4のプッシュレバー部4aの押し操作に連動して突起部7aをスライドが規制された状態からスライド規制が解除された状態にできるので、押し操作から速度切替を行なうスライド操作への移行がよりスムーズにできる。また操作レバー4側に設けた弾性体12と操作レバー4側に設けた突起部7aとを利用してスライド規制部7を簡易に構成できる。そのうえ、ガイド部7bをハウジング2の径方向(厚み方向)に形成したので、ハウジング2の周方向の小型化が容易となり、さらに、ガイド部7bの底面が開放されるので、粉塵溜まりの防止効果も得られる。
In FIG. 14, the
前記実施形態では操作レバー4をスライドレバー部4bとプッシュレバー部4aとに2分割して、プッシュレバー部4aのみを押し操作する場合を説明したが、必ずしもこれに限らず、操作レバー4を1枚物にして全体を押し操作しながらスライド操作する構成としてもよいものである。
In the above-described embodiment, the
また前記実施形態では、動作検知部6としてフォトインタラプタ6b、検知板として遮蔽板6aを用いたが、フォトインタラプタ6b及び遮蔽板6aの組み合わせに限らず、それ以外のセンサ、例えば、磁気センサ等であってもよく、またセンサ以外に、一般の機械的接点を持つスイッチ、例えば、タクトスイッチ、リミットスイッチ、マイクロスイッチ等を用いることも可能である。
In the above-described embodiment, the
さらに前記実施形態では、速度切替方向Rがモータ5の回転軸の軸方向Dと平行な前後方向である場合を例に挙げて説明したが、他の例として、速度切替方向Rがモータ5の回転軸と直交する左右方向であってもよい。この場合、ガイド部7bはハウジング2の周方向に長いコ字状の溝で形成すればよく、ハウジング2の径方向の小型化を図ることができる。
Further, in the above embodiment, the case where the speed switching direction R is the front-rear direction parallel to the axial direction D of the rotating shaft of the
1 電動工具
2 ハウジング
2a ハンドル部
3 速度切替手段
4 操作レバー
4a プッシュレバー部
4b スライドレバー部
4c 操作面
5 モータ
6 動作検知部
6a 遮蔽板
7 スライド規制部
17 段差
50 スライド式操作スイッチ
R スイッチ切替方向
T1 略中間位置
T2 押し位置
DESCRIPTION OF
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008102842A JP4950933B2 (en) | 2008-04-10 | 2008-04-10 | Sliding operation switch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008102842A JP4950933B2 (en) | 2008-04-10 | 2008-04-10 | Sliding operation switch |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009248281A JP2009248281A (en) | 2009-10-29 |
JP4950933B2 true JP4950933B2 (en) | 2012-06-13 |
Family
ID=41309444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008102842A Expired - Fee Related JP4950933B2 (en) | 2008-04-10 | 2008-04-10 | Sliding operation switch |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4950933B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6821346B2 (en) * | 2016-07-11 | 2021-01-27 | 京セラインダストリアルツールズ株式会社 | Electric screwdriver |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5013712Y1 (en) * | 1970-12-07 | 1975-04-26 | ||
US4381787A (en) * | 1980-08-15 | 1983-05-03 | Technicare Corporation | Ultrasound imaging system combining static B-scan and real-time sector scanning capability |
JPS57195736A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-01 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Vacuum treatment apparatus |
JPS58117036A (en) * | 1981-12-31 | 1983-07-12 | Ricoh Co Ltd | Print controller |
JPH0280933A (en) * | 1988-09-16 | 1990-03-22 | Hitachi Cable Ltd | Airtightness testing method |
JPH07335081A (en) * | 1994-06-09 | 1995-12-22 | Sony Corp | Switch device |
JP2001118459A (en) * | 1999-10-19 | 2001-04-27 | Fujitsu Ltd | Switch and electronic device |
-
2008
- 2008-04-10 JP JP2008102842A patent/JP4950933B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009248281A (en) | 2009-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4605242B2 (en) | Electric tool | |
JP4609489B2 (en) | Electric tool | |
US8453901B2 (en) | Electric drive tool | |
US8167183B2 (en) | Electric drive tool | |
US8191648B2 (en) | Power tool | |
US8286724B2 (en) | Impact tool | |
JP5225937B2 (en) | Automatic transmission shift device | |
JP4950933B2 (en) | Sliding operation switch | |
WO2012159559A1 (en) | Power tool and transmission switching mechanism thereof | |
JP5391068B2 (en) | Switch device | |
US9108308B2 (en) | Switch operation device | |
JP2005007546A (en) | Device for preventing driving of driver without staples | |
JP5138161B2 (en) | Shift switch device | |
JP6607501B2 (en) | Electric tool | |
JP2008121729A (en) | Shift fork | |
CN115560036A (en) | Electric motorcycle | |
JP4690086B2 (en) | Shift lever device | |
JP4881269B2 (en) | Emergency switching mechanism of transmission | |
JP2021148220A (en) | Shift auxiliary device | |
JPWO2018079232A1 (en) | Power tool | |
JP2017114225A (en) | Vehicular shift dial unit | |
JP2018015881A (en) | Electric power tool | |
JP2005297881A (en) | Assist device for opening and closing of slide door |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100315 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100811 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110616 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110822 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111115 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20120112 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120309 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |