JP4950843B2 - 合成樹脂製パレット - Google Patents

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Description

本発明は、荷物が載置されるデッキの下面に、複数の有底でコップ状の脚部が形成されている合成樹脂製パレットに関するものである。
従来、デッキの4つの角部に形成された、複数の上方が開放され、且つ、有底なコップ状の脚部からなる隅部脚部群と、隅部脚部群の中間に形成された、同じく複数のコップ状の脚部からなる中間部脚部群と、デッキの中央部に形成された、同じく複数のコップ状の脚部からなる中央部脚部群とを有し、隅部脚部群と中間部脚部群との間及び中間部脚部群と中央部脚部群との間に、フォーク挿入空間が形成されている合成樹脂製パレットが、一例として、特許文献1に開示されている知られている。
上述した合成樹脂製パレットは、下に位置する合成樹脂製パレットの有底でコップ状の脚部に、上に位置する合成樹脂製パレットの脚部を挿入することにより、上下に段積みされた合成樹脂製パレットの高さを低くすることができる、所謂、ネスティング可能に構成されている。
特開平11−35039号公報
従来、隅部脚部群、中間部脚部群及び中央部脚部群を構成する脚部の数を増やすことにより、脚部群の強度や剛性を上げ、ひいては、合成樹脂製パレットの強度や剛性を上げることが行われているが、脚部群を構成する脚部の数を増やすと、下に位置する合成樹脂製パレットの脚部の上部開口部への下に位置する合成樹脂製パレットの脚部を挿入するネスティング作業が、脚部群を構成する脚部の数が少ない合成樹脂製パレットに比べて、難しくなり、従って、ネスティング作業に時間がかかり、ネスティング作業の作業性が悪くなるという問題があった。
また、脚部群を構成する脚部の数を増やすと、デッキに載置された荷物が、袋物や段ボール等の変形しやすい物であると、荷物のデッキと接触している部分が、脚部の上部開口部に入り込み、デッキからの荷物の引き下ろしが円滑に行えないという問題があった。
更に、逆に、脚部群を構成する脚部の数を少なくすると、脚部群の強度や剛性が低下したり、脚部群間に位置するデッキの強度や剛性が低下するという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来の合成樹脂製パレットが有する課題を解決することにある。
デッキの角部に形成された、複数のコップ状の脚部からなる隅部脚部群と、隅部脚部群の中間に形成された、同じく複数のコップ状の脚部からなる中間部脚部群と、デッキの中央部に形成された、同じく複数のコップ状の脚部からなる中央部脚部群とを有する合成樹脂製パレットにおいて、第1には、隅部脚部群が、1つの角部脚部と2つの辺部側脚部とにより構成されているとともに、中間部脚部群が、2つの辺部側脚部と1つの中央寄り脚部とにより構成されており、更に、中央部脚部群が、田の字状に配設された4つの中央部脚部により構成されており、また、隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とが脚部連結リブにより連結されているとともに、デッキの辺部には、デッキに対して略垂直に周状スカートが垂下されており、且つ、角部板状部に沿って形成された角部スカート部の高さ及び中間板状部に沿って形成されたスカート部の高さを、角部板状部と中間板状部との間に位置するスカート部の高さより高く形成したものであり、第2には、隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とを連結する脚部連結リブのリブ間隔を、他の脚部の相対する側壁を連結する脚部連結リブのリブ間隔より狭くしたものであり、第3には、隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とを連結する脚部連結リブの肉厚を、他のリブの肉厚より厚く形成したものであり、第4には、隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とを連結する脚部連結リブのリブ間隔を、他の脚部の相対する側壁を連結する脚部連結リブのリブ間隔より狭くするとともに、隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とを連結する脚部連結リブの肉厚を、他のリブの肉厚より厚く形成したものであり、第5には、脚部連結リブが連結されている隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁の肉厚及び同じく、脚部連結リブが連結されている中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁の肉厚のみを、厚くしたものである。
隅部脚部群が、1つの角部脚部と2つの辺部側脚部とにより構成されているとともに、中間部脚部群が、2つの辺部側脚部と1つの中央寄り脚部とにより構成されており、且つ、隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とを脚部連結リブにより連結したので、隅部脚部群及び中間部脚部群の脚部の数を少なくしたにもかかわらず、合成樹脂製パレットの重量を増加することなく、合成樹脂製パレットの強度や剛性の低下を防止することができる。
隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とを連結する脚部連結リブのリブ間隔を、他の脚部の相対する側壁を連結する脚部連結リブのリブ間隔より狭くしたので、隅部脚部群及び中間部脚部群を構成する脚部の数を減らしたことによる合成樹脂製パレットの強度や剛性の低下を補償することができる。
隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とを連結する脚部連結リブの肉厚を、他のリブの肉厚より厚く形成したので、隅部脚部群及び中間部脚部群を構成する脚部の数を減らしたことによる合成樹脂製パレットの強度や剛性の低下を補償することができる。
隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とを連結する脚部連結リブのリブ間隔を、他の脚部の相対する側壁を連結する脚部連結リブのリブ間隔より狭くするとともに、隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とを連結する脚部連結リブの肉厚を、他のリブの肉厚より厚く形成したので、隅部脚部群及び中間部脚部群を構成する脚部の数を減らしたことによる合成樹脂製パレットの強度や剛性の低下を補償することができる。
脚部連結リブが連結されている隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁の肉厚及び同じく、脚部連結リブが連結されている中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁の肉厚のみを、厚くしたので、合成樹脂製パレットの強度や剛性を更に上げることができる。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
先ず最初に、図1〜図4を用いて、本発明の実施例について説明する。
1が、平面形状が、略方形状のデッキであり、デッキ1の4つの角部には、略方形状の角部板状部1aが形成されており、また、角部板状部1aの中間部には、中間板状部1bが形成されており、更に、デッキ1の中央部には、略方形状の中央板状部1cが形成されているとともに、角部板状部1aと中間板状部1cは、デッキ1の辺部1’に沿って、帯状連結板部1dにより連結されている。
デッキ1の角部板状部1aには、1つの角部脚部C1が形成されているとともに、デッキ1の辺部1’に沿って、角部脚部C1に並設して、2つの辺部側脚部C2が形成されており、1つの角部脚部C1と2つの辺部側脚部C2の合計3つの脚部により、隅部脚部群2が構成されている。
中間板状部1bには、デッキ1の辺部1’に沿って、2つの辺部側脚部C3が並設して形成されているとともに、2つの辺部側脚部C3の中央部脚部群4側には、2つの辺部側脚部C3の中間に位置する中央寄り脚部C4が形成されており、2つの辺部側脚部C3と1つの中央寄り脚部C4の合計3つの脚部により、中間部脚部群3が構成されている。
中央板状部1cには、田の字状に、4つの中央部脚部C5が形成されており、4つの中央部脚部C5により、中央部脚部群4が構成されている。
上述した脚部C1〜C5は、下端に向かって先細り状に形成されたコップ状に形成されており、平面形状が略方形状の底部c1と、底部c1からデッキ1まで延在する4つの側壁c2と、上部開口c3とを有している。
デッキ1の辺部1’には、デッキ1に対して略垂直に周状スカート5が形成されており、角部板状部1aに沿って形成された、略くの字状の角部スカート部5aの高さh1及び中間板状部1bに沿って形成されたスカート部5bの高さh1は、角部板状部1aと中間板状部1bとの間に位置するスカート部5cの高さh2より高く形成されており、隅部脚部群2及び中間部脚部群3付近の強度や剛性を高めるように構成されている。
帯状連結板部1dの内側に位置する辺部には、隅部脚部群2を構成する辺部側脚部C2及び中間部脚部群3を構成する辺部側脚部C3の相対する側壁c2を連結するリブ(以下、このリブを、最外周リブという。)6が形成されており、最外周リブ6の高さは、角部スカート部5aの高さと略同じ高さに形成されている。また、角部板状部1aと中間板状部1bとの間に位置するスカート部5cと最外周リブ6との間には、スカート部5cと最外周リブ6とを架橋する架橋リブ7が形成されており、角部板状部1aと中間板状部1bとの間に位置するスカート部5cの高さは、最外周リブ6の高さより低く形成されているので、架橋リブ7の下端は、スカート部5cから最外周リブ6に向かって上方に傾斜した傾斜下端7aとして形成されている。架橋リブ7の下端を、スカート部5cから最外周リブ6に向かって上方に傾斜した傾斜下端7aとしたことにより、隅部脚部群2と中間部脚部群3との間に挿入されるフォークの先端を、傾斜下端7aに沿って内部方向に誘導することができ、フォークの先端が、最外周リブ6に当接し、最外周リブ6が損傷するようなことを防止することができる。
8aは、相対する最外周リブ6を連結する最外周リブ連結リブであり、デッキ1の一方の相対する辺部1’に平行に複数本の最外周リブ連結リブ8aが形成されているとともに、デッキ1のもう一方の相対する辺部1’に平行に複数本の最外周リブ連結リブ8aが形成されている。この最外周リブ連結リブ8aは、上述したスカート部5cと最外周リブ6とを架橋する架橋リブ7に連結されていることが好ましい。
また、8bは、隅部脚部群2を構成する辺部側脚部C2及び中間部脚部群3を構成する辺部側脚部Cの相対する側壁c2、隅部脚部群2を構成する辺部側脚部C2及び中間部脚部群3を構成する中央寄り脚部C4の相対する側壁c2、中間部脚部群3を構成する辺部側脚部C及び中央部脚部群4を構成する中央部脚部C5の相対する側壁c2、相対する中間部脚部群3を構成する中央寄り脚部C4の相対する側壁c2同士等の相対する脚部C2〜C5の相対する側壁c2を連結する脚部連結リブである。なお、中間部脚部群3を構成する中央寄り脚部C4及び中央部脚部群4を構成する中央部脚部C5の相対する側壁c2を、脚部連結リブ8bにより連結することができる。
更に、8cは、隅部脚部群2を構成する角部脚部C1や辺部側脚部C2の側壁c2と周状スカート5及び中間部脚部群3を構成する辺部側脚部Cの側壁c2と周状スカート5を連結する周状スカート・脚部連結リブである。
更にまた、8dは、隅部脚部群2を構成する角部脚部C1の側壁c2と辺部側脚部C2の側壁c2、中間部脚部群3を構成する辺部側脚部C3の側壁c2と中央寄り脚部C4の側壁c2及び中央部脚部群4を構成する中央部脚部C5の側壁c2同士を連結する桁間連結リブである。
上述した、最外周リブ連結リブ8a、脚部連結リブ8b、周状スカート・脚部連結リブ8c、桁間連結リブ8dのリブのうち、隣り合うリブ間の間隔は、略同じになるように構成されているとともに、これらリブの肉厚t1も略同じ厚さに形成されている。
上述したように、隅部脚部群2が、1つの角部脚部C1と2つの辺部側脚部C2とにより構成されているとともに、中間部脚部群3が、2つの辺部側脚部C3と1つの中央寄り脚部C4とにより構成されており、且つ、隅部脚部群2を構成する辺部側脚部C2の側壁c2と中間部脚部群3を構成する中央寄り脚部C4の側壁c2とを脚部連結リブ8bにより連結したので、隅部脚部群2及び中間部脚部群3の脚部の数を少なくしたにもかかわらず、合成樹脂製パレットの重量を増加することなく、合成樹脂製パレットの強度や剛性の低下を防止することができる。
上述したように、隅部脚部群2が、1つの角部脚部C1と2つの辺部側脚部C2の合計3つの脚部により構成され、また、中間部脚部群3が、2つの辺部側脚部C3と1つの中央寄り脚部C4の合計3つの脚部により構成され、更に、中央部脚部群4が、田の字状に配置された4つの中央部脚部C5により構成されている。このように、従来の合成樹脂製パレットの脚部群に比べて、脚部の数を少なくしたことにより、ネスティング作業の作業性が向上する。
また、中間部脚部群3を、中央部脚部群4から見た場合に、中間部脚部群3を構成する、デッキ1の辺部1’に沿って並設された2つの辺部側脚部C3間に形成された間隙を、塞ぐように、且つ、2つの辺部側脚部C3の中間に、中央寄り脚部C4が配置されているので、脚部の数が少ないにもかかわらず、中間部脚部群3の曲げ剛性が向上する。従って、所定の間隔を置いて配置された棚受けに、合成樹脂製パレットを載置しても、合成樹脂製パレットの中間部脚部群3付近が、下方に湾曲するようなことを防止することができる。
次に、図5及び図6を用いて、本発明の別の実施例について説明するが、この実施例においても、上述した実施例における全ての構成部材を含んでいるので、以下においては、上述した実施例と異なる構成部材についてのみ説明する。
隅部脚部群2を構成する辺部側脚部C2の側壁c2と中間部脚部群3を構成する中央寄り脚部C4の側壁c2とを連結する脚部連結リブ8bの本数を増やして、隅部脚部群2を構成する辺部側脚部C2の側壁c2と中間部脚部群3を構成する中央寄り脚部C4の側壁c2とを連結する脚部連結リブ8bのリブ間隔を、他の脚部C2、C3、C4、C5の相対する側壁2cを連結する脚部連結リブ8bのリブ間隔より狭くしたものである。
上述したように、隅部脚部群2を構成する辺部側脚部C2の側壁c2と中間部脚部群3を構成する中央寄り脚部C4の側壁c2とを連結する脚部連結リブ8bのリブ間隔を、他の脚部C2、C3、C4、C5の相対する側壁2cを連結する脚部連結リブ8bのリブ間隔より狭くすることにより、隅部脚部群2及び中間部脚部群3を構成する脚部の数を減らしたことによる合成樹脂製パレットの強度や剛性の低下を補償するようにしたものである。このように、脚部連結リブ8bの本数を増やしても、脚部の数を少なくしているので、合成樹脂製パレットの全体重量が増加するようなことがない。
次に、図7を用いて、本発明の更に別の実施例について説明するが、この実施例においても、上述した実施例における全ての構成部材を含んでいるので、以下においては、上述した実施例と異なる構成部材についてのみ説明する。
この実施例においては、隅部脚部群2を構成する辺部側脚部C2の側壁c2と中間部脚部群3を構成する中央寄り脚部C4の側壁c2とを連結する脚部連結リブ8bの肉厚t2を、他の脚部連結リブ8bや最外周リブ連結リブ8aや脚部連結リブ8bや周状スカート・脚部連結リブ8cや桁間連結リブ8dの肉厚t1より厚く形成したものである。
上述したように、隅部脚部群2を構成する辺部側脚部C2の側壁c2と中間部脚部群3を構成する中央寄り脚部C4の側壁c2とを連結する脚部連結リブ8bの肉厚t2を、他の脚部連結リブ8bや最外周リブ連結リブ8aや脚部連結リブ8bや周状スカート・脚部連結リブ8cや桁間連結リブ8dの肉厚t1より厚く形成したことにより、隅部脚部群2及び中間部脚部群3を構成する脚部の数を減らしたことによる合成樹脂製パレットの強度や剛性の低下を補償するようにしたものである。このように、隅部脚部群2を構成する辺部側脚部C2の側壁c2と中間部脚部群3を構成する中央寄り脚部C4の側壁c2とを連結する脚部連結リブ8bの肉厚t2を厚くしても、脚部の数を少なくしているので、合成樹脂製パレットの全体重量が増加するようなことがない。
次に、図8を用いて、本発明のなお更なる別の実施例について説明するが、この実施例においても、上述した実施例における全ての構成部材を含んでいるので、以下においては、上述した実施例と異なる構成部材についてのみ説明する。
この実施例は、図5及び図6に示されている、隅部脚部群2を構成する辺部側脚部C2の側壁c2と中間部脚部群3を構成する中央寄り脚部C4の側壁c2とを連結する脚部連結リブ8bのリブ間隔を、他の脚部C2、C3、C4、C5の相対する側壁2cを連結する脚部連結リブ8bのリブ間隔より狭くするとともに、図7に示されている、隅部脚部群2を構成する辺部側脚部C2の側壁c2と中間部脚部群3を構成する中央寄り脚部C4の側壁c2とを連結する脚部連結リブ8bの肉厚t2を、他の脚部連結リブ8bや最外周リブ連結リブ8aや脚部連結リブ8bや周状スカート・脚部連結リブ8cや桁間連結リブ8dの肉厚t1より厚く形成したものである。このように構成することにより、合成樹脂製パレットの重量を大きく増加することなく、合成樹脂製パレットの強度や剛性を上げることができる。
また、図1〜図4に示されている実施例、図5と図6に示されている実施例、図7に示されている実施例及び図8に示されている実施例において、脚部連結リブ8bが連結されている隅部脚部群2を構成する辺部側脚部C2の側壁c2の肉厚及び同じく、脚部連結リブ8bが連結されている中間部脚部群3を構成する中央寄り脚部C4の側壁c2の肉厚のみを、厚くすることにより、合成樹脂製パレットの強度や剛性を更に上げることができる。
図1は、本発明の合成樹脂製パレットの上方からの斜視図である。 図2は、本発明の合成樹脂製パレットの裏面斜視図である。 図3は、本発明の合成樹脂製パレットの平面図である。 図4は、本発明の合成樹脂製パレットの裏面図である。 図5は、本発明の他の実施例の合成樹脂製パレットの上方からの斜視図である。 図6は、図5に示されている合成樹脂製パレットの裏面図である。 図7は、本発明の更に他の実施例の合成樹脂製パレットの裏面図である。 図8は、本発明のなお更なる他の実施例の合成樹脂製パレットの裏面図である。
符号の説明
C1・・・・・・・・・・・角部脚部
C2、C3・・・・・・・・辺部側脚部
C4・・・・・・・・・・・中央寄り脚部
C5・・・・・・・・・・・中央部脚部
1・・・・・・・・・・・・デッキ
2・・・・・・・・・・・・隅部脚部群
3・・・・・・・・・・・・中間部脚部群
4・・・・・・・・・・・・中央部脚部群
8a・・・・・・・・・・・最外周リブ連結リブ
8b・・・・・・・・・・・脚部連結リブ
8c・・・・・・・・・・・周状スカート・脚部連結リブ
8d・・・・・・・・・・・桁間連結リブ

Claims (5)

  1. デッキの角部に形成された、複数のコップ状の脚部からなる隅部脚部群と、隅部脚部群の中間に形成された、同じく複数のコップ状の脚部からなる中間部脚部群と、デッキの中央部に形成された、同じく複数のコップ状の脚部からなる中央部脚部群とを有する合成樹脂製パレットにおいて、隅部脚部群が、1つの角部脚部と2つの辺部側脚部とにより構成されているとともに、中間部脚部群が、2つの辺部側脚部と1つの中央寄り脚部とにより構成されており、更に、中央部脚部群が、田の字状に配設された4つの中央部脚部により構成されており、また、隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とが脚部連結リブにより連結されているとともに、デッキの辺部には、デッキに対して略垂直に周状スカートが垂下されており、且つ、角部板状部に沿って形成された角部スカート部の高さ及び中間板状部に沿って形成されたスカート部の高さが、角部板状部と中間板状部との間に位置するスカート部の高さより高く形成されていることを特徴とする合成樹脂製パレット。
  2. 隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とを連結する脚部連結リブのリブ間隔が、他の脚部の相対する側壁を連結する脚部連結リブのリブ間隔より狭く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製パレット。
  3. 隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とを連結する脚部連結リブの肉厚が、他のリブの肉厚より厚く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製パレット。
  4. 隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とを連結する脚部連結リブのリブ間隔が、他の脚部の相対する側壁を連結する脚部連結リブのリブ間隔より狭く形成されているとともに、隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁と中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁とを連結する脚部連結リブの肉厚が、他のリブの肉厚より厚く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製パレット。
  5. 脚部連結リブが連結されている隅部脚部群を構成する辺部側脚部の側壁の肉厚及び同じく、脚部連結リブが連結されている中間部脚部群を構成する中央寄り脚部の側壁の肉厚のみが、厚く形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の合成樹脂製パレット。
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